JP2003191146A - 切屑処理装置 - Google Patents

切屑処理装置

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JP2003191146A
JP2003191146A JP2001391394A JP2001391394A JP2003191146A JP 2003191146 A JP2003191146 A JP 2003191146A JP 2001391394 A JP2001391394 A JP 2001391394A JP 2001391394 A JP2001391394 A JP 2001391394A JP 2003191146 A JP2003191146 A JP 2003191146A
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JP
Japan
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dust
chips
dust collecting
cutting chip
collection duct
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JP2001391394A
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English (en)
Inventor
Hiromi Yamazaki
広美 山崎
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Shibaura Machine Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Machine Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 工作機械で長時間に亘る連続加工をしていて
も、加工を停止することなく切屑処理の可能な切屑処理
装置を提供すること。 【解決手段】 工作機械30で発生する切屑20を搬送
する第1の集塵ダクト4と、この第1の集塵ダクト4の
途中から分岐する第2の集塵ダクト5および第3の集塵
ダクト6と、この第2の集塵ダクト5および第3の集塵
ダクト6のいずれか一方を塞ぐ遮蔽手段8と、前記第2
の集塵ダクト5および第3の集塵ダクト6に接続され前
記切屑20を収容するための複数の集塵手段2、3と、
前記遮蔽手段8および前記集塵手段2、3を制御する制
御手段9とで構成されるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械で発生し
た切屑を処理する切屑処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、立旋盤等工作機械の精密化が進ん
でおり、光学機械用部品などの成形用としての高精密立
旋盤が開発されてきている。図4に示すように、この種
の高精密立旋盤である工作機械30では、工作物の加工
面の品質を確保するために、加工によって発生する切屑
20を集塵ノズル34で吸引し、集塵ダクト31を通し
て集塵機32に集めている。集塵機32に集められた切
屑20はバケット33に収容され、作業者は加工終了後
にバケット33を集塵機32より搬出し切屑20を処理
した後、再び集塵機32にセットしている。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】しかしながら、切屑2
0の処理のために加工を中断すると、加工精度が確保で
きないため、ひとたび加工を開始すると途中で停止する
ことができないので、バケット33の収容能力を越える
連続加工ができない。このため、連続加工が数日間に亘
るような加工の場合は、切屑20の処理が支障となり加
工できないという問題があった。集塵機32を大きくし
バケット33の収容能力を大きくすれば良いがそれも限
度がある。
【0004】本発明の目的は、工作機械で長時間に亘る
連続加工をしていても、加工を停止することなく切屑処
理の可能な切屑処理装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
め本発明は、工作機械で発生する切屑を搬送する第1の
集塵ダクト手段と、この第1の集塵ダクト手段の途中か
ら分岐する第2および第3の集塵ダクト手段と、この第
2および第3の集塵ダクト手段のいずれか一方を塞ぐ遮
蔽手段と、前記第2および第3の集塵ダクト手段に接続
