JP2007120906A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】食品収納のスペースを最大限使用できることで、使い勝手を向上させた冷蔵庫を提供する。
【解決手段】冷蔵庫本体10を上下に分割する区画壁11により上部区画12と下部区画13に分割され、上部区画12の前面開口部を塞ぐ扉は右扉と左扉の2つで構成し、そのうち少なくとも1つは引出し式扉14で構成する。さらに、複数のワイヤーケースを引き出し式扉14に設けることで、上部区画32内に多種多様の食品の収納性を高めることができるとともに、引き出し式扉14の堅牢感、高級感が向上し引き出し操作性が優れたものになり、使い勝手の良さを提供することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、引出し式扉の収納性を高めた冷蔵庫の構造に関する。
従来、食品の出し入れのしやすさから、比較的仕様頻度の低い冷凍室は下部、仕様頻度が高く収納物の多い冷蔵室は上部というレイアウトが一般化してきている。そして、例えばボトル類などの物品は通常この冷蔵室内に収納される冷蔵庫が考えられている。また、キッチンの限られたスペースにマッチした奥行寸法が短く、幅広の薄型冷蔵庫も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図9は、特許文献1に記載された従来の冷蔵庫の扉を開けた状態の斜視図である。図9において、1は冷蔵庫本体であり、上部に冷蔵室2、下部に冷凍室3を設けている。4は冷蔵室2の開口部に設けたヒンジ開閉式扉であり、室内側にボトル収納棚5が設けられている。そして、ボトル収納棚5にはボトル類のほか調味料などの小物や卵なども同時に収納される。
実開昭62−164565号公報
しかしながら、上記従来の構成では、近年の食生活の多様化による、特に大小のボトルやパック型の飲料の増加、チューブ類なども含めた様々な形態や種類の調味料類の急激な増加によりにより、ボトル収納棚5に収納する食品の量が増加し、さらに形態の多様化も相まって量的にも構造的にもボトル収納棚5に十分な収納性や、食品に対して均等で効率的な冷却が得られないという課題を有していた。
また、一方では対面キッチン等に見られる台所の洋風化に伴い、奥行寸法の短い、即ち従来より薄型の冷蔵庫も望まれている。この種の奥行の浅い冷蔵庫は、内容積を維持するため一般的な冷蔵庫の奥行に比べ冷蔵庫幅寸法が広く設定され、必然的に冷蔵室の扉の幅も大きくなる。このため、狭い台所での扉の開閉がし難い問題から、例えば冷蔵室扉4のように左右に分割して冷蔵室扉を小型化し、前記の問題に対応することが行われている。
しかしながら、上記のように左右に分割された冷蔵室扉4では左右扉間の間仕切り構造体にスペースを要し、ボトル収納棚5の有効スペースが幅方向に制約されてさらに収納量が減少する。一方、大型のボトル類などを収納するためにはその分室内側の収納スペースを奥行方向に侵害することになり、特に、上述した薄型の冷蔵庫では冷蔵庫全体としての収納性が著しく低下してしまう課題を有していた。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、ボトル類などの多種多様の収納食品の収納性、保存性を高めた冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために本発明の冷蔵庫は、断熱箱体で形成された冷蔵庫本体内を上下に分割する区画壁により上部区画と下部区画に分割され、いずれかの区画に少なくとも前面開口部を塞ぐ引出し式扉を備え、前記引出し式扉は横幅より高さ寸法が大きい縦長形状としたものにおいて、前記引出し式扉は上下方向に複数のワイヤーケースを備えたものである。
これにより、縦長形状の引出し式扉に収納されるボトル類などの多種多様の食品の収納性を高め、さらに収納食品に対し均等で効率的な冷却を行うことができる。
また、断熱箱体で形成された冷蔵庫本体内を上下に分割する区画壁により上部区画と下部区画に分割され、前記上部区画内は左右の領域を有して前記左側領域の前面開口部を塞ぐ左扉と前記右側領域の前面開口部を塞ぐ右扉とを備え、そのうち少なくとも1つは引出し式扉で構成するとともに、前記引出し式扉は上下方向に複数のワイヤーケースを備えたものである。
これにより、上部区画全体の収納性、使い勝手を高めたうえで、引出し式扉に収納されるボトル類などの多種多様の食品の収納性を高め、さらに収納食品に対し均等で効率的な冷却を行うことができる。
本発明の冷蔵庫は、横幅より高さ寸法が大きい縦長形状とした引出し式扉に収納されるケースを上下方向に複数のワイヤーケースで構成するため、収納食品に対し均等で効率的な冷却ができるとともに、ボトル類などの多種多様の食品の収納性を高めることができる。
