JP2003149573A - 走査光学系 - Google Patents

走査光学系

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JP2003149573A JP2001351847A JP2001351847A JP2003149573A JP 2003149573 A JP2003149573 A JP 2003149573A JP 2001351847 A JP2001351847 A JP 2001351847A JP 2001351847 A JP2001351847 A JP 2001351847A JP 2003149573 A JP2003149573 A JP 2003149573A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポリゴンミラーに入射する光束が副走査方向
の断面内で有限の入射角度を持つ場合にも、fθ特性、
像面湾曲等を良好に保ちつつ、ボウ、ディファレンシャ
ルボウを同時に補正すること。 【解決手段】 半導体レーザー11、11…から発した
レーザー光L1、L2、L3、L4は、コリメートレンズ1
2、12…、シリンドリカルレンズ13を介してポリゴ
ンミラー20により同時に偏向され、走査レンズ30、
補正レンズ51〜54を介して、感光体ドラム61〜6
4上に収束してビームスポットