JP2003168517A - ケーブル固定構造 - Google Patents
ケーブル固定構造Info
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- JP2003168517A JP2003168517A JP2001368552A JP2001368552A JP2003168517A JP 2003168517 A JP2003168517 A JP 2003168517A JP 2001368552 A JP2001368552 A JP 2001368552A JP 2001368552 A JP2001368552 A JP 2001368552A JP 2003168517 A JP2003168517 A JP 2003168517A
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- clamp
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- cable fixing
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- Pending
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- Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
内側クランプと一対のクランプ片で締結することによ
り、ケーブルの回転を防止することを目的とする。 【解決手段】 本発明によるケーブル固定構造は、接続
ボックス(1)のコネクタ(2)に接続されたケーブル(4)を
内側クランプ(21)と第1、第2クランプ片(23、24)とに
よって締結することにより、ケーブル(4)の回転が防止
され、接続不良を防止する構成である。
Description
に関し、特に、コネクタに接続したケーブルの回転によ
る緩みの発生によってコネクタ接続が不完全となること
を、クランプによって固定することにより防止するため
の新規な改良に関する。
固定構造としては、一般に、図7で示される構成が採用
されていた。図7において符号1で示されるものは接続
ボックスであり、この接続ボックス1の前端面1aには
複数のコネクタ2が突出して設けられていると共に、こ
の各コネクタ2の外周にはねじ部3が形成されている。
ーブル4が接続ナット5をこのねじ部3に螺合すること
によって一体状に接続されており、ケーブル4の芯線又
はこの芯線に接続されたピンが(図示せず)がコネクタ
2の受孔2aに挿入されて、ケーブル4とコネクタ2と
が電気機械的に接続されている。
されるように、無線中継等に用いられるパラボラアンテ
ナ装置10の固定部11に取付けられ、ケーブル4はこ
の固定部11と可動側のアンテナ12との間を接続する
状態で設けられている。
造は、以上のように構成されていたため、次のような課
題が存在していた。すなわち、接続ボックスが固定側
で、ケーブルが可動側に接続されているため、アンテナ
が回動するたびに、ケーブルがよじれるような状態で回
転するため、コネクタに螺合されている接続ナットが回
転し、序々に緩むことによりコネクタとケーブルとの接
続が不安定となり、装置にとって致命的な欠陥となるこ
とがあった。
めになされたもので、特に、コネクタに接続したケーブ
ルの回転による緩みの発生によってコネクタ接続が不完
全となることを、クランプによって固定することにより
防止するようにしたケーブル固定構造を提供することを
目的とする。
定構造は、接続ボックスに設けられた複数のコネクタに
対して、ケーブルに設けられた接続ナットを前記コネク
タの外周のねじ部に螺合させることによって前記コネク
タとケーブルとの接続を行うようにしたケーブル固定構
造において、前記各ケーブルの内側に設けられ各ケーブ
ルが嵌まり込むための複数の凹溝を有する内側クランプ
と、前記内側クランプ及び各ケーブルの外側に設けられ
半円筒状をなす一対の第1、第2クランプ片と、よりな
り、前記第1、第2クランプ片の内周面が前記各ケーブ
ルの外周面に接合している構成であり、また、 前記各
クランプ片は締付ねじにより一体状に締結されている構
成であり、また、前記ケーブルは4本よりなる構成であ
り、また、前記内側クランプは、軸心を通る直径方向に
沿って二体にされた一対の内側クランプ片よりなる構成
である。
ーブル固定構造の好適な実施の形態について説明する。
尚、従来例と同一又は同等部分には同一符号を付して説
明する。図1において符号1で示されるものは接続ボッ
クスであり、この接続ボックス1の前端面1aには複数
のコネクタ2が突出して設けられていると共に、この各
コネクタ2の外周にはねじ部分3が形成されている。
ーブル4が接続ナット5をこのねじ部3に螺合すること
によって一体状に接続されており、ケーブル4の芯線又
はこの芯線に接続されたピン(図示せず)がコネクタ2
の受孔2aに挿入されて、ケーブル4とコネクタ2とが
電気機械的に接続されている。
ル4の内側位置には、図2から図4で示されるようにほ
ぼ円柱体形をなす内側クランプ21が配設されている。
前記内側クランプ21の外縁位置には、90度毎に軸方
向に沿って形成された4個(他の数も可)の凹溝22が
形成され、各凹溝22間のピッチaは、図1の各コネク
タ2間のピッチaと同一に設定されている。
あるが、図4のように軸心を通る直径方向Aに沿って二
体に分割された一対の内側クランプ片21a、21bに
よって構成されている方が、組立上は有利である。前記
各凹溝22内には、前記各ケーブル4が図2の該略図で
示されるように設けられており、この内側クランプ21
の外周位置には半円筒状をなす第1、第2クランプ片2
3、24が設けられている。
5とねじ孔26によって一体状に締結され、一部が図2
のように接続ボックスに接続されている。前記各クラン