また、上部区画内は左右の領域を有して前記左側領域の前面開口部を塞ぐ左扉と前記右側領域の前面開口部を塞ぐ右扉とを備え、そのうち少なくとも1つは引出し式扉で構成するとともに、前記引出し式扉は上下方向に複数のワイヤーケースを備えたので、立ち姿勢で楽に扉内を見渡せ使い勝手を向上することができる。また、引出し式扉を引き出した時に左右両側から収納物を取り出せるという利点も有する。また、収納食品に対し均等で効率的な冷却を行うことができる。
請求項1に記載の発明は、断熱箱体で形成された冷蔵庫本体内を上下に分割する区画壁により上部区画と下部区画に分割され、いずれかの区画に少なくとも前面開口部を塞ぐ引出し式扉を備え、前記引出し式扉は横幅より高さ寸法が大きい縦長形状としたものにおいて、前記引出し式扉は上下方向に複数のワイヤーケースを備えたものであり、収納食品に対し均等で効率的な冷却ができるとともに、ボトル類などの多種多様の食品の収納性を高めることができる。
請求項2に記載の発明は、断熱箱体で形成された冷蔵庫本体内を上下に分割する区画壁により上部区画と下部区画に分割され、前記上部区画内は左右の領域を有して前記左側領域の前面開口部を塞ぐ左扉と前記右側領域の前面開口部を塞ぐ右扉とを備え、そのうち少なくとも1つは引出し式扉で構成するとともに、前記引出し式扉は上下方向に複数のワイヤーケースを備えたものであり、ワイヤーケースが上部区画に備えられた引出し式扉に構成されるためボトル類などの多種多様の食品の収納性を高めることができる。また、立ち姿勢で楽に扉内を見渡せ使い勝手を向上することができる。また、引出し式扉を引き出した時に左右両側から収納物を取り出せるという利点も有する。また、ワイヤーケースに収納された食品は冷気の対流が向上し効率的に冷却される。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記ワイヤーケースは溶接固定された複数の鉄線で構成したものであり、ケース自体の強度が向上し大型のボトルやパック飲料といった重量物を安定して収納できる。また、鉄線間を冷気が通過することで収納物は、ほぼ全体に冷気が当たり均等に冷却される。また、鉄は熱伝達率が優れているため食品を効率よく冷却することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の発明において、前記ワイヤーケースは線径の異なる鉄線で構成したものであり、太い鉄線はケースの堅牢感は確保し、細い鉄線はケース自体の重量を低減することで引出し式扉全体の重量を低減し引き出し時の操作性を向上することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の発明において、前記ワイヤーケースは両端が連結された環状鉄線と単一鉄線を折り曲げたものを組み合わせて形成したものであり、鉄線の加工が簡略化されワイヤーケースのコスト低減を図ることができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載の発明において、前記ワイヤーケースを構成する複数の鉄線はメッキを施したものであり、鉄線の錆び付き防止または汚れ防止を図ることができる。また、メッキを施すことでワイヤーケースに高級感を持たせることができる。
請求項7に記載の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の発明において、前記ワイヤーケースの底面部に底面ケースを備えたものであり、収納食品の安定性が高まるとともに、下方への汚れの飛散防止、清掃性が向上する。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の発明において、前記底面ケースは、前記ワイヤーケースの底面部全体を覆うものであり、底面ケースの安定性、収納性、下方への汚れの飛散防止効果が高まる。
請求項9に記載の発明は、請求項7または8に記載の発明において、前記底面ケースの周縁にフランジを設けたものであり、底面ケースの強度が向上するとともに、ワイヤーケースとの嵌合が確実となる。
請求項10に記載の発明は、請求項7から9のいずれか一項に記載の発明において、前記底面ケースの底面周縁にリブを形成したものであり、底面ケースの強度が向上する。
請求項11に記載の発明は、請求項7から10のいずれか一項に記載の発明において、前記底面ケースは透明樹脂で形成したものであり、収納食品の視認性が高まるとともに、庫内の広々感を高めることができる。
以下、本発明による冷蔵庫の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1を図1から図6に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の正面図、図2は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の断熱箱体の正面図、図3は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の扉を開けた状態の斜視図である。図4は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の引出し扉を後方から見た斜視図、図5は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の引出し扉を前方から見た斜視図、図6は本発明の実施の形態1における冷蔵庫のワイヤーケースの斜視図である。
図1から図6に示すように、10は断熱箱体で形成された冷蔵庫本体であり、冷蔵庫本体10は、上下に分割する区画壁11により上部区画12と下部区画13に分割されている。上部区画12はその内部に左右の領域となる左側領域12aと右側領域12bとを有しており、左側領域12aの前面開口部を塞ぐ扉としては引出し式扉14を配置し、右側領域12bの前面開口部を塞ぐ扉としてはヒンジ開閉式扉15を配置している。引出し式扉14の幅はヒンジ式扉15の幅よりも小さく、横幅より高さ寸法が大きい縦長形状としている。そして、引出し式扉14と隣り合う辺の反対側の辺にヒンジ式扉15のヒンジ部16を設けた構成となっている。すなわち、換言すればヒンジ式扉15の反ヒンジ側に引出し式扉14が並設された配置構成となっている。また、上部区画12は、左側領域12aと右側領域12bとは完全に区画されておらず、互いに連通した構成となっている。そして、上部区画12内は、左側領域12a,右側領域12bを併せてともに冷蔵温度帯の貯蔵室となっている。また、引出し式扉14で開閉される左側領域12a内には上下方向に複数のワイヤーケース17が設けられている。
引出し式扉14は扉本体18と、この扉本体18と対向して室内後方に設けられた背面板19と、この背面板19の下部両端に取付けられ扉本体18と連結された下部フレーム20と、背面板19の上部に取付けられた扉本体18と連結された上部フレーム21とで構成されている。背面板19には支持手段としてL型断面を有した複数個の凸部22が一体に形成されている。また、扉本体18の室内側を形成する内板23にも支持手段としてL型断面を有した複数個の凸部24が一体に形成され、複数個の凸部22と凸部24は互いに対向する高さ位置に配置されている。また、背面板19には開口部19aが複数形成され、奥面に配置した冷気ダクト(図示せず)の吐出口と開口部19aは対向している。
複数個設けられたワイヤーケース17は、それぞれ線径が異なり、線径の太い鉄線25と線径の細い鉄線26とで構成されている。また、鉄線25は両端が連結された環状構造であり、鉄線26は単一鉄線を折り曲げて形成されている。そして、線径の細い鉄線26が線径の太い鉄線25に組み合わされた状態で各々は溶接にて固定されている。さらに、溶接にて固定されたワイヤーケース17は全体にメッキが施されている。このワイヤーケース17が背面板19と内板23の間に配置され、太い鉄線25がそれぞれ内板23の凸部24と背面板18の凸部22に係合し指示固定される。複数個設けられたワイヤーケース17の中で最上段に設置されたワイヤーケース17は他のワイヤーケース17に比べ高さを低く設定しており、背が低く小型で重量も軽い食品を収納している。
また、ワイヤーケース17の上面には太い鉄線25の左右に跨って設けたストッパ17aを備え、前後方向に移動可能に設定されている。またストッパ17aはワイヤーケース17に着脱可能となっている。
上部区画12内において、引出し式扉14と反対側のヒンジ開閉式扉15で開閉される右側領域12b内には収納物を載置する複数の棚27を備えている。この棚27は相互間の棚間寸法Aをワイヤーケース17の高さ寸法Bよりも大きくなるように設置されている。
低温室28は収納容器29を備えて、主として肉、魚介類、ハム等の生鮮食料品を0〜1℃程度の温度で貯蔵する。また、下部区画13は左右に分割する区画壁30により、左区画と右区画に分割され、左区画は上から順に引出し式扉31を備えた製氷室32、引出し式扉33を備えた冷凍室34で構成され、右区画は上から順に引出し式扉35を備えた野菜室36、引出し式扉37を備えた冷凍室38で構成されている。ここで、複数のワイヤーケース17内には大小のペットボトルやビン類、缶類、紙パック等の飲料、調味量などの液状物容器、その他小物や卵など従来、冷蔵室の扉棚に収納されていた収納物を主に貯蔵でき、引出し式扉14と一体に引き出せるよう構成している。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作について説明する。
冷蔵庫本体10の上部区画12を使用頻度の高い冷蔵温度帯の貯蔵室とすることで、立ち姿勢のまま食品収納をする割合を多くでき、使い勝手を向上することができる。
