JP2003186436A - 電子回路及びその駆動方法、電気光学装置、及び電子機器 - Google Patents

電子回路及びその駆動方法、電気光学装置、及び電子機器

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JP2003186436A
JP2003186436A JP2001385173A JP2001385173A JP2003186436A JP 2003186436 A JP2003186436 A JP 2003186436A JP 2001385173 A JP2001385173 A JP 2001385173A JP 2001385173 A JP2001385173 A JP 2001385173A JP 2003186436 A JP2003186436 A JP 2003186436A
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drain
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gate
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Takashi Miyazawa
貴士 宮澤
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】EL素子等の電流駆動素子に適切な駆動電流を
供給することができる電子回路及びその駆動方法、電気
光学装置、及び電子機器を提供する。 【解決手段】 電流駆動素子と、そのソースおよびドレ
インのうちの一端が電流駆動素子に接続しそのソースお
よびドレインのうち他端が電源線に接続する第1のトラ
ンジスタと、その一端が第1のトランジスタのゲートに
接続しその他端が電源線に接続する容量素子と、そのソ
ースまたはドレインのうち一端が第1のトランジスタの
ゲートに接続しそのソースまたはドレインのうち他端が
データ線に接続しそのゲートが走査線に接続する第2の
トランジスタと、を含んで構成される電子回路におい
て、第2のトランジスタのソースまたはドレインのうち
前記他端に接続する抵抗素子と、そのゲートが抵抗素子
の一端に接続しそのソースとドレインとが抵抗素子と直
列に接続する第3のトランジスタとを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は有機エレクトロル
ミネッセンス素子などの電流駆動素子に用いる電子回路
及びその駆動方法、電気光学装置、及び電子機器に関
し、とくに電流駆動素子に対して適切な駆動電流を供給
するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、従来のLCD素子に変わる次世代
の発光デバイスとして、有機エレクトロルミネッセンス
素子が注目されている。有機エレクトロルミネッセンス
素子は、低消費電力であり、視野角依存性が少なく、自
発光型のため、これを表示パネルに応用した場合にはバ
ックライトや反射光が必要ないといった、様々な優れた
特性を有している。
【0003】ところで、よく知られているように、有機
エレクトロルミネッセンス素子は、いわゆる電流駆動素
子であり、このような電流駆動素子の駆動回路として
は、従来、図16に示す回路が知られている。この回路
は、第1の電流駆動素子Lと、そのソースが第1の電流
駆動素子に接続しそのドレインが電源線Vに接続する第
1のトランジスタTr1と、その一端が第1のトランジ
スタTr1のゲートに接続しその他端が電源線Vに接続
する容量素子Cと、そのドレインが第1のトランジスタ
Tr1のゲートに接続しそのソースがデータ線に接続し
そのゲートが走査線に接続する第2のトランジスタTr
2と、を備えて構成される。
【0004】第2のトランジスタTr2は、走査線Sか
らゲートに供給される選択電位Vse lによりオン・オフ
制御が行われ、このオン期間中にデータ線Dから供給さ
れる電圧信号Vsigにより容量素子Cに所定の電荷が蓄
電される(プログラミングステージ)。そして、この電
荷により容量素子Cの端子間に生じる電圧により、第1
のトランジスタTr1のゲートに所定の電圧が印加さ
れ、この電圧に応じた量の駆動電流Iが、電源線Vか
ら電流駆動素子Lに供給される(表示ステージ)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、有機エレク
トロルミネッセンス素子などの電流駆動素子Lにおけ
る、例えばその抵抗値などの特性は、初期状態(例え
ば、使用開始時)や累積使用時間、使用環境(温度や湿
度等)等の使用環境の違いなどにより変動することがあ
り、この変動は、例えば、電流駆動素子Lが液晶パネル
等に適用された場合には、輝度ムラなどの原因となるこ
とがある。
【0006】この発明は、このような問題に鑑みてなさ
れたもので、電流駆動素子に適切な駆動電流を供給する
ことができる電子回路及びその駆動方法、電気光学装
置、及び電子機器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の、本発明の第1の電子回路は、第1の電流駆動素子
と、そのソースおよびドレインのうちの一端が第1の電
流駆動素子に接続しそのソースおよびドレインのうち他
端が電源線に接続する第1のトランジスタと、その一端
が前記第1のトランジスタのゲートに接続しその他端が
前記電源線に接続する容量素子と、そのソースまたはド
レインのうち一端が前記第1のトランジスタのゲートに
接続しそのソースまたはドレインのうち他端がデータ線
に接続しそのゲートが走査線に接続する第2のトランジ
スタと、前記第2のトランジスタのソースまたはドレイ
ンのうち前記他端に接続する抵抗素子と、そのゲートが
前記抵抗素子の一端に接続しそのソースとドレインとが
前記抵抗素子と直列に接続する第3のトランジスタとを
含むこと、を特徴とする。
【0008】また、本発明の第2の電子回路は、第1の
電流駆動素子と、前記第1の電流駆動素子が接続する第
1のトランジスタと、そのソースまたはドレインのうち
一端が前記第1のトランジスタのソースまたはドレイン
のうちの一端に接続しそのソースまたはドレインのうち
他端が電源線に接続する第2のトランジスタと、その一
端が前記第2のトランジスタのゲートに接続しその他端
が前記電源線に接続する容量素子と、そのソースまたは
ドレインのうち一端が第2のトランジスタのゲートに接
続し、そのゲートが走査線に接続する第3のトランジス
タと、そのソースまたはドレインのうち一端が前記第3
のトランジスタのソースまたはドレインのうちの前記一
端とは異なる他端に接続しそのゲートが走査線に接続す
る第4のトランジスタと、その一端が前記第1のトラン
ジスタのソースまたはドレインのうちの一端に接続しそ
の他端が前記第3のトランジスタのソースまたはドレイ
ンのうちの前記他端に接続する抵抗素子とを含むこと、
を特徴とする。
【0009】また、本発明の第3の電子回路は、第1の
電流駆動素子と、そのソースまたはドレインのうち一端
が第1の電流駆動素子に接続しそのソースまたはドレイ
ンのうち他端が電源線に接続する第1のトランジスタ
と、そのソースまたはドレインのうち一端が前記電源線
に接続しそのゲートが前記第1のトランジスタのゲート
に接続する第2のトランジスタと、その一端が前記電源
線に接続しその他端が前記第1のトランジスタおよび前
記第2のトランジスタのゲートに接続する容量素子と、
そのソースまたはドレインのうち一端が前記第1のトラ
ンジスタおよび前記第2のトランジスタのゲートに接続
しそのゲートが第1の走査線に接続する第3のトランジ
スタと、そのソースまたはドレインのうち一端が前記第
3のトランジスタのソースまたはドレインのうちの前記
一端とは異なる他端に接続しそのゲートが第2の走査線
に接続しそのソースまたはドレインのうちの他端がデー
タ線に接続する第4のトランジスタと、前記第2のトラ
ンジスタのソースまたはドレインのうちの前記一端とは
異なる他端と前記第4のトランジスタのソースまたはド
レインのうちの前記一端との間に接続する抵抗素子とを
含むこと、を特徴とする。
【0010】また、本発明の第4の電子回路は、第1の
電流駆動素子と、そのソースまたはドレインのうち一端
が第1の電流駆動素子に接続しそのソースまたはドレイ
ンのうち他端が電源線に接続する第1のトランジスタ
と、その一端が第1のトランジスタのゲートに接続しそ
の他端が前記電源線に接続する容量素子と、そのソース
またはドレインのうち一端が前記第1のトランジスタの
ゲートおよび前記容量素子の前記一端および前記電源線
に接続しそのソースまたはドレインのうち他端がデータ
線に接続しそのゲートが走査線に接続する第2のトラン
ジスタと、前記第2のトランジスタのソースまたはドレ
インのうちの前記他端に接続する抵抗素子とを含むこ
と、を特徴とする。
【0011】また、本発明の第5の電子回路は、第1の
電流駆動素子と、第1の電流駆動素子が接続する第1の
トランジスタと、そのソースまたはドレインのうち一端
が第1のトランジスタのソースまたはドレインのうち一
端に接続しそのソースまたはドレインのうち他端が電源
線に接続する第2のトランジスタと、そのソースまたは
ドレインのうち一端が前記第2のトランジスタのゲート
に接続しそのゲートが走査線に接続する第3のトランジ
スタと、その一端が前記第3のトランジスタの前記一端
とは異なる他端に接続し、その他端が前記電源線に接続
する容量素子と、そのソースまたはドレインのうち一端
が前記第3のトランジスタの前記一端に接続しそのゲー
トが走査線に接続する第4のトランジスタと、その一端
が前記第4のトランジスタのソースまたはドレインのう
ちの前記一端とは異なる他端に接続し、その他端がデー
