JP2003171246A - 染毛料 - Google Patents

染毛料

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JP2003171246A JP2001365166A JP2001365166A JP2003171246A JP 2003171246 A JP2003171246 A JP 2003171246A JP 2001365166 A JP2001365166 A JP 2001365166A JP 2001365166 A JP2001365166 A JP 2001365166A JP 2003171246 A JP2003171246 A JP 2003171246A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】色素(酸性染料)を皮膚(例えば頭皮等)に吸
着させずに毛髪を染色することができ、色素の褪色も無
く、毛髪の損傷等の悪い影響の無い、安全な染毛料及び
これを用いた染毛方法を提供する。 【解決手段】染毛料により毛髪を染色する際に、(A)
分子量が大きくとも1000である酸性染料、及び増粘
剤として(B)水溶性ポリマー、特に非イオン性水溶性
ポリマー(例えば、ヒドロキシエチルセルロース等)を
(C)水及び/又は水溶性有機溶剤中に含有させ、クエ
ン酸等の酸を配合させずにpH6.5〜7.5の中性の
pH域にある、又は(D)適当なpH調整剤を用いてp
H7.0〜11.0のアルカリ性のpH域に調整した染
毛料を使用することにより、色素(酸性染料)が毛髪表
面及び皮膚に吸着せずに、毛髪内部に浸透し、毛髪繊維
内で染色するので、上記目的とする染毛料を提供するこ
とができる。更に、本発明により、これ等の染毛料を使
用した染毛方法も提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規染毛料及びこれ
を用いた染毛方法に関し、中性のpH域(好ましくは、
pH6.5〜7.5)又はアルカリ性のpH域(好まし
くは、pH7.0〜11.0)で染色することができる
染毛料及びこれ等を用いた染毛方法に関する。
【0002】
【従来の技術】毛髪を好みの色に染色(染毛)する方法
として、毛髪に対して良好な染色性や堅牢性を発現させ
ることができることから「永久染毛料」とも呼ばれるヘ
アダイ(酸化染料と酸化剤とからなる酸化染毛料)、及
びヘアダイよりも染色性や堅牢性は落ちるものの、やや
染色性や堅牢性の発現の良いカラーリンスやヘアマニキ
ュア等を挙げることができる。
【0003】ヘアダイとしては、p−フェニレンジアミ
ン等の芳香族化合物等の酸化染料と、過酸化水素等の酸
化剤とからなる酸化染毛料が広く使用されている。この
酸化染毛料は、毛髪に対して良好な染色性や堅牢性を発
現させることができる。
【0004】一方、ヘアマニキュアは、酸性染料を色素
に用いた染毛料であり、クエン酸等の酸を配合してpH
2〜4に調整し、頭髪に塗布し、当該染料を頭髪にイオ
ン吸着させることにより染着させるものである。即ち、
酸性染料は、水に溶かした時にマイナスにイオン化し、
頭髪は通常、水に濡れたとき、弱酸性若しくは中性の環
境でマイナスにイオン化するが、クエン酸等で酸性の環
境(例えば、pH2〜4)にした場合では頭髪はプラス
にイオン化するので、当該染料が頭髪にイオン吸着し、
染着する。
【0005】従って、pH2〜4に調整した酸性染料を
色素とした染毛料(ヘアマニキュア)は、頭髪及び頭皮
に塗布及び付着したとき、頭髪及び頭皮をプラスイオン
にイオン化させ、頭髪及び頭皮に染着する。しかしなが
ら、このタイプの染毛料の染着性能は強固で、頭髪にお
いては落ち難いという長所になるが、頭皮に付着した場
合は、頭皮に強固に染着してしまい、染着した染毛料を
落とすためにコールドウェーブ剤(還元剤)、或いはア
ルカリ剤を用いたとしても、一旦染着してしまった染毛
料を落とすのは困難であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】酸化染料と酸化剤とか
