JP2003185331A - 冷蔵庫 - Google Patents
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D23/00—General constructional features
- F25D23/02—Doors; Covers
- F25D23/04—Doors; Covers with special compartments, e.g. butter conditioners
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2323/00—General constructional features not provided for in other groups of this subclass
- F25D2323/02—Details of doors or covers not otherwise covered
- F25D2323/023—Door in door constructions
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2331/00—Details or arrangements of other cooling or freezing apparatus not provided for in other groups of this subclass
- F25D2331/80—Type of cooled receptacles
- F25D2331/803—Bottles
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
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- Mechanical Engineering (AREA)
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Refrigerator Housings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 扉に設けた小扉の開口サイズを大きくしない
でポケットの収納容積を保持するとともに、簡単な構造
で収納品の収納および取り出し作業をスムーズにおこな
えるようにして、冷気の無駄な流出を防いだ冷蔵庫を提
供する。 【解決手段】 断熱箱本体（１）の前面開口部に開閉自
在に設けた断熱扉（２）と、この断熱扉の表面部に形成
した庫内外を貫通する開口（15）と、この開口に一側を
枢支して開閉自在に設けた小扉（17）と、小扉の庫内側
の部位に設けられた収納ポケット（20）とからなり、収
納ポケットを形成する支持ガード（21）面を庫内側へ傾
斜させるとともに、収納ポケットの上方に位置する小扉
内板に小物貯蔵ポケット（22）を具備させたことを特徴
とする。
でポケットの収納容積を保持するとともに、簡単な構造
で収納品の収納および取り出し作業をスムーズにおこな
えるようにして、冷気の無駄な流出を防いだ冷蔵庫を提
供する。 【解決手段】 断熱箱本体（１）の前面開口部に開閉自
在に設けた断熱扉（２）と、この断熱扉の表面部に形成
した庫内外を貫通する開口（15）と、この開口に一側を
枢支して開閉自在に設けた小扉（17）と、小扉の庫内側
の部位に設けられた収納ポケット（20）とからなり、収
納ポケットを形成する支持ガード（21）面を庫内側へ傾
斜させるとともに、収納ポケットの上方に位置する小扉
内板に小物貯蔵ポケット（22）を具備させたことを特徴
とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵庫に係り、特
に前面開口部に配設される扉に小扉を設けたものに関す
る。
に前面開口部に配設される扉に小扉を設けたものに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】近年、冷蔵庫は食生活の多様化とともに
収納量も大型化傾向にあり、特に家庭用冷蔵庫において
は収納内容積が４００リットルを超えるクラスが主流に
なり、冷蔵庫本体の高さや幅寸法も大きくなる傾向にあ
る。