プ片23、24の内周面23a、24aは各ケーブル4
の外周面4aに接合していると共に、各クランプ片2
3、24の締結による締め付けによって各ケーブル4は
各凹溝22内で強固に固定され、従来のような回転は完
全に防止される。尚、前記各クランプ片23、24の内
周面23a、24aが接合するケーブル4の外周面4a
は、ケーブル4自体の表皮の場合だけではなく、ケーブ
ル4の一部をなす接続ナット5に接合する場合と、これ
ら両方にまたがって接合する場合が含まれるものであ
る。
クランプ21と各クランプ片23、24によって締結し
た構成とすることにより、図5及び図6で示されるパラ
ボラアンテナ装置10等に取り付けた場合においてケー
ブル4が回転しようとする挙動が発生した場合において
も、ケーブル4はよじれのみで回転することはなく、従
来のようなコネクタ接続が損なわれるようなことは防止
できる。
のように構成されているため、次のような効果を得るこ
とができる。すなわち、接続ボックスに設けられたコネ
クタに接続された各ケーブルが内側クランプと各クラン
プ片によって強固に締結されているため、ケーブルのよ
じれによる回転は防止され、従来のような接続不良等を
防止することができる。
解斜視図である。
断面図である。
ラボラアンテナ装置を示す正面断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 接続ボックス(1)に設けられた複数のコ
ネクタ(2)に対して、ケーブル(4)に設けられた接続ナッ
ト(5)を前記コネクタ(2)の外周のねじ部(3)に螺合させ
ることによって前記コネクタ(2)とケーブル(4)との接続
を行うようにしたケーブル固定構造において、前記各ケ
ーブル(4)の内側に設けられ各ケーブル(4)が嵌まり込む
ための複数の凹溝(22)を有する内側クランプ(21)と、前
記内側クランプ(21)及び各ケーブル(4)の外側に設けら
れ半円筒状をなす一対の第1、第2クランプ片(23、24)
と、よりなり、前記第1、第2クランプ片(23、24)の内
周面(23a,24a)が前記各ケーブル(4)の外周面(4a)に接合
していることを特徴とするケーブル固定構造。 - 【請求項2】 前記各クランプ片(23、24)は締付ねじ(2
5)により一体状に締結されていることを特徴とする請求
項1記載のケーブル固定構造。 - 【請求項3】 前記ケーブル(4)は4本よりなることを
特徴とする請求項1又は2記載のケーブル固定構造。 - 【請求項4】 前記内側クランプ(21)は、軸心を通る直
径方向(A)に沿って二体にされた一対の内側クランプ片
(21a,21b)よりなることを特徴とする請求項1ないし3
の何れかに記載のケーブル固定構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001368552A JP2003168517A (ja) | 2001-12-03 | 2001-12-03 | ケーブル固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001368552A JP2003168517A (ja) | 2001-12-03 | 2001-12-03 | ケーブル固定構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003168517A true JP2003168517A (ja) | 2003-06-13 |
Family
ID=19178128
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001368552A Pending JP2003168517A (ja) | 2001-12-03 | 2001-12-03 | ケーブル固定構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003168517A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013161531A (ja) * | 2012-02-01 | 2013-08-19 | Nippon Dengyo Kosaku Co Ltd | 端子取付板 |
WO2016158321A1 (ja) * | 2015-03-31 | 2016-10-06 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | ワイヤーハーネス及びワイヤーハーネスの製造方法 |
CN117254399A (zh) * | 2023-11-14 | 2023-12-19 | 国网山东省电力公司淄博供电公司 | 一种便于电缆安装更换的线缆夹具以及操作方法 |
-
2001
- 2001-12-03 JP JP2001368552A patent/JP2003168517A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016192352A (ja) * | 2015-03-31 | 2016-11-10 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | ワイヤーハーネス及びワイヤーハーネスの製造方法 |
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CN117254399A (zh) * | 2023-11-14 | 2023-12-19 | 国网山东省电力公司淄博供电公司 | 一种便于电缆安装更换的线缆夹具以及操作方法 |
CN117254399B (zh) * | 2023-11-14 | 2024-03-19 | 国网山东省电力公司淄博供电公司 | 一种便于电缆安装更换的线缆夹具以及操作方法 |
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