らなる酸化染毛料(ヘアダイ)は前記の如く、毛髪に対
して良好な染色性や堅牢性を発現させることができ、毎
回のシャンプーで褪色しない。しかしながら、p−フェ
ニレンジアミンが、繰り返しの使用で感作物質として作
用し、一定期間使用することによりアレルギー反応を起
こさせる、酸化剤を使用するために使用時に頭皮を刺激
し易い、併用するアルカリ剤がその刺激を増幅させると
いう課題が生じている。
【0007】一方、ヘアマニキュア等の酸性染料を色素
とした染毛料は、前記の如く、頭髪に強固に染着はする
が、頭髪表面のコーティングによる染着方法に過ぎず、
頭髪内部へ色素が浸透して染着するヘアダイによる染着
とは染色機序を異にするものである。従って、毎回のシ
ャンプーで少しずつ褪色し(色素が落ち)、頭髪の風合
いは染毛料のコーティングが落ちていくにつれて感触が
低下し、頭髪のコンディションを低下させていた。更
に、色素が落ちた頭髪表面において、頭髪表面の毛小皮
の一部が欠損し、頭髪が損傷する場合があった。
【0008】また、このような染毛料は、前記の如く、
頭髪に色素アニオン(酸性染料)を吸着させる目的でク
エン酸等の酸でpH2〜4に調整しているため、頭髪に
強固に染着するが、頭皮にも強固に染着し、それが使用
者の悩みであり、如何にして頭皮に付着させずに頭髪に
染着させるかの高度な技術が必要とされてきた。
【0009】このような情況下に、色素(例えば、酸性
染料等)が頭皮に付着せず、色素の頭髪への染色性が高
いだけでなく、頭髪のコンディションの低下及び頭髪の
損傷、並びに頭皮に対する刺激が起こることの無い、使
用者に対して安全な染毛料の開発が求められる。
【0010】そこで、本発明が解決しようとする課題
は、色素(酸性染料)を皮膚(例えば、頭皮等)に吸着
させずに毛髪、例えば、頭髪等を染色することができ、
色素の褪色も無く、毛髪の損傷等の悪い影響の無い、安
全な染毛料及びこれを用いた染毛方法を提供することに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記課題
を解決するために鋭意検討した結果、(A)分子量が大
きくとも1000(1000以下)である酸性染料、及
び増粘剤として(B)水溶性ポリマー、特に非イオン性
水溶性ポリマー(例えば、ヒドロキシエチルセルロース
等)を(C)水及び/又は水溶性有機溶剤中に含有さ
せ、クエン酸等の酸を配合させずにpH6.5〜7.5
の中性のpH域に調整した染毛料を使用すると、色素ア
ニオン(酸性染料)は毛髪の表面へイオン吸着せずに、
毛髪内部に浸透し、毛髪繊維内で染色することを見出し
た。更に、この染毛料は中性であるため、色素アニオン
が皮膚に付着しても、イオン吸着しないので温湯で濯い
だだけで色素(酸性染料)は簡単に洗浄されること、色
素アニオンが毛髪内部に完全に浸透して毛髪が染色され
るために、毎回のシャンプーによっても染色された毛髪
は褪色することが無いこと、前記染毛料を、適当な
(D)pH調整剤を用いてpH7.0〜11.0のアル
カリ性のpH域に調整して処方(毛髪に塗布)した場合
には、前記pH調整剤(アルカリ剤)が毛髪の塩結合
(具体的には、例えば、NH OOCの結合等)
を切断し、毛髪を膨潤、軟化させ、染料が毛髪内部へよ
り浸透し易い環境を作るので、染色性がより向上するこ
と等を見出し、これ等種々の知見に基づいて本発明を完
成するに到った。
【0012】即ち、本発明は、第一の視点として、
(A)分子量が大きくとも1000である酸性染料、
(B)水溶性ポリマー、(C)水及び/又は水溶性有機
溶剤を含有し、pH6.5〜7.5であることに特徴を
有する染毛料(「本発明の中性のpH域の染毛料」とも
称する。)を提供できる。
【0013】また、本発明の中性のpH域の染毛料で
は、前記酸性染料の分子量が、大きくとも500(50
0以下)であるものにすることにより、当該染料が毛髪
内部に浸透し易くなり、毛髪への染色性をより向上させ
たものにすることができる。更に、前記水溶性ポリマー