タ線に接続する抵抗素子とを含むこと、を特徴とする。
【0012】また、本発明の第6の電子回路は、第1の
電流駆動素子と、そのソースまたはドレインのうち一端
が第1の電流駆動素子に接続しそのソースまたはドレイ
ンのうち他端が電源線に接続する第1のトランジスタ
と、そのソースまたはドレインのうち一端が電源線に接
続しそのゲートが第1のトランジスタのゲートに接続す
る第2のトランジスタと、その一端が前記電源線に接続
しその他端が前記第1のトランジスタおよび前記第2の
トランジスタのゲートに接続する容量素子と、そのソー
スまたはドレインのうちの一端が第1のトランジスタお
よび第2のトランジスタのゲートに接続しそのゲートが
第1の走査線に接続する第3のトランジスタと、そのソ
ースまたはドレインのうち一端が前記第3のトランジス
タのソースまたはドレインのうち前記一端とは異なる他
端に接続しそのゲートが第2の走査線に接続しそのソー
スまたはドレインのうち他端がデータ線に接続する第4
のトランジスタと、その一端が前記第4のトランジスタ
のソースまたはドレインのうちの前記一端とは異なる他
端に接続しその他端がデータ線に接続する抵抗素子とを
含むこと、を特徴とする電子回路。
【0013】また、本発明の第7の電子回路は、第1の
電流駆動素子と、そのソースまたはドレインのうちの一
端が第1の電流駆動素子に接続しそのソースまたはドレ
インのうち他端が電源線に接続する第1のトランジスタ
と、その一端が前記第1のトランジスタのゲートに接続
しその他端が前記電源線に接続する容量素子と、そのソ
ースまたはドレインのうち一端が前記第1のトランジス
タのゲートに接続しそのソースまたはドレインのうち他
端がデータ線に接続しそのゲートが走査線に接続する第
2のトランジスタと、を含む単位回路が、前記走査線と
前記データ線との交点に対応させて配置された電子回路
であって、前記データ線の前記各単位回路における前記
第2のトランジスタのソースまたはドレインのうちの前
記他端に共通して接続された抵抗素子とを含むこと、を
特徴とする電子回路。
【0014】また、本発明の第8の電子回路は、前記電
子回路であって、前記抵抗素子の経時劣化による抵抗値
の変化特性が、前記第1の電流駆動素子と同等であるこ
とを特徴とする。
【0015】また、本発明の第9の電子回路は、前記電
子回路であって、前記抵抗素子が、第2の電流駆動素子
であることを特徴とする。
【0016】また、本発明の第10の電子回路は、デー
タ信号を供給する信号線と、電流駆動素子と、前記電流
駆動素子に供給する電流量を制御する電流制御手段と、
前記電流駆動素子に前記データ信号に対応する電流量を
供給するように前記電流駆動素子及び前記電流制御手段
のうち少なくともいずれか一方の特性または前記特性の
変動を補償する補償手段と、を備えることを特徴とす
る。
【0017】また、本発明の第11の電子回路は、前記
電子回路において、前記補償手段は、前記電流供給手段
を介して前記電流駆動素子に供給する電流量を補償する
こと、を特徴とする。
【0018】また、本発明の第12の電子回路は、前記
電子回路において、前記電流駆動素子の特性または前記
電流制御手段の特性の変動は温度による変動であるこ
と、を特徴とする。
【0019】また、本発明の第13の電子回路は、前記
電子回路において、前記電流制御手段はスイッチング素
子であること、を特徴とする。
【0020】また、本発明の第14の電子回路は、前記
電子回路において、前記スイッチング素子はトランジス
タであること、を特徴とする。
【0021】また、本発明の第15の電子回路は、デー
タ信号を出力する信号線と、電流駆動素子と、前記電流
駆動素子に供給する電流量をそのソースとドレインとの
間の導通状態によって制御する第1のトランジスタと、
前記第1のトランジスタのゲートに接続された容量素子
と、を備える電子回路であって、前記電子回路の駆動時
に少なくとも前記信号線の一部を含む電流経路が生じ、
前記電流経路上には抵抗素子が配置されていること、を
特徴とする。
【0022】また、本発明の第16の電子回路は、前記
電子回路において、前記電流経路に流れる電流量が前記
容量素子に蓄積される電荷量に変換されること、を特徴
とする。
【0023】また、本発明の第17の電子回路は、前記
電子回路において、前記データ信号は電流量として前記
信号線に出力されること、を特徴とする。
【0024】また、本発明の第18の電子回路は、前記
電子回路において、前記抵抗素子の特性は前記電流駆動
素子の初期特性、経時変化、及び温度依存性のうち少な
くとも1つの指標となること、を特徴とする。
【0025】ここで指標とは、例えば抵抗値などの前記
電流駆動素子の特性が変化した場合におけるその変化量
を意味し、指標は、例えば、前記電流駆動素子の特性の
変化量に応じてその駆動電流をフィードバック制御する
といった目的などに用いられる。
【0026】また、本発明の第19の電子回路は、トラ
ンジスタと、前記トランジスタのゲートに接続された容
量素子と、前記容量素子に蓄積された電荷量に応じて設
定された、前記トランジスタの導通状態によって、供給
される電流量が決定される電流駆動素子と、前記容量素
子と前記駆動トランジスタのソースまたはドレインとの
間に配置された抵抗素子と、を備えることを特徴とす
る。
【0027】また、本発明の第20の電子回路は、前記
電子回路において、前記抵抗素子が、ダイオードである
ことを特徴とする。
【0028】また、本発明の第21の電子回路は、前記
電子回路において、前記抵抗素子が、電流駆動素子であ
ることを特徴とする。
【0029】また、本発明の第22の電子回路は、前記
電子回路において、前記抵抗素子が、前記電流駆動素子
の特性または特性の変動の指標となる素子であることを
特徴とする。
【0030】また、本発明の第23の電子回路は、前記
電子回路において、前記電流駆動素子が電気光学素子で
あることを特徴とする。
【0031】また、本発明の第24の電子回路は、前記
電子回路において、前記電気光学素子が有機エレクトロ
ルミネッセンス素子であることを特徴とする。
【0032】また、本発明の第1の電気光学装置は、前
記電子回路を駆動回路として備えることを特徴とする。
【0033】また、本発明の第1の電子機器は、前記電
気光学装置が実装されてなることを特徴とする。
【0034】また、本発明の第1の電子回路の駆動方法
は、トランジスタと、前記トランジスタのゲートに接続
された容量素子と、前記容量素子に蓄積された電荷量に
応じて設定された、前記駆動トランジスタの導通状態に
よって、供給される電流量が決定される電流駆動素子
と、を備えた電子回路の駆動方法であって、前記駆動ト
ランジスタと抵抗素子とを含む電流経路を通過する電流
に基づいて、前記容量素子に蓄積される電荷量を設定す
ること、を特徴とする。
【0035】また、本発明の第2の電子回路の駆動方法
は、第1の電流駆動素子と、そのソースおよびドレイン
のうちの一端が第1の電流駆動素子に接続しそのソース
およびドレインのうち他端が電源線に接続する第1のト
ランジスタと、その一端が前記第1のトランジスタのゲ
ートに接続しその他端が前記電源線に接続する容量素子
と、そのソースまたはドレインのうち一端が前記第1の
トランジスタのゲートに接続しそのソースまたはドレイ
ンのうち他端がデータ線に接続しそのゲートが走査線に
接続する第2のトランジスタと、前記第2のトランジス
タのソースまたはドレインのうち前記他端に接続する抵
抗素子と、そのゲートが前記抵抗素子の一端に接続しそ
のソースとドレインとが前記抵抗素子と直列に接続する
第3のトランジスタとを含んで構成される電子回路の駆
動方法であって、前記第2のトランジスタをオン状態と
し前記データ線を通じて供給される電流信号に対応する
電荷を前記容量素子に蓄電するプログラミングステージ
と、前記第2のトランジスタをオフ状態とし前記容量素
子に蓄電された電荷により生じた電圧を前記第1のトラ
ンジスタのゲートに印加することで前記電流駆動素子に
駆動電流を供給する表示ステージと、を有すること、を
特徴とする。
【0036】また、本発明の第3の電子回路の駆動方法
は、第1の電流駆動素子と、そのソースまたはドレイン
のうち一端が第1の電流駆動素子に接続しそのソースま
たはドレインのうち他端が電源線に接続する第1のトラ
ンジスタと、その一端が第1のトランジスタのゲートに
接続しその他端が前記電源線に接続する容量素子と、そ
のソースまたはドレインのうち一端が前記第1のトラン
ジスタのゲートおよび前記容量素子の前記一端および前
記電源線に接続しそのソースまたはドレインのうち他端
がデータ線に接続しそのゲートが走査線に接続する第2
のトランジスタと、前記第2のトランジスタのソースま
たはドレインのうちの前記他端に接続する抵抗素子とを
含んで構成される電子回路の駆動方法であって、前記第
2のトランジスタをオン状態としデータ線を通じて供給
される電流信号に対応する電荷を前記容量素子に蓄電す
るプログラミングステージと、前記第2のトランジスタ
をオフ状態とし前記容量素子に蓄電された電荷により生
じた電圧を前記第1のトランジスタのゲート電圧に印加
することで前記電流駆動素子に駆動電流を供給する表示
ステージと、を有すること、を特徴とする。
【0037】また、本発明の第4の電子回路の駆動方法
は、第1の電流駆動素子と、前記第1の電流駆動素子が
接続する第1のトランジスタと、そのソースまたはドレ
インのうち一端が前記第1のトランジスタのソースまた
はドレインのうちの一端に接続しそのソースまたはドレ
インのうち他端が電源線に接続する第2のトランジスタ
と、その一端が前記第2のトランジスタのゲートに接続
しその他端が前記電源線に接続する容量素子と、そのソ
ースまたはドレインのうち一端が第2のトランジスタの
ゲートに接続し、そのゲートが走査線に接続する第3の
