JP2003172232A - 噴射弁を制御するための電磁弁を備えたインジェクタ - Google Patents
噴射弁を制御するための電磁弁を備えたインジェクタInfo
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- F02M47/02—Fuel-injection apparatus operated cyclically with fuel-injection valves actuated by fluid pressure of accumulator-injector type, i.e. having fuel pressure of accumulator tending to open, and fuel pressure in other chamber tending to close, injection valves and having means for periodically releasing that closing pressure
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- F02M63/0012—Valves
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 プランジャによる弁座の閉鎖時にプランジャ
反発が阻止されるようにする。 【解決手段】 下側のプランジャ室５内に生ぜしめられ
る圧力変動を低減するための手段が設けられているよう
にした。
反発が阻止されるようにする。 【解決手段】 下側のプランジャ室５内に生ぜしめられ
る圧力変動を低減するための手段が設けられているよう
にした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に燃料噴射のた
めのインジェクタであって、噴射弁を制御するための電
磁弁が設けられており、該電磁弁が、運動可能なプラン
ジャを有しており、該プランジャが、下側のプランジャ
室に設けられた弁座に移動可能であり、下側のプランジ
ャ室自体が、１つまたはそれ以上の孔を介して噴射弁の
制御圧室に流体接続されるようになっており、下側のプ
ランジャ室に通じる戻し孔が、漏れ量を下側のプランジ
ャ室内に戻すために当該インジェクタに設けられている
形式のものに関する。
めのインジェクタであって、噴射弁を制御するための電
磁弁が設けられており、該電磁弁が、運動可能なプラン
ジャを有しており、該プランジャが、下側のプランジャ
室に設けられた弁座に移動可能であり、下側のプランジ
ャ室自体が、１つまたはそれ以上の孔を介して噴射弁の
制御圧室に流体接続されるようになっており、下側のプ
ランジャ室に通じる戻し孔が、漏れ量を下側のプランジ
ャ室内に戻すために当該インジェクタに設けられている
形式のものに関する。
【０００２】
【従来の技術】このような形式の電磁弁は、燃料噴射装
置の噴射弁を制御するために働く。この噴射弁はノズル
ニードルを備えている。このノズルニードルの開閉位置
は電磁弁によって制御可能であり、これによって、燃料
を噴射するための噴射孔を開放することができる。
置の噴射弁を制御するために働く。この噴射弁はノズル
ニードルを備えている。このノズルニードルの開閉位置
は電磁弁によって制御可能であり、これによって、燃料
を噴射するための噴射孔を開放することができる。
【０００３】電磁弁は運動可能なプランジャを有してい
る。このプランジャは電磁弁のソレノイドユニットの通
電時に、下側のプランジャ室に設けられた弁座から持ち
上がる。この弁座自体は１つまたはそれ以上の（絞り）
孔を介して噴射弁の制御圧室に流体接続される。弁座の
開放時には、噴射弁の制御圧室内の圧力が減少させられ
る。この場合、流体（圧力媒体）は孔を介して弁座の方
向に流れ、そこから下側のプランジャ室内に流入する。
る。このプランジャは電磁弁のソレノイドユニットの通
電時に、下側のプランジャ室に設けられた弁座から持ち
上がる。この弁座自体は１つまたはそれ以上の（絞り）
孔を介して噴射弁の制御圧室に流体接続される。弁座の
開放時には、噴射弁の制御圧室内の圧力が減少させられ
る。この場合、流体（圧力媒体）は孔を介して弁座の方
向に流れ、そこから下側のプランジャ室内に流入する。
【０００４】制御室内の圧力の低下時には、噴射弁の、
開放方向で作用する燃料高圧に常にさらされているノズ
ルニードルが運動させられる。これによって、噴射孔が
開放され、インジェクタは燃焼を噴射することができ
る。
開放方向で作用する燃料高圧に常にさらされているノズ
ルニードルが運動させられる。これによって、噴射孔が
開放され、インジェクタは燃焼を噴射することができ
る。
【０００５】この公知の作業形式に基づきコモンレール
インジェクタ（ＣＲＩ）が作業する。この場合、メイン
噴射とパイロット噴射とは極めて短い噴射時間で実現す
ることができる。このような形式の電磁弁は、たとえば
ドイツ連邦共和国特許出願公開第１９６５０８６５号明
細書に基づき公知である。
インジェクタ（ＣＲＩ）が作業する。この場合、メイン
噴射とパイロット噴射とは極めて短い噴射時間で実現す
ることができる。このような形式の電磁弁は、たとえば
