JP2003158511A - クロック同期はずれ検出回路及びそれを用いた光受信装置 - Google Patents

クロック同期はずれ検出回路及びそれを用いた光受信装置

Info

Publication number
JP2003158511A
JP2003158511A JP2001355446A JP2001355446A JP2003158511A JP 2003158511 A JP2003158511 A JP 2003158511A JP 2001355446 A JP2001355446 A JP 2001355446A JP 2001355446 A JP2001355446 A JP 2001355446A JP 2003158511 A JP2003158511 A JP 2003158511A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock
detection circuit
counter
signal
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001355446A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3637014B2 (ja
Inventor
Shigesane Noguchi
栄実 野口
Tetsuo Tateyama
哲夫 立山
Madoka Kimura
円 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
NEC Miyagi Ltd
Original Assignee
NEC Corp
NEC Miyagi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp, NEC Miyagi Ltd filed Critical NEC Corp
Priority to JP2001355446A priority Critical patent/JP3637014B2/ja
Priority to US10/300,526 priority patent/US6891402B2/en
Publication of JP2003158511A publication Critical patent/JP2003158511A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3637014B2 publication Critical patent/JP3637014B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03DDEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
    • H03D13/00Circuits for comparing the phase or frequency of two mutually-independent oscillations
    • H03D13/003Circuits for comparing the phase or frequency of two mutually-independent oscillations in which both oscillations are converted by logic means into pulses which are applied to filtering or integrating means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ信号にジッタが存在しても、クロック
信号のデータに対する同期はずれを確実に検出し得る同
期はずれ検出回路を得る。 【解決手段】 クロック信号を遅延回路1にて90度遅
延させたクロック信号を、FF2のデータ入力(D)と
して、このクロック信号をデータの変化点で読込む。こ
のFF2の反転出力とデータ信号との論理積をAND回
路3で得る。そして、この論理積出力をカウンタ回路4
でカウントし、このカウンタ回路4の出力によりクロッ
クのデータに対する同期はずれを検出する。すなわち、
データ信号に同期したクロックを90°遅延させてデー
タ信号の変化点を読込み、この読込み結果とデータ信号
との論理積で得られるパルス(同期はずれパルス)また
はパルスの立上がりをカウントして、この値が一定値以
上になるとクロック同期はずれ検出アラームを発出する
よう構成する。よって、同期はずれを確実に検出でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はクロック同期はずれ
検出回路及びそれを用いた光受信装置に関し、特に光受
信装置においてデータ信号に対するクロック信号の同期
はずれ状態を検出するためのクロック同期はずれ検出回
路及びそれを用いた光受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光受信装置へのデータ信号断やS/N劣
化時に、アラームを発出することは、伝送路品質を保持
するのに必須の機能である。データ信号断やS/N劣化
を検出するのに一般におこなわれる方法の一つとして、
クロック再生をおこなうPLL(Phase Locked Loop )
回路の電圧制御発振器の周波数制御電圧を用いる方法が
ある。すなわち、データ断やS/N劣化時には、PLL
回路がロック状態から大きくはずれ、結果として、電圧
制御発振器の周波数制御電圧がロック状態の電圧から大
きずれるので、この周波数制御電圧が所定値ずれたとき
に、アラームを発出する方法である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】光受信装置へのデータ
信号のS/Nが劣化すると、データ信号のジッタ(デー
タ信号本来の周波数近傍で、データ1ビット毎に周波数
が変動すること)が増えてランダムノイズに近づくの
で、PLL回路の電圧制御発振器をロック状態に引き込
むよう周波数制御電圧が大きく変動する。
【0004】一方、所定の伝送路品質が保たれている場
合でも、実際には、データ信号に多少ジッタが存在して
おり、この場合でもPLL回路の電圧制御発振器をロッ
ク状態に引き込むよう周波数制御電圧が変動している。
したがって、従来のように電圧制御発振器の周波数制御
電圧を用いる方法では、正常時とアラーム時の判定のた
めのしきい値の設定が困難であり、S/N劣化やデータ
信号断のときに確実にアラームを発出することが不可能
となる。
【0005】本発明の目的は、データ信号にジッタが存
在していても、クロック信号のデータに対する同期はず
れを確実に検出することが可能なクロック同期はずれ検
出回路を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、クロッ
ク信号をデータ信号の変化点で読込む読込み手段と、こ
の読込み手段の読込み結果と前記データ信号との論理演
算をなす論理演算手段と、この論理演算出力を計数する
カウンタ手段とを含み、このカウンタ手段のカウント結
果により前記クロックの前記データに対する同期はずれ
を検出するようにしたことを特徴とするクロック同期は
ずれ検出回路が得られる。
【0007】また、本発明によれば、クロック信号をデ
ータ信号の変化点で読込む読込み手段と、この読込み手
段の読込み結果を計数するカウンタ手段とを含み、この
カウンタ手段のカウント結果により前記クロックの前記
データに対する同期はずれを検出するようにしたことを
特徴とするクロック同期はずれ検出回路が得られる。
【0008】更に、本発明によれば、これらクロック同
期はずれ検出回路を含むことを特徴とるす光受信装置が
得られる。
【0009】本発明の作用を述べる。クロック信号を遅
延回路にて90度遅延させたクロック信号を、フリップ
フロップのデータ入力(D)として、このクロック信号
をデータの変化点で読込む。このフリップフロップの反
転出力とデータ信号との論理積をAND回路で得る。そ
して、この論理積出力をカウンタ回路でカウントし、こ
のカウンタ回路の出力によりクロックのデータに対する
同期はずれを検出する。すなわち、データ信号に同期し
たクロックを90°遅延させてデータ信号の変化点(立
上がりまたは立下がり)を読込み、この読込み結果とデ
ータ信号との論理積で得られるパルス(同期はずれパル
ス)またはパルスの立上がりをカウントして、この値が
一定値以上になるとクロック同期はずれ検出アラームを
発出するよう構成する。よって、同期はずれを確実に検
出できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照しつつ本発明
の実施例を説明する。図1は本発明の実施例を示す回路
図である。図1において、本実施例は、入力データ信号
に同期したクロック信号(CLK)を90°遅延させる
遅延回路1と、この遅延回路1の出力をデータ入力
(D)とし、データ信号をクロック入力(C)とするD
