JP2003164785A - 塗布方法及び塗布装置 - Google Patents

塗布方法及び塗布装置

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JP2003164785A
JP2003164785A JP2001369170A JP2001369170A JP2003164785A JP 2003164785 A JP2003164785 A JP 2003164785A JP 2001369170 A JP2001369170 A JP 2001369170A JP 2001369170 A JP2001369170 A JP 2001369170A JP 2003164785 A JP2003164785 A JP 2003164785A
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substrate
coating
cooling
liquid material
cooled
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JP2001369170A
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English (en)
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Shintaro Asuke
慎太郎 足助
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Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Materials For Photolithography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 時間経過に伴う塗布膜の蒸発ムラを抑制し、
膜厚精度の向上を図ることができる塗布方法及び塗布装
置を提供する。 【解決手段】 塗布装置10は、液体吐出ヘッド21か
ら液体材料を吐出して基板20に液体材料を塗布する。
塗布に際し、基板20を冷却し、冷却された基板20に
液体材料を塗布する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塗布方法及び塗布
装置に関し、特に、液体吐出ヘッドから液体材料を吐出
して基板に液体材料を塗布する液体吐出方式の塗布方法
及び塗布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、基板に液体材料を塗布する技術と
して、液体吐出方式による塗布技術の利用が拡大する傾
向にある。液体吐出方式による塗布技術は、一般に、基
板と液体吐出ヘッドとを相対的に移動させながら、液体
吐出ヘッドに設けられた複数のノズルから液体材料を液
滴として吐出し、その液滴を基板上に繰り返し付着させ
て塗布膜を形成するものであり、スピンコート方式など
の従来の塗布技術に比べて、液体材料の消費に無駄が少
なく、液体材料の吐出制御を行いやすいといった利点を
有する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、液体吐
出方式による塗布技術では、基板と液体吐出ヘッドとを
相対的に移動させながら液体材料の塗布を行うため、相
対移動中に、すでに塗布した領域から塗布膜の蒸発が進
む。そのため、塗り始めと塗り終わりとで、塗布膜に時
間経過に伴う蒸発ムラが生じ、これが膜厚精度の低下を
招くおそれがある。
【0004】特に、液体吐出方式によって、大型の基板
に液体材料を塗布する場合には、塗り始めと塗り終わり
との時間差が大きいため、上述した蒸発ムラが生じやす
く、膜厚精度の低下を招きやすい。
【0005】本発明は、上述する事情に鑑みてなされた
ものであり、時間経過に伴う塗布膜の蒸発ムラを抑制
し、膜厚精度の向上を図ることができる塗布方法及び塗
布装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の塗布方法は、液体吐出ヘッドから液体材
料を吐出して基板に前記液体材料を塗布する塗布方法で
あって、前記基板を冷却し、冷却された前記基板に前記
液体材料を塗布することを特徴とする。
【0007】本発明の塗布方法では、基板を冷却し、冷
却された基板に液体材料を塗布することにより、基板に
塗布された液体材料の温度が降下し、液体材料の蒸発が
抑制される。そのため、時間経過に伴う塗布膜の蒸発ム
ラが抑制され、膜厚精度の向上が図られる。また、時間
経過に伴う塗布膜の蒸発ムラが抑制されることから、大
型の基板に対しても、精度よく塗布を行うことができ
る。
【0008】上記の塗布方法において、前記基板が搭載
されるステージを冷却し、該ステージを介して前記基板
を冷却してもよい。基板が搭載されるステージを介して
基板を冷却することにより、塗布中、基板の冷却状態を
容易かつ確実に維持することができる。そのため、塗布
開始時点と塗布終了時点とで基板の温度を一定に保ち、
塗布膜の蒸発ムラを確実に抑制することができる。
【0009】また、上記の塗布方法においては、前記基
板の塗布中に、次に塗布する前記基板を予め冷却するの
が好ましい。基板の塗布中に、次に塗布する基板を予め
冷却することにより、基板冷却に要する時間によるスル
ープットの低下を防止できる。
【0010】また、上記の塗布方法において、前記基板
が配される空間に冷却ガスを供給してもよい。基板が配
される空間に冷却ガスを供給することにより、基板と周
囲との温度差が少なくなり、基板を短時間で冷却でき
る。また、基板と周囲との温度差が少なくなることによ
り、基板をより均一に冷却できるとともに、基板の冷却
状態を確実に維持できる。
【0011】また、上記の塗布方法においては、前記液
体吐出ヘッドを一定温度に温調するのが好ましい。液体
吐出ヘッドを一定温度に温調することにより、冷却され
た基板に対して、液体吐出ヘッドから安定して液体材料
を吐出することができる。すなわち、上記温調により、
冷却雰囲気、あるいは冷却された基板との接近による液
体吐出ヘッドの温度降下、及びその温度降下に伴う液体
吐出ヘッドの吐出性能の低下が防止される。
【0012】また、上記の塗布方法において、前記液体
材料は、蒸発速度指数が30以下の溶媒を含んでもよ
い。液体材料が、蒸発速度指数が30以下の溶媒を含む
ことにより、基板に塗布された液体材料の蒸発がさらに
抑制される。そのため、蒸発ムラがさらに抑制される。
【0013】また、上記の目的を達成するために、本発
明の塗布装置は、液体吐出ヘッドから液体材料を吐出し
て基板に前記液体材料を塗布する塗布装置であって、前
記基板を冷却する冷却装置を備えることを特徴とする。
【0014】本発明の塗布装置は、基板を冷却する冷却
装置を備えることから、上述した本発明の塗布方法を実
施できる。つまり、本発明の塗布装置では、冷却装置に
よって基板を冷却し、冷却された基板に液体材料を塗布
することにより、基板に塗布された液体材料の温度が降
下し、液体材料の蒸発が抑制される。そのため、時間経
過に伴う塗布膜の蒸発ムラが抑制され、膜厚精度の向上
が図られる。また、時間経過に伴う塗布膜の蒸発ムラが
抑制されることから、大型の基板に対しても、精度よく
塗布を行うことができる。
【0015】上記の塗布装置において、前記基板を保持
するステージを備え、前記冷却装置は、前記ステージを
冷却し、該ステージを介して前記基板を冷却してもよ
い。基板が搭載されるステージを介して基板を冷却する
ことにより、塗布中、基板の冷却状態を容易かつ確実に
維持することができる。そのため、塗布開始時点と塗布
終了時点とで基板の温度を一定に保ち、塗布膜の蒸発ム
ラを確実に抑制することができる。
【0016】また、上記の塗布装置においては、前記冷
却装置は、前記基板の塗布中に、次に塗布する前記基板
を予め冷却する予備冷却部を有するのが好ましい。上記
予備冷却部において、基板の塗布中に、次に塗布する基
板を予め冷却することにより、基板冷却に要する時間に
よるスループットの低下を防止できる。
【0017】また、上記の塗布装置においては、前記ス
テージを複数備え、前記予備冷却部は、次に塗布する前
