JP2003155162A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003155162A
JP2003155162A JP2001354625A JP2001354625A JP2003155162A JP 2003155162 A JP2003155162 A JP 2003155162A JP 2001354625 A JP2001354625 A JP 2001354625A JP 2001354625 A JP2001354625 A JP 2001354625A JP 2003155162 A JP2003155162 A JP 2003155162A
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sheet material
stacking
image forming
image
amount
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JP2001354625A
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Tomoyuki Araki
荒木  友行
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Canon Inc
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  • Registering Or Overturning Sheets (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、両面記録を行う場合に、積載トレ
イ上の先行シート材の積載量や、カール量の大きさ、カ
ールの左右差に影響され、機内への再搬入が曲がって再
搬入されることがあっても、シート材の正規位置へ画像
形成を安定して行うことができる画像形成装置を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 画像形成されたシート材Pを積載する積
載トレイ13上の積載量を検知する積載量検知手段14と、
積載トレイ13へ排出する排出口からシート材Pを排出し
ている途中で一時的に排出ローラ12を反転させ、再び機
内の反転搬送路へ向けて反転搬送させる反転機構を有す
る画像形成装置Aにおいて、積載トレイ13上の積載量検
知手段14によって、シート材Pの状態を検知してシート
材Pの搬送または、画像形成を制御することを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成されたシ
ート材を積載する積載トレイ上の積載量を検知する積載
量検知手段と、積載トレイへ排出する排出口から一時的
にシート材を排出し、再び機内の反転搬送路へ向けて反
転搬送させる反転機構を有する画像形成装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図7に示すように、画像形成装置である
プリンタ90には、シート材カセット93が設けられてい
る。シート材カセット93に収納されているシート材P
は、ピックアップローラ94、フィードローラ95、リター
ドローラ96からなる逆転分離手段とにより一枚ずつ分離
給送されて送り出されて行く。この送り出されたシート
材Pは、画像形成部101において、所定の画像を形成さ
れる。
【0003】プリンタ90は、着脱自在なプロセスカート
リッジ102を有しており、このプロセスカートリッジ102
には、像担持体である電子写真感光ドラム103、表面を
帯電させるための帯電手段104、感光ドラム上のトナー
により画像を形成するための現像手段105、転写後の残
留トナーを除去するクリーニング手段106が設けられて
いる。感光ドラム103上に形成されたトナー像をシート
材Pに転写するための転写ローラ108は、感光ドラム103
にシート材カセット93から送られたシート材Pを押圧
し、かつ帯電したトナー像と逆極性の電圧を印加し、シ
ート材にトナー像を転写する。
【0004】画像形成部101の搬送方向下流側には、シ
ート材P上に転写したトナー像をシート材Pに定着させ
るための定着手段109が設けられている。定着手段109に
より画像を定着されたシート材Pは所定の搬送手段によ
り排出部111へ排出される。