を非イオン性水溶性ポリマーにすることにより毛髪への
染色性をより向上させたものにすることができる。
【0014】本発明は、第二の視点として、(A)分子
量が大きくとも1000である酸性染料、(B)水溶性
ポリマー、(C)水及び/又は水溶性有機溶剤を含有
し、更に、(D)pH調整剤を含有させて、pH7.0
〜11.0に調整されることに特徴を有する染毛料
(「本発明のアルカリ性のpH域の染毛料」とも称す
る。)を提供できる。
【0015】また、本発明のアルカリ性のpH域の染毛
料では、前記酸性染料の分子量が、大きくとも500
(500以下)であるものにすることにより、当該染料
が毛髪内部に浸透し易くなり、毛髪への染色性をより向
上させたものにすることができる。更に、前記水溶性ポ
リマーを非イオン性水溶性ポリマーにすることにより毛
髪への染色性をより向上させたものにすることができ
る。
【0016】本発明は、第三の視点として、(A)分子
量が大きくとも1000である酸性染料、(B)水溶性
ポリマー、(C)水及び/又は水溶性有機溶剤を含有す
る染毛料を(用いて)、pH6.5〜7.5で毛髪に塗
布する(毛髪を染色する)工程を含むことに特徴を有す
る染毛方法(「本発明の中性のpH域で染色する染毛方
法」とも称する。)を提供できる。
【0017】また、本発明の中性のpH域で染色する染
毛方法では、前記酸性染料の分子量が、大きくとも50
0である染毛料にすることにより、当該染料が毛髪内部
に浸透し易くなり、毛髪への染色性をより向上させたも
のにすることができる。更に、前記水溶性ポリマーを非
イオン性水溶性ポリマーにすることにより毛髪への染色
性をより向上させたものにすることができる。
【0018】本発明は、第四の視点として、(A)分子
量が大きくとも1000である酸性染料、(B)水溶性
ポリマー、(C)水及び/又は水溶性有機溶剤を含有す
る染毛料に、更に、(D)pH調整剤を含有させて、p
H7.0〜11.0で毛髪に塗布する(毛髪を染色す
る)工程を含むことに特徴を有する染毛方法(「本発明
のアルカリ性のpH域で染色する染毛方法」とも称す
る。)を提供できる。
【0019】また、本発明のアルカリ性のpH域で染色
する染毛方法では、前記酸性染料の分子量が、大きくと
も500であるものにすることにより、当該染料が毛髪
内部に浸透し易くなり、毛髪への染色性をより向上させ
たものにすることができる。更に、前記水溶性ポリマー
を非イオン性水溶性ポリマーにすることにより毛髪への
染色性をより向上させたものにすることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。本発明には幾つかの形態、即ち、中性のp
H域(好ましくは、pH6.5〜7.5)又はアルカリ
性のpH域(好ましくは、pH7.0〜11.0)で毛
髪を染色する染毛料及びこれ等を用いた染毛方法が含ま
れる。尚、本発明の中性のpH域の染毛料及びアルカリ
性のpH域の染毛料、並びにこれ等を用いた染毛方法を
中心に説明するが、本発明はこれ等に限定されるもので
はない。
【0021】(本発明の中性のpH域の染毛料)本発明
の中性のpH域の染毛料について説明する。本発明の中
性のpH域の染毛料とは、(A)分子量が大きくとも1
000である酸性染料、(B)水溶性ポリマー、(C)
水及び/又は水溶性有機溶剤を含有させた中性のpH域
(好ましくは、pH6.5〜7.5)にある染毛料であ
り、当該中性のpH域において、毛髪、例えば、頭髪の
繊維内部を染色する染毛料である。従って、このような
染毛料は全て本発明に含まれる。
【0022】本発明において使用する(A)分子量が大
きくとも1000である酸性染料は、水溶性で、通常の
化粧品及び医薬部外品として使用することができるもの
であれば特に制限は無く、前記酸性染料の分子量が大き
くとも1000、好ましくは、前記酸性染料の分子量が
大きくとも500であるものが選択される。前記酸性染
料の分子量が1000を超えると頭髪内部に浸透し難く
なるので好ましくない。また、これ等の酸性染料の具体
