JP2003175990A - 吸収性物品の個別包装体 - Google Patents

吸収性物品の個別包装体

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 包装シートの表面を繊維構造物で形成したと
きに、開封用のテープを包装シートの外側シート部分に
強固に接着できるようにする。 【解決手段】 生理用ナプキンなどの吸収性物品を包装
する包装シート10は、不織布で形成されている。重な
り部29の外側に位置する包装シート10の表面18a
とテープ30の固定部30aとの固定領域31におい
て、包装シート10の表面18aが加圧、加熱されて不
織布の表面が平滑化されている。よってテープ30の固
定部30aは前記18aに強固に接着され、テープ30
を剥がしたときに、テープ30とともに包装シート10
を持ち上げて開封させることを確実にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生理用ナプキン、
パンティライナー、生理用タンポン、尿取りパッド、使
い捨ておむつなどの吸収性物品が個別に包装された吸収
性物品の個別包装体に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、生理用ナプキンなどの吸収性物
品は、1個ずつ包装シートに包まれて個別包装体とされ
ている。従来の前記個別包装体の包装シートはポリエチ
レンフィルムなどで形成されており、吸収性物品を包装
した状態で、前記包装シートの側部が熱シールされてい
る構造が一般的である。
【0003】しかし、前記ポリエチレンフィルムなどの
樹脂フィルムで形成された包装シートは、開封して内部
の吸収性物品を取り出すときに包装フィルムの擦れなど
によるガサツキ音が発生しやすい。これは個別包装体を
バッグやポーチから取り出すときや、手で持ち運んだ
り、パンツやスカートのポケットに入れて持ち運ぶとき
も同じである。また、前記樹脂フィルムは熱シールによ
り強く接合されるため、この熱シール部分を剥がすとき
の抵抗力が大きくて開封しにくく、また強い力で開封す
ることが必要であるため、この点からも開封時のガサツ
キ音が大きくなる。その結果、生理用ナプキンなどの個
別包装を開封していることを周囲に知られることを不安
に感じることがある。またポリエチレンフィルムで形成
された包装シートは、個別包装体の外観に硬質感があり
商品形態として必ずしも好ましくない。さらにポリエチ
レンフィルムを前記熱シールする結果、シールされた個
別包装体の密封度が高くなりすぎて、携帯中に大きな外
力が与えられると、熱シール部分で包装シートが破断す
ることがある。
【0004】そこで、例えば以下の特許文献1などに
は、前記包装シートを不織布で形成したものが開示され
ている。不織布の包装シートを用いたものは、それ自体
がガサツキ音の発生の少ないものであり、また前記熱シ
ール部での実質的な接合面積が小さくなるため、熱シー
ル部分を開封する際の剥離音も小さくなる。また個別包
装体の外観が軟質であり、外観も美的である。さらに大
きな外力が与えられたときに、個別包装体の内部の空気
が繊維間から逃げやすいものであるため、携帯中での破
断も生じにくい。
【0005】
【特許文献1】特開平11−42248号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記特許文献1などに
記載の個別包装体では、包装シートの端縁部が包装シー
トの外面に重ねられた状態で、最外部に位置する包装シ
ート部分の表面にテープの基端側が固定されており、こ
のテープの自由端側が包装シートの端縁部を超えて前記
端縁部に隣接する包装シートの表面に剥離自在に接着さ
れているのが一般的である。開封時には、前記テープの
自由端側を前記隣接する包装シートの表面から剥がし、
テープと共にこのテープの基端側が固定された包装シー
トを持ち上げることによって、前記熱シール部を剥離す
ることができ、個別包装体を容易に開封することができ
る。
【0007】しかし、不織布で形成された包装シート
は、その外面に繊維がランダムに現れているため、包装
シートの表面の繊維と前記テープの基端側との固定部で
実質的な接着面積が狭くなり固定強度が低下する。よっ
て、テープの自由端側を前記隣接する包装シートの外面
から剥がして持ち上げたときに、テープの基端側が包装
シートの表面から剥がれやすい。これによって、テープ
全体が剥がれてしまうと、個別包装体を開封するときの
取り扱いが不便になる。
【0008】また、生理用ナプキンなどの個別包装体
は、開封して生理用ナプキンを着用したときに、開封後
の包装シートで使用済みの生理用ナプキンを包み、前記
包装シートの端縁部から延びるテープの自由端側を包装
シートの外面に接着した状態で廃棄することができる。
しかし、テープの基端側が前記包装シートにしっかりと
固定されていないと、包装シートで使用済みの生理用ナ
プキンをしっかり包もうとして前記テープの自由端側を
引っ張ったときに、前記テープの基端側が包装シートの
外面から剥がれて、使用済みの生理用ナプキンを確実に
包めないことがある。
【0009】前記問題を解決するために、前記テープの
基端側の固定に、接着強度の高い接着剤を用い、前記テ
ープの前記隣接する包装シートに対する接着部に接着力
の弱い接着剤を設けることが考えられる。またはテープ
の基端側で接着剤の厚みを大きくし、前記隣接シートに