【0005】ここで、シート材Pの裏面側にも画像を形
成させる場合は、フラッパ110により両面反転装置112へ
シート材を案内する。両面反転装置112に搬入されてき
たシート材Pの後端がフラッパ113を通過するのを図示
しない検知手段により検知した後、フラッパ113を破線
位置に図示しないアクチュエータ手段により回転させ、
かつ、正逆可能な反転ローラ114を正転から逆転に駆動
を切替えてシート材後端を先頭にしてシート材Pを搬送
路Dへと搬送させる。そして、カセット搬送路と合流さ
せた後、表側と同様の画像形成プロセスを経て定着手段
109で画像を裏面にも定着されたシート材Pは所定の搬
送手段により排出部111へ排出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のような画像形成装置は、両面記録を行う場合に、積
載トレイ上に一時排出の途中で反転させ、反転搬送路へ
逆送させる装置において、積載シート材に接触しながら
の搬送となるため、積載トレイ上のシート材の積載量、
積載シート材のカール量によっては一時排出から機内へ
反転逆送させる際の搬送抵抗が大きくなるため、反転さ
せるタイミングがバラツキ、後続シート材との間隔が狭
くなりことによるレジずれが発生する。そのため、搬送
路の分岐ポイントの搬送リブに引掛りシート材にダメー
ジ与え、ひどい場合には反転搬送路へ導くことができず
にジャムが発生してしまうこともあった。
【0007】また、積載されている先行シート材のカー
ルは、左右均等にカールが形成されている場合は少な
い。そのため、再搬入する場合の搬送抵抗がアンバラン
スとなり機内へ再搬入される場合に、シート材が斜行し
て機内へ搬入されることがあり、両面時の画像形成がシ
ート材の正規位置へ行うことができない場合が多かっ
た。
【0008】そこで本発明は、両面記録を行う場合に、
積載トレイ上の先行シート材の積載量や、カール量の大
きさ、カールの左右差に影響され、機内への再搬入が曲
がって再搬入されることがあっても、シート材の正規位
置へ画像形成を安定して行うことができる画像形成装置
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る画像形成装置の代表的な構成は、画像形
成されたシート材を積載する積載トレイ上の積載量を検
知する積載量検知手段と、積載トレイへ排出する排出口
からシート材を排出している途中で一時的に排出ローラ
を反転させ、再び機内の反転搬送路へ向けて反転搬送さ
せる反転機構を有する画像形成装置において、積載トレ
イ上の積載量検知手段によって、シート材の状態を検知
してシート材の搬送または、画像形成を制御することを
特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】[第一実施形態]本発明に係る画
像形成装置の第一実施形態について、図を用いて説明す
る。図1は画像形成装置の構成図、図2は排出ローラの
反転搬送速度の変更を説明するフローチャートである。
【0011】画像形成装置Aは着脱自在なプロセスカー
トリッジ2をトナー色の異なる、例えばシアン、マゼン
タ、イエロー、ブラックの4種類を有している。このプ
ロセスカートリッジ2にはそれぞれ、像担持体である電
子写真感光ドラム3、表面を帯電させるための帯電手段
4、感光ドラム上のトナーにより画像を形成するための
現像手段5、転写後の残留トナーを除去するクリーニン
グ手段6が設けられている。画像形成装置Aにおいてシ
ートカセットから一枚ずつ分離給送されたシート材Pを
レジストローラユニット7により,所定のタイミングで
画像形成プロセスカートリッジ2と画像転写手段である
転写ローラ8などからなる画像形成部へ搬入し、シート
材Pに所望の画像をシートPの上面に記録する。
【0012】スキャナユニット9からレーザー光が照射
され、感光ドラム3上に形成されたトナー像をシート材
Pに転写するための転写ローラ8は、感光ドラム3にシ
ート材カセット10から送られたシート材Pを押圧し、か
つ帯電したトナー像と逆極性の電圧を印加し、シート材
にトナー像を転写するものである。同様の工程を下流に
あるプロセスカートリッジ2b、2c、2dとで順次行
い、4色の画像転写が終了すると、シート材の表面にフ
ルカラーの画像が形成される。
【0013】画像形成部の下流には、シート材P上に転
写したトナー像をシート材Pに定着させるための定着手