例として、例えば、赤色3号、赤色102号、赤色10
4号、赤色106号、黄色4号、黄色5号、緑色3号、
青色1号、青色2号、赤色201号、赤色227号、赤
色230号、赤色231号、橙色205号、橙色207
号、黄色202号、黄色203号、緑色201号、緑色
204号、緑色205号、青色202号、青色205
号、褐色201号、赤色401号、赤色502号、赤色
503号、赤色504号、赤色506号、橙色402
号、黄色402号、黄色403号、黄色406号、黄色
407号、緑色401号、緑色402号、紫色401
号、黒色401号等を挙げることができる。尚、これ等
は所望の染毛色に応じて、1種又は2種以上を適宜、混
合して使用される。
【0023】前記酸性染料の含有量は、染毛料全量に対
して、0.01〜5重量%である。
【0024】本発明において使用する(B)水溶性ポリ
マーとして、例えば、ヒドロキシエチルセルロース、メ
チルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロ
キシプロピルセルロース等のセルロース系水溶性ポリマ
ー、キサンタンガム、グアーガム、プルラン、ペクチ
ン、アラビアガム等のガム系水溶性ポリマー、デンプン
類、デキストリン、カルボキシメチルデンプン等のデン
プン系水溶性ポリマー、アルギン酸ナトリウム等の天然
系水溶性ポリマー、ポリアクリル酸ナトリウム、カルボ
キシビニルポリマー、ポリビニルアルコール、ポリビニ
ルピロリドン等の合成系水溶性ポリマーを挙げることが
できる。これ等の中では、ヒドロキシエチルセルロー
ス、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロー
ス、プルラン、ポリビニルピロリドン等の非イオン性水
溶性ポリマーであるものが好ましく、ヒドロキシエチル
セルロースが特に好ましい。また、これ等の水溶性ポリ
マーは1種又は2種以上を混合して用いても良い。
【0025】前記水溶性ポリマーの含有量は、染毛料全
量に対して、0.5〜20重量%である。
【0026】本発明において、前記酸性染料及び前記水
溶性ポリマー等を溶解するための溶剤として、(C)水
及び/又は水溶性有機溶剤、即ち、水、水溶性有機溶剤
又はこれ等の混合溶剤を使用する。前記水溶性有機溶剤
としては、水溶性の有機溶剤であれば特に制限は無く、
例えば、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネー
ト等の低級アルキレンカーボネート、N−メチル−2−
ピロリドン、N−エチル−2−ピロリドン等のN−アル
キルピロリドン、N−シクロヘキシルホルムアミド、
N,N−ジブチルホルムアミド、N−プロピル−N−ブ
チルホルムアミド等のホルムアミド誘導体、レゾルシン
等のフェノール類、ベンジルアルコール、1−フェニル
エチルアルコール、2−フェニルエチルアルコール等の
アラルキルアルコール、メタノール、エタノール、プロ
パノールブタノール等の低級アルコール等を挙げること
ができる。これ等の中では、特にN−メチル−2−ピロ
リドン及びベンジルアルコールが染毛料の頭髪内部への
浸透促進作用を有するという点で好ましい。また、これ
等の水溶性有機溶剤は1種又は2種以上を混合して用い
ても良い。更に、これ等の水溶性有機溶剤を2種以上を
混合し混合有機溶剤として用いる場合、当該混合有機溶
剤と水を混合して前記同様、混合溶剤として用いても良
い。
【0027】尚、本発明において、水と1種又は2種以
上の水溶性有機溶剤を混合した混合溶剤を使用する場
合、当該水溶性有機溶剤の使用量については特に制限は
無く、水に対し当該水溶性有機溶剤を適宜混合して使用
すれば良い。
【0028】本発明の中性のpH域の染毛料には、本発
明の目的、効果を阻害し、又は悪い影響(目的のpH域
の範囲外になる等)を与えない範囲で他の成分、例え
ば、乳化剤、可溶化剤、安定化剤、整髪基剤、防腐剤、
香料等を添加することができる。
【0029】本発明の中性のpH域の染毛料はそれ自体