収納量も大型化傾向にあり、特に家庭用冷蔵庫において
は収納内容積が４００リットルを超えるクラスが主流に
なり、冷蔵庫本体の高さや幅寸法も大きくなる傾向にあ
る。
【０００３】これにともなって、冷蔵室や冷凍室、野菜
収納室の扉も大型化するとともに扉内側の収納ポケット
への収納量も増大しており、特に、収納容積の大きい冷
蔵室の扉は、幅寸法の拡大により開閉扉のための回動ス
ペースが大きくなり、前方が広く開放していない台所な
どにおいては据付が困難であるとともに、開扉の際に
は、大きな開口が形成されるために冷気が大量に流出し
て庫内温度が急上昇することになり、庫内冷却温度を維
持するためにさらに冷却運転電力を要する無駄があっ
た。
収納室の扉も大型化するとともに扉内側の収納ポケット
への収納量も増大しており、特に、収納容積の大きい冷
蔵室の扉は、幅寸法の拡大により開閉扉のための回動ス
ペースが大きくなり、前方が広く開放していない台所な
どにおいては据付が困難であるとともに、開扉の際に
は、大きな開口が形成されるために冷気が大量に流出し
て庫内温度が急上昇することになり、庫内冷却温度を維
持するためにさらに冷却運転電力を要する無駄があっ
た。
【０００４】また、扉内側の収納ポケットにも多くの食
品を収納する傾向にあり、冷蔵室の扉自体が大きいこと
もあって、開扉のために大きな力を必要として非力な女
性や高齢者の場合は負担が大きくなり、貯蔵品の出し入
れに時間を要するとともに、夏季におけるペットボトル
などの使用頻度が多い時期にはさらに開閉回数が多くな
って多くの冷気の流出を招く問題があった。
品を収納する傾向にあり、冷蔵室の扉自体が大きいこと
もあって、開扉のために大きな力を必要として非力な女
性や高齢者の場合は負担が大きくなり、貯蔵品の出し入
れに時間を要するとともに、夏季におけるペットボトル
などの使用頻度が多い時期にはさらに開閉回数が多くな
って多くの冷気の流出を招く問題があった。
【０００５】上記問題に対応する構成としては、貯蔵室
の開口部を左右に区分する仕切り板あるいは仕切壁を設
けて、左右開口のそれぞれに左開きおよび右開きの扉を
設置するいわゆるサイドバイサイド形の冷蔵庫があり、
また、左右扉のうち一方の扉の反枢支側に回転仕切体を
設け、扉の閉扉によりこの仕切体を開口部前面に配置し
てガスケットの吸着面とすることで本体側に仕切部材を
なくしたフレンチドア方式が存在し、必要により一方の
扉のみを開扉することで庫内冷気の流出を抑制した構成
が存在する。
の開口部を左右に区分する仕切り板あるいは仕切壁を設
けて、左右開口のそれぞれに左開きおよび右開きの扉を
設置するいわゆるサイドバイサイド形の冷蔵庫があり、
また、左右扉のうち一方の扉の反枢支側に回転仕切体を
設け、扉の閉扉によりこの仕切体を開口部前面に配置し
てガスケットの吸着面とすることで本体側に仕切部材を
なくしたフレンチドア方式が存在し、必要により一方の
扉のみを開扉することで庫内冷気の流出を抑制した構成
が存在する。
【０００６】さらに、扉の中に開口を形成してこの開口
を閉塞する小扉を設け、この小扉の内側に収納ポケット
を形成してビン類や小物調味料などを収納し、小扉の開
扉によって収納ポケット内の貯蔵物を開口から庫外に取
り出しまた収納する構成も従来より存在する。
を閉塞する小扉を設け、この小扉の内側に収納ポケット
を形成してビン類や小物調味料などを収納し、小扉の開
扉によって収納ポケット内の貯蔵物を開口から庫外に取
り出しまた収納する構成も従来より存在する。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
サイドバイサイド方式は、仕切板が存在することから貯
蔵庫内の容積が減少するとともに、庫内が左右に分断さ
れるため、庫内空間の活用に制約を生じ使い勝手が悪く
なる欠点がある。またフレンチドア方式は、使い勝手は
良好であるが、構成が複雑になり開扉の際は実質的に双
方の扉を同時に開く傾向があり、冷気漏洩防止にあまり
貢献するものではなかった。
サイドバイサイド方式は、仕切板が存在することから貯
蔵庫内の容積が減少するとともに、庫内が左右に分断さ
れるため、庫内空間の活用に制約を生じ使い勝手が悪く
なる欠点がある。またフレンチドア方式は、使い勝手は