トランジスタと、そのソースまたはドレインのうち一端
が前記第3のトランジスタのソースまたはドレインのう
ちの前記一端とは異なる他端に接続しそのゲートが走査
線に接続する第4のトランジスタと、その一端が前記第
1のトランジスタのソースまたはドレインのうちの一端
に接続しその他端が前記第3のトランジスタのソースま
たはドレインのうちの前記他端に接続する抵抗素子とを
含んで構成される電子回路の駆動方法であって、前記第
1のトランジスタをオフ状態とし、前記第2のトランジ
スタおよび前記第3のトランジスタをオン状態として、
前記データ線を通じて供給される電流信号に対応する電
荷を前記容量素子に蓄電するプログラミングステージ
と、前記第1のトランジスタをオン状態とし、前記第2
のトランジスタおよび前記第3のトランジスタをオフ状
態として、前記容量素子に蓄電された電荷により生じた
電圧を前記第2のトランジスタのゲートに印加すること
により前記電流駆動素子に駆動電流を供給する表示ステ
ージと、を有すること、を特徴とする。
【0038】また、本発明の第5の電子回路の駆動方法
は、第1の電流駆動素子と、第1の電流駆動素子が接続
する第1のトランジスタと、そのソースまたはドレイン
のうち一端が第1のトランジスタのソースまたはドレイ
ンのうち一端に接続しそのソースまたはドレインのうち
他端が電源線に接続する第2のトランジスタと、そのソ
ースまたはドレインのうち一端が前記第2のトランジス
タのゲートに接続しそのゲートが走査線に接続する第3
のトランジスタと、その一端が前記第3のトランジスタ
の前記一端とは異なる他端に接続し、その他端が前記電
源線に接続する容量素子と、そのソースまたはドレイン
のうち一端が前記第3のトランジスタの前記一端に接続
しそのゲートが走査線に接続する第4のトランジスタ
と、その一端が前記第4のトランジスタのソースまたは
ドレインのうちの前記一端とは異なる他端に接続し、そ
の他端がデータ線に接続する抵抗素子とを含んで構成さ
れる電子回路の駆動方法であって、前記第1のトランジ
スタをオフ状態とし、前記第2のトランジスタおよび前
記第3のトランジスタをオン状態として、前記データ線
を通じて供給される電流信号に対応する電荷を前記容量
素子に蓄電するプログラミングステージと、前記第1の
トランジスタをオン状態とし、前記第2のトランジスタ
および前記第3のトランジスタをオフ状態として、前記
容量素子に蓄電された電荷により生じた電圧を前記第2
のトランジスタのゲートに印加することにより前記電流
駆動素子に駆動電流を供給する表示ステージと、を有す
ること、を特徴とする。
【0039】また、本発明の第6の電子回路の駆動方法
は、第1の電流駆動素子と、そのソースまたはドレイン
のうち一端が第1の電流駆動素子に接続しそのソースま
たはドレインのうち他端が電源線に接続する第1のトラ
ンジスタと、そのソースまたはドレインのうち一端が前
記電源線に接続しそのゲートが前記第1のトランジスタ
のゲートに接続する第2のトランジスタと、その一端が
前記電源線に接続しその他端が前記第1のトランジスタ
および前記第2のトランジスタのゲートに接続する容量
素子と、そのソースまたはドレインのうち一端が前記第
1のトランジスタおよび前記第2のトランジスタのゲー
トに接続しそのゲートが第1の走査線に接続する第3の
トランジスタと、そのソースまたはドレインのうち一端
が前記第3のトランジスタのソースまたはドレインのう
ちの前記一端とは異なる他端に接続しそのゲートが第2
の走査線に接続しそのソースまたはドレインのうちの他
端がデータ線に接続する第4のトランジスタと、前記第
2のトランジスタのソースまたはドレインのうちの前記
一端とは異なる他端と前記第4のトランジスタのソース
またはドレインのうちの前記一端との間に接続する抵抗
素子とを含んで構成される電子回路の駆動方法であっ
て、前記第3のトランジスタおよび前記第4のトランジ
スタをオン状態として、前記データ線を通じて供給され
る電流信号に対応する電荷を前記容量素子に蓄電し、前
記容量素子に蓄電された電荷により生じた電圧を前記第
2のトランジスタのゲートに印加してこれに対応する電
流を前記第1のトランジスタに供給することで前記電流
駆動素子に電流を供給すること、を特徴とする。
【0040】また、本発明の第7の電子回路の駆動方法
は、第1の電流駆動素子と、そのソースまたはドレイン
のうち一端が第1の電流駆動素子に接続しそのソースま
たはドレインのうち他端が電源線に接続する第1のトラ
ンジスタと、そのソースまたはドレインのうち一端が電
源線に接続しそのゲートが第1のトランジスタのゲート
に接続する第2のトランジスタと、その一端が前記電源
線に接続しその他端が前記第1のトランジスタおよび前
記第2のトランジスタのゲートに接続する容量素子と、
そのソースまたはドレインのうちの一端が第1のトラン
ジスタおよび第2のトランジスタのゲートに接続しその
ゲートが第1の走査線に接続する第3のトランジスタ
と、そのソースまたはドレインのうち一端が前記第3の
トランジスタのソースまたはドレインのうち前記一端と
は異なる他端に接続しそのゲートが第2の走査線に接続
しそのソースまたはドレインのうち他端がデータ線に接
続する第4のトランジスタと、その一端が前記第4のト
ランジスタのソースまたはドレインのうちの前記一端と
は異なる他端に接続しその他端がデータ線に接続する抵
抗素子とを含んで構成される電子回路の駆動方法であっ
て、前記第3のトランジスタおよび前記第4のトランジ
スタをオン状態として、前記データ線を通じて供給され
る電流信号に対応する電荷を前記容量素子に蓄電し、前
記容量素子に蓄電された電荷により生じた電圧を前記第
2のトランジスタのゲートに印加してこれに対応する電
流を前記第1のトランジスタに通電することで電流駆動
素子に供給すること、を特徴とする。
【0041】そして、以上の電子回路及びその駆動方
法、電気光学装置、及び電子機器によれば、電流駆動素
子に対して適切な駆動電流を供給することができる。
【0042】
【発明の実施の形態】<第一実施例>図1に本発明の第
一実施例による電子回路を示している。ダイオードとし
て表記している第1の電流駆動素子Lは、有機エレクト
ロルミネッセンス素子で構成される。第1の電流駆動素
子Lの一端には、図示しない正孔注入用電極を介して第
1のトランジスタTr1のドレインが接続し、第1の電
流駆動素子Lの他端は陰極Eに接続する。また、第1の
トランジスタのソースは電源線Vに接続する。また、こ
の他にこの回路は、その一端が第1のトランジスタTr
1のゲートに接続し他端が電源線Vに接続する容量素子
C、そのドレインが第1のトランジスタTr1のゲート
に接続されそのソースがデータ線Dしそのゲートが走査
線Sに接続する第2のトランジスタTr2、第2のトラ
ンジスタのソースに接続する抵抗素子R1、抵抗素子R
1の一端にそのゲートが接続しそのソースとドレインと
が前記抵抗素子と直列に接続する第3のトランジスタ、
などを備える。なお、抵抗素子R1としては、製造時の
初期特性、累積使用時間(経時変化)や、使用環境(温
度や湿度等)の違いなどの様々な条件による、その抵抗
値の変化特性が、第1の電流駆動素子Lと同等であるも
のが選択されている。
【0043】第1のトランジスタTr1および第3のト
ランジスタTr3は、それぞれpチャネル型であり、第
2のトランジスタTr2は、nチャネル型である。各ト
ランジスタTr1,Tr2,Tr3のそれぞれに、pチ
ャネル型もしくはnチャネル型のいずれのタイプを用い
るかは、ここに示したケースに限られない。
【0044】つぎに、図1の電子回路の動作について説
明する。この電子回路では、電圧信号Vsigに代え、第
1の電流駆動素子Lの発光輝度に対応する大きさに制御
された電流信号Idataが、データ線Dから供給される。
電流信号Idataは、外部回路などにより一定の大きさに
維持されるように制御される。また、第2のトランジス
タTr2は、走査線Sを通じてゲートに印加される選択
電位Vselによりオン・オフ制御される。ここで第2の
トランジスタTr2はnチャネル型であるので、選択電
位Vselがハイレベルのときにオンとなる。
【0045】図2は、図1の回路を駆動する場合の一例
として説明する入力信号を示すタイミングチャートであ
る。まず、走査線Sに供給する選択電位Vselがハイレ
ベルとなって、第2のトランジスタTr2がオンとな
り、この期間内にデータ線Dを介して電流信号Idataが
供給され、この電流信号Idataに対応する電荷が容量素
子Cに蓄電されて容量素子Cの端子間電圧は変化する。
そして、これにより第1のトランジスタTr1のゲート
電圧が変化し、このゲート電圧に対応する電流I が、
電源線Vから供給されて第1の電流駆動素子Lが発光す
る。
【0046】ここでこの回路においては、前述した様々
な要因により第1の電流駆動素子Lの抵抗値が変化した
場合でも、つぎの仕組みによりこの抵抗値の変化に起因
する第1の電流駆動素子Lの発光輝度の変化が補償され
る。すなわち、抵抗素子R1としては、累積使用時間等
に起因する抵抗値の変化特性が第1の電流駆動素子Lと
同等のものが選択されているため、例えば、第1の電流
駆動素子Lの抵抗値が変化した場合には、抵抗素子R1
の抵抗値も変化し、外部回路等が電流信号Idataを一定
の大きさに維持しようとする結果、pチャネル型である
第3のトランジスタTr3のゲート電圧が変化して第3
のトランジスタTr3のドレイン−ソース間電位差を変
化させ、その結果、第2のトランジスタTr2を介して
容量素子Cに供給される電荷量が変化し、これにより第
1のトランジスタTr1のゲート電圧が変化して第1の
トランジスタTr1を流れる電流が変化し、その結果、
第1の電流駆動素子Lの発光輝度の変化が補償されるこ
とになる。