フリップフロップ2と、このDフリップフロップ2の反
転出力とデータ信号との論理積を演算するAND回路3
と、このAND回路3からの出力パルスを計数し、この
計数したパルスの数が一定値以上になると、クロック同
期はずれ検出アラームを発出するカウンタ回路4とから
構成されている。
【0011】図2〜図4を用いて図1に示した実施例の
回路の動作説明をおこなう。図2は正常時すなわち周波
数同期時の動作波形例を示す図である。データ信号に同
期したクロック信号(CLK)を、遅延回路1により9
0°遅延したクロック信号をCLK90とする。なお、
この遅延回路1はクロック信号を正確に90度遅延する
必要はなく、約90度遅延させるものであれば良い。そ
の理由は、フリップフロップ2においては、データ信号
の変化点でクロック信号を読込むのであるから、正常時
において、データ信号の変化点がクロックパルスのハイ
レベルの中間点にくるような位相関係であればよいから
である。
【0012】周波数同期時は、CLKの立下がりは、常
にデータ信号のクロスポイントに一致している。このと
き、フリップフロップ2は常にCLK90のハイレベル
を読込むため、フリップフロップ2の反転出力は常にロ
ウレベルVLとなる。従って、AND回路3の出力は、
常にロウレベルVLとなる。このときカウンタ回路4は
カウントするパルスの入力が無いので、クロック同期は
ずれ検出アラームを発出しない。
【0013】図3は周波数同期はずれ時の動作波形例を
示す図である。データ信号とクロック信号とが同期して
いないときは、データ信号とCLKの周波数がずれてい
るので、フリップフロップ2がCLK90を読込む位置
が毎回ずれていくことになる。すなわち、CLK90の
ハイレベルを読込む間は、フリップフロップ2の反転出
力はVLとなり、CLK90のロウレベルを読込む間
は、フリップフロップ2の反転出力はVHとなる。従っ
て、フリップフロップ2の出力がVHとなる間だけ、A
ND回路3の出力にデータ信号が出力される。
【0014】図4はデータ信号のS/N劣化時の動作波
形例を示す図である。データ信号のS/N劣化はデータ
信号のクロスポイントのジッタ増加として現れる。この
場合、データ信号に同期しているものの、クロスポイン
ト位置の時間軸方向の分布に依存する確率でCLK90
のロウレベルVLを読込むことになる。このため、フリ
ップフロップ2の出力がVHなる間だけ、クロスポイン
ト位置の時間軸方向の分布に依存する確率で、AND回
路3の出力にデータ信号が出力される。
【0015】本実施例では、周波数同期時はCLKの立
下がりが、データ信号のクロスポイントに一致している
が、CLKの立上がりが、データ信号のクロスポイント
に一致していてもよい。
【0016】図1に示したカウンタ回路4の具体的構成
例を図5に示す。カウンタ41は、同期はずれパルス、
または同期はずれパルスの立ち上がりの数をあらかじめ
決められた時間内にカウントし、同期はずれパルス、ま
たは同期はずれパルスの立ち上がりの数があらかじめ決
められた数以上になると、「1」を出力するものであ
る。
【0017】Dフリップフロップ42は、カウンタ41
からの「1」出力がある毎に、データ端子Dの「1」を
読込んでDフリップフロップ43のデータ端子Dに
「1」を出力するものである。Dフリップフロップ43
は、リセットパルスを受ける毎に、Dフリップフロップ
42の出力を読込んで出力する。同期はずれパルス、ま
たは同期はずれパルスの立ち上がりがある一定値以上あ
る場合には、Dフリップフロップ42の出力が「1」と
なり、アラームとして「1」を出力する。
【0018】遅延素子44は、Dフリップフロップ43
がDフリップフロップ42の出力を読込んだ直後に、カ
ウンタ41とDフリップフロップ42とをリセットする
という順序関係を確実にするために挿入されているもの
である。なお、回路設計上、読込みとリセットとの順序
関係が確実に行なわれるならば、特になくてもよいもの
である。
【0019】図6及び図7を参照して図5のカウンタ回
路4の動作を説明する。AND回路3からの同期はずれ
パルス、または同期はずれパルスの立ち上がりは、カウ
ンタ回路4内のカウンタ41に入力される。カウンタ4
1は、同期はずれパルス、または同期はずれパルスの立
ち上がりの数を、あらかじめ決められた一定時間内カウ
ントし、同期はずれパルス、または同期はずれパルスの
立ち上がりの数があらかじめ決められた数以上になる
と、「1」を出力する。このあらかじめ決められた一定
時間は、データ信号の周期よりも大であることは当然で