対する接着部でテープに塗布される接着剤の厚みを薄く
することが考えられる。しかし、テープに二種類の接着
剤を塗布したり、または接着剤の塗布量をテープの場所
によって変えると、工程が複雑になり製造コストが高く
なる。また、テープの基端側に設けられた接着剤が包装
シートの端縁部から外側に延びる自由端部側にはみ出し
て、包装シートで包装された状態において、テープの自
由端側が隣接する包装シートの表面に過剰に強く接着さ
れるおそれもある。
【0010】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、テープの基端側を包装シートの表面に強い強度で
固定できるようにした吸収性物品の個別包装体を提供す
ることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、対向する側縁
部と対向する端縁部を有する包装シートで吸収性物品が
包まれた状態で、一方の前記端縁部が包装シートの外側
に位置するように重ねられて重なり部が形成されるとと
もに前記側縁部で包装シートどうしが剥離可能に接合さ
れており、前記重なり部の外側に位置する前記包装シー
トの表面にテープの基端側が固定され、このテープの自
由端側が前記一方の端縁部を超えて前記端縁部に隣接す
る包装シートの外面に剥離可能に接着されている個別包
装体において、前記テープの基端側が固定される前記包
装シートの表面が、平滑化処理されていることを特徴と
するものである。
【0012】繊維構造物で形成された包装シートの表面
が平滑化されていることにより、テープの基端側は前記
包装シートの表面に確実に固定されるようになる。
【0013】例えば、前記包装シートは不織布で形成さ
れている。この場合に、前記包装シートの前記側縁部が
多重に重ねられて包装シートどうしが接合されており、
前記平滑化処理された領域は、前記包装シートどうしの
接合部から離れた位置にあることが好ましい。
【0014】前記平滑化処理された領域を前記接合部か
ら離れた位置に形成しておくと、前記接合部において不
織布の包装シートの軟質性を維持でき、また接合部にお
いて包装シートどうしを剥がすのに要する力が小さいた
め、個別包装体を開封する際のガサツキ音を小さくでき
る。
【0015】前記平滑化処理は、前記包装シートの表面
を加圧して前記表面の繊維密度を高めたものである。さ
らに好ましくは、前記平滑化処理は、前記包装シートの
表面を加圧し且つ加熱して前記表面の繊維密度を高めた
ものである。
【0016】このように、包装シートを加圧し、さらに
は加熱して平滑化処理すると、簡単な加圧工程または加
圧・加熱工程によって平滑化処理ができる。
【0017】または、前記平滑化処理は、前記包装シー
トの外面に樹脂フィルムが形成されたものとして構成す
ることができる。
【0018】このように、繊維構造物の包装シートの外
面に樹脂フィルムをコーティング、ラミネートなどで形
成すると、簡単な工程で包装フィルムの表面を平滑化処
理できる。
【0019】さらに本発明は、対向する側縁部と対向す
る端縁部を有する包装シートで吸収性物品が包まれた状
態で、一方の前記端縁部が包装シートの外側に位置する
ように重ねられて重なり部が形成されるとともに前記側
縁部で包装シートどうしが剥離可能に接合されており、
前記重なり部の外側に位置する前記包装シートの表面に
テープの基端側が固定され、このテープの自由端側が前
記一方の端縁部を超えて前記端縁部に隣接する包装シー
トの外面に剥離可能に接着されている個別包装体におい
て、前記テープの基端側が前記包装シートの表面に接着
され、且つ包装シートと前記テープの基端部が加圧され
ていることを特徴とするものである。
【0020】テープと包装シートを接着した後に加圧す
ることにより、テープの接着強度を高くできる。
【0021】また、本発明では、前記テープには、前記
包装シートの表面に固定される前記基端側と、前記端縁
部に隣接する包装シート外面に剥離可能に接着される前
記自由端側とで、同じ接着剤が塗布されているものとす
ることが可能である。
【0022】テープの基端側が固定されている部分で包
装シートの表面が平滑化処理されているため、テープと
包装シートとの接着固定力が強くなる。よって、テープ
に同じ接着剤を塗布した状態で、前記テープの基端側は
包装シートに強固に接着され、しかもテープの自由端側
は、隣接する包装シートの外面に、剥離可能に接着でき
るようになる。またテープに同じ接着剤を塗布している
と、テープを安価で且つ容易に製造できる。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は本発明の吸収性物品の個別
包装体を示す斜視図、図2は前記個別包装体が開封され
た状態を示す斜視図、図3(A)は図1に示す個別包装
体の一部を示す部分斜視図、図3(B)は図3(A)の
B−B線の断面図である。
【0024】図1と図2に示す個別包装体1は、生理用
ナプキン2が包装シート10により1個ずつ個別に包装
されているものである。
【0025】包装シート10は、図1に示す個別包装体
1としたときに外面に向く第1の面11と、個別包装体
1の内側に向く第2の面12を有している。この包装シ
ート10は、少なくとも前記第1の面11が繊維構造物
で形成されており、好ましくは全体が繊維構造物で形成
されている。
【0026】例えば、第1の面11側にスパンボンド不
