JP2002051116A - 移動体通信装置 - Google Patents

移動体通信装置

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JP2002051116A
JP2002051116A JP2000234539A JP2000234539A JP2002051116A JP 2002051116 A JP2002051116 A JP 2002051116A JP 2000234539 A JP2000234539 A JP 2000234539A JP 2000234539 A JP2000234539 A JP 2000234539A JP 2002051116 A JP2002051116 A JP 2002051116A
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JP2000234539A
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Toshihiro Teranishi
俊裕 寺西
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話機による音声通話において、ユーザ
の希望する効果音を、希望するタイミングで送出する。 【解決手段】 効果音送出ボタン107は、パネル面に
設けられ、効果音の送出を指示する。記憶装置203に
は予め効果音データが記憶される。制御部205は、効
果音送出ボタン107からの信号を受信し、効果音デー
タを記憶装置から読み出す。効果音ミキサー202は、
制御部205により読み出された効果音データとユーザ
により入力された音声データとを合成する。この効果音
ミキサーの出力をディジタルデータに変換し、発信する
発信手段を備えることにより、効果音を音声に付加して
送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車電話、携帯
電話、簡易携帯電話(PHS)、衛星移動体通信装置に
おける通信用端末とその端末が有する機能に関し、特に
効果音再生機能を有する移動体通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術では、特開平9−18964
号公報に示されるように、通話時に感性効果を高めた
り、発呼場所を相手にさとられることなく通話が出来る
ようにした移動体通信システムが発明されている。この
発明では、BGMその他の所定の音声信号は、携帯電話
機側ではなく基地局側に格納されており、BGMその他
の所定の音声信号を送信音声信号に付加して送信する場
合は、相手先の電話番号を入力する際に、BGM音声付
加要求信号をあらかじめ指定することにより行われる。
【0003】また、特開平4−275749号公報で
は、日常生活での電話の会話をより楽しくすることので
きる、電話回線と電話機との間に接続する電話用音響装
置についての発明が示されており、電話用音響装置は、
電話回線と電話機の間に接続される。電話用音響装置が
なければ、その発明の効果を得ることができない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平9−1
8964号公報に示される発明では、BGMその他の所
定の音声信号は、ダイヤル時に指定するため、通話中に
変更することはできない。また、BGMその他の所定の
音声信号を送出するタイミングは、通話開始からのみ
で、通話中の任意のタイミングでBGMを通話音声に付
加して送出することができず、また一度指定したBGM
は、音声通話が終了するまで変更できないため、BGM
の送出を自由にコントロールすることができない。
【0005】また、特開平4−275749号公報に示
される発明では、BGMを発生させる電話用音響装置
は、電話回線と電話機の間に接続されるため、電話用音
響装置がなければ、その発明の効果を得ることができな
い。携帯電話機の使用形態を考えると、携帯電話機以外
に特別な周辺機器を準備することなく、日常生活での電
話の会話をより楽しくすることのできる装置であること
が望まれる。
【0006】この発明は、このような事情を考慮してな
されたもので、その目的は、携帯電話機以外に余分な外
部装置を携行することなく、また、現在の携帯電話機の
構成を大幅に変更することなく、ユーザの希望する効果
音を希望するタイミングで送出できる携帯電話機を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の発明は、パネル面に設けられ、効
果音の送出を指示する効果音送出ボタンと、予め効果音
データが記憶された記憶装置と、効果音送出ボタンから
の信号を受信し、効果音データを記憶装置から読み出す
制御部と、効果音データをアナログ信号に変換するディ
ジタル/アナログ変換器と、ディジタル/アナログ変換
器の出力とユーザにより入力された音声信号とを合成す
る効果音ミキサーと、効果音ミキサーの出力を発信する
発信手段とを備えた移動体通信装置であることを特徴と
する。
【0008】請求項2記載の発明は、予め効果音データ