をそのまま用いて毛髪に塗布しても良いが、より染色性
を向上させるために、好ましくはコールドウェーブ剤第
1剤(還元剤)と混合して用いることができる。この場
合には、当該コールドウェーブ剤第1剤の作用により毛
髪は酸性染料が浸透し易いレベルまで膨潤しているの
で、容易に毛髪の内部に酸性染料が浸透し、毛髪の繊維
内部を染色することができる。
【0030】尚、前記コールドウェーブ剤第1剤として
は、毛髪のシスチン結合を切断することができる還元剤
で、チオグリコール酸アンモニウム、システイン類及び
亜硫酸ナトリウムのうち何れか1種又は2種以上を少な
くとも含むものであれば良く、市販のコールドウェーブ
剤第1剤を使用することができる。
【0031】本発明の中性のpH域の染毛料の使用量に
ついては、染色する毛髪の長さや量に応じて選択され
る。例えば、頭髪に塗布する場合には、約80gを塗布
することが好ましい。
【0032】本発明の中性のpH域の染毛料を使用して
毛髪を染色することについては、特に困難は無く、染色
する毛髪の質により加温時間等の条件が異なるが、従来
の染毛方法、例えば、染毛料を毛髪に塗布して適当な温
度(例えば、約45℃)で適当な時間(例えば、約5〜
20分間)、遠赤外線加温器等(例えば、ブーメラン:
(株)OOHIRO製)で加温した後、更に適当な時間
(例えば、約5〜20分間)自然放置してクーリングを
した後に温湯で濯ぐ染毛方法に従えば良く、その際に、
その染毛料として前記本発明の中性のpH域の染毛料を
使用すれば良い。
【0033】(本発明のアルカリ性のpH域の染毛料)
本発明のアルカリ性のpH域の染毛料とは、(A)分子
量が大きくとも1000である酸性染料、(B)水溶性
ポリマー、(C)水及び/又は水溶性有機溶剤を含有さ
せた、中性のpH域(好ましくは、pH6.5〜7.
5)にある染毛料(本発明の中性のpH域の染毛料)
に、更に、(D)pH調整剤を含有させることにより、
アルカリ性のpH域(好ましくはpH7.0〜11.
0)に調整される染毛料であり、当該アルカリ性のpH
域において、毛髪、例えば、頭髪の繊維内部を染色する
染毛料である。従って、このような染毛料は全て本発明
に含まれる。
【0034】本発明において使用する(A)分子量が大
きくとも1000である酸性染料、(B)水溶性ポリマ
ー、及び前記酸性染料及び前記水溶性ポリマー等を溶解
するための溶剤として使用する(C)水及び/又は水溶
性有機溶剤については前記説明のとおりである。
【0035】本発明において使用するpH調整剤は、ア
ルカリ性のpH調整剤であれば特に制限が無く、例え
ば、アンモニア水、モノエタノールアミン等のアルカノ
ールアミン、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の水
酸化アルカリ、炭酸ナトリウム等の炭酸アルカリ、ケイ
酸ナトリウム等のケイ酸アルカリ、硫酸アンモニウム、
硝酸アンモニウム、塩化アンモニウム、炭酸アンモニウ
ム、リン酸第一アンモニウム、リン酸第二アンモニウム
等の無機アンモニウム塩等を挙げることができる。尚、
前記pH調整剤の使用量については特に制限は無く、目
的のpH値に調整するために必要な量が適宜選択され
る。
【0036】また、本発明のアルカリ性のpH域の染毛
料には、本発明の目的、効果を阻害し、又は悪い影響
(目的のpH域の範囲外になる等)を与えない範囲で他
の成分、例えば、乳化剤、可溶化剤、安定化剤、整髪基
剤、防腐剤、香料等を添加することができる。
【0037】尚、本発明のアルカリ性のpH域の染毛料
の調製方法、その使用方法及び使用量、並びにそれを使
用して毛髪を染色する方法については、前記本発明の中
性のpH域の染毛料において記載された内容が参考にさ
れる。
【0038】(本発明の中性のpH域で染色する染毛方
法)本発明の中性のpH域で染色する染毛方法とは、
(A)分子量が大きくとも1000である酸性染料、
(B)水溶性ポリマー、(C)水及び/又は水溶性有機
溶剤を含有する染毛料を(用いて)、pH6.5〜7.