また、上部区画12の前面開口部を塞ぐ扉の一方を引出し式扉14とすることで、ボトル類などの多種多様の食品の収納性を高め、引出し式扉14を引き出した時に左右両側からワイヤーケース17内の収納物を取り出せ、使い勝手を向上することができる。
また、ワイヤーケース17は複数の鉄線で構成されることで、鉄線間を冷気が通過するため食品が均等に冷却され、熱伝達が効率よく行われるため食品を効率よく冷却できる。さらに、溶接固定されているためワイヤーケース自体の強度が向上し大型のボトル類やパック類などの重量物を安定して収納でき、本実施の形態のように背の高いワイヤーケースを下段に設置することで出し入れ時に使用者の負担が軽減される。そして、重量物が下部に収納されるので重心が下がり冷蔵庫の設置安定性も高められる。特に、引出し式扉14を冷蔵庫本体10の上部区画12に配置したものなどにあっては有効である。
また、線径の細い鉄線26と線径の太い鉄線25にて構成されたワイヤーケースは全体の堅牢感は太い鉄線で確保し、引出し式扉14の操作感を向上させるために大部分に細い鉄線を用いることで相反する感じ方を両立して成り立たせている。さらにコストの面からみても細い鉄線が用いられれば全体のコスト低減にもつながる。
また、ワイヤーケース17は線径の太い鉄線25の両端のみ連結(溶接固定)し、他の線径の細い鉄線26は両端連結なしの単線で固定されているが、これはワイヤーケース17が鉄線を曲げ加工と溶接加工を行い成型しているためで、加工コストの視点で両加工を比較すると、明らかに溶接加工がコストがかかるためであり、できるだけ溶接加工をへらすことでワイヤーケース17のコスト低減できる効果がある。
また、ワイヤーケース17にメッキを施すことで錆付き防止や汚れ付着防止を図ることができる。さらにケースとしての高級感を向上できる。また、このワイヤーケース17は仕様頻度の高い貯蔵室内にあるため冷蔵庫全体の高級感も向上できる。
一方、最上段に設置されているワイヤーケース17は他よりも最も高さ寸法が低い仕様となっているため、調味料を含めた使用頻度の高く数量も多い小物類の収納が便利で楽になる。
また、ワイヤーケース17の高さ寸法Bは右側領域12b内に複数設けられた棚27の棚間寸法Aより小さいため、取り外したワイヤーケース17は右側領域12b内の任意の場所に設置して自由に利用することが可能となり、たとえば小物類などまとめて保管したり、卵を右側領域12b内で保管する要求にも対応できる。
また、上部区画12内の左側領域12aと右側領域12bとの境界面は左右に分割する区画壁等が存在せず連通しているので、上部区画12内の食品収納スペースを最大限使用できるとともに、ヒンジ部16が引出し式扉14の反対側に設けられたヒンジ式扉15を開放した場合には、上部区画12内全体を見渡すことができるため、上部区画12内の広々感をたもつことができ、使い勝手を向上することができる。
また、上部区画12内の左側領域12a,右側領域12bともに冷蔵温度帯の同一温度帯に設定されるものであるので、両領域が連通していても冷却ダクト等の構成や冷却制御の構成が容易であり、相互の温度影響についても懸念することがないものである。
また、引出し式扉14の幅をヒンジ式扉15の幅よりも小さくすることで、人の腰よりも高い位置に引出し式扉14を引き出したときにでも圧迫感がなく、ヒンジ式扉15との幅方向のバランスがとれてデザイン性も向上する。
また、ワイヤーケース17の上面には太い鉄線25の左右に跨って設けたストッパ17aを備え、前後方向に移動可能となっているので、背の高いビンやペットボトルの倒れを確実に防止できる。
(実施の形態2)
図7は本発明の実施の形態2における冷蔵庫のワイヤーケースの斜視図、図8は本発明の実施の形態2における冷蔵庫のワイヤーケースの分解斜視図である。
図7、8において、ワイヤーケース17の底面部全体を覆うように透明樹脂で形成した底面ケース40を備え、底面ケース40の周縁にフランジ41を、底面周縁にリブ42を一体に形成している。底面周縁のリブ42は隅部の高さを辺部より部分的に高くしている。そして、底面ケース40をワイヤーケース17の底面部に着脱可能に配置し、設置時、ワイヤーケース17の底面ワイヤーは、底面周縁のリブ42の隅部の高さより低い辺部のリブに載置される。
上記構成により、ワイヤーケース17の底面部に底面ケース40を備えたことにより、収納食品の安定性が高まるとともに、下方への汚れの飛散防止、清掃性が向上する。
また、底面ケース40は、ワイヤーケース17の底面部全体を覆うことで、底面ケースの安定性、さらに収納性、下方への汚れの飛散防止効果が高まる。
また、底面ケース40の周縁にフランジ41を設けたので、底面ケース40の強度が向上するとともに、底面ケース40の上端周縁の成形時の変形をなくし、ワイヤーケース17との嵌合が確実となる。また収納品からの液体の流下を防止できる。