織布が現れ、第2の面側にスパンボンド不織布が現れ、
両スパンボンド不織布の間にメルトブローン不織布が挟
まれた3層構造である。
【0027】スパンボンド不織布は、熱可塑性の溶融樹
脂をスピンナーのノズルから押し出して連続繊維を形成
し、この連続繊維を熱ローラ間で熱融着したものであ
る。前記熱可塑性の連続繊維は、PE(ポリエチレ
ン)、PP(ポリプロピレン)、PET(ポリエチレン
テレフタレート)、PEとPPとのグラフト重合体、あ
るいは芯部がPPまたはPET、鞘部がPEの芯鞘構造
の複合繊維である。スパンボンド不織布を形成する連続
繊維の繊度は1.1〜6.6dtex程度である。
【0028】前記メルトブローン不織布は、熱可塑性の
溶融樹脂をスピンナーの微細ノズルから押し出すととも
に前記微細ノズルの周囲からホットエアーを吹き出し
て、極細の連続繊維または不連続繊維を形成し、この極
細の繊維を熱ローラなどで熱融着させたものである。前
記熱可塑性の極細繊維は、PE、PP、PETの単繊
維、PEとPPとのグラフト重合体、あるいは芯部がP
PまたはPET、鞘部がPEの芯鞘構造の複合繊維であ
る。この極細繊維で形成されたメルトブローン不織布
は、繊維密度が高く空隙が少ないために、大気中の塵埃
に対するバリアー性および耐水性に優れている。メルト
ブローン不織布を形成する極細繊維の繊度は0.11〜
0.66dtex程度である。
【0029】前記第1の面11側と第2の面12側に現
れるスパンボンド不織布と、前記両スパンボンド不織布
の間に位置するメルトブローン不織布が積層された状態
で、所定エンボスパターンにより加圧され加熱されて部
分熱融着部が形成され、この部分熱融着部により前記各
不織布が接合されている。
【0030】前記包装シート10全体の目付けは、10
〜100g/mが好ましい。目付けが10g/m
満であると、包装シート10の強度が低く、個別包装体
1の状態で破れを生じる可能性がある。目付けが100
g/mを越えると、包装シート10が厚くなりすぎ
て、個別包装体1の状態で全体が硬質となる。
【0031】前記包装シート10は、不織布の複合材料
で形成されているため、開封時にガサガサというジッピ
ング音が発生しづらい。また熱シールした部分を剥離す
る際に剥離音が小さい。
【0032】前記包装シート10は、縦方向(Y方向)
に延びる両側縁部13,14と、縦方向の前後端部に位
置する第1の端縁部15と第2の端縁部16を有してお
り、前記両側縁部13,14が長辺で、第1の端縁部1
5と第2の端縁部16とが短辺となった長方形である。
【0033】前記包装シート10によって包装される生
理用ナプキン2は、不透液性の裏面シート3と、透液性
の表面シート4と、前記裏面シート3と表面シート4と
の間に介在する吸収層5を有している。前記裏面シート
3と表面シート4は、前記吸収層5の周囲で互いに接合
されている。前記生理用ナプキン2の中央部分2bで
は、左右両側にウイング部2a,2aが突出形成されて
いる。
【0034】前記裏面シート3の表面には、本体側粘着
層6が設けられている。また、前記ウイング部2a,2
aを形成している裏面シート3の表面にもそれぞれウイ
ング側粘着層7,7が設けられている。前記粘着層6,
7は、ゴム系などの感圧接着剤層であり、被粘着物に対
して繰り返して適度な粘着力を発揮できるものである。
【0035】図2に示すように、包装シート10の内側
に向く第2の面12には、第1の離型シート21と第2
の離型シート22が固着されている。両離型シート21
と22は合成樹脂フィルム、薄葉紙、紙または不織布の
表面にフィルムがラミネートされたものなどで形成され
ている。各離型シート21と22の表面には、シリコン
やフッ素系樹脂が塗布されて、熱キュア、UVキュア、
EB処理された離型面となっており、吸収性物品の粘着
層6,7に対して繰り返し剥離と粘着が可能となってい
る。
【0036】個別包装体1の製造方法は、前記包装シー
トとなる帯状の不織布が連続的に供給され、その表面に
前記離型シート21と22が接着され、その上に生理用
ナプキン2が設置される。そして、不織布と生理用ナプ
キン2が折り畳まれ、不織布どうしが熱シールされ、そ
の後に個別包装体1毎に不織布が切断される。このとき
の帯状の不織布の供給方向(MD)は図2においてX方
向であり、Y方向がCDである。
【0037】完成した個別包装体1の折り畳み構造を説
明すると、図2に示すように、生理用ナプキン2の裏面
シート3に形成された本体側粘着層6が、包装シート1
0の内面に固着された第1の離型シート21に粘着させ
られた状態で、生理用ナプキン2の前部分2cが第2の
離型シート22と包装シート10との接着されていない
部分に挟まれる。包装シート10と前記前部分2cとが
中央部分2bの上に折り畳まれると、第2の離型紙22
が、ウイング側粘着層7,7に粘着させられる。さらに
生理用ナプキン2の後部分2dと包装シート10とが一
緒に前記前部分2cの上に重ねられるように折り畳まれ
る。
【0038】その結果、図1に示すように、包装シート
10の第1の端縁部15が、生理用ナプキン2の中央部
分2bと後部分2dとの間に挟まれた状態で、その上に
包装シート10が重ねられて、包装シート10の第2の
端縁部16が最上部に現れる。ここで、包装シート10
の第1の端縁部15と第2の端縁部16との間において
包装シート10が前記生理用ナプキン2の一部を挟んで