がキーワードとの対応の上で記憶された記憶手段と、ユ
ーザによって入力された音声信号に含まれるキーワード
を検出する音声認識手段と、音声認識手段がキーワード
を検出した時、記憶手段からキーワードに対応する効果
音データを読み出す制御部と、制御部によって読み出さ
れた効果音データをアナログ信号に変換するディジタル
/アナログ変換器と、ディジタル/アナログ変換器の出
力とユーザにより入力された音声信号とを合成する効果
音ミキサーと、効果音ミキサーの出力を発信する発信手
段とを備える移動体通信装置であることを特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載の発明において、効果音データは、押下された
テンキーに対応して記憶装置内の格納アドレスから読み
出されることを特徴とする。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載の発明において、効果音を通話音声に付加して
送信する効果音送出モードと、携帯電話機を操作するた
めの通常モードとを切り替えるモード切替ボタンを有す
ることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の実施
の形態である携帯電話機の外観図である。携帯電話機1
01は、筐体前面に、オフフックボタン102、オンフ
ックボタン103、テンキーボタン104、および、モ
ード切替ボタン105からなるキー操作部106が配置
されている。オフフックボタン102は、着信あるいは
発信時にボタンを押下することにより、通話状態に移行
し、オンフックボタン103は、通話状態でボタンを押
下することによって、待受状態へ移行する。
【0012】モード切替ボタン105は、音声通話時に
効果音を通話音声に付加する「効果音送出モード」と効
果音を送出しない「通常モード」の2つのモードを切り
替える。モード切替ボタン105は、通話状態、待受状
態のどちらの状態でもキー押下は有効とする。また筐体
側面には、効果音送出ボタン107が配置されており、
通話状態であり、かつ効果音送出モードである場合、効
果音送出ボタン107を押下することで効果音送出手段
を実行する。
【0013】テンキーボタン104は、「0〜9」、
「#」、「*」から構成され、接続先相手の電話番号を
入力したり、あるいは、各キーに割り当てられたひらが
な、カタカナ、記号を入力する時に使用する。テンキー
ボタン104により入力した内容は、表示部108にて
表示される。テンキーボタン104を押下して入力した
接続先相手の電話番号は、オフフックボタン102を押
下することによって発信することができる。
【0014】また、効果音送出ボタン107の押下によ
り効果音送出手段を実行するのと同様に、通話状態であ
り、かつ、効果音送出モードである場合、テンキーボタ
ン104を押下することにより効果音送出手段を実行す
ることが可能である。効果音送出ボタン107は、頻繁
に送信される効果音に対応したテンキーボタン104の
内容を登録できるショートカットキーの役割を持たせて
もよい。
【0015】アンテナ109は、携帯電話機の上面に取
り付けられており、レシーバ110は、表示部108の
上側に取り付けられ、マイク111は、キー操作部10
6の下側に取り付けられる。
【0016】図2は、本発明の実施の形態である携帯電
話機の回路構成を示すブロック図である。まず、テンキ
ー入力部210は、テンキーボタン104、オフフック
ボタン102、オンフックボタン103,電源ボタン1
12から構成され、ユーザとのインターフェースを提供
する。テンキー入力部210により入力されたキー信号
は、制御部205に入力され、入力した内容を表示部2
09で表示する。
【0017】モード切替ボタン105、効果音送出ボタ
ン107は、効果音送出手段を実行するための重要な役
割を果たすインターフェース部であり、モード切替ボタ
ン105、効果音送出ボタン107により入力されたキ
ー信号は、制御部205に入力される。
【0018】マイク111は、ユーザが入力した音声デ
ータをアナログ信号に変換し、変換したアナログ音声デ
ータを効果音ミキサー202に入力する。効果音ミキサ
ー202は、記憶装置203(ROM203aあるいは
RAM203b)の所定のアドレスに格納されている効
果音データとマイク111から入力されたアナログ音声
データとの合成音声データを作成する。記憶装置203
(ROM203aあるいはRAM203b)の所定のア
ドレスに格納されている効果音データは、ディジタル信
号のデータ形式で格納されている。したがって、効果音
ミキサー202で合成音声を作成する場合は、D/A
(ディジタル/アナログ)変換器でディジタル信号から
アナログ信号へ変換したあと、マイク201から入力さ
れるアナログ音声データと合成する。
【0019】ここで、効果音送出手段について図4を用
いて詳細に説明する。まず、効果音の送出は、音声通話
状態であり、かつ、効果音送出モードの状態で、テンキ
ー入力部210、または、効果音送出ボタン107が押
下された場合に実行される。したがって、効果音の送出
を行うためには、まずモード切替ボタン105を押下し
