JP2003184816A - バックホウの油圧装置 - Google Patents

バックホウの油圧装置

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JP2003184816A
JP2003184816A JP2001386502A JP2001386502A JP2003184816A JP 2003184816 A JP2003184816 A JP 2003184816A JP 2001386502 A JP2001386502 A JP 2001386502A JP 2001386502 A JP2001386502 A JP 2001386502A JP 2003184816 A JP2003184816 A JP 2003184816A
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一善 有井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロードセンシングシステムを備えたバックホ
ウの直進性を高める。 【解決手段】 主ポンプP1 の吐出流量を負荷に基づい
て制御するロードセンシングシステムを装備したバック
ホウの油圧装置において、主ポンプP1 からの圧油供給
油路aを2系統に分岐し、左右の走行セクションを、分
岐された両圧油供給油路a1 ,a2 のそれぞれに対して
並列に接続してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主ポンプの吐出流
量を負荷に基づいて制御するアフターオリフィス型のロ
ードセンシングシステムを装備したバックホウの油圧装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】アフターオリフィス型のロードセンシン
グシステムを装備したバックホウの油圧装置において
は、全セクションのバルブブロックが並列に接続され、
その一端に連結配備したインレットブロックに主ポンプ
からの圧油供給油路を接続して、各セクションに並列に
圧油を供給するように構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図10に、2つのアク
チュエータM1 ,M2 を備えたアフターオリフィス型の
ロードセンシングシステムの基本構成が示されており、
主ポンプPの吐出量を制御する流量制御部では、最大負
荷圧PLSとポンプ吐出圧Ppsとの差が設定値αとなるよ
うに吐出量を制御する。また、メインスプールS1 ,S
2 の下流に配備された圧力補償弁CV1 ,CV2 の前後
差圧は常に設定値βに維持される。この時、アクチュエ
ータに供給される流量Qは、 Q=流量係数k・メインスプール面積A・ (メインスプールの前後差圧) =流量係数k・メインスプール面積A・ (α−β) となる。
【0004】従って、両アクチュエータM1 ,M2 にお
けるメインスプールS1 ,S2 および圧力補償弁CV1
,CV2 が同一の仕様である場合、両メインスプール
S1 ,S2 の開度(面積)が同一であれば、両アクチュ
エータM1 ,M2 には同一流量の圧油が供給されること
になる。しかし、上記のようにバルブブロック群の一端
から圧油が供給されて各セクションに供給される構造で
は、圧油供給油路に対して上流側に位地するセクション
に供給される油圧に対して下流側に位地するセクション
へ供給される油圧は、油路での圧力損失分だけ低くな
る。
【0005】このため、両メインスプールの開度が同一
であっても、下流側に位地するセクションへ供給される
流量は、 Q=流量係数k・メインスプール面積A・ (α−β−圧力損失) となり、上流側に位地するセクションへ供給される流量
よりも少なくなり、この2つのアクチュエータM1 ,M
2 が左右の走行用油圧モータであると、直進性が低下し
て斜行が発生する。
【0006】本発明は、このような点に着目してなされ
たものであって、圧油供給形態に改良を加えることで上
記不具合を解消し、直進性に優れたバックホウの油圧装
置を提供しようとしたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】〔請求項1に係る発明の
構成、作用および効果〕
【0008】(構成) 請求項1に係る発明は、主ポン
プの吐出流量を負荷に基づいて制御するロードセンシン