重ねられている部分を重なり部29と呼ぶ。
【0039】そして、前記包装シート10の側縁部13
と側縁部14を起点として内側に所定の幅寸法Wの帯状
領域25および26において、互いに重ねられている前
記包装シート10どうしが加熱され且つ加圧されて、包
装シート10どうしが熱融着されて熱シール部が形成さ
れている。好ましくは、この熱シール部は、前記帯状領
域25および26において多数のドット状に形成されて
いる。
【0040】前記重なり部29において最も外側に位置
している包装シート10の一部分18の表面を符号18
aで示している。また前記第2の端縁部16を挟んで前
記一部分18と反対側に位置している包装シート10の
他の一部分19の表面を符号19aで示している。
【0041】個別包装体1では、前記包装シート10の
前記一部分18の表面18aから、包装シート10の他
の一部分19の表面19aに渡るように、前記第2の端
縁部16を横断するテープ30が接着されている。テー
プ30は、前記表面18aに接着固定されている基端部
が固定部30aであり、前記第2の端縁部16を越えて
延び、表面19aに接着される自由端部が接着部30b
である。そして、前記固定部30aと、前記包装シート
10の表面18aとが重ねられている領域が固定領域3
1である。
【0042】図3(A)に示すように、テープ30の幅
寸法をx、テープ30と外側シート10の一部分18と
の重なり部分の長さをyとしたときに、前記固定領域3
1の面積は(x×y)である。
【0043】前記テープ30はポリプロピレンフィル
ム、ポリエチレンフィルムなどの単層フィルムで形成さ
れており、または複数種の樹脂フィルムがラミネートさ
れた多層フィルムで形成されている。図3(B)に示す
ように、前記テープ30の下面には感圧接着剤層32が
形成されている。この感圧接着剤層32は、テープ30
の前記固定部30aから接着部30bに渡るテープ全長
において同じ材料で且つ同じ塗布量(同じ厚みおよび同
じ坪量)で形成されている。
【0044】前記感圧接着剤層32は、ゴム系、ポリエ
ステル系のエラストマー、熱硬化型樹脂を主体としたホ
ットメルト型の接着剤などである。
【0045】図1ないし図3に示す実施の形態では、前
記固定領域31の全域において、包装シート10の表面
18aが平滑化処理されている。この平滑化処理は、前
記包装シート10に前記テープ30が取り付けられる前
の段階で、前記包装シート10を、前記固定領域31の
範囲内において、または前記固定領域31を含み前記固
定領域31よりも広い範囲で加圧することにより形成さ
れる。この加圧処理により、前記固定領域31におい
て、包装シート10の表面18aの繊維の並びが緻密と
なり、同一面に並ぶ繊維の数が増え、前記表面18a
と、テープ30の固定部30aとの実質的な接触面積が
増大し、接着固定力を強固にできる。
【0046】さらに好ましい平滑化処理としては、前記
固定領域31または、前記固定領域31よりも広い領域
において、前記包装シート10が部分的に加圧されると
ともに加熱される。このときの加熱温度は、包装シート
10の外面に現れている繊維表面を構成する樹脂の軟化
点以上で融解点以下が好ましい。この加圧および加熱処
理により、包装シート10の外面に現れている繊維の表
面の樹脂が軟化して平坦な樹脂表面となり、前記加圧処
理のみの場合よりもさらに平滑になる。よって、前記テ
ープ30の固定部30aが包装シート10に強固に固定
されるようになる。
【0047】なお、前記平滑化処理は前記テープ30の
固定部30aを、包装シート10の表面18aに接着し
た後に行ってもよい。この場合、包装シート10とテー
プ30の固定部30aとが一緒に加圧され、または加圧
および加熱されて、前記固定領域31において包装シー
ト10の表面18aが平滑化処理される。
【0048】図3(B)に示すように、前記テープ30
の接着部30bの先端の一部は折り畳まれて、前記感圧
接着剤層32により折り畳まれた状態を維持できるよう
にして摘み部30cが形成されている。
【0049】図1に示す個別包装体1では、テープ30
の固定部30aが、重なり部29の最外部に位置する包
装シート10の一部18の表面18aに接着された状態
で、前記テープ30の前記第2の端縁部16を越えて延
びる接着部30bが、感圧接着剤層32を介して前記第
2の端縁部16に隣接している包装シート10の表面1
9a(この表面19aは平滑化処理されていない)に接
着されている。
【0050】前記表面19aでは、不織布を構成する繊
維がランダムに現れているため、前記テープ30の接着
部30bと前記表面19aとの実質的な接着面積が狭く
なっている。よって、前記接着部30bの先端の摘み部
30cを指で摘んで引き上げると、接着部30bが前記
表面19aから比較的容易に剥がれる。
【0051】一方、前記固定領域31では、包装シート
10の表面18aとテープ30の固定部30aとが強固
に接着されている。よって、接着部30bを引き上げる
と、テープ30の固定部30aと包装シート10の一部
分18とが容易に剥離することなく、テープ30と共に
持ち上げられる。前記包装シート10の一部分18が持
ち上げられることにより、前記帯状領域25と26での
包装シート10どうしの熱シールが剥がされる。さらに
包装シート10の第1の端縁部15を指で掴んで引き上
げることにより、前記帯状領域25と26の熱シールが
さらに解除されて、図2に示すように開封でき、生理用
