JP2003188948A - 携帯端末装置 - Google Patents

携帯端末装置

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JP2003188948A
JP2003188948A JP2001386326A JP2001386326A JP2003188948A JP 2003188948 A JP2003188948 A JP 2003188948A JP 2001386326 A JP2001386326 A JP 2001386326A JP 2001386326 A JP2001386326 A JP 2001386326A JP 2003188948 A JP2003188948 A JP 2003188948A
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Morio Akutsu
盛雄 阿久津
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音声とテキスト形式の相互変換を可能にし、
目や耳に障害を持つ人同士の間でもコミュニケーション
がとれるようにした携帯端末装置を提供する。 【解決手段】 携帯電話機100は、送受信部2、キー
入力部5、ディスプレィ8、スピーカ12、マイク1
6、制御部4等に加え、マイク16からの音声を音声認
識してテキストデータを生成する音声認識部15、受信
されたテキストデータを音声合成により音声にしてスピ
ーカ12から出力する音声合成部10を備える。制御部
4は、マイク16の音声を音声認識部15によりテキス
ト化したデータを送受信部2を介して送信する制御を発
呼側又は着信側の設定に応じて実行すると共に、送受信
部2で受信したテキストデータを表示制御部7を介して
ディスプレィ8に表示すると共に、受信したテキストデ
ータを音声合成部10で音声合成してスピーカ12から
出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯端末装置に関
し、特に、健常者、目の不自由な人、耳の不自由人の相
互間でいずれの人にも内容を理解しうる通信が行なえる
ようにする携帯端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯端末装置には、携帯電話機、PHS
(Personal Handyphone System)電話機、無線通信機能を
有するPDA(Personal Digital Assistant)装置等が
あり、携帯電話機やPHS電話機では本来の電話による
通信のほか、メール、インターネット接続等が可能な機
種が多くなっている。また、PDA装置では、本来のパ
ソコン的な利用形態のほか、携帯電話の機能を備えたも
のがある。このような携帯端末装置は、複数のキー(数
字キー、記号キー、機能キー等)と液晶等によるディス
プレィを備えて構成されている。さらに、キー(ボタ
ン)に代えてタッチパネルを用いてキーを不要にしたた
機種や、パケット機能、チャット機能、ゲーム機能、ス
ケジュール機能等の多機能化を図った機種等もある。
【0003】このような携帯端末装置は、その利用者と
して、殆どが大量生産の可能な健常者を対象にしてい
る。このため、目の不自由な人にとっては音声出力は有
効であるがディスプレィは役にたたず、耳の不自由な人
にとってはディスプレィは有効であるが音声出力は役に
たたない。
【0004】図4は、使用者が健常者の場合とその他の
人の場合における携帯端末装置の利用形態を示す。ここ
では、いずれの携帯端末装置も電話機能(電話モード)
とデータ通信機能(テキストモード)を備えた健常者が
対象の仕様であるとする。また、目の不自由な人は耳に
障害がなく、耳の不自由な人は目に障害がないものとす
る。目と耳の両方が不自由な人は、点字による入・出力
手段を備えた専用の機種を用いることになる。
【0005】健常者が利用する携帯端末装置401は、
目及び耳が自由であるため、電話モード又はテキストモ
ードの何れかを任意に選択して利用することができる。
目の不自由な人が利用する携帯端末装置402は、利用
者が耳が聞こえるので電話モードを利用できるが、ディ
スプレィを見ることができないのでテキストモードの利
用はできない。また、耳の不自由な人が利用する携帯端
末装置403は、ディスプレィを見ることが可能なので
テキストモードを利用できるが、音は聞くことができな
い為、電話モードは利用することができない。
【0006】したがって、携帯端末装置401と携帯端
末装置402との間の接続においては、両者間では音声
(又は音情報)による通常の電話(伝送形態404)が
可能である。しかし、携帯端末装置401から携帯端末
装置402へテキストを送っても、携帯端末装置402
を使用する目の不自由な人には通じない(この逆は可