ドイツ連邦共和国特許出願公開第１９６５０８６５号明
細書に基づき公知である。
【０００６】さらに、冒頭で述べた形式の公知のインジ
ェクタは、下側のプランジャ室に通じる戻し孔を有して
いる。この戻し孔を通って漏れ量が、電磁弁と噴射弁と
の種々異なる区分から下側のプランジャ室内に戻され
る。
ェクタは、下側のプランジャ室に通じる戻し孔を有して
いる。この戻し孔を通って漏れ量が、電磁弁と噴射弁と
の種々異なる区分から下側のプランジャ室内に戻され
る。
【０００７】電磁弁がもはや通電されなくなると、プラ
ンジャが戻しばねの戻し力によって下方に運動させら
れ、いわゆる「Ａ絞り」とも呼ばれる流出絞りに通じる
弁座を閉鎖する。これによって、制御室内の圧力が再び
上昇するので、ノズルニードルが下方に運動させられ、
噴射孔が閉鎖される。
ンジャが戻しばねの戻し力によって下方に運動させら
れ、いわゆる「Ａ絞り」とも呼ばれる流出絞りに通じる
弁座を閉鎖する。これによって、制御室内の圧力が再び
上昇するので、ノズルニードルが下方に運動させられ、
噴射孔が閉鎖される。
【０００８】弁座へのプランジャの載置時にはプランジ
ャの反発が生ぜしめられる。これによって、このプラン
ジャが再び弁座を開放しかつ制御室内の短時間の減圧を
生ぜしめる。これによって、ノズルニードルの閉鎖が遅
らされる。全体的にプランジャの反発は、減衰された振
動にほぼ相当するプランジャストロークの経過を生ぜし
める。これによって、ノズルニードルの閉鎖が遅らされ
る。このことは、特に電磁弁の迅速な切換シーケンス
（パイロット噴射およびメイン噴射）に対して不利とな
り、さらに、エンジンのエミッション値およびノイズ値
に悪影響を与える。
ャの反発が生ぜしめられる。これによって、このプラン
ジャが再び弁座を開放しかつ制御室内の短時間の減圧を
生ぜしめる。これによって、ノズルニードルの閉鎖が遅
らされる。全体的にプランジャの反発は、減衰された振
動にほぼ相当するプランジャストロークの経過を生ぜし
める。これによって、ノズルニードルの閉鎖が遅らされ
る。このことは、特に電磁弁の迅速な切換シーケンス
（パイロット噴射およびメイン噴射）に対して不利とな
り、さらに、エンジンのエミッション値およびノイズ値
に悪影響を与える。
【０００９】ドイツ連邦共和国特許出願公開第１９７０
８１０４号明細書では、冒頭で述べた形式の電磁弁にお
けるプランジャ反発を低減するために、運動可能なプラ
ンジャおよび定置の部分と協働する減衰装置を設けるこ
とが提案される。この減衰装置によってプランジャの後
振動が減衰される。ドイツ連邦共和国特許出願公開第１
９７０８１０４号明細書では、プランジャプレートと、
プランジャの案内管片と、プランジャピンが延びる滑り
片との特別な構成によって、種々異なる減衰装置が実現
される。この場合、介在された調整板は減衰効果を高め
ることができる。しかし、この解決原理は、特にプラン
ジャが一体に形成されている場合に極めて手間がかかる
と同時にもはや不十分でしかないと分かった。
８１０４号明細書では、冒頭で述べた形式の電磁弁にお
けるプランジャ反発を低減するために、運動可能なプラ
ンジャおよび定置の部分と協働する減衰装置を設けるこ
とが提案される。この減衰装置によってプランジャの後
振動が減衰される。ドイツ連邦共和国特許出願公開第１
９７０８１０４号明細書では、プランジャプレートと、
プランジャの案内管片と、プランジャピンが延びる滑り
片との特別な構成によって、種々異なる減衰装置が実現
される。この場合、介在された調整板は減衰効果を高め
ることができる。しかし、この解決原理は、特にプラン
ジャが一体に形成されている場合に極めて手間がかかる
と同時にもはや不十分でしかないと分かった。
【００１０】
【特許文献１】ドイツ連邦共和国特許出願公開第１９６
５０８６５号明細書
５０８６５号明細書
【特許文献２】ドイツ連邦共和国特許出願公開第１９７
０８１０４号明細書
０８１０４号明細書
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
課題は、冒頭で述べた形式のインジェクタを改良して、
プランジャによる弁座の閉鎖時にプランジャ反発が阻止
されるようにすることである。
課題は、冒頭で述べた形式のインジェクタを改良して、
プランジャによる弁座の閉鎖時にプランジャ反発が阻止
されるようにすることである。
【００１２】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、下側のプランジャ室内に生ぜしめ
られる圧力変動を低減するための手段が設けられている
ようにした。
に本発明の構成では、下側のプランジャ室内に生ぜしめ
られる圧力変動を低減するための手段が設けられている
ようにした。
【００１３】
【発明の効果】独立請求項に記載した本発明によるイン
ジェクタは、下側のプランジャ室内に生ぜしめられる圧
力変動を低減するための手段を有している。つまり、プ
ランジャガイドに設けられた孔を通ってプランジャ面に
直接作用する下側のプランジャ室内の圧力衝撃が、弁座
からのプランジャの持上りひいてはノズルニードルの遅
らされた閉鎖を生ぜしめることが分かった。したがっ
て、下側のプランジャ室内の圧力変動の低減によって、