良好であるが、構成が複雑になり開扉の際は実質的に双
方の扉を同時に開く傾向があり、冷気漏洩防止にあまり
貢献するものではなかった。
【０００８】さらに、扉の表面に小扉を形成する構造
は、小扉の側部に設けたヒンジにより開閉し、小扉の庫
内側に一体に取り付けたポケットは小扉の回転とともに
水平方向に回動して庫外に抽出される構成であり、ポケ
ットの収納容量を大きくした場合に収納品の庫内への突
出量も大きくなるため、小扉の開閉扉時にポケットある
いは収納品が開口部に接触して傷つき、または開閉扉が
できなくなる不具合が発生した。
は、小扉の側部に設けたヒンジにより開閉し、小扉の庫
内側に一体に取り付けたポケットは小扉の回転とともに
水平方向に回動して庫外に抽出される構成であり、ポケ
ットの収納容量を大きくした場合に収納品の庫内への突
出量も大きくなるため、小扉の開閉扉時にポケットある
いは収納品が開口部に接触して傷つき、または開閉扉が
できなくなる不具合が発生した。
【０００９】これを防止するためには、小扉に対して収
納ポケットの幅寸法を大幅に狭くするか、奥行き寸法を
薄くすればよいが、小扉の収納容積が小さくなる欠点が
あり、収納容積を保持するため小扉を大きくすれば、冷
気が流出する開口が大きくなってしまう不具合があっ
た。
納ポケットの幅寸法を大幅に狭くするか、奥行き寸法を
薄くすればよいが、小扉の収納容積が小さくなる欠点が
あり、収納容積を保持するため小扉を大きくすれば、冷
気が流出する開口が大きくなってしまう不具合があっ
た。
【００１０】本発明はこれらの点に着目してなされたも
ので、扉に設けた小扉の開口サイズを大きくしないでポ
ケットの収納容積を保持するとともに、簡単な構造で収
納品の収納および取り出し作業をスムーズにおこなえる
ようにして、冷気の無駄な流出を防いだ冷蔵庫を提供す
ることを目的とする。
ので、扉に設けた小扉の開口サイズを大きくしないでポ
ケットの収納容積を保持するとともに、簡単な構造で収
納品の収納および取り出し作業をスムーズにおこなえる
ようにして、冷気の無駄な流出を防いだ冷蔵庫を提供す
ることを目的とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項１記載の冷蔵庫の発明は、断熱箱本体の前面
開口部に開閉自在に設けた断熱扉と、この断熱扉の表面
部に形成した庫内外を貫通する開口と、この開口に一側
を枢支して開閉自在に設けた小扉と、小扉の庫内側の部
位に設けられた収納ポケットとからなり、収納ポケット
を形成する支持ガード面を庫内側へ傾斜させるととも
に、収納ポケットの上方に位置する小扉内板に小物貯蔵
ポケットを具備させたことを特徴とする。
に、請求項１記載の冷蔵庫の発明は、断熱箱本体の前面
開口部に開閉自在に設けた断熱扉と、この断熱扉の表面
部に形成した庫内外を貫通する開口と、この開口に一側
を枢支して開閉自在に設けた小扉と、小扉の庫内側の部
位に設けられた収納ポケットとからなり、収納ポケット
を形成する支持ガード面を庫内側へ傾斜させるととも
に、収納ポケットの上方に位置する小扉内板に小物貯蔵
ポケットを具備させたことを特徴とする。
【００１２】この構成により、扉に設けた小扉の開口サ
イズを大きくしないでポケットの収納容積を保持すると
ともに、簡単な構造で収納品の収納および取り出し作業
をスムーズにおこなうことができ、冷気の流出を防いで
消費電力を低減させることができる。
イズを大きくしないでポケットの収納容積を保持すると
ともに、簡単な構造で収納品の収納および取り出し作業
をスムーズにおこなうことができ、冷気の流出を防いで
消費電力を低減させることができる。
【００１３】請求項２記載の発明は、請求項１記載の冷
蔵庫において、小扉の枢支軸を開口の下端に設け、小扉
を開口に対して垂直方向に開閉させたことを特徴とする
ものであり、開扉により小物貯蔵ポケットに収納された
貯蔵品が使用者の手前側に出てくることになり、収納容
積の確保とともに、貯蔵品の収納と取り出しを簡単にお
こなうことができる。
蔵庫において、小扉の枢支軸を開口の下端に設け、小扉
を開口に対して垂直方向に開閉させたことを特徴とする
ものであり、開扉により小物貯蔵ポケットに収納された
貯蔵品が使用者の手前側に出てくることになり、収納容
積の確保とともに、貯蔵品の収納と取り出しを簡単にお
