JP2003168517A - ケーブル固定構造 - Google Patents

ケーブル固定構造

Info

Publication number
JP2003168517A
JP2003168517A JP2001368552A JP2001368552A JP2003168517A JP 2003168517 A JP2003168517 A JP 2003168517A JP 2001368552 A JP2001368552 A JP 2001368552A JP 2001368552 A JP2001368552 A JP 2001368552A JP 2003168517 A JP2003168517 A JP 2003168517A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
fixing structure
clamp
connector
cable fixing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001368552A
Other languages
English (en)
Inventor
Shin Kumagai
伸 熊谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamagawa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tamagawa Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tamagawa Seiki Co Ltd filed Critical Tamagawa Seiki Co Ltd
Priority to JP2001368552A priority Critical patent/JP2003168517A/ja
Publication of JP2003168517A publication Critical patent/JP2003168517A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、コネクタに接続されたケーブルを
内側クランプと一対のクランプ片で締結することによ
り、ケーブルの回転を防止することを目的とする。 【解決手段】 本発明によるケーブル固定構造は、接続
ボックス(1)のコネクタ(2)に接続されたケーブル(4)を
内側クランプ(21)と第1、第2クランプ片(23、24)とに
よって締結することにより、ケーブル(4)の回転が防止
され、接続不良を防止する構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケーブル固定構造
に関し、特に、コネクタに接続したケーブルの回転によ
る緩みの発生によってコネクタ接続が不完全となること
を、クランプによって固定することにより防止するため
の新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種のケーブル
固定構造としては、一般に、図7で示される構成が採用
されていた。図7において符号1で示されるものは接続
ボックスであり、この接続ボックス1の前端面1aには
複数のコネクタ2が突出して設けられていると共に、こ
の各コネクタ2の外周にはねじ部3が形成されている。
【0003】前記各コネクタ2には同軸ケーブル等のケ
ーブル4が接続ナット5をこのねじ部3に螺合すること
によって一体状に接続されており、ケーブル4の芯線又
はこの芯線に接続されたピンが(図示せず)がコネクタ
2の受孔2aに挿入されて、ケーブル4とコネクタ2と
が電気機械的に接続されている。
【0004】前記接続ボックス1は、図5及び図6で示
されるように、無線中継等に用いられるパラボラアンテ
ナ装置10の固定部11に取付けられ、ケーブル4はこ
の固定部11と可動側のアンテナ12との間を接続する
状態で設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のケーブル固定構
造は、以上のように構成されていたため、次のような課
題が存在していた。すなわち、接続ボックスが固定側
で、ケーブルが可動側に接続されているため、アンテナ
が回動するたびに、ケーブルがよじれるような状態で回
転するため、コネクタに螺合されている接続ナットが回
転し、序々に緩むことによりコネクタとケーブルとの接
続が不安定となり、装置にとって致命的な欠陥となるこ
とがあった。
【0006】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、コネクタに接続したケーブ
ルの回転による緩みの発生によってコネクタ接続が不完
全となることを、クランプによって固定することにより
防止するようにしたケーブル固定構造を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるケーブル固
定構造は、接続ボックスに設けられた複数のコネクタに
対して、ケーブルに設けられた接続ナットを前記コネク
タの外周のねじ部に螺合させることによって前記コネク
タとケーブルとの接続を行うようにしたケーブル固定構
造において、前記各ケーブルの内側に設けられ各ケーブ
ルが嵌まり込むための複数の凹溝を有する内側クランプ
と、前記内側クランプ及び各ケーブルの外側に設けられ
半円筒状をなす一対の第1、第2クランプ片と、よりな
り、前記第1、第2クランプ片の内周面が前記各ケーブ
ルの外周面に接合している構成であり、また、 前記各
クランプ片は締付ねじにより一体状に締結されている構
成であり、また、前記ケーブルは4本よりなる構成であ
り、また、前記内側クランプは、軸心を通る直径方向に
沿って二体にされた一対の内側クランプ片よりなる構成
である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明によるケ
ーブル固定構造の好適な実施の形態について説明する。
尚、従来例と同一又は同等部分には同一符号を付して説
明する。図1において符号1で示されるものは接続ボッ
クスであり、この接続ボックス1の前端面1aには複数
のコネクタ2が突出して設けられていると共に、この各
コネクタ2の外周にはねじ部分3が形成されている。
【0009】前記各コネクタ2には同軸ケーブル等のケ
ーブル4が接続ナット5をこのねじ部3に螺合すること
