JP3784254B2 - バックホウ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フロント装置に圧油を供給するポンプの吐出流量を、作業負荷に基づいて制御するロードセンシングシステムを装備したバックホウに関する。
【0002】
【従来の技術】
上記バックホウにおいては、ポンプ駆動トルクはエンジン出力の最大トルクよりも少ない目(例えば80パーセント)に設定して、負荷に対して余裕をもたせるのが一般的となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ロードセンシングシステムを装備したバックホウでは、ほとんどの作業においてロードセンシングシステムが機能することで力強い作業を効率よく行うことができるのであるが、旋回しながらのフロント装置の振り上げ作動時に旋回速度が低下しがちになるものであった。
【0004】
本発明は、このような複合作動を行う場合の速度低下を回避できるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
〔請求項1に係る発明の構成、作用および効果〕
【0006】
(構成) 請求項1に係る発明は、フロント装置に圧油を供給するポンプの吐出流量を、作業負荷に基づいて制御するロードセンシングシステムを装備したバックホウにおいて、
前記ロードセンシングシステムを、前記ポンプの吐出流量を制御する流量補償用ピストンと、前記流量補償用ピストンの作動を前記可変容量型の油圧ポンプの吐出圧と最高負荷 圧との差を設定値に維持するように自動変更する流量制御部とによって構成するとともに
前記流量補償用ピストンによる流量減少方向への制御動作とは逆向きに作用して、前記流量補償用ピストンによる可変容量型の油圧ポンプの吐出圧と最高負荷圧との差を設定値に維持する制御流量よりも多くなるように油圧ポンプの吐出流量を変更するための流量増量用ピストンを備え、
この流量増量用ピストンを、旋回台の旋回作動の検知に基づいて油圧ポンプの吐出流量を増量制御するように構成してあることを特徴とする。
【0007】
(作用) 上記構成によると、旋回台を旋回作動させると、ポンプの吐出流量が自動的に増量制御されるので、フロント装置の振り上げと旋回が同時に行われた場合でも、トルク不足によって旋回速度が低下するのがポンプの吐出流量増大によって補われ、速度低下が抑制される。
【0008】
(効果) 従って、請求項1に係る発明によると、フロント装置のみを使っての掘削作業や移動走行においては、ロードセンシングシステが有効に機能してエンジン動力を効率良く使っての作業が行えるとともに、フロント装置の振り上げと旋回との同時作動のような負荷の高い作業においては、トルク不足による作動速度の低下を抑制して、円滑な作業を行うことが可能となった。
【0009】
〔請求項2に係る発明の構成、作用および効果〕
【0010】
(構成) 請求項2に係る発明は、請求項1の発明において、旋回用の制御バルブを油圧パイロット式に構成するとともに、この旋回用の制御バルブに供給されるパイロット圧を前記流量増量用ピストンに供給してポンプの吐出流量を増量制御するよう構成してある。
【0011】
(作用) 上記構成によると、旋回用の制御バルブへのパイロット圧の印加で旋回作動を簡単に検知することができるとともに、このパイロット圧そのものがポンプの吐出流量を増量制御する操作圧として機能する。
【0012】
(効果) 従って、請求項2に係る発明によると、請求項1の発明を簡単な構成で実施することが可能となる。
【0013】
〔請求項3に係る発明の構成、作用および効果〕
【0014】
(構成) 請求項3に係る発明は、請求項1の発明において、旋回用の制御バルブを油圧パイロット式に構成するとともに、この旋回用の制御バルブに供給されるパイロット圧でパイロット式の切換えバルブを切換えて、パイロットポンプからのパイロット圧を前記切換えバルブを介してポンプの流量増量用ピストンに供給してポンプの吐出流量を増量制御するよう構成してある。
【0015】