こなうことができる。
【００１４】請求項３記載の発明は、小扉の表面板を磁
性体で形成したことを特徴としており、メモ紙などをマ
グネットで貼り付けることができて、小扉表面を所定の
伝言パネルとして活用できる。
性体で形成したことを特徴としており、メモ紙などをマ
グネットで貼り付けることができて、小扉表面を所定の
伝言パネルとして活用できる。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の１実
施形態について説明する。図１は本発明に係る冷蔵室扉
に小扉を設けた冷蔵庫の正面図である。 外箱と内箱と
これら内外箱間に断熱材を発泡充填した断熱箱体で形成
された冷蔵庫本体（１）は、内箱内部に貯蔵空間として
最上部に冷蔵室（２）、その下方に野菜室（３）を設
け、野菜室の下方には断熱仕切壁を介して製氷貯氷室
（４）と温度切替室（５）とを左右に区分して併置して
おり、最下部には冷凍室（６）を独立して配置し、各貯
蔵室の前面開口部には各々専用の扉を設けて開閉自在に
閉塞している。
施形態について説明する。図１は本発明に係る冷蔵室扉
に小扉を設けた冷蔵庫の正面図である。 外箱と内箱と
これら内外箱間に断熱材を発泡充填した断熱箱体で形成
された冷蔵庫本体（１）は、内箱内部に貯蔵空間として
最上部に冷蔵室（２）、その下方に野菜室（３）を設
け、野菜室の下方には断熱仕切壁を介して製氷貯氷室
（４）と温度切替室（５）とを左右に区分して併置して
おり、最下部には冷凍室（６）を独立して配置し、各貯
蔵室の前面開口部には各々専用の扉を設けて開閉自在に
閉塞している。
【００１６】最も大きな収納容積を有する冷蔵室（２）
内には、本発明の要部を示す断面図である図２からも明
らかなように、複数段の載置棚（７）を設けて貯蔵品の
収納空間を形成するとともに、開口部前面には、一側端
をヒンジで枢支した外板（９）と内板（10）との間に冷
蔵庫本体（１）と同様の断熱材（11）を充填した扉
（８）を回動自在に取り付けており、扉（８）周縁の前
記開口部に対応する部位にはマグネットガスケット（1
2）を取着して、閉扉の際はマグネットの磁力によりガ
スケット（12）を開口部周縁に吸着させることで、冷蔵
室（２）内と外部とを気密に断熱シールし、熱漏洩を防
止している。
内には、本発明の要部を示す断面図である図２からも明
らかなように、複数段の載置棚（７）を設けて貯蔵品の
収納空間を形成するとともに、開口部前面には、一側端
をヒンジで枢支した外板（９）と内板（10）との間に冷
蔵庫本体（１）と同様の断熱材（11）を充填した扉
（８）を回動自在に取り付けており、扉（８）周縁の前
記開口部に対応する部位にはマグネットガスケット（1
2）を取着して、閉扉の際はマグネットの磁力によりガ
スケット（12）を開口部周縁に吸着させることで、冷蔵
室（２）内と外部とを気密に断熱シールし、熱漏洩を防
止している。
【００１７】冷蔵室扉（８）の内側には、庫内側に突出
して取り付けた支持ガード（13）によって前面に亙って
複数のポケット（14）を配置して収納空間を形成してお
り、冷蔵室（２）の下部に配置した野菜室（３）、製氷
貯氷室（４）、温度切替室（５）、および冷凍室（６）
は、それぞれ扉に取り付けられ貯蔵室内奥方に延出する
図示しない支持枠と庫内壁面とのレール機構により、支
持枠に載置した各収納容器とともに、それぞれが前後方
向に庫外に引き出す引出し扉方式としている。
して取り付けた支持ガード（13）によって前面に亙って
複数のポケット（14）を配置して収納空間を形成してお
り、冷蔵室（２）の下部に配置した野菜室（３）、製氷
貯氷室（４）、温度切替室（５）、および冷凍室（６）
は、それぞれ扉に取り付けられ貯蔵室内奥方に延出する
図示しない支持枠と庫内壁面とのレール機構により、支
持枠に載置した各収納容器とともに、それぞれが前後方
向に庫外に引き出す引出し扉方式としている。
【００１８】そして、冷蔵室扉（８）における表面中央
の下方部には、扉幅より充分幅狭で高さも低い開口（1
5）を冷蔵室扉の断熱壁（11）を貫通して形成してい
る。この開口（15）は、扉外板（９）に穿設した開口
と、これよりわずかに小さい開口を穿設した内板（10）
との間を、枠体（16）で連結して間隙を閉塞するととも