記基板が搭載されるステージであってもよい。予備冷却
部が、次に塗布する基板が搭載されるステージであるこ
とにより、所定のステージ上での基板の塗布中に、別の
ステージ上で次に塗布する基板が冷却される。この場
合、基板の冷却後、その基板が基板ステージに搭載され
たそのままの状態で次の塗布動作に移れることから、動
作に無駄が少なく基板の冷却温度も維持しやすい。ま
た、新たに予備冷却部を設けるスペースが必要がなく、
装置の省スペース化及び簡素化を図ることができる。
【0018】また、上記の塗布装置において、前記基板
が配される空間に冷却ガスを供給する冷却ガス供給装置
を備えてもよい。上記冷却ガス供給装置を備え、基板が
配される空間に冷却ガスを供給することにより、基板と
周囲との温度差が少なくなり、基板を短時間で冷却でき
る。また、基板と周囲との温度差が少なくなることによ
り、基板をより均一に冷却できるとともに、基板の冷却
状態を確実に維持できる。
【0019】また、上記の塗布装置において、前記液体
吐出ヘッドを一定温度に温調する温調装置を備えるのが
好ましい。上記温調装置を備え、液体吐出ヘッドを一定
温度に温調することにより、冷却された基板に対して、
液体吐出ヘッドから安定して液体材料を吐出することが
できる。すなわち、上記温調により、冷却雰囲気、ある
いは冷却された基板との接近による液体吐出ヘッドの温
度降下、及びその温度降下に伴う液体吐出ヘッドの吐出
性能の低下が防止される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る塗布
装置の実施の形態の一例を模式的に示しており、本実施
例の塗布装置は、液体吐出方式の塗布装置である。
【0021】図1において、塗布装置10は、レジスト
等の液体材料を基板20に向けて吐出する液体吐出ヘッ
ド21、基板20が搭載される基板ステージ22、及び
これらを統括的に制御する制御装置23等を備えて構成
されており、液体吐出ヘッド21と基板ステージ22と
は、一つのチャンバ24内に配置されている。また、図
1において、XYZ直交座標系が用いられ、XYZ直交
座標系は、基板20が搭載される基板ステージ22に対
して平行となるようにX軸及びY軸が設定され、Z軸が
基板ステージ22に対して直交する方向に設定されてい
る。
【0022】基板20としては、本実施例では、半導体
素子の製造に用いられるシリコンからなるウエハが用い
られる。また、基板20上に塗布される液体材料として
は、レジスト(フォトレジスト)が用いられる。すなわ
ち、本実施例は、半導体素子の製造プロセスに用いられ
るレジストの塗布装置に本発明を適用したものである。
なお、本発明が適用される塗布装置は、半導体素子の製
造プロセス用に限定されず、液晶表示素子、EL素子、
撮像素子(CCD)、磁気ヘッド等のデバイスの他、カ
ラーフィルタやタッチパネル等の装置の製造用としても
適用可能であり、1000×1200mmなどの液晶基
板のごとく、大型の基板に対して特に有効である。その
ため、本発明に用いられる基板としては、シリコン基板
に限らず、ガラス基板、石英基板、セラミックス基板、
金属基板、プラスチック基板、プラスチックフィルム基
板等、他の材質の基板も適用される。また、本発明に用
いられる液体材料としては、レジストに限定されず、カ
ラーインク、保護膜用液体材料、または塗布シリコン酸
化膜を形成するための液体材料であるSOG(SpinOn G
lass)、低誘電率層間絶縁膜を形成するためのLow-k材
料、その他揮発性液体材料など他の液体材料も適用可能
である。
【0023】液体吐出ヘッド21は、液体吐出方式によ
り、液体材料(レジスト)をノズル30から吐出するも
のである(図2参照)。液体吐出方式としては、圧電体
素子としてのピエゾ素子を用いてインクを吐出させるピ
エゾ方式、液体材料を加熱し発生した泡(バブル)によ
り液体材料を吐出させるバブル方式等、公知の種々の技
術を適用できる。このうち、ピエゾ方式は、液体材料に
熱を加えないため、材料の組成等に影響を与えないとい
う利点を有する。なお、本実施の形態では、上述のう
ち、ピエゾ方式を用いた。