グシステムを装備したバックホウの油圧装置であって、
前記主ポンプからの圧油供給油路を2系統に分岐し、左
右の走行セクションを、分岐された両圧油供給油路のそ
れぞれに対して並列に接続してあることを特徴とする。
【0009】上記構成によると、左右の走行セクション
における制御バルブにはほとんど圧力差なく圧油が供給
されることになり、左右の走行セクションにおける制御
バルブを同開度に操作した場合の流量は同一となる。
【0010】従って、本発明によれば、圧油供給油路に
改良を加えるだけで、直進性を高めることが可能となっ
た。
【0011】〔請求項2に係る発明の構成、作用および
効果〕
【0012】請求項2に係る発明は、請求項1の発明に
おいて、分岐された2系統の圧油供給油路を並列された
バルブブロック群の内部に形成してあるものである。
【0013】上記構成によると、主ポンプとバルブブロ
ック群とを連通接続する外部管路は1本だけですみ、請
求項1の発明と同等の機能を発揮させることができる油
圧装置を従来と同様の配管作業で構成することができ
る。
【0014】〔請求項3に係る発明の構成、作用および
効果〕
【0015】請求項3に係る発明は、請求項2の発明に
おいて、分岐された2系統の圧油供給油路同士を各バル
ブブロックにおいて内部油路で連通接続してあるもので
ある。
【0016】上記構成によると、分岐された2系統の圧
油供給油路の各部での圧力が均一となり、左右の走行セ
クションにおける制御バルブに供給される油圧の圧力差
が一層少なくなり、更に直進性が向上される。
【0017】〔請求項4に係る発明の構成、作用および
効果〕
【0018】請求項4に係る発明は、請求項1〜4のい
ずれか一項の発明において、左右の走行セクションの間
にドーザセクションを配置してあるものである。
【0019】上記構成によると、ドーザセクションが作
動したことによる影響が左右の走行セクションに均等に
及ぶことになり、走行しながら排土板で土砂を移動させ
るドーザ作業を行う場合でも直進性を維持することがで
きる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1に、バックホウの全体側面図
が示されている。このバックホウは、左右一対のクロー
ラ型走行装置1L,1Rを装備した走行機台2の上部
に、エンジン3および運転部4が装備された旋回台5が
縦軸心X1 周りに全旋回可能に搭載され、この旋回台5
の前部に、ブーム6、アーム7、および、バケット8を
順次連結してなるフロント装置9が装備されるととも
に、走行機台2の前部にドーザ作業用の排土板10が装
備されている。
【0021】左右の走行装置1L,1Rは、それぞれ走
行用油圧モータML,MRによって正逆転駆動されると
ともに、旋回台3は旋回用油圧モータMTによって左右
に旋回駆動されるようになっている。フロント装置9の
ブーム6、アーム7、および、バケット8は、それぞれ
ブームシリンダC1、アームシリンダC2、および、バ
ケットシリンダC3によって駆動されるとともに、フロ
ント装置9全体がスイングシリンダC4によって、旋回
台3に対して縦軸心X2 周りに左右に揺動駆動されるよ
うになっている。また、排土板10は、ドーザシリンダ
C5によって上下駆動されるようになっている。
【0022】図2に、上記した各種の油圧アクチュエー
タを駆動する油圧回路の全体が、また、図3にその概略
がそれぞれ示されている。図において、V1 は旋回用の
制御バルブ、V2 は右走行用の制御バルブ、V3 は左走
行用の制御バルブ、V4 はドーザ用の制御バルブ、V5
はアーム用の制御バルブ、V6 はブーム用の制御バル
ブ、V7 はバケット用の制御バルブ、V8 はスイング用
の制御バルブ、V9 は補助作業に用いる予備の制御バル
ブであり、左右の走行用の制御バルブV2 ,V3は運転
座席11前方の操縦塔12に配備された左右の走行レバ
ー13によってそれぞれ直接にスプールを切換え操作す
る人為操作式のものが採用されるとともに、ドーザ用、
スイング用、および、補助作業用の各制御バルブV4,
V8 ,V9は専用のレバー操作やペダル操作によって直
接にスプールを操作する人為操作式のものが採用され、
また、旋回用、アーム用、ブーム用、および、バケット
用の各制御バルブV1 ,V5 ,V6 ,V7 は、油圧パイ
ロット操作式のものが採用され、操縦塔12に十字操作
可能に配備された左右一対の作業用レバー14によって