に、内外板を貫通して形成されている。
の下方部には、扉幅より充分幅狭で高さも低い開口（1
5）を冷蔵室扉の断熱壁（11）を貫通して形成してい
る。この開口（15）は、扉外板（９）に穿設した開口
と、これよりわずかに小さい開口を穿設した内板（10）
との間を、枠体（16）で連結して間隙を閉塞するととも
に、内外板を貫通して形成されている。
【００１９】枠体（16）の内外板間の外面側には、図３
に示すように、段部（16ａ）を設けるとともに、この枠
体（16）に係合して開口（15）を開閉自在に閉塞する小
扉（17）を設け、その下端に設けた枢支軸（18）によっ
て小扉（17）を開口に対して垂直方向に回動させるよう
に配設している。
に示すように、段部（16ａ）を設けるとともに、この枠
体（16）に係合して開口（15）を開閉自在に閉塞する小
扉（17）を設け、その下端に設けた枢支軸（18）によっ
て小扉（17）を開口に対して垂直方向に回動させるよう
に配設している。
【００２０】小扉（17）は、内部に断熱空間を有する内
外二重壁を合成樹脂のブロー成形や射出成形により一体
成形したものであり、前記枠体の段部（16ａ）に対応す
る段部（17ａ）を庫内側の周縁部に形成するとともに、
枠体（16）と小扉（17）との段部（16ａ）（17ａ）間に
はガスケット（19）を取り付けて開口（15）を外気と熱
遮断している。
外二重壁を合成樹脂のブロー成形や射出成形により一体
成形したものであり、前記枠体の段部（16ａ）に対応す
る段部（17ａ）を庫内側の周縁部に形成するとともに、
枠体（16）と小扉（17）との段部（16ａ）（17ａ）間に
はガスケット（19）を取り付けて開口（15）を外気と熱
遮断している。
【００２１】小扉（17）の枢支軸（18）は、図４に示す
ように、開口（15）を形成する枠体（16）の両側部の下
端部に形成したガイド溝（26）に挿入し枢支すること
で、小扉（17）を垂直方向に開閉自在とするものであ
り、ガイド溝（26）における枢支軸の挿入溝（26ａ）
は、小扉（17）の外周に位置する化粧枠（27）の凸部
（27ａ）で隠蔽するようにしている。
ように、開口（15）を形成する枠体（16）の両側部の下
端部に形成したガイド溝（26）に挿入し枢支すること
で、小扉（17）を垂直方向に開閉自在とするものであ
り、ガイド溝（26）における枢支軸の挿入溝（26ａ）
は、小扉（17）の外周に位置する化粧枠（27）の凸部
（27ａ）で隠蔽するようにしている。
【００２２】開口（15）の密閉については、上記構成以
外でも、小扉側と開口の枠体側に設けたマグネットの吸
着と反発作用を利用したり、ラッチや前記冷蔵室扉と同
様のガスケット方式でおこなうなど、種々の方式を選択
して採用できる。
外でも、小扉側と開口の枠体側に設けたマグネットの吸
着と反発作用を利用したり、ラッチや前記冷蔵室扉と同
様のガスケット方式でおこなうなど、種々の方式を選択
して採用できる。
【００２３】小扉（17）による開口の密閉シールをマグ
ネットガスケット方式でおこなう場合には、小扉（17）
を磁性体である薄鋼板で成形し、枠体（16）側に取り付
けたマグネットガスケットの磁力で吸着させればよく、
このように構成すれば、小扉の表面を利用してメモ紙を
磁石で貼り付けるなど、メモ板として活用することがで
きる。
ネットガスケット方式でおこなう場合には、小扉（17）
を磁性体である薄鋼板で成形し、枠体（16）側に取り付
けたマグネットガスケットの磁力で吸着させればよく、
このように構成すれば、小扉の表面を利用してメモ紙を
磁石で貼り付けるなど、メモ板として活用することがで
きる。
【００２４】小扉（17）の庫内側の部位には収納ポケッ
ト（20）を形成する断面Ｌ字状の支持ガード（21）を小
扉の内板（17ｂ）の両側部に設けた凸条部に係合させ、
庫内側へ傾斜状態に取り付けており、この支持ガード
（21）は、前記扉内板に設けた収納ポケットの支持ガー
ド（13）とは独立して開閉するように構成している。そ
して、この傾斜によって形成される収納ポケット（21）
の上部と小扉の内板（17ｂ）との間隙部に、前記収納ポ
ケット（21）と同様の係合構成によって小物貯蔵ポケッ
ト（22）を取り付けている。
ト（20）を形成する断面Ｌ字状の支持ガード（21）を小