【0047】ここで抵抗素子R1としては、製造時の初
期特性、累積使用時間(経時変化)や、使用環境(温度
や湿度等)の違い等に起因する抵抗値の変化特性が第1
の電流駆動素子Lに近いものほどよく、例えば、第1の
電流駆動素子Lが有機エレクトロルミネッセンス素子で
ある場合、これと同等の特性を有する有機エレクトロル
ミネッセンス素子であることが好ましい。また、抵抗素
子R1と第1の電流駆動素子Lの特性をそろえるため、
これらは同一のプロセスにて製造することが好ましい。
【0048】また、以上に説明した図1の回路は、第1
のトランジスタTr1および第3のトランジスタTr3
がpチャネル型であり、第2のトランジスタTr2がn
チャネル型である場合であったが、これとは逆に、第1
のトランジスタTr1および第3のトランジスタTr3
がnチャネル型であり、第2のトランジスタTr2がp
チャネル型である場合においても、図1の回路と同様の
仕組みにより第1の電流駆動素子Lの発光輝度の変化を
補償することができる。
【0049】また、以上では、第1の電流駆動素子L
が、有機エレクトロルミネッセンス素子である場合につ
いて説明したが、第1の電流駆動素子Lは、例えば、ダ
イオード、磁気抵抗RAM(MRAM)などの電流駆動
型メモリ、などであってもよい。
【0050】<第二実施例>SEタイプ図3は本発明の
第二実施例による電子回路である。ダイオードとして表
記している第1の電流駆動素子Lは、有機エレクトロル
ミネッセンス素子で構成される。第1の電流駆動素子L
の一端は、図示しない正孔注入用電極を介して第1のト
ランジスタTr1のソースに接続し、第1の電流駆動素
子Lの他端は陰極Eに接続する。
【0051】第1のトランジスタTr1のドレインに
は、第2のトランジスタTr2のドレインが接続し、第
2のトランジスタTr2のソースは、電源線Vに接続し
ている。第2のトランジスタTr2のゲートには、容量
素子Cの一端が接続しており、容量素子Cの他端は電源
線Vに接続している。また、第2のトランジスタTr2
のゲートには、第3のトランジスタTr3のドレインが
接続する。
【0052】第3のトランジスタTr3のゲートは走査
線Sに接続しており、第3のトランジスタTr3のソー
スには、第4のトランジスタTr4のドレインが接続
し、第4のトランジスタTr4のゲートは、走査線Sに
接続している。また、この回路には、その一端が第1の
トランジスタTr1のドレインに、他端が第4のトラン
ジスタTr4のドレインに接続された抵抗素子R1が設
けられている。なお、抵抗素子R1としては、製造時の
初期特性、累積使用時間(経時変化)や、使用環境(温
度や湿度等)の違いなどの様々な条件による、その抵抗
値の変化特性が、第1の電流駆動素子Lと同等であるも
のが選択されている。
【0053】この電子回路において、第2のトランジス
タTr2は、pチャネル型のTFTであり、第1のトラ
ンジスタTr1,第3のトランジスタTr3,第4のト
ランジスタTr4は、それぞれnチャネル型のTFTで
ある。また、各トランジスタTr1,Tr2,Tr3,
Tr4のそれぞれに、pチャネル型もしくはnチャネル
型のいずれのタイプを用いるかは、ここに示したケース
に限られない。
【0054】つぎに、この電子回路の動作について説明
する。第3のトランジスタTr3および第4のトランジ
スタTr4は、走査線Sからそのゲートに印加される選
択電位Vselによりオン・オフ制御される。ここで第
3のトランジスタTr3および第4のトランジスタTr
4は、それぞれnチャネル型であるため、選択電位V
selがハイレベルのときにオンとなる。なお、この電
子回路では、第1の電流駆動素子Lの発光輝度に対応す
る大きさに制御された電流信号Idataが、データ線Dか
ら供給される。また、電流信号Idataは、外部回路など
により一定の大きさに維持されるように制御される。
【0055】図4は、図3の回路を駆動する場合の一例
として説明する入力信号を示すタイミングチャートであ
る。このタイミングチャートに従ってこの回路の動作に
ついて説明する。まず、t〜tのプログラミングス
テージにおいては、走査線Sに供給する選択電位V
selがハイレベルとなって、第3のトランジスタTr
3および第4のトランジスタTr4がオンとなる。ここ
でこの期間内においてゲート電圧Vgpローレベルのま
ま維持される。この状態で電源線Vから電流信号Idata
が第2のトランジスタTr2に流れ込み、第2のトラン
ジスタTr2のソース−ゲート間電圧により容量素子C
に電流信号Idataに応じた量の電荷が蓄積される。
【0056】つぎに、t〜tの表示ステージでは、
選択電位Vselがローレベルとなり、一方、第1のト
ランジスタTr1のゲート電圧Vgpはハイレベルとな
る。これにより、第2のトランジスタTr2のゲートに
は、容量素子Cの端子間電圧に相当するゲート電圧、す
なわち、プログラミングステージにおいて電流信号Ida
taの量に応じて蓄電された容量素子Cの電荷に応じたゲ
ート電圧が印加され、このゲート電圧に応じた駆動電流
が、電源線Vから第1の電流駆動素子Lに流れ込
み、これにより第1の電流駆動素子Lが発光する。
【0057】ここでこの回路においては、前述した様々
な要因により、第1の電流駆動素子Lの抵抗値が変化し
た場合でも、つぎの仕組みによりこの抵抗値の変化に起
因する第1の電流駆動素子Lの発光輝度の変化が補償さ
れる。すなわち、抵抗素子R1としては、累積使用時間
等に起因する抵抗値の変化特性が第1の電流駆動素子L
と同等のものが選択されているため、例えば、第1の電
流駆動素子Lとともに抵抗素子R1の抵抗値が変化した
場合、プログラミングステージにおいては、外部回路等
が電流信号Idataを一定の大きさに維持しようとする結
果、第2のトランジスタTr2のソース−ドレイン間電
位差が変化して第2のトランジスタTr2のゲート電圧
が変化し、これにより容量素子Cに供給される電荷量が
変化する。一方、表示ステージにおいては、容量素子C
の端子間電圧の上昇により第2のトランジスタTr2の
ゲート電圧が変化し、その結果、第1のトランジスタT
r1を流れる電流が増大し、第1の電流駆動素子Lの発
光輝度の変化が補償されることになる。
【0058】ここで抵抗素子R1としては、製造時の初
期特性、累積使用時間(経時変化)や、使用環境(温度
や湿度等)の違い等に起因する抵抗値の変化特性が第1
の電流駆動素子Lに近いものほどよく、例えば、第1の
電流駆動素子Lが有機エレクトロルミネッセンス素子で
ある場合、これと同等の特性を有する有機エレクトロル
ミネッセンス素子であることが好ましい。また、抵抗素
子R1と第1の電流駆動素子Lの特性をそろえるため、
これらは同一のプロセスにて製造することが好ましい。
【0059】また、以上に説明した図3の回路は、第1
のトランジスタTr1および第3のトランジスタTr3
および第4のトランジスタがnチャネル型であり、第2
のトランジスタTr2がpチャネル型である場合であっ
たが、これとは逆に、第1のトランジスタTr1、第3
のトランジスタTr3および第4のトランジスタがpチ
ャネル型であり、第2のトランジスタTr2がnチャネ
ル型である場合においても、図3の回路と同様の仕組み
により第1の電流駆動素子Lの発光輝度の変化を補償す
ることができる。
【0060】また、以上では、第1の電流駆動素子L
が、有機エレクトロルミネッセンス素子である場合につ
いて説明したが、第1の電流駆動素子Lは、例えば、ダ
イオード、磁気抵抗RAM(MRAM)などの電流駆動
型メモリ、などであってもよい。
【0061】<第三実施例>図5は本発明の第三実施例
による電子回路である。ダイオードとして表記している
第1の電流駆動素子Lは、有機エレクトロルミネッセン
ス素子で構成される。第1の電流駆動素子Lの一端は、
図示しない正孔注入用電極を介して第1のトランジスタ
Tr1のドレインに接続し、第1の電流駆動素子Lの他
端は陰極Eに接続する。第1のトランジスタTr1のソ
ースは、電源線Vに接続する。第1のトランジスタTr
1のゲートには第2のトランジスタTr2のゲートと、
容量素子Cの一端と、第3のトランジスタTr3のドレ
インとが接続している。容量素子Cの他端は電源線Vに
接続している。第3のトランジスタTr3のソースに
は、第4のトランジスタTr4のドレインが接続してい
る。第4のトランジスタTr4のソースは、データ線D
に接続している。また、第3のトランジスタTr3のゲ
ートには、走査線Saが、第4のトランジスタTr4の
ゲートには走査線Sbが接続している。また、この回路
には、その一端が第2のトランジスタTr2のドレイン
に、他端が第4のトランジスタTr4のドレインに接続
された、抵抗素子R1が設けられている。なお、抵抗素
子R1としては、製造時の初期特性、累積使用時間(経
時変化)や、使用環境(温度や湿度等)の違いなどの様
々な条件による、その抵抗値の変化特性が、第1の電流
駆動素子Lと同等であるものが選択されている。
【0062】この電子回路において、第1のトランジス
タTr1および第2のトランジスタTr2は、それぞれ
pチャネル型のTFTであり、第3のトランジスタTr
3および第4のトランジスタTr4は、それぞれnチャ
ネル型のTFTである。また、各トランジスタTr1,
Tr2,Tr3,Tr4のそれぞれに、pチャネル型も
しくはnチャネル型のいずれのタイプを用いるかは、こ
こに示したケースに限られない。
【0063】つぎに、この電子回路の動作について説明
する。第3のトランジスタTr3および第4のトランジ
スタTr4は、走査線Sa,Sbからそれぞれのゲート
に印加される選択電位Vasel,Vbselによりオ
ン・オフ制御される。ここで第3のトランジスタTr3
および第4のトランジスタTr4は、nチャネル型であ
るため、選択電位Vasel,Vbselがハイレベル