プランジャ反発を最小限に低減することができ、したが
って、ノズルニードルのなだらかな閉鎖を保証すること
ができる。
ジェクタは、下側のプランジャ室内に生ぜしめられる圧
力変動を低減するための手段を有している。つまり、プ
ランジャガイドに設けられた孔を通ってプランジャ面に
直接作用する下側のプランジャ室内の圧力衝撃が、弁座
からのプランジャの持上りひいてはノズルニードルの遅
らされた閉鎖を生ぜしめることが分かった。したがっ
て、下側のプランジャ室内の圧力変動の低減によって、
プランジャ反発を最小限に低減することができ、したが
って、ノズルニードルのなだらかな閉鎖を保証すること
ができる。
【００１４】つまり、プランジャ反発の強さは戻し背圧
（戻し孔を介して戻される漏れ量の圧力）に関連してい
る。この戻し背圧はシステムに基づき、規定された公差
範囲内にある。したがって、下側のプランジャ室内の圧
力変動の本発明による低減によって、戻し孔から下側の
プランジャ室内に伝播される圧力変動を補償することが
でき、これによって、プランジャ反発の強さが著しく減
少させられる。
（戻し孔を介して戻される漏れ量の圧力）に関連してい
る。この戻し背圧はシステムに基づき、規定された公差
範囲内にある。したがって、下側のプランジャ室内の圧
力変動の本発明による低減によって、戻し孔から下側の
プランジャ室内に伝播される圧力変動を補償することが
でき、これによって、プランジャ反発の強さが著しく減
少させられる。
【００１５】下側のプランジャ室内の圧力変動を低減す
るための手段は、加工したい切欠きまたは組込み体を有
していてよい。この切欠きまたは組込み体によって、戻
し孔のかつ／または下側のプランジャ室の、増加させら
れた容積が得られる。一般的には、電磁弁ならびに噴射
弁に設けられた、漏れ量の戻し部に該当する規定された
区分が容積増大させられて形成されていてよい。このよ
うな容積増大によって、圧力の低下ひいては圧力衝撃の
減少が達成される。
るための手段は、加工したい切欠きまたは組込み体を有
していてよい。この切欠きまたは組込み体によって、戻
し孔のかつ／または下側のプランジャ室の、増加させら
れた容積が得られる。一般的には、電磁弁ならびに噴射
弁に設けられた、漏れ量の戻し部に該当する規定された
区分が容積増大させられて形成されていてよい。このよ
うな容積増大によって、圧力の低下ひいては圧力衝撃の
減少が達成される。
【００１６】下側のプランジャ室内の圧力変動を低減す
るための別の手段は、下側のプランジャ室の手前の戻し
孔内への絞りの組込みである。
るための別の手段は、下側のプランジャ室の手前の戻し
孔内への絞りの組込みである。
【００１７】本発明によって、公知の電磁弁における経
過に比べて著しく減衰されたプランジャストロークの経
過が得られるので、もはやプランジャ反発はほとんど感
知されない。これに相応して、ノズルニードルのニード
ルストロークの経過はなだらかな経過となるので、ノズ
ルニードルは遅れなしになだらかにその閉鎖位置に運動
させられる。これによって、エンジンのノイズ値および
エミッション値が改善される。さらに、噴射量はもはや
戻し背圧に関連して変化させられない。したがって、噴
射量は戻し背圧とは無関係となる。これによって、ノイ
ズ値およびエミッション値のほかにエンジンの出力値も
改善される。
過に比べて著しく減衰されたプランジャストロークの経
過が得られるので、もはやプランジャ反発はほとんど感
知されない。これに相応して、ノズルニードルのニード
ルストロークの経過はなだらかな経過となるので、ノズ
ルニードルは遅れなしになだらかにその閉鎖位置に運動
させられる。これによって、エンジンのノイズ値および
エミッション値が改善される。さらに、噴射量はもはや
戻し背圧に関連して変化させられない。したがって、噴
射量は戻し背圧とは無関係となる。これによって、ノイ
ズ値およびエミッション値のほかにエンジンの出力値も
改善される。
【００１８】プランジャの、規定されていない反発ひい
てはノズルニードルの、規定されていない閉鎖は、公知
先行技術では、噴射量の高いストローク／ストロークば
らつきを生ぜしめる。したがって、本発明によって達成
される、ノズルニードルのなだらかな閉鎖は、噴射量の
より小さなストローク／ストロークばらつきを生ぜしめ
る。さらに、エミッションおよびノイズの理由に基づ
き、短く連続して行われる複数の噴射を実現することが
できるようにしたい。このことは、プランジャが後反発
しないかまたは迅速に停止する場合にしか可能とならな
い。本発明によって、連続して行われる噴射の間隔を短
縮することができる。なぜならば、ノズルニードルがな
だらかに遅れなしにその閉鎖位置に運動させられるから
である。
てはノズルニードルの、規定されていない閉鎖は、公知
先行技術では、噴射量の高いストローク／ストロークば
らつきを生ぜしめる。したがって、本発明によって達成
される、ノズルニードルのなだらかな閉鎖は、噴射量の
より小さなストローク／ストロークばらつきを生ぜしめ
る。さらに、エミッションおよびノイズの理由に基づ
き、短く連続して行われる複数の噴射を実現することが
できるようにしたい。このことは、プランジャが後反発
しないかまたは迅速に停止する場合にしか可能とならな