扉の内板（17ｂ）の両側部に設けた凸条部に係合させ、
庫内側へ傾斜状態に取り付けており、この支持ガード
（21）は、前記扉内板に設けた収納ポケットの支持ガー
ド（13）とは独立して開閉するように構成している。そ
して、この傾斜によって形成される収納ポケット（21）
の上部と小扉の内板（17ｂ）との間隙部に、前記収納ポ
ケット（21）と同様の係合構成によって小物貯蔵ポケッ
ト（22）を取り付けている。
【００２５】そして、収納ポケット（21）にはペットボ
トル（23）などのビンや缶類を収納するとともに、小物
貯蔵ポケット（22）には練りワサビなどのチューブ類
（24）を収納して保存するものである。
トル（23）などのビンや缶類を収納するとともに、小物
貯蔵ポケット（22）には練りワサビなどのチューブ類
（24）を収納して保存するものである。
【００２６】小扉（17）の開閉によって収納品を取り出
す場合は、小扉の把手（25）を持って垂直に回動させれ
ば、小扉（17）は手前方向に回動して開扉するものであ
り、収納ポケット（21）も手前方向に開放することにな
り、ペットボトル（23）などの収納品を容易に取り出す
ことができる。また、閉扉時には小扉の内板（17ｂ）と
収納ポケット（21）との間に位置していた小物貯蔵ポケ
ット（22）は、開扉により小扉内板（17ｂ）の上面の手
前側に位置することになり、使用者にとって、チューブ
類（24）の取り出しはきわめて容易なものとなる。
す場合は、小扉の把手（25）を持って垂直に回動させれ
ば、小扉（17）は手前方向に回動して開扉するものであ
り、収納ポケット（21）も手前方向に開放することにな
り、ペットボトル（23）などの収納品を容易に取り出す
ことができる。また、閉扉時には小扉の内板（17ｂ）と
収納ポケット（21）との間に位置していた小物貯蔵ポケ
ット（22）は、開扉により小扉内板（17ｂ）の上面の手
前側に位置することになり、使用者にとって、チューブ
類（24）の取り出しはきわめて容易なものとなる。
【００２７】小扉（17）の開扉の際、冷蔵室扉のポケッ
ト（14）を形成する最も庫内側の支持ガード（13）は庫
内に残っており、したがって小扉の収納ポケット（20）
の奥行き寸法が大きくなることはなく、開扉のための開
口を必要以上に大きくすることを防ぐことができるとと
もに、冷蔵室扉（８）を開扉したときは、小扉の収納ポ
ケット（20）および小物貯蔵ポケット（22）内の貯蔵品
も支障なく庫内側から収納および取り出し操作ができ
る。
ト（14）を形成する最も庫内側の支持ガード（13）は庫
内に残っており、したがって小扉の収納ポケット（20）
の奥行き寸法が大きくなることはなく、開扉のための開
口を必要以上に大きくすることを防ぐことができるとと
もに、冷蔵室扉（８）を開扉したときは、小扉の収納ポ
ケット（20）および小物貯蔵ポケット（22）内の貯蔵品
も支障なく庫内側から収納および取り出し操作ができ
る。
【００２８】また、貯蔵品（23）（24）の収納時におけ
る動作作用も、上記取り出しの場合と同様であり、収納
ポケット（21）や小物貯蔵ポケット（22）は小扉内板
（17ｂ）の上面にあって開扉者の手前側に位置すること
からその収納作業をスムーズにおこなうことができる。
る動作作用も、上記取り出しの場合と同様であり、収納
ポケット（21）や小物貯蔵ポケット（22）は小扉内板
（17ｂ）の上面にあって開扉者の手前側に位置すること
からその収納作業をスムーズにおこなうことができる。
【００２９】以上説明したように、本発明の構成によれ
ば、小扉（17）の開扉によって開口（15）の外側から庫
内の貯蔵品（23）（24）を取り出し、また庫内に収納す
ることをきわめて容易におこなうことできると同時に、
従来と同様に、冷蔵室扉（８）を開扉することで庫内側
からも、前記収納ポケット（21）および小物貯蔵ポケッ
ト（22）に貯蔵品を収納し、且つ取り出すことができ
る。
ば、小扉（17）の開扉によって開口（15）の外側から庫
内の貯蔵品（23）（24）を取り出し、また庫内に収納す
ることをきわめて容易におこなうことできると同時に、
従来と同様に、冷蔵室扉（８）を開扉することで庫内側
からも、前記収納ポケット（21）および小物貯蔵ポケッ
ト（22）に貯蔵品を収納し、且つ取り出すことができ
