JP2003186911A - データ表示装置 - Google Patents

データ表示装置

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JP2003186911A
JP2003186911A JP2001383603A JP2001383603A JP2003186911A JP 2003186911 A JP2003186911 A JP 2003186911A JP 2001383603 A JP2001383603 A JP 2001383603A JP 2001383603 A JP2001383603 A JP 2001383603A JP 2003186911 A JP2003186911 A JP 2003186911A
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JP2001383603A
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Hitoshi Imazu
均 今津
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Noritake Co Ltd
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Noritake Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】参照関係にある参照元データおよび参照先デー
タを効率的に表示し得るデータ表示装置を提供する。 【解決手段】参照元となる検索結果一覧や表示された公
報のHTMLソースの記述に基づいて表示させようとするデ
ータの種類が判断され、これを表示させるタブ・ウィン
ドウが参照元とは異なるタブ・ウィンドウの中から決定
され、そのタブ・ウィンドウにデータが表示される。そ
のため、参照元となる検索結果等の表示が参照先となる
公報テキスト・データ等で置き換えられないので、タブ
・ウィンドウを相互に切り替えるだけで直ちに検索結果
一覧を表示させることができる。また、同一種類のデー
タが同一のタブ・ウィンドウに表示されることから、複
数のウィンドウが相互の関連無く無数に開かれる場合に
比較して、既に表示されたデータの中から所望のデータ
を選択的に表示させることが容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、関連づけられた参
照元データおよび参照先データを表示するためのデータ
表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】記憶装置内に記憶されているコンピュー
タで読取り可能な多数のデータが、相互に或いは順次に
参照可能に設定されている場合には、それら多数のデー
タのうち所望のもの(以下、参照元データという)をコン
ピュータのモニタ(表示画面)等に表示させた後、関連あ
るデータ(以下、参照先データという)を順次にたどって
そのモニタに表示させることができる。例えばHTML言語
やマクロ言語等でデータの索引情報が記述されている場
合や、データそのものに参照情報が埋め込まれている場
合等である。
【0003】上記のようなデータの参照は、コンピュー
タに直接接続された記憶装置内のデータを表示させる場
合にも利用できるが、例えば、インターネットやイント
ラネット、エクストラネット等のネットワークを介した
検索システムにおいて有用である。このような検索シス
テムでは、多数のデータ(例えば特許公報や技術文献等)
を記憶したサーバにクライアント・コンピュータ(以
下、クライアントという)で接続すると共にウェブ・ブ
ラウザ(以下、単にブラウザという)等の表示プログラム
を用いて検索し、その検索により得られた一乃至複数の
該当データの索引情報、例えばデータ名称等をクライア
ントに備えられたブラウザ等の表示部に表示すると共
に、その索引情報から選択された所望のデータの内容を
その表示部に表示させる。この場合は、上記索引情報が
参照元データに相当し、選択されたデータが参照先デー
タに相当する。ここで、サーバとは、CPUや記憶装置
等を備えた単独のコンピュータ或いは複数のコンピュー
タや記憶装置等から成るコンピュータ・システムのこと
をいう。上記のようなサーバには例えば個々のデータに
関連づけられた検索用キーワード・データが前記多数の
データとは別に記憶されており、そのキーワード・デー
タから検索することによって必要な情報を効率的に得る
ことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、必要な
情報すなわち適切な検索結果(リスト)が得られたとして
も、そのリストから実際に有用なデータを選別するため
には個々のデータの内容を的確に把握し、或いは複数デ
ータの内容を相互比較する必要がある。したがって、有
用な情報の取得効率を高める上でデータの表示方法が重
要な要素となるが、従来のデータ表示は効率的ではなか
った。
【0005】一般に、上記のようなデータを表示するた
めのブラウザは、一つのブラウザ内に一つの表示領域
(ウィンドウ)のみを備えたものと、複数の表示領域を備
えたものとに大別される。後者の代表的なものにタブ型
ブラウザがあり、ブラウザ上に設けられている複数のタ
ブをクリックして実際に表に現れる表示領域を切り替え
るようになっている。一つの表示領域のみを備えた前者
のブラウザでは、参照元データから選択した任意の参照
先データを表示させようとすると、例えば、参照元デー
タが表示されていた表示領域の表示内容が参照先データ
に更新される(置き換えられる)ため、表示されるデータ
を相互に比較することが困難となる。参照先データから
更に他のデータを参照し得るような多段階の参照構造が
形成されている場合には、上記比較が一層困難になる。
また、参照先データ或いはそれよりも下位の参照先デー
タの表示中に参照元データから参照可能な次の或いは任
意の別の参照先データを表示させようとすると、更新さ
れた表示内容を遡ってその参照元データを表示させる必
要があることから操作が煩雑である。しかも、ブラウザ
の表示履歴を遡って参照元データを表示させた後、別の
参照先データを表示させると、表示順に形成される表示
履歴のうち先に表示していた参照先データ以降の履歴が
別の参照先データの履歴に置き換えられるため、参照先
データの内容を相互に比較することが極めて困難であっ
た。更に、履歴にある既に表示したデータを再度表示さ
せる場合にも、再度データを読み込んで表示することに
なるので、表示完了までの時間が長くなると共にネット
ワークを経由して検索している場合には通信負荷が増大
する問題もある。
【0006】例えば米国特許商標庁の特許検索システム
である"Patent Full-Text and Full-Page Image Databa
ses"では、検索および表示が図1に示されるような流れ
で行われる。検索により得られた検索結果の一覧(公報
番号のリスト)から任意のデータ(公報)を選択すると、
その公報がテキスト形式で表示される。このテキスト表
示画面には、その公報を公報イメージで表示するための
ボタンが設けられると共に引例の公報番号が記載されて
おり、ボタンをクリックすると公報イメージが表示さ
れ、公報番号をクリックすると引例の公報がテキスト形
式で表示される。この引例のテキスト表示画面にもイメ
ージ表示のためのボタンが設けられており、ボタンをク
リックして引例を公報イメージで表示することができ
る。上記の各データは、ブラウザの一つのウィンドウの
表示内容を順次更新させることで表示されるため、公報
イメージが表示されている状態から次の公報を表示させ
ようとする場合には、一旦テキスト表示に遡る必要があ
り、検索結果中の任意の公報を表示させようとする場合
には、一旦検索結果表示に遡る必要がある。
【0007】なお、欧州特許庁の検索システムであるes
p@cenetでは、検索結果からデータ(公報)を選択(クリッ
ク)すると、ブラウザの新しいウィンドウが開いて公報
がテキスト形式で表示される。また、テキスト表示から
参照可能に設定されている公報イメージも更に新しいウ
ィンドウに表示される。そのため、上記米国特許商標庁
の検索システムにおける不都合はない。しかしながら、
参照先データを表示させるときにブラウザの表示内容が
更新されるのは、検索システム(ホストサーバ)の仕様で
あり、利用者が自らの意志で選択できるようにはなって
いない。
【0008】一方、複数の表示領域を備えたブラウザで
前記米国特許商標庁の検索システムを利用する場合に
は、例えばその設定で参照先データを新たなウィンドウ
に表示させることが可能である。そのため、参照元デー
タを表示させたい場合には、そのウィンドウが前面に現
れるように切り替えることで直ちに表示させることがで
きる。しかしながら、このようなブラウザでは、各ウィ
ンドウは相互に独立しており、しかも、参照先データを
表示させるたびに既存の他のウィンドウとの連関無く無
数に新しいウィンドウを開くだけであるため、表示され
たデータの中から任意のデータを選択して表示したり相
互に比較することは困難である。
【0009】なお、一つの表示領域のみを備えたブラウ
ザにおいても、参照先データを表示させるに際して新た
なブラウザを起動してその表示部に表示させれば、上記
の複数の表示領域を備えたものと同様に参照元データを
表示させたまま参照先データを表示させることが可能と
なる。しかしながら、このようにして起動された複数の
ブラウザも相互の関連がないため上記の複数の表示領域
を備えたブラウザにおける不都合が生じるだけである。
【0010】本発明は、以上の事情を背景として為され
たものであって、その目的は、参照関係にある参照元デ
ータおよび参照先データを効率的に表示し得るデータ表
示装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための第1の手段】斯かる目的を達成
するため、第1発明の要旨とするところは、所定の記憶
装置内に記憶されている参照元データおよびその参照元
データから参照可能に設定されている複数の参照先デー
タを所定の表示画面に表示するためのデータ表示装置で
あって、(a)前記参照元データおよび前記参照先データ
を前記表示画面上に設定された複数の表示領域のうちの
何れかに各別に表示させるための表示手段と、(b)前記
参照元データ内に設定されている参照先データの関連情
報に基づいてその参照先データの種類を判断するデータ
種類判断手段と、(c)前記参照元データが表示されてい
る表示領域とは異なる複数の表示領域の中から前記参照
先データを表示させる表示領域を前記データ種類判断手
段により判断された参照先データの種類に基づいて決定
する表示領域決定手段とを、含むことにある。
【0012】
【第1発明の効果】このようにすれば、参照先データを
表示させるに際しては、参照元データ内の情報に基づい
て判断されたその参照先データの種類に基づいて、これ
を表示させる表示領域が参照元データの表示されている
もの以外の複数の表示領域の中から決定され、表示手段
によってその表示領域にその参照先データが表示され
る。そのため、参照元データが表示されている表示領域
が参照先データを表示させる際にそれに置き換えられな
いので、その表示領域が前面に現れるように切り替える
だけで直ちに参照元データを表示させることができる。
また、参照先データを表示させる表示領域は、その参照
先データの種類に基づいて決定されるため、複数の参照
先データを表示する表示領域が相互の関連無く無数に開
かれる場合に比較して、既に表示された参照先データの
中から所望のデータを選択的に表示させることが容易に
なる。上記により、新たな参照先データを表示させよう
とするたびに遡って参照元データを表示させる煩わしさ
や参照元データおよび複数の参照先データを相互に比較
することの困難性が緩和され、データの表示効率が高め
られる。
【0013】
【第1発明の他の態様】ここで、好適には、前記表示領
域決定手段は、前記参照先データの種類と前記参照元デ
ータが表示されている表示領域とに基づいてその参照先
データの表示領域を決定するものである。このようにす
れば、表示領域を決定するに際して参照元データが現に
表示されている表示領域との関係が考慮されるため、そ
れら参照元データおよび参照先データの相互関連性が、
それらの表示されている表示領域相互の関連性によって
高められる。
【0014】また、好適には、前記表示領域決定手段