5で毛髪(例えば、頭髪)に塗布する(毛髪を染色す
る)工程を含む染毛方法である。従って、このような工
程を含む染毛方法は全て本発明に含まれる。
【0039】本発明の中性のpH域で染色する染毛方法
では、前記同様、それ自体をそのまま用いて毛髪に塗布
しても良いが、より染色性を向上させるために、好まし
くはコールドウェーブ第1剤(還元剤)と混合して用い
ることができる。この場合、前記と同様に、容易に毛髪
の繊維内部を染色することができる。更に、この場合に
は、毛髪の一部は還元されている(毛髪のシスチン結合
が切断されている)ので、プレーンリンス後ロッドを用
いてロッド巻きをし、コールドウェーブ剤第2剤で中和
する(切断されたシスチン結合を再結合させる)ことに
よりウェーブの固定も同時に施術できるので簡便であ
る。
【0040】尚、前記コールドウェーブ剤第2剤として
は、前記コールドウェーブ剤第1剤の作用により切断さ
れた毛髪のシスチン結合を再結合させるもので、臭素酸
ナトリウム、臭素酸カリウム、過酸化水素のうち何れか
1種を少なくとも含むものであれば良く、市販のコール
ドウェーブ剤第2剤を使用することができる。
【0041】また、本発明の中性のpH域で染色する染
毛方法では、前記本発明の中性のpH域の染毛料におい
て記載された内容(染毛料の調製方法、その使用方法及
び使用量等)を参考にして前記染毛料を調製し、毛髪に
塗布する(毛髪を染色する)ことができる。
【0042】(本発明のアルカリ性のpH域で染色する
染毛方法)本発明のアルカリ性のpH域で染色する染毛
方法とは、(A)分子量が大きくとも1000である酸
性染料、(B)水溶性ポリマー、(C)水及び/又は水
溶性有機溶剤を含有する染毛料に、更に、(D)pH調
整剤を含有させて、pH7.0〜11.0で毛髪(例え
ば、頭髪)に塗布する(毛髪を染色する)工程を含む染
毛方法である。このようにアルカリ性のpH域で染毛料
を用いて毛髪を染色する場合には、毛髪が膨潤、軟化
し、当該染料が毛髪内部へより浸透し易くなるので、中
性のpH域で染色する場合よりも染色性をより向上させ
ることができる。従って、このような工程を含む染毛方
法は全て本発明に含まれる。
【0043】尚、当該染毛料は前記本発明のアルカリ性
のpH域の染毛料に記載された内容を参考にして調製
し、毛髪に塗布する(毛髪を染色する)ことができる。
【0044】本発明のアルカリ性のpH域で染色する染
毛方法においては、前記本発明の中性のpH域で染色す
る染毛方法において記載された内容を参考にして毛髪の
染色を行うことができる。
【0045】本発明のアルカリ性のpH域で染色する染
毛方法では、前記本発明のアルカリ性のpH域の染毛料
において記載された内容を参考にして調製したアルカリ
性のpH域の染毛料を用いて毛髪に塗布する(毛髪を染
色する)工程を含む染毛方法はもちろん、毛髪をアルカ
リ性の状態にして前記本発明の中性のpH域の染毛料を
毛髪に塗布する工程を含む染毛方法も本発明に含まれ
る。
【0046】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳細に説明する
が、この実施例により本発明は何等制限されるものでは
ない。
【0047】[実施例1] (中性の染毛料の調製及びこれによる毛髪の染色)下記
表1の組成に基づいて調製されたpH6.5〜7.5の
染毛料80gを毛髪に塗布して約45℃の遠赤外線加温
器(ブーメラン:(株)OOHIRO製)で約10分間
加温してから、約10分間自然放置によるクーリングを
して温湯で濯いだ。
【0048】
【表1】 染毛料の組成(単位:wt%)
【0049】[実施例2] (アルカリ性の染毛料の調製及びこれによる毛髪の染
色)実施例1で調製された染毛料を3、下記表2の組成
に基づいて調製されたpH調整剤を1の割合で配合して
pH7.0〜11.0としたアルカリ性の染毛料80g