操作されるパイロットバルブPV1 ,PV2 から供給さ
れるパイロット圧によって、レバー操作量に応じた開度
に操作されるようになっている。なお、前記制御バルブ
V1 〜V9 のバルブブロック群は、左右のエンドブロッ
クB1 ,B2 とともに並列されて互いに連結されて内部
油路によって接続されている。
【0023】作業用の主ポンンP1 と、パイロット圧供
給用のパイロットポンプP2 とを備えた圧油供給部15
がエンジン3によって駆動されるようになっている。主
ポンプP1 は、斜板の角度変更によって吐出量を変更可
能な可変容量型のものが使用されており、その吐出油が
分岐された一対の圧油供給用油路a1 ,a2 を介して左
右のエンドブロックB1 ,B2 に供給されている。そし
て、各圧油供給用油路a1 ,a2 は、両エンドブロック
B1 ,B2 および全セクションのバルブブロックに亘っ
て一連に形成された圧油供給用油路a3 の両端に接続さ
れており、これによって各制御バルブV1 〜V9 が、一
対の圧油供給用油路a1 ,a2 のそれぞれに対して並列
に接続されて圧油供給を受けるようになっている。ま
た、パイロットポンプP2 は、定容量のギヤポンプが使
用されており、その吐出圧が油路bを介してアンロード
部16に供給されたのち、パイロットバルブPV1 ,P
V2の一次側油路cにパイロット元圧として供給されて
いる。
【0024】図2に示すように、アンロード部16は、
レバーロック用のアンロードバルブV10と、高速走行切
換え用のアンロードバルブV11とが並列配備されて構成
されている。アンロードバルブV10は、運転部4への乗
降通路を横切って開閉する牽制レバー17に電気的に連
係されており、牽制レバー17を振り上げて乗降通路を
開放した状態では、図示のようにアンロード位置の付勢
保持され、パイロットバルブPV1 ,PV2 の一次側油
路cがドレンされて、作業用レバー14を操作しても制
御バルブV1 ,V5 ,V6 ,V7 を切換え操作すること
ができない状態、つまり、レバーロック状態がもたらさ
れる。また、作業者が運転座席11に搭乗した後、乗降
通路を横切る位置にまで牽制レバー17を降ろすと、こ
れが電気的に検出されて図示と逆の位置に切換えられ、
パイロットバルブPV1 ,PV2の一次側油路cへのパ
イロット元圧の供給が行われ、制御バルブV1 ,V5 ,
V6 ,V7 の切換え操作が可能となる。
【0025】また、図4に示すように、パイロットバル
ブPV1 ,PV2 の一次側油路cは、旋回用モータMT
に備えたネガティブ・ブレーキNBの解除用の油路eに
も連通されており、レバーロック用のアンロードバルブ
V10がアンロード位置にあるレバーロック時には、ネガ
ティブ・ブレーキNBの解除用油路eがドレンされるの
で、旋回台5も旋回不能にロックされることになる。
【0026】また、高速走行切換え用のアンロードバル
ブV11は、移動走行の際に走行用モータML,MRを高
速状態に切換えるためのものであり、常態では図示のよ
うにアンロード位置にある。左右の走行用モータML,
MRは、の斜板角の変更によって高低2段の変速が可能
なアキシャルプランジャ型の可変容量モータが利用され
ており、モータケーシングに組込んだシリンダ18L,
18Rに圧油を供給することで「高速」が、また、シリ
ンダ18L,18Rから排油することで「低速」がもた
らされるよう構成されている。そして、これらシリンダ
18L,18Rを作動制御するパイロット操作型の流路
切換えバルブV12,V13の操作用パイロット油路fがア
ンロードバルブV11に連通接続されている。
【0027】これによると、通常は、アンロードバルブ
V11は図示のアンロード位置に付勢保持されており、パ
イロット油路fがドレンされることで流路切換えバルブ
V12,V13は図示した「低速」にある。そして、操縦塔
12の横側下部に配備した増速ペダル19を踏み込み操
作すると、これが電気的に検出されてアンロードバルブ
V11が逆位置に切換えられ、パイロット油路fに圧が立
って流路切換えバルブV12,V13が図示の位置から逆位
置に切換えられる。流路切換えバルブV12,V13が逆位
置に切換えられた状態では、モータ駆動用の高圧側油路
の油圧によってシリンダ18L,18Rが駆動されて、
モータ斜板が高速位置に操作されるのである。
【0028】主ポンンP1 は、ロードセンシングシステ
ムによって吐出流量が制御されるようになっており、そ