は、前記参照元データから参照可能な複数の参照先デー
タを順次表示させるに際して、その参照元データの表示
されている表示領域およびその参照先データの種類が共
に同一の参照先データの表示領域を同一の表示領域に決
定するものである。このようにすれば、同一種類の参照
先データが同一の表示領域に順次に表示されることか
ら、特定種類のデータの表示内容を見ようとする場合
に、それが表示されている表示領域を複数の表示領域の
中から選択することが容易となる。また、表示領域毎に
表示履歴が生成される場合には、同一種類のデータを遡
及して順次に閲覧し或いは相互に比較することが容易に
なる。
【0015】また、好適には、前記データ表示装置は、
前記参照先データを表示させると同時に、前記参照先デ
ータから参照可能な下位参照先データの種類を前記デー
タ種類判断手段で判断し且つ前記表示領域決定手段で表
示させる表示領域を決定して、その参照先データが表示
された表示領域とは異なる表示領域にその下位参照先デ
ータを表示させる下位参照先データ表示手段を含むもの
である。このようにすれば、参照先データを表示させた
際には、そこから更に参照可能な下位参照先データがあ
れば、それが自動的に他の表示領域に表示されるので、
参照先データが表示された後に下位参照先データを表示
させるための操作を行う場合に比較して手間が少なくな
ると共に表示の待ち時間が短くなる利点がある。
【0016】
【課題を解決するための第2の手段】また、前記目的を
達成するための第2発明の要旨とするところは、所定の
記憶装置内に記憶されている参照元データおよびその参
照元データから参照可能に設定されている複数の参照先
データを所定の表示画面に表示するためのデータ表示装
置であって、(a)前記参照元データおよび前記参照先デ
ータを前記表示画面上に設定された複数の表示領域のう
ちの何れかに各別に表示させるための表示手段と、(b)
前記参照先データを表示させる表示領域を指定する指定
情報を入力するための入力手段と、(c)前記参照先デー
タの表示指示があったとき前記指定情報に従ってその参
照先データを表示させる表示領域を決定する表示領域決
定手段とを、含むことにある。
【0017】
【第2発明の効果】このようにすれば、参照元データ内
に設定されている参照先データの関連情報に基づいて表
示領域を決定することが困難な場合にも、操作者の判断
によって適切な表示領域にその参照先データを表示させ
ることができる。なお、指定情報の入力は、参照先デー
タの表示指示の前後の何れにおいて行うようになってい
ても差し支えない。前に行うように構成されている場合
には、表示指示が発生した場合に直ちにその指定情報に
従って表示領域が決定される。一方、後で行うように構
成されている場合には、表示指示が発生したときに例え
ば表示領域を指定するための問い合わせが発生させら
れ、その問い合わせに応じて入力された指定情報に従っ
て表示領域が決定されることとなる。
【0018】因みに、前記データ種類判断手段や表示領
域決定手段は、上記関連情報に基づいてデータ種類を判
別し且つ表示領域を決定するものであることから、関連
情報がデータ種類の判断には不十分である場合や、その
参照元データ内に記載された関連情報に基づいて判断す
るようにデータ表示装置が構成されていない場合には、
表示領域決定手段に表示領域を決定させることができな
い。そのため、このような場合にも参照元データの表示
されている表示領域を更新させないためには、複数の表
示領域に相互に関連無く参照先データを開くことになる
ことから、既に表示されたデータを遡及して表示し或い
は相互に比較することが困難になる。
【0019】
【第1,第2発明の他の態様】また、好適には、前記デ
ータ表示装置は、前記参照先データに関連した他のデー
タをその参照先データに代えて所定の表示領域に表示さ
せる関連データ表示手段を含むものである。このように
すれば、参照先データに関連する他のデータが存在する
場合に、その関連データを表示することを望む場合に
は、参照先データに代えてこれを表示させることができ
るので、一層表示効率が高められる。このような関連デ
ータの表示は、例えば、外国語で記載された参照先デー
タに代えてその翻訳文を表示させる場合や、ネットワー
クを介して接続されているサーバ内のデータに代えてデ
ータ表示装置に直接接続された記憶装置内のデータを表
示させる場合、画像データに代えてテキスト・データを
表示させる場合或いはその反対の場合、全文データに代
えて抄録データを表示させる場合等に有用である。
【0020】また、好適には、前記複数の表示領域は、
各々に表示された複数のデータの履歴が各別に保存され
且つ遡及してそれら複数のデータを表示させられ得るも
のである。このようにすれば、データ種別或いはこれに
加えて参照元データの表示領域に基づいて決定された表
示領域毎に表示履歴が生成され且つ遡及して参照するこ
とが可能となる。そのため、既に表示したデータのうち
から選んだ所望のデータを表示させることが極めて容易
になる。この結果、特定の表示領域内で順次に表示され
た特定種類のデータを相互に比較することや、別々の表
示領域内で順次に表示されたデータのうちの任意のもの
を相互に比較すること等を一層容易に行うことができ
る。
【0021】また、好適には、前記複数の表示領域は、
一の主表示領域内で択一的に前面に表示可能な択一表示
領域を含むものである。このようにすれば、複数の表示
領域が相互に切り替えられることによって主表示領域内
に択一的に表示されることから、その切り替え操作によ
って複数の表示領域のうちの所望のものを容易に前面に
表示させ得る。そのため、一時に実際に表示されるデー
タを一つだけとして、表示画面内に複数の表示領域が雑
多に並ぶことを避けつつ、複数の表示領域のうち所望の
ものを表示画面内に表示させることが容易になる。この
ような表示領域の切替は、例えば、タブ型ブラウザにお
いてタブをクリックすること等で行うことができる。
【0022】また、好適には、前記複数の表示領域は、
一の主表示領域内に区画形成された複数の分割表示領域
を含むものである。このようにすれば、複数の分割表示
領域は表示画面に同時に表示されることから、異なる種
類のデータが表示される表示領域相互の参照が容易にな
る。なお、このような分割表示領域は、当初から設けら
れても良いが、参照先データを表示させるときに参照元
データが表示されている表示領域を区分して生成される
ものであっても良い。
【0023】また、好適には、前記表示手段は、前記デ
ータがテキスト・データである場合に予め定められた幅
寸法を有し且つ所定の高さ寸法を有するブロックに区切
ってそのデータを表示するものである。このようにすれ
ば、参照元データや参照先データの設定によって表示領
域に表示されるデータの1行の長さが長くなる場合に
も、適度な長さで各行を折り返してデータを表示するこ
とにより、テキスト・データの読取りが容易になる。上
記のブロックは、表示領域の大きさに応じて表示画面の
横方向に複数個を並べることができる。例えば、ブロッ
クの幅寸法を表示領域の幅寸法の50(%)に設定すれば、
表示領域の半分の幅寸法のブロックを横方向に2つ並べ
て表示させることができ、30(%)程度に設定すれば、1/3
程度の幅寸法のブロックを横方向に3つ並べて表示させ
ることができる。ブロックの高さ寸法は適宜定めること
ができるが、横方向に複数個のブロックを並べ且つテキ
スト・データがその横方向に繋がる場合には、例えば、
1ブロックの高さ寸法を表示画面内に収まる大きさとす
れば、1ブロック内のデータを読み取る際に表示画面を
下に送る必要がないので読取りが一層容易になる。
【0024】また、好適には、前記データ表示装置は、
前記参照元データおよび前記参照先データの表示寸法が
それらのデータ内或いはその供給元の仕様で予め定めら
れている場合には、前記表示領域の大きさに応じてその
表示寸法を変更する表示寸法変更手段を含むものであ
る。このようにすれば、上記予め定められた寸法が表示
領域の大きさに適切でない場合にも、データを見易く表
示することができる。
【0025】また、好適には、前記データ表示装置は、
所定のネットワークを介して接続されたサーバに記憶さ
れている多数のデータからそのサーバに備えられた検索
手段を用いて検索する検索指示手段と、その検索により
得られた一乃至複数の該当データの索引情報を検索結果
として表示装置に表示する検索結果表示手段と、その表
示装置に表示された索引情報から選択された所望のデー
タの内容を表示装置に表示するための選択データ表示手
段とを備えたデータ検索表示装置である。このようにす
れば、参照元データに相当する索引情報から選択した所
望のデータすなわ参照先データを表示させるに際して、
データ種別に応じた表示領域にその参照先データが表示
されるので、検索結果内の複数のデータを順次に表示さ
せることや検索結果の相互参照等が容易になる。
【0026】
【課題を解決するための第3の手段】また、前記の目的
を達成するための第3発明のデータ表示プログラムの要
旨とするところは、所定の記憶装置内に記憶されている
参照元データおよびその参照元データから参照可能に設
定されている複数の参照先データを表示するために、所
定の表示画面を備えたコンピュータに、(a)前記参照元
データおよび前記参照先データを前記表示画面上に設定
された複数の表示領域のうちの何れかに各別に表示させ
る表示ステップと、(b)前記参照元データ内に設定され
ている参照先データの関連情報に基づいてその参照先デ
ータの種類を判断するデータ種類判断ステップと、(c)
前記参照元データが表示されている表示領域とは異なる
複数の表示領域の中から前記参照先データを表示させる
表示領域を前記データ種類判断手段により判断された参
照先データの種類に基づいて決定する表示領域決定ステ
ップとを、実行させることにある。前記第1発明のデー
タ表示装置は、このようなプログラムを備えたものであ
る。
【0027】
【第3発明の他の態様】ここで、好適には、前記表示領
域決定ステップは、前記参照先データの種類と前記参照
元データが表示されている表示領域とに基づいてその参
照先データの表示領域を決定するものである。
【0028】また、好適には、前記表示領域決定ステッ
プは、前記参照元データから参照可能な複数の参照先デ
ータを順次表示させるに際して、その参照元データの表
示されている表示領域およびその参照先データの種類が
共に同一の参照先データの表示領域を同一の表示領域に
決定するものである。
【0029】また、好適には、前記データ表示プログラ
ムは、前記参照先データを表示させると同時に、前記参
照先データから参照可能な下位参照先データの種類を前
記データ種類判断手段で判断し且つ前記表示領域決定手
段で表示させる表示領域を決定して、その参照先データ
が表示された表示領域とは異なる表示領域にその下位参
照先データを表示させる下位参照先データ表示ステップ
を含むものである。
【0030】
【課題を解決するための第4の手段】また、前記目的を
達成するための第4発明のデータ表示プログラムの要旨
とするところは、所定の記憶装置内に記憶されている参
照元データおよびその参照元データから参照可能に設定
されている複数の参照先データを表示するために、所定
の表示画面を備えたコンピュータに、(a)前記参照元デ
ータおよび前記参照先データを前記表示画面上に設定さ
れた複数の表示領域のうちの何れかに各別に表示させる
表示ステップと、(b)前記参照先データを表示させる表
示領域を指定する指定情報を操作者に入力させる入力ス
テップと、(c)前記参照先データの表示指示があったと
き前記指定情報に従ってその参照先データを表示させる
表示領域を決定する表示領域決定ステップとを、含むこ
とにある。前記第2発明のデータ表示装置は、このよう
なプログラムを備えたものである。
【0031】
【第3,第4発明の他の態様】また、好適には、前記デ
ータ表示プログラムは、前記参照先データに関連した他
のデータをその参照先データに代えて所定の表示領域に
表示させる関連データ表示ステップを含むものである。
【0032】また、好適には、前記データ表示プログラ
ムは、前記複数の表示領域の各々に表示された複数のデ
ータの履歴が各別に保存する履歴保存ステップと、その
保存された複数のデータを呼び出し操作に応じて遡及し
て表示させる遡及表示ステップとを含むものである。
【0033】また、好適には、前記データ表示プログラ
ムは、前記複数の表示領域に備えられた一の主表示領域
内に複数の分割表示領域を区画形成する分割表示ステッ