い。本発明によって、連続して行われる噴射の間隔を短
縮することができる。なぜならば、ノズルニードルがな
だらかに遅れなしにその閉鎖位置に運動させられるから
である。
【００１９】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面につき詳しく説明する。
面につき詳しく説明する。
【００２０】図１には、電磁弁１と噴射弁２とから成る
インジェクタの従来の構造が示してある。このインジェ
クタは、特に燃料噴射のためにコモンレールシステムで
使用される。図面には、本発明にとって重要となるイン
ジェクタ部分しか符号が付されていない。一体の可動鉄
心もしくはプランジャ３は電磁弁１の通電によってプラ
ンジャばね１１のばね力に抗して上方に引っ張られる。
プランジャ３はプランジャガイド１２内で走行し、電磁
弁１が通電されていない場合には噴射弁２の弁座４に載
置している。この状態では、噴射弁２の制御圧室８へ
の、「Ａ絞り」とも呼ばれる流出絞り６と孔７とを介し
た流体接続が遮断されている。これに対して、電磁弁１
の通電時には、流出絞り６が開放され、制御圧室８内の
圧力が低下する。なぜならば、いまや、流体が制御圧室
８から下側のプランジャ室５内に流れることができるか
らである。制御圧室８内への流入は、いわゆる「Ｚ絞
り」とも呼ばれる流入絞り（図示せず）によって制限さ
れる。これに対して、ノズルニードル１７（図２参照）
は、開放方向で作用する燃料高圧に常にさらされてい
る。流出絞り６の開放時には、制御圧室８内の圧力が、
ノズルニードル１７に加えられる燃料高圧よりも小さく
なるので、プッシュロッド１３が運動させられ、ノズル
ニードル１７を開放方向に引っ張る。これによって、噴
射孔が開放され、インジェクタは燃料を噴射することが
できる。
インジェクタの従来の構造が示してある。このインジェ
クタは、特に燃料噴射のためにコモンレールシステムで
使用される。図面には、本発明にとって重要となるイン
ジェクタ部分しか符号が付されていない。一体の可動鉄
心もしくはプランジャ３は電磁弁１の通電によってプラ
ンジャばね１１のばね力に抗して上方に引っ張られる。
プランジャ３はプランジャガイド１２内で走行し、電磁
弁１が通電されていない場合には噴射弁２の弁座４に載
置している。この状態では、噴射弁２の制御圧室８へ
の、「Ａ絞り」とも呼ばれる流出絞り６と孔７とを介し
た流体接続が遮断されている。これに対して、電磁弁１
の通電時には、流出絞り６が開放され、制御圧室８内の
圧力が低下する。なぜならば、いまや、流体が制御圧室
８から下側のプランジャ室５内に流れることができるか
らである。制御圧室８内への流入は、いわゆる「Ｚ絞
り」とも呼ばれる流入絞り（図示せず）によって制限さ
れる。これに対して、ノズルニードル１７（図２参照）
は、開放方向で作用する燃料高圧に常にさらされてい
る。流出絞り６の開放時には、制御圧室８内の圧力が、
ノズルニードル１７に加えられる燃料高圧よりも小さく
なるので、プッシュロッド１３が運動させられ、ノズル
ニードル１７を開放方向に引っ張る。これによって、噴
射孔が開放され、インジェクタは燃料を噴射することが
できる。
【００２１】図２には、インジェクタに所属する噴射弁
２の下側の部分が示してある。この場合、ここでも、幾
つかの部分しか符号が付されていない。図１に示したプ
ッシュロッド１３はノズルニードル１７に結合されてい
る。下側のノズルニードル室は符号１６で示してある。
２の下側の部分が示してある。この場合、ここでも、幾
つかの部分しか符号が付されていない。図１に示したプ
ッシュロッド１３はノズルニードル１７に結合されてい
る。下側のノズルニードル室は符号１６で示してある。
【００２２】インジェクタの種々異なる箇所には、戻し
孔９を介して下側のプランジャ室５内に戻される漏れ量
が生ぜしめられる。この漏れ量は、符号１４で示した、
インジェクタボディに対する弁片のシール部の箇所、プ
ッシュロッド１３と弁片との間の箇所１５ならびにノズ
ルとノズルホルダとの間の箇所１８に生ぜしめられる
（図１および図２参照）。漏れ量に対して付加的に制御
量が流出絞り６からプランジャガイド１２の孔を通って
総戻し通路１０を介してインジェクタからタンク内に戻
される。
孔９を介して下側のプランジャ室５内に戻される漏れ量
が生ぜしめられる。この漏れ量は、符号１４で示した、
インジェクタボディに対する弁片のシール部の箇所、プ
ッシュロッド１３と弁片との間の箇所１５ならびにノズ
ルとノズルホルダとの間の箇所１８に生ぜしめられる
（図１および図２参照）。漏れ量に対して付加的に制御
量が流出絞り６からプランジャガイド１２の孔を通って
総戻し通路１０を介してインジェクタからタンク内に戻
される。
【００２３】図１および図２に示したインジェクタは、
前述したプランジャ反発の欠点を有している。つまり、
電磁弁１がもはや通電されなくなると、弁座４に載置さ
れるプランジャ３が即座に停止するのではなく反発す
る。これによって、流出絞り６と下側のプランジャ室５
との間の接続が短時間再び開放される。このことは、結
果的に制御圧室８内の短期間の減圧ひいてはノズルニー
ドル１７の遅らされた閉鎖を招く。
前述したプランジャ反発の欠点を有している。つまり、