能)。しかし、携帯端末装置401が「テキスト→音
声」に変換して送信(伝送形態405)する変換手段を
備えるか、携帯端末装置402が携帯端末装置401か
ら受信したテキストに対して「テキスト→音声」に変換
する変換手段を備えていれば、目の不自由な人はテキス
トの内容を理解することができる。
【0007】一方、携帯端末装置401と携帯端末装置
403との間の接続においては、携帯端末装置403で
はテキスト表示のみの利用になるので、テキストを直接
に伝送(伝送形態406)するか、携帯端末装置401
の使用者の音声をテキストに変換して伝送(伝送形態4
07)することにより、耳の不自由な人に通話内容を伝
達することができる。このケースにおいては、携帯端末
装置403から携帯端末装置401へ通話内容を伝える
には、携帯端末装置403側で「テキスト→音声」の変
換手段を介して送信(伝送形態408)するか、携帯端
末装置401側で「テキスト→音声」に変換すれば可能
である。
【0008】さらに、携帯端末装置402と携帯端末装
置403との間の接続においては、それぞれが音声かテ
キストの一方のみの利用となる。携帯端末装置402か
ら携帯端末装置403へは、携帯端末装置403の使用
者がテキストのみの利用となるので、携帯端末装置40
2からは直接にテキストを送信(伝送形態409)する
か、携帯端末装置402の使用者の音声をテキストに変
換して送信(伝送形態410)により耳の不自由な人に
通話内容を伝達することができる。また、携帯端末装置
403から携帯端末装置402へは、携帯端末装置40
2の使用者が音声のみの利用となるので、携帯端末装置
403で「テキスト→音声」の変換手段を介して送信
(伝送形態411)するか、携帯端末装置402側で
「テキスト→音声」に変換すれば可能である。
【0009】以上のような相互通信を可能にするものと
して、特開平9−116648号公報がある。図5は、
この公報における通信形態を示す。マルチメディア対応
の携帯用情報端末機501と携帯用情報端末機502と
は、音声信号による伝送が可能な通信回線503を介し
て接続されている。携帯用情報端末機501はPDA装
置に相当し、携帯用情報端末機502はパーソナルコン
ピュータに相当する。携帯用情報端末機501は、入力
した文字データを音声合成する音声合成装置、この音声
合成装置からの音声合成信号を音声信号に変換する音声
変換装置、この音声変換装置からの音声信号を回線へ出
力するモデム、相手側からの音声信号を音声認識する音
声理解装置、この音声理解装置による認識結果を文字に
変換してディスプレィに表示させる文字変換装置を備え
て構成されている。
【0010】通信回線503における伝送は音声信号に
なるため、いずれの携帯用情報端末機からも、送出及び
受信される信号は音声信号になる。しかし、携帯用情報
端末機501及び携帯用情報端末機502は、耳の不自
由な人にも使えるように文字入力が行え、入力された文
字を音声合成装置及び音声変換装置により文字情報を音
声情報にして送出できると共に、音声化されたテキスト
情報を音声理解装置及び文字変換装置により音声情報を
文字情報に変換することができる。例えば、携帯用情報
端末機501の使用者が健常者であり、携帯用情報端末
機502の使用者が耳の不自由な人であれば、携帯用情
報端末機501から文字情報を音声化して伝送し、携帯
用情報端末機502において受信した音声情報をテキス
トに変換して表示すれば、情報を取得することができ
る。逆に、携帯用情報端末機502から携帯用情報端末
機501への通信は、携帯用情報端末機502において
文字情報を音声化して伝送し、携帯用情報端末機501
では受信した音声情報をテキストに変換して表示するこ
とにより、情報が伝達される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の携帯端
末装置によると、特開平9−116648号公報の構成
では、肉声を伝送するのではなくテキスト(文字)を音
声化して伝送し、受信側でテキストに戻する方法をとっ
ており、携帯端末装置を健常者及び耳の不自由な人が使
用する限りは問題ないが、目が不自由な人にはテキスト
(文字)を見ることができないので、使用することがで
きない。目が不自由な人にも使用できるようにするに
は、図4に示した伝送形態406,407,409,4
10を使えるようにする必要がある。
【0012】そこで本発明の目的は、音声とテキスト形
式の相互変換を可能にし、目や耳に障害を持つ人同士の
間でもコミュニケーションがとれるようにした携帯端末
装置を提供するにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、文字入力手段と、前記文字入力手段によ
り入力された内容及び受信したテキストデータの表示が
可能なディスプレィと、音声入力手段と、音声出力手段