段である定着ユニット11が設けられている。
【0014】画像の転写が終了したシート材Pを、発熱
体を有した定着ユニット11を通過させることによって、
シート材Pへトナー像を定着させている。画像が定着さ
れたシート材は排出ローラ12によって機外へ排出され、
排出ローラ12の下方にある積載トレイ13へと積載され
る。積載量検知手段14が、積載トレイ上の最上位シート
材に接触しており、積載高さを検知することができ、満
載となると警告を行う。
【0015】シート材の裏面へも画像形成を行う場合に
は、片側への画像形成と定着を行った後に、排出ローラ
12にてシート材Pを機外へ一時的に排出させ、シート材
の全長すべてが機外へ排出される前に排出ローラ12を逆
転させ、再び機内の両面搬送路15へ再搬入させる。シー
ト材は先行シート材が積載されている積載トレイ13上
に、排出ローラ12にて機外へ一時排出されるので、積載
トレイ13上の先行積載シート材に接触をしながら一時排
出と再搬入が行われる。
【0016】積載量が多い場合や、積載カールが大きい
場合には、大きな接触抵抗を受けながらの一時排出と機
内への再搬入を行うことになる。大きな接触抵抗を受け
ながら一時排出と再搬入を行えば、積載トレイ13上の積
載量が少なく、接触抵抗が少ない場合に比べ、一定時間
内の搬送距離を比較すると短くなってしまう。このた
め、積載トレイ上のシート材の積載量、積載シート材の
カール量によっては反転させるタイミングがバラツキ、
後続シート材との間隔が狭くなりことによるレジずれが
発生する。そのため、搬送路の分岐ポイントの搬送リブ
に引掛りシート材にダメージ与え、ひどい場合には反転
搬送路へ導くことができずにジャムが発生してしまうこ
ともあった。
【0017】そこで、本実施形態では、反転ローラでも
ある排出ローラ12の反転搬送速度を変更可能としてい
る。以下、排出ローラ12の反転搬送速度の変更について
詳述する。
【0018】図2に示すように、表面を記録されたシー
ト材は、S1で両面記録出ない場合には、そのまま積載
トレイ13へ排出され(S2)、両面記録の場合には、排
出ローラ12を反転させ(S3)、積載トレイ上に一時排
出されている時には積載量検知手段14がONとなり、再
び機内へ再搬入されシート材の後端が積載検知手段14を
通過するとOFFとなることにより、シート材Pが積載
量検知手段14を抜けるまで時間を測定する(S4)。こ
の検知した時間と、本来かかる計算上の算出してある時
間との差が搬送抵抗によるバラツキである。S5でこの
時間が理論値より短い場合には、反転搬送ローラ20の速
度を遅くし(S6)、この時間が理論値より長い場合に
は、反転搬送ローラ20の速度を速くする(S7)。これ
により、計算上の算出された時間との差を埋めることが
できる。
【0019】その後、両面側の画像形成を行うために再
度画像形成部へ案内し、一面目と同様の工程によって画
像形成が行われる(S8)。そして、定着ユニット11を
通過させ(S8)、今度は排出ローラ12で積載トレイ13
上へ完全に排出を行う(S10)。
【0020】このように、シート材のサイズ別にすでに
算出してある時間よりも早く後端が積載量検知手段14を
通過したならば、反転搬送ローラ16の速度を遅くして理
論算出された時間との差を埋めるように反転搬送ローラ
16の回転速度を制御する。逆にシート材のサイズ別にす
でに算出してある時間よりも遅く後端が積載量検知手段
14を通過したならば、反転搬送ローラ16の回転速度を早
くして、算出時間との差を埋めるように制御を行うこと
により、搬送抵抗のバラツキをキャンセルすることがで
き安定した反転再搬入を実現できる。
【0021】また、積載量やカールの差による搬送抵抗
のバラツキだけではなく、シート材自身の厚みやコシの
強さに起因するバラツキに対しても対応できる。また、
装置自体の耐久により搬送力が低下してきても、常に一
定の時間で反転できるので安定した反転機構を提供する
ことができる
【0022】[第二実施形態]次に本発明に係る画像形
成装置の第二実施形態について図を用いて説明する。図
3は本実施形態にかかる積載検知手段の説明図、図4は
シート材の曲がり量を補正する両面時の画像書き出しを
説明するフローチャートである。上記第一実施形態と説
明の重複する部分については、同一の符号を付して説明
を省略する。
【0023】本実施形態における画像形成装置は、排出