電磁弁１がもはや通電されなくなると、弁座４に載置さ
れるプランジャ３が即座に停止するのではなく反発す
る。これによって、流出絞り６と下側のプランジャ室５
との間の接続が短時間再び開放される。このことは、結
果的に制御圧室８内の短期間の減圧ひいてはノズルニー
ドル１７の遅らされた閉鎖を招く。
【００２４】この動作の時間的な経過が図４に示してあ
る。ニードルストロークは符号３４で示してあり、プラ
ンジャストロークは符号３２で示してある。プランジャ
反発は電磁弁１の閉鎖時に短い開放期間３１を生ぜしめ
る。この範囲では、プランジャストローク３２の経過
が、減衰された振動にほぼ相当している。したがって、
ノズルニードル１７のニードルストローク３４の経過は
線形ではなく、遅れ３３もしくはラグを有している。
る。ニードルストロークは符号３４で示してあり、プラ
ンジャストロークは符号３２で示してある。プランジャ
反発は電磁弁１の閉鎖時に短い開放期間３１を生ぜしめ
る。この範囲では、プランジャストローク３２の経過
が、減衰された振動にほぼ相当している。したがって、
ノズルニードル１７のニードルストローク３４の経過は
線形ではなく、遅れ３３もしくはラグを有している。
【００２５】噴射量は戻し背圧に関連していることが分
かった。この関係は図３に示してある。図３には、種々
異なる戻し背圧に対して、噴射期間ＥＴ（ミリ秒）に対
する噴射量Ｑ（ニードルストローク当たりの単位容積）
が示してある。曲線３０は、１６００ｂａｒ付近の戻し
背圧の変化時の互いに異なる噴射量を示している。戻し
背圧の変動はプランジャ反発の強さに影響を与える。な
ぜならば、この圧力変動は、下側のプランジャ室５と、
プランジャガイド１２に設けられた孔とを介してプラン
ジャ面に直接作用するからである。
かった。この関係は図３に示してある。図３には、種々
異なる戻し背圧に対して、噴射期間ＥＴ（ミリ秒）に対
する噴射量Ｑ（ニードルストローク当たりの単位容積）
が示してある。曲線３０は、１６００ｂａｒ付近の戻し
背圧の変化時の互いに異なる噴射量を示している。戻し
背圧の変動はプランジャ反発の強さに影響を与える。な
ぜならば、この圧力変動は、下側のプランジャ室５と、
プランジャガイド１２に設けられた孔とを介してプラン
ジャ面に直接作用するからである。
【００２６】いま、本発明によれば、下側のプランジャ
室５内の圧力変動は、構造上の手段および適宜な設計に
よって、漏れ量の戻し通路に該当する区分の容積が増加
させられることにより低減される。最も単純な事例で
は、戻し孔９および／または下側のプランジャ室５自体
の容積が増加させられる。下側のプランジャ室５の手前
の戻し孔９内への絞りの挿入も下側のプランジャ室５内
の圧力変動の低減のために適している。上述した手段は
一緒に使用されてもよい。
室５内の圧力変動は、構造上の手段および適宜な設計に
よって、漏れ量の戻し通路に該当する区分の容積が増加
させられることにより低減される。最も単純な事例で
は、戻し孔９および／または下側のプランジャ室５自体
の容積が増加させられる。下側のプランジャ室５の手前
の戻し孔９内への絞りの挿入も下側のプランジャ室５内
の圧力変動の低減のために適している。上述した手段は
一緒に使用されてもよい。
【００２７】図５および図６には、いまや本発明により
最適化されたインジェクタにおける図面が図３もしくは
図４に類似して示してある。１６００ｂａｒ付近の戻し
背圧の変化時には、図５から明らかであるように、噴射
量（曲線４０）は不変のままである。これに相応して、
ニードルストローク４３の経過が図６では線形となる。
すなわち、ノズルニードル１７はなだらかに遅れなしに
閉鎖される。ニードルストロークの経過は図６に符号４
４で示してある。プランジャストローク４２は、本発明
によるインジェクタでは、著しく減少させられたプラン
ジャ反発４１を示している。電磁弁１の通電の遮断後の
プランジャ３の開放の期間および程度は図４の経過に比
べて著しく減少させられている。
最適化されたインジェクタにおける図面が図３もしくは
図４に類似して示してある。１６００ｂａｒ付近の戻し
背圧の変化時には、図５から明らかであるように、噴射
量（曲線４０）は不変のままである。これに相応して、
ニードルストローク４３の経過が図６では線形となる。
すなわち、ノズルニードル１７はなだらかに遅れなしに
閉鎖される。ニードルストロークの経過は図６に符号４
４で示してある。プランジャストローク４２は、本発明
によるインジェクタでは、著しく減少させられたプラン
ジャ反発４１を示している。電磁弁１の通電の遮断後の
プランジャ３の開放の期間および程度は図４の経過に比
べて著しく減少させられている。
【００２８】本発明によるインジェクタは、ノズルニー
ドルのなだらかな閉鎖が保証されており、戻し背圧の変
動に対する噴射量の関係が排除されていることによっ
て、エンジンのノイズ値、エミッション値および出力値
を改善している。噴射弁のノズルの、規定された閉鎖に
よって、噴射量のより小さなストローク／ストロークば
らつきが生ぜしめられ、連続して行われる噴射の間隔を
従来のインジェクタに比べて短縮することができる。
ドルのなだらかな閉鎖が保証されており、戻し背圧の変
動に対する噴射量の関係が排除されていることによっ