る。
【００３０】なお、上記実施形態の説明においては、小
扉（17）を垂直方向へ開扉する構造で説明したが、小扉
（17）の開閉は開口（15）の側辺に枢支部を設けること
で水平方向へ開閉するようにしてもよい。この場合は、
庫内側へ傾斜して取り付けられる収納ポケットの上部と
小扉の内板との間隙部に取り付けた小物貯蔵ポケットに
よって、収納ポケットの幅を広げずとも貯蔵品の収納容
積を大きい状態に保持できる効果が得られるものであ
る。
扉（17）を垂直方向へ開扉する構造で説明したが、小扉
（17）の開閉は開口（15）の側辺に枢支部を設けること
で水平方向へ開閉するようにしてもよい。この場合は、
庫内側へ傾斜して取り付けられる収納ポケットの上部と
小扉の内板との間隙部に取り付けた小物貯蔵ポケットに
よって、収納ポケットの幅を広げずとも貯蔵品の収納容
積を大きい状態に保持できる効果が得られるものであ
る。
【００３１】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１の発明に
よれば、扉に設けた小扉の開口サイズを大きくしないで
ポケットの収納容積を保持するとともに、簡単な構造で
収納品の収納および取り出し作業をスムーズにおこなう
ことができ、冷気の流出を防いで消費電力を低減させる
効果が得られる。
よれば、扉に設けた小扉の開口サイズを大きくしないで
ポケットの収納容積を保持するとともに、簡単な構造で
収納品の収納および取り出し作業をスムーズにおこなう
ことができ、冷気の流出を防いで消費電力を低減させる
効果が得られる。
【００３２】請求項２の発明によれば、ビンなどの収納
品を容易に収納あるいは取り出すことができる。また、
小物貯蔵ポケットは、開扉により小扉内板の上部の使用
者の手前側に位置することになり、チューブ類の収納や
取り出しはきわめて容易なものとなる。
品を容易に収納あるいは取り出すことができる。また、
小物貯蔵ポケットは、開扉により小扉内板の上部の使用
者の手前側に位置することになり、チューブ類の収納や
取り出しはきわめて容易なものとなる。
【００３３】請求項３の発明によれば、小扉の表面にメ
モ紙などをマグネットで貼り付けることができ伝言パネ
ルとして活用できる。
モ紙などをマグネットで貼り付けることができ伝言パネ
ルとして活用できる。
【図１】本発明の１実施形態の小扉を設けた冷蔵庫を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図２】図１における小扉部分の詳細を示す縦断面図で
ある。
ある。
【図３】図２の小扉開口部を示す部分詳細断面図であ
る。
る。
【図４】図３に示す小扉開口部の斜視図である。
１…冷蔵室本体 ２…冷蔵室 ８…冷蔵
室扉 13…ポケット 14…支持ガード 15…開口 16…枠体 16ａ…枠体の段部 17…小扉 17ａ…小扉の段部 18…枢支軸 19…ガス
ケット 20…収納ポケット 21…支持ガード 22…小物
収納ポケット 23…ペットボトル 24…チューブ類 25…把手 26…ガイド溝 26ａ…挿入溝 27…化粧
枠 27ａ…凸部
室扉 13…ポケット 14…支持ガード 15…開口 16…枠体 16ａ…枠体の段部 17…小扉 17ａ…小扉の段部 18…枢支軸 19…ガス
ケット 20…収納ポケット 21…支持ガード 22…小物
収納ポケット 23…ペットボトル 24…チューブ類 25…把手 26…ガイド溝 26ａ…挿入溝 27…化粧
枠 27ａ…凸部
Claims (3)
- 【請求項１】 断熱箱本体の前面開口部に開閉自在に設
けた断熱扉と、この断熱扉の表面部に形成した庫内外を
貫通する開口と、この開口に一側を枢支して開閉自在に
設けた小扉と、小扉の庫内側の部位に設けられた収納ポ
ケットとからなり、収納ポケットを形成する支持ガード
面を庫内側へ傾斜させるとともに、収納ポケットの上方
に位置する小扉内板に小物貯蔵ポケットを具備させたこ
とを特徴とする冷蔵庫。 - 【請求項２】 小扉の枢支軸を開口の下端に設け、小扉
を開口に対して垂直方向に開閉させたことを特徴とする
請求項１記載の冷蔵庫。 - 【請求項３】 小扉の表面板を磁性体で形成したことを