【0024】図2は、ピエゾ方式による液体材料の吐出
原理を説明するための図である。図2において、液体材
料を収容する液体室31に隣接してピエゾ素子32が設
置されている。液体室31には、液体材料を収容する材
料タンクを含む液体材料供給系34を介して液体材料が
供給される。ピエゾ素子32は駆動回路33に接続され
ており、この駆動回路33を介してピエゾ素子32に電
圧を印加し、ピエゾ素子32を変形させることにより、
液体室31が変形し、ノズル30から液体材料が吐出さ
れる。この場合、印加電圧の値を変化させることによ
り、ピエゾ素子32の歪み量が制御される。また、印加
電圧の周波数を変化させることにより、ピエゾ素子32
の歪み速度が制御される。液体吐出ヘッド21では、こ
うしたピエゾ素子32への印加電圧の制御により、ノズ
ル30からの液体材料の吐出の制御が行われる。
【0025】図1に戻り、基板ステージ22は、基板2
0を保持するための真空吸着用の孔や、リフトアップ用
の機構(いずれも不図示)等を有しており、基板20を
真空圧で吸着保持する。また、不図示のベース上に配置
され、二次元平面内(図1中のXY平面内)で駆動自在
に配置されている。また、基板ステージ22は、例えば
リニアモータ等からなる駆動装置35を有しており、制
御装置23の指令のもとで、基板20の所定位置への位
置決めや移動を行う。液体材料の塗布時において、液体
吐出ヘッド21から液体材料を吐出しながら、基板ステ
ージ22を介して、基板20と液体吐出ヘッド21とを
相対移動させることにより、基板20上に液体材料の塗
布膜が形成される。
【0026】図3(a)及び(b)は、塗布時における
基板20と液体吐出ヘッド21との相対移動の一例を示
す図である。図3(a)の例では、液体吐出ヘッド21
の幅(図3におけるY方向の長さ)が基板20上の塗布
領域20aの幅(図3におけるY方向の長さ)に対して
小さく形成されている。この場合、基板20と液体吐出
ヘッド21とをX方向及びY方向に相対移動させること
により、基板20全体に液体材料が塗布される。すなわ
ち、図3(a)において、液体吐出ヘッド21は、ま
ず、基板20上をX方向に相対的に走査移動し、基板2
0上の塗布領域20aのうち、Y方向の一部の領域(図
3における上部領域)を塗布する。続いて、液体吐出ヘ
ッド21は、Y方向に相対的にシフト移動し、その後、
再びX方向に基板20上を相対的に走査移動し、先に塗
布した領域に隣接するY方向の一部の領域を塗布する。
このように、図3(a)の例では、液体吐出ヘッド21
は、X方向への走査移動と、Y方向へのシフト移動とを
繰り返すことにより、基板20上の塗布領域20aの全
体を塗布する。
【0027】また、図3(b)の例では、液体吐出ヘッ
ド21の幅が基板20上の塗布領域20aの幅に対して
大きく形成されている。この場合、基板20と液体吐出
ヘッド21とをX方向にのみ相対移動させることによ
り、基板20全体に液体材料が塗布される。すなわち、
図3(b)において、液体吐出ヘッド21は、基板20
上を、X方向に相対的に一度走査移動を行うことによ
り、基板20上の塗布領域20aの全体を塗布する。液
体吐出ヘッド21には、前述したノズル30(図3参
照)がY方向に複数並べて設けられており、複数のノズ
ル30のうち、基板20上の塗布領域20aの形状に応
じて選択されたノズル30から液体材料が吐出される。
【0028】なお、上述したように、本実施例では、基
板ステージ22を介して基板20を移動させることによ
り、塗布時における基板20と液体吐出ヘッド21との
相対移動を行う。しかしながら、本発明はこれに限定さ
れず、液体吐出ヘッド21を移動させて上記相対移動を
行ってもよく、あるいは基板20と液体吐出ヘッド21
との双方を移動させて上記相対移動を行ってもよい。基
板20と液体吐出ヘッド21との双方を移動させる場
合、一方(例えば液体吐出ヘッド21)の移動により上
記走査移動を行い、他方(例えば基板20)の移動によ
り上記シフト移動を行ってもよい。また、基板20と液
体吐出ヘッド21との間隔(距離)は、不図示のZ駆動
装置を介して調整される。さらに、液体吐出ヘッド21