と、前記音声入力手段による音声の送受信及び前記文字
入力手段を用いて作成されたテキストの送信を行う無線
により行なう送受信手段を備えた携帯端末装置におい
て、前記音声入力手段による音声を音声認識してテキス
トデータを生成する音声/テキスト変換手段と、前記受
信したテキストデータを音声合成により音声信号に変換
するテキストデータ/音声変換手段と、前記送受信手段
を介して行なわれる前記音声/テキスト変換手段による
テキストデータの送信を発呼側又は着信側の設定内容に
応じて実行すると共に、前記受信したテキストデータを
前記ディスプレィに表示すると同時に受信したテキスト
データを前記テキストデータ/音声変換手段により音声
合成した音声を出力させる制御手段を備えることを特徴
とする携帯端末装置を提供する。
【0014】この構成によれば、着信側の携帯端末装置
の使用者の状況、例えば、耳や目に障害がある場合であ
っても、これに応じて発呼側から音声→テキスト変換し
たテキストデータが送信され、着信側では受信したテキ
ストデータがディスプレィに表示され、同時に、着信側
ではテキストデータ/音声変換手段によりテキストデー
タを音声合成した音声が出力される。したがって、耳が
不自由な人はディスプレィに表示されたテキストから通
信内容を把握でき、目が不自由な人は音声合成された音
声の出力から通信内容を把握することができるので、健
常者と障害者の間のほか、目や耳に障害を持つ人同士で
あっても通信が可能になり、携帯端末装置を通してあら
ゆる立場の人がコミュニケーションがとれるようにな
る。
【0015】
【発明の実施の形態】
【0016】以下、本発明の実施の形態を図面に基づい
て説明する。以下においては、携帯端末装置が携帯電話
機であるとする。図1は、本発明の携帯端末装置の一実
施の形態を示す。携帯電話機100は、アンテナ1、送
受信手段としての送受信部2、データ変換部3、制御手
段としての制御部4、文字入力手段としてのキー入力部
5、記憶部6、表示制御部7、ディスプレィ8、音声処
理部9、テキストデータ/音声変換手段としての音声合
成部10、スイッチ11、音声出力手段としてのスピー
カ12、スイッチ13、音声処理部14、音声/テキス
ト変換手段としての音声認識部15、及び音声入力手段
としてのマイクロホン(以下、マイク)16を備えて構
成されている。
【0017】アンテナ1は、本体に伸縮自在に取り付け
られたホイップアンテナである。送受信部2は、基地局
との間で予め決められた変調方式により音声やデータを
送受信する。データ変換部3は、送受信部2からの受信
信号を復号化し、音声データであれば音声処理部9に送
り、その他のデータであれば制御部4又は音声合成部1
0に供給するほか、音声処理部9,14、音声認識部1
5からの音声データや制御回路4からのデータを符号化
して送受信部2に供給する。制御部4はCPU4aのほ
か、ROM及びRAMを備えて構成され、キー入力部5
から入力される各種指令やデータ記憶部24に記憶され
た設定内容に従って各部を制御する。キー入力部5は、
複数のキー(テンキー、記号キー、機能キー等)又はボ
タンを備え、ユーザーの押下操作に応じて当該キーに対
応する情報が入力される。記憶部6は、電話帳、スケジ
ュール帳、ユーザにより設定された各種設定内容等を記
憶する半導体メモリを備えている。表示制御部7は、制
御部4の管理のもとにディスプレィ8の表示制御を行
う。ディスプレィ8は液晶表示器を用いて構成され、例
えば、8〜15文字×6〜14行程度の文字を表示する
ことができる。
【0018】音声処理部9は、データ変換部3からの音
声データを音声信号に変換して出力する。音声合成部1
0は、データ変換部3からの音声のPCM(パルスコー
ド変調)データ(テキストデータ)に変換し、このデー
タを音声信号にする。スイッチ12は、制御部4の制御
のもとに音声処理部9又は音声合成部10の出力端子の
いずれかをスピーカ12に接続する。スイッチ13は、
制御部4の制御のもとに音声処理部14又は音声認識部
15のいずれかの出力を選択してデータ変換部3へ供給
する。音声処理部14は、マイク16からの音声信号を
デジタルデータ(音声データ)に変換する。音声認識部
15はマイク16からの音声信号をテキストデータに変
換する。電話モードにおいては、スピーカ12は受話器
として機能し、マイク16は送話器として機能する。
【0019】図2は、図1の携帯電話機の発呼時の処理
を示す。以下のフローチャートにおいては、ステップを
“S”で表している。ここでは、発呼側も、着信側も図
1に示した構成の携帯電話機を用いているものとする。
また、携帯電話機は、従来からの電話モードとテキスト
モードのほか、本発明にかかる「テキスト送信要求」に
かかる第3のモードを使用することができる。以下にお
いては、この第3のモードを主に説明する。
【0020】本発明においては、目の不自由な人や耳の
