JP2003169075A - 接続支援サーバ、端末、接続支援システム、接続支援方法、通信プログラム、および接続支援プログラム - Google Patents

接続支援サーバ、端末、接続支援システム、接続支援方法、通信プログラム、および接続支援プログラム

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JP2003169075A JP2002161528A JP2002161528A JP2003169075A JP 2003169075 A JP2003169075 A JP 2003169075A JP 2002161528 A JP2002161528 A JP 2002161528A JP 2002161528 A JP2002161528 A JP 2002161528A JP 2003169075 A JP2003169075 A JP 2003169075A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 要求端末と応答端末との間の通信を確立する
ことができる接続支援サーバを提供する。 【解決手段】 要求端末30と応答端末20の通信の確
立を支援する接続支援サーバ10は、応答端末20から
の接続を維持する接続維持部100と、応答端末20を
特定する応答端末特定情報を受信する端末情報受信部1
02と、接続維持部100が維持する接続を特定する接
続特定情報を、応答端末特定情報で特定される応答端末
20に対応付けて格納する接続情報格納部104と、要
求端末30から応答端末20への通信確立要求を受信す
る要求受信部130と、要求受信部130が通信確立要
求を受信した場合に、接続情報格納部104内の応答端
末20に対応する接続特定情報を用いて、要求端末30
と応答端末20との通信を確立する確立部150とを備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、接続支援サーバ、
端末、接続支援システム、接続支援方法、通信プログラ
ム、および接続支援プログラムに関する。特に本発明
は、所定の端末とサーバの接続を維持し、当該接続を用
いて当該端末と他の端末の通信を確立する接続支援サー
バ、端末、接続支援システム、接続支援方法、通信プロ
グラム、および接続支援プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えばインターネットを用いた通信で
は、送信端末は、受信端末のアドレスをデータに付加し
て送出する。送出されたデータは、受信端末のアドレス
に基づいて、受信端末まで転送される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、端末の
アドレスは、動的に割り当てられる場合がある。このよ
うな場合、アドレスが変化する可能性があるため、外部
から当該端末に対して通信を確立することは困難であっ
た。また、LAN内の端末に割り当てられたプライベー
トアドレスをグローバルアドレスに変換して外部と通信
を行う場合があるが、この場合も、外部からLAN内の
端末に通信を確立することは困難であった。
【0004】そこで本発明は、上記の課題を解決するこ
とのできる接続支援サーバ、端末、接続支援システム、
接続支援方法、通信プログラム、および接続支援プログ
ラムを提供することを目的とする。この目的は特許請求
の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより
達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例
を規定する。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明のある形態
によると、要求端末と応答端末とを接続する接続支援サ
ーバは、応答端末からの論理的な接続を維持する接続維
持部と、応答端末を特定する応答端末特定情報を受信す
る端末情報受信部と、接続維持部が維持する接続を特定
する接続特定情報を、応答端末特定情報で特定される応
答端末に対応付けて格納する接続情報格納部と、要求端
末から応答端末への通信確立要求を、応答端末特定情報
と共に受信する要求受信部と、要求受信部が通信確立要
求を受信した場合に、接続情報格納部内の応答端末に対
応する接続を用いて、要求端末と応答端末との通信を確
立する確立部とを備える。
【0006】接続維持部は、応答端末からのTCPコネ
クションを維持し、確立部は、要求端末と応答端末との
間でTCPコネクションを用いた通信を確立してもよ
い。接続維持部は、TCPコネクションを維持するため
のデータを定期的に応答端末に送信することにより、接
続を維持してもよい。
【0007】応答端末と要求端末とを対応付けて格納す
る接続先格納部を更に備え、確立部は、確立要求を送信
した要求端末と、接続先格納部内で当該要求端末に対応
する送信端末との通信を確立してもよい。応答端末に対
して当該接続支援サーバへ接続するように指示する指示
信号を、電話回線を用いて送信する指示信号送信部を更
に備え、接続維持部は、応答端末が指示信号に応じて確
立した接続支援サーバへの接続を維持してもよい。
【0008】接続維持部が維持する接続を設定時間経過
後に切断する接続切断部と、接続維持部が維持する接続
を用いて、再接続のタイミングを示す情報を、接続切断
部による切断前に応答端末に送信する再接続情報送信部
とを更に備え、接続維持部は、応答端末がタイミングを
示す情報に基づいて再接続を行い、当該再接続を維持し
てもよい。再接続情報送信部は、タイミングに関する情
報として、再接続の周期を示す情報を送信してもよい。
再接続のタイミングに関する情報を用いて、次回以降の
再接続の時刻を示す情報を要求端末に通知する接続時刻
通知部を更に備えてもよい。
【0009】接続先格納部は、応答端末と要求端末に対
応付けて、通信の確立を許可するための認証情報を更に
格納し、要求受信部は、要求端末から認証情報に対応す
る認証情報を受信し、確立部は、受信した認証情報、及
び接続先格納部を用いて、応答端末と要求端末との通信
の確立を許可してもよい。接続先格納部は、要求端末を
特定する端末識別情報を認証情報として格納し、要求受
信部は、端末識別情報を受信し、確立部は、受信した端
末識別情報及び接続先格納部を用いて、通信の確立を許
可してもよい。
【0010】接続先格納部は、認証情報として位置情報
を格納し、要求受信部は、要求端末の位置情報を認証情
報として受信し、確立部は、受信した位置情報、及び接
続先格納部を用いて、応答端末と要求端末との通信の確
立を許可してもよい。接続先格納部は、認証情報に対応
付けて、接続を許可する時刻を示す情報を格納し、要求
受信部が認証情報を受信した時刻に関する情報を取得す
る時間情報取得部を更に備え、確立部は、要求情報、受
信した時刻及び接続先格納部を用いて、応答端末と要求
端末との通信の確立を許可してもよい。端末情報受信部
は、更に、応答端末上の当該接続支援サーバと接続する
ためのアプリケーションプログラムの固有情報を応答端
末から受信し、接続先格納部は、アプリケーションプロ
グラムの固有情報に応じた認証情報を応答端末に対応付
けて格納し、確立部は、認証情報がアプリケーションプ
ログラムの固有情報に応じた認証情報と対応する場合
に、通信を確立してもよい。
【0011】要求端末の指示に基づき応答端末が行うデ
ータ処理を、要求端末に対応付けて格納する操作リスト
格納部と、確立部により確立された通信を用いて要求端
末が応答端末に指示するデータ処理を、操作リスト格納
部内の要求端末に対応するデータ処理に限定する操作制
限部とを備えてもよい。要求受信部が認証情報を受信し
た時刻に関する情報を取得する時間情報取得部を更に備
え、操作制限部は、時刻に関する情報に応じて、データ
処理を限定してもよい。
【0012】応答端末が確立部により確立された通信を
用いて要求端末に送信するデータを、要求端末で出力可
能なデータに変換するデータ変換部を更に備えてもよ
い。要求端末が所定のデータを出力する能力に関する情
報を要求端末から受信する性能受信部と、性能受信部が
受信した能力に関する情報を応答端末に送信する性能通
知部とを更に備えてもよい。
【0013】確立部が要求端末と応答端末との間で通信
を確立した場合に、通信を確立した旨を他の端末に通知
する通信確立通知部を更に備えてもよい。接続維持部が
維持する接続を用いて、応答端末の電源を切ることを指
示する情報を応答端末に送信する電源制御部を更に備え
てもよい。
【0014】確立部が確立した通信を用いたデータの送
受信を中継する中継部と、中継部が中継するデータの少
なくとも一部を格納するデータ格納部と、要求端末が応
答端末に所定のデータを要求した場合に、要求端末が要
求したデータに対応するデータ格納部内のデータを要求
端末に送信する格納データ送信部とを更に備えてもよ
い。ユーザが予め指定した応答端末内のデータファイル
を格納するデータ格納部と、データ格納部のデータファ
イルと同一のデータファイルを要求端末が応答端末に要
求した場合に、データ格納部内のデータファイルを要求
端末に送信する格納データ送信部とを更に備えてもよ
い。
【0015】本発明の他の形態によると、他の端末と通
信を行う端末は、サーバへの接続を確立する接続確立部
と、他の端末からの通信の確立要求をサーバから受信す
る通信要求受信部と、接続確立部が確立したサーバへの
接続を用いて、他の端末との通信を確立する通信部とを
備える。
【0016】本発明の他の形態によると、他の端末と通
信を行う端末の通信プログラムは、サーバへの接続を確
立する接続確立モジュールと、他の端末からの通信の確
立要求をサーバから受信する通信要求受信モジュール
と、接続確立モジュールで確立されたサーバへの接続を
用いて、他の端末との通信を確立する通信モジュールと
を備える。
【0017】通信モジュールは、サーバへの接続を用い
て、当該サーバへの接続を経由しない他の接続を用いた
通信を確立し、通信モジュールが他の端末との通信を確
立したことを条件として、サーバへの接続を切断する切
断モジュールを更に備えてもよい。通信モジュールは、
サーバへの接続を用いて、当該サーバに所定のデータを
中継してもらうことにより他の端末との通信を行っても
よい。
【0018】他の端末から所定のデータ処理を指示する
指示情報を、通信を用いて受信する指示受信モジュール
と、指示受信モジュールが受信した指示情報に応じたデ
ータ処理を行うデータ処理モジュールと、データ処理モ
ジュールが行ったデータ処理の結果を、通信を用いて他
の端末に送信する送信モジュールとを更に備えてもよ
い。
【0019】データ処理モジュールが行うデータ処理の
処理状態又は処理結果を表示する表示モジュールを更に
備えてもよい。端末上の所定のデータをHTMLファイ
ルに変換するHTML生成モジュールと、通信を用い
て、HTMLファイルを他の端末に送信する送信モジュ
ールとを更に備えてもよい。
【0020】端末上の所定の記録領域に格納されたデー
タの複製データを生成するデータ複製モジュールと、デ
ータ複製モジュールが生成した複製データを格納する複
製データ格納モジュールとを更に備え、複製データ格納
モジュールは、端末上の記録領域とは異なる記録領域に
複製データを格納し、データ処理モジュールは、複製デ
ータ格納モジュールが格納した複製データを用いて、デ
ータ処理を行ってもよい。端末が送受信する電子メール
の複製データを、当該電子メールの送受信時に生成する
データ複製モジュールと、データ複製モジュールが生成
した複製データを格納する複製データ格納モジュールと
を更に備え、複製データ格納モジュールは、当該電子メ
ールを格納する記録領域とは異なる記録領域に複製デー
タを格納し、データ処理モジュールは、複製データ格納
モジュールが格納した電子メールの複製データを用い
て、データ処理を行ってもよい。
【0021】他の端末から電子メールの送信を指示する
指示情報を、通信を用いて受信する指示受信モジュール
と、指示受信モジュールが受信した指示情報に従い、端
末を送信元として電子メールを送信するメール送信モジ
ュールとを更に備えてもよい。他の端末との通信に関す
る情報を、他の端末に対応付けて格納する通信履歴格納
モジュールを更に備えてもよい。