あるいは基板20のXY平面に対する傾きを調整する手
段や、XY平面内での回転角を調整する手段を備えても
よい。
【0029】図1に戻り、本実施例の塗布装置10は、
基板20を冷却する冷却装置50と、液体吐出ヘッド2
1を一定温度に温調する温調装置51と、冷却ガス供給
装置52とを備えている。冷却装置50は、本実施例で
は、基板ステージ22を介して基板20を冷却するよう
に構成されている。冷却方式としては、例えば、所定温
度に冷却された冷媒を対象となる物体内またはその近傍
に流動させ、冷媒との熱交換により対象物体を冷却させ
る方式が用いられる。冷媒としては、例えば、クロロフ
ルオロカーボン、ハイドロクロロフルオロカーボン、ハ
イドロフルオロカーボンなどのフルオロカーボン系や、
炭化水素系、アンモニア、空気等が用いられる。なお、
本発明に適用される冷却方式は上記方式に限定されず、
ペルティエ効果を利用した方式、トムソン効果を利用し
た方式など、種々の公知の技術が適用可能である。
【0030】温調装置51は、液体吐出ヘッド21を加
熱するヒータ(電熱線などを含む)、液体吐出ヘッド2
1の温度(特にノズル30近傍及び液体室近傍の温度)
を計測する計測器、計測器からの計測結果に基づいてヒ
ータを制御する制御器(いずれも不図示)等を備えて構
成されており、液体吐出ヘッド21を所定の温度に加熱
するとともに、所定の温度範囲内に液体吐出ヘッド21
及びその内部の液体材料を温調するようになっている。
【0031】冷却ガス供給装置52は、冷却ガスが収容
されたタンク等を備え、所定の温度に設定された冷却ガ
スを塗布装置10のチャンバ24内に供給する。冷却ガ
スとしては、窒素ガスやヘリウムガスなど、液体材料に
対して不活性なガスが好ましい。なお、チャンバ24内
の内部圧力を高めるように、冷却ガスでチャンバ24内
をパージしてもよい。
【0032】上記構成の本実施例の塗布装置10では、
液体材料の塗布に際し、冷却装置50によって、基板ス
テージ22を介して基板20を冷却する。また、冷却ガ
ス供給装置52によって基板20が配される空間に冷却
ガスを供給し、その空間の雰囲気温度を低下させる。
【0033】基板ステージ22の冷却温度としては、例
えば、液体材料の種類や所望膜厚などの塗布条件に応じ
て、5〜15℃の範囲内の所定の温度に設定される。さ
らに、塗布条件によっては、5℃以下にも冷却され、−
5℃〜15℃の範囲内の所定の温度に設定される。5℃
以下に基板ステージ22を冷却する際には、基板20が
配される空間を目標冷却温度以下の低温の冷却ガスでパ
ージし、結露を防止する。なお、上記冷却温度は一例で
あって、本発明は上記冷却温度に限定されない。また、
本実施例の塗布装置10では、基板ステージ22上に基
板20が真空圧で吸着保持されることから、基板ステー
ジ22が冷却されることにより基板20も速やかに冷却
される。
【0034】基板ステージ22上の基板20が冷却され
ると、基板20に液体材料を塗布する。この際、基板2
0が冷却された状態にあることから、基板20に塗布さ
れた液体材料は温度降下し、この温度降下により蒸発が
抑制される。
【0035】このように、本実施例では、基板20を冷
却し、冷却された基板20に液体材料を塗布することに
より、基板20に塗布された液体材料の蒸発が抑制され
る。そのため、時間経過に伴う塗布膜の蒸発ムラが抑制
され、膜厚精度の向上が図られる。また、時間経過に伴
う塗布膜の蒸発ムラが抑制されることから、大型の基板
20に対しても、精度よく塗布を行うことが可能とな
る。
【0036】また、本実施例では、基板20が搭載され
る基板ステージ22を介して基板20の冷却を行うこと
から、塗布中、基板20の冷却状態が容易かつ確実に維
持される。そのため、塗布開始時点と塗布終了時点とで
基板20の温度が一定に保たれ、塗布膜の蒸発ムラが確
実に抑制される。
【0037】また、本実施例では、冷却ガス供給装置5
2を介して、基板20が配される空間に冷却ガスが供給
されることから、基板20と周囲雰囲気との温度差が少
なくなり、基板20が短時間で冷却される。また、基板
20と周囲との温度差が少なくなることにより、基板2