ナプキン2を取り出すことができる。
【0052】また、開封して前記生理用ナプキン2を着
用したときに、それまで着用していた使用済みの生理用
ナプキンを、開封後の前記包装シート10で包むことが
できる。このとき、前記包装シート10を、第1の端縁
部15側から使用済みの生理用ナプキンに巻き付け、巻
き終わりとなる第2の端縁部16から延び出る前記テー
プ30の接着部30bを包装シート10の外面に接着さ
せる。このように使用済みの生理用ナプキンを包装シー
ト10で包んだ状態で廃棄することができる。
【0053】前記テープ30の固定部30aは包装シー
ト10の表面に強固に接着されているため、使用済みの
生理用ナプキンを包む際に前記テープ30の摘み部30
cを強く引っ張っても、テープ30の固定部30aが包
装シート10の表面から剥がれることがない。
【0054】ここで、前記包装シート10に平滑化処理
を行った後にテープ30を接着する場合、固定領域31
での不織布表面の平滑度は、50%以上を占めることが
好ましい。平滑度が前記50%未満であると、平滑化さ
れた包装シート10の表面とテープ30の固定部30a
との接着強度が低くなりすぎる。またさらに好ましく
は、前記平滑度は65%以上である。ここで、前記平滑
度とは、東京電子工業(株)のCCDカメラ(商品名
「teli CS5850」)を用いて前記包装シート10の表面
または、前記包装シートの平滑化処理を行った表面の所
定の測定範囲の画像を撮り、(株)インターフェクト社
の画像解析ソフト「Image Hyper II Vre.3.2」を用いて
前記画像を2値化し、2値化処理した画像から平滑な部
分の面積率を算出したものである。これにより、前記包
装シートの表面に位置している繊維の面積、または繊維
が潰れたりフィルム化して前記表面に現れている部分の
面積率を算出できる。
【0055】図12(A)(B)は、前記測定範囲にお
いて2値化された画像の一例を模式的に示しているもの
であり、平滑化処理されていない不織布の表面は図12
(A)のように現れ、平滑化された不織布の表面は図1
2(B)のように現れる。各画像に表れている2値化さ
れて膿色で表示されている部分の面積の、測定範囲の面
積に対する比が前記平滑度である。
【0056】また、前記包装シート10は、CDでの破
断強度が幅25mm当たり3N以上であることが好まし
く、また前記包装シート10のCDでの引き裂き強度が
2.5N以上であることが好ましい。CDの破断強度と
引き裂き強度が前記値以上であれば、開封時にテープ3
0を引っ張ってテープ30と共に包装シート10を引き
上げる際に、または、使用済みの生理用ナプキンを包装
シート10で包み前記テープ30を引っ張って接着部3
0bを貼り付ける際に、前記包装シート10が不用意に
破断するのを防止できる。
【0057】次に、図4ないし図6は、前記包装シート
10の表面18aに前記平滑化処理を行う領域の例をそ
れぞれ示している。
【0058】図4は前記平滑化処理された領域を符号3
3aで示している。この例では、領域33aがMDに向
けて帯状に形成されており、そのMDの長さはテープ3
0の幅(x)よりも長くなっている。図5では、前記平
滑化処理された領域を符号33bで示している。この領
域33bは、包装シート10の表面18aにおいてMD
の全長に渡って帯状に形成されている。図6は、平滑化
処理された領域を符号33cで示している。この領域3
3cは、包装シート10の表面18aにおいて、MDに
向けて所定長の帯状に形成されており、また帯状の領域
33cはMDに一定のピッチで間欠部33dを介して形
成されている。
【0059】前記図4ないし図6に示す例の領域33
a,33b,33cは以下の工程で形成することができ
る。
【0060】個別包装体1の製造工程では、帯状の不織
布がMDに連続送りされる。前記帯状の不織布に対し
て、加圧ローラまたは加圧および加熱ローラを当てるこ
とにより、前記不織布にMDへ帯状に延びる前記平滑化
処理の領域33a,33b,33cを形成することがで
きる。不織布の前記領域33aなどにテープ30の固定
部30aを接着した後に、離型シート21,22の接着
工程に移行し、その上に生理用ナプキン2を設置し、前
記のように生理用ナプキン2と包装シート10を折り畳
み、帯状領域25,26で熱シールを行なう。そして不
織布を切断して図1に示す個々の個別包装体1を得るこ
とができる。
【0061】このように平滑化処理の領域33a,33
b,33cをMDへ向けて帯状に形成することにより、
平滑化処理を容易に行うことができる。特に帯状の前記
領域33a,33b,33cの長さをテープ30の幅
(x)よりも十分に長くしておくと、テープ30の固定
部30aを接着するときに、固定領域31が前記平滑化
された領域33a,33b,33cからMDへ外れるこ
とがない。特に、図5に示すように領域33bをMDへ
連続させていると、テープ30と平滑化処理した領域と
の位置合わせが不要である。
【0062】ここで、前記図1ないし図3に示す実施の
形態、および図4に示す実施の形態では、平滑化処理さ
れた領域が、両側部で包装シート10どうしが熱シール
で接合されている帯状領域25,26よりも内側に離れ
た位置に形成されている。よって、包装シート10が加
熱処理されて平滑されている領域、およびフィルム化さ
れている領域の面積を最小限に抑えることができ、平滑