【0022】サーバへの再接続のタイミングに関する情
報を受信する再接続情報受信モジュールを更に備え、接
続確立モジュールは、タイミングに関する情報を用い
て、サーバに再接続してもよい。
【0023】本発明の他の形態によると、要求端末と応
答端末の通信の確立を支援する接続支援サーバを備えた
接続支援システムであって、接続支援サーバは、応答端
末からの接続を維持する接続維持部と、応答端末を特定
する応答端末特定情報を受信する端末情報受信部と、接
続維持部が維持する接続を特定する接続特定情報を、応
答端末特定情報で特定される応答端末に対応付けて格納
する接続情報格納部と、要求端末から応答端末への通信
確立要求を受信する要求受信部と、要求受信部が確立要
求を受信した場合に、接続情報格納部内の応答端末に対
応する接続を用いて、応答端末と要求端末との通信を確
立する確立部とを有し、応答端末は、接続支援サーバへ
の接続を確立する接続確立部と、接続確立部が確立した
接続支援サーバへの接続を用いて、要求端末と通信する
通信部とを有する。
【0024】本発明の他の形態によると、要求端末と応
答端末の通信の確立を支援する接続支援サーバを備えた
接続支援システムであって、接続支援サーバは、応答端
末からの接続を維持する接続維持部と、応答端末を特定
する応答端末特定情報を受信する端末情報受信部と、接
続維持部が維持する接続を特定する接続特定情報を、応
答端末特定情報で特定される応答端末に対応付けて格納
する接続情報格納部と、要求端末から応答端末への通信
確立要求を受信する要求受信部と、要求受信部が確立要
求を受信した場合に、接続情報格納部内の応答端末に対
応する接続を用いて、通信確立要求に対応する要求端末
への接続指示を応答端末に送信する確立部とを有し、応
答端末は、接続支援サーバへの接続を確立する接続確立
部と、接続確立部が確立したサーバへの接続を用いて、
接続支援サーバから要求端末への接続指示を受信する通
信要求受信部と、接続指示に従い、要求端末との通信を
確立する通信部とを有する。
【0025】本発明の他の形態によると、要求端末と応
答端末の通信の確立をサーバが支援する接続支援方法
は、サーバが応答端末からの接続を維持するステップ
と、サーバが応答端末を特定する応答端末特定情報を受
信するステップと、サーバが要求端末から応答端末への
通信確立要求を受信するステップと、要求受信部が確立
要求を受信した場合に、接続を特定する接続特定情報
を、応答端末特定情報で特定される応答端末に対応付け
て格納するデータベースを用いて、サーバが要求端末と
応答端末との通信を確立するステップとを備える。
【0026】本発明の他の形態によると、要求端末と応
答端末の通信の確立を支援するサーバの接続支援プログ
ラムは、応答端末からの接続を維持する接続維持モジュ
ールと、応答端末を特定する応答端末特定情報を受信す
る端末情報受信モジュールと、接続維持モジュールで維
持される接続を特定する接続特定情報を、応答端末特定
情報で特定される応答端末に対応付けて格納する接続情
報格納モジュールと、要求端末から応答端末への通信確
立要求を受信する要求受信モジュールと、要求受信モジ
ュールで確立要求が受信された場合に、接続情報格納モ
ジュールが格納したデータベース内の応答端末に対応す
る接続特定情報を用いて、要求端末と応答端末との通信
を確立する確立モジュールとを備える。
【0027】本発明の他の形態によると、クローズドネ
ットワーク内に位置するローカル装置と、クローズドネ
ットワークに対してルータを介して接続するオープンネ
ットワーク内に位置し、ローカル装置に接続すべき利用
者を認証する中継認証サーバと、を備える接続システム
であって、ローカル装置は、ルータを介する論理回線で
ある中継論理回線を認証サーバに接続すると共に、当該
ローカル装置の装置識別情報を認証サーバに通知する論
理回線接続部を有し、中継認証サーバは、装置識別情報
を、中継論理回線に対応付けて格納する接続格納部と、
利用者からローカル装置への接続要求を、装置識別情報
を特定する特定情報に対応付けて受信し、特定情報によ
って特定される装置識別情報に対応する中継論理回線
を、接続格納部に基づいて選択し、選択した中継論理回
線を用いて、利用者をローカル装置に中継して接続する
中継部と、を有することを特徴とする接続システム。
【0028】中継認証サーバは、更に、利用者の利用者
識別情報を、当該利用者からの接続を許可するローカル
装置の装置識別情報に対応付けて格納する利用者格納部
を有し、接続部は、利用者からローカル装置への接続が
要求された場合に、利用者に対応する利用者識別情報を
特定情報として受信し、受信した利用者識別情報を用い
て、利用者格納部から装置識別情報を検索し、検索した
装置識別情報を用いて中継論理回線を選択してもよい。
中継認証サーバは、更に、利用者の利用者識別情報を、
当該利用者からの接続を許可するローカル装置の装置識
別情報に対応付けて格納する利用者格納部を有し、接続
部は、利用者からローカル装置への接続が要求された場
合に、利用者に対応する利用者識別情報及び利用者格納
部を用いて、ローカル装置への接続許可を判断してもよ
い。この場合、利用者格納部は、利用者識別情報とし
て、利用者が有する端末を識別する利用者端末識別情報
を格納し、接続部は、利用者端末識別情報を用いて装置
識別情報を検索してもよい。
【0029】クローズドネットワーク内には、ローカル
端末が存在し、ローカル装置は、更に、利用者からのロ
ーカル端末への接続要求を、当該ローカル装置への接続
要求として受信し、ローカル端末への接続許可を判断し
てもよい。
【0030】中継認証サーバ及びルータは、オープンネ
ットワークにおけるIPアドレスを有し、ローカル装置
の論理回線接続部は、論理回線として、ルータを介した
TCP/IPコネクションを生成し、中継認証サーバの
接続格納部は、TCP/IPコネクションに対応付けて
装置識別情報を格納してもよい。この場合、中継認証サ
ーバの接続格納部は、TCP/IPコネクションとし
て、ルータから受信した、IPヘッダのIPアドレス及
びTCPヘッダのポート番号を格納してもよい。ルータ
のIPアドレスは、動的に変更され、ローカル装置の論
理回線接続部は、定期的に中継認証サーバに、ルータを
介した論理回線を用いて、データ送信を行い、論理回線
を維持してもよい。
【0031】ルータのIPアドレスは、動的に変更さ
れ、ローカル装置の論理回線接続部は、ルータのIPア
ドレスが変更された場合に、ルータを介した論理回線の
再接続を行ってもよい。中継サーバの接続格納部は、更
に、装置識別情報を、当該ローカル装置に接続すべき利
用者の位置に対応付けて格納し、中継部は、接続要求に
対応付けて、更に利用者の位置情報を受信し、位置情報
が、接続格納部における利用者の位置に対応する場合
に、利用者をローカル装置に中継して接続してもよい。
【0032】なお上記の発明の概要は、本発明の必要な
特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群の
サブコンビネーションも又発明となりうる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施形態の各例を通
じて本発明を説明するが、実施形態はクレームにかかる
発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明
されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に
必須であるとは限らない。
【0034】(第1の例)図1は、接続支援システム全
体の概略を示す。接続支援システムは、接続支援サーバ
10と、応答端末20と、要求端末30と、管理端末4
0とを備える。接続支援サーバ10、応答端末20、要
求端末30、および管理端末40は、互いにオープンネ
ットワークであるネットワーク50を介して接続してい
る。接続支援サーバ10は中継認証サーバの一例でもあ
り、応答端末20はローカル装置の一例でもある。な
お、応答端末20は、ルータ25を介してネットワーク
25に接続する。応答端末は、例えば大型計算機であっ
てもよい。要求端末30は、通信端末であり、ネットワ
ーク50に接続可能なノートパソコンや携帯電話等であ
ってもよい。管理端末40は、応答端末20と要求端末
30との通信を監視する通信端末である。管理端末40
は、例えば、応答端末20と要求端末30の間で通信が
確立しているか否かに関する情報を接続支援サーバ10
から受信し格納する。ネットワーク50は、他に、LA
N、WAN、MAN、無線通信網であってもよい。
【0035】応答端末20は、接続支援サーバ10に接
続し、接続支援サーバ10からの指示があるまで待機す
る。本例では、応答端末20は、所定の周期で、接続支
援サーバ10への接続と切断を繰り返し、要求端末10
との通信確立の指示を待つ。応答端末20は、例えばク
ローズドネットワークにおけるプライベートアドレスが
割り当てられた端末である。接続支援サーバ10や要求
端末30と通信する場合、応答端末20のプライベート
アドレスは、ルータ25のアドレス変換機能により、オ
ープンネットワークにおけるグローバルアドレスに変換
される。
【0036】要求端末30は、接続支援サーバ10に対
して、応答端末20との通信の確立を要求する。また、
接続支援サーバ10は、応答端末20からの論理的な接
続を維持しておく。そして、要求端末30から通信確立
要求を受信すると、対応する応答端末20と要求端末3
0との通信を、維持していた論理的な接続を用いて確立
する。従って、本システムによれば、利用者は、オープ
ンネットワークに位置する要求端末30から、ローカル
ネットワークに位置する応答端末20と通信することが
できる。なお、接続支援サーバ10は、応答端末20と
要求端末30の間の通信を確立するのに必要な情報を、
応答端末20又は要求端末30に通知することで、通知
された端末が他方の端末への通信を確立させる構成とし
てもよい。
【0037】図2は、接続支援サーバ10の機能ブロッ
クを示す。接続支援サーバ10は、接続維持部100
と、指示信号送信部120と、接続時刻通知部125
と、要求受信部130と、接続先格納部140と、確立
部150と、中継部160と、通信確立通知部180と
を有する。接続維持部100、、確立部150、及び要
求受信部130で、中継部を構成する。接続先格納部1
40は、利用者格納部の一例である。
【0038】接続維持部100は、応答端末20からの
論理的な接続すなわち中継論理回線を維持し、当該接続
を特定する接続特定情報を接続情報格納部104に出力
する。応答端末20からの論理的な接続とは、応答端末
20からの接続の確立要求に応じて確立された接続であ
り、例えば、応答端末20から接続維持部100に張ら
れたTCPコネクションのことである。この場合、接続
維持部100は、応答端末20との間のTCPコネクシ
ョンを、TCPコネクションを維持するためのデータを
当該応答端末20に送信することにより維持する。ま
た、接続特定情報(以下、接続ID)とは、例えば、I
PアドレスとTCPポート番号の組み合わせや、接続を
維持している物理的なポートの特定情報等のことであ
る。
【0039】より詳細には、接続維持部100は、端末
情報受信部102と、接続情報格納部104と、接続切
断部106と、再接続情報送信部108と、電源制御部
110とを有する。接続情報格納部104は、接続格納
部の一例である。端末情報受信部102は、接続維持部
100が接続を維持する応答端末20の応答端末特定情
報を、当該接続を用いて受信し、接続情報格納部104
に出力する。応答端末特定情報(以下、応答端末ID)
とは、例えば、応答端末20のID、応答端末20のM
ACアドレス、応答端末20の電話番号、応答端末20
にインストールされている所定のプログラムの固有情
報、応答端末20の製造時に付与されたシリアルID等
である。接続情報格納部104は、接続情報格納部10
4は、接続維持部100が維持する接続IDと、対応す
る応答端末20の応答端末IDとを対応付けて格納す
る。
【0040】図3は、接続情報格納部104が格納する
テーブルの一例を示す。本例では、接続情報格納部10
4は、接続IDとして応答端末20及び接続支援サーバ