を毛髪に塗布し、約45℃の遠赤外線加温器(ブーメラ
ン:(株)OOHIRO製)で約10分間加温した後、
約10分間自然放置によるクーリングをした後に温湯で
濯いだ。
【0050】
【表2】 pH調整剤(アルカリ剤)の組成(単位:
wt%)
【0051】[実施例3] (各種染毛料の評価)実施例1及び2で調製された染毛
料を使用して染色した毛髪について、従来品(比較例1
及び2)を使用して染色した毛髪と比較評価した。比較
例1には市販のヘアダイ80gを弱酸性からアルカリ性
のpH域で毛髪に塗布して常法により染色したもの、比
較例2には市販のヘアマニキュア80gを酸性のpH域
で毛髪に塗布して常法により染色したものを用いた。
【0052】これ等の毛髪の電子顕微鏡写真は図1〜図
4に示されている(図1〜4参照。)。図1は実施例1
において染色した毛髪、図2は実施例2において染色し
た毛髪、図3は比較例1において染色した毛髪、図4は
比較例2において染色した毛髪を観察している。図1は
4000倍、図2は15000倍、図3は4000倍、
図4は12000倍で撮影した写真に基づいている。市
販のヘアダイを用いて染色した毛髪(比較例1)は著し
く損傷していることが分かる(図3参照。)。
【0053】尚、毛髪は下記工程により調製したものを
用い、その後、透過型電子顕微鏡(日本電子(株)製:
JEM-1010)により観察した; 2.5%グルタールアルデヒド及び四酸化オスミニウ
ムにより固定(二重固定)、 エタノールにより脱水、 Epok 812樹脂(TAB社製)に包埋、 ウルトラミクロトーム(日本オートマティック製:MT
XL-7000)により厚さ約0.009μmに薄切、及び 鉛及びウランで染色(二重染色)。
【0054】評価方法について、染色性は染色した毛髪
を目視観察による5段階評価により評価し、耐久性はシ
ャンプーを10回した後の毛髪における褪色の度合いを
目視観察による5段階評価により評価した。また、毛髪
の損傷度は電子顕微鏡下での形態観察による5段階評価
により評価した。その際、5段階評価の判定基準は、染
色性及び耐久性については、1:悪い、2:やや悪い、
3:普通、4:良い、5:非常に良いとし、毛髪の損傷
度については、1:かなり損傷している、2:損傷して
いる、3:やや損傷している、4:損傷が殆ど無い、
5:損傷が全く無いとした。
【0055】これ等の評価結果を下記表3に示す。
【0056】
【表3】 各種染毛料の評価
【0057】(評価結果)以上の結果から明らかな如
く、塗布した染毛料の中では本発明の染毛料(実施例1
及び2で調製された染毛料)が最も毛髪の損傷も無く、
染色性及び耐久性が良い。従って、本発明の染毛料が従
来品と比較して高い性能を有していることが理解される
(表3参照。)。
【0058】[実施例4] (コールドウェーブ剤第1剤を混合した中性の染毛料の
調製及びこれによる毛髪の染色)おしゃれ染めで濃い染
色力を希望する30代の女性モニターに、実施例1で調
製された染毛料を3、下記表4の組成に基づいて調製さ
れたコールドウェーブ剤の第1剤を1の割合で配合した
もの80gを頭髪に塗布し、約45℃、約5〜20分間
遠赤外線加温器(ブーメラン:(株)OOHIRO製)
で加温した後、約5〜20分間自然放置してクーリング
をした後に温湯で濯いだ。その後ロッドを用いて、ロッ
ド巻きをし、適当な時間が経った後に、下記表5の組成
に基づいて調製されたコールドウェーブ剤第2剤80g
で中和し、更に適当な時間が経った後に、ロッドアウト
をして、温湯で濯ぎリンス処理をした。
【0059】
【表4】 コールドウェーブ剤第1剤の組成(単位:
wt%)
【0060】
【表5】 コールドウェーブ剤第2剤の組成(単位:
wt%)
【0061】[実施例5] (コールドウェーブ剤第1剤を混合したアルカリ性の染
毛料の調製及びこれによる毛髪の染色)おしゃれ染めで
濃い染色力を希望する30代の女性モニターに、実施例