(作用) 上記構成によると、旋回用の制御バルブへのパイロット圧の印加で旋回作動を簡単に検知することができるとともに、このパイロット圧で切換えバルブを切換え作動させ、パイロットポンプからのパイロット圧をポンプの流量制御用アクチュエータに供給し、吐出流量を増量制御する。
【0016】
(効果) 従って、請求項3に係る発明によると、パイロットポンプからの所定圧のパイロット圧で吐出流量を増量制御することができ、安定した流量増量を行うことができ、請求項1の発明の上記効果を助長する。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1に、バックホウの全体側面図が示されている。このバックホウは、左右一対のクローラ型走行装置1L,1Rを装備した走行機台2の上部に、エンジン3および運転部4が装備された旋回台5が縦軸心X1 周りに全旋回可能に搭載され、この旋回台5の前部に、ブーム6、アーム7、および、バケット8を順次連結してなるフロント装置9が装備されるとともに、走行機台2の前部にドーザ作業用の排土板10が装備されている。
【0018】
左右の走行装置1L,1Rは、それぞれ走行用油圧モータML,MRによって正逆転駆動されるとともに、旋回台3は旋回用油圧モータMTによって左右に旋回駆動されるようになっている。フロント装置9のブーム6、アーム7、および、バケット8は、それぞれブームシリンダC1、アームシリンダC2、および、バケットシリンダC3によって駆動されるとともに、フロント装置9全体がスイングシリンダC4によって、旋回台3に対して縦軸心X2 周りに左右に揺動駆動されるようになっている。また、排土板10は、ドーザシリンダC5によって上下駆動されるようになっている。
【0019】
図2に、上記した各種の油圧アクチュエータを駆動する油圧回路の全体が、また、図3にその概略がそれぞれ示されている。図において、V1 は旋回用の制御バルブ、V2 は左走行用の制御バルブ、V3 は右走行用の制御バルブ、V4 はドーザ用の制御バルブ、V5 はアーム用の制御バルブ、V6 はブーム用の制御バルブ、V7 はバケット用の制御バルブ、V8 はスイング用の制御バルブ、V9 は補助作業用の制御バルブであり、左右の走行用の制御バルブV2 ,V3 は運転座席11前方の操縦塔12に配備された左右の走行レバー13によってそれぞれ直接にスプールを切換え操作する人為操作式のものが採用されるとともに、ドーザ用、スイング用、および、補助作業用の各制御バルブV4 ,V8 ,V9 はレバー操作やペダル操作によって直接にスプールを操作する人為操作式のものが採用され、また、旋回用、アーム用、ブーム用、および、バケット用の各制御バルブV1 ,V5 ,V6 ,V7 は、油圧パイロット操作式のものが採用され、操縦塔12に十字操作可能に配備された左右一対の作業用レバー14によって操作されるパイロットバルブPV1 ,PV2 から供給されるパイロット圧によって、レバー操作量に応じた開度に操作されるようになっている。なお、前記制御バルブV1 〜V9 のバルブブロック群は、インレット用ブロックB1 、アウトレット用ブロックB2 とともに並列されて互いに連結されて内部油路によって接続されている。
【0020】
作業用の主ポンプP1 と、パイロット圧供給用のパイロットポンプP2 とを備えた圧油供給部15がエンジン3によって駆動されるようになっている。このポンプP1 は、斜板の角度変更によって吐出量を変更可能な可変容量型のものが使用されており、その吐出油が油路aを介してインレットブロックB1 に供給されたのち、各制御バルブV1 〜V9 に供給される。また、パイロットポンプP2 は、定容量のギヤポンプが使用されており、その吐出圧が油路bを介してアンロード部19に供給されたのち、パイロットバルブPV1 ,PV2 の一次側油路cにパイロット元圧として供給されている。
【0021】