10の、IPアドレスおよびTCPポート番号を、それ
ぞれ、応答端末20の端末IDに対応付けて格納する。
ここで、接続情報格納部104は、応答端末20のIP
アドレス及びTCPポート番号として、ルータのグロー
バルIPアドレス及びTCPポート番号を格納する。な
お、IPアドレス及びTCPポート番号は、応答端末2
0からの接続要求の際に生成されたパケットの、IPヘ
ッダ及びTCPヘッダから取得される。
【0041】図2に戻る。接続切断部106は、接続維
持部100が接続を維持する時間を計測し、応答端末2
0との間に張られたTCPコネクションを設定時間経過
後に切断する。
【0042】再接続情報送信部108は、再接続情報送
信部108は、応答端末20との間に張られたTCPコ
ネクションを用いて、再接続のタイミングを示す情報を
当該応答端末20に送信する。再接続のタイミングを示
す情報とは、接続切断部106が応答端末20との接続
を切断した場合に応答端末20が接続支援サーバ10に
再度接続するタイミングを示す情報であり、例えば、再
接続の時刻を指示する情報、及び、再接続の周期を示す
情報である、定期的に接続するための同期信号や再接続
を繰り返す周期時間等である。再接続情報送信部108
は、更に、再接続のタイミングを示す情報を、対応する
応答端末20の応答端末IDと共に接続時間通知部12
5に出力する。
【0043】電源制御部110は、応答端末20との間
で張ったTCPコネクションを用いて、応答端末20の
電源切断を、例えば要求端末30からの要求に応じて指
示する。
【0044】指示信号送信部120は、応答端末20に
対して接続支援サーバ10へ接続するように指示する指
示信号、例えば指示信号送信部120の電話の発信者番
号を、電話回線を用いて送信する。例えば、指示信号送
信部120は、応答端末20に電話をかけることによ
り、発信者番号を応答端末20に送信する。応答端末2
0は、所定の発信者番号を受信したことを条件として、
接続支援サーバ10に接続する。
【0045】接続時刻通知部125は、再接続のタイミ
ングに関する情報を用いて、応答端末20が接続支援サ
ーバ10に再接続する時刻を算出し、対応する要求端末
30に通知する。ここで、接続時刻通知部125は、応
答端末20と要求端末30の対応表を予め有し、所定の
応答端末20が再接続する時刻を、対応する要求端末3
0に通知するのが望ましい。この結果、要求端末30
は、応答端末20が接続支援サーバ10に接続している
タイミングに、応答端末20への通信確立要求を送信す
ることができる。
【0046】要求受信部130は、要求端末30から応
答端末20への通信確立要求を受信し、確立部150に
出力する。通信確立要求は、例えば、応答端末20の応
答端末IDや、当該要求端末30の要求端末ID等を含
む情報である。要求受信部130は、更に、要求端末3
0から認証情報を受信し、確立部150に出力する。認
証情報とは、応答端末20との通信確立の認証を要求す
る情報であり、例えば、要求端末30のユーザが入力し
たパスワード、端末識別情報、要求端末30の位置情報
等である。また、応答端末20と要求端末30との間の
データ通信を接続支援サーバ10が中継する場合に、要
求受信部130は、応答端末20に所定のデータ処理を
指示する指示情報を要求端末30から受信し、確立部1
50に出力する。
【0047】また、要求受信部130は、時間情報取得
部132を有する。時間情報取得部132は、要求端末
30から通信確立要求、認証情報、又は指示情報を受信
した時刻に関する情報を取得し、確立部150又は操作
制限部162に出力する。
【0048】接続先格納部140は、応答端末20、要
求端末30を特定する端末特定情報及び認証情報を互い
に対応付けて格納する。接続先格納部140は、要求端
末30の位置情報、又は時間帯に応じた認証情報を格納
してもよい。端末特定情報は利用者識別情報の一例であ
る。
【0049】図4は、接続先格納部140が格納するテ
ーブルの例を示す。図4(A)は、接続先格納部140
が認証情報を格納するテーブルの一例を示す。本例で
は、接続先格納部140は、認証情報として、要求端末
30のユーザが入力するパスワード、要求端末30の位
置情報、および時間帯を、応答端末20および要求端末
30に対応付けて格納する。
【0050】図4(B)は、接続先格納部140が認証
情報をアプリケーションプログラムに対応付けて格納す
るテーブルの一例を示す。本例では、接続先格納部14
0は、認証情報としての要求端末30の発信者番号を、
応答端末20、要求端末30、および応答端末20上の
アプリケーションプログラムの固有情報に対応付けて格
納する。発信者番号は、要求端末30を特定する端末識
別情報の一例である。接続先格納部140は、端末識別
情報として要求端末のアドレス、機種情報、ユーザID
等を格納してもよい。また、応答端末20上のアプリケ
ーションプログラムとは、例えば、応答端末20が接続
支援サーバ10に接続する際に用いられる応答端末20
上のアプリケーションプログラムである。
【0051】確立部150は、要求受信部130から通
信確立要求を受け取ると、接続情報格納部104内の応
答端末20に対応する接続特定情報を用いて、応答端末
20と要求端末30との通信を確立する。ここで、確立
部150は、応答端末20と要求端末30の組合せが接
続先格納部140内の組合せに対応する場合に、通信の
接続を許可してもよい。また、確立部150は、認証情
報を受信し、受信した認証情報が、接続先格納部140
において応答端末20及び/若しくは要求端末30に対
応する認証情報と一致する場合に、通信の確立を許可し
てもよい。本例では、確立部150は、応答端末20に
対応する接続特定情報で特定される接続と、要求端末3
0からの接続とを用いて、応答端末20と要求端末30
との間のデータ通信の中継を中継部160に指示する。
更に、確立部150は、認証情報を受信した時刻に関す
る情報を要求受信部130から受け取り、時刻に応じた
認証を行ってもよい。
【0052】中継部160は、確立部150が対応付け
た、応答端末20からの接続と要求端末30からの接続
を用いて、データの送受信を中継する。
【0053】中継部160は、操作制限部162と、操
作リスト格納部164と、データ変換部166と、格納
データ送信部168と、データ格納部170とを有す
る。操作制限部162は、要求受信部130および確立
部150を介して要求端末30からデータ処理の指示情
報を受け取ると、指示情報で指示されたデータ処理が操
作リスト格納部164内の要求端末30に対応するデー
タ処理であるか否かを判断する。操作制限部162は、
対応すると判断した場合に、当該データ処理を応答端末
20に指示する。操作制限部162は、時間情報取得部
132が取得した時刻に関する情報に応じて、データ処
理を制限してもよい。すなわち、操作制限部162は、
予め設定された時間帯のみ、所定のデータ処理の指示情
報を応答端末20に転送してもよい。また、操作制限部
162が要求端末30から受信するデータ処理の指示情
報は、操作制限部162が当該指示情報に基づいて応答
端末20に送信する指示情報と異なってもよい。例え
ば、操作制限部162が要求端末30から受信する指示
情報は、操作制限部162が当該指示情報に基づいて応
答端末20に送信する指示情報よりも入力が容易である
ことが望ましい。このように、複雑なデータ処理の指示
を入力が容易な指示情報に対応付けておくことにより、
要求端末30が入力操作性のよくない端末であっても、
要求端末30のユーザは、簡単な入力で、応答端末30
にデータ処理を指示することができる。
【0054】操作リスト格納部164は、要求端末30
の指示に基づき応答端末20が行うデータ処理を、要求
端末30に対応付けて格納する。すなわち、操作リスト
164は、応答端末20に対して処理依頼可能なデータ
処理を、要求端末30毎に設定する。操作リスト格納部
164が格納するデータ処理とは、例えば、データ転送
処理、データ更新処理、データ消去処理等である。
【0055】図5は、操作リスト格納部164が格納す
るテーブルの一例を示す。本例では、操作リスト格納部
164は、応答端末20上のアプリケーションプログラ
ム毎のデータ処理(参照、書き込み、消去、転送等)
を、要求端末30と時間帯に対応付けて格納する。すな
わち、操作制限部162は、時間帯に応じて、応答端末
20に依頼可能なデータ処理を設定できる。
【0056】図2に戻る。データ変換部168は、応答
端末20が確立部150により確立された通信を用いて
要求端末30に送信するデータを、要求端末30で出力
可能なデータに変換し、要求端末30に送信する。すな
わち、データ変換部168は、要求端末30が応答端末
20に対して指示したデータ処理の結果を、要求端末2
0で出力可能なデータに変換して要求端末20に送信す
る。例えば、要求端末30が携帯電話である場合には、
データ変換部168は、要求端末30のブラウザで表示
可能なデータに変換する。
【0057】格納データ送信部168は、要求端末30
が応答端末20に所定のデータを要求した場合に、デー
タ格納部170内に予め格納されたデータの中から、要
求されたデータと同一の部分を抽出し、要求端末30に
送信する。格納データ送信部168は、応答端末20か
ら受信したデータ処理の処理結果と、データ格納部17
0内のデータを統合して、要求端末30に送信してもよ
い。
【0058】データ格納部170は、中継部160が中
継するデータの少なくとも一部を格納する。更に、デー
タ格納部170は、ユーザが予め指定した応答端末20
内のデータファイルを格納する。例えば、要求端末30
のユーザが、静的なデータ部分をデータ格納部170内
に予め格納した場合、要求端末30は、動的なデータ部
分を応答端末20から受信し、静的なデータ部分をデー
タ格納部170から受信することにより、応答端末20
からのデータ転送のレスポンスタイムをよくすることが
できる。
【0059】通信確立通知部180は、確立部150が
応答端末20と要求端末30との間で通信を確立した場
合、すなわち、中継部160が応答端末20と要求端末
30との間のデータの送受信を中継した場合に、通信を
確立した旨を管理端末40に通知する。管理端末40の
ユーザは、応答端末20が他の端末と通信中であること
を知ることができるため、不正アクセスを見つけること
ができる。
【0060】図6は、応答端末20の機能ブロックを示
す。応答端末20は、指示信号受信部200と、接続確
立部210と、通信部220と、通信履歴格納部225
と、指示受信部230と、データ処理部235と、表示
部240と、HTML生成部245と、送信部250
と、メール送信部255と、メール受信部260と、記
録領域265と、データ複製部270と、複製データ格
納部275とを有する。接続確立部210は、論理回線
接続部の一例である。
【0061】指示信号受信部200は、接続支援サーバ
10へ接続するよう指示する指示信号を、電話回線を介
して受信し、接続確立部210に接続を指示する。指示
信号受信部220は、例えば、電話回線を介して接続支
援サーバ10の電話番号を受信し、接続確立部210に
接続を指示する。
【0062】接続確立部210は、接続支援サーバ10
への接続を確立する。例えば、接続確立部210は、指
示信号受信部200から接続の維持を受け取ると、接続
支援サーバ10への接続を確立する。接続確立部210
は、接続支援サーバ10への接続を所定の期間維持し、
切断する。
【0063】接続確立部210は、通信要求受信部21
2と、再接続情報受信部214と、電源制御受信部21
6とを有する。通信要求受信部212は、要求端末30
からの通信確立要求を接続支援サーバ10から受信し、
通信部220に出力する。例えば、通信要求受信部21
2は、通信確立部210が確立した接続支援サーバ10
への接続を介して、通信確立要求を受信する。
【0064】再接続情報受信部214は、接続支援サー
バ10への再接続のタイミングに関する情報を受信す
る。接続確立部210は、再接続情報受信部214が受
信した再接続のタイミングに関する情報に基づいて決定
したタイミングで、接続支援サーバ10に再接続する。
【0065】電源制御受信部216は、接続確立部21
0が確立した接続支援サーバ10への接続を介して、接