の流量制御部21が前記圧油供給部15に隣接して備え
られている。流量制御部21には流量補償用バルブV14
が装備されるとともに、圧油供給部15には、主ポンプ
P1 を流量調節するための流量補償用ピストンAcが備
えられ、流量補償用バルブV14によって流量補償用ピス
トンAcが作動制御されるようになっている。そして、
主ポンプP1 の吐出圧PPSと、各セクションにおける負
荷検出ラインのうちの最高負加圧を取出した制御信号圧
PLSとが、それぞれエンドブロックB1 ,B2 から導出
された信号ラインL1 ,L2 を介して流量補償用バルブ
V14に印加されるようになっており、周知のように、吐
出圧PPSと制御信号圧PLSとの差が設定値(制御差圧)
に維持されるように、流量補償用ピストンAcを介して
ポンプP1 の吐出流量が制御される。
【0029】ロードセンシングシステムは、作業負荷圧
に応じてポンプ吐出量を制御して、負荷に必要とされる
油圧動力をポンプから吐出させることで、動力の節約と
操作性を向上することができるシステムであり、この例
では、各制御バルブV1 〜V9 におけるメインスプール
の後にそれぞれ圧力補償弁CVが接続されたアフターオ
リフィス型のロードセンシングシステムが利用されてい
る。
【0030】なお、この例では、ロードセンシングシス
テムのアンロードバルブV15と主リリーフバルブV16
が、エンドブロックB1 に組込まれている。また、流量
制御部21における流量補償用バルブV14に設定される
制御差圧は、バネ22と差圧ピストン23とによって与
えられるようになっており、エンジン3の回転速度が高
くなってパイロットポンプP2 の吐出量が多いなると、
差圧ピストン23によって与えられる制御差圧成分が大
きくなって、主ポンプP1 の流量が多い目に制御され、
逆に、エンジン3の回転速度が低くなってパイロットポ
ンプP2 の吐出量が少なくなると、差圧ピストン23に
よって与えられる制御差圧成分が小さくなって、主ポン
プP1 の流量が少ない目に制御されるのである。
【0031】また、このバックホウでは、エンジン3の
アクセル装置を自動的に操作するオートアイドリング制
御システムが備えられている。すなわち、図3に示すよ
うに、エンジン3のガバナ31は、電磁ソレノイドやモ
ータなどの電動型のアクチュエータ32によって操作さ
れるようになっており、このアクチュエータ32を作動
制御する制御装置33に、運転部4に備えたポテンショ
メータ利用のアクセル設定器34と、バルブ作動検出用
パイロット油路gの圧を検知する圧力スイッチ35とが
接続されている。
【0032】バルブ作動検出用パイロット油路gは、制
御バルブV1 〜V9 の各スプールに直列に連通されてそ
の下流が排油路dに連通接続されるとともに、バルブ作
動検出用パイロット油路gの上流は、パイロットポンプ
P2 の油路bから分岐導出された油路hに絞りsを介し
て接続されている。従って、制御バルブV1 〜V9 の全
てが中立にある状態では、バルブ作動検出用パイロット
油路gは排油路dに連通されて、その圧力がほとんど零
にまで低下するとともに、制御バルブV1 〜V9 のうち
のいずれか一つでも操作されると、バルブ作動検出用パ
イロット油路gの排油路dへの連通が断たれて、油路g
の圧力がパイロットポンプP2 の元圧近くにまで上昇す
ることになり、このバルブ作動検出用パイロット油路g
に圧が立っているか否かを圧力スイッチ35で検知する
ことで、制御バルブが操作されているかどうかを判別し
ている。
【0033】従って、運転者がアクセル設定器34を作
業用の高速位置に設定した状態において、制御バルブV
1 〜V9 の全てが中立にあると、バルブ作動検出用パイ
ロット油路g圧油が排油路dに流出して大きく低下する
ために、圧力スイッチ35は感圧作動することがなく、
この状態では、ガバナ31は予め設定されているアイド
リング位置にまでアクチュエータ32によって自動的に
アクセルダウン制御される。そして、作業が開始されて
制御バルブV1 〜V9 のうちのいずれか一つでも操作さ
れると、バルブ作動検出用パイロット油路g圧が立ち、
これが圧力スイッチ35で検知される。圧力スイッチ3
5が感圧作動すると、ガバナ31はアクセル設定器34
で設定された高速位置までアクチュエータ32によって
自動的にアクセルアップ制御される。つまり、フロント
作業および走行が行われていない非作業時には、エンジ
ン3の回転数を自動的に所定のアイドリング回転にまで