プを含むものである。
【0034】また、好適には、前記データ表示プログラ
ムは、前記表示ステップにおいて表示させるために、前
記データがテキスト・データである場合に予め定められ
た幅寸法を有し且つ所定の高さ寸法を有するブロックに
区切るブロック化ステップを含むものである。
【0035】また、好適には、前記データ表示プログラ
ムは、前記参照元データおよび前記参照先データの表示
寸法がそれらのデータ内或いはその供給元の仕様で予め
定められている場合には、前記表示領域の大きさに応じ
てその表示寸法を変更する表示寸法変更ステップを含む
ものである。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面を
参照して詳細に説明する。
【0037】図2は、本発明の一適用例であるデータ表
示装置10を複数台含むネットワークの全体構成を説明
する図である。図において、データ表示装置10は、例
えば特許公報等のデータの検索に用いられるものであっ
て、それぞれクライアント12および各々に接続された
モニタ28とから構成されており、ローカル・エリア・
ネットワーク(LAN)を介してファイル・サーバ14お
よびDNSサーバ16等に接続されると共に、そのDN
Sサーバ16を介してネットワーク18に接続されてい
る。ネットワーク18は、特許庁サーバ(IPDL)2
0、米国特許商標庁(USPTO)サーバ22、欧州特許
庁(EPO)サーバ24等が接続された例えばインターネ
ットであり、複数台のクライアント12はネットワーク
18を介してこれらに接続されている。上記の各サーバ
20,22,24は、検索対象となる多数のデータおよ
び検索プログラム等で構成されたデータベースを有する
ものであり、よく知られたウェブ・ブラウザを用いてク
ライアント12等から操作することにより、その検索プ
ログラムを利用してそのデータを検索できるようになっ
ている。
【0038】また、上記のファイル・サーバ14には、
HDD(ハードディスクドライブ)やCD−ROM(シー
ディーロム)ドライブ等のデータ記録装置26が備えら
れており、クライアント12からの要求に応じてそのデ
ータ記録装置26内に存在しているデータを供給する。
このデータ記録装置26からクライアント12へのデー
タ伝送速度は例えば5〜20(MB/S)程度であり、ネットワ
ーク18を介したサーバ20等からのデータ伝送速度に
比べると極めて高速である。因みに、サーバ20等から
のデータ伝送速度は、例えば最大速度でも8〜250(KB/S)
程度に過ぎず、ネットワーク18やサーバ20等が混雑
しているときにはその1/10程度以下にもなり得る。すな
わち、データ記録装置26は、検索端末として利用され
るクライアント12に、サーバ20等との接続経路に比
較して極めて伝送速度の高い経路で接続されている。こ
のデータ記録装置26に存在しているデータは、例え
ば、公報番号をファイル名とする日米欧の特許公報デー
タである。
【0039】図3にファイル操作プログラムを用いて閲
覧した上記データ記録装置26内の特許公報データ構造
の一例を示す。例えば、特許公報データは、「databes
e」ディレクトリ(フォルダ)内に、「EPO(欧州特許)」お
よび「US(米国特許)」との名称の欧・米の特許公報を格
納したディレクトリや、「特開」「再表」「実開」「実
公」等の日本の公報種別毎のディレクトリ等に区分して
記録されており、その公報種別毎のディレクトリ内に
は、公報発行年別の下位ディレクトリが設けられてい
る。なお、各年度ディレクトリ内は、例えばマルチTIFF
画像やPDF画像等のマルチページ対応形式の公報1件毎
の画像ファイルが最大1000件まで納められる複数個の連
続番号のディレクトリ「nnn」が設けられており、例え
ば、YY-001kkkとの公報番号(YYは年度、kkkは3桁の任意
の整数をそれぞれ表す)を有するファイルはフォルダ001
に格納されている。図示しない米、欧の特許公報のディ
レクトリ構成も同様である。
【0040】これらのデータは、例えば特許庁から提供
されているイメージCD−Rの内容を上記分類に従って
HDDに複写し、或いは、検索して得られた公報データ
を保存したものであり、伝送速度の高い経路でクライア
ント12にデータを供給する目的で備えられている。但
し、そのイメージCD−Rを多連装のCD−ROMドラ
イブに装填してそのまま用いることも可能であり、その
場合には、イメージCD−Rのディレクトリ構造に応じ
て適宜読み出しロジックを変更すればよい。因みに、TI
FF形式の場合には公報1頁が60(KB)程度の大きさになる
ため、平均で7頁/1件程度と仮定すると、1件当り420(K
B)程度の容量となる。したがって、1万件で4.2(GB)程
度、10万件で42(GB)程度の容量となるので、HDDをデ
ータ記録装置26として利用する場合には、現在普及し
ている60(GB)程度の容量のHDDに10万件以上の公報を
保存できる。PDF形式の場合には必要な容量がこれより
も2割程度少なくなる。
【0041】また、前記のクライアント12は、例えば
CPU,ROM,RAM,入出力インターフェイス等を
備えた所謂パーソナル・コンピュータである。クライア
ント12のCPUは、操作者のキー操作或いはマウス操
作に応じて発生した入力信号をROMに記憶され或いは
RAMに一時的に読み込まれたブラウザ等のプログラム
に従ってそのRAM等の一時記憶機能を利用しつつ処理
することにより、入出力インターフェイスを介してファ
イル・サーバ14やDNSサーバ16に指示を与えると
共に、それらファイル・サーバ14およびDNSサーバ
16から供給されたデータをモニタ28に表示させる。
なお、前記LANは、これらクライアント12、ファイ
ル・サーバ14、およびDNSサーバ16で構成されて
いる。
【0042】図4は、上記クライアント12の機能、特
に検索および表示のためにブラウザが用いられる場合の
機能を説明するブロック線図である。図において、検索
指示手段30は、検索条件が入力されるとサーバ20等
に対して検索指示を送信し、サーバ20等は、その検索
指示に応じた検索結果の索引情報(例えばデータ名称等
から成る回答集合)をネットワーク18等を経由してク
ライアント12に送信する。検索はサーバ20等に備え
られている検索プログラムを用いるので、可能な検索キ
ーワードはサーバ毎に異なる。IPDL20に対しては
FタームやIPC等で検索することが可能であり、US
PTOサーバ22に対してはフルテキスト等で検索する
ことが可能である。検索結果表示手段32は、送信され
てきた検索結果(回答集合)を前記のモニタ28に表示す
る。
【0043】また、データ種別判断手段34は、表示さ
れた検索結果の各回答項目に関する情報に基づいてその
回答項目のデータ種別を判断する。上記検索結果は、例
えばHTMLソースで送信され且つ各回答項目の参照先(リ
ンク)が記載されたものであるので、そのソース内に記
載された項目の種類(例えば文字と画像の別)や位置(参
照先のアドレスすなわちURL)情報等に基づいて、データ
種別を判断することができる。現ウィンドウ取得手段3
6は、現在最前面に表示されているウィンドウがブラウ
ザの複数のウィンドウのうちのどれであるのかを取得す
る。なお、本実施例で用いられるブラウザは、後述する
ように一つの主ウィンドウ内に複数のタブ・ウィンドウ
を有しており、例えば、そのタブ番号等が取得されるこ
ととなる。これらデータ種別判断および現ウィンドウ取
得は、例えば、検索結果内の回答項目のうちの一つをそ
の内容を表示させるためにクリックした際に発生するイ
ベントによって為されるものである。
【0044】また、表示ウィンドウ決定手段38は、上
記のようにして判断或いは取得されたデータ種別および
現ウィンドウの情報から、クリックされた回答項目の内
容を表示させるウィンドウを決定する。この表示ウィン
ドウは、検索結果が表示されているウィンドウとは異な
るウィンドウであって、例えば、回答項目の参照先がテ
キスト・データであるか画像データであるか、検索結果
から直接参照されたデータであるか参照先のデータから
更に参照されているデータであるのかの別等によって決
定される。そして、データ表示手段40は、表示された
検索結果のうちから選択された(すなわちクリックされ
た)索引情報に対応するデータの内容を、モニタ28に
表示されているブラウザの主ウィンドウ内の上記決定さ
れたタブ番号のウィンドウに表示させる。
【0045】なお、クライアント12には、表示され或
いは読み込まれた検索結果をRAMや記録可能な前記の
データ記録装置26(例えばHDD)に保存するための検
索結果保存手段42が備えられている。回答項目のうち
の一つがクリックされると、通常はサーバ20等から送
信されたデータがモニタ28に表示されるが、そのその
データがデータ記録装置26内に存在するか否かを判断
し、存在する場合にはサーバ20等へのデータ要求をフ
ァイル・サーバ14へのデータ要求に変換して(すなわ
ちパス情報を書き換え)LAN内のデータを表示させて
もよい。このようにすれば、サーバ20等に接続する回
線速度が低い場合やサーバ20等が混雑している場合に
も、データ記録装置26内に存在するデータは瞬時に、
例えば1秒以下で速やかに表示される。データ記録装置
26は、このような目的のために設けられている。因み
に、IPDLでは7頁程度の公報を閲覧するのに5分以
上必要となる場合もあるので、表示効率が著しく高めら
れることになる。
【0046】図5は、以上のように構成されたデータ表
示装置10の作動すなわちこれに記憶されたデータ検索
表示プログラムの処理手順を説明するフローチャートで
ある。このデータ検索表示プログラムは、モニタ28に
ブラウザを表示して検索やデータ表示を行うものであ
り、クライアント12の電源が投入され且つブラウザの
起動操作が為されると実行される。以下、USPTOサ
ーバ24における検索を例にとってデータ表示装置10
の作動を説明する。
【0047】プログラムが起動すると、先ず、ステップ
S1では、ブラウザで接続操作を行うことにより、サー
バ24等の所望の検索頁に接続する。図6は、検索頁、
例えば「Patent Full-Text and Full-Page Image Datab
ases」の「Advanced Search」に接続した際のブラウザ
の表示内容を示す図である。ブラウザの主ウィンドウ4
4内には、一つのタブ・ウィンドウ46aが表示されて
いる。このタブ・ウィンドウ46aは、ブラウザに備え
られた複数例えば5つのタブ・ウィンドウ46a〜46
eのうちの一つであって、他のタブ・ウィンドウ46b
〜46eは、その裏側に隠れた状態にある。すなわち、
本実施例のデータ表示装置10は、一度に一つのタブ・
ウィンドウ46だけが表示され、主ウィンドウ44の上
部に設けられたタブ48a〜48eで切り換えることに
よって裏側にある他のタブ・ウィンドウ46が表示され
るようになっている。図においては、タブ48aが選択
されることによってタブ・ウィンドウ46aが表示され
ている。本実施例においては、上記複数のタブ・ウィン
ドウ46が複数の表示領域に相当する。
【0048】上記のタブ・ウィンドウ46a内に表示さ
れた前記の検索頁には、検索語句入力欄50や検索対象
期間選択欄52等が設けられている。検索指示手段30
に対応するステップS2では、検索語句入力欄50に検
索語句とそれに対応するフィールド・コードとを入力
し、検索指示ボタン54を図示しないポインタでクリッ
クすることにより、検索データがサーバ24に送信され
て検索が行われる。
【0049】なお、上記の画面において、各フィールド
・コードに対応する検索語句の入力方法等を知りたい場
合には、画面の下部に示されるフィールド名欄56内の
所望のフィールド名をポインタでクリックする。図7
は、このフィールド名欄56内の「Patent Number」を
クリックしたときに現れる説明画面を示しており、クリ
ックしたフィールド名に関する説明(ヘルプ)がポップア
ップ・ウィンドウ58内に表示されている。そのため、
このウィンドウ58の位置を入力の妨げに成らないよう
に適宜移動させることにより、説明画面を見ながら検索
語句の入力をすることができる。
【0050】因みに、汎用のブラウザ(例えば、Microso
ft社製Internet Explorer等)を用いて上記検索頁に接続
して上記フィールド名をクリックした場合には、検索頁
であった画面の表示内容が上記ポップアップ・ウィンド
ウ58内の説明表示に更新される。すなわち、ポップア
ップ・ウィンドウ58は生成されない。そのため、説明
画面を参照した場合には、内容を確認した後、ブラウザ
の「戻る」ボタン等を操作して図6の画面に戻ってから
検索を継続する必要があって、操作が煩雑になると共
に、表示させた説明を記憶して検索する必要があるた
め、入力間違いが生じ易い問題があった。
【0051】本実施例の説明画面の表示は、図6に示さ
れる検索初期画面のHTMLソースから必要な情報を読み取
ることによって為されている。すなわち、例えばHTMLソ
ース内には、上記「Patent_Number」に対応する部分に <TD VALIGN="MIDDLE" bgcolor="eefdff">PN </TD> <td VALIGN="MIDDLE" bgcolor="eefdff"><A HREF="htt
p://www.uspto.gov/patft/helpflds.htm#Patent_Numbe
r">Patent Number</A></TD> といった記載がある。フィールド名欄の「Patent Numbe
r」をクリックすると、ブラウザのWebbrowserコントロ
ールはHREFタグに記載されたurl(アドレス)の読込を開
始するが、その直前には「BeforeNavigate2イベント」
が発生する。そのため、このときのurl情報内に「http:
//www.uspto.gov/patft/helpflds.htm」の文字列が含ま
れていた場合には、Navigate2イベントに進む前に処理
をcancelさせ、新規ウインドウ用フォームに含まれるWe
bbrowserコントロールでそのurlを読込開始させる。す
なわち、参照元データである検索初期画面のHTMLソース
内に設定されている参照先データすなわち説明画面のur
lの記載に基づき、クリックされたものが説明画面であ
ることを判断し、検索画面とは異なるウィンドウ(表示
領域)であるポップアップ・ウィンドウ58内に表示さ
せるのである。上記のurl情報にはデータ名称も含まれ
ており、上記判断には、実質的にデータ名称も利用され
ている。他のフィールド名についても、HREFタグに上記
の「http://www.uspto.gov/patft/helpflds.htm」の文
字列が含まれているため、検索画面において更に他のフ
ィールド名をクリックした場合にも、同様にポップアッ
プ・ウィンドウ58が新たに開いてそこに説明が表示さ
れる。なお、「Webbrowserコントロール」とは、米国Mi
crosoft社のInternet Explorerと同等の機能を有するAc
tiv-Xコントロールである。
【0052】検索結果表示手段32に対応するステップ
S3においては、検索頁が表示されていた1番目のタブ
・ウィンドウ46aの表示が、図8に示されるように検
索結果表示に更新される。この画面では、中程に検索条
件が表示されると共に、その下方の検索結果表示欄60
に検索結果の一覧すなわち特許番号と発明の名称(タイ
トル)が表示されている。
【0053】次いで、ステップS4においては、上記の
図8の画面において、「タブ・クリック」、「項目クリ
ック」、および「終了」等の指示が出されるまで待機
し、その指示に従って次の各ステップに進む。何れかの
タブ48がクリックされた場合には、ステップS5に進
み、そのタブ48に対応するタブ・ウィンドウ46が最
前面に表示される。表示が完了すると、ステップS4に
戻って次の指示が為されるまで再び待機させられる。ま
た、ブラウザ右上の「×」印がクリックされる等によ
り、ブラウザの終了操作すなわち一連の検索およびデー
タ表示の操作の終了指示が為されると、「終了」が選択
されたものと判断され、プログラムが終了させられる。
【0054】一方、上記図8の画面で、検索結果表示欄
60内に表示されている多数の「PAT.NO」および「Titl
e」のうちの何れかがクリックされると、「項目」がク
リックされたと判断されてデータ種別判断手段34に対
応するステップS6に進み、クリックされたデータ種別
が判断される。次いで、現表示ウィンドウ取得手段36
に対応するステップS7に進んで現在の表示ウィンドウ
がどれであるか、例えばタブ・ウィンドウ46の番号が
判断される。そして、これらのデータから、表示ウィン
ドウ決定手段38に対応するステップS8において、ク
リックされた項目のデータを表示させるタブ・ウィンド
ウ46が決定され、データ表示手段40に対応するステ
ップS9において、モニタ28にそのデータが表示され
る。
【0055】上記のステップS9では、ブラウザの主ウ
ィンドウ44内が2番目のタブ・ウィンドウ46bに切
り換えられ、そこに選択した特許のテキスト・データが
表示される。図9は、この段階における表示である。こ
のように、別のタブ・ウィンドウ46bに検索結果に挙
げられた公報の内容が表示されることから、検索結果が
表示されていたタブ・ウィンドウ46aの表示内容は、
その検索結果表示のまま保持される。そのため、タブ4
8aをポインタでクリックしてタブ・ウィンドウ46a
を表示させる操作を行うだけで、直ちに検索結果を表示
させ、且つその検索結果内から所望の公報を選択して表
示させることが可能である。本実施例においては、タブ
・ウィンドウ46aに表示された検索結果一覧が参照元
データに相当し、タブ・ウィンドウ46bに表示された
公報テキスト・データが参照先データに相当する。
【0056】因みに、前述したような汎用のブラウザで
図8のように検索結果を表示させ、その中から選択した
任意の公報を表示させようとすると、検索結果の表示さ
れていたウィンドウの表示内容が選択した公報の内容に
更新される。そのため、それまで表示されていた検索結
果一覧の内容を確認することが困難になっていた。この
場合、以前に表示していた表示内容に戻す操作(例えば
「戻る」の押下げ)を行うことによって検索結果一覧を
再び表示させることはできるが、例えば、上記の公報が
表示された図9の画面でNEXTボタン62を押して次公
報、更に次公報と進めたり、後述するような引用公報を
順次表示させる等の操作を行うと、最初の検索結果一覧
画面に戻るには多数の表示を遡る必要があって極めて煩
雑となる。
【0057】そのため、本実施例のブラウザによる表示
処理では、例えば図8の検索結果表示欄60内の「PAT.
NO」および「Title」部分に対応するHTMLソースが例え
ば以下のように記載されていることを利用して、表示さ
せるタブ・ウィンドウ46を変更している。すなわち、
検索結果内の何れかの「PAT.NO」や「Title」をクリッ
クすると、WebbrowserコントロールはHREFタグに記載さ
れたurlの読込を開始するが、その直前には「BeforeNav
igate2イベント」が発生する。このとき、表示している
データのurl情報、表示させようとするデータのurl情
報、現在表示されているタブ・ウィンドウ46の番号等
を解析して、「Navigate2イベント」に進む前に処理を
中止(cancel)させ、タブ・ウィンドウ46bに含まれる
Webbrowserコントロールでそのurlの読込を開始させ
る。 <TR><TD valign=top>1</TD> <TD valign=top><A HREF=/netacgi/nph-Parser?Sect1=
PTO2&Sect2=HITOFF&u=/netahtml/search-adv.htm&r=1&p
=1&f=G&l=50&d=ft00&S1=(73/61.43.CIOR.+or+73/61.43.
CIXR.+or+73/61.43.CIUX,CIDX.)&OS=ccl/73/61.43&RS=C
CL/73/61.43> 6,250,132</A></TD> <TD valign=baseline><IMG border=0 src="/netaicon/P
TO/ftext.gif" alt="Full-Text"></TD> <TD valign=top><A HREF=/netacgi/nph-Parser?Sect1=
PTO2&Sect2=HITOFF&u=/netahtml/search-adv.htm&r=1&p
=1&f=G&l=50&d=ft00&S1=(73/61.43.CIOR.+or+73/61.43.
CIXR.+or+73/61.43.CIUX,CIDX.)&OS=ccl/73/61.43&RS=C
CL/73/61.43> Method and apparatus for real time ga
s analysis</A></TD>
【0058】なお、本実施例においては、検索結果表示
欄60内の公報を選択すると、常にタブ・ウィンドウ4
6b内に表示させるように設定してあるので、任意の公
報を表示させた後、タブ・ウィンドウ46aを表示させ
てそこから別の公報を選択して表示させる際には、タブ
・ウィンドウ46bの表示内容がその公報のものに更新
されることになる。すなわち、タブ・ウィンドウ46b
に、選択した公報が順次に表示される。しかも、ブラウ
ザの表示履歴はタブ・ウィンドウ46毎に生成されるの
で、順次表示させた公報の内容は、タブ・ウィンドウ4
6bが前面に表示された状態でブラウザの「戻る」ボタ
ン等を操作すれば、容易に再度表示させることができ
る。また、タブ・ウィンドウ46b内の公報テキスト・
データが表示画面内には、検索結果の公報数が一定以上
の数の場合に、最初の結果一覧画面リストに戻ったり、
次一覧リスト、前一覧リストを表示させる「Hit Lis
t」,「Prev List」,「Next List」等のボタンが現れる
(図9参照)。これらのボタンをクリックした場合には、
同様な手法で、例えば、検索結果一覧が表示されていた
タブ・ウィンドウ46aの表示内容を表示させるべきリ
ストに更新される。そのため、タブ・ウィンドウ46a
内には、検索結果一覧が順次表示されるので、これを
「戻る」ボタン等で遡って表示させることで任意の一覧
を容易に表示させることができる。しかも、タブ・ウィ
ンドウ46b内の表示を公報の内容表示に保持すること
ができる。
【0059】また、図8の画面で検索結果表示欄60内
の特許番号等をクリックすることにより、上記図9に示
されるような公報テキスト・データが表示される際に
は、同時に、そのテキスト・データに対応する公報イメ
ージが3番目のタブ・ウィンドウ46c内に表示され
る。この場合の処理は、例えば、テキスト・データの表
示指示に呼応して、前記の図5に示されたステップS6
乃至ステップS9が自動的に実行されることで行われ
る。図10は、その公報イメージが表示されたタブ・ウ
ィンドウ46c内の表示内容を示したものである。本実
施例においては、上記公報イメージが下位参照先デー
タ、特に、特定の参照元データのみから参照可能な下位
参照先データに相当する。
【0060】上記の公報イメージの表示は、タブ・ウィ
ンドウ46b内に表示された公報テキスト・データ内に
記載されている公報イメージのurl情報に基づいて表示
させたものである。すなわち、前記の図8に示される検
索結果には、公報テキスト・データを表示させるための
情報(url)のみが記載されているため、公報イメージだ
けを閲覧したい場合にも、これを直接表示させる方法は
無い。そのため、通常の表示方法では、テキスト・デー
タを表示させた後、図9に示されるイメージ・ボタン6
4をクリックして公報イメージを表示させる必要があ
る。
【0061】本実施例では、下記のような公報テキスト
・データのHTMLソース内の公報イメージに対応する記述
から、イメージ公報表示のためのurl情報を取得し、自
動的にタブ・ウィンドウ46c内にこれを表示させる。
すなわち、ウィンドウ46内に公報テキスト・データが
表示されるとWebbrowserコントロールの「DocumentComp
leteイベント」が発生するので、この時点でHTMLソース
内の上記url情報を取得し、タブ・ウィンドウ46cに
含まれるWebbrowserコントロールでそのurlを読込ませ
てそこにイメージ公報を表示する。このため、本実施例
によれば、公報イメージを表示させるための手間が不要
であり、表示完了までの時間も短縮される利点がある。 <a href=http://patimg1.uspto.gov/.piw?Docid=062501
32&homeurl=http%3A%2F%2Fpatft.uspto.gov%2Fnetacgi%
2Fnph-Parser%3FSect1%3DPTO1%2526Sect2%3DHITOFF%252
6d%3DPALL%2526p%3D1%2526u%3D%2Fnetahtml%2Fsrchnum.