0がより均一に冷却されるとともに、基板20の冷却状
態がさらに確実に維持される。
【0038】ここで、本実施例において液体材料として
用いられるレジストを形成する物質としては、例えば、
半導体デバイス製造において一般的に用いられている、
クレゾールノボラック系樹脂に感光剤としてジアゾナフ
トキノン誘導体を配合した市販のポジ型のレジストをそ
のまま利用できる。ポジ型のレジストとは、所定のパタ
ーンに応じて放射線に暴露することにより、放射線によ
って暴露された領域が現像液により選択的に除去可能と
なる物質のことである。なお、レジストとしては、これ
に限定されず処理プロセスに応じて任意のものが適用可
能である。レジストに含まれる溶剤成分としては、種々
の有機溶剤、例えば、メトキシプロピオン酸メチル、プ
ロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プ
ロピレングリコールモノプロピルエーテル、メトキシメ
チルプロピネオート、エトキシエチルプロピオネート、
エチルセロソルブ、エチルセロソルブアセテート、エチ
ルラクテート、エチルピルビネート、メチルアミルケト
ン、シクロヘキサノン、キシレン、トルエン、ブチルア
セテートなどから選ばれる一種または複数種の利用が可
能である。
【0039】また、液体材料に含まれる溶剤成分として
は、蒸発速度指数が30以下であることが好ましい。こ
こで、蒸発速度指数Eは、次式(1)に示すように溶剤
の飽和蒸気圧と分子量によって決定される値である。溶
剤は、蒸発速度指数が大きいほうが蒸発しやすく、逆に
その値が小さいほうが蒸発しにくい。なお、溶剤として
一般的に用いられる酢酸ブチルの場合、蒸発速度指数E
は100である。 蒸発速度指数E=kpM …(1) ここで、k:定数(20℃のときk=0.11、30℃
のときk=0.054)、p:飽和蒸気圧、M:分子量
である。液体材料が、蒸発速度指数が30以下の溶媒を
含むことにより、基板20に塗布された液体材料の蒸発
がさらに抑制される。そのため、蒸発ムラがさらに抑制
される。なお、蒸発速度指数が30以下の溶媒として
は、例えば、メチルアミノケトン、エチレングリコール
モノメチルアセテート、乳酸エチル、3−エトキシプロ
ピオン酸エチルなどが挙げられる。
【0040】また、本実施例では、基板ステージ22の
冷却や、冷却ガスによる雰囲気温度の冷却に対して、温
調装置51を介して、液体吐出ヘッド21を一定温度に
温調する。液体吐出ヘッド21の温調温度は、液体材料
の特性や液体吐出ヘッド21の吐出特性に応じて、例え
ば20〜22℃に設定される。液体吐出ヘッド21を一
定温度に温調することにより、冷却された基板20に対
して、液体吐出ヘッド21から安定して液体材料を吐出
することができる。すなわち、この温調により、冷却雰
囲気、あるいは冷却された基板20との接近による液体
吐出ヘッド21の温度降下、及びその温度降下に伴う液
体吐出ヘッド21の吐出性能の低下が防止される。な
お、上記温調温度は一例であって、本発明は上記温調温
度に限定されない。
【0041】ここで、本実施例に基づいて、基板上にレ
ジスト(TFR−H:東京応化社製)を液体吐出方式に
より塗布した実施結果について説明する。塗布条件は、
基板の冷却を行わない従来の塗布方法で塗布膜の膜均一
性が±10%前後の条件と同一とした。基板ステージの
冷却温度は15℃とし、液体吐出ヘッドの温度は22℃
とした。この場合、基板の冷却及び液体吐出ヘッドの温
調により、蒸発ムラに伴う塗布ムラが解消され、±2%
程度の膜均一性を得ることができた。
【0042】次に、図4は、上記塗布装置10による塗
布手順の一例を模式的に示す図である。本例では、塗布
装置10は、基板ステージ22を複数(ここでは2つ)
備えており、一方の基板ステージ22aでの基板20の
塗布中に、次に塗布する基板20を予め冷却する。
【0043】まず、図4(a)において、一方の基板ス
テージ22aでは、基板20と液体吐出ヘッド21とが
相対的に移動されながら塗布動作が行われている。ま
た、基板ステージ22aは冷却装置50によって冷却さ
れており、液体吐出ヘッド21は温調装置51によって
温調されている。この基板ステージ22aでの基板20
の塗布中に、次に塗布する基板20を、他方の基板ステ
ージ22b上に搭載する。この基板ステージ22bは、
冷却装置50によりすでに冷却された状態にあり、基板
ステージ22bに搭載された基板20は基板ステージ2
2b上で速やかに冷却される。
【0044】次に、図4(b)において、基板ステージ
22aでは、基板20の全体に液体材料が塗布され塗布
膜が形成される。基板ステージ22bでは、基板ステー
ジ22aでの塗布時間の間に基板20が所望の温度にま
で冷却され安定した冷却状態となる。
【0045】次に、図4(c)において、塗布膜が形成
された基板20を載せた基板ステージ22aに代わっ
て、次の基板20を載せた基板ステージ22bを塗布位
置に配置する。基板ステージ22b上の基板20はすで
に所望の冷却状態にあるので、速やかに次の塗布動作が
行われる。また、基板ステージ22aでは、塗布膜が形
成された基板20が搬出されるとともに、次の基板20
が搭載される。そして、基板ステージ22a,22bが
入れ替わった状態で、図4(a)の状態に戻り、以後上
述した動作が繰り返される。
【0046】このように、本例では、基板20の塗布中
に、次に塗布する基板20を予め冷却することにより、
先の基板20の塗布が終了した時点で、次の基板20が
すでに所望の冷却状態となっている。そのため、基板2
0の冷却に要する時間に伴うスループットの低下を防止
できる。また、本例では、次に塗布する基板20の冷却
場所が基板ステージ22bであることから、基板20の
塗布中に、そのステージ上で次に塗布する基板20が冷
却される。この場合、基板20の冷却後、その基板20
が基板ステージ22に搭載されたそのままの状態で次の
塗布動作に移れ、載せ変え等を伴わないことから、動作
に無駄が少なく基板20の冷却温度が確実に維持され
る。
【0047】なお、上記例では、次の基板を予め冷却す
る予備冷却部を基板ステージとしているが、予備冷却部
を基板ステージ以外の場所に設けてもよい。例えば、冷
却用のチャンバを別に設け、そこを予備冷却部としても
よい。この場合、急速な冷却を行うなど基板ステージで
の冷却条件とは異なる条件での冷却を実施できる。これ
により、冷却しにくい材質の基板の冷却に要する時間の
短縮化を図ることができる。また、上記例では、塗布時
において、基板ステージを介して基板を冷却している
が、基板ステージによる冷却を省略してもよい。すなわ
ち、例えば、チャンバからなる予備冷却部で予め冷却し
ておき、冷却完了後、塗布装置のチャンバ内に搬入す
る。この場合、チャンバ内の雰囲気を冷却ガスのパージ
等によって冷却状態にしておくことにより、基板ステー
ジでの冷却を省略することが可能である。
【0048】また、上述したように、本発明の塗布方法
及び塗布装置を用いることにより、膜厚精度の向上を図
ることができることから、半導体素子の製造に際し、高
精度あるいは高品質なデバイスを製造することが可能と
なる。上述した実施例では、半導体素子の製造プロセス
に本発明を適用した例を示したが、他の製造プロセスに
本発明を適用することにより、液晶表示素子、EL素
子、撮像素子(CCD)、磁気ヘッド等のデバイスの
他、カラーフィルタやタッチパネル等の装置等、各種デ
バイスあるいは装置の高品質化を図ることができる。
【0049】以上、添付図面を参照しながら本発明に係
る好適な実施の形態例について説明したが、本発明は係
る例に限定されないことは言うまでもない。上述した例
において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一
例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において
設計要求等に基づき種々変更可能である。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の塗布方法
及び塗布装置によれば、基板を冷却し、冷却された基板
に液体材料を塗布することにより、液体材料の蒸発を抑
制することができる。そのため、時間経過に伴う塗布膜
の蒸発ムラを抑制し、膜厚精度の向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る塗布装置の実施の形態の一例を
模式的に示す図である。
【図2】 ピエゾ方式による液体材料の吐出原理を説明
するための図である。
【図3】 塗布時における基板と液体吐出ヘッドとの相
対移動の一例を示す図である。
【図4】 本発明の塗布装置による塗布手順の一例を模
式的に示す図である。
【符号の説明】
10…塗布装置 20…基板 21…液体吐出ヘッド
21a…吐出面 22…基板ステージ 23…制御装置 24…チャンバ
30…ノズル 34…液体材料供給系 50…冷却装置 51…温調装
置 52…冷却ガス供給装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/027 H01L 21/30 564D Fターム(参考) 2H025 AB13 AB16 AB17 EA04 4D075 AC07 AC96 BB18X BB23X BB93X DA06 DB01 DB13 DB14 DB31 DC22 EA05 EA33 EA45 4F041 AA06 AB01 4F042 AA07 AB00 BA19 BA27 DA09 DB48 5F046 JA24

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体吐出ヘッドから液体材料を吐出して
    基板に前記液体材料を塗布する塗布方法であって、 前記基板を冷却し、冷却された前記基板に前記液体材料
    を塗布することを特徴とする塗布方法。
  2. 【請求項2】 前記基板が搭載されるステージを冷却
    し、該ステージを介して前記基板を冷却することを特徴
    とする請求項1に記載の塗布方法。
  3. 【請求項3】 前記基板の塗布中に、次に塗布する前記
    基板を予め冷却することを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載の塗布方法。
  4. 【請求項4】 前記基板が配される空間に冷却ガスを供
    給することを特徴とする請求項1から請求項3のうちの
    いずれかに記載の塗布方法。
  5. 【請求項5】 前記液体吐出ヘッドを一定温度に温調す
    ることを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいず
    れかに記載の塗布方法。
  6. 【請求項6】 前記液体材料は、蒸発速度指数が30以
    下の溶媒を含むことを特徴とする請求項1から請求項5
    のうちのいずれかに記載の塗布方法。
  7. 【請求項7】 液体吐出ヘッドから液体材料を吐出して
    基板に前記液体材料を塗布する塗布装置であって、 前記基板を冷却する冷却装置を備えることを特徴とする
    塗布装置。
  8. 【請求項8】 前記基板が搭載されるステージを備え、 前記冷却装置は、前記ステージを冷却し、該ステージを
    介して前記基板を冷却することを特徴とする請求項7に
    記載の塗布装置。
  9. 【請求項9】 前記冷却装置は、前記基板の塗布中に、
    次に塗布する前記基板を予め冷却する予備冷却部を有す
    ることを特徴とする請求項7または請求項8に記載の塗
    布装置。
  10. 【請求項10】 前記ステージを複数備え、 前記予備冷却部は、次に塗布する前記基板が搭載される
    ステージであることを特徴とする請求項9に記載の塗布
    装置。
  11. 【請求項11】 前記基板が配される空間に冷却ガスを
    供給する冷却ガス供給装置を備えることを特徴とする請
    求項7から請求項10のうちのいずれかに記載の塗布装
    置。
  12. 【請求項12】 前記液体吐出ヘッドを一定温度に温調
    する温調装置を備えることを特徴とする請求項7から請
    求項11のうちのいずれかに記載の塗布装置。
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