て、エンジンのノイズ値、エミッション値および出力値
を改善している。噴射弁のノズルの、規定された閉鎖に
よって、噴射量のより小さなストローク／ストロークば
らつきが生ぜしめられ、連続して行われる噴射の間隔を
従来のインジェクタに比べて短縮することができる。
【図１】電磁弁と噴射弁の上側の部分とを備えたインジ
ェクタの上側の部分を示す図である。
ェクタの上側の部分を示す図である。
【図２】噴射弁の下側の部分を示す図である。
【図３】公知のインジェクタにおける噴射量と戻し背圧
との関係を示す図である。
との関係を示す図である。
【図４】公知のインジェクタにおけるプランジャストロ
ークとニードルストロークとの時間的な経過を示す図で
ある。
ークとニードルストロークとの時間的な経過を示す図で
ある。
【図５】本発明により最適化されたインジェクタにおけ
る噴射量と戻し背圧との関係を示す図である。
る噴射量と戻し背圧との関係を示す図である。
【図６】本発明により最適化されたインジェクタにおけ
るプランジャストロークとニードルストロークとの時間
的な経過を示す図である。
るプランジャストロークとニードルストロークとの時間
的な経過を示す図である。
１ 電磁弁、 ２ 噴射弁、 ３ プランジャ、 ４
弁座、 ５ プランジャ室、 ６ 流出絞り、 ７
孔、 ８ 制御圧室、 ９ 戻し孔、 １０ 総戻し通
路、 １１ プランジャばね、 １２ プランジャガイ
ド、 １３ プッシュロッド、 １４ 箇所、 １５
箇所、 １６ ノズルニードル室、 １７ノズルニード
ル、 １８ 箇所、 ３０ 曲線、 ３１ 開放期間、
３２プランジャストローク、 ３３ 遅れ、 ３４
ニードルストローク、 ４０曲線、 ４１ プランジャ
反発、 ４２ プランジャストローク、 ４３ ニード
ルストローク、 ４４ ニードルストローク
弁座、 ５ プランジャ室、 ６ 流出絞り、 ７
孔、 ８ 制御圧室、 ９ 戻し孔、 １０ 総戻し通
路、 １１ プランジャばね、 １２ プランジャガイ
ド、 １３ プッシュロッド、 １４ 箇所、 １５
箇所、 １６ ノズルニードル室、 １７ノズルニード
ル、 １８ 箇所、 ３０ 曲線、 ３１ 開放期間、
３２プランジャストローク、 ３３ 遅れ、 ３４
ニードルストローク、 ４０曲線、 ４１ プランジャ
反発、 ４２ プランジャストローク、 ４３ ニード
ルストローク、 ４４ ニードルストローク
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 ライナー シュナッテラー
ドイツ連邦共和国 ベニッヒハイム ハイ
ンリヒ−ハイネ−シュトラーセ ９
(72)発明者 マティーアス ツェットル
ドイツ連邦共和国 シユツツトガルト ラ
ントヴェーク ７
Ｆターム(参考） 3G066 AA07 AB02 AC09 BA07 BA11
BA23 BA40 CC08U CC66
CC70 CE16 CE22 DA09 DA12
DA13
Claims (3)
- 【請求項１】 特に燃料噴射のためのインジェクタであ
って、噴射弁（２）を制御するための電磁弁（１）が設
けられており、該電磁弁（１）が、運動可能なプランジ
ャ（３）を有しており、該プランジャ（３）が、下側の
プランジャ室（５）に設けられた弁座（４）に移動可能
であり、下側のプランジャ室（５）自体が、１つまたは
それ以上の孔（６，７）を介して噴射弁（２）の制御圧
室（８）に流体接続されるようになっており、下側のプ
ランジャ室（５）に通じる戻し孔（９）が、漏れ量を下
側のプランジャ室（５）内に戻すために当該インジェク
タに設けられている形式のものにおいて、 下側のプランジャ室（５）内に生ぜしめられる圧力変動
を低減するための手段が設けられていることを特徴とす
る、インジェクタ。 - 【請求項２】 当該インジェクタの、漏れ量の戻し部に
該当する１つまたはそれ以上の区分、たとえば戻し孔
（９）および下側のプランジャ室（５）が、加工したい
切欠きまたは組込み体によって容積増大させられて形成
されている、請求項１記載のインジェクタ。 - 【請求項３】 下側のプランジャ室（５）の手前の戻し
孔（９）内に絞りが組み込まれている、請求項１または
２記載のインジェクタ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE10159003.2 | 2001-11-30 | ||
| DE10159003A DE10159003A1 (de) | 2001-11-30 | 2001-11-30 | Injektor mit einem Magnetventil zur Steuerung eines Einspritzventils |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003172232A true JP2003172232A (ja) | 2003-06-20 |
| JP3902757B2 JP3902757B2 (ja) | 2007-04-11 |
Family
ID=7707669
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002345992A Expired - Fee Related JP3902757B2 (ja) | 2001-11-30 | 2002-11-28 | 噴射弁を制御するための電磁弁を備えたインジェクタ |