によって一体状に接続されており、ケーブル4の芯線又
はこの芯線に接続されたピン(図示せず)がコネクタ2
の受孔2aに挿入されて、ケーブル4とコネクタ2とが
電気機械的に接続されている。
【0010】前記各コネクタ2の内側すなわち各ケーブ
ル4の内側位置には、図2から図4で示されるようにほ
ぼ円柱体形をなす内側クランプ21が配設されている。
前記内側クランプ21の外縁位置には、90度毎に軸方
向に沿って形成された4個(他の数も可)の凹溝22が
形成され、各凹溝22間のピッチaは、図1の各コネク
タ2間のピッチaと同一に設定されている。
【0011】前記内側クランプ21は、一体でも可能で
あるが、図4のように軸心を通る直径方向Aに沿って二
体に分割された一対の内側クランプ片21a、21bに
よって構成されている方が、組立上は有利である。前記
各凹溝22内には、前記各ケーブル4が図2の該略図で
示されるように設けられており、この内側クランプ21
の外周位置には半円筒状をなす第1、第2クランプ片2
3、24が設けられている。
【0012】前記各クランプ23、24は、締付ねじ2
5とねじ孔26によって一体状に締結され、一部が図2
のように接続ボックスに接続されている。前記各クラン
プ片23、24の内周面23a、24aは各ケーブル4
の外周面4aに接合していると共に、各クランプ片2
3、24の締結による締め付けによって各ケーブル4は
各凹溝22内で強固に固定され、従来のような回転は完
全に防止される。尚、前記各クランプ片23、24の内
周面23a、24aが接合するケーブル4の外周面4a
は、ケーブル4自体の表皮の場合だけではなく、ケーブ
ル4の一部をなす接続ナット5に接合する場合と、これ
ら両方にまたがって接合する場合が含まれるものであ
る。
【0013】従って、前述のように各ケーブル4を内側
クランプ21と各クランプ片23、24によって締結し
た構成とすることにより、図5及び図6で示されるパラ
ボラアンテナ装置10等に取り付けた場合においてケー
ブル4が回転しようとする挙動が発生した場合において
も、ケーブル4はよじれのみで回転することはなく、従
来のようなコネクタ接続が損なわれるようなことは防止
できる。
【0014】
【発明の効果】本発明によるケーブル固定構造は、以上
のように構成されているため、次のような効果を得るこ
とができる。すなわち、接続ボックスに設けられたコネ
クタに接続された各ケーブルが内側クランプと各クラン
プ片によって強固に締結されているため、ケーブルのよ
じれによる回転は防止され、従来のような接続不良等を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるケーブル固定構造を示すための分
解斜視図である。
【図2】本発明によるケーブル固定構造を示すための縦
断面図である。
【図3】図2の左側面図である。
【図4】図3の要部の分解斜視図である。
【図5】従来及び本発明の接続ボックスが適用されるパ
ラボラアンテナ装置を示す正面断面図である。
【図6】図5の側断面図である。
【図7】従来の接続ボックスを示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 接続ボックス 2 コネクタ 3 ねじ部 4 ケーブル 4a 外周面 A 直径方向 21 内側クランプ 22 凹溝 23 第1クランプ片 24 第2クランプ片 23a、24a 内周面 21a 内側クランプ片 21b 内側クランプ片 25 締付ねじ 26 ねじ孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4E352 AA02 AA03 AA05 AA06 AA16 BB02 BB03 BB05 BB10 CC12 DD02 DD05 DD15 DD16 DR03 DR14 DR25 DR34 DR40 DR43 GG10 GG17 5E021 FA03 FB11 FB13 FC02 GA05 GB01 5G363 AA20 DA15 DC08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続ボックス(1)に設けられた複数のコ
    ネクタ(2)に対して、ケーブル(4)に設けられた接続ナッ
    ト(5)を前記コネクタ(2)の外周のねじ部(3)に螺合させ
    ることによって前記コネクタ(2)とケーブル(4)との接続
    を行うようにしたケーブル固定構造において、前記各ケ
    ーブル(4)の内側に設けられ各ケーブル(4)が嵌まり込む
    ための複数の凹溝(22)を有する内側クランプ(21)と、前
    記内側クランプ(21)及び各ケーブル(4)の外側に設けら
    れ半円筒状をなす一対の第1、第2クランプ片(23、24)
    と、よりなり、前記第1、第2クランプ片(23、24)の内
    周面(23a,24a)が前記各ケーブル(4)の外周面(4a)に接合
    していることを特徴とするケーブル固定構造。
  2. 【請求項2】 前記各クランプ片(23、24)は締付ねじ(2
    5)により一体状に締結されていることを特徴とする請求
    項1記載のケーブル固定構造。
  3. 【請求項3】 前記ケーブル(4)は4本よりなることを
    特徴とする請求項1又は2記載のケーブル固定構造。
  4. 【請求項4】 前記内側クランプ(21)は、軸心を通る直
    径方向(A)に沿って二体にされた一対の内側クランプ片
    (21a,21b)よりなることを特徴とする請求項1ないし3
    の何れかに記載のケーブル固定構造。
JP2001368552A 2001-12-03 2001-12-03 ケーブル固定構造 Pending JP2003168517A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001368552A JP2003168517A (ja) 2001-12-03 2001-12-03 ケーブル固定構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001368552A JP2003168517A (ja) 2001-12-03 2001-12-03 ケーブル固定構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003168517A true JP2003168517A (ja) 2003-06-13