図4に示すように、アンロード部19は、レバーロック用のアンロードバルブV10と、高速走行切換え用のアンロードバルブV11とが並列配備されている。アンロードバルブV10は、運転部4への乗降通路を横切って開閉する牽制レバー27に電気的に連係されており、牽制レバー27を振り上げて乗降通路を開放した状態では、図示のようにアンロード位置の付勢保持され、パイロットバルブPV1 ,PV2 の一次側油路cがドレンされて、作業用レバー14を操作しても制御バルブV1 ,V5 ,V6 ,V7 を切換え操作することができない状態、つまり、レバーロック状態がもたらされる。また、作業者が運転座席11に搭乗した後、乗降通路を横切る位置にまで牽制レバー27を降ろすと、これが電気的に検出されて図示と逆の位置に切換えられ、パイロットバルブPV1 ,PV2 の一次側油路cへのパイロット元圧の供給が行われ、制御バルブV1 ,V5 ,V6 ,V7 の切換え操作が可能となる。
【0022】
また、パイロットバルブPV1 ,PV2 の一次側油路cは、旋回用モータMTに備えたネガティブ・ブレーキNBの解除用の油路eにも連通されており、レバーロック用のアンロードバルブV10がアンロード位置にあるレバーロック時には、ネガティブ・ブレーキNBの解除用油路eがドレンされるので、旋回台5も旋回不能にロックされることになる。
【0023】
また、高速走行切換え用のアンロードバルブV11は、移動走行の際に走行用モータML,MRを高速状態に切換えるためのものであり、常態では図示のようにアンロード位置にある。左右の走行用モータML,MRは、の斜板角の変更によって高低2段の変速が可能なアキシャルプランジャ型の可変容量モータが利用されており、モータケーシングに組込んだシリンダ28L,28Rに圧油を供給することで「高速」が、また、シリンダ28L,28Rから排油することで「低速」がもたらされるよう構成されている。そして、シリンダ28L,28Rを作動制御する流路切換えバルブV12,V13の操作用パイロット油路fがアンロードバルブV11に連通接続されている。
【0024】
これによると、通常は、アンロードバルブV11は図示のアンロード位置に付勢保持されており、パイロット油路fがドレンされることで流路切換えバルブV12,V13は図示した「低速」にある。そして、操縦塔12の横側下部に配備した増速ペダル29を踏み込み操作すると、これが電気的に検出されてアンロードバルブV11が逆位置に切換えられ、パイロット油路fに圧が立って流路切換えバルブV12,V13が図示の位置から逆位置に切換えられる。流路切換えバルブV12,V13が逆位置に切換えられた状態では、モータ駆動用の高圧側油路の油圧によってシリンダ28L,28Rが駆動されて、モータ斜板が高速位置に操作されるのである。
【0025】
ポンプP1 は、ロードセンシングシステムによって吐出流量が制御されるようになっており、その流量制御部16が圧油供給部15に隣接して備えられている。流量制御部16には流量補償用バルブV14が装備されるとともに、圧油供給部15には、ポンプP1 を流量調節するための流量補償用ピストンAcが備えられ、流量補償用バルブV14によって流量補償用ピストンAcが作動制御されるようになっている。そして、ポンプP1 の吐出圧PPSと、各セクションにおける負荷検出ラインのうちの最高負加圧を取出した制御信号圧PLSとが、それぞれインレットブロックB1 から導出された信号ラインL1 ,L2 を介して流量補償用バルブV14に印加されるようになっており、周知のように、吐出圧PPSと制御信号圧PLSとの差が設定値(制御差圧)に維持されるように、流量補償用ピストンAcを介してポンプP1 の吐出流量が制御される。
【0026】
ロードセンシングシステムは、作業負荷圧に応じてポンプ吐出量を制御して、負荷に必要とされる油圧動力をポンプから吐出させることで、動力の節約と操作性を向上することができるシステムであり、この例では、各制御バルブV1 〜V9 のスプールの後にそれぞれ圧力補償弁CVが接続されたアフターオリフィス型のロードセンシングシステムが利用されている。
【0027】