され前記切屑を収容するための複数の集塵手段と、前記
遮蔽手段および前記集塵手段を制御する制御手段と、を
有して成ることを特徴とする切屑処理装置とした。これ
により、集塵手段のバケットが一杯になっても、もう1
台の集塵手段に切屑を集めることができるようにしたの
で工作機械を停止することなく切屑の処理ができるよう
になった。
【0006】好適には、前記集塵手段各々は、切屑を収
容する切屑受けを内部に有する集塵機としたことを特徴
とする切屑処理装置とした。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図3により説明する。図1は本発明に係る切屑処理装
置全体の構成を示す全体図である。図2は集塵機の構成
図である。図3は集塵ダクトの分岐部を示し、(A)は
上面の断面図であり、(B)は側面図である。
【0008】切屑処理装置1は、高精密立旋盤である工
作機械30で発生する切屑20を搬送する集塵ダクト4
を備え、この集塵ダクト4の途中には、集塵ダクト5、
6に分岐する分岐部7を備えている。この分岐部7に
は、前記集塵ダクト5、6のいずれか一方を塞ぐ遮蔽板
22を備えた遮蔽装置8が設けられている。さらに、前
記集塵ダクト5、6の後部には切屑20を集める集塵機
2、3が接続され、この集塵機2、3および前記遮蔽装
置8を制御する制御装置9を備えている。
【0009】集塵ダクト4は、工作機械30の切屑発生
部から切屑20を吸引するための集塵ノズル34を備
え、吸引した切屑20を集塵機2、3まで搬送するよう
になっている。
【0010】分岐部7は、集塵ダクト5、6に分岐して
おり、それぞれの集塵ダクト5、6に切屑20を滞るこ
となく流せるようにY字形状をしている。
【0011】図3に示すように、遮蔽装置8は、遮蔽板
22と、アクチュエータとしての揺動モータ25から構
成されている。遮蔽板22は、中心軸23を中心に点A
および点B間を揺動できるようになっており、前記集塵
ダクト5、6のいずれか一方を塞ぎ、集塵機2、3のど
ちらに切屑20を流すかを切換えるようになっている。
アクチュエータは電気駆動でも、例えばエアのような流
体駆動でも可能である。
【0012】図2に示すように、集塵機2、3には、本
体21の側面上部に集塵ダクト5、6に接続される吸込
口14が設けられ、本体21内部の中心部には、吸込口
14から搬送されてくる切屑20を落とし込むためのホ
ッパー13が備えられている。ホッパー13は、切屑2
0が落下し易い漏斗形状をしており、下部には絞られた
落し口26が設けられている。ホッパー13の上部に
は、切屑20がブロア16に流入するのを防ぐためのフ
ィルタ15が取り付けてある。
【0013】また、集塵機2、3には、ブロワ16が設
置され、ブロア16の先には、排気ダクト19と、外気
に放出する排出口28を備えている。ホッパー13の下
部には、切屑20を収容するバケット10a、10bが
移動可能に設置されている。そして、バケット10a、
10bの下部には、バケット10a、10bの質量を検
出するセンサ11が設けられている。また、本体21の
側面には、バケット10a、10bを搬出する時に開く
ための扉27が設けられている。
【0014】バケット10a、10bの切屑20の量
は、光センサあるいはイメージセンサによる検出も可能
である。また、切屑20を収容する場所は、バケット1
0a、10bではなく、受け皿でもよく、受け皿に収容
した切屑を掻き出して排出することも可能である。
【0015】さらに、本体21の側面には、集塵機2、
3を運転するため制御盤12が取り付けられており、そ
して、制御盤12は、制御装置9と接続されている。制
御盤12の表面には、集塵機2、3を操作するため各種
押ボタンスイッチ、切換スイッチ、ランプなどが取り付
けてある。
【0016】制御装置9は、集塵機2、3の切屑20の
収容状態を監視し、切屑20が所定の量になったことを
検出すると、遮蔽装置8の遮蔽板22を切換えるととも
に、停止している集塵機を起動させ、そして運転してい
た集塵機を停止させるようになっている。
【0017】次に、前述のように構成された切屑処理装
置1の作用を図1〜図3により説明する。集塵機2、3
は、いずれのバケット10a、10bも空で、共に運転
できる状態にある場合、制御装置9は、集塵機3を停止
状態とし、集塵機2を運転する。同時に集塵ダクト4の
途中に設けられた分岐部7の遮蔽装置8の揺動モータ2
5を起動し、集塵ダクト6側を遮蔽板22で塞ぎ、切屑
20が集塵ダクト5側に搬送されるようにする。これ
で、工作機械30の切屑発生部から吸引した切屑20は