口近傍に積載量検知手段を複数個設け、その複数の検知
手段から反転搬送時のシート材斜行量を検出し、次工程
へフィードバックさせるものである。
【0024】シート材は積載トレイ上に積載済の先行シ
ート材束の最上位シート材に接触しながら、一時排出と
反転再搬入を行われるので、シート材の搬送方向と直交
するシート幅方向左右で搬送抵抗が異なっている。その
左右アンバランスな搬送抵抗のためシート材が曲がって
機内へ搬入されることもあった。本実施形態では、シー
ト材がどの程度曲がって機内へ再搬入されたかを認識可
能とすることにより、両面画像をシート材に対して正規
の位置で画像形成することができる。
【0025】図3に示すように、シート材の幅方向両端
に、所定の間隔をあけて積載量検知手段14a、14bを配
置し、それぞれ独立した検知手段となっている。シート
材が機内へ再搬入され、シート材の後端が積載検知手段
14aと14bを通過し、それぞれのセンサーがONからO
FFへ切り替わる。それぞれ独立して検知可能なので、
シート材が斜行して反転されていれば14a、14bには時
間差が発生する。
【0026】図3に示しているのは、右に配置してある
積載検知手段14bが先に、シート材の通過を検知した状
態である。その後に積載検知手段14aも通過を検知する
が、この時間差からシート材の斜行量を判断して、両面
の画像形成工程にフィードバックを行う。前述したよう
に、積載量検知手段14a、14bでの検知の時間差によ
り、シート材の曲がりを認識し、その曲がり量を補正す
るように、両面時の画像書き出しに変更を加える。
【0027】以下、シート材の曲がりを認識し、その曲
がり量を補正する両面時の画像書き出しについて詳述す
る。
【0028】図4に示すように、表面を記録されたシー
ト材は、S11で両面記録出ない場合には、そのまま積
載トレイ13へ排出され(S12)、両面記録の場合に
は、排出ローラ12を反転させ(S13)、積載トレイ上
に一時排出されている時には積載量検知手段14a、14b
がONとなり、再び機内へ再搬入されシート材の後端が
積載検知手段14a、14bを通過するとOFFとなること
により、シート材Pが積載量検知手段14a、14bを抜け
るまで時間を測定する(S14)。左側に配置してある
積載検知手段14aの検知時間と右側に配置してある積載
量検知手段14bの検知時間との差が搬送抵抗によるシー
ト材の曲がり量である。S15で積載検知手段14aの積
載量検知手段14bの検知時間より短い場合には、右側の
画像の書き出しを遅くし(S16)、積載検知手段14a
の積載量検知手段14bの検知時間より長い場合には、左
側の画像の書き出しを遅くする(S17)。これによ
り、両面時のシート材Pの曲がり量をキャンセルするこ
とができる。
【0029】その後、定着ユニット11を通過させ(S1
8)、今度は排出ローラ12で積載トレイ13上へ完全に排
出を行う(S19)。
【0030】このように、左側に配置してある積載検知
手段14aの検知時間が14bよりも多い場合には、両面時
の画像書き出しの左側を遅くするように、スキャナユニ
ット9からのレーザー照射の制御にフィードバックし、
ドラム面での潜像をシート材の曲がりに合わせるように
画像を形成していくことにより、シート材表面上では、
反転搬送時に曲がっていても、まっすぐ反転搬送された
ときと同一の画像を転写することができる。
【0031】[第三実施形態]次に本発明に係る画像形
成装置の第三実施形態について図を用いて説明する。図
5は本実施形態に係るシート材の傾きの補正を説明する
図である。上記第一実施形態と説明の重複する部分につ
いては、同一の符号を付して説明を省略する。
【0032】上記実施形態においては、積載量検知手段
を反転されるシート材が通過する時間の検出し、両面の
画像形成工程にフィードバックして、両面画像をシート
材の正規の位置に画像形成を可能としたが、図5に示す
ように、本実施形態では反転搬送路中に搬送条件可変な
搬送手段を設け、シート材を反転搬送路中で曲がり自体
を補正しようとするものである。
【0033】図5に示すように、反転搬送路には搬送手
段である反転搬送ローラ20と、反転搬送ローラ20と接触
したまま姿勢を変えることができる斜送コロ21が設けら
れている。積載量検知手段14a、14bからのシート材の
曲がりを検出し、その検出結果に基づいて斜送コロ21の
傾きの変更を行う。積載検知手段14a、14bの検知時間