続支援サーバ10から電源を切ることを指示する情報を
受信すると、応答端末20の電源を切る。
【0066】通信部220は、通信要求受信部212か
ら通信確立要求を受け取ると、接続確立部210が確立
した接続支援サーバ10への接続を用いて、要求端末3
0との通信を確立し、確立した通信に関する情報を通信
履歴格納部225に出力する。通信部220は、接続支
援サーバ10と共に確立した通信を用いて、要求端末3
0とデータの送受信をする。本例では、通信部220
は、接続支援サーバ10にデータを中継してもらうこと
により要求端末30との通信を行う。
【0067】通信履歴格納部225は、通信部220か
ら通信に関する情報を受け取ると、当該通信に関する情
報を要求端末30に対応付けて格納する。例えば、通信
履歴格納部225は、通信を確立した時間、通信を終了
した時間、要求端末30の端末特定情報、要求端末30
のユーザ特定情報等を、通信に関する情報として格納す
る。応答端末20のユーザは、通信履歴格納部225が
格納する通信に関する情報を解析することにより、接続
支援サーバ10を介しての応答端末20の利用状況や不
正アクセス等を見つけることができる。
【0068】図7は、通信履歴格納部225が格納する
テーブルの一例を示す。本例では、通信履歴格納部22
5は、要求端末30からの指示に従い処理を行ったファ
イルと、処理を開始した時刻と、処理を終了した時刻と
を、処理を指示した要求端末30に対応付けて格納す
る。
【0069】図6に戻る。指示受信部230は、要求端
末30から所定のデータ処理を指示する指示情報を、通
信部220が確立した通信を用いて受信し、データ処理
部235又はメール送信部255に出力する。すなわ
ち、指示受信部230は、電子メールの送信を指示する
指示情報を受信すると、メール送信部255に出力し、
他の処理を指示する指示情報を受信すると、データ処理
部235に出力する。
【0070】データ処理部235は、指示受信部230
から指示情報を受け取ると、受け取った指示情報に応じ
たデータ処理を行い、データ処理の処理状態又は処理結
果を表示部230に出力し、データ処理の処理結果をH
TML生成部245に出力する。データ処理部235
は、例えば、応答端末30上の所定のデータを要求端末
30に転送するよう指示された場合は、対応するデータ
をHTML生成部245に出力し、データを転送中であ
ることを表示部240に出力する。データ処理部235
は、複製データ格納部275が格納する複製データを用
いてデータ処理を行うことが望ましい。
【0071】表示部240は、データ処理部235から
データ処理の処理状態又は処理結果を受け取ると、受け
取った処理状態又は処理結果を表示する。例えば、表示
部240は、応答端末20が要求端末30の指示に応じ
て電子メールの転送処理を行う場合、メーラを起動した
画面を表示する。同様に、応答端末20がワープロソフ
トで文書の編集処理を行う場合、表示部240は、当該
ワープロソフトで文書編集する画面を表示する。
【0072】HTML生成部245は、応答端末20上
の所定のデータをHTMLファイルに変換し、送信部2
50に出力する。例えば、HTML生成部245は、デ
ータ処理部235からデータ処理の処理結果を受け取る
と、処理結果のデータをHTMLファイルに変換し、送
信部250に出力する。
【0073】送信部250は、HTML生成部245か
らHTMLファイルを受け取ると、通信部220が確立
した通信を用いて、受け取ったHTMLファイルを要求
端末30に送信する。すなわち、送信部250は、デー
タ処理部235が行ったデータ処理の結果を、通信部2
20が確立した通信を用いて、要求端末30に送信す
る。
【0074】メール送信部255は、ネットワーク50
へ電子メールを送信する。例えば、メール送信部255
は、指示受信部230から電子メールの送信を指示する
指示情報を受け取ると、受け取った指示情報に従い、当
該応答端末20を送信元として電子メールを送信する。
すなわち、メール送信部255は、要求端末30の電子
メールの送信を代行する。その際の送信元アドレスを応
答端末20のアドレスにすることにより、当該電子メー
ルに対する返信メールを応答端末20で受信することが
できる。
【0075】メール受信部260は、ネットワーク50
から電子メールを受信する。記録領域265は、応答端
末20上のデータを格納する領域である。
【0076】データ複製部270は、応答端末20上の
所定の記録領域265に格納されたデータの複製データ
を生成し、複製データ格納部275に出力する。データ
複製部270は、ユーザが指示した記録領域265上の
データの複製データを生成してもよい。複製データと
は、所定のデータと同一又は類似のデータのことであ
る。複製データは、所定のデータを圧縮した圧縮データ
であってもよい。データ複製部270は、更に、メール
送信部255が送信する電子メールの複製データを、当
該電子メールの送信時に生成し、複製データ格納部27
5に出力する。例えば、データ複製部270は、メール
送信部255が送信した電子メールを、送信の途中で捕
獲し、複製データを生成する。同様に、データ複製部2
70は、メール受信部260が受信する電子メールの複
製データを、当該電子メールの受信時に生成し、複製デ
ータ格納部275に出力する。
【0077】複製データ格納部275は、データ複製部
270が生成した複製データを格納する。複製データ格
納部275は、複製データを、記録領域265と異なる
記録領域に格納するのが望ましい。このように、複製デ
ータ格納部275が、要求端末30からの要求に応じて
処理するデータを、オリジナルデータとは異なる記録領
域に格納することにより、要求端末30からの不正な処
理から応答端末20を守ることができる。
【0078】図8は、複製データ格納部275が格納す
るテーブルの一例を示す。本例では、複製データ格納部
275は、複製データを、オリジナルデータに対応付け
て格納する。
【0079】図9は、接続支援システムが通信を確立す
るフローを示す。接続支援サーバ10の指示信号送信部
120は、応答端末20に当該接続支援サーバ10への
接続確立を指示するために応答端末20に電話をかける
(S100)。応答端末20の指示信号受信部200
は、接続支援サーバ10からの電話を着信すると、電話
の発信者番号を確認し、接続支援サーバ10への接続を
接続確立部210に指示する(S105)。接続確立部
210は、接続の指示を受け取ると、接続支援サーバ1
0へのTCPコネクションを確立する(S110)。接
続支援サーバ10の接続維持部100は、応答端末20
からのTCPコネクションを維持し、要求端末30から
通信確立要求を受信するのを待つ(S120)。
【0080】要求端末30が応答端末20への通信の確
立を要求する通信確立要求を接続支援サーバ10に送信
すると(S150)、接続支援サーバ10の要求受信部
130は、通信確立要求を受信し、通信確立要求と当該
通信確立要求を受信した時刻とを確立部150に出力す
る(S155)。確立部150は、通信確立要求に含ま
れる認証情報(すなわち、要求端末ID、応答端末I
D、パスワード、要求端末30の位置情報、および、応
答端末30の機種情報)と、当該通信確立要求を受信し
た時刻とを、接続先格納部140内の認証情報と比較し
て認証を行う(S160)。確立部150は、認証に成
功すると(S165)、応答端末20と要求端末30と
の間のデータの中継を許可し、接続情報格納部104か
ら論理回線を選択し、選択した論理回線を用いた接続を
確立する(S170)。ここで、確立部150は、応答
端末IDを受信せずに、要求端末IDを用いて、対応す
る応答端末20を接続先格納部140から選択してもよ
い。要求端末30は、接続支援サーバ10にデータを送
信することにより、要求端末20と通信を行い(S17
5)、応答端末20は、要求端末20からのデータを、
接続支援サーバ10を介して受信し、接続支援サーバ1
0に対して応答データを返信する(S180)。一方、
S165において、確立部150は、認証に失敗する
と、通信を確立せずに処理を終了する。
【0081】図10は、接続支援サーバ10が応答端末
20との接続を維持するフローをより詳細に示す。接続
支援サーバ10の接続情報格納部104は、IPヘッダ
のIPアドレスとTCPヘッダのTCPポート番号を応
答端末IDに対応付けて格納する(S124)。更に、
接続維持部100は、当該TCPコネクションを維持す
るためのデータを応答端末20に送信する(S12
6)。応答端末20の接続確立部210は、TCPコネ
クションを維持するためのデータを受信すると、当該コ
ネクションを維持する(S128)。接続支援サーバ1
0の要求受信部130は、要求端末30から通信確立要
求を受信した場合は、図9に図示したS155の通信確
立処理に移行する(S130)。一方、要求受信部13
0が通信確立要求を受信していない場合は(S13
0)、接続維持部100は、当該コネクションを維持し
た時間が設定時間を超えたか否か判断する(S13
2)。接続維持部100は、コネクションを維持した時
間が設定時間を超えない場合(S132)、接続維持部
100は、当該コネクションを維持するためのデータを
再度送信する(S126)。
【0082】また、S132において、接続維持部10
0が設定時間を超えたと判断した場合、再接続情報送信
部108は、再接続のタイミングに関する情報を応答端
末20に送信する(S134)。応答端末20の再接続
情報受信部214は、再接続のタイミングに関する情報
を受信すると、接続支援サーバ10への再接続のタイミ
ングを設定する(S136)。続いて、接続支援サーバ
10の接続切断部106は、当該コネクションの切断を
要求し(S138)、応答端末20の接続確立部210
は、接続支援サーバ10とのコネクションを切断する
(S140)。接続確立部210は、設定した再接続の
タイミングになるまで待機し(S142)、再接続のタ
イミングになると、接続支援サーバ10へのTCPコネ
クションを再び確立する(S122)。
【0083】図11は、接続支援システムが応答端末2
0と要求端末30との間でデータを送受信するフローを
示す。応答端末20のデータ複製部270は、予め複製
データを生成し(S200)、生成した複製データを複
製データ格納部275に格納する(S205)。要求端
末30がデータ処理を応答端末20に指示する指示情報
を接続支援サーバ10に送信すると(S210)、接続
支援サーバ10の要求受信部130は、データ処理の指
示情報を受信し、受信した時刻と共に中継部160に出
力する(S215)。中継部160内の操作制限部16
2は、指示情報に含まれる要求端末ID、データ処理の
内容、および当該指示情報を受信した時刻を、操作リス
ト格納部164のテーブルと比較する(S220)。操
作制限部162は、操作リスト格納部164のテーブル
との比較でデータ処理を許可できると判断した場合は
(S225)、応答端末20にデータ処理の指示情報を
送信し、更に、当該データ処理の結果として出力するデ
ータで、データ格納部170にキャッシュしてあるデー
タの送信を格納データ送信部168に指示する(S23
0)。格納データ送信部168は、データ格納部170
内の対応するキャッシュファイルを要求端末30に送信
する(S235)。また、応答端末20の指示情報受信
部230がデータ処理の指示情報を受信すると、データ
処理部235は、複製データ格納部275内の複製デー
タを用いて、指示情報に応じたデータ処理を行い、処理
結果を表示部240とHTML生成部245に出力する
(S240)。表示部240は、受け取った処理結果を
表示する(S245)。HTML生成部245は、処理
結果をHTMLファイルに変換し、送信部250が、当
該HTMLファイルを接続支援サーバ10に送信する
(S250)。接続支援サーバ10のデータ変換部16
6は、受信したHTMLファイルを要求端末30のブラ
ウザの表示能力に応じたファイルに変換し、要求端末3
0に送信する(S255)。要求端末30は、接続支援
サーバ10からキャッシュファイルを受信し(S26
0)、更に処理結果のファイルを受信すると、受信した
キャッシュファイルと処理結果のファイルを用いて、デ
ータ処理の結果を表示する(S265)。接続支援サー