不自由な人が使用している携帯電話機100か否かにつ
いては、通信(通話)相手側が事前に承知していない限
り、把握できない。そこで、通信開始時に目の不自由な
人や耳の不自由な人が使用している携帯端末装置側から
回線接続後、通知(テキスト送信要求)を行えるように
している。その設定は、メニュー画面から定められたキ
ー操作により設定し、或いは携帯端末装置の本体表面に
専用のキー(他の機能と兼用であってもよく、例えば、
3秒以上押し続けたときに「テキスト送信要求」が行わ
れるようにしてもよい)を設けておけば、キーを押下し
たときに通知が行われるようになる。また、発呼側の携
帯電話機100の使用者が最初から通信相手が障害のあ
る人であることを知っている場合には、指定されている
キーの操作により予め「テキスト送信要求」と同機能の
「テキスト変換モード」を設定することができる。
【0021】図2において、電源オン状態にあるとき、
発呼側の使用者は、上記した「テキスト変換モード」の
設定を必要に応じて行なうことができる(S201)。
ついで、電話マークのボタンを押下するなどしてオフフ
ックを行うと(S202)、制御部4は送受信部2及び
データ変換部3を動作させることにより、基地局の呼び
出しが行われる。基地局を介して相手側との間で接続が
完了すると(S203)、制御部4は着信側(相手側)
から「テキスト送信要求」が来ているか、又は自機で
「テキスト変換モード」が設定されているかを判定する
(S203)。「テキスト送信要求」が来ておらず、ま
た「テキスト変換モード」も設定されていないとき、音
声処理部9,14を用いて通常の音声による電話モード
を実行する(S211)。この過程において、電話が終
了し、使用者がオンフックを行えば(S212)、回線
が切断される(S213)。
【0022】着信側から「テキスト送信要求」が来てい
る場合、発呼側の携帯電話機100には、“通信先から
テキスト送信要求が出ています”等のメッセージをディ
スプレィ8に表示させる(S205)。このメッセージ
を見た発呼側の使用者は、相手が目の不自由な人か耳の
不自由な人であることを知ることができる。相手からの
「テキスト送信要求」に対応するコマンドを制御部4が
検知すると、制御部4はスイッチ11と13を共にb接
点側に切り換える。発呼側の使用者がマイク16に向か
って話すと(S206)、その音声が音声認識部15に
より音声認識され、テキストデータが生成される(S2
07)。このテキストデータはディスプレィ8に表示さ
れる(S208)。この表示により、使用者は自分の発
声した内容が正確に「音声→テキスト」変換されたか否
かを確認することができる。内容に間違いがなければ
(S209)、予め指定されているボタンを押下する。
これにより、音声認識部15で生成されたテキストデー
タは、スイッチ13を介してデータ変換部3に送られ、
送信のためのデータに変換される(S210)。これに
より、発呼側の携帯電話機100から入力された音声内
容が、テキストデータで伝送され、このテキストデータ
が相手側の携帯電話機(携帯端末装置)で受信され、そ
の携帯電話機のディスプレィ8に表示される。通信が終
了し、オンフックが行われれば(S212)、回線が切
断される(S213)。
【0023】図3は、図1の携帯電話機の着信時(受信
時)における処理を示す。電源オン状態にあるとき、耳
が不自由な人は、使用している携帯電話機100をテキ
ストにより送信してくれるように「テキスト送信要求」
の設定(上記発呼時の場合と同様に、メニュー画面から
のキー操作、或いは専用のキーを操作して設定)を予め
行っておく(S301)。また、携帯電話機100の使
用者が目の不自由な人である場合には、音声のみの送信
要求を設定する(S301)。
【0024】基地局からの電波をアンテナ1を介して送
受信部2が受信して着信が検出され(S302)、これ
に対してオフフックが行われると(S303)、制御部
4はS301の設定内容をチェックし(S304)、
「テキスト送信要求」でない場合には電話モードが実行
される(S310)。一方、「テキスト送信要求」が設
定されていれば、制御部4は発呼側から送られてきたテ
キストデータを表示制御部7を介してディスプレィ8に
表示させ(S305)、同時に、音声合成部10により
音声合成された音声をスイッチ11を介してスピーカ1
2より出力させる。これにより、携帯電話機100の使
用者が目の不自由な人、耳の不自由な人を問わず発呼側
からの情報を理解することができる。着信側から送信し
たい場合、キー入力部5から文字入力を行えば、データ
変換部3で送信用のデータに変換された後、テキストデ
ータとして送信される(S307)。通信又は通話が終
了し、オンフックが行われると(S308)、回線が切
断される(S309)。
【0025】以上のように、本発明によれば、音声同志
の通信は勿論のこと、発呼側では「音声→テキスト」変