て、携帯電話機のモードを、「効果音送出モード」に切
り替えておく必要がある。携帯電話機のモードが「通常
モード」であれば、図4のスイッチSW403は開き、
記憶装置からの効果音データのためのパスが切断され
る。
【0020】効果音送出モードに切り替わると、制御部
205によりスイッチSW403が閉じられ、記憶装置
203からの効果音データのためパスが確立される。記
憶装置203からのパスが確立されている効果音送出モ
ードでは、テンキー104押下により、押下したキーに
対応した効果音データが制御部205より一定間隔で記
憶装置203から読み出され、効果音ミキサー202の
D/A変換404に書き込まれる。D/A変換404に
書き込まれた効果音データは、アナログ効果音データに
変換され、ミキサー202でアナログ音声データと合成
が行われる。
【0021】効果音データとアナログ音声データの合成
は、テンキー入力部210からのテンキーボタン押下の
タイミングで、効果音データとアナログ音声データの合
成を開始する。効果音送出モードでは、図5のようにテ
ンキー104の各キーと格納されている効果音とその効
果音の記憶装置203内の格納アドレスとの対応付けが
行われている。例えば、図5のキー1が押下された場
合、キー1に対応付けられた効果音1が記憶装置203
上のアドレスaddr1から効果音1データが読み出さ
れ、D/A変換404を経て前記効果音ミキサー202
に送られる。また、キー1に対応付けられた効果音名
が、キー1が押下されたタイミングで表示部209に所
定の表示形式で表示される。
【0022】効果音ミキサー202は、制御部205に
より制御されており、所定の効果音送出操作が無い場合
は、効果音ミキサー202は、効果音を合成する処理を
行わず、前記マイク111から入力されたアナログ音声
データをそのまま音声処理部206へ出力する。音声処
理部206では、効果音ミキサー202で作成された合
成音声データを音声処理部206内にあるA/D変換器
206aでアナログ信号からディジタル信号へ変換す
る。ディジタル信号へ変換された合成音声データは、音
声コーデック206cでコーデック処理を行う。
【0023】無線部207では、音声処理部208でコ
ーデック(符号化)処理された合成音声データに対して
変調処理を行い、アンテナ部208を通して基地局へ送
信する。無線部207は、制御部205により制御され
ており、制御部205の指定するタイミングでアンテナ
部109より変調された合成音声データを基地局へ送信
する。
【0024】一方、基地局から送信される変調された音
声データは、アンテナ部109で受信され、制御部20
5の制御により、無線部207で復調処理された後、音
声処理部206の音声コーデック206cでデコード処
理が行われる。デコード処理された受信音声データは、
D/A変換器206bでディジタル信号からアナログ信
号へ変換される。
【0025】アナログ信号へ変換された受信音声データ
は、制御部205の制御により、効果音ミキサー202
へ入力される。効果音ミキサー202で、後述する所定
の効果音送出操作が無い場合、入力される受信音声デー
タは、そのままレシーバ110に入力される。レシーバ
110では、効果音ミキサー202から出力された受信
音声データを受け取り、レシーバ110より受信音声を
再生する。
【0026】音声通話中に、後述する所定の効果音送出
操作が行われた場合、効果音ミキサー202で、ROM
203aあるいはRAM203bに格納されている効果
音データと受信音声データを合成し、合成音声データを
レシーバ205に出力する。合成された音声データは、
レシーバ204から再生される。表示部209は、テン
キー入力部210からの入力、モード切替ボタン105
の押下、効果音送出ボタン107の押下による移動機の
状態の変化を表示する。モード切替ボタン105は、通
話状態において、通常の音声通話を行う通常モードと効
果音を送出する効果音送出モードを切り替える役割を果
たす。
【0027】図3を用いて通話中の効果音送出方法の動
作について説明する。まず、携帯電話機101の電源が
ONになっているかの判定301を行う。電源がONで
あれば待受中302へ遷移し、電源ONでなければ、電
源がONになるまで判定301を繰り返す。
【0028】携帯電話機101の電源がONになり、待
受中302に遷移した状態で、発信または着信があった
場合、携帯電話機101は、通話状態になったかどうか
の判定303を行い、通話状態と判断されれば、通話状
態へ移行する。携帯電話機101が通話状態でなければ
待受中302に戻り、通話状態であれば、通話状態のモ
ードが効果音送出モードであるか否かの判定304を行
う。
【0029】通話状態には通常モードと効果音送出モー
ドの2種類のモードがある。通話状態のモードが通常モ
ードであれば、通話音声には効果音を付加する処理は行
わずに、通常の音声通話を行う。通話状態のモードが通
常モードのときに、モード切替ボタン105を押下する
と前記モードが効果音送出モードに切り替わる。再度モ
ード切替ボタン105を押下すると効果音送出モードか
ら通常モードへモードが切り替わる。
【0030】通話状態のモードが効果音送出モードであ