のときにオンとなる。なお、この電子回路では、第1の
電流駆動素子Lの発光輝度に対応する大きさに制御され
た電流信号Idataが、データ線Dから供給される。ま
た、電流信号Idataは、外部回路などにより一定の大き
さに維持されるように制御される。
【0064】図6は、図5の回路を駆動する場合の一例
として説明する入力信号を示すタイミングチャートであ
る。このタイミングチャートに従ってこの回路の動作に
ついて説明する。まず、t〜tのプログラミングス
テージにおいては、走査線Sa,Sbに供給される選択
電位Vasel,Vbselがそれぞれハイレベルとな
って、第3のトランジスタTr3および第4のトランジ
スタTr4がオンとなり、これにより電流信号Idata
が、第2のトランジスタTr2を流れ、第2のトランジ
スタTr2のソース−ゲート間電圧により容量素子Cに
電流信号Idataに応じた量の電荷が蓄積される。また、
第2のトランジスタTr2と第1のトランジスタTr1
は、いわゆるカレント・ミラー回路の構成となっている
ため、第1のトランジスタTr1にも第2のトランジス
タTr2に応じた電流が流れ込み、従って、このプログ
ラミングステージの期間中においても電流信号Idataに
応じて決定される駆動電流Iが、第1の電流駆動素子
Lに供給されることになる。
【0065】つぎに、t〜tの表示ステージでは、
走査線Sa,Sbに供給される選択電位Vasel,V
selがローレベルとなり、容量素子Cの端子間電圧
が第1のトランジスタTr1のゲートに印加され、この
ゲート電圧、すなわち、プログラミングステージにおい
て電流信号Idataの量に応じて蓄電された容量素子Cの
電荷に応じたゲート電圧が印加され、このゲート電圧に
応じた駆動電流Iが電源線Vから第1の電流駆動素子
Lに流れ込むことになる。
【0066】ここでこの回路においては、第1の前述し
た様々な要因により、第1の電流駆動素子Lの抵抗値が
変化した場合でも、つぎの仕組みによりこの抵抗値の変
化に起因する第1の電流駆動素子Lの発光輝度の変化が
補償される。すなわち、前述したように抵抗素子R1と
しては、累積使用時間等に起因する抵抗値の変化特性が
第1の電流駆動素子Lと同等のものが選択されているた
め、例えば、第1の電流駆動素子Lの抵抗値が変化した
場合、プログラミングステージにおいては、外部回路等
が電流信号Idataを一定の大きさに維持しようとする結
果、第2のトランジスタTr2のドレイン−ソース間電
位差変化して第2のトランジスタTr2のゲート電圧が
変化し、これにより容量素子Cに供給される電荷量が変
化する。一方、表示ステージにおいては、容量素子Cの
端子間電圧の上昇により第2のトランジスタTr2のゲ
ート電圧および第1のトランジスタTr1のゲート電圧
が変化し、その結果、第1のトランジスタTr1を流れ
る電流が変化して第1の電流駆動素子Lの発光輝度の変
化が補償されることになる。
【0067】ここで抵抗素子R1としては、製造時の初
期特性、累積使用時間(経時変化)や、使用環境(温度
や湿度等)の違い等に起因する抵抗値の変化特性が第1
の電流駆動素子Lに近いものほどよく、例えば、第1の
電流駆動素子Lが有機エレクトロルミネッセンス素子で
ある場合、これと同等の特性を有する有機エレクトロル
ミネッセンス素子であることが好ましい。また、抵抗素
子R1と第1の電流駆動素子Lの特性をそろえるため、
これらは同一のプロセスにて製造することが好ましい。
【0068】また、以上に説明した図5の回路は、第1
のトランジスタTr1および第3のトランジスタTr3
および第4のトランジスタがnチャネル型であり、第2
のトランジスタTr2がpチャネル型である場合であっ
たが、これとは逆に、第1のトランジスタTr1、第3
のトランジスタTr3および第4のトランジスタがpチ
ャネル型であり、第2のトランジスタTr2がnチャネ
ル型である場合においても、図5の回路と同様の仕組み
により第1の電流駆動素子Lの発光輝度の変化を補償す
ることができる。
【0069】また、以上では、第1の電流駆動素子L
が、有機エレクトロルミネッセンス素子である場合につ
いて説明したが、第1の電流駆動素子Lは、例えば、ダ
イオード、磁気抵抗RAM(MRAM)などの電流駆動
型メモリ、などであってもよい。
【0070】<他の実施例>ところで、例えば、図16
に示すような従来の電子回路を、表示パネルの画素に適
用する場合には、その表示階調の調整時などにおいて、
有機エレクトロルミネッセンス素子の発光輝度が正確に
得られるように、電流信号Idataの大きさを制御する必
要がある。そして、この制御は、通常、プログラミング
ステージで供給する電流信号Idataの大きさを調節する
ことにより行なわれるが、プログラミングステージにお
いては、前述したような初期特性や累積使用時間(経時
変化)や使用環境(温度や湿度等)の違いなどの様々な
条件による第1の電流駆動素子Lの抵抗値の変化が考慮
されないため、たとえ電流信号Idataをある値に設定し
たとしても、表示ステージにおいて必ずしも期待する大
きさの駆動電流Iが第1の電流駆動素子Lに流れるわ
けではない。以下に紹介する電子回路は、このような累
積使用時間等による抵抗値の変化を加味した形で第1の
電流駆動素子Lに流れる電流が制御されるようにしたも
のである。
【0071】まず、図7は、図16に示す従来の電子回
路を改善した第四実施例の電子回路であり、図16の電
子回路におけるデータ線D上に、累積使用時間等に起因
する抵抗値の変化特性が第1の電流駆動素子Lと同等で
ある、抵抗素子R2を設けている。この電子回路では、
そのプログラミングステージにおいて電流信号Idataが
抵抗素子R2を流れるため、表示ステージの場合と同状
態、すなわち、第1の電流駆動素子Lの抵抗値の分が加
味された形で電流信号Idataが設定される。
【0072】なお、抵抗素子R2としては、初期特性や
累積使用時間(経時変化)、使用環境(温度や湿度等)
の違いなどの様々な条件による抵抗値の変化特性が第1
の電流駆動素子Lに近いものほどよく、その候補として
は、例えば、第1の電流駆動素子Lと同等の特性を有す
る有機エレクトロルミネッセンス素子などが考えられ
る。また、電流駆動素子としては、例えば、ダイオー
ド、磁気抵抗RAM(MRAM)などの電流駆動型メモ
リ、などであってもよい。
【0073】なお、例えば、図7の電子回路を単位回路
として表示パネルを構成する場合には、各走査線Sおよ
び各データ線Dに対応してこの単位回路が複数個配置さ
れることになるが、この場合には、前記各単位回路によ
って共用される抵抗素子R2をデータ線D上に設けるよ
うにしてもよい。これにより抵抗素子R2の数を必要最
小限に抑えることができる。
【0074】図8および図9に示す電子回路は、それぞ
れ、抵抗素子R1を除いた第一実施例の電子回路および
第三実施例の電子回路に、データ線D上に、抵抗素子R
2を設けたものであり、これらの電子回路における抵抗
素子R2も、以上に説明した図7の電子回路の場合と同
様の効果を奏する。
【0075】<共通構成>ところで、図10は、第一乃
至第六実施例において説明した電子回路の適用例として
示した電気光学装置の配線及び画素配置である。複数の
走査線S(S1,S2,・・・・・)および複数のデー
タ線D(D1,D2,・・・・・)によりマトリクス状
に画素が形成され、各走査線Sとデータ線Dの交点に対
応して複数の画素が形成されている。例えば、S1とD
2の交点に対応して画素11が設けられている。画素は
本発明の電子回路を含むものが基本的であるが、画素内
に複数の副画素を含むものであってもよい。なお、この
図では電源線Vは省略している。各走査線Sには走査線
駆動回路12により所定のタイミングで選択電位Vse l
が印加される。また、各データ線Dには、データ線駆動
回路13により電流信号Idataがデータ信号として供給
される。なお、第三実施例および第四実施例の電子回路
では、走査線Sが各電子回路について2本(Sa,S
b)存在するが、当然のことながらこの場合にはその分
に相当する走査線Sが設けられることになる。
【0076】図11は、以上の第一乃至第六実施例にお
いて説明した電子回路を適用した電気光学装置の薄膜ト
ランジスタの製造工程を示す図である。まず、ガラス基
板1上に、SiH4を用いたPECVDや、Si26
用いたLPCVDにより、アモルファスシリコンを形成
する。エキシマレーザー等のレーザー照射や、固相成長
により、アモルファスシリコンを多結晶化させ、多結晶
シリコン層2を形成する(図11(a))。多結晶シリコ
ン層2をパターニングした後、ゲート絶縁膜3を形成
し、さらにゲート電極4を形成する(図11(b))。リ
ンやボロンなどの不純物をゲート電極4を用いて自己整
合的に多結晶シリコン層2に打ち込み、MOSトランジ
スタ5a及び5bを形成する。なお、ここでは5a及び
5bはそれぞれp型トランジスタ及びn型トランジスタ
である。第1層間絶縁膜6を形成した後、コンタクトホ
ールを開孔し、さらにソース電極およびドレイン電極7
を形成する(図11(c))。次に、第2層間絶縁膜8
を形成した後、コンタクトホールを開孔し、さらにIT
Oから成る画素電極9を形成する(図11(d))。
【0077】また、図12は本発明の実施例に係る電気
光学装置の画素の製造工程を示す図である。まず、密着
層10を形成し、発光領域に対応して開口部を形成す
る。層間層11を形成した後、開口部を形成する(図1
2(a))。つぎに、酸素プラズマやCF4プラズマな
どのプラズマ処理を行うことにより基板表面の濡れ性を
制御する。その後、正孔注入層12および発光層13を
スピンコート、スキージ塗り、インクジェットプロセス
などの液相プロセスや、スパッタ、蒸着などの真空プロ
セスにより形成し、さらにアルミニウムなどの金属を含