なお、この例では、ロードセンシングシステムのアンロードバルブV15と主リリーフバルブV16が、インレット用ブロックB1 に組込まれている。また、流量制御部16における流量補償用バルブV14に設定される制御差圧は、図4中に示すように、バネ17と差圧ピストン18とによって与えられるようになっており、エンジン3の回転速度が高くなってパイロットポンプP2 の吐出量が多いなると、差圧ピストン18によって与えられる制御差圧成分が大きくなって、ポンプP1 の流量が多い目に制御され、逆に、エンジン3の回転速度が低くなってパイロットポンプP2 の吐出量が少なくなると、差圧ピストン18によって与えられる制御差圧成分が小さくなって、ポンプP1 の流量が少ない目に制御されるのである。
【0028】
ロードセンシングシステムにおいては、ポンプケーシング内に空気が混入していると、斜板制御時に異音の発生、等の不具合がもたらされるので、製造ラインにおいて十分なエアー抜きを行っておく必要がある。この場合、図8に示すように、ポンプケーシング31の上部に設けたドレンポート32からホース33を上方に延出し、製造ラインにおいて作動油を回路中に入れている間は、ホース33の上端を規定の油面より高い位置まで延出して開放しておくことで、自然にエアーがホース33から抜けてゆく。そして、規定の油面まで作動油が入ると、ホース33の上端にクイックカプラ式にプラグ34を装着して開口を閉塞したうえで、エンジンルームの内部に立設されるアーチ形のフレーム35にホース33の上端を支持しておくとよい。あるいは、図9に示すように、ポンプケーシング31のドレンポー32トと吸入部36とをホース37で連通接続しておけば、ポンプケーシング内のエアーはポンプP1 の運転に伴って勝手に吸い出されて圧油とともに油圧回路に供給され、その後、ドレン油と共にタンクに戻されてしまうことになる。
【0029】
また、このバックホウでは、エンジン3のアクセル装置を自動的に操作するオートアイドリング制御システムが備えられている。すなわち、図3に示すように、エンジン3のガバナ21は、電磁ソレノイドやモータなどの電気アクチュエータ22によって操作されるようになっており、この電気アクチュエータ22を作動制御する制御装置23に、搭乗運転部4に備えたポテンショメータ利用のアクセル設定器24と、バルブ作動検出用パイロット油路gの圧を検知する圧力スイッチ25とが接続されている。
【0030】
バルブ作動検出用パイロット油路gは、制御バルブV1 〜V9 の各スプールに直列に連通されてその下流が排油路dに連通接続されるとともに、バルブ作動検出用パイロット油路gの上流は、パイロットポンプP2 の油路bから分岐導出された油路hに絞りsを介して接続されている。従って、制御バルブV1 〜V9 の全てが中立にある状態では、バルブ作動検出用パイロット油路gは排油路dに連通されて、その圧力がほとんど零にまで低下するとともに、制御バルブV1 〜V9 のうちのいずれか一つでも操作されると、バルブ作動検出用パイロット油路gの排油路dへの連通が断たれて、油路gの圧力がパイロットポンプP2 の元圧近くにまで上昇することになり、このバルブ作動検出用パイロット油路gに圧が立っているか否かを圧力スイッチ25で検知することで、制御バルブが操作されているかどうかを判別している。
【0031】
従って、運転者がアクセル設定器24を作業用の高速位置に設定した状態において、制御バルブV1 〜V9 の全てが中立にあると、バルブ作動検出用パイロット油路g圧油が排油路dに流出して大きく低下するために、圧力スイッチ25は感圧作動することがなく、この状態では、ガバナ21は予め設定されているアイドリング位置にまで電気アクチュエータ22によって自動的にアクセルダウン制御される。そして、作業が開始されて制御バルブV1 〜V9 のうちのいずれか一つでも操作されると、バルブ作動検出用パイロット油路g圧が立ち、これが圧力スイッチ25で検知される。圧力スイッチ25が感圧作動すると、ガバナ21はアクセル設定器24で設定された高速位置まで電気アクチュエータ22によって自動的にアクセルアップ制御される。つまり、フロント作業および走行が行われていない非作業時には、エンジン3の回転数を自動的に所定のアイドリング回転にまで落として騒音の低減および燃費の向上を図り、フロント作業あるいは走行が行われるとエンジン3の回転速度を設定した回転数にまで自動的に上げて、必要な油圧動力を供給してフロント作業あるいは走行を効率よく行うことができるようになっているのである。