バ10のデータ格納部170は、応答端末20から要求
端末20へ処理結果のファイルを中継する際に、当該フ
ァイルをキャッシュファイルとして格納する(S27
0)。
【0084】図12は、接続支援サーバ10のハードウ
ェア構成を示すブロック図である。接続支援サーバ10
は、CPU700と、ROM702と、RAM704
と、通信インターフェース706とを備える。CPU7
00は、ROM702及びRAM704に格納されたプ
ログラムに基づいて動作する。通信インターフェース7
06は、ネットワーク50を介して外部と通信する。格
納装置の一例としてのハードディスクドライブ710
は、設定情報及びCPU700が動作するプログラムを
格納する。
【0085】フレキシブルディスクドライブ712はフ
レキシブルディスク714からデータまたはプログラム
を読み取りCPU700に提供する。CD−ROMドラ
イブ716はCD−ROM718からデータまたはプロ
グラムを読み取りCPU700に提供する。通信インタ
ーフェース706は、ネットワーク50に接続してデー
タを送受信する。
【0086】CPU700が実行するソフトウェアは、
フレキシブルディスク714またはCD−ROM718
等の記録媒体に格納されてユーザに提供される。記録媒
体に格納されたソフトウェアは圧縮されていても非圧縮
であっても良い。ソフトウェアは記録媒体からハードデ
ィスクドライブ710にインストールされ、RAM70
4に読み出されてCPU700により実行される。
【0087】記録媒体に格納されて提供されるソフトウ
ェア、即ちハードディスクドライブ710にインストー
ルされるソフトウェアは、機能構成として、接続維持モ
ジュールと、指示信号送信モジュールと、接続時刻通知
モジュールと、要求受信モジュールと、接続先格納モジ
ュールと、確立モジュールと、中継モジュールと、通信
確立通知モジュールとを備える。更に、接続維持モジュ
ールは、サブモジュールとして、端末情報受信モジュー
ルと、接続情報格納モジュールと、接続切断モジュール
と、再接続情報送信モジュールと、電源制御モジュール
とを有し、要求受信モジュールは、サブモジュールとし
て時間情報取得モジュールを有する。また、中継モジュ
ールは、サブモジュールとして、操作制限モジュール
と、操作リスト格納モジュールと、データ変換モジュー
ルと、格納データ送信モジュールと、データ格納モジュ
ールとを有する。これらの各モジュールがコンピュータ
に働きかけて、CPU700に行わせる処理は、それぞ
れ本例における接続支援サーバ10における、対応する
部材の機能及び動作と同一であるから説明を省略する。
【0088】図13は、応答端末20のハードウェア構
成を示すブロック図である。応答端末20は、CPU8
00と、ROM802と、RAM804と、通信インタ
ーフェース806とを備える。CPU800は、ROM
802及びRAM804に格納されたプログラムに基づ
いて動作する。通信インターフェース806は、ネット
ワーク50を介して外部と通信する。格納装置の一例と
してのハードディスクドライブ810は、設定情報及び
CPU800が動作するプログラムを格納する。
【0089】フレキシブルディスクドライブ812はフ
レキシブルディスク814からデータまたはプログラム
を読み取りCPU800に提供する。CD−ROMドラ
イブ816はCD−ROM818からデータまたはプロ
グラムを読み取りCPU800に提供する。通信インタ
ーフェース806は、ネットワーク50に接続してデー
タを送受信する。
【0090】CPU800が実行するソフトウェアは、
フレキシブルディスク814またはCD−ROM818
等の記録媒体に格納されてユーザに提供される。記録媒
体に格納されたソフトウェアは圧縮されていても非圧縮
であっても良い。ソフトウェアは記録媒体からハードデ
ィスクドライブ810にインストールされ、RAM80
4に読み出されてCPU800により実行される。
【0091】記録媒体に格納されて提供されるソフトウ
ェア、即ちハードディスクドライブ810にインストー
ルされるソフトウェアは、機能構成として、指示信号受
信モジュールと、接続確立モジュールと、通信モジュー
ルと、通信履歴格納モジュールと、指示受信モジュール
と、データ処理モジュールと、表示モジュールと、HT
ML生成モジュールと、送信モジュールと、メール送信
モジュールと、メール受信モジュールと、データ複製モ
ジュールと、複製データ格納モジュールとを備える。こ
れらの各モジュールがコンピュータに働きかけて、CP
U800に行わせる処理は、それぞれ本例における応答
端末20における、対応する部材の機能及び動作と同一
であるから説明を省略する。
【0092】以上、図12および図13に示した、記録
媒体の例としてのフレキシブルディスク718、814
またはCD−ROM718、818には、それぞれ本出
願で説明する全ての例における接続支援サーバ10およ
び応答端末20の動作の一部または全ての機能を格納す
ることができる。
【0093】これらのプログラムは記録媒体から直接R
AMに読み出されて実行されても、一旦ハードディスク
ドライブにインストールされた後にRAMに読み出され
て実行されても良い。さらに、上記プログラムは単一の
記録媒体に格納されても複数の記録媒体に格納されても
良い。また記録媒体に格納されるモジュールは、オペレ
ーティングシステムとの共同によってそれぞれの機能を
提供してもよい。例えば機能の一部または全部を行うこ
とをオペレーティングシステムに依頼し、オペレーティ
ングシステムからの応答に基づいて機能を提供するもの
であってもよい。
【0094】記録媒体としては、フレキシブルディス
ク、CD−ROMの他にも、DVD等の光学記録媒体、
MD等の磁気記録媒体、PD等の光磁気記録媒体、テー
プ媒体、磁気記録媒体、ICカードやミニチュアーカー
ドなどの半導体メモリー等を用いることができる。又、
専用通信ネットワークやネットワーク50に接続された
サーバシステムに設けたハードディスクまたはRAM等
の格納装置を記録媒体として使用し、通信網を介してプ
ログラムを接続支援サーバ10又は応答端末20に提供
してもよい。
【0095】このような記録媒体は、接続支援サーバ1
0又は応答端末20を製造するためのみに使用されるも
のであり、そのような記録媒体の業としての製造および
販売等が本出願に基づく特許権の侵害を構成することは
明らかである。
【0096】以上説明したように、本実施の形態の接続
支援システムを用いることにより、応答端末20と要求
端末30との間で通信を行うことができる。特に、応答
端末20にプライベートアドレスが割り当てられている
場合や動的にIPアドレスが割り当てられる場合でも、
要求端末30から応答端末20にリモートアクセスし
て、所望する処理を依頼することができる。また、本例
のように、データの中継時にデータ処理を制限すること
により、要求端末30からの不正操作から応答端末20
を守ることができる。
【0097】(第2の例)次に本実施形態の第2の例を
説明する。第1の例では、応答端末20と要求端末30
との間の通信を接続支援サーバ10が中継していたが、
接続支援サーバ10は、応答端末20と要求端末30と
の間で直接通信を確立させてもよい。すなわち、接続支
援サーバ10は、応答端末20から要求端末30への通
信確立を指示する。接続支援サーバ10は、要求端末3
0から応答端末20への通信確立を指示してもよい。本
例の接続支援システムは、第1の例のものと同様であ
る。
【0098】図14は、第2の例における接続支援サー
バ10の機能ブロックを示す。接続支援サーバ10は、
接続維持部100と、指示信号送信部120と、接続時
刻通知部125と、要求受信部130と、接続先格納部
140と、確立部150と、通信確立通知部180と、
性能受信部190とを有する。指示信号送信部120、
接続時刻通知部125、要求受信部130、接続先格納
部140、および通信確立通知部180の機能および動
作は、第1の例と同様なので説明を省略する。
【0099】接続維持部100は、第1の例と同様の、
端末情報受信部102と、接続情報格納部104と、接
続切断部106と、再接続情報送信部108と、電源制
御部110とを有し、更に、性能通知部112を有す
る。性能通知部112は、要求端末30が所定のデータ
を出力する能力に関する情報を応答端末20に送信す
る。すなわち、性能通知部112は、性能受信部190
から受け取った要求端末30の出力能力に関する情報を
応答端末20に送信する。データを出力する能力に関す
る情報とは、例えば、要求端末30のブラウザの表示能
力、要求端末30の機種情報、要求端末30が通信時に
用いる通信事業者を特定する情報等である。性能通知部
112は、接続維持部100が維持する接続を用いて、
データを出力する能力に関する情報を応答端末20に送
信する。
【0100】また、接続維持部100は、応答端末20
と要求端末30との間で通信が確立すると、当該応答端
末20との接続を切断する。
【0101】確立部150は、要求受信部130から通
信確立要求を受け取ると、接続維持部100が維持する
応答端末20との接続を用いて、応答端末20と要求端
末30との間の通信を確立し、応答端末20との接続を
切断するよう接続維持部100に指示する。すなわち、
確立部150は、接続支援サーバ10を経由しない通信
の確立を、応答端末20又は要求端末30に指示する。
本例では、確立部150は、接続維持部100が維持す
る応答端末20との接続を用いて、要求端末30のアド
レス情報を応答端末20に送信し、応答端末20に要求
端末30への通信確立を指示する。
【0102】性能受信部190は、要求端末30が所定
のデータを出力する能力に関する情報を当該要求端末3
0から受信し、性能通知部112に出力する。
【0103】図15は、第2の例における応答端末20
の機能ブロックを示す。応答端末20は、指示信号受信
部200と、接続確立部210と、通信部220と、通
信履歴格納部225と、指示受信部230と、データ処
理部235と、表示部240と、HTML生成部245
と、送信部250と、メール送信部255と、メール受
信部260と、記録領域265と、データ複製部270
と、複製データ格納部275とを有する。本例の、指示
信号受信部200、通信履歴格納部225、指示受信部
230、データ処理部235、表示部240、HTML
生成部245、送信部250、メール送信部255、メ
ール受信部260、記録領域265、データ複製部27
0、および複製データ格納部275は、第1の例で説明
したものと同様なので、説明を省略する。
【0104】接続確立部210は、接続支援サーバ10
との接続を確立する。また、接続確立部210は、第1
の例と同様の、通信要求受信部212と、再接続情報受
信部214と、電源制御受信部216とを有し、更に、
切断部218と、性能情報取得部219とを有する。
【0105】切断部218は、通信部220から要求端
末30と通信を確立した旨を受け取ると、接続確立部2
10が確立した接続支援サーバ10への接続を切断す
る。すなわち、切断部218は、通信部220が要求端
末30と通信を確立したことを条件として、接続支援サ
ーバ10への接続を切断する。
【0106】性能情報取得部219は、接続支援サーバ
10から、要求端末30がデータを出力する能力に関す
る情報を受信し、通信部220に出力する。すなわち、
性能情報取得部219は、接続確立部210が確立した
接続支援サーバ10との接続を用いて、要求端末30が
データを出力する能力に関する情報を受信する。
【0107】通信部220は、接続確立部210が確立
した接続を用いて、接続支援サーバ10から要求端末3
0への接続の指示を受信すると、当該要求端末30に直
接通信を確立し、通信が確立した旨を切断部218に出
力する。例えば、通信部220は、接続確立部210が
確立した接続を用いて、要求端末30のアドレス情報を
受信し、受信したアドレス情報を用いて要求端末30と
通信を確立する。
【0108】また、通信部220は、要求端末30に送
信するデータを、性能情報取得部219から受け取った
能力に関する情報に応じたデータに変換して送信する。
【0109】本例のように、接続支援サーバ10は、応
答端末20と要求端末30との間で直接通信を確立させ