んだ陰極14を形成する。最後に封止層15を形成し、
有機エレクトロルミネッセンス素子を完成させる(図1
2(b))。密着層10の役割は、基板と層間層11と
の密着性を向上し、また、正確な発光面積を得ることで
ある。層間層11の役割は、ゲート電極4やソース電極
およびドレイン電極7から陰極14を遠ざけて、寄生容
量を低減すること、及び、液相プロセスで正孔輸送層1
2や発光層13を形成する際に、表面の濡れ性を制御
し、正確なパターニングを行うことである。なお、発光
層13の上に電子輸送層を設け(図示しない)てもよ
い。
【0078】ところで、本発明の電子回路は、電流駆動
素子として上述した有機エレクトロルミネッセンス素子
以外の素子、例えば、電流が流れることにより発光する
無機エレクトロルミネッセンス素子、レーザーダイオー
ド、磁気抵抗メモリ素子など他の電流駆動素子を用いた
場合にも適用できる。
【0079】つぎに、上記の電気光学装置を適用した電
子機器のいくつかの事例について説明する。図13は前
述の電気光学装置を適用したモバイル型のパーソナルコ
ンピュータの構成を示す斜視図である。この図におい
て、パーソナルコンピュータ1100は、キーボード1
102を備えた本体部1104と、表示ユニット110
6とにより構成され、この表示ユニット1106が前述
の電気光学装置100を備えている。
【0080】図14は前述の電気光学装置100をその
表示部に適用した携帯電話機の構成を示す斜視図であ
る。この図において、携帯電話機1200は、複数の操
作ボタン1202のほか、受話口1204、送話口12
06とともに、前述の電気光学装置100を備えてい
る。
【0081】図15は前述の電気光学装置100を、そ
のファインダに適用したディジタルスチルカメラの構成
を示す斜視図である。なお、この図には外部機器との接
続についても簡易的に示している。ここで通常のカメラ
は、被写体の光像によりフィルムを感光するのに対し、
ディジタルスチルカメラ1300は、被写体の光像をC
CD(Charge Coupled Device)などの撮像素子により
光電変換して撮像信号を生成する。ディジタルスチルカ
メラ1300におけるケース1302の背面には、前述
の電気光学装置100が設けられ、CCDによる撮像信
号に基づいて表示を行う構成になっており、電気光学装
置100は被写体を表示するファインダとして機能す
る。また、ケース1302の観察側(図においては裏面
側)には、光学レンズやCCDなどを含んだ受光ユニッ
ト1304が設けられている。
【0082】撮影者が電気光学装置100に表示された
被写体像を確認しシャッタボタン1306を押下する
と、その時点におけるCCDの撮像信号が、回路基板1
308のメモリに転送・格納される。また、このディジ
タルスチルカメラ1300にあっては、ケース1302
の側面に、ビデオ信号出力端子1312と、データ通信
用の入出力端子1314とが設けられている。そして、
図に示されるように、前者のビデオ信号出力端子131
2にはテレビモニタ1430が、また、後者のデータ通
信用の入出力端子1314にはパーソナルコンピュータ
1430が、それぞれ必要に応じて接続される。さら
に、所定の操作により回路基板1308のメモリに格納
された撮像信号が、テレビモニタ1430や、パーソナ
ルコンピュータ1440に出力される構成になってい
る。
【0083】なお、本発明の電気光学装置100が適用
される電子機器としては、図13のパーソナルコンピュ
ータや、図14の携帯電話、図15のディジタルスチル
カメラの他にも、液晶テレビや、ビューファインダ型、
モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーシ
ョン装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッ
サ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タ
ッチパネルを備えた機器等などが挙げられる。そして、
これらの各種電子機器の表示部として、前述した電気光
学装置100が適用可能なのは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例の電子回路を示す図であ
る。
【図2】本発明の第一実施例の電子回路を駆動する入力
信号のタイミングチャートを示す図である。
【図3】本発明の第二実施例の電子回路を示す図であ
る。
【図4】本発明の第二実施例の電子回路を駆動する入力
信号のタイミングチャートを示す図である。
【図5】本発明の第三実施例の電子回路を示す図であ
る。
【図6】本発明の第三実施例の電子回路を駆動する入力
信号のタイミングチャートを示す図である。
【図7】本発明の第四実施例の電子回路を示す図であ
る。
【図8】本発明の第五実施例の電子回路を示す図であ
る。
【図9】本発明の第六実施例の電子回路を示す図であ
る。
【図10】本発明の一実施例による電気光学装置の配線
及び画素配置を示す図である。
【図11】(a)〜(d)は本発明の実施例に係る電気
光学装置の製造工程の一部を示す図である。
【図12】(a)(b)は本発明の実施例に係る電気光
学装置の画素の製造工程を示す図である。
【図13】本発明の実施例の電子回路を備える電気光学
装置が実装された、モバイル型のパーソナルコンピュー
タに適用した場合の一例を示す図である。
【図14】本発明の電子回路を備える電気光学装置をそ
の表示部に適用した携帯電話機の一例を示す図である。
【図15】本発明の電子回路を備える電気光学装置をフ
ァインダ部分に適用したディジタルスチルカメラの一例
を示す図である。
【図16】電流駆動素子の駆動に用いられる従来の電子
回路の一例を示す図である。
【符号の説明】
C キャパシタ L 第1の電流駆動素子 Tr1 第1のトランジスタ Tr2 第2のトランジスタ Tr3 第3のトランジスタ Tr4 第4のトランジスタ V 電源線 D データ線 S 走査線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/20 642 G09G 3/20 642A 680 680J H05B 33/14 H05B 33/14 A

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の電流駆動素子と、そのソースおよ
    びドレインのうちの一端が第1の電流駆動素子に接続し
    そのソースおよびドレインのうち他端が電源線に接続す
    る第1のトランジスタと、その一端が前記第1のトラン
    ジスタのゲートに接続しその他端が前記電源線に接続す
    る容量素子と、そのソースまたはドレインのうち一端が
    前記第1のトランジスタのゲートに接続しそのソースま
    たはドレインのうち他端がデータ線に接続しそのゲート
    が走査線に接続する第2のトランジスタと、 前記第2のトランジスタのソースまたはドレインのうち
    前記他端に接続する抵抗素子と、そのゲートが前記抵抗
    素子の一端に接続しそのソースとドレインとが前記抵抗
    素子と直列に接続する第3のトランジスタとを含むこ
    と、 を特徴とする電子回路。
  2. 【請求項2】 第1の電流駆動素子と、前記第1の電流
    駆動素子が接続する第1のトランジスタと、そのソース
    またはドレインのうち一端が前記第1のトランジスタの
    ソースまたはドレインのうちの一端に接続しそのソース
    またはドレインのうち他端が電源線に接続する第2のト
    ランジスタと、その一端が前記第2のトランジスタのゲ
    ートに接続しその他端が前記電源線に接続する容量素子
    と、そのソースまたはドレインのうち一端が第2のトラ
    ンジスタのゲートに接続し、そのゲートが走査線に接続
    する第3のトランジスタと、 そのソースまたはドレインのうち一端が前記第3のトラ
    ンジスタのソースまたはドレインのうちの前記一端とは
    異なる他端に接続しそのゲートが走査線に接続する第4
    のトランジスタと、その一端が前記第1のトランジスタ
    のソースまたはドレインのうちの一端に接続しその他端
    が前記第3のトランジスタのソースまたはドレインのう
    ちの前記他端に接続する抵抗素子とを含むこと、 を特徴とする電子回路。
  3. 【請求項3】 第1の電流駆動素子と、そのソースまた
    はドレインのうち一端が第1の電流駆動素子に接続しそ
    のソースまたはドレインのうち他端が電源線に接続する
    第1のトランジスタと、そのソースまたはドレインのう
    ち一端が前記電源線に接続しそのゲートが前記第1のト
    ランジスタのゲートに接続する第2のトランジスタと、
    その一端が前記電源線に接続しその他端が前記第1のト
    ランジスタおよび前記第2のトランジスタのゲートに接
    続する容量素子と、そのソースまたはドレインのうち一
    端が前記第1のトランジスタおよび前記第2のトランジ
    スタのゲートに接続しそのゲートが第1の走査線に接続
    する第3のトランジスタと、そのソースまたはドレイン
    のうち一端が前記第3のトランジスタのソースまたはド
    レインのうちの前記一端とは異なる他端に接続しそのゲ
    ートが第2の走査線に接続しそのソースまたはドレイン
    のうちの他端がデータ線に接続する第4のトランジスタ
    と、 前記第2のトランジスタのソースまたはドレインのうち
    の前記一端とは異なる他端と前記第4のトランジスタの
    ソースまたはドレインのうちの前記一端との間に接続す
    る抵抗素子とを含むこと、 を特徴とする電子回路。
  4. 【請求項4】 第1の電流駆動素子と、そのソースまた