差によって曲がりを認識したら、その曲がりに応じてモ
ータM1の回転方向を選択して起動させる。そうする
と、モータM1に連結しているリンクレバー22が平行移
動をし、斜送コロ21を回転自在に軸支しているホルダー
23の角度が変更される。このように、斜送コロ21の傾き
が変更されるので、シート材Pは斜め方向への搬送力を
コントロールすることができる。
【0034】図5では、積載量検知手段14a、14bの検
知結果より左側が遅れ、曲がって反転搬送されているこ
とを認識し、リンクレバー23を右側へ平行移動させて斜
送コロ21の傾きを変更することで、搬送力がシート材の
傾きを補正する方向(矢印H方向)へ働く状態を示して
いる。その傾きをもった搬送力により、シート材Pは破
線で示すように曲がりを修正されるこのようにして、シ
ート材Pの傾きを補正するように逆向きに、斜め方向へ
の搬送力が生ずるようにモータM1を制御し、シート材
Pの曲がりを反転搬送路中で補正を行う。
【0035】これにより、積載トレイ上の先行シート材
の積載量や、カール量の大きさ、カールの左右差に影響
され、機内への再搬入が曲がって再搬入されることがあ
っても、両面時のシート材Pの正規位置への画像形成を
安定して行うことが可能となる。
【0036】[第四実施形態]次に本発明に係る画像形
成装置の第四実施形態について図を用いて説明する。図
6は本実施形態に係るシート材の反転再搬入を説明する
図である。上記第一実施形態と説明の重複する部分につ
いては、同一の符号を付して説明を省略する。
【0037】図6に示すように、本実施形態では、不安
定な要素となっている積載トレイ13上の積載シート材か
らの接触抵抗を緩和し、安定した反転再搬入を実現しよ
うとするものである。
【0038】排出ローラ12の排出角度を変更可能にして
いる。積載トレイ上13の積載量を検知する積載量検知手
段14の検知結果が所定積載量を超えている場合には、一
時排出する排出ローラ12の排出角度を積載トレイ13の上
方側へ向けるように排出ローラ12に圧接している排出コ
ロ24の位置を破線位置から実線位置へ移動する。そうす
ることで、排出ローラ12と排出コロ24のニップ角度が上
向きとなり、積載トレイ上の先行シート材との接触から
受ける不安定な搬送抵抗を軽減することが可能であり、
積載トレイ上の積載量や、カールに影響されないように
し、反転搬送路への搬入の安定性を向上させることがで
きる。
【0039】尚、搬送抵抗を軽減する方法は、排出ロー
ラ12の排出角度を上向きとする方法に限定するものでな
く、排出ローラ12のニップ位置を昇降してもかまわない
ことはいうまでもない。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、積載トレイ上の積
載量検知手段によって、シート材の状態を検知してシー
ト材の搬送または、画像形成を制御することにより、積
載トレイ上へ一時排出し再び機内へ再搬入する画像形成
装置において、積載トレイ上の先行シート材の積載量
や、カール量の大きさ、カールの左右差に影響され、機
内への再搬入が曲がって再搬入されることがあっても、
両面時のシート材の正規位置への画像形成を安定して行
うことが可能となる。
【0041】また、シート材自身の厚みやコシの強さに
起因するバラツキに対しても効果がある上に、装置自体
の耐久により搬送力が低下してきても、常に一定の時間
で反転できるので安定した反転機構を提供することがで
きる
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の構成図である。
【図2】排出ローラの反転搬送速度の変更を説明するフ
ローチャートである。
【図3】第二実施形態にかかる積載検知手段の説明図で
ある。
【図4】シート材の曲がり量を補正する両面時の画像書
き出しを説明するフローチャートである。
【図5】第三実施形態に係るシート材の傾きの補正を説
明する図である。
【図6】第四実施形態に係るシート材の反転再搬入を説
明する図である。
【図7】従来の画像形成装置の構成図である。
【符号の説明】