化処理されている領域どうしが擦れてガサツキ音が発生
することを抑制できる。また、左右両側の帯状領域2
5,26において包装シート10が平滑化されていない
ため、帯状領域25,26の熱シールを剥がすときにガ
サツキ音を抑制でき、また、熱シール部に平滑化処理さ
れた領域が存在していないため、帯状領域25,26で
熱シールを剥がすのに必要な力を小さくでき、これによ
ってもガサツキ音を抑制できる。
【0063】また、包装シートのガサツキ音を抑制する
ためには、前記平滑化処理を施す領域のMDでの幅寸法
X3が、個別包装体のMDの幅寸法の80%以下が好ま
しく、例えば前記幅寸法80mm以下が好ましい。ま
た、平滑化処理を施す領域のCDでの幅寸法Y3は、1
8mm以下が好ましい。なお、前記平滑化された領域の
最小面積は、テープ30の固定領域31と同じ面積であ
る。
【0064】次に、前記個別包装体1では、図7に示す
ように、前記固定領域31の一部分において、前記外側
シートの一部分18の表面18aが平滑化処理されてい
てもよい。
【0065】図7(A)では、テープ30の固定部30
aが接着される前、あるいは接着された後に、包装シー
ト10の表面18aが、エンボスロールで加圧され、ま
たはエンボスロールで加圧し且つ加熱されて、ドット状
の部分加圧部41が形成されている。この部分加圧部4
1でのみ表面18aが平滑化処理されている。
【0066】図7(B)に示す例では、前記と同様の工
程で、帯状の部分加圧部42が形成され、前記部分加圧
部42でのみ包装シート10の表面18aが平滑化処理
されている。
【0067】このように、前記固定領域31において表
面18aを部分的に平滑化した場合も、固定領域31の
平滑度は前記のように50%以上が好ましく、さらに好
ましくは65%以上である。また、包装シート10にテ
ープ30の固定部30aを接着した後に、包装シート1
0と固定部30aを一緒にエンボスロールで加圧し且つ
加熱して前記部分加圧部41または42を形成する場
合、前記固定領域31に対する部分加圧部の面積率は3
0%以上であることが好ましく、さらには40%以上で
あることが好ましい。
【0068】図8は本発明の他の実施の形態を示す図3
(B)と同等の部分断面図である。図8に示す実施の形
態では、固定領域31の全域またはその一部において、
重なり部29の表面側に位置する包装シート10の一部
分18の表面18aに、溶融樹脂がコーティングされて
冷却され、または樹脂が溶融押し出しラミネート法によ
ってラミネートされて、樹脂フィルム35が形成されて
いる。
【0069】前記樹脂フィルム35により、包装シート
10の前記表面18aが平滑化されているため、テープ
30の固定部30aが前記感圧接着剤層32を介して、
前記表面18aに対して強固に接着される。
【0070】また、この場合に、前記樹脂フィルム35
を包装シート10の表面から剥がすときに必要な強度
は、樹脂フィルム35の幅25mmに換算した状態で、
10N以上であることが好ましい。前記範囲以上であれ
ば、テープ30を引き上げたときに、このテープの固定
部30aに接着されている樹脂フィルム35が包装シー
ト10の表面から不用意に剥がれるのを防止できる。
【0071】なお、本発明の個別包装体1では、前記包
装シート10が、スパンボンド不織布などの1層で形成
されているものであってもよいし、カード法により形成
された不織布、例えばスパンレース不織布などで形成さ
れているものであってもよい。または織布で形成されて
いるものであってもよい。
【0072】また本発明では、個別包装体1の外側に向
けられる第1の面11に繊維構造物が現れているもので
あれば、他の素材の包装シートであっても効果を発揮す
ることができる。例えば、前記包装シート10は第1の
面11に不織布または織布が現れ、第2の面12に樹脂
フィルムが重ねられ、またはコーティングされ、あるい
は樹脂フィルムが押し出し溶融ラミネートにより積層さ
れているものであってもよい。
【0073】図9と図10は他の構造の個別包装体を示
す断面図である。図9に示す個別包装体1Aでは、生理
用ナプキン2などの吸収性物品と包装シート10とが丸
められた状態で包装され、包装シート10がテープ30
で止められている。また図10に示す個別包装体1Bで
は、生理用ナプキン2などの吸収性物品と包装シート1
0とがW形状に折り畳まれて、包装シート10がテープ
30により固定されている。
【0074】本発明のテープ30の固定部30aと包装
シート10との接着部での平滑化処理は、前記図9また
は図10に示す個別包装体や4つ折りの個別包装体にお
いても実施可能である。
【0075】また被包装物の吸収性物品が生理用ナプキ
ンの場合に、その形状はウイング部が形成されていない
ものであってもよい。また吸収性物品は生理用ナプキン
に限られず、パンティライナー、生理用タンポン、尿取
りパッド、使い捨ておむつなどであってもよい。
【0076】
【実施例】(1)比較例 第1の面11側にスパンボンド不織布が現れ、第2の面
12側にスパンボンド不織布が現れ、両スパンボンド不
織布の間にメルトブローン不織布が挟まれた3層構造で
目付けが18g/mの不織布で形成した包装シート1
0で、平滑化処理を行っていないものを用いた。
【0077】(2)実施例1 第1の面11側にスパンボンド不織布が現れ、第2の面
12側にスパンボンド不織布が現れ、両スパンボンド不
織布の間にメルトブローン不織布が挟まれた3層構造で