    はドレインのうち一端が第1の電流駆動素子に接続しそ
    のソースまたはドレインのうち他端が電源線に接続する
    第1のトランジスタと、その一端が第1のトランジスタ
    のゲートに接続しその他端が前記電源線に接続する容量
    素子と、そのソースまたはドレインのうち一端が前記第
    1のトランジスタのゲートおよび前記容量素子の前記一
    端および前記電源線に接続しそのソースまたはドレイン
    のうち他端がデータ線に接続しそのゲートが走査線に接
    続する第2のトランジスタと、 前記第2のトランジスタのソースまたはドレインのうち
    の前記他端に接続する抵抗素子とを含むこと、 を特徴とする電子回路。
  5. 【請求項5】 第1の電流駆動素子と、第1の電流駆動
    素子が接続する第1のトランジスタと、そのソースまた
    はドレインのうち一端が第1のトランジスタのソースま
    たはドレインのうち一端に接続しそのソースまたはドレ
    インのうち他端が電源線に接続する第2のトランジスタ
    と、そのソースまたはドレインのうち一端が前記第2の
    トランジスタのゲートに接続しそのゲートが走査線に接
    続する第3のトランジスタと、その一端が前記第3のト
    ランジスタの前記一端とは異なる他端に接続し、その他
    端が前記電源線に接続する容量素子と、そのソースまた
    はドレインのうち一端が前記第3のトランジスタの前記
    一端に接続しそのゲートが走査線に接続する第4のトラ
    ンジスタと、その一端が前記第4のトランジスタのソー
    スまたはドレインのうちの前記一端とは異なる他端に接
    続し、その他端がデータ線に接続する抵抗素子とを含む
    こと、 を特徴とする電子回路。
  6. 【請求項6】 第1の電流駆動素子と、そのソースまた
    はドレインのうち一端が第1の電流駆動素子に接続しそ
    のソースまたはドレインのうち他端が電源線に接続する
    第1のトランジスタと、そのソースまたはドレインのう
    ち一端が電源線に接続しそのゲートが第1のトランジス
    タのゲートに接続する第2のトランジスタと、その一端
    が前記電源線に接続しその他端が前記第1のトランジス
    タおよび前記第2のトランジスタのゲートに接続する容
    量素子と、そのソースまたはドレインのうちの一端が第
    1のトランジスタおよび第2のトランジスタのゲートに
    接続しそのゲートが第1の走査線に接続する第3のトラ
    ンジスタと、そのソースまたはドレインのうち一端が前
    記第3のトランジスタのソースまたはドレインのうち前
    記一端とは異なる他端に接続しそのゲートが第2の走査
    線に接続しそのソースまたはドレインのうち他端がデー
    タ線に接続する第4のトランジスタと、その一端が前記
    第4のトランジスタのソースまたはドレインのうちの前
    記一端とは異なる他端に接続しその他端がデータ線に接
    続する抵抗素子とを含むこと、を特徴とする電子回路。
  7. 【請求項7】 第1の電流駆動素子と、そのソースまた
    はドレインのうちの一端が第1の電流駆動素子に接続し
    そのソースまたはドレインのうち他端が電源線に接続す
    る第1のトランジスタと、その一端が前記第1のトラン
    ジスタのゲートに接続しその他端が前記電源線に接続す
    る容量素子と、そのソースまたはドレインのうち一端が
    前記第1のトランジスタのゲートに接続しそのソースま
    たはドレインのうち他端がデータ線に接続しそのゲート
    が走査線に接続する第2のトランジスタと、を含む単位
    回路が、前記走査線と前記データ線との交点に対応させ
    て配置された電子回路であって、 前記データ線の前記各単位回路における前記第2のトラ
    ンジスタのソースまたはドレインのうちの前記他端に共
    通して接続された抵抗素子とを含むこと、 を特徴とする電子回路。
  8. 【請求項8】 前記抵抗素子の経時劣化による抵抗値の
    変化特性が、前記第1の電流駆動素子と同等であること
    を特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の電子回
    路。
  9. 【請求項9】 前記抵抗素子が、第2の電流駆動素子で
    あることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の
    電子回路。
  10. 【請求項10】 データ信号を供給する信号線と、電流
    駆動素子と、前記電流駆動素子に供給する電流量を制御
    する電流制御手段と、前記電流駆動素子に前記データ信
    号に対応する電流量を供給するように前記電流駆動素子
    及び前記電流制御手段のうち少なくともいずれか一方の
    特性または前記特性の変動を補償する補償手段と、 を備えた電子回路。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の電子回路におい
    て、 前記補償手段は、前記電流供給手段を介して前記電流駆
    動素子に供給する電流量を補償すること、 を特徴とする電子回路。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の電子回路におい
    て、 前記電流駆動素子の特性または前記電流制御手段の特性
    の変動は温度による変動であること、 を特徴とする請求項11に記載の電子回路。
  13. 【請求項13】 請求項11または12に記載の電子回
    路において、 前記電流制御手段はスイッチング素子であること、 を特徴とする請求項11または12に記載の電子回路。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の電子回路において
    前記スイッチング素子はトランジスタであること、 を特徴とする請求項13に記載の電子回路。
  15. 【請求項15】 データ信号を出力する信号線と、電流
    駆動素子と、前記電流駆動素子に供給する電流量をその
    ソースとドレインとの間の導通状態によって制御する第
    1のトランジスタと、前記第1のトランジスタのゲート
    に接続された容量素子と、を備える電子回路であって、 前記電子回路の駆動時に少なくとも前記信号線の一部を
    含む電流経路が生じ、前記電流経路上には抵抗素子が配
    置されていること、 を特徴とする電子回路。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の電子回路におい
    て、 前記電流経路に流れる電流量が前記容量素子に蓄積され
    る電荷量に変換されること、 を特徴とする請求項15に記載の電子回路。
  17. 【請求項17】 請求項15または16に記載の電子回
    路において、 前記データ信号は電流量として前記信号線に出力される
    こと、 を特徴とする請求項15または16に記載の電子回路。
  18. 【請求項18】 請求項15〜17のいずれかに記載の
    電子回路において、 前記抵抗素子の特性は前記電流駆動素子の初期特性、経
    時変化、及び温度依存性のうち少なくとも1つの指標と
    なること、 を特徴とする請求項15〜17のいずれかに記載の電子
    回路。
  19. 【請求項19】 トランジスタと、前記トランジスタの
    ゲートに接続された容量素子と、前記容量素子に蓄積さ
    れた電荷量に応じて設定された、前記トランジスタの導
    通状態によって、供給される電流量が決定される電流駆
    動素子と、前記容量素子と前記駆動トランジスタのソー
    スまたはドレインとの間に配置された抵抗素子と、を備
    えることを特徴とする電子回路。
  20. 【請求項20】 前記抵抗素子が、ダイオードであるこ
    とを特徴とする請求項19に記載の電子回路。
  21. 【請求項21】 前記抵抗素子が、電流駆動素子である
    ことを特徴とする請求項19に記載の電子回路。
  22. 【請求項22】 前記抵抗素子が、前記電流駆動素子の
    特性または特性の変動の指標となる素子であることを特
    徴とする請求項19に記載の電子回路。
  23. 【請求項23】 前記電流駆動素子が電気光学素子であ
    ることを特徴とする請求項1〜22のいずれかに記載の
    電子回路。
  24. 【請求項24】 前記電気光学素子が有機エレクトロル
    ミネッセンス素子であることを特徴とする請求項23に
    記載の電子回路。
  25. 【請求項25】 請求項23に記載の電子回路を駆動回
    路として備えることを特徴とする電気光学装置。
  26. 【請求項26】 請求項25に記載の前記電気光学装置
    が実装されてなる電子機器。
  27. 【請求項27】 トランジスタと、前記トランジスタの
    ゲートに接続された容量素子と、前記容量素子に蓄積さ
    れた電荷量に応じて設定された、前記駆動トランジスタ
    の導通状態によって、供給される電流量が決定される電
    流駆動素子と、を備えた電子回路の駆動方法であって、 前記駆動トランジスタと抵抗素子とを含む電流経路を通
    過する電流に基づいて、前記容量素子に蓄積される電荷
    量を設定すること、 を特徴とする電子回路の駆動方法。
  28. 【請求項28】 第1の電流駆動素子と、そのソースお
    よびドレインのうちの一端が第1の電流駆動素子に接続
    しそのソースおよびドレインのうち他端が電源線に接続
    する第1のトランジスタと、その一端が前記第1のトラ