れば、音声通話中に効果音送出ボタン107、あるい
は、テンキーボタン104が押下されたかを305で判
断し、効果音送出ボタン107、あるいは、テンキーボ
タン104の押下が無ければ、その間は通常の音声通話
を行う。通話状態のモードが効果音送出モードであり、
かつ、音声通話中に効果音送出ボタン107、あるい
は、テンキーボタン104の押下が検出された場合、押
下されたボタンに対応した効果音を306で送出する。
【0031】効果音送出モードでの通話状態、あるい
は、通常モードでの通話状態で、通話終了かどうかを3
07で判定し、通話が終了でなければ、効果音送出モー
ドの判定304から処理を繰り返し、通話が終了で電源
OFFでなければ、待受中302に戻る。
【0032】以上の発明の実施の形態では、携帯電話機
101における音声通話時に、モード切替ボタン105
を押下し、音声通話時のモードを効果音送出モードに設
定することによって、テンキーボタン104を押下する
ことにより、あらかじめテンキーボタン104に割り当
てた効果音を通話音声に付加して送出できる手段を提供
した。しかし、この実施の形態では、テンキーボタン1
04を押下するタイミングで効果音を送出するため、テ
ンキーボタン104を押下する際に携帯電話機101本
体、とくにレシーバ110から耳を離して、携帯電話機
101の前面にあるテンキーボタン104を確認しなが
ら、テンキーボタン104を押下することになる。その
ため、テンキーボタン104を押下するために、レシー
バから耳が離れている瞬間は、相手の通話音声を聞くこ
とができなくなる問題がある。
【0033】そこで、本発明の他の実施の形態として、
通話音声に付加する効果音をテンキーボタン104に割
り当てる手段に替えて、通話音声中のある特定のことば
(キーワード)に効果音を割り当て、会話中にそのキー
ワードを発声したら、そのキーワードに対応した(割り
当てた)効果音を送出される手段を提供する。例えば、
音声通話中に「いま○○っていうバンドがあるんだけ
ど、この曲知ってる?」という通話音声中の「この曲」
をあらかじめキーワードとして登録しておき、「この
曲」というキーワードを使用者が発声し、携帯電話機で
使用者が発話したキーワードを認識できた場合に、キー
ワードに対応する効果音を送出する。
【0034】キーワード検出処理は、音声通話中に音声
認識ボタン(図1には図示はしない、効果音送出ボタン
107と相応の筐体側面に配置されているボタン)押下
のタイミングで開始され、一定時間の通話音声に対して
音声認識処理を行い、音声認識の結果、あらかじめ登録
していたキーワードと一致する発話(キーワード)があ
るかどうかを判定することによって効果音データの送出
を行う。
【0035】以上の実施の形態について図6を用いて説
明する。まず、待受状態や通話状態でモード切替ボタン
211を押下して「効果音送出モード」に設定する。
「効果音送出モード」では、図5のようにテンキー10
4の各キーと格納されている効果音名とその効果音の記
憶装置内の格納アドレスとの対応付けが行われている
が、音声認識を用いてキーワードを検出する場合は、効
果音名の代わりにキーワード(認識語)を事前に登録し
ておく。この場合、図5の「キー」の番号が「キーワー
ドの登録番号」、「格納されている効果音」が「キーワ
ード」に置き換わる。
【0036】ここで、音声認識処理は、キーワード(認
識語)と入力音声は、符号化された音声で類似度を計算
するものとする。したがって、登録するキーワード(認
識語)は音声コーデックで符号化処理をしたデータ形式
と同じ形式で記憶装置203の所定のアドレスにキーワ
ードの登録番号と共に保存しておく。また、登録するキ
ーワード(認識語)は音声認識部内にも保存され、音声
認識処理の際に、入力音声との比較に用いられ、認識結
果は制御部205に通知される。
【0037】通話状態では、図6のマイク201から入
力されたアナログ音声がアンプ401で増幅され、効果
音ミキサー202に入力される。効果音ミキサー202
では、テンキーボタン104の押下が無いため、効果音
の合成操作は行わず、入力されたアナログ音声をそのま
ま音声処理部206へ入力する。音声処理部206で
は、効果音ミキサー202で何も処理されずに入力され
たアナログ音声データを音声処理部206内にあるA/
D変換器206aでアナログ信号からディジタル信号へ
変換し、音声コーデック206cでコーデック(符号
化)処理を行う。ここで、音声認識ボタン405の押下
が無ければ、音声認識部では認識処理を行わない。
【0038】音声認識ボタン405の押下があれば、押
下したタイミングから所定の時間だけコーデック(符号
化)処理された音声データに対して音声認識処理を行
う。音声認識の結果、入力された音声データが登録して
いるキーワード(認識語)と判定された場合、事前に登
録したキーワード(認識語)に対応する登録番号を制御
部205に通知し、通知を受けた前記制御部205は、
キーワード(認識語)に対応した効果音データを記憶装
置203の所定のアドレスから読み出し、効果音送出処
理を行う。音声通話中にあらかじめ登録しているキーワ
ードを検出したら、そのキーワードに対応する効果音を