ることにより、接続支援サーバ10が行う処理を少なく
することができる。
【0110】(第3の例)図16は、本実施形態の第3
の例である接続システムの全体を示す概略図である。本
接続システムは、オープンネットワーク50に接続され
ている接続支援サーバ10と、クローズドネットワーク
55内にあるローカル装置60とを備える。オープンネ
ットワーク50とクローズドネットワーク55はルータ
25を介して接続する。
【0111】接続支援サーバ10及びルータ25は、オ
ープンネットワーク50におけるグローバルIPアドレ
スを有する。また、ローカル装置60はクローズドネッ
トワーク55におけるローカルIPアドレスを有する。
そして、接続支援サーバ10及びローカル装置60は、
ルータ25を介するTCP/IPコネクションにより接
続される。この際、ローカル装置60のローカルIPア
ドレスは、ルータ25においてルータ25のグローバル
IPアドレスに変換される。
【0112】そして、オープンネットワーク50に接続
する要求端末30から、クローズドネットワーク55内
のローカル端末70に対する接続要求を受信すると、接
続支援サーバ10及びローカル装置60は、認証を行
い、許可された場合のみ、要求端末30とローカル端末
70とを、ルータ25を介するTCP/IPコネクショ
ンを用いて接続する。従って、本接続システムを用いる
ことにより、オープンネットワーク50内の要求端末3
0から、グローバルIPアドレスを有さないローカル端
末70に対して接続を行うことができる。
【0113】なお、接続支援サーバ10の構成は、接続
情報格納部104が格納するデータの構成を除き、図2
に示す第1の例と概略同じである。また、接続先格納部
140は、図4(B)に示すテーブルを格納する。ま
た、図4(B)における応答端末IDは、本例において
はローカル端末IDとなる。また、データ格納部170
は、ローカル端末70のデータを、ローカル端末別に格
納する。
【0114】また、ローカル端末60には、パーソナル
コンピュータの他、大型計算機、工場内の製造ライン・
処理ラインの計測を行う計測機器、またはこれらを管理
する管理装置が含まれる。
【0115】図17は、第3の例における接続支援サー
バ10の接続情報格納部104が格納するデータの構成
をテーブル形式で示す図である。接続情報格納部104
は、当該ローカル装置60に接続すべき要求端末30の
IDと、当該ローカル装置60との通信に用いられるル
ータ25のグローバルIPアドレス及びポート番号を、
ローカル装置IDに対応付けて格納する。ここで、要求
端末IDは、当該要求端末30が接続を許可される要求
端末30の位置、及び接続が許可される時間帯に対応付
けて格納される。また、格納されているグローバルIP
アドレス及びポート番号は、当該ローカル装置60及び
接続支援サーバ10間のTCP/IPコネクションにお
けるIPヘッダ及びTCPヘッダから取得される。接続
情報格納部104が本例のデータ構成をとることによ
り、接続支援サーバ10は、ローカル装置60への接続
を許可すべき要求端末30を、地域別及び時間別に認証
することができる。
【0116】図18は、ローカル装置60の構成を示す
図である。ローカル装置60は、許可情報格納部62、
判断部64、及び論理回線接続部66を有する。許可情
報格納部62は、要求端末30からローカル端末70へ
の接続要求の認証及び認証後の接続に用いる情報を格納
する。判断部64は、許可情報格納部62を用いて、要
求端末30からローカル端末70への接続要求を認証
し、認証結果を論理回線接続部64に出力する。論理回
線接続部66は、ローカル装置60から接続支援サーバ
10へのTCP/IPコネクションを確立・維持すると
ともに、このTCP/IPコネクションを用いて、判断
部64からの出力に従って、要求端末30とローカル端
末70とを接続する。以上より、ローカル装置60は、
接続支援サーバ10が認証した要求端末30からの接続
要求に対して、さらに認証を行う。従って、ローカル端
末70の安全性は高まる。
【0117】図19は、許可情報格納部62が格納する
データの構成をテーブル形式で示す図である。許可情報
格納部62は、ローカル端末70のIDに対応付けて、
当該ローカル端末70への接続を許可するユーザID及
びパスワードの組合せを格納する。さらに、許可情報格
納部62は、ローカル端末70とローカル装置60との
間の論理回線を、当該ローカル端末70のIDに対応付
けて格納する。具体的には、論理回線として、IPヘッ
ダ及びTCPヘッダに含まれるローカルIPアドレス及
びポート番号を格納する。ここで、許可情報格納部62
は、一のユーザID及びパスワードの組合せを複数のロ
ーカル端末70に対応付けてもよい。従って、判断部6
6は、要求端末30を介してユーザが入力したユーザI
D及びパスワードを用いて接続の認証を行える。また、
判断部66は、論理回線接続部64に対し、接続要求さ
れたローカル端末70へのローカルネットワーク内の論
理回線を指示できる。
【0118】図20は、本接続システムの動作例を示す
フローチャートである。接続支援サーバ10とローカル
装置60は、互いの接続を維持している。利用者が要求
端末30を介して接続要求を行う(S300)と、要求
端末30は、要求端末ID、接続を要求するローカル装
置60のIDを特定する情報、及び当該要求端末30の
位置を接続支援サーバ10に送信する(S305)。こ
こで、要求端末30の位置は、例えば要求端末30の付
随するGPSから認識された緯度経度情報である。ま
た、要求端末30が移動体通信端末の場合、要求端末3
0の位置は、移動体通信端末の管理システムが接続支援
サーバ10に送信してもよい。
【0119】接続支援サーバ10の確立部150は、受
信したローカル装置60のIDを特定する情報に基づい
て、要求端末ID、位置及び接続要求時刻を接続情報格
納部104に照会し、接続の認証を行う(S310)。
ここで、要求端末30の位置が接続情報格納部104に
格納されている位置に一致或いは含まれており、かつ、
接続要求が成された時間が接続情報格納部104に格納
されている時間帯に含まれている場合は、接続が許可さ
れる。なお、図17において、接続情報格納部104
は、位置として地域名を格納したが、その他、緯度経度
情報であってもよい。また、移動体通信端末の管理シス
テムが把握する領域単位であってもよい。接続が許可さ
れた場合(S310:Yes)、ユーザID及びパスワ
ードを入力するための画面データを要求端末30に送信
するとともに、(S320)、要求端末30とローカル
装置60の接続を、接続支援サーバ10とローカル装置
60の間のTCP/IPコネクションを用いて確立する
(S330)。
【0120】要求端末30は、受信した画面データに基
づいて入力画面を表示し(S340)、入力画面に対し
てユーザが入力した認証データを送信する(S35
0)。ここで、認証データはユーザID及びパスワード
を含む。接続支援サーバ10は、受信した認証データを
ローカル装置60に転送する(S360)。
【0121】なお、S320で送信される画面データ
は、有効期限を有する固有の情報を含んでいてもよい。
この場合、接続支援サーバ10は、画面データ送信後、
有効時間以内に固有の情報を受信する事を条件に、ロー
カル装置60と要求端末30とを接続し、要求端末30
からの認証データをローカル装置60に転送する。
【0122】ローカル装置60の判断部66は、受信し
た認証データを許可情報格納部62に照会し、接続要求
の認証を行う(S370)。判断部66が認証した場
合、論理回線接続部64は、接続支援サーバ10を介し
て、要求端末30とローカル端末70を接続し、相互間
の通信を行う(S380)。
【0123】ここで通信される情報は、ローカル端末7
0が大型計算機の場合は、例えば3次元表示される計算
結果又はその途中結果である。この場合、論理回線接続
部64は、例えば計算結果を説明するのに付加されてい
るテキストデータを削除し、データ量を減らした後に計
算結果を送信してもよい。また、ローカル端末70は、
計算結果を表す3次元表示を要求端末30からの指示に
従って、回転・縮小してもよい。その他、ローカル端末
70が工場の計測機器や装置の場合は、その計測結果や
制御指令である。従って、利用者は、遠隔地から、計算
結果や計測結果を把握したり、装置を制御できる。
【0124】なお、図20においては、接続支援サーバ
10の確立部150は、要求端末30から要求端末ID
及び接続すべきローカル装置60のIDを受信する構成
としたが、ローカル装置70のIDを受信しない構成と
してもよい。すなわち、確立部150は、要求端末ID
を受信すると、当該要求端末IDに対応するローカル装
置60及びTCP/IP接続を選択してもよい。この場
合、利用者は、ローカル装置60のIDを特定する情報
を入力する必要はなくなる。
【0125】図21は、接続支援サーバ10とローカル
装置60が、互いの間の論理回線を維持するための、ロ
ーカル装置60の動作を示すフローチャートである。ロ
ーカル装置60の論理回線接続部64は、接続支援サー
バ10と接続中であるか否かを確認する。接続すなわち
論理回線が切れている場合(S410:Yes)、論理
回線接続部64は、接続支援サーバ10への接続を行う
(S420)。論理回線が維持されている場合(S41
0:No)、論理回線接続部64は、接続支援サーバ1
0へ論理回線を維持するためのデータを送信する。この
ような処理を定期的に行うことにより、ルータ25のオ
ープンネットワークにおけるグローバルIPアドレス
が、論理回線の切断などにより動的に変化しても、ロー
カル装置60と接続支援サーバ10の接続は維持でき
る。
【0126】なお、ローカル装置60のハードウェア構
成は、フレキシブルディスク814或いはCD−ROM
818に格納されたプログラムを除き、図13で示した
応答端末20のハードウェア構成と概略同じであるた
め、説明を省略する。フレキシブルディスク814或い
はCD−ROM818に格納されたプログラムは、判断
モジュール及び論理回線接続モジュールを有する。各モ
ジュールの機能は、図17の対応する部材と同一であ
る。
【0127】以上、本発明を実施の形態を用いて説明し
たが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲
には限定されない。上記実施形態に、多様な変更または
改良を加えることができる。そのような変更または改良
を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ること
が、特許請求の範囲の記載から明らかである。
【0128】
【発明の効果】上記説明から明らかなように、本発明に
よれば要求端末と応答端末との間の通信を確立すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】接続支援システム全体の概略図である。
【図2】接続支援サーバ10の機能ブロック図である。
【図3】接続情報格納部104が格納するテーブルの一
例を示す図である。
【図4】接続先格納部140が格納するテーブルの例を
示す図である。
【図5】操作リスト格納部164が格納するテーブルの
一例を示す図である。
【図6】応答端末20の機能ブロック図である。
【図7】通信履歴格納部225が格納するテーブルの一
例を示す図である。
【図8】複製データ格納部275が格納するテーブルの
一例を示す図である。
【図9】接続支援システムが通信を確立するフローチャ
ートである。
【図10】接続支援サーバ10が応答端末20との接続
を維持するフローチャートである。
【図11】接続支援システムが応答端末20と要求端末
30との間でデータを送受信するフローチャートであ
る。
【図12】接続支援サーバ10のハードウェア構成を示
すブロック図である。
【図13】応答端末20のハードウェア構成を示すブロ
ック図である。
【図14】第2の実施形態における接続支援サーバ10
の機能ブロック図である。
【図15】第2の実施形態における応答端末20の機能
ブロック図である。
【図16】本実施形態の第3の例である接続システムの
全体を示す概略図である。
【図17】第3の例における接続支援サーバ10の接続
情報格納部104が格納するデータの構成をテーブル形