    ンジスタのゲートに接続しその他端が前記電源線に接続
    する容量素子と、そのソースまたはドレインのうち一端
    が前記第1のトランジスタのゲートに接続しそのソース
    またはドレインのうち他端がデータ線に接続しそのゲー
    トが走査線に接続する第2のトランジスタと、 前記第2のトランジスタのソースまたはドレインのうち
    前記他端に接続する抵抗素子と、そのゲートが前記抵抗
    素子の一端に接続しそのソースとドレインとが前記抵抗
    素子と直列に接続する第3のトランジスタとを含んで構
    成される電子回路の駆動方法であって、 前記第2のトランジスタをオン状態とし前記データ線を
    通じて供給される電流信号に対応する電荷を前記容量素
    子に蓄電するプログラミングステージと、 前記第2のトランジスタをオフ状態とし前記容量素子に
    蓄電された電荷により生じた電圧を前記第1のトランジ
    スタのゲートに印加することで前記電流駆動素子に駆動
    電流を供給する表示ステージと、 を有すること、 を特徴とする電子回路の駆動方法。
  29. 【請求項29】 第1の電流駆動素子と、そのソースま
    たはドレインのうち一端が第1の電流駆動素子に接続し
    そのソースまたはドレインのうち他端が電源線に接続す
    る第1のトランジスタと、その一端が第1のトランジス
    タのゲートに接続しその他端が前記電源線に接続する容
    量素子と、そのソースまたはドレインのうち一端が前記
    第1のトランジスタのゲートおよび前記容量素子の前記
    一端および前記電源線に接続しそのソースまたはドレイ
    ンのうち他端がデータ線に接続しそのゲートが走査線に
    接続する第2のトランジスタと、 前記第2のトランジスタのソースまたはドレインのうち
    の前記他端に接続する抵抗素子とを含んで構成される電
    子回路の駆動方法であって、 前記第2のトランジスタをオン状態としデータ線を通じ
    て供給される電流信号に対応する電荷を前記容量素子に
    蓄電するプログラミングステージと、 前記第2のトランジスタをオフ状態とし前記容量素子に
    蓄電された電荷により生じた電圧を前記第1のトランジ
    スタのゲート電圧に印加することで前記電流駆動素子に
    駆動電流を供給する表示ステージと、 を有すること、 を特徴とする電子回路の駆動方法。
  30. 【請求項30】 第1の電流駆動素子と、前記第1の電
    流駆動素子が接続する第1のトランジスタと、そのソー
    スまたはドレインのうち一端が前記第1のトランジスタ
    のソースまたはドレインのうちの一端に接続しそのソー
    スまたはドレインのうち他端が電源線に接続する第2の
    トランジスタと、その一端が前記第2のトランジスタの
    ゲートに接続しその他端が前記電源線に接続する容量素
    子と、そのソースまたはドレインのうち一端が第2のト
    ランジスタのゲートに接続し、そのゲートが走査線に接
    続する第3のトランジスタと、 そのソースまたはドレインのうち一端が前記第3のトラ
    ンジスタのソースまたはドレインのうちの前記一端とは
    異なる他端に接続しそのゲートが走査線に接続する第4
    のトランジスタと、その一端が前記第1のトランジスタ
    のソースまたはドレインのうちの一端に接続しその他端
    が前記第3のトランジスタのソースまたはドレインのう
    ちの前記他端に接続する抵抗素子とを含んで構成される
    電子回路の駆動方法であって、 前記第1のトランジスタをオフ状態とし、前記第2のト
    ランジスタおよび前記第3のトランジスタをオン状態と
    して、前記データ線を通じて供給される電流信号に対応
    する電荷を前記容量素子に蓄電するプログラミングステ
    ージと、前記第1のトランジスタをオン状態とし、前記
    第2のトランジスタおよび前記第3のトランジスタをオ
    フ状態として、前記容量素子に蓄電された電荷により生
    じた電圧を前記第2のトランジスタのゲートに印加する
    ことにより前記電流駆動素子に駆動電流を供給する表示
    ステージと、 を有すること、 を特徴とする電子回路の駆動方法。
  31. 【請求項31】 第1の電流駆動素子と、第1の電流駆
    動素子が接続する第1のトランジスタと、そのソースま
    たはドレインのうち一端が第1のトランジスタのソース
    またはドレインのうち一端に接続しそのソースまたはド
    レインのうち他端が電源線に接続する第2のトランジス
    タと、そのソースまたはドレインのうち一端が前記第2
    のトランジスタのゲートに接続しそのゲートが走査線に
    接続する第3のトランジスタと、その一端が前記第3の
    トランジスタの前記一端とは異なる他端に接続し、その
    他端が前記電源線に接続する容量素子と、そのソースま
    たはドレインのうち一端が前記第3のトランジスタの前
    記一端に接続しそのゲートが走査線に接続する第4のト
    ランジスタと、その一端が前記第4のトランジスタのソ
    ースまたはドレインのうちの前記一端とは異なる他端に
    接続し、その他端がデータ線に接続する抵抗素子とを含
    んで構成される電子回路の駆動方法であって、 前記第1のトランジスタをオフ状態とし、前記第2のト
    ランジスタおよび前記第3のトランジスタをオン状態と
    して、前記データ線を通じて供給される電流信号に対応
    する電荷を前記容量素子に蓄電するプログラミングステ
    ージと、 前記第1のトランジスタをオン状態とし、前記第2のト
    ランジスタおよび前記第3のトランジスタをオフ状態と
    して、前記容量素子に蓄電された電荷により生じた電圧
    を前記第2のトランジスタのゲートに印加することによ
    り前記電流駆動素子に駆動電流を供給する表示ステージ
    と、 を有すること、 を特徴とする電子回路の駆動方法。
  32. 【請求項32】 第1の電流駆動素子と、そのソースま
    たはドレインのうち一端が第1の電流駆動素子に接続し
    そのソースまたはドレインのうち他端が電源線に接続す
    る第1のトランジスタと、そのソースまたはドレインの
    うち一端が前記電源線に接続しそのゲートが前記第1の
    トランジスタのゲートに接続する第2のトランジスタ
    と、その一端が前記電源線に接続しその他端が前記第1
    のトランジスタおよび前記第2のトランジスタのゲート
    に接続する容量素子と、そのソースまたはドレインのう
    ち一端が前記第1のトランジスタおよび前記第2のトラ
    ンジスタのゲートに接続しそのゲートが第1の走査線に
    接続する第3のトランジスタと、 そのソースまたはドレインのうち一端が前記第3のトラ
    ンジスタのソースまたはドレインのうちの前記一端とは
    異なる他端に接続しそのゲートが第2の走査線に接続し
    そのソースまたはドレインのうちの他端がデータ線に接
    続する第4のトランジスタと、 前記第2のトランジスタのソースまたはドレインのうち
    の前記一端とは異なる他端と前記第4のトランジスタの
    ソースまたはドレインのうちの前記一端との間に接続す
    る抵抗素子とを含んで構成される電子回路の駆動方法で
    あって、 前記第3のトランジスタおよび前記第4のトランジスタ
    をオン状態として、前記データ線を通じて供給される電
    流信号に対応する電荷を前記容量素子に蓄電し、 前記容量素子に蓄電された電荷により生じた電圧を前記
    第2のトランジスタのゲートに印加してこれに対応する
    電流を前記第1のトランジスタに供給することで前記電
    流駆動素子に電流を供給すること、 を特徴とする電子回路の駆動方法。
  33. 【請求項33】 第1の電流駆動素子と、そのソースま
    たはドレインのうち一端が第1の電流駆動素子に接続し
    そのソースまたはドレインのうち他端が電源線に接続す
    る第1のトランジスタと、そのソースまたはドレインの
    うち一端が電源線に接続しそのゲートが第1のトランジ
    スタのゲートに接続する第2のトランジスタと、その一
    端が前記電源線に接続しその他端が前記第1のトランジ
    スタおよび前記第2のトランジスタのゲートに接続する
    容量素子と、そのソースまたはドレインのうちの一端が
    第1のトランジスタおよび第2のトランジスタのゲート
    に接続しそのゲートが第1の走査線に接続する第3のト
    ランジスタと、そのソースまたはドレインのうち一端が
    前記第3のトランジスタのソースまたはドレインのうち
    前記一端とは異なる他端に接続しそのゲートが第2の走
    査線に接続しそのソースまたはドレインのうち他端がデ
    ータ線に接続する第4のトランジスタと、その一端が前
    記第4のトランジスタのソースまたはドレインのうちの
    前記一端とは異なる他端に接続しその他端がデータ線に
    接続する抵抗素子とを含んで構成される電子回路の駆動
    方法であって、 前記第3のトランジスタおよび前記第4のトランジスタ
    をオン状態として、前記データ線を通じて供給される電
    流信号に対応する電荷を前記容量素子に蓄電し、 前記容量素子に蓄電された電荷により生じた電圧を前記
    第2のトランジスタのゲートに印加してこれに対応する
    電流を前記第1のトランジスタに通電することで電流駆
    動素子に供給すること、 を特徴とする電子回路の駆動方法。
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