【0032】
また、このバックホウにおいては、旋回台5が旋回作動されることに連動してポンプP1 の吐出流量を増量する制御が行われるようになている。つまり、図5に示すように、旋回用の制御バルブV1 を操作するパイロット油路i,jのいずれかの圧を取出す油路kが形成されるとともに、この油路kが、ポンプP1 の斜板に作用する流量増量用ピストンAiに接続されている。この流量増量用ピストンAiは、前記流量補償用ピストンAcと反対側から作用するものであり、旋回台5の旋回操作がなされて、油路kにパイロット圧が立つとポンプP1 の吐出流量を増量する。
【0033】
〔別実施形態〕
(1)図6に示すように、旋回用の制御バルブV1 におけるパイロット油路i,jのみならず、ドーザ用の制御バルブV4 におけるパイロット油路m,nの圧を取出し、油路k介して流量増量用ピストンAiに供給するように構成することで、旋回台5の旋回操作のみならず、排土板10の昇降操作が行われても、ポンプP1 の吐出流量を増量することができる。
(2)図7に示すように、旋回用の制御バルブV1 におけるパイロット油路i,jのいずれかに圧が立つと切換えられるパイロット式の切換えバルブV17を備え、この切換えバルブの切換え作動によって、パイロットポンプP2 の油路bから導いたパイロット圧を油路qを介して流量増量用ピストンAiに供給するように構成して、旋回台5の旋回操作がなされると、所定値のパイロット圧で流量増量用ピストンAiを作動させてポンプP1 の吐出流量を的確に増量することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 バックホウの全体側面図
【図2】 全体の油圧回路図
【図3】 全体の油圧回路図の概略図
【図4】 走行および旋回セクションの油圧回路図
【図5】 圧油供給部および流量制御部の詳細を示す回路図
【図6】 別の実施形態における圧油供給部および流量制御部の詳細を示す回路図
【図7】 さらに別の実施形態における圧油供給部および流量制御部の詳細を示す回路図
【図8】 ポンプケーシングのエアー抜き構造の一例を示す側面図
【図9】 ポンプケーシングのエアー抜き構造の他の例を示す側面図
【符号の説明】
9 フロント装置
P1 ポンプ
V1 旋回用の制御バルブ
V17 切換えバルブ
Ai 流量増量用ピストン

Claims (3)

  1. フロント装置に圧油を供給するポンプの吐出流量を、作業負荷に基づいて制御するロードセンシングシステムを装備したバックホウにおいて、
    前記ロードセンシングシステムを、前記ポンプの吐出流量を制御する流量補償用ピストンと、前記流量補償用ピストンの作動を前記可変容量型の油圧ポンプの吐出圧と最高負荷圧との差を設定値に維持するように自動変更する流量制御部とによって構成するとともに
    前記流量補償用ピストンによる流量減少方向への制御動作とは逆向きに作用して、前記流量補償用ピストンによる可変容量型の油圧ポンプの吐出圧と最高負荷圧との差を設定値に維持する制御流量よりも多くなるように油圧ポンプの吐出流量を変更するための流量増量用ピストンを備え、
    この流量増量用ピストンを、旋回台の旋回作動の検知に基づいて油圧ポンプの吐出流量を増量制御するように構成してあることを特徴とするバックホウ。
  2. 旋回用の制御バルブを油圧パイロット式に構成するとともに、この旋回用の制御バルブに供給されるパイロット圧を前記流量増量用ピストンに供給してポンプの吐出流量を増量制御するよう構成してある請求項1記載のバックホウ。
  3. 旋回用の制御バルブを油圧パイロット式に構成するとともに、この旋回用の制御バルブに供給されるパイロット圧でパイロット式の切換えバルブを切換えて、パイロットポンプからのパイロット圧を前記切換えバルブを介してポンプの流量増量用ピストンに供給してポンプの吐出流量を増量制御するよう構成してある請求項1記載のバックホウ。
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