式で示す図である。
【図18】ローカル装置60の構成を示す図である。
【図19】許可情報格納部62が格納するデータの構成
をテーブル形式で示す図である。
【図20】第3の例の接続システムの動作例を示すフロ
ーチャートである。
【図21】接続支援サーバ10とローカル装置60が、
互いの間の論理回線を維持するための、ローカル装置6
0の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 接続支援サーバ 20 応答端末 25 ルーター 30 要求端末 40 管理端末 50 ネットワーク 60 ローカル装置 62 許可情報格納部 64 論理回線接続部 66 判断部 70 ローカル端末 100 接続維持部 102 端末情報受信部 104 接続情報格納部 106 接続切断部 108 再接続情報送信部 110 電源制御部 112 性能通知部 120 指示信号受信部 125 接続時刻通知部 130 要求受信部 132 時間情報取得部 140 接続先格納部 150 確立部 160 中継部 162 操作制限部 164 操作リスト格納部 166 データ変換部 168 格納データ送信部 170 データ格納部 180 通信確立通知部 190 性能受信部 200 指示信号受信部 210 接続確立部 212 通信要求受信部 214 再接続情報受信部 216 電源制御受信部 218 切断部 219 性能情報取得部 220 通信部 225 通信履歴格納部 230 指示受信部 235 データ処理部 240 表示部 245 HTML生成部 250 送信部 255 メール送信部 270 データ複製部 275 複製データ格納部

Claims (47)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 要求端末と応答端末とを接続する接続支
    援サーバであって、 前記応答端末からの論理的な接続を維持する接続維持部
    と、 前記応答端末を特定する応答端末特定情報を、前記応答
    端末からの接続に対応付けて格納する接続情報格納部
    と、 前記要求端末から前記応答端末への通信確立要求を、前
    記応答端末特定情報と共に受信する要求受信部と、 前記要求受信部が前記通信確立要求を受信した場合に、
    前記接続情報格納部内の前記応答端末特定情報に対応す
    る前記接続を用いて前記要求端末と前記応答端末との通
    信を確立する確立部とを備えることを特徴とする接続支
    援サーバ。
  2. 【請求項2】 前記接続維持部は、前記応答端末からの
    TCPコネクションを維持し、 前記確立部は、前記要求端末と前記応答端末との間で前
    記TCPコネクションを用いた通信を確立することを特
    徴とする請求項1に記載の接続支援サーバ。
  3. 【請求項3】 前記接続維持部は、前記TCPコネクシ
    ョンを維持するためのデータを定期的に前記応答端末に
    送信することにより、前記接続を維持することを特徴と
    する請求項2に記載の接続支援サーバ。
  4. 【請求項4】 前記応答端末と前記要求端末とを対応付
    けて格納する接続先格納部を更に備え、 前記確立部は、前記確立要求を送信した前記要求端末
    と、前記接続先格納部内で当該要求端末に対応する前記
    送信端末との通信を確立することを特徴とする請求項1
    に記載の接続支援サーバ。
  5. 【請求項5】 前記応答端末に対して当該接続支援サー
    バへ接続するように指示する指示信号を、電話回線を用
    いて送信する指示信号送信部を更に備え、 前記接続維持部は、前記応答端末が前記指示信号に応じ
    て確立した前記接続支援サーバへの前記接続を維持する
    ことを特徴とする請求項1に記載の接続支援サーバ。
  6. 【請求項6】 前記接続維持部が維持する前記接続を設
    定時間経過後に切断する接続切断部と、 前記接続維持部が維持する前記接続を用いて、再接続の
    タイミングを示す情報を、前記接続切断部による切断前
    に前記応答端末に送信する再接続情報送信部とを更に備
    え、 前記接続維持部は、前記応答端末が前記タイミングを示
    す情報に基づいて再接続を行い、当該再接続を維持する
    ことを特徴とする請求項1に記載の接続支援サーバ。
  7. 【請求項7】 前記再接続情報送信部は、前記タイミン
    グを示す情報として、再接続の周期を示す情報を送信す
    ることを特徴とする請求項6に記載の接続支援サーバ。
  8. 【請求項8】 前記再接続のタイミングを示す情報を用
    いて、次回以降の再接続の時刻を示す情報を前記要求端
    末に通知する接続時刻通知部を更に備えることを特徴と
    する請求項6に記載の接続支援サーバ。
  9. 【請求項9】 前記接続先格納部は、前記応答端末と前
    記要求端末に対応付けて、前記通信の確立を許可するた
    めの認証情報を更に格納し、 前記要求受信部は、前記要求端末から前記認証情報を受
    信し、 前記確立部は、受信した前記認証情報、及び前記接続先
    格納部を用いて、前記応答端末と前記要求端末との通信
    の確立を許可することを特徴とする請求項4に記載の接
    続支援サーバ。
  10. 【請求項10】 前記接続先格納部は、前記要求端末を
    特定する前記端末識別情報を前記認証情報として格納
    し、 前記要求受信部は、前記端末識別情報を受信し、 前記確立部は、受信した前記端末識別情報及び前記接続
    先格納部を用いて、前記通信の確立を許可することを特
    徴とする請求項9に記載の接続支援サーバ。
  11. 【請求項11】 前記接続先格納部は、前記認証情報と
    して位置情報を格納し、 前記要求受信部は、前記要求端末の位置情報を受信し、 前記確立部は、受信した前記位置情報、及び前記接続先
    格納部を用いて、前記応答端末と前記要求端末との通信
    の確立を許可することを特徴とする請求項9に記載の接
    続支援サーバ。
  12. 【請求項12】 前記接続先格納部は、前記認証情報に
    対応付けて、接続を許可する時刻を示す情報を格納し、 前記要求受信部が前記認証情報を受信した時刻を示す情
    報を取得する時間情報取得部を更に備え、 前記確立部は、前記要求情報、前記受信した時刻及び前
    記接続先格納部を用いて、前記応答端末と前記要求端末
    との通信の確立を許可することを特徴とする請求項9に
    記載の接続支援サーバ。
  13. 【請求項13】 前記端末情報受信部は、更に、前記応
    答端末上の当該接続支援サーバと接続するためのアプリ
    ケーションプログラムの固有情報を前記応答端末から受
    信し、 前記接続先格納部は、前記アプリケーションプログラム
    の固有情報に応じた前記認証情報を前記応答端末に対応
    付けて格納し、 前記確立部は、前記認証情報が前記アプリケーションプ
    ログラムの固有情報に応じた認証情報と対応する場合
    に、前記通信を確立することを特徴とする請求項9に記
    載の接続支援サーバ。
  14. 【請求項14】 前記要求端末の指示に基づき前記応答
    端末が行うデータ処理を、前記要求端末に対応付けて格
    納する操作リスト格納部と、 前記確立部により確立された前記通信を用いて前記要求
    端末が前記応答端末に指示する前記データ処理を、前記
    操作リスト格納部内の前記要求端末に対応する前記デー
    タ処理に限定する操作制限部とを備えることを特徴とす
    る請求項1に記載の接続支援サーバ。
  15. 【請求項15】 前記要求受信部が前記認証情報を受信
    した時刻を示す情報を取得する時間情報取得部を更に備
    え、 前記操作制限部は、前記時刻を示す情報に応じて、前記
    データ処理を限定することを特徴とする請求項14に記
    載の接続支援サーバ。
  16. 【請求項16】 前記応答端末が前記通信を用いて前記
    要求端末に送信するデータを、前記要求端末で出力可能
    なデータに変換するデータ変換部を更に備えることを特
    徴とする請求項1に記載の接続支援サーバ。
  17. 【請求項17】 前記要求端末のデータ出力能力を示す
    情報を前記要求端末から受信する性能受信部と、 前記性能受信部が受信した前記出力能力を示す情報を前
    記応答端末に送信する性能通知部とを更に備えることを
    特徴とする請求項1に記載の接続支援サーバ。
  18. 【請求項18】 前記確立部が前記要求端末と前記応答
    端末との間で通信を確立した場合に、前記通信を確立し
    た旨を他の端末に通知する通信確立通知部を更に備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の接続支援サーバ。
  19. 【請求項19】 前記接続維持部が維持する前記接続を
    用いて、前記応答端末の電源を切ることを指示する情報
    を前記応答端末に送信する電源制御部を更に備えること
    を特徴とする請求項1に記載の接続支援サーバ。
  20. 【請求項20】 前記確立部が確立した前記通信を用い
    たデータの送受信を中継する中継部と、 前記中継部が中継する前記データの少なくとも一部を格
    納するデータ格納部と、 前記要求端末が前記応答端末に所定のデータを要求した
    場合に、前記要求端末が要求した前記データに対応する
    前記データ格納部内の前記データを前記要求端末に送信
    する格納データ送信部と、 を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の接続支
    援サーバ。
  21. 【請求項21】 ユーザが予め指定した前記応答端末内
    のデータファイルを複製して格納するデータ格納部と、 前記要求端末が前記応答端末に対し、前記データ格納部
    の前記データファイルと同一のデータファイルを要求し
    た場合に、前記データ格納部内の前記データファイルを
    前記要求端末に送信する格納データ送信部とを更に備え
    ることを特徴とする請求項1に記載の接続支援サーバ。
  22. 【請求項22】 他の端末と通信を行う端末であって、 サーバへの接続を確立する接続確立部と、 前記他の端末からの通信の確立要求を前記サーバから受
    信する通信要求受信部と、 前記通信要求受信部が前記通信確立要求を受信した場合
    に、前記接続確立部が確立した前記サーバへの接続を用
    いて、前記他の端末との通信を確立する通信部とを備え
    ることを特徴とする端末。
  23. 【請求項23】 他の端末と通信を行う端末の通信プロ
    グラムであって、 サーバへの接続を確立する接続確立モジュールと、 前記他の端末からの通信の確立要求を前記サーバから受
    信する通信要求受信モジュールと、 前記通信要求受信モジュールが前記通信確立要求を受信
    した場合に、前記接続確立モジュールで確立された前記
    サーバへの接続を用いて、前記他の端末との通信を確立
    する通信モジュールとを備えることを特徴とする通信プ
    ログラム。
  24. 【請求項24】 前記通信モジュールは、前記サーバへ
    の接続を用いて、当該サーバへの接続を経由しない他の
    接続を用いた通信を確立し、 前記通信モジュールが前記他の端末との通信を確立した
    ことを条件として、前記サーバへの接続を切断する切断
    モジュールを更に備えることを特徴とする請求項23に
    記載の通信プログラム。
  25. 【請求項25】 前記通信モジュールは、前記サーバへ
    の接続を用いて、当該サーバに所定のデータを中継して
    もらうことにより前記他の端末との通信を行うことを特
    徴とする請求項23に記載の通信プログラム。
  26. 【請求項26】 前記他の端末から所定のデータ処理を
    指示する指示情報を、前記通信を用いて受信する指示受
    信モジュールと、 前記指示受信モジュールが受信した前記指示情報に応じ
    たデータ処理を行うデータ処理モジュールと、 前記データ処理モジュールが行った前記データ処理の結