また、底面ケース40の底面周縁にリブ42を形成したことで、底面ケースの底面強度が向上するとともに、設置時、ワイヤーケース17の底面ワイヤーは、底面周縁のリブ42の隅部の高さより低い辺部のリブの境界部近傍に載置する構造とすることで、収納スペースの拡大、底面ケース40のズレを防止できる。また、底面ケース40はワイヤーケース17の底面部に着脱可能に配置しているので、底面ケース40の清掃性が向上する。また、底面ケース40は透明樹脂で形成したものであり、収納食品の視認性が高まるとともに、庫内の広々感を高めることができる。
以上のように、本発明にかかる冷蔵庫は、上部区画の左右領域を開閉する扉をそれぞれ設け、一方の扉を引出し式扉とし、そこに複数のワイヤーケースを設けることで、上部区画内で多種多様の食品の収納性を高めることで使い勝手が向上できるとともに、収納食品を均等にかつ効率的に冷却することが可能となるので、同様の引出し式扉を構成する冷蔵庫や収納器具等にも適用できる。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の正面図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫の断熱箱体の正面図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫の扉を開けた状態の斜視図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫の要部斜視図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫の要部斜視図 本発明の実施の形態1におけるワイヤーケースの斜視図 本発明の実施の形態2における冷蔵庫のワイヤーケースの斜視図 本発明の実施の形態2における冷蔵庫のワイヤーケースの分解斜視図 従来の冷蔵庫の扉を開けた状態の斜視図
符号の説明
10 冷蔵庫本体
11 区画壁
12 上部区画
12a 左側領域
12b 右側領域
13 下部区画
14 引き出し式扉
17 ワイヤーケース
25 太い鉄線
26 細い鉄線
40 底面ケース
41 フランジ
42 リブ

Claims (11)

  1. 断熱箱体で形成された冷蔵庫本体内を上下に分割する区画壁により上部区画と下部区画に分割され、いずれかの区画に少なくとも前面開口部を塞ぐ引出し式扉を備え、前記引出し式扉は横幅より高さ寸法が大きい縦長形状としたものにおいて、前記引出し式扉は上下方向に複数のワイヤーケースを備えたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 断熱箱体で形成された冷蔵庫本体内を上下に分割する区画壁により上部区画と下部区画に分割され、前記上部区画内は左右の領域を有して前記左側領域の前面開口部を塞ぐ左扉と前記右側領域の前面開口部を塞ぐ右扉とを備え、そのうち少なくとも1つは引出し式扉で構成するとともに、前記引出し式扉は上下方向に複数のワイヤーケースを備えたことを特徴とする冷蔵庫。
  3. 前記ワイヤーケースは溶接固定された複数の鉄線で構成されることを特徴とする請求項1または2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記ワイヤーケースは線径の異なる鉄線で構成されることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  5. 前記ワイヤーケースは両端が連結された環状鉄線と単一鉄線を折り曲げたものを組み合わせて形成したことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  6. 前記ワイヤーケースを構成する複数の鉄線はメッキを施したことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  7. 前記ワイヤーケースの底面部に底面ケースを備えたことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  8. 前記底面ケースは、前記ワイヤーケースの底面部全体を覆うことを特徴とする請求項7に記載の冷蔵庫。
  9. 前記底面ケースの周縁にフランジを設けたことを特徴とする請求項7または8に記載の冷蔵庫。
  10. 前記底面ケースの底面周縁にリブを形成したことを特徴とする請求項7から9のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  11. 前記底面ケースは透明樹脂で形成したことを特徴とする請求項7から10のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
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