落として騒音の低減および燃費の向上を図り、フロント
作業あるいは走行が行われるとエンジン3の回転速度を
設定した回転数にまで自動的に上げて、必要な油圧動力
を供給してフロント作業あるいは走行を効率よく行うこ
とができるようになっているのである。
【0034】〔別実施形態〕本発明は、以下のような形
態で実施することもできる。
【0035】(1)〔別実施形態1〕 図5に示すように、主ポンプP1 に接続された圧油供給
油路aを、エンドブロックB1 内で一対の圧油供給油路
a1 ,a2 に分岐し、分岐された両圧油供給油路a1 ,
a2 をバルブブロックの内部油路として形成するととも
に、これら圧油供給油路a1 ,a2 同士を他方のエンド
ブロックB2 において連通することで、左右の走行セク
ションに差圧なく均等に圧油供給を行うことができる。
これによると、圧油供給用の外部管路は従来同様に圧油
供給油路aの1本だけとなる。
【0036】(2)〔別実施形態2〕 図6に示すように、主ポンプP1 に接続された圧油供給
油路aを、エンドブロックB1 内で一対の圧油供給油路
a1 ,a2 に分岐し、分岐された両圧油供給油路a1 ,
a2 をバルブブロックの内部油路として形成するととも
に、これら圧油供給油路a1 ,a2 同士を各バルブブロ
ックにおいて内部油路a4 で連通することで、左右の走
行セクションに差圧なく均等に圧油供給を行うことがで
きる。
【0037】(3)〔別実施形態3〕 図2で示した各圧油供給形態において、左右の走行用セ
クションの間にドーザセクションが位置するようにバル
ブブロックを配置替えして図7に示す回路構成とすれ
ば、ドーザ作業時における直進性を確保することができ
る。
【0038】(4)〔別実施形態4〕 図5で示した各圧油供給形態において、左右の走行用セ
クションの間にドーザセクションが位置するようにバル
ブブロックを配置替えして図8に示す回路構成とすれ
ば、ドーザ作業時における直進性を確保することができ
る。
【0039】(5)〔別実施形態5〕 図6で示した各圧油供給形態において、左右の走行用セ
クションの間にドーザセクションが位置するようにバル
ブブロックを配置替えして図9に示す回路構成とすれ
ば、ドーザ作業時における直進性を確保することができ
る。
【0040】(6)図示しないが、左右の走行用セクシ
ョンの間に、ドーザセクションのみならずフロント装置
作動用のセクションを配備することで、走行しながらフ
ロント装置9を作動させる場合の直進性を確保するのに
有効となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】バックホウの全体側面図
【図2】全体の油圧回路図
【図3】全体の油圧回路構造の概略図
【図4】走行および旋回セクションの油圧回路図
【図5】別実施形態1の油圧回路図
【図6】別実施形態2の油圧回路図
【図7】別実施形態3の油圧回路図
【図8】別実施形態4の油圧回路図
【図9】別実施形態5の油圧回路図
【図10】ロードセンシングシステムの基本回路図
【符号の説明】
P1 主ポンプ a 圧油供給油路 a1 ,a2 圧油供給油路 a4 内部油路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主ポンプの吐出流量を負荷に基づいて制
    御するロードセンシングシステムを装備したバックホウ
    の油圧装置であって、 前記主ポンプからの圧油供給油路を2系統に分岐し、左
    右の走行セクションを、分岐された両圧油供給油路のそ
    れぞれに対して並列に接続してあることを特徴とするバ
    ックホウの油圧装置。
  2. 【請求項2】 分岐された2系統の圧油供給油路を、並
    列されたバルブブロック群の内部に形成してある請求項
    1記載のバックホウの油圧装置。
  3. 【請求項3】 分岐された2系統の圧油供給油路同士を
    各バルブブロックにおいて内部油路で連通接続してある
    請求項2記載のバックホウの油圧装置。
  4. 【請求項4】 左右の走行セクションの間にドーザセク
    ションを配置してある請求項1〜3のいずれか一項に記
    載のバックホウの油圧装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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