目付けが18g/mの不織布で形成した包装シート1
0で、図4に示すように、テープ30が貼着される第1
の面11に帯状の平滑な領域33aを形成したものを用
いた。平滑化処理は、表面が平滑な帯状パターンの凸部
を有するロールと、表面の全域が平滑なロールとを用
い、両ロール表面を115℃に加熱し、両ロールで包装
シート10を36.3kPaで加圧した。
【0078】(3)実施例2 第1の面11側にスパンボンド不織布が現れ、第2の面
12側にスパンボンド不織布が現れ、両スパンボンド不
織布の間にメルトブローン不織布が挟まれた3層構造で
目付けが15g/mの不織布で形成した包装シート1
0で、図4に示すように、テープ30が貼着される第1
の面11に帯状の平滑な領域33aを形成したものを用
いた。平滑化処理は、表面が平滑な帯状パターンの凸部
を有するロールと、表面の全域が平滑なロールとを用
い、両ロール表面を105℃に加熱し、両ロールで包装
シート10を36.3kPaで加圧した。
【0079】(4)実施例3 第1の面11側にスパンボンド不織布が現れ、第2の面
12側にスパンボンド不織布が現れ、両スパンボンド不
織布の間にメルトブローン不織布が挟まれた3層構造で
目付けが15g/mの不織布で形成した包装シート1
0で、図6に示すように、テープ30が貼着される第1
の面11に帯状の平滑な領域33cを形成したものを用
いた。平滑化処理は、表面が平滑な帯状パターンの凸部
を有するロールと、表面の全域が平滑なロールとを用
い、両ロール表面を105℃に加熱し、両ロールで包装
シート10を36.3kPaで加圧した。
【0080】(5)実施例4 スパンボンド不織布とスパンボンド不織布の間にメルト
ブローン不織布が挟まれた3層構造で目付けが35g/
の不織布を用い、テープ30が貼着される第1の面
11に、目付けが15.6g/mのポリエチレンフィ
ルムを溶融押し出ししてラミネートした包装シートを用
いた。ポリエチレンフィルムは、LLDPE(直鎖状低
密度ポリエチレン)とLDPE(低密度ポリエチレン)
とを7:3の質量比で混合したものを用いた。
【0081】(6)テープ 目付けが50g/mのポリプロピレンフィルムで、図
11に示すように、包装シート10に接着されている部
分の幅寸法X0を12.5mm、長さY0を15mmと
した。固定部30aと、接着部30bに、合成ゴム系の
感圧接着剤を、目付け15g/mで塗布したものを用
いた。
【0082】前記比較例では不織布表面にテープの固定
部30aを接着し、実施例1ないし実施例3では、前記
テープの固定部30aを包装シートの平滑化処理した領
域に接着した。また実施例4では、テープの固定部30
aをポリエチレンフィルムの表面に接着した。
【0083】(7)実施例5 第1の面11側にスパンボンド不織布が現れ、第2の面
側にスパンボンド不織布が現れ、両スパンボンド不織布
の間にメルトブローン不織布が挟まれた3層構造で目付
けが18g/mの不織布で形成した包装シート10を
用いた。この包装シート10の第1の面11に、前記テ
ープの固定部30aを接着し、包装シート10と固定部
30aを加熱することなく加圧して図7(B)に示す部
分加圧部42を形成した。帯状の部分加圧部42を3箇
所形成し、1個の部分加圧部42の大きさは、Y1を2
mm、X0を12.5mmとした。また部分加圧部42
の間隔Y2を3mmとした。固定領域に対する部分加圧
部の面積率は40%である。
【0084】(8)平滑度 比較例の不織布表面の平滑度を測定し、および実施例1
と実施例2および実施例3について、平滑化処理した部
分の平滑度を測定した、その結果を表1に示した。
【0085】(9)剥離試験 図11(A)(B)に示すように、テープ30の接着部
30bの先端に、実質的に伸びないテープ(ガムテー
プ)T1を接着し、包装シート10の全体を挟むように
してテープ(ガムテープ)T2を接着し、テープT1を
Yf1方向、テープT2をYf2方向に引っ張った。
【0086】この測定は島津製作所製のオートグラフ
「AGK−1kNG」を用い、チャック間距離30mm
で前記テープT1とT2を保持し、チャック間の離間速
度を300mm/minとし、テープ30の固定部30
aが包装シートから剥がれる際の最大力を測定し、これ
を幅25mm当たりの力(N)に換算した。
【0087】(10)開封試験 前記比較例および各実施例を4℃の環境下に6時間放置
した後、被験者5人が4℃の環境下で各サンプル30個
ずつについてテープの接着部30bを剥がして包装を開
封する試験を行った。
【0088】このとき、固定部30aが包装シートから
剥がれてしまった個数を数えた。サンプル30個のうち
剥がれた個数が0〜3個を評価「○」、4〜15個を評
価「△」、15〜30を評価「×」とした。
【0089】以下各結果を表1に示す。表内は、「○」
「△」「×」のいずれかを評価した被験者の人数を示し
ている。
【0090】
【表1】
【0091】
【発明の効果】以上のように本発明の包装体では、包装
シートに対してテープの基端側を強固に接着することが
でき、自由端側のテープを包装シートの表面から剥がし
たときに、個別包装体の包装シートを容易に開封させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吸収性物品の個別包装体を示す斜視
図、
【図2】個別包装体を開封して展開した状態を示す斜視
図、