    果を、前記通信を用いて前記他の端末に送信する送信モ
    ジュールとを更に備えることを特徴とする請求項23に
    記載の通信プログラム。
  27. 【請求項27】 前記データ処理モジュールが行う前記
    データ処理の処理状態又は処理結果を表示する表示モジ
    ュールを更に備えることを特徴とする請求項26に記載
    の通信プログラム。
  28. 【請求項28】 前記端末上の所定のデータをHTML
    ファイルに変換するHTML生成モジュールと、 前記通信を用いて、前記HTMLファイルを前記他の端
    末に送信する送信モジュールとを更に備えることを特徴
    とする請求項23に記載の通信プログラム。
  29. 【請求項29】 前記端末上の所定の記録領域に格納さ
    れたデータの複製データを生成するデータ複製モジュー
    ルと、 前記データ複製モジュールが生成した前記複製データを
    格納する複製データ格納モジュールとを更に備え、 前記複製データ格納モジュールは、前記端末上の前記記
    録領域とは異なる記録領域に前記複製データを格納し、 前記データ処理モジュールは、前記複製データ格納モジ
    ュールが格納した前記複製データを用いて、前記データ
    処理を行うことを特徴とする請求項26に記載の通信プ
    ログラム。
  30. 【請求項30】 前記端末が送受信する電子メールの複
    製データを、当該電子メールの送受信時に生成するデー
    タ複製モジュールと、前記データ複製モジュールが生成
    した前記複製データを格納する複製データ格納モジュー
    ルとを更に備え、 前記複製データ格納モジュールは、当該電子メールを格
    納する記録領域とは異なる記録領域に前記複製データを
    格納し、 前記データ処理モジュールは、前記複製データ格納モジ
    ュールが格納した前記電子メールの複製データを用い
    て、前記データ処理を行うことを特徴とする請求項26
    に記載の通信プログラム。
  31. 【請求項31】 前記他の端末から電子メールの送信を
    指示する指示情報を、前記通信を用いて受信する指示受
    信モジュールと、 前記指示受信モジュールが受信した前記指示情報に従
    い、前記端末を送信元として前記電子メールを送信する
    メール送信モジュールとを更に備えることを特徴とする
    請求項23に記載の通信プログラム。
  32. 【請求項32】 前記他の端末との通信に関する情報
    を、前記他の端末に対応付けて格納する通信履歴格納モ
    ジュールを更に備えることを特徴とする請求項23に記
    載の通信プログラム。
  33. 【請求項33】 前記サーバへの再接続のタイミングに
    関する情報を受信する再接続情報受信モジュールを更に
    備え、 前記接続確立モジュールは、前記タイミングに関する情
    報を用いて、前記サーバに再接続することを特徴とする
    請求項23に記載の通信プログラム。
  34. 【請求項34】 要求端末と応答端末の通信の確立を支
    援する接続支援サーバを備えた接続支援システムであっ
    て、 前記接続支援サーバは、 前記応答端末からの論理接続を維持する接続維持部と、 前記応答端末を特定する応答端末特定情報を受信する端
    末情報受信部と、 前記接続維持部が維持する前記接続を特定する接続特定
    情報を、前記応答端末特定情報で特定される前記応答端
    末に対応付けて格納する接続情報格納部と、 前記要求端末から前記応答端末への通信確立要求を受信
    する要求受信部と、 前記要求受信部が前記確立要求を受信した場合に、前記
    接続情報格納部内の前記応答端末に対応する前記接続を
    用いて、前記応答端末と前記要求端末との通信を確立す
    る確立部とを有し、 前記応答端末は、 前記接続支援サーバへの接続を確立する接続確立部と、 前記接続確立部が確立した前記接続支援サーバへの接続
    を用いて、前記要求端末と通信する通信部とを有するこ
    とを特徴とする接続支援システム。
  35. 【請求項35】 要求端末と応答端末の通信の確立を支
    援する接続支援サーバを備えた接続支援システムであっ
    て、 前記接続支援サーバは、 前記応答端末からの接続を維持する接続維持部と、 前記応答端末を特定する応答端末特定情報を受信する端
    末情報受信部と、 前記接続維持部が維持する前記接続を特定する接続特定
    情報を、前記応答端末特定情報で特定される前記応答端
    末に対応付けて格納する接続情報格納部と、 前記要求端末から前記応答端末への通信確立要求を受信
    する要求受信部と、 前記要求受信部が前記確立要求を受信した場合に、前記
    接続情報格納部内の前記応答端末に対応する前記接続を
    用いて、前記通信確立要求に対応する前記要求端末への
    接続指示を前記応答端末に送信する確立部とを有し、 前記応答端末は、 前記接続支援サーバへの接続を確立する接続確立部と、 前記接続確立部が確立した前記サーバへの接続を用い
    て、前記接続支援サーバから前記要求端末への接続指示
    を受信する通信要求受信部と、 前記接続指示に従い、前記要求端末との通信を確立する
    通信部とを有することを特徴とする接続支援システム。
  36. 【請求項36】 要求端末と応答端末の通信の確立をサ
    ーバが支援する接続支援方法であって、 前記サーバが、前記応答端末からの接続を維持するステ
    ップと、 前記サーバが、前記応答端末を特定する応答端末特定情
    報を受信するステップと、 前記サーバが、前記要求端末から前記応答端末への通信
    確立要求を受信するステップと、 前記要求受信部が前記確立要求を受信した場合に、前記
    接続を特定する接続特定情報を、前記応答端末特定情報
    で特定される前記応答端末に対応付けて格納するデータ
    ベースを用いて、前記サーバが、前記要求端末と前記応
    答端末との通信を確立するステップとを備えることを特
    徴とする接続支援方法。
  37. 【請求項37】 要求端末と応答端末の通信の確立を支
    援するサーバの接続支援プログラムであって、 前記応答端末からの接続を維持する接続維持モジュール
    と、 前記応答端末を特定する応答端末特定情報を受信する端
    末情報受信モジュールと、 前記接続維持モジュールで維持される前記接続を特定す
    る接続特定情報を、前記応答端末特定情報で特定される
    前記応答端末に対応付けて格納する接続情報格納モジュ
    ールと、 前記要求端末から前記応答端末への通信確立要求を受信
    する要求受信モジュールと、 前記要求受信モジュールで前記確立要求が受信された場
    合に、前記接続情報格納モジュールが格納したデータベ
    ース内の前記応答端末に対応する前記接続特定情報を用
    いて、前記要求端末と前記応答端末との通信を確立する
    確立モジュールとを備えることを特徴とする接続支援プ
    ログラム。
  38. 【請求項38】 クローズドネットワーク内に位置する
    ローカル装置と、 前記クローズドネットワークに対してルータを介して接
    続するオープンネットワーク内に位置し、前記ローカル
    装置に接続すべき利用者を認証する中継認証サーバと、
    を備える接続システムであって、 前記ローカル装置は、前記ルータを介する論理回線であ
    る中継論理回線を前記認証サーバに接続すると共に、当
    該ローカル装置の装置識別情報を前記認証サーバに通知
    する論理回線接続部を有し、 前記中継認証サーバは、 前記装置識別情報を、前記中継論理回線に対応付けて格
    納する接続格納部と、 前記利用者から前記ローカル装置への接続要求を、前記
    装置識別情報を特定する特定情報に対応付けて受信し、
    前記特定情報によって特定される前記装置識別情報に対
    応する前記中継論理回線を、前記接続格納部に基づいて
    選択し、選択した前記中継論理回線を用いて、前記利用
    者を前記ローカル装置に中継して接続する中継部と、 を有することを特徴とする接続システム。
  39. 【請求項39】 前記中継認証サーバは、更に、前記利
    用者の利用者識別情報を、当該利用者からの接続を許可
    するローカル装置の前記装置識別情報に対応付けて格納
    する利用者格納部を有し、 前記接続部は、前記利用者から前記ローカル装置への接
    続が要求された場合に、前記利用者に対応する前記利用
    者識別情報を前記特定情報として受信し、受信した前記
    利用者識別情報を用いて、前記利用者格納部から前記装
    置識別情報を検索し、検索した前記装置識別情報を用い
    て前記中継論理回線を選択することを特徴とする請求項
    38に記載の接続システム。
  40. 【請求項40】 前記中継認証サーバは、更に、前記利
    用者の利用者識別情報を、当該利用者からの接続を許可
    するローカル装置の前記装置識別情報に対応付けて格納
    する利用者格納部を有し、 前記接続部は、前記利用者から前記ローカル装置への接
    続が要求された場合に、前記利用者に対応する前記利用
    者識別情報及び前記利用者格納部を用いて、前記ローカ
    ル装置への接続許可を判断することを特徴とする請求項
    38に記載の接続システム。
  41. 【請求項41】 前記利用者格納部は、前記利用者識別
    情報として、利用者が有する端末を識別する利用者端末
    識別情報を格納し、 前記接続部は、前記利用者端末識別情報を用いて前記装
    置識別情報を検索することを特徴とする請求項39又は
    40に記載の接続システム。
  42. 【請求項42】 前記クローズドネットワーク内に
    は、ローカル端末が存在し、 前記ローカル装置は、更に、前記利用者からの前記ロー
    カル端末への接続要求を、当該ローカル装置への接続要
    求として受信し、前記ローカル端末への接続許可を判断
    する判断部を有することを特徴とする請求項38に記載
    の接続システム。
  43. 【請求項43】 前記中継認証サーバ及び前記ルータ
    は、前記オープンネットワークにおけるIPアドレスを
    有し、 前記ローカル装置の論理回線接続部は、前記論理回線と
    して、前記ルータを介したTCP/IPコネクションを
    生成し、 前記中継認証サーバの接続格納部は、前記TCP/IP
    コネクションに対応付けて前記装置識別情報を格納する
    ことを特徴とする請求項38に記載の接続システム。
  44. 【請求項44】 前記中継認証サーバの接続格納部は、
    前記TCP/IPコネクションとして、前記ルータから
    受信した、IPヘッダのIPアドレス及びTCPヘッダ
    のポート番号を格納することを特徴とする請求項43に
    記載の接続システム。
  45. 【請求項45】 前記ルータのIPアドレスは、動的に
    変更され、 前記ローカル装置の論理回線接続部は、定期的に前記中
    継認証サーバに、前記ルータを介した論理回線を用い
    て、データ送信を行い、論理回線を維持することを特徴
    とする請求項38に記載の接続システム。
  46. 【請求項46】 前記ルータのIPアドレスは、動的に
    変更され、 前記ローカル装置の論理回線接続部は、前記ルータのI
    Pアドレスが変更された場合に、前記ルータを介した論
    理回線の再接続を行うことを特徴とする請求項38に記
    載の接続システム。
  47. 【請求項47】 前記中継サーバの接続格納部は、更
    に、前記装置識別情報を、当該ローカル装置に接続すべ
    き利用者の位置に対応付けて格納し、 前記中継部は、前記接続要求に対応付けて、更に前記利
    用者の位置情報を受信し、前記位置情報が、前記接続格
    納部における利用者の位置に対応する場合に、前記利用
    者を前記ローカル装置に中継して接続することを特徴と
    する請求項38に記載の接続システム。
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