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| Country | Link |
|---|---|
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| EP (1) | EP1316719B1 (ja) |
| JP (1) | JP3902757B2 (ja) |
| DE (2) | DE10159003A1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005265183A (ja) * | 2004-03-17 | 2005-09-29 | John K Junkers | 座金及び座金付き締め具 |
Families Citing this family (17)
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|---|---|---|---|---|
| DE102005004327A1 (de) * | 2005-01-31 | 2006-08-03 | Robert Bosch Gmbh | Elektrische Trennung in Kraftstoffinjektoren |
| DE102006027780A1 (de) | 2006-06-16 | 2007-12-20 | Robert Bosch Gmbh | Kraftstoffinjektor |
| DE102006040645A1 (de) * | 2006-08-30 | 2008-03-13 | Robert Bosch Gmbh | Injektor für Brennkraftmaschinen |
| ATE423901T1 (de) * | 2006-10-24 | 2009-03-15 | Fiat Ricerche | Magnetdosierventil für ein brennstoffeinspritzventil |
| DE102007001550A1 (de) * | 2007-01-10 | 2008-07-17 | Robert Bosch Gmbh | Injektor zum Einspritzen von Kraftstoff |
| DE112011100504B4 (de) * | 2010-02-10 | 2023-08-03 | Tenneco Automotive Operating Company Inc. | Injektor mit Drallfluss unter Druck mit reduzierter Fließvariabilität und Rückfluss |
| US8740113B2 (en) | 2010-02-10 | 2014-06-03 | Tenneco Automotive Operating Company, Inc. | Pressure swirl flow injector with reduced flow variability and return flow |
| US9683472B2 (en) | 2010-02-10 | 2017-06-20 | Tenneco Automotive Operating Company Inc. | Electromagnetically controlled injector having flux bridge and flux break |
| US8973895B2 (en) | 2010-02-10 | 2015-03-10 | Tenneco Automotive Operating Company Inc. | Electromagnetically controlled injector having flux bridge and flux break |
| DE102011083005B4 (de) | 2011-09-20 | 2024-05-08 | Man Energy Solutions Se | Verfahren zur Spülung eines Ankerraums eines zur Steuerung eines Fluidmassenstroms vorgesehenen Magnetventils und Magnetventil |
| HUE026321T2 (en) * | 2012-01-26 | 2016-05-30 | Delphi Int Operations Luxembourg Sarl | Fuel Injector Control Valve |
| US8978364B2 (en) * | 2012-05-07 | 2015-03-17 | Tenneco Automotive Operating Company Inc. | Reagent injector |
| US8910884B2 (en) | 2012-05-10 | 2014-12-16 | Tenneco Automotive Operating Company Inc. | Coaxial flow injector |