換を行って回線側(基地局側)へ送信でき、着信側では
テキストの表示と共に、その内容を同時に音声合成によ
り音声出力できるため、図4に示した8つの伝送形態の
全てを実現できる。この結果、従来は実現出来なかった
目の不自由な人が使用する携帯電話機と耳の不自由な人
が使用する携帯電話機との間の相互通信が、本発明によ
り可能になる。
【0026】上記実施の形態において、「テキスト送信
要求」を着信側から発呼側へ通知するものとしたが、発
呼側の携帯電話機の電話帳にテキスト伝送のみを示す登
録を予め行えるようにし、その登録がある電話番号に対
しては自動的に音声認識と音声合成を用いたテキスト伝
送が実行されるようにしてもよい。
【0027】上記実施の形態においては、図2のS20
7及びS208においてテキストデータの表示と同時に
音声出力を行い、また、図3ではテキストデータの表示
(S305)とその音声を音声合成により出力(S30
6)するものとしたが、例えば、携帯端末装置(携帯電
話機)が目の不自由な人のみを対象にした専用機であれ
ば、S208及びS305表示処理は省略してもよい。
同様に、耳の不自由な人のみを対象にした専用機であれ
ば、S306の音声出力処理は省略することができる。
【0028】
【発明の効果】以上より明らかなように、本発明の携帯
端末装置によれば、発呼側又は着信側の設定に応じて、
発呼側から音声→テキスト変換したテキストデータが送
信され、着信側では受信したテキストデータがディスプ
レィに表示され、同時に、着信側ではテキストデータ/
音声変換手段によりテキストデータを音声合成した音声
が出力されるようにしたので、健常者と障害者の間のほ
か、目や耳に障害を持つ人同士であっても通信が可能に
なり、携帯端末装置を通してあらゆる立場の人がコミュ
ニケーションがとれるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯端末装置の一実施の形態を示すブ
ロック図である。
【図2】図1の携帯端末装置の発呼時の処理を示すフロ
ーチャートである。
【図3】図1の携帯電話機の着信時(受信時)における
処理を示すフローチャートである。
【図4】使用者が健常者の場合とその他の人の場合にお
ける携帯端末装置の利用形態を示す説明図である。
【図5】従来の携帯端末装置における通信形態を示す説
明図である。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 送受信部 3 データ変換部 4 制御部 5 キー入力部 6 記憶部 7 表示制御部 8 ディスプレィ 9 音声処理部 10 音声合成部 11,13 スイッチ 12 スピーカ 14 音声処理部 15 音声認識部 16 マイク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字入力手段と、前記文字入力手段によ
    り入力された内容及び受信したテキストデータの表示が
    可能なディスプレィと、音声入力手段と、音声出力手段
    と、前記音声入力手段による音声の送受信及び前記文字
    入力手段を用いて作成されたテキストの送信を行う無線
    により行なう送受信手段を備えた携帯端末装置におい
    て、 前記音声入力手段による音声を音声認識してテキストデ
    ータを生成する音声/テキスト変換手段と、 前記受信したテキストデータを音声合成により音声信号
    に変換するテキストデータ/音声変換手段と、 前記送受信手段を介して行なわれる前記音声/テキスト
    変換手段によるテキストデータの送信を発呼側又は着信
    側の設定内容に応じて実行すると共に、前記受信したテ
    キストデータを前記ディスプレィに表示すると同時に受
    信したテキストデータを前記テキストデータ/音声変換
    手段により音声合成した音声を出力させる制御手段を備
    えることを特徴とする携帯端末装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記音声/テキスト変
    換手段により生成したテキストデータを前記ディスプレ
    ィに表示することを特徴とする請求項1記載の携帯端末
    装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記着信側の状況とし
    て、発呼に対する前記着信側からのテキスト送信要求で
    あることを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、テキストの送信のみを
    発呼側に要求する情報をユーザーにより設定可能な機能
    を備えることを特徴とする請求項1記載の携帯端末装
    置。
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