htm%2526r%3D1%2526f%3DG%2526l%3D50%2526s1%3D'6,25
0,132'.WKU.%2526OS%3DPN%2F6,250,132%2526RS%3DPN%2F
6,250,132&PageNum=&Rtype=&SectionNum=&idkey=95CA34
F2AA0E><img src="/netaicon/PTO/image.gif" alt="[Im
age]" border="0" width="63"height="24" align="midd
le"></A>
【0062】なお、上記のようにして表示されるイメー
ジ公報は、例えば、HTMLソース内に固定サイズで表示さ
れるように規定されている。これは、USPTOサーバ
24における仕様であり、下記のソースでは、幅570ピ
クセル、高さ840ピクセルとなっている。このため、例
えばドット数が1600×1280等の高解像度ディスプレイ装
置であっても、既定の小さなイメージ公報枠でしか表示
されない。また、左側のページ操作欄の幅も固定されて
いる。そのため、本実施例では、下記HTMLソース内の記
述を読取り、ブラウザの表示コントロールにこれを渡す
際にデータを動的に書き換えることで適切な画面サイズ
に変更している。例えば、下記の「width="570"」との
記載を「width="100%"」と書き換えれば、ウィンドウ4
6の横幅に合わせた幅寸法に拡縮されて表示されること
となる。図11に高解像度ディスプレイにおいて幅寸法
を調節していないイメージ公報の表示例を、図12に幅
寸法を調節したイメージ公報の表示例をそれぞれ示す。
高解像度ディスプレイが用いられている場合には、この
ような処理を施すことによってイメージ公報が拡大され
ることになるので表示内容の視認性が改善される。図の
例とは反対に、低解像度のディスプレイが用いられてい
るためにウィンドウ46内にイメージ公報の横幅全体が
表示されない場合に上記処理を施せば、ウィンドウ46
内に表示されている画像を横方向に送ることなくその横
幅全体を見ることができるようになる。 <embed src="/.DImg?Docid=US006250132&PageNum=1&IDK
ey=95CA5197AA0E&ImgFormat=tif" width="570" height
="840" type=image/tiff></embed>
【0063】また、上記のようにして公報イメージが表
示された後、図9に示される公報テキスト画面で前記イ
メージ・ボタン64をクリックした場合には、例えば、
「BeforeNavigate2イベント」でタブ・ウィンドウ46
b内にイメージ公報を表示することを中止させ、タブ・
ウィンドウ46cに含まれるWebbrowserコントロールで
そのurlを読み込んでイメージ公報を表示する。そのた
め、タブ・ウィンドウ46bには、公報テキスト・デー
タのみが順次に表示され、タブ・ウィンドウ46cに
は、公報イメージのみが順次に表示される。このよう
に、データが表示されるタブ・ウィンドウ46は、デー
タの種類毎に固定されている。
【0064】また、上記の図9、図10は、図8におい
て公報番号をポインタで単にクリックした場合の表示内
容であるが、公報番号をクリックする際に所定のキー、
例えばコントロール(Ctrl)キーを押していた場合には、
図13に示されるように、英文の公報テキストに代えて
その公報の和文抄録を表示させることができる。この和
文抄録は、例えば、前記のファイル・サーバ14内に格
納されており、例えば特許番号で検索されることによっ
て探し出されたデータが、ポップアップ・ウィンドウ6
6内に表示されるようになっている。
【0065】上記の和文抄録の表示は、例えば、検索結
果一覧のHTMLソースにおける公報のリンク(参照情報)が
下記のように記載されていることを利用する。所望の公
報番号をクリックすると、選択された公報のurl情報が
「BeforeNavigate2イベント」で下記のものであること
が取得できるので、HTMLソース中におけるそのurl情報
の記載されている位置を検索し、その後ろにある公報番
号を取得する。下記の例では、「5,734,097」が公報番
号である。このようにして公報番号が取得できたら、フ
ァイル・サーバ14内やネットワーク18で接続された
適宜のサーバからその公報番号のデータを検索し、ポッ
プアップ・ウィンドウ66内に表示させるのである。デ
ータの検索先は、表示させるべき内容に応じて予め設定
しておけばよい。 <TD valign=top><A HREF=/netacgi/nph-Parser?Sect1=
PTO2&Sect2=HITOFF&u=/netahtml/search-adv.htm&r=19&
p=1&f=G&l=50&d=ft00&S1=(73/61.43.CIOR.+or+73/61.4
3.CIXR.+or+73/61.43.CIUX,CIDX.)&OS=ccl/73/61.43&RS
=CCL/73/61.43> 5,734,097</A></TD>
【0066】また、図9に示される公報テキスト画面内
の下方に隠れている部分には、表示されている公報の引
用文献リストが記載されている。図14は、その引用文
献リストから選択した一つの公報番号をクリックして、
そのテキスト・データを表示させた画面を示したもので
ある。この場合にも、検索結果一覧が表示されている段
階で公報番号等がクリックされた場合と同様に、前記の
図5におけるステップS4において「項目をクリックす
る」処理が為されたことなる。そのため、この場合に
も、そのステップS6乃至S9が実行されて、例えば、
4番目のタブ・ウィンドウ46d内に引用公報が表示さ
れる。なお、図に示した例では、表示から読み取れるよ
うに該当公報のテキスト・データがデータベース内に欠
落している。また、このように引用文献のテキスト・デ
ータが表示される際にも、前述したタブ・ウィンドウ4
6b,46cの場合と同様に、その裏画面すなわち5番
目のタブ・ウィンドウ46eに対応する公報イメージが
表示されるようになっている(図15参照)。これらの場
合にも参照元となるタブ・ウィンドウ46b、46d内
の表示内容が更新されないので、表示されたデータを相
互に比較することが容易となる。本実施例では、上記タ
ブ・ウィンドウ46cに表示された引用公報のテキスト
・データとの関係では、タブ・ウィンドウ46bに表示
されている公報テキスト・データが参照元データに、そ
の引用公報のデータが参照先データに相当する。
【0067】このように引用公報を表示させる際の動作
は以下の通りとなる。すなわち、引用公報リンクをクリ
ックするとタブ・ウィンドウ46bのWebbrowserコント
ロールは、下記のようなHTMLソースからHREFタグに記載
されたurlの読込を開始するが、その直前には「BeforeN
avigate2イベント」が発生する。このとき、参照元であ
る現在表示中の公報テキスト・データのurl情報、参照
先である引例公報のurl情報、或いはこれに加えて現在
表示されているタブ・ウィンドウ46の番号(例えばタ
ブ・ウィンドウ46aを1,46bを2等と定める)や
引例公報であることを示す「RefSrch=yes」等のタグの
有無を解析して、「Navigate2イベント」に進む前に処
理を中止させ、4番目のタブ・ウィンドウ46dに含ま
れるWebbrowserコントロールでそのurlを読み込ませ
る。2番目のタブ・ウィンドウ46bにおいて、他の引
用公報を選択した場合にも同様な動作によって4番目の
タブ・ウィンドウ46dが更新される。同様に、引用公
報のテキスト・データに対応する公報イメージを表示す
る際にも、「BeforeNavigate2イベント」でタブ・ウィ
ンドウ46d等にイメージ公報を表示することを中止さ
せ、タブ・ウィンドウ46eに含まれるWebbrowserコン
トロールでそのurlを読み込んでイメージ公報を表示す
る。 <TABLE WIDTH="100%"><TR><TD WIDTH="25%"><a href="/
netacgi/nph-Parser?Sect2=PTO1&Sect2=HITOFF&p=1&u=%
2Fnetahtml%2Fsearch-bool.html&r=1&f=G&l=50&d=PALL&
RefSrch=yes&Query=PN%2F2715833">2715833</a></TD><T
D WIDTH="25%">Aug., 1955</TD><TD WIDTH="25%" ALIGN
="LEFT">Fulton et al.</TD><TD WIDTH="25%" ALIGN="R
IGHT">73/61.</TD></TR>
【0068】なお、前述したような汎用のブラウザで
は、上記のように引用公報を表示させる際にも、被引用
公報の表示されているウィンドウが更新されるため、公
報を相互に比較することは困難であった。
【0069】また、前述したようにタブ・ウィンドウ4
6毎の表示履歴は、上記の引用公報が表示されるタブ・
ウィンドウ46d,46eについても同様に生成され
る。そのため、引用公報のテキスト・データや公報イメ
ージも、その表示履歴に従って表示させることが可能で
ある。
【0070】また、本実施例においては、タブ48に
は、タブ・ウィンドウ46を切り換える他に別の機能も
付与されている。例えば、3番目のタブ48cについて
は、ポインタをその上において、コントロール・キーを
押しながらマウスの左ボタンをクリックすることで、2
番目のタブ・ウィンドウ46bに、検索結果一覧の次の
公報のテキスト・データを表示させつつ、そのテキスト
・データから表示可能に設定されているその公報のイメ
ージをタブ・ウィンドウ46cに表示させることができ
る。公報イメージは、前述したようにテキスト・データ
のみから参照可能に設定されているため、通常のブラウ
ザで検索・閲覧を行う場合には、公報イメージを表示さ
せている状態から次の公報イメージを直ちに表示させる
ことはできないが、本実施例によれば、上記のように裏
画面でテキスト・データを読み込ませ且つそのHTMLソー
スから公報イメージのurlを読み取ることにより、見か
け上は公報イメージを直接的に順次表示させることがで
きる。なお、ポインタをタブ48c上においてコントロ
ール・キーを押しながらマウスの右ボタンをクリックし
た場合には、同様にして検索結果一覧中の前公報のイメ
ージを表示させることができる。
【0071】図16は、上記のフローにおけるタブ・ウ
ィンドウ46相互の関係を説明する図である。図に示す
ように、tab1すなわちタブ・ウィンドウ46aで
は、検索が実行されると共に、検索結果一覧のみが表示
される。tab2すなわちタブ・ウィンドウ46bで
は、その一覧から選択された公報のテキスト・データの
みが表示される。また、tab3すなわちタブ・ウィン
ドウ46cでは、その公報に対応するイメージのみが表
示され、tab4すなわちタブ・ウィンドウ46dで
は、その公報テキスト・データ内の引例公報のテキスト
・データのみが表示され、tab5すなわちタブ・ウィ
ンドウ46eでは、その引例公報のイメージのみが表示
される。このように、本実施例では5つのタブ・ウィン
ドウ46が備えられているが、それぞれの役割は完全に
分けられている。なお、各タブ・ウィンドウ46内で
は、テキスト・データについては次公報の表示が、イメ
ージについてはページ送りが可能である。
【0072】要するに、本実施例によれば、検索結果一
覧中の公報や、その公報内の引用公報を表示させるに際
して、参照元となる検索結果一覧や表示された公報のHT
MLソースの記述に基づいて表示させようとするデータの
種類が判断され、これを表示させる表示領域すなわちタ
ブ・ウィンドウ46が参照元とは異なるタブ・ウィンド