集塵ダクト4および5を通して集塵機2に搬送される。
【0018】図2に示すように、切屑20は、ブロア1
6によりエアと一緒に吸込口14からホッパー13部に
吸引される。切屑20は、ホッパー12内で落下し、吸
引されたエアはフィルタ15を通過して排気ダクト19
を通り、排気口28より空中に排出される。
【0019】ホッパー13に落下した切屑20は、下部
の落し口26よりバケット10aに投入される。バケッ
ト10aが所定の質量になると、バケット10aの下部
に設けられたセンサ11は所定の質量になったことを検
出し、検出した信号は制御盤12を介して制御装置9に
送られる。制御装置9は、前記信号を受けると集塵機3
の運転を開始するとともに、集塵機2の運転を停止す
る。同時に分岐部7の遮蔽装置8の揺動モータ25を起
動させ集塵ダクト5側を遮蔽板22で塞ぎ、切屑20が
集塵ダクト6側に搬送されるようにする。
【0020】このように、片方の集塵機のバケット10
aあるいは10bが一杯になっても、もう一方の集塵機
に運転を切換えるので加工によって発生する切屑20の
処理は連続的に行なうことができる。
【0021】作業者は、集塵機2の扉27を開き、バケ
ット10aを搬出し切屑20を処理した後、再び集塵機
2にセットする。作業が終了したことを、制御盤12に
設けられているスイッチの操作により、制御装置9に知
らせることにより集塵機2は、運転可能な状態となる。
次に、集塵機3のバケット10bが一杯になると、前述
と同様に、集塵機3を停止し、集塵機2を運転し、遮蔽
装置8を切換える。
【0022】このようにして、バケット10aあるいは
10bが一杯になると制御装置9は、自動的に切屑20
を集塵する側の集塵機を選択して運転を切換えるので、
切屑20は連続して処理される。従って、工作機械30
は加工を停止することなく、数日に亘る長時間の連続加
工も可能となる。
【0023】なお、本発明は前記実施形態に限定される
ものではなく、本発明を達成できる範囲での変形、改造
等は本発明に含まれるものである。例えば、本実施形態
では、制御装置9で自動的に、集塵機2、3および遮断
装置8の運転を制御するようにしていたが、これに限ら
ずそれぞれ単独に手動で行なっても良い。また、本実施
形態では、集塵機を2台接続したものだが、さらに3
台、4台と増やすことも可能である。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
2台の集塵機を設け、切換えて運転するようにしたの
で、工作機械で長時間に亘る連続加工をしていても、加
工を停止することなく切屑処理の可能な切屑処理装置と
なった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のに係る切屑処理装置全体の構成を示す
全体図である。
【図2】本発明に係る集塵機の構成図である。
【図3】本発明のダクトの分岐部を示し、(A)は上面
の断面図である。(B)は側面図である。
【図4】従来の切屑処理装置全体の構成を示す全体図で
ある。
【符号の説明】
1 切屑処理装置 2、3 集塵機 4、5、6 集塵ダクト 7 分岐部 8 遮蔽装置 9 制御装置 10a、10b バケット 11 センサ 12 制御盤 13 ホッパー 14 吸入口 15 フィルタ 16 ブロア 19 排気ダクト 20 切屑 22 遮蔽板 23 中心軸 25 揺動モータ 26 落し口 27 扉 28 排気口 30 工作機械 34 集塵ノズル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工作機械で発生する切屑を搬送する第1
    の集塵ダクト手段と、 この第1の集塵ダクト手段の途中から分岐する第2およ
    び第3の集塵ダクト手段と、 この第2および第3の集塵ダクト手段のいずれか一方を
    塞ぐ遮蔽手段と、 前記第2および第3の集塵ダクト手段に接続され前記切
    屑を収容するための複数の集塵手段と、 前記遮蔽手段および前記集塵手段を制御する制御手段
    と、を有して成ることを特徴とする切屑処理装置。
  2. 【請求項2】 前記集塵手段各々は、切屑を収容する切
    屑受けを内部に有する集塵機としたことを特徴とする請
    求項1に記載の切屑処理装置。
JP2001391394A 2001-12-25 2001-12-25 切屑処理装置 Pending JP2003191146A (ja)

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