| DE102013003104A1 (de) * | 2013-02-25 | 2014-08-28 | L'orange Gmbh | Krafftstoffinjektor |
| DE102015204037A1 (de) | 2015-03-06 | 2016-09-08 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren zur Steuerung eines Common-Rail-Einspritzsystems |
| US10704444B2 (en) | 2018-08-21 | 2020-07-07 | Tenneco Automotive Operating Company Inc. | Injector fluid filter with upper and lower lip seal |
| CN114458508B (zh) * | 2022-03-09 | 2022-12-13 | 哈尔滨工程大学 | 一种基于永磁实现高动态响应的电磁-永磁耦合的高速电磁阀 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61226527A (ja) * | 1985-03-30 | 1986-10-08 | Nippon Denso Co Ltd | 燃料噴射制御装置 |
| US4911127A (en) * | 1989-07-12 | 1990-03-27 | Cummins Engine Company, Inc. | Fuel injector for an internal combustion engine |
| JPH06147050A (ja) * | 1992-11-02 | 1994-05-27 | Nippondenso Co Ltd | 燃料噴射装置 |
| JP3605810B2 (ja) * | 1995-05-01 | 2004-12-22 | 株式会社デンソー | 燃料噴射装置 |
| DE19650865A1 (de) | 1996-12-07 | 1998-06-10 | Bosch Gmbh Robert | Magnetventil |
| DE19708104A1 (de) | 1997-02-28 | 1998-09-03 | Bosch Gmbh Robert | Magnetventil |
| US5842452A (en) * | 1997-11-25 | 1998-12-01 | Pattanaik; Satish | Idle stabilizing variable area inlet for a hydraulically-actuated fuel injection system |
| DE19910589C2 (de) * | 1999-03-10 | 2002-12-05 | Siemens Ag | Einspritzventil für eine Brennkraftmaschine |
| DE10009037A1 (de) * | 2000-02-25 | 2001-09-06 | Bosch Gmbh Robert | Steuerventil für eine Kraftstoff-Einspritzdüse |
-
2001
- 2001-11-30 DE DE10159003A patent/DE10159003A1/de not_active Withdrawn
-
2002
- 2002-10-09 EP EP02022592A patent/EP1316719B1/de not_active Expired - Lifetime
- 2002-10-09 DE DE50211643T patent/DE50211643D1/de not_active Expired - Lifetime
- 2002-11-20 US US10/299,896 patent/US6877680B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2002-11-28 JP JP2002345992A patent/JP3902757B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005265183A (ja) * | 2004-03-17 | 2005-09-29 | John K Junkers | 座金及び座金付き締め具 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE10159003A1 (de) | 2003-06-18 |
| US20030150930A1 (en) | 2003-08-14 |
| US6877680B2 (en) | 2005-04-12 |
| EP1316719B1 (de) | 2008-02-06 |
| EP1316719A3 (de) | 2003-08-06 |
| EP1316719A2 (de) | 2003-06-04 |
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