【図3】(A)は個別包装体の部分斜視図、(B)は
(A)のB−B線の断面図、
【図4】個別包装体における平滑化処理の形成領域の一
例を示す斜視図、
【図5】個別包装体における平滑化処理の形成領域の他
の一例を示す斜視図、
【図6】個別包装体における平滑化処理の形成領域の他
の一例を示す斜視図、
【図7】(A)(B)は平滑化処理を行う部分の他の構
成例を示す個別包装体の部分斜視図、
【図8】他の実施の形態でのテープの接着部分を示す個
別包装体の部分断面図、
【図9】他の実施の形態の個別包装体を示す断面図、
【図10】他の実施の形態の個別包装体を示す断面図、
【図11】(A)は評価試験を説明する斜視図、(B)
はその断面図、
【図12】画像処理された不織布表面を模式的に示すも
のであり、(A)は平滑化されていない不織布の表面、
(B)は平滑化された表面、
【符号の説明】
1,1A,1B 個別包装体 2 生理用ナプキン 2a ウイング部 2b 中央部 3 裏面シート 4 表面シート 5 吸収層 6 本体側粘着層 7 ウイング側粘着層 10 包装シート 11 第1の面 12 第2の面 13,14 側縁部 15 第1の端縁部 16 第2の端縁部 18 重なり部の表側に位置する包装シートの一部分 19 端縁部に隣接するシートの一部分 29 重なり部 30 テープ 30a 固定部 30b 接着部 31 固定領域 32 感圧接着剤層 33a,33b,33c 平滑化処理された領域 35 樹脂フィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61F 13/472 (72)発明者 吉政 渡 香川県三豊郡豊浜町和田浜高須賀1531−7 ユニ・チャーム株式会社テクニカルセン ター内 (72)発明者 野崎 哲 香川県三豊郡豊浜町和田浜高須賀1531−7 ユニ・チャーム株式会社テクニカルセン ター内 (72)発明者 柏木 政浩 香川県三豊郡豊浜町和田浜高須賀1531−7 ユニ・チャーム株式会社テクニカルセン ター内 (72)発明者 玉川 訓達 香川県三豊郡豊浜町和田浜高須賀1531−7 ユニ・チャーム株式会社テクニカルセン ター内 Fターム(参考) 3E068 AA40 AB02 AB03 AC07 BB01 CC22 CD01 CE05 CE10 DD34 DE13 DE19 EE32 4C003 GA08

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向する側縁部と対向する端縁部を有す
    る包装シートで吸収性物品が包まれた状態で、一方の前
    記端縁部が包装シートの外側に位置するように重ねられ
    て重なり部が形成されるとともに前記側縁部で包装シー
    トどうしが剥離可能に接合されており、前記重なり部の
    外側に位置する前記包装シートの表面にテープの基端側
    が固定され、このテープの自由端側が前記一方の端縁部
    を超えて前記端縁部に隣接する包装シートの外面に剥離
    可能に接着されている個別包装体において、 前記テープの基端側が固定される前記包装シートの表面
    が、平滑化処理されていることを特徴とする吸収性物品
    の個別包装体。
  2. 【請求項2】 前記包装シートは不織布で形成されてい
    る請求項1記載の吸収性物品の個別包装体。
  3. 【請求項3】 前記包装シートの前記側縁部が多重に重
    ねられて包装シートどうしが接合されており、前記平滑
    化処理された領域は、前記包装シートどうしの接合部か
    ら離れた位置にある請求項2記載の個別包装体。
  4. 【請求項4】 前記平滑化処理は、前記包装シートの表
    面を加圧して前記表面の繊維密度を高めたものである請
    求項2または3記載の吸収性物品の個別包装体。
  5. 【請求項5】 前記平滑化処理は、前記包装シートの表
    面を加圧し且つ加熱して前記表面の繊維密度を高めたも
    のである請求項2または3記載の吸収性物品の個別包装
    体。
  6. 【請求項6】 前記平滑化処理は、前記包装シートの外
    面に樹脂フィルムが形成されたものである請求項1記載
    の吸収性物品の個別包装体。
  7. 【請求項7】 対向する側縁部と対向する端縁部を有す
    る包装シートで吸収性物品が包まれた状態で、一方の前
    記端縁部が包装シートの外側に位置するように重ねられ
    て重なり部が形成されるとともに前記側縁部で包装シー
    トどうしが剥離可能に接合されており、前記重なり部の
    外側に位置する前記包装シートの表面にテープの基端側
    が固定され、このテープの自由端側が前記一方の端縁部
    を超えて前記端縁部に隣接する包装シートの外面に剥離
    可能に接着されている個別包装体において、 前記テープの基端側が前記包装シートの表面に接着さ
    れ、且つ包装シートと前記テープの基端部が加圧されて
    いることを特徴とする吸収性物品の個別包装体。
  8. 【請求項8】 前記テープには、前記包装シートの表面
    に固定される前記基端側と、前記端縁部に隣接する包装
    シート外面に剥離可能に接着される前記自由端側とで、
    同じ接着剤が塗布されている請求項1ないし7のいずれ
    かに記載の吸収性物品の個別包装体。
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