ウ46の中から決定され、そのタブ・ウィンドウ46に
データが表示される。そのため、参照元となる検索結果
等の表示が参照先となる公報テキスト・データ等で置き
換えられないので、タブ・ウィンドウ46を相互に切り
替えるだけで直ちに検索結果一覧を表示させることがで
きる。また、同一種類のデータが同一のタブ・ウィンド
ウ46に表示されることから、複数のウィンドウが相互
の関連無く無数に開かれる場合に比較して、既に表示さ
れたデータの中から所望のデータを選択的に表示させる
ことが容易になる。
【0073】また、本実施例によれば、タブ・ウィンド
ウ46毎に表示履歴が生成されるので、表示内容の種類
毎に遡って内容を確認することも容易である。
【0074】次に、本発明の他の実施例を説明する。な
お、以下の実施例において、前述の実施例と共通する部
分は、説明を省略する。
【0075】図17に示す表示例では、主ウィンドウ4
4内に複数の例えば3つのフレーム68a,68b,6
8cが設けられている。これら3つのフレーム68は、
一つのタブ・ウィンドウ46の中に複数のWebbrowserコ
ントロールを埋め込み、或いは、1つのWebbrowserコン
トロールで画面を複数に分割したものである。これらの
表示例は、例えば、特に解像度の高いモニタを用いる場
合に有用である。このように、複数の表示領域は、前述
の実施例のようにタブ48で切り換えて表示されるもの
に限られず、同時に表示されるものであっても良い。
【0076】図において、タブ48aに対応するタブ・
ウィンドウ46aには、上部に第1Webbrowserコントロ
ール(フレーム68a)、下部左側に第2Webbrowserコン
トロール(フレーム68b)、下部右側に第3Webbrowser
コントロール(フレーム68c)をそれぞれ配している。
なお、それぞれの境界線は、上下・左右にドラッグする
ことで各Webbrowserコントロールの画面領域の割合を変
更することが可能である。この場合の操作・動作状況は
前記第1実施例の1番目のタブ・ウィンドウ46aがフ
レーム68aに、2番目のタブ・ウィンドウ46bがフ
レーム68bに、3番目のタブ・ウィンドウ46cがフ
レーム68cにそれぞれ相当する。図示は省略するが、
他のタブ48b、48c等に対応するタブ・ウィンドウ
46も同様に構成することができる。
【0077】なお、フレーム68c内にはイメージのみ
が表示されており、前記の図10において左端部に示さ
れるようなイメージ表示を操作するためのボタン類(例
えば、ページ送り用のボタンや"FullText","Help"ボタ
ン等)は設けられていない。そのため、本実施例におい
ては、ボタン用のスペースが無用となった分だけイメー
ジ表示領域が増大するので視認性が高まる利点がある。
省略されているボタン類の機能は、図示は省略するが、
任意のショートカット・キーやショートカット・メニュ
ーに割り当てれられており、操作に支障はない。なお、
セクション毎のページを指定する"FrontPage","Drawing
s","Specifications","Claims","Correction"といった
ボタン(図10参照)は、公報により無いものも生ずる。
これらはショートカット・メニューを、そのメニュー表
示の際にプログラム上で動的に作成しすれば動作可能な
もののみ表示できる。
【0078】因みに、上記のイメージ部分は、例えば、
以下のようなHTMLソースで記載されているので、左側ス
ペース削除するには、この部分をコメントブロックにす
ればよい。すなわち、上記コードを読み出して、前後
を"<!--"と"-->"で囲んでから再度Webbrowserコントロ
ールでそのコードを読み出せば良い。 <table width="100%" border="0" cellspacing="0" cellpadding="0"> <tr valign="top"> <td width="146" valign="top" background="/piwdocs/tablebackground.gif"> <table width="146" border=0 cellspacing=0 cellpadding=0> (途中省略) </form> </font> </span> </td> </tr> </table> </td>
【0079】また、前記ボタン類のHTMLソースは、例え
ば"Claims"ボタンについては、以下のようになってい
る。 <a href="/.piw?docid=US005734097&SectionNum=4&IDKe
y=80CF4CA2372B&HomeUrl=http://patft.uspto.gov/neta
cgi/nph-Parser?Sect1=PTO1%2526Sect2=HITOFF%2526d=P
ALL%2526p=1%2526u=/netahtml/srchnum.htm%2526r=1%25
26f=G%2526l=50%2526s1='5734097'.WKU.%2526OS=PN/573
4097%2526RS=PN/5734097"><img src="/piwdocs/redbal
l.gif" border="0"><font color="#000000" size="-1">
<b> Claims</b></font></a></nobr><br> そのため、このようなソースコードには"Claims"ボタン
の文字列部分の Claims の単語を見つけることができ
る。このサイトの場合にはurlはその前の部分に記載し
てあるので、ソースのタグや文字列の特徴的部分を参考
にしながらurl文字列を切り出せばよい。このurlをフレ
ーム68cに読み出すようショートカットキーやショー
トカットメニューに記載或いは動的に作成させれば"Cla
ims"セクションの公報イメージが第3Webbrowserコント
ロールすなわちフレーム68cに表示させることができ
る。もしソースコードに"Correction"といったボタンの
記載がなければ動的に作成する際に作成しなければ良
い。
【0080】本実施例によれば、一度に複数の画面が表
示されるので、更に視認性が高まる利点がある。また、
他のタブ・ウィンドウ46b,46c等についてもタブ
・ウィンドウ46aとは異なった検索式をたてながら平
行して検索や閲覧することができるため、それぞれの結
果比較が更に容易となる利点もある。更に、フレーム6
8bに示されるような公報テキスト・データは、1行が
長く成り過ぎると読取りが困難になるが、本実施例では
1行当たりの長さが短くなるので、読取りが容易になる
利点もある。
【0081】また、図18に示す実施例は、前述の図9
等に示される公報テキスト・データの他の表示例を示し
たものである。図において、タブ48bに対応するタブ
・ウィンドウ48b内には、複数のブロック70a,7
0b,70c,70dが形成されている。各ブロック7
0では、そのブロック内で各行が折り返されており、1
行の長さはブロック70を設けない図9に示される場合
に比較して半分になっている。また、各ブロック70
は、図における上下方向の長さ寸法も、一画面の長さ寸
法より短くなるように設定されている。更に、ブロック
70a,70bとブロック70c,70dとの間には、
表組み形式で記載された通常表示部74が設けられてい
る。すなわち、本実施例では、テキスト・データがブロ
ック70a,70b,70c,70dの順に連続する段
組表示に変更された上で表示され、且つ、表組み部分は
元の表示形式のままで表示されている。前述したような
高解像度のモニタ28を用いる場合や、表示フォントの
サイズを小さくする場合等には、1行の文字数が多くな
って視認性が低下する傾向となるが、このようにすれ
ば、1行を読み易い長さに制限して視認性を高めること
ができる。また、HTMLには改頁タグが無いので、単に1
行の長さを制限するだけではブロック70がモニタ28
の1画面に収まらなくなるが、上記のようにすれば各ブ
ロック70を順次読み取る際に表示されている範囲を上
下させる必要がない。図においては1ブロックがウィン
ドウ46の半分前後の高さ寸法になるように設定されて
いる。
【0082】上記のブロック表示は、例えば、公報テキ
スト・データのHTMLソースに含まれる文字列のうち段組
表示を行いたい部分の文字列を抽出し、適当な文字数単
位で複数に分割してそれをテーブル・タグで囲むことで
行い得る。例えば、テキスト・データ内の「Descriptio
n」部分を段組表示させる場合には、HTMLソースのうち
その前後に常に記載される文字列、例えば下記の例で
は、一番上および一番下に示した行内の文字列で特定し
て抽出する。 <CENTER><B><I> Description</B></I></CENTER> <HR> <BR><BR>BACKGROUND OF THE INVENTION <BR><BR>1. Field of the Invention <BR><BR>This invention relates generally to a method ----------途中省略----------------- modifications and variations that fall within the spirit and broad scope of the appended claims. <BR><BR><CENTER><B>* * * * *</B></CENTER>
【0083】そして、上記の方法で抽出した文字列を、
所定の長さ、例えば400文字程度の 文字数に分割して配列変数TDstr()に格納する。これを
以下のようにしてテーブルタグで囲み、元のソースコー
ドにもどし再読込させる。これにより、テーブルタグで
囲まれた範囲が、1つのブロック70内に行末で折り返
されて表示されることとなる。また、下記の例では、
「WIDTH」が50%に設定されていることから1画面の半分
の幅寸法の2つのブロック70が横に並んで表示され
る。 For n = 0 To i Step 2 temp = temp & "<TABLE border=""2""><TR>" temp = temp & "<TD VALIGN=top WIDTH=""50%"">" & TDstr(n) & "</TD >" temp = temp & "<TD VALIGN=top WIDTH=""50%"">" & TDstr(n + 1) & " </TD>" temp = temp & "</TR></TABLE>" temp = temp & "<BR>" Next n
【0084】なお、分割単位は、上記のように適当な文
字数とする他、語数(ワード数)で行ってもよい。何れの
場合でも、空白行(<br></br>)や改行(<br>)タグを目安
に分割することが好ましい。また、例えば複数の項目に
区分されているテキスト・データでは、各項目の終了部
分も分割の区切りに設定し、相互に異なる項目を別々の
ブロック70内に表示させることも好ましい。その場合
には、更に、相互に異なる項目が表示されているブロッ
ク70相互間に空白部分を設けることが視認性を一層高
めるために好ましい。例えば前記の「Description」部
分には「BACKGROUND OF THE INVENTION」、「SUMMARY O
F THE INVENTION」、「BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAW
INGS」等のような項分けが施されている。したがって、
この部分を目安に新たなブロック(段組表示)を設定する
ことができる。また、上記の文字列のブロック化は、文
字列データを読み込んだときに自動的に実行されるもの
であるが、操作者がマウス等を用いて選択した範囲を抽