A …画像形成装置 D …搬送路 M1 …モータ P …シート材 2 …プロセスカートリッジ 3 …電子写真感光ドラム 4 …帯電手段 5 …現像手段 6 …クリーニング手段 7 …レジストローラユニット 8 …転写ローラ 9 …スキャナユニット 10 …シート材カセット 11 …定着ユニット 12 …排出ローラ 13 …積載トレイ 14 …積載量検知手段 14a …積載量検知手段 14b …積載量検知手段 15 …両面搬送路 20 …反転搬送ローラ 21 …斜送コロ 22 …リンクレバー 23 …ホルダー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65H 85/00 B65H 85/00 3F102 G03G 15/00 518 G03G 15/00 518 21/00 370 21/00 370 Fターム(参考) 2H027 DA32 DA38 DC02 DC04 DC12 DE01 DE07 DE10 EB04 EC06 ED04 ED17 ED19 EE01 EE03 EE04 EE07 EF09 FA13 ZA07 2H072 AA03 AA09 AA17 AA22 AA32 CA01 HB07 JA02 3F048 AB01 BA04 BA05 BB02 CB12 CC03 DA09 DB04 DB06 DC09 DC13 EB29 3F053 BA03 BA12 BA14 LA07 LB03 3F100 AA01 CA12 EA12 EA19 3F102 AA02 AA11 AB01 BA02 CA04 CB07 EA03 EC03 FA07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成されたシート材を積載する積載
    トレイ上の積載量を検知する積載量検知手段と、積載ト
    レイへ排出する排出口からシート材を排出している途中
    で一時的に排出ローラを反転させ、再び機内の反転搬送
    路へ向けて反転搬送させる反転機構を有する画像形成装
    置において、 積載トレイ上の積載量検知手段によって、シート材の状
    態を検知してシート材の搬送または、画像形成を制御す
    ることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 積載トレイ上の積載量検知手段によっ
    て、一時排出から反転搬入までに要する時間を検出し、
    正規所要時間との差と比較することでシート材反転搬送
    時のシート材の搬送状態を認識し、両面画像形成までの
    工程で、反転搬送速度を変更可能としたことを特徴とす
    る請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 積載量検知手段を排出口に少なくとも2
    つ以上を独立して動作するように設け、それら複数の積
    載検知手段からシート材が機内へどの程度曲がって搬入
    されたかを認識し、両面の画像形成工程において、シー
    ト上では搬送の曲がりがキャンセルされるように、画像
    書出し補正を加え画像形成を行うことを特徴とする請求
    項1に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 積載量検知手段を排出口に少なくとも2
    つ以上を独立して動作するように設け、それら複数の積
    載検知手段からシート材が機内へどの程度曲がって搬入
    されたかを認識し、シート材の斜送を矯正するよう反転
    搬送路内の搬送条件を変更することを特徴とする請求項
    1に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 検知した積載トレイ上の積載量に応じて
    積載トレイへの排出ローラでもある反転ローラのニップ
    角を積載トレイの上側方向へ変更することを特徴とする
    請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 検知した積載トレイ上の積載量に応じて
    積載トレイへの排出ローラでもある反転ローラの反転搬
    送速度を積載量が所定量以下の時よりも速い搬送速度へ
    変更することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装
    置。
JP2001354625A 2001-11-20 2001-11-20 画像形成装置 Pending JP2003155162A (ja)

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