特徴とする請求項１または２記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001379237A JP2003185331A (ja) | 2001-12-12 | 2001-12-12 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001379237A JP2003185331A (ja) | 2001-12-12 | 2001-12-12 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003185331A true JP2003185331A (ja) | 2003-07-03 |
Family
ID=27591004
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001379237A Pending JP2003185331A (ja) | 2001-12-12 | 2001-12-12 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003185331A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6793300B1 (en) * | 2002-10-21 | 2004-09-21 | Donald Frank Gillette | Cabinet storage for cutting board and method |
| WO2006011116A1 (en) * | 2004-07-22 | 2006-02-02 | Arcelik Anonim Sirketi | A cooling device |
| WO2006024652A1 (de) * | 2004-09-02 | 2006-03-09 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Tür für ein kühlgerät |
| CN100439834C (zh) * | 2004-07-08 | 2008-12-03 | 乐金电子(天津)电器有限公司 | 电冰箱的家用吧台 |
| CN102494480A (zh) * | 2011-12-05 | 2012-06-13 | 合肥美的荣事达电冰箱有限公司 | 一种冰箱门体和具有该冰箱门体的冰箱 |
| CN103776229A (zh) * | 2012-10-18 | 2014-05-07 | 惠而浦有限公司 | 在门上具有用于通达制冷舱室的内在部分的舱门的冰箱 |
| JP2018004250A (ja) * | 2017-10-13 | 2018-01-11 | 東芝ライフスタイル株式会社 | 冷蔵庫 |
-
2001
- 2001-12-12 JP JP2001379237A patent/JP2003185331A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN103776229A (zh) * | 2012-10-18 | 2014-05-07 | 惠而浦有限公司 | 在门上具有用于通达制冷舱室的内在部分的舱门的冰箱 |
| CN103776229B (zh) * | 2012-10-18 | 2017-10-13 | 惠而浦有限公司 | 在门上具有用于通达制冷舱室的内在部分的舱门的冰箱 |
| JP2018004250A (ja) * | 2017-10-13 | 2018-01-11 | 東芝ライフスタイル株式会社 | 冷蔵庫 |
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Legal Events
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| A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20040521 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20060829 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061226 |