ある。
【0020】図6の時刻T2において、カウンタ41は
リセットパルスによりリセットされて同期はずれパル
ス、または同期はずれパルスの立ち上がりの数のカウン
トを開始する。あらかじめ決められた数に達すると、
「1」を出力する。Dフリップフロップ42はカウンタ
41からの「1」データ出力の立ち上がりで、データ端
子Dの「1」を読込んでその値を出力し、次のリセット
パルスが来るまで「1」を保持する。すなわち、あらか
じめ決められた時間(本実施例では、リセットパルスの
間隔)以内における同期はずれパルス、または同期はず
れパルスの立ち上がり数があらかじめ決められた数以上
存在する場合は、Dフリップフロップ42の出力は
「1」となる。
【0021】Dフリップフロップ43は、リセットパル
スの周期でDフリップフロップ42の出力を読出し、こ
のとき、Dフリップフロップ42の出力が「1」であれ
ば、アラームを発出する。
【0022】図6を用いてアラームの発出/解除を詳細
に説明する。時刻T1において、カウンタ41の出力は
リセットパルスでリセットされると同時に、同期はずれ
パルス、または同期はずれパルスの立ち上がりのカウン
トを開始する。しかし、時刻T1から時刻T2の間は、
この間の同期はずれパルス、または同期はずれパルスの
立ち上がりがないため、カウンタ41の出力およびDフ
リップフロップ42の出力は「0」のままであり、時刻
T2において、Dフリップフロップ43はDフリップフ
ロップ42の出力「0」を読込んでアラームを発出しな
い。
【0023】時刻T2において、カウンタ41の出力は
リセットパルスでリセットされると同時に、同期はずれ
パルス、または同期はずれパルスの立ち上がりのカウン
トを開始する。あらかじめ決められた「1」データの数
に達すると「1」を出力する。Dフリップフロップ42
は、カウンタ41の出力が「0」から「1」への変化点
でデータ端子の「1」を読込んで、時刻T3のリセット
パルスが来るまで「1」出力を保持する。時刻T3で
は、Dフリップフロップ43は、時刻T3直前のDフリ
ップフロップ42の出力「1」を読込んで、その出力は
「1」となり、アラームが発出される。
【0024】時刻T3から時刻T4の間では、同期はず
れパルス、または同期はずれパルスの立ち上がりがない
ので、カウンタ41の出力およびDフリップフロップ4
2の出力はともに「0」となる。時刻T4において、D
フリップフロップ43はDフリップフロップ42の出力
「0」を読込んで「0」を出力し、アラームは解除され
る。
【0025】時刻T5から時刻T6の間は、同期はずれ
パルス、または同期はずれパルスの立ち上がりがわずか
にあるが、所定の数に満たないため、カウンタ41の出
力およびはDフリップフロップ42の出力は「0」のま
まであり、時刻T6においてもDフリップフロップ43
は、Dフリップフロップ42の出力「0」を読込んでア
ラームを発出しない。この状態は、データ信号のジッタ
によりクロスポイント位置が時間軸方向にある確率で分
布するために現れる同期はずれパルス、または同期はず
れパルスの立ち上がりであり、真に同期はずれを起こし
ているわけではないので、アラームを発出してはならな
い。
【0026】図7(A)は図1の実施例のカウンタ回路
4の他の構成を示す図である。カウンタ51はAND回
路3からの同期はずれパルス、または同期はずれパルス
の立ち上がりの数をタイマ52で定められる一定時間カ
ウントする。一定時間経過後はリセットされ、再びタイ
マ52で定められる一定時間カウントを始める。
【0027】タイマ52はカウンタ51のカウント時間
を与え、設定された時間経過後カウンタ51をリセット
する。比較器53はカウンタ51でカウントした同期は
ずれパルス、または同期はずれパルスの立ち上がりの数
が、あらかじめ決められた数以上の場合、アラームを発
出する。
【0028】図7(B)を用いてこのカウンタ回路4の
動作を説明する。AND回路3からの同期はずれパル
ス、または同期はずれパルスの立ち上がりはカウンタ回
路4に入力される。カウンタ回路4のカウンタ51は、
時刻T1から同期はずれパルス、または同期はずれパル
スの立ち上がりの数をカウント開始し、時刻T2でカウ
ントを終了し、カウント結果を比較器43に出力する。
【0029】比較器43では、カウンタ51がカウント
した同期はずれパルス、または同期はずれパルスの立ち
上がりの数をあらかじめ決められた設定値と比較して、
設定値以上ならばアラームを発出する。時刻T2におい