出する文字列とすることもできる。
【0085】また、上記のように複数のブロック70に
分割して表示させる場合には、表組みで表示されている
部分をブロック表示の対象とせず、ブロック70相互間
に通常の形態(ブロック化処理を施さない図9に示され
るような表示形態)で表示させることが好ましい。この
ようにすれば、ブロック化に伴って表組みの乱れる弊害
が抑制される。なお、表組み部分は、例えばHTM言語の<
pre></pre>タグ等で囲んであるので、文字数等でブロッ
ク70の区切りを決定する際に、例えば予め設定されて
いる文字数等に到達しなくとも、上記のタグの直前をブ
ロック70の区切りに設定すればよい。
【0086】さらに、ブロック化と同時あるいは別途プ
ロセスで文字表示の修正を行うこともできる。本実施例
で表示させている米国特許公報テキスト画面では、上付
文字や下付文字等が一般のhtm言語仕様の<sup></sup>や
<sub></sub>タグでななく「.sup.」や「.sub.」修飾子
を用いて表示されている。例えば酸化アルミニウム(Al 2
O3)を表すにはhtm言語仕様に従えば「Al<sub>2</sub>O<
sub>3</sub>」とすべきものが、米国特許公報テキスト
・データでは「Al.sub.2 O.sub.3」と表記される。その
ため、htm言語仕様に従って表示させるブラウザでは、
上付文字や下付文字等を認識できず、そのまま「Al.su
b.2 O.sub.3」と表示されるが、特に化学系の特許公報
等を閲覧する場合には視認性を著しく低下させる。これ
を正しく表示させるためには「.sub.」や「.sup.」修飾
子を検索してその位置を特定し、htmソースの記述を「A
l<sub>2</sub>O<sub>3</sub>」と変更して再読込させれ
ば良い。前記の図18は、上記のような複数の処理を施
して表示させたものである。このとき、更に「Al<sub><
font size="-1">2</font></sub>O<sub><font size="-1"
>3</font></sub>」のように書き換えれば、上付文字や
下付文字が本文文字より小さなフォントサイズで表示さ
せるため一層読みやすくなる。
【0087】なお、米国特許公報テキスト・データで
は、上記の<sup></sup>や<sub></sub>タグの他に、以下
のような文字の置き換えも為されている。下記におい
て、左側が公報テキスト・データ内において置き換えら
れている表示、右側が本来の表示である。これらの文字
も、上記の書き換えと同時に書き換えるとよい。 .alpha. : α .beta. : β .gamma. : γ .degree. : ° .times. : × .DELTA. : Δ .OMEGA. : Ω .SIGMA. : Σ .ltoreq. : ≦ .gtoreq. : ≧ .uparw. : ↑ .dwnarw. : ↓ .fwarw. : →
【0088】また、米国特許明細書によく見られる「sa
id」や「wherein said」等の語句も、無用であれば上記
の処理の際などに削除する処理を実施するとよい。な
お、これらの処理は、例えば、ブラウザの環境設定等で
ON/OFFを切り換えられるようにすることもできる。
【0089】本実施例によれば、1行に収まる文字数が
多くなる高解像度のモニタ28が用いられる場合にも、
予め定められた幅寸法を有し且つウィンドウ46内に収
まる所定の高さ寸法のブロック70に区分されて表示さ
れることから、文字列データの視認性が高められる利点
がある。なお、公報テキスト・データの表示内には、文
頭・文末のナビゲート用ボタン等が設けられているが、
ブロック化して表示させる際にこれらを削除して本文の
視認性を更に高めることもできる。
【0090】なお、図4、図5等に示される実施例で
は、送信されてきたデータのHTMLソースから必要な情報
を読み取って自動的にタブ・ウィンドウ46を選択させ
ていたが、このように処理するためには、送信されてく
るHTMLソースを予め分析して、データ種別を判断するた
めの文字列やHTMLタグ等を定めておく必要がある。一旦
設定すれば、検索者は送られてくるデータの形式を意識
することなく、快適に検索や閲覧を行うことができる。
しかしながら、このような方法は、利用するウェブ・サ
イトやデータベース毎に、それらにおける処理ロジック
を検討して、予めプログラムを作成する手間を必要とす
る。すなわち、初めて利用するウェブ・サイトには前述
の実施例の方法は適用できず、また、利用頻度の低いウ
ェブ・サイトについては、プログラム作成の手間をかけ
る価値がない場合もある。
【0091】前記の図8において、タブ48の右方に
は、ラジオ・ボタン72a〜72eが設けられている
が、上記のようなウェブ・サイトについては、これを利
用することで効率的に検索および閲覧を実施し得る。以
下、図8を参照して更に別の実施例を説明する。
【0092】上記のラジオ・ボタン72は、複数のタブ
48(タブ・ウィンドウ46)の各々に対応したオプショ
ンボタンコントロールである。ラジオ・ボタン72は、
図示しないメニューで使用の可否を設定できるものであ
る。プログラムが対応していないウェブ・サイトに接続
して閲覧や検索を行う場合には、検索者が予めメニュー
の「オプション表示」をオン設定にしておくことでラジ
オ・ボタン72を利用可能とできる。すなわち、この操
作により、プログラム内のOptionフラグがtureに設定さ
れる。
【0093】例えば、1番目のタブ・ウィンドウ46a
に表示されている検索結果一覧の公報を5番目のタブ・
ウィンドウ46eに表示する場合には、ラジオ・ボタン
72eを前もってポインタでクリックして、図19に示
すようにチェックを入れておく。この状態で検索結果一
覧中の任意の公報番号をクリックすると、BeforeNaviga
te2イベントにおいて、Optionフラグがtureであるか否
かの判断が肯定されるので、オプションボタン(ラジオ
・ボタン72)のValueプロパティが参照される。このVa
lueプロパティからラジオ・ボタン72が対応するタブ
・ウィンドウ46eに表示すべきであるとの情報が得ら
れるので、タブ・ウィンドウ46aへの表示処理をcanc
elし、タブ・ウィンドウ46eに含まれるWebbrowserコ
ントロールでそのurlを読み込まれ、そこに選択した公
報の内容が表示される。
【0094】本実施例によれば、複数用意されたタブ・
ウィンドウ46(表示領域)のうちから操作者が選択した
任意のものに参照先(リンク先)の内容を表示できる。し
たがって、操作者が予め自分で定めた規則に従って参照
先のデータを表示させるタブ・ウィンドウ46を選択す
れば、HTMLソースを予め解析してプログラムをそれに合
わせて作成しなくとも、プログラムが予め作成されてい
る場合と同様に、データ種類毎に異なるタブ・ウィンド
ウ46に表示させて、既に表示したデータをその種類毎
に遡って表示させたり、種類の異なるデータ内容相互の
比較することが容易になる。
【0095】なお、図8に示される実施例では、最前面
に表示されているタブ・ウィンドウ46に対応するラジ
オ・ボタン72が自動的にチェックされるように構成さ
れている。すなわち、図8では、ラジオ・ボタン72a
にチェックが入っている。しかしながら、このラジオ・
ボタン72のプロパティは、前述した「オプション表
示」のオン設定がされない限り参照されないので、チェ
ックが入っていても、データ種別に応じたタブ・ウィン
ドウ46を自動的に選択する妨げにはならない。なお、
プログラムでタブ・ウィンドウ46が指定されず且つ
「オプション表示」がオフ設定の場合には、参照元であ
る検索結果一覧のHTMLソースの記載に従ってタブ・ウィ
ンドウ46が選択されることとなる。
【0096】また、上記のラジオ・ボタン72の使用例
では、操作者が自らの意志でチェックするラジオ・ボタ
ン72すなわち表示させるタブ・ウィンドウ46を選択
していたが、同じウェブ・サイトが繰り返し利用される
場合には、HTMLソースの記載内容および操作の履歴に基
づいて、適切と推定されるラジオ・ボタン72を自動的
にチェックさせるようにすることもできる。すなわち、
HTMLソースおよび操作履歴を記録(例えばデータ記録装
置26内に保存)して利用する。このようにすれば、対
応したプログラムが作成されていないウェブ・サイトに
おいても、保存された情報を参照してラジオ・ボタン7
2に予めチェックを入れることができる。そのため、参
照先データを表示させるタブ・ウィンドウ46を選択す
るためにポインタを移動させる手間が省けるので、操作
が容易且つ効率的になる。
【0097】上記のラジオ・ボタン72の自動選択は、
例えば、下記のような方法で実現できる。すなわち、各
リンク先をクリックする時点で、参照元データのタブ4
8の番号(タブ・ウィンドウ46の番号)、ラジオ・ボタ
ン72で指定される参照先(リンク先)データのタブ48
の番号、参照元データのurl情報等を取得すると共に、H
TMLソースから、参照先のurl情報、ヘッダー情報、その
url情報と共に記載されているタグ等の情報を、例えば
データベース化して保存蓄積する。そして、それらの情
報がある程度蓄積された時点からニューロ技術・曖昧検
索技術の利用を開始し、選択したデータを表示させる際
に、BeforeNavigate2イベントにおいて、取得した上記
のような各情報と蓄積された情報とに基づいて演算処理
を行い、適当と推定されたラジオ・ボタン72のチェッ
クを入れればよい。このとき、例えばチェックを入れる
と同時に図20に示されるような確認メッセージ76を
表示させれば、チェックされたラジオ・ボタン72が不
適切な場合には、検索者が所望のラジオ・ボタンをクリ
ックすることによって手動で変更することができる。な
お、上記の自動選択を開始させる時点の判断は、例え
ば、蓄積された情報件数やデータ容量等に基づいて自動
的に行うことが好ましい。
【0098】以上、本発明を図面を参照して詳細に説明
したが、本発明は更に別の態様でも実施できる。
【0099】例えば、実施例においては、各検索ステー
ジにおける結果表示画面をtabコントロールのそれぞれ
のタブ48に対応させたWebbrowserコントロール(タブ
・ウィンドウ46)で表示させていたが、MDI(マルチ
・ドキュメント・インターフェイス)にしてそれぞれ個
別の子フォームを用意し、その中に埋め込んだWebbrows
erコントロールで表示させても良く、或いは、複数のブ
ラウザを相互に関連させて制御しても良い。このように
すれば、マルチ・ディスプレイ機能を使用した場合や、
将来一般化すると思われる1600×1280ドット以上の超高
解像度・大画面ディスプレイで使用した際には、タブ・
ウィンドウ46による表示のように画面が重なることが
ないので一覧性が高まる。また、MDIとタブ・ウィン
ドウ46による表示との複合表示も可能である。表示形
態は、用いるOS(オペレーティング・システム)やプロ
グラムを作成する際の開発ツールで選択可能な範囲で、
モニタ28の表示解像度やクライアント12の処理能力
等を考慮し、検索者が操作・閲覧し易いように適宜選べ
ばよい。
【0100】また、実施例においては、参照先のデータ
を表示させるタブ・ウィンドウ46を選択する際に「Be
foreNavigate2イベント」を用いていたが、タブ・ウィ
ンドウ46すなわち表示領域を選択するために利用する
参照先データの関連情報の取得方法は、OSやプログラ
ム開発ツールに応じて、データ種別等の必要な情報が得
られるように適宜選択される。すなわち、OSやプログ
ラムを作成する開発ツールによって使用すべきDLL(Dyna
mic Linking Library:ダイナミック・リンキング・ラ
イブラリ)、OCX(OLEカスタム・コントロール;Activ-X