通話音声に付加して送出するが、キーワードを検出でき
なければ、効果音は送出しない。
【0039】この実施の形態によると、音声の特定の言
葉を効果音送出のきっかけ(トリガ)として効果音を送
出するため、テンキーボタン押下よりもスムーズに効果
音を送出することができる。この実施の形態の説明で
は、ユーザが発話した音声に対して認識処理を行う方法
について説明したが、通話相手の発話した音声に対して
認識処理を行って、効果音送出処理を行ってもよい。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように,請求項1記載の発
明では、効果音送出ボタンからの信号によって、記憶装
置から読み出された効果音データと、音声データとを効
果音ミキサーで合成して送信するため、会話の途中にユ
ーザの任意のタイミングで適宜挿入する効果音を付加す
ることが可能となり、感性効果を高めることができる。
【0041】請求項2記載の発明では、通話音声中のあ
る特定のキーワードに効果音を割り当て、音声データが
登録されたキーワードであると判定された場合には、キ
ーワードに対応した効果音を送出する手段を有すること
により、通話を中段することなく効果音を送出すること
ができる。
【0042】請求項3記載の発明では、効果音データ
は、押下されたテンキーに対応して記憶装置内の格納ア
ドレスから読み出されるため、簡単な操作で種々の効果
音を送出することができる。
【0043】請求項4記載の発明では、効果音を通話音
声に付加して送信する効果音送出モードと、携帯電話機
を操作するための通常モードとを切り替えるモード切替
ボタンを有することにより、効果音送出の有無をユーザ
が選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態による移動体通信装置
の外観図である。
【図2】 同実施の形態における移動体通信装置の電気
的構成を示すブロック図である。
【図3】 同実施の形態の動作を説明するフローチャー
トである。
【図4】 同実施の形態において、特に効果音ミキサー
の構成を示す図である。
【図5】 テンキーと、記憶装置のアドレスに格納され
ている効果音データとの対応関係を示す図である。
【図6】 同実施の形態において、特に音声処理部の構
成を示す図である。
【符号の説明】
101:携帯電話機 102:オフフックボタン 103:オンフックボタン 104:テンキーボタン 105:モード切替ボタン 106:キー操作部 107:効果音送出ボタン 108:表示部 109:アンテナ部 110:レシーバ 111:マイク 112:電源スイッチ 202:効果音ミキサー 203:記憶装置 203a:ROM 203b:RAM 205:制御部 206:音声処理部 206a:A/D変換器 206b:D/A変換器 206c:音声コーデック 206d:音声認識部 207:無線部 209:表示部 210:テンキー入力部 401:アンプ 402:ミキサー 403:スイッチ 404:D/A変換器 405:音声認識ボタン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネル面に設けられ、効果音の送出を指
    示する効果音送出ボタンと、 予め効果音データが記憶された記憶装置と、 前記効果音送出ボタンからの信号を受信し、前記効果音
    データを前記記憶装置から読み出す制御部と、 前記効果音データをアナログ信号に変換するディジタル
    /アナログ変換器と、 前記ディジタル/アナログ変換器の出力とユーザにより
    入力された音声信号とを合成する効果音ミキサーと、 前記効果音ミキサーの出力を発信する発信手段とを備え
    ることを特徴とする移動体通信装置。
  2. 【請求項2】 予め効果音データがキーワードとの対応
    の上で記憶された記憶手段と、 ユーザによって入力された音声信号に含まれる前記キー
    ワードを検出する音声認識手段と、 前記音声認識手段が前記キーワードを検出した時、前記
    記憶手段から該キーワードに対応する効果音データを読
    み出す制御部と、 前記制御部によって読み出された効果音データをアナロ
    グ信号に変換するディジタル/アナログ変換器と、 前記ディジタル/アナログ変換器の出力とユーザにより
    入力された音声信号とを合成する効果音ミキサーと、 前記効果音ミキサーの出力を発信する発信手段とを備え
    ることを特徴とする移動体通信装置。
  3. 【請求項3】 前記効果音データは、押下されたテンキ
    ーに対応して前記記憶装置内の格納アドレスから読み出
    されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の移
    動体通信装置。
  4. 【請求項4】 前記効果音を通話音声に付加して送信す
    る効果音送出モードと、前記効果音を送出しない通常モ
    ードとを切り替えるモード切替ボタンを有することを特
    徴とする請求項1又は請求項2記載の移動体通信装置。
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