Family

ID=19178128

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001368552A Pending JP2003168517A (ja) 2001-12-03 2001-12-03 ケーブル固定構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003168517A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013161531A (ja) * 2012-02-01 2013-08-19 Nippon Dengyo Kosaku Co Ltd 端子取付板
WO2016158321A1 (ja) * 2015-03-31 2016-10-06 株式会社オートネットワーク技術研究所 ワイヤーハーネス及びワイヤーハーネスの製造方法
CN117254399A (zh) * 2023-11-14 2023-12-19 国网山东省电力公司淄博供电公司 一种便于电缆安装更换的线缆夹具以及操作方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013161531A (ja) * 2012-02-01 2013-08-19 Nippon Dengyo Kosaku Co Ltd 端子取付板
WO2016158321A1 (ja) * 2015-03-31 2016-10-06 株式会社オートネットワーク技術研究所 ワイヤーハーネス及びワイヤーハーネスの製造方法
JP2016192352A (ja) * 2015-03-31 2016-11-10 株式会社オートネットワーク技術研究所 ワイヤーハーネス及びワイヤーハーネスの製造方法
US10096401B2 (en) 2015-03-31 2018-10-09 Autonetworks Technologies, Ltd. Wire harness and wire harness production method
CN117254399A (zh) * 2023-11-14 2023-12-19 国网山东省电力公司淄博供电公司 一种便于电缆安装更换的线缆夹具以及操作方法
CN117254399B (zh) * 2023-11-14 2024-03-19 国网山东省电力公司淄博供电公司 一种便于电缆安装更换的线缆夹具以及操作方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6734767B2 (ja) コネクタ
JP2531539B2 (ja) 丸形コネクタ
JP5910832B2 (ja) ケーブル保持装置
JP3947745B2 (ja) スポーク固定構造
JP2003168517A (ja) ケーブル固定構造
JP2000312429A (ja) ケーブルグランド
JP5208034B2 (ja) 端子台
KR20080063909A (ko) 캐슬너트와 볼트의 고정부재
JP4507910B2 (ja) 端子金具の取付構造
JP2006344487A (ja) シールド電線のアース線接続構造
JP2006221968A (ja) 高周波同軸ケーブル用コネクタ
JP5110705B2 (ja) 照明器具
CN220368223U (zh) 一种旋扣式互锁结构
JP3541318B2 (ja) 同軸コネクタ
JPH0425832Y2 (ja)
CN217983888U (zh) 线缆固定装置和电子装置
TWM642634U (zh) 螺帽結構
JP2001090722A (ja) 固定手段
CN210129727U (zh) 防水接头结构
KR200236109Y1 (ko) 점퍼선용 스페이서
JP2003187902A (ja) ケーブル固定構造
JP7009686B2 (ja) ジョイント具
JP2004281060A (ja) 電気コネクタ
JPS5836131Y2 (ja) タ−ミナル装置
JP2002270254A (ja) 端子金具及びコネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040803

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20061026

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070104

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070130

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070605