て、タイマ52はカウンタ51をリセットし、カウンタ
51は再び同期はずれパルス、または同期はずれパルス
の立ち上がりの数をカウントし始める。
【0030】時刻T2から、カウンタ51は同期はずれ
パルス、または同期はずれパルスの立ち上がりの数をカ
ウントし、時刻T3に比較器53に出力する。時刻T2
から時刻T3の間に、カウンタ51がカウントした同期
はずれパルス、または同期はずれパルスの立ち上がりの
数は、比較器53の設定値以上となってアラームを発出
する。
【0031】ここで、WDM方式等の光通信システムに
用いられる光受信装置において、伝送路品質を保持する
ために種々の規定がITU(International Telecommun
ication Union )で定められている。この様な光通信シ
ステムでは、データ信号の同一符号の連続(符号「1」
または「0」が連続すること)する許容ビット数の最大
値は、ITUの規定によれば、72ビットと定められて
いる。この様に同符号連続のビット数が大なる場合に
は、図1に示した構成に代えて、図8に示す構成が考え
られる。すなわち、図8においては、図1に示したAN
D回路3を省略して、フリップフロップ2の反転出力を
直接カウンタ回路4へ入力し、このフリップフロップ2
の反転出力をカウンタ回路4にてカウントする構成であ
る。
【0032】図9は図8の構成の動作例を示す波形図で
ある。データ信号として、同符号連続が多ビットであ
り、この場合、カウンタ回路4のカウント周期を、許容
ビット数の最大値(72ビット)よりも、極めて大に設
定しておけば、図9のフリップフロップ2の反転出力を
カウンタ回路4で直接カウントして、このカウント値を
所定基準値と比較することで、アラーム発出が可能とな
ることは明白である。
【0033】以上述べた各実施例のクロック同期はずれ
検出回路は、上述した光受信装置に使用すると効果的で
あり、論理回路構成であるので、IC(LSI)化が容
易に可能となり、光受信装置のLSI化に好適となるも
のである。
【0034】
【発明の効果】以上のべたように、本発明によれば、デ
ータ信号に同期したクロックを90°遅延させ、この遅
延クロックをデータ信号の変化点(立ち上がりまたは、
立ち下がり)で読込み、この読込み結果とデータ信号と
の論理積で得られるパルス(同期はずれパルス)、また
はパルスの立ち上がりをカウントして、この値が一定値
以上になるとクロック同期はずれ検出アラームを発出す
るようにしたので、同期はずれを確実に検出できるとい
う効果がある。
【0035】また、90°遅延させたクロックをデータ
信号の変化点(立ち下がりまたは、立ち上がり)で読み
込むため、データ信号のジッタ幅がクロックのハイレベ
ルの幅以内であればアラームを発出する事がない、すな
わちデータにジッタが存在する場合でも誤動作がないと
いう効果もある。
【0036】更に、カウンタは論理回路で構成されるの
で、アラーム発出のしきい値となる同期はずれパルスの
数を容易に決めることができ、データのジッタ等ノイズ
に強い。また、カウント時間を容易に設定できるので、
アラーム発出時間設定の自由度が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図2】図1の回路の正常時の動作を示すタイミングチ
ャートである。
【図3】図1の回路の周波数同期はずれ時の動作を示す
タイミングチャートである。
【図4】図1の回路のS/N劣化時の動作を示すタイミ
ングチャートである。
【図5】図1の回路のカウンタ回路4の一例を示す図で
ある。
【図6】図5のカウンタ回路の動作を示すタイミングチ
ャートである。
【図7】(A)は図1の回路のカウンタ回路4の他の例
を示す図、(B)はその動作を示すタイミングチャート
である。
【図8】本発明の他の実施例の構成を示す回路図であ
る。
【図9】図8の回路の動作を示す波形図である。
【符号の説明】
1 遅延回路 2 フリップフロップ 3 AND回路 4 カウンタ回路
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 10/26 10/28 (72)発明者 立山 哲夫 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 木村 円 宮城県黒川郡大和町吉岡字雷神2番地 宮 城日本電気株式会社内 Fターム(参考) 5K002 AA03 DA05 EA05 5K047 AA11 BB02 GG24 KK04 KK12 KK17 MM28 MM36 MM53 MM56