2で調製された染毛料を3、上記表4の組成に基づいて
調製されたコールドウェーブ剤の第1剤を1の割合で配
合したもの80gを毛髪に塗布し、約45℃、約5〜2
0分間遠赤外線加温器(ブーメラン:(株)OOHIR
O製)で加温した後、約5〜20分間自然放置してクー
リングをした後に温湯で濯いだ。その後ロッドを用い
て、ロッド巻きをし、適当な時間が経った後に、上記表
5の組成に基づいて調製されたコールドウェーブ剤第2
剤80gで中和し、更に適当な時間が経った後に、ロッ
ドアウトをして、温湯で濯ぎリンス処理をした。
【0062】実施例4及び5から、本発明の染毛料(本
発明の中性のpH域の染毛料及びアルカリ性のpH域の
染毛料)ではウェーブの固定も同時に施術できるので簡
便であることが理解される。
【0063】
【発明の効果】本発明の染毛料(本発明の中性のpH域
の染毛料及びアルカリ性のpH域の染毛料)によれば、
色素(酸性染料)が毛髪表面及び皮膚に吸着せずに、毛
髪内部に浸透し、毛髪繊維内で染色することができるの
で、色素の褪色も無く、毛髪のコンディションの低下及
び毛髪の損傷、並びに皮膚に対する刺激が起こることの
無い、使用者に対して安全な染毛料を提供し、また、こ
れを用いた染毛方法を提供することができる。従って、
本発明は特に染毛料の利用分野において工業上極めて有
用である。
【0064】本発明により、使用者に対して、安全な染
毛料を供給することができ、また、そのような染毛料を
使用して安全に毛髪を染色することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、実施例1において染色した毛髪の電子
顕微鏡写真を図示したものである。
【図2】図2は、実施例2において染色した毛髪の電子
顕微鏡写真を図示したものである。
【図3】図3は、比較例1において染色した毛髪の電子
顕微鏡写真を図示したものである。
【図4】図4は、比較例2において染色した毛髪の電子
顕微鏡写真を図示したものである。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)分子量が大きくとも1000である
    酸性染料、(B)水溶性ポリマー、(C)水及び/又は
    水溶性有機溶剤を含有し、pH6.5〜7.5であるこ
    とを特徴とする染毛料。
  2. 【請求項2】(A)分子量が大きくとも1000である
    酸性染料、(B)水溶性ポリマー、(C)水及び/又は
    水溶性有機溶剤を含有し、更に、(D)pH調整剤を含
    有させることにより、pH7.0〜11.0に調整され
    ることを特徴とする染毛料。
  3. 【請求項3】前記酸性染料の分子量が、大きくとも50
    0である請求項1又は2に記載の染毛料。
  4. 【請求項4】前記水溶性ポリマーが、非イオン性水溶性
    ポリマーである請求項1〜3の何れか一に記載の染毛
    料。
  5. 【請求項5】(A)分子量が大きくとも1000である
    酸性染料、(B)水溶性ポリマー、(C)水及び/又は
    水溶性有機溶剤を含有する染毛料を、pH6.5〜7.
    5で毛髪に塗布する工程を含むことを特徴とする染毛方
    法。
  6. 【請求項6】前記酸性染料の分子量が、大きくとも50
    0である請求項5に記載の染毛方法。
  7. 【請求項7】(A)分子量が大きくとも1000である
    酸性染料、(B)水溶性ポリマー、(C)水及び/又は
    水溶性有機溶剤を含有する染毛料に、更に、(D)pH
    調整剤を含有させて、pH7.0〜11.0で毛髪に塗
    布する工程を含むことを特徴とする染毛方法。
  8. 【請求項8】前記酸性染料の分子量が、大きくとも50
    0である請求項7に記載の染毛方法。
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