の別称)等のファイルが異なり、それに伴うイベント発
生やタイミングも異なるので、データ取得方法はOSや
開発ツールに依存するのである。
【0101】また、図19に示した実施例では、参照先
データを表示させるタブ・ウィンドウ46を、ラジオ・
ボタン72すなわちオプションボタンコントロールにチ
ェック入れることで判定していたが、表示領域を選ぶ手
動操作は、操作が容易な適宜の方法を用い得る。例え
ば、ファンクションキーや数字キーを、選択したタブ・
ウィンドウ46の情報取得のためのフラグに使っても良
い。例えば、ファンクションキーを用いる場合には、F3
キーを押しながらリンク(公報番号)をクリックすると3
番目のタブ・ウィンドウ46cに表示するように構成す
ることができる。
【0102】また、図19に示した実施例では、表示さ
せる参照先データの項目を選択(クリック)するに先立っ
て、表示させるタブ・ウィンドウ46を選択するように
構成されていたが、例えば、参照先データの項目をクリ
ックした後に、タブ・ウィンドウ46を選択するための
ダイアログを表示させるようにしてもよい。また、タブ
・ウィンドウ46の選択は図4に示されるような方法で
原則として自動で実行し、自動判断ができない場合に上
記のようなダイアログを表示させるようにしてもよい。
【0103】また、実施例においてはブラウザに5つの
タブ・ウィンドウ46すなわち表示領域が備えられてい
たが、その数は用途やOSの制限等に応じて適宜変更さ
れる。少なくとも2つの表示領域が設けられていれば、
参照元の表示を保持したまま参照先のデータを表示でき
るので、本発明の効果を享受できる。また、表示領域の
数は固定的に定めてもよいが、動的に必要な個数の表示
領域が順次に生成されるように構成しても良い。但し、
少なくとも、閲覧しようとするデータの種別数に相当す
る数の表示領域が備えられていることが、閲覧や相互比
較を容易にするためには好ましい。
【0104】また、実施例においては、米国特許公報を
検索するためのUSPTOサーバ24に接続して検索す
る際に本発明が適用される場合について説明したが、本
発明は、特許公報に限られず、ローカルのコンピュータ
上、LAN内、イントラネット、エクストラネット、或
いはインターネット内に存在する種々の情報を対象とす
ることができる。例えば、Microsoft社のプログラマー
サポートのための「MSDN Library」のように大量の情報
ページを提供するウェブ・サイトは多数存在する。この
ようなHPを検索閲覧する場合でも各テーマ・観点・応
用・参考等各情報をタブ・ウィンドウ46で分類しなが
ら表示閲覧できるので、相互の参照が極めて容易になる
利点がある。また、一般の所謂検索サーチエンジンを用
いてウェブ・サイトを検索調査する際にも表示するウェ
ブ・サイトをテーマや観点で任意のタブ・ウィンドウ4
6に分類しながら閲覧できるので能率が向上する。ま
た、検索に利用する場合に限られず、目次データ等の複
数の参照先が設定されている任意のからそ参照元データ
から、その項目内容或いは各項目で相互参照されている
他の項目内容を順次に表示させ或いは相互に比較しつつ
閲覧するような場合にも、本発明は好適に適用される。
【0105】また、実施例においては、操作者が手動で
検索や選択した項目の表示を行う場合について説明した
が、検索結果一覧に表示されている参照先データ(実施
例においては公報)を、前述したような判断手法に従っ
て複数のタブに分類しつつ順次表示させる処理を自動的
に行わせ、全ての項目の表示が終了した後に、クライア
ント12やファイル・サーバ14一時的に記憶され或い
はデータ記録装置26等に永久的に保存された内容を遡
って表示させるような利用方法も可能である。実施例で
示した特許庁のサーバ20,22,24のような利用者
の多い公共サーバでは、上記のような自動ダウンロード
機能を用いることは好ましくないが、自動ダウンロード
の負荷が問題とならないようなウェブ・サイトや、PR
を目的としたウェブ・サイト等のデータを表示させる場
合には、上記方法を採用することで表示のための待ち時
間を短くして検索・閲覧効率を一層高めることができ
る。データ記録装置26等に永久的に保存する場合に
は、後日利用することも容易となる。
【0106】また、実施例においては、複数の表示領域
(タブ・ウィンドウ46等)に表示されたデータの履歴が
表示領域毎に蓄積され、既に表示された内容を遡って閲
覧することが可能となっていたが、このような機能は必
須ではない。例えば、過去に表示されたデータの履歴が
残らない場合にも、少なくとも参照元データと参照先デ
ータとを対比したり、参照元データを再度読み込む処理
を必要とすることなく、その参照元データ内から参照可
能な複数の参照先データを順次に表示させるという本発
明の効果を享受できる。
【0107】また、実施例においては、参照先データの
種類が参照元データ内に記載されたurl情報、HTMLタ
グ、データ名称等によって判断されていたが、この他、
HTMLソース内における記載位置等を考慮することもでき
る。データ種類を判断するための情報の取得方法は、参
照先データを別々の表示領域に表示させるに際して採用
する分類方法に応じて定めればよい。例えば、実施例に
おいては、2番目のタブ・ウィンドウ46bに表示され
ている公報テキスト・データ内の引用公報を表示させる
際に、そのタブ・ウィンドウ46bの表示内容が更新さ
れないように現在のタブ・ウィンドウ46が何れである
のかを判断していたが、検索結果一覧から選択された公
報を表示させる際には、このような判断は実質的に無用
となる。
【0108】その他、一々例示はしないが、本発明は、
その主旨を逸脱しない範囲で種々変更を加え得るもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】米国特許商標庁のデータベースにおけるデータ
の参照関係を説明する図である。
【図2】本発明のデータ表示装置を含むネットワーク構
成を説明する図である。
【図3】図2に示されるデータ記録装置内のデータ構造
を説明する図である。
【図4】図2のクライアントの検索表示機能を説明する
機能ブロック線図である。
【図5】図2のデータ表示装置の作動すなわちデータ検
索表示プログラムの処理手順を説明するフローチャート
である。
【図6】ブラウザの検索初期画面の一例である。
【図7】図6の画面でフィールド名をクリックして表示
されるヘルプを示す図である。
【図8】ブラウザに検索結果(番号リスト)が表示された
状態を示す図である。
【図9】図8から選択した公報のテキスト・データの表
示画面の一例である。
【図10】図9のテキスト・データと同時に読み込まれ
る公報イメージの表示画面の一例である。
【図11】公報イメージの幅寸法を調節していない表示
例である。
【図12】公報イメージの幅寸法を調節した表示例であ
る。
【図13】和文抄録の表示された画面の一例である。
【図14】図9の公報テキストで参照されている引用公
報のテキスト・データ表示画面である。
【図15】図14のテキスト・データと同時に読み込ま
れる公報イメージを示す図である。
【図16】タブ・ウィンドウ相互の関係を説明する図で
ある。
【図17】本発明の他の実施例を説明するためのブラウ
ザ表示の一例を示す図である。
【図18】本発明の更に他の実施例を説明するためのブ
ラウザ表示の一例を示す図である。
【図19】手動でタブ・ウィンドウを選択する実施例を
説明するための図である。
【図20】図19の実施例において選択されたタブ・ウ
ィンドウの確認メッセージの表示例である。
【符号の説明】
10:データ表示装置 12:クライアント 34:データ種類判断手段 38:表示ウィンドウ決定手段(表示領域決定手段) 40:データ表示手段(表示手段)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の記憶装置内に記憶されている参照
    元データおよびその参照元データから参照可能に設定さ
    れている複数の参照先データを所定の表示画面に表示す
    るためのデータ表示装置であって、 前記参照元データおよび前記参照先データを前記表示画
    面上に設定された複数の表示領域のうちの何れかに各別
    に表示させるための表示手段と、 前記参照元データ内に設定されている参照先データの関
    連情報に基づいてその参照先データの種類を判断するデ
    ータ種類判断手段と、 前記参照元データが表示されている表示領域とは異なる
    複数の表示領域の中から前記参照先データを表示させる
    表示領域を前記データ種類判断手段により判断された参
    照先データの種類に基づいて決定する表示領域決定手段
    とを、含むことを特徴とするデータ表示装置。
  2. 【請求項2】 前記表示領域決定手段は、前記参照先デ
    ータの種類と前記参照元データが表示されている表示領
    域とに基づいてその参照先データの表示領域を決定する
    ものである請求項1のデータ表示装置。
  3. 【請求項3】 前記表示領域決定手段は、前記参照元デ
    ータから参照可能な複数の参照先データを順次表示させ
    るに際して、その参照元データの表示されている表示領
    域および前記参照先データの種類が共に同一の参照先デ
    ータの表示領域を同一の表示領域に決定するものである
    請求項1または請求項2のデータ表示装置。
  4. 【請求項4】 前記参照先データを表示させると同時
    に、前記参照先データから参照可能な下位参照先データ
    の種類を前記データ種類判断手段で判断し且つ前記表示
    領域決定手段で表示させる表示領域を決定して、その参
    照先データが表示された表示領域とは異なる表示領域に
    その下位参照先データを表示させる下位参照先データ表
    示手段を含むものである請求項1乃至請求項3の何れか
    のデータ表示装置。
  5. 【請求項5】 所定の記憶装置内に記憶されている参照
    元データおよびその参照元データから参照可能に設定さ
    れている複数の参照先データを所定の表示画面に表示す
    るためのデータ表示装置であって、 前記参照元データおよび前記参照先データを前記表示画
    面上に設定された複数の表示領域のうちの何れかに各別
    に表示させるための表示手段と、 前記参照先データを表示させる表示領域を指定する指定
    情報を入力するための入力手段と、 前記参照先データの表示指示があったとき前記指定情報
    に従ってその参照先データを表示させる表示領域を決定
    する表示領域決定手段とを、含むことを特徴とするデー
    タ表示装置。
  6. 【請求項6】 前記参照先データに関連した他のデータ
    をその参照先データに代えて所定の表示領域に表示させ
    る関連データ表示手段を含むものである請求項1乃至請
    求項5の何れかのデータ表示装置。
  7. 【請求項7】 前記複数の表示領域は、各々に表示され
    た複数のデータの履歴が各別に保存され且つ遡及してそ
    れら複数のデータを表示させられ得るものである請求項
    1乃至請求項6の何れかのデータ表示装置。
  8. 【請求項8】 前記複数の表示領域は、一の主表示領域
    内で択一的に前面に表示可能な択一表示領域を含むもの
    である請求項1乃至請求項7の何れかのデータ表示装
    置。
  9. 【請求項9】 前記複数の表示領域は、一の主表示領域
    内に区画形成された複数の分割表示領域を含むものであ
    る請求項1乃至請求項8の何れかのデータ表示装置。
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