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロック信号をデータ信号の変化点で読
    込む読込み手段と、この読込み手段の読込み結果と前記
    データ信号との論理演算をなす論理演算手段と、この論
    理演算出力を計数するカウンタ手段とを含み、このカウ
    ンタ手段のカウント結果により前記クロックの前記デー
    タに対する同期はずれを検出するようにしたことを特徴
    とするクロック同期はずれ検出回路。
  2. 【請求項2】 前記クロック信号を約90度遅延する遅
    延器を更に含み、前記読込み手段はこの遅延クロック信
    号を読込むようにしたことを特徴とする請求項1記載の
    クロック同期はずれ検出回路。
  3. 【請求項3】 前記読込み手段は、前記遅延器による遅
    延クロック信号をデター入力とし前記データ信号をクロ
    ック入力とするフリップフロップであることを特徴とす
    る請求項2記載のクロック同期はずれ検出回路。
  4. 【請求項4】 前記論理演算手段は、前記フリップフロ
    ップの反転出力と前記データ信号との論理積を出力する
    論理積回路であることを特徴とする請求項3記載のクロ
    ック同期はずれ検出回路。
  5. 【請求項5】 前記カウンタ手段は、一定時間毎に前記
    論理演算出力を計数して計数値が所定値に達した時に同
    期はずれを示す検出信号を生成するよう構成されている
    ことを特徴とする請求項1〜4いずれか記載のクロック
    同期はずれ検出回路。
  6. 【請求項6】 クロック信号をデータ信号の変化点で読
    込む読込み手段と、この読込み手段の読込み結果を計数
    するカウンタ手段とを含み、このカウンタ手段のカウン
    ト結果により前記クロックの前記データに対する同期は
    ずれを検出するようにしたことを特徴とするクロック同
    期はずれ検出回路。
  7. 【請求項7】 前記クロック信号を約90度遅延する遅
    延器を更に含み、前記読込み手段はこの遅延クロック信
    号を読込むようにしたことを特徴とする請求項6記載の
    クロック同期はずれ検出回路。
  8. 【請求項8】 前記読込み手段は、前記遅延器による遅
    延クロック信号をデター入力とし前記データ信号をクロ
    ック入力とするフリップフロップであることを特徴とす
    る請求項7記載のクロック同期はずれ検出回路。
  9. 【請求項9】 前記カウンタ手段は、一定時間毎に前記
    読込み手段の出力を計数して計数値が所定値に達した時
    に同期はずれを示す検出信号を生成するよう構成されて
    いることを特徴とする請求項6〜8いずれか記載のクロ
    ック同期はずれ検出回路。
  10. 【請求項10】 前記カウンタ手段は、入力を一定時間
    毎にカウントするカウンタと、このカウンタ値と前記所
    定値とを比較する比較手段とを含み、この比較結果を同
    期はずれ検出信号としたことを特徴とする請求項1〜9
    いずれか記載のクロック同期はずれ検出回路。
  11. 【請求項11】 前記カウンタを前記一定時間毎にリセ
    ットするための手段を、更に含むことを特徴とする請求
    項10記載のクロック同期はずれ検出回路。
  12. 【請求項12】 前記カウンタ手段は、入力を一定時間
    毎にカウントして前記所定値に達した時に出力レベルが
    遷移するカウンタと、前記カウンタの出力レベル遷移タ
    イミングで所定レベルを取り込んで前記一定時間保持す
    る第一のフリップフロップと、この第一のフリップフロ
    ップの保持レベルを前記一定時間毎に取り込んで保持す
    る第二のフリップフロップとを含み、この第二のフリッ
    プフロップの保持出力を同期はずれ検出信号としたこと
    を特徴とする請求項1〜9いずれか記載のクロック同期
    はずれ検出回路。
  13. 【請求項13】 前記カウンタと前記第一のフリップフ
    ロップを前記一定時間毎にリセットするリセットパルス
    を生成する手段を、更に含むことを特徴とする請求項1
    2記載のクロック同期はずれ検出回路。
  14. 【請求項14】 前記リセットパルスは、前記第二のフ
    リップフロップのデータ取り込みタイミングパルスとし
    ても使用されることを特徴とする請求項13記載のクロ
    ック同期はずれ検出回路。
  15. 【請求項15】 前記データ取り込みタイミングパルス
    を所定時間遅延して前記リセットパルスとして出力する
    遅延手段を、更に含むことを特徴とする請求項14記載
    のクロック同期はずれ検出回路。
  16. 【請求項16】 請求項〜15いずれか記載のクロック
    同期はずれ検出回路を含むことを特徴とする光受信装
    置。
JP2001355446A 2001-11-21 2001-11-21 クロック同期はずれ検出回路及びそれを用いた光受信装置 Expired - Lifetime JP3637014B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001355446A JP3637014B2 (ja) 2001-11-21 2001-11-21 クロック同期はずれ検出回路及びそれを用いた光受信装置
US10/300,526 US6891402B2 (en) 2001-11-21 2002-11-21 Clock's out-of-synchronism state detection circuit and optical receiving device using the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001355446A JP3637014B2 (ja) 2001-11-21 2001-11-21 クロック同期はずれ検出回路及びそれを用いた光受信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003158511A true JP2003158511A (ja) 2003-05-30
JP3637014B2 JP3637014B2 (ja) 2005-04-06

Family

ID=19167143

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001355446A Expired - Lifetime JP3637014B2 (ja) 2001-11-21 2001-11-21 クロック同期はずれ検出回路及びそれを用いた光受信装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6891402B2 (ja)
JP (1) JP3637014B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007036712A (ja) * 2005-07-27 2007-02-08 Mitsubishi Electric Corp 通信システムおよび通信方法ならびにその親局装置および子局装置

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100468983C (zh) * 2003-07-29 2009-03-11 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 改善信号传输过程中波形失真的***及方法
TWI239141B (en) * 2003-08-01 2005-09-01 Hon Hai Prec Ind Co Ltd System and method for improving waveform distortion in transferring signals
JP4452306B2 (ja) * 2007-12-26 2010-04-21 シャープ株式会社 パルス信号遅延回路及びled駆動回路
CN103384165B (zh) * 2012-11-15 2016-06-01 上海斐讯数据通信技术有限公司 长发光检测电路
JP2019192130A (ja) * 2018-04-27 2019-10-31 株式会社メガチップス クロック判定装置およびクロック判定方法
CN117608909B (zh) * 2024-01-22 2024-05-21 南京国兆光电科技有限公司 一种mipi数据线冲突逻辑检测电路

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3781695A (en) * 1972-05-04 1973-12-25 Westinghouse Electric Corp Digital phase-locked-loop
JPS6098727A (ja) 1983-11-04 1985-06-01 Mitsubishi Electric Corp 同期はずれ検出回路
JPS6387039A (ja) 1986-09-30 1988-04-18 Pioneer Electronic Corp デイジタルpll回路のロツク検出回路
US4813005A (en) 1987-06-24 1989-03-14 Hewlett-Packard Company Device for synchronizing the output pulses of a circuit with an input clock
JP2617575B2 (ja) 1989-06-15 1997-06-04 富士通株式会社 データ速度変換回路
JPH0624356B2 (ja) * 1989-12-21 1994-03-30 株式会社東芝 データ転送方式
JP2776334B2 (ja) 1995-10-19 1998-07-16 日本電気株式会社 位相同期回路
JP2970845B2 (ja) * 1997-09-03 1999-11-02 日本電気株式会社 ディジタルdll回路
JP2000278124A (ja) 1999-03-26 2000-10-06 Sanyo Electric Co Ltd Pll回路
JP3437802B2 (ja) * 1999-08-10 2003-08-18 株式会社 沖マイクロデザイン クロック制御回路とこれを用いた誤り訂正回路
TW439363B (en) * 2000-01-26 2001-06-07 Via Tech Inc Delay device using a phase lock circuit for calibrating and its calibrating method
JP2002124937A (ja) 2000-10-16 2002-04-26 Nec Corp 同期はずれ検出回路
JP3630092B2 (ja) 2000-10-19 2005-03-16 日本電気株式会社 位相周波数比較回路

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007036712A (ja) * 2005-07-27 2007-02-08 Mitsubishi Electric Corp 通信システムおよび通信方法ならびにその親局装置および子局装置
JP4723940B2 (ja) * 2005-07-27 2011-07-13 三菱電機株式会社 通信システムおよび通信方法ならびにその親局装置および子局装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20030094974A1 (en) 2003-05-22
US6891402B2 (en) 2005-05-10
JP3637014B2 (ja) 2005-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6008746A (en) Method and apparatus for decoding noisy, intermittent data, such as manchester encoded data or the like
JPH0831847B2 (ja) ディジタル信号中継伝送装置
JP2003158511A (ja) クロック同期はずれ検出回路及びそれを用いた光受信装置
US5627828A (en) Method and circuit for detecting data collisions in communication network
JP3659476B2 (ja) 期間幅ウインド技法を用いる位相偏移キーイング復調器および復調方法
US6794945B2 (en) PLL for clock recovery with initialization sequence
US5825834A (en) Fast response system implementing a sampling clock for extracting stable clock information from a serial data stream with defined jitter characeristics and method therefor
US6825705B2 (en) Clock signal generation circuit and audio data processing apparatus
US4327442A (en) Clock recovery device
US7359468B2 (en) Apparatus for synchronizing clock and data between two domains having unknown but coherent phase
JPH08139711A (ja) 非同期データの受信回路
KR100629519B1 (ko) 간헐 데이터 패킷 수신용 클럭 발생 장치 및 방법
US6862332B2 (en) Clock reproduction circuit
US11392166B2 (en) Clock skew detection and management
JP3211283B2 (ja) フィルター回路
JP4612235B2 (ja) 非同期検出回路
KR0176139B1 (ko) 비트 동기회로
JPS639785B2 (ja)
JP3024528B2 (ja) タイミング乗換え回路
JP2667219B2 (ja) 同期信号検出回路
JPS63202149A (ja) 同期伝送方式
KR0120533B1 (ko) 멀티플랙스 아날로그 콤퍼넌트(mac) 방식의 라인 동기검출회로
KR100278018B1 (ko) 기준펄스동기카운터
JPH11195963A (ja) デジタルフィルタ回路
JPH07118708B2 (ja) バースト信号位相制御回路

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040430

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040511

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040628

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041228

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050106

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3637014

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080114

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090114

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100114

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110114

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110114

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120114

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130114

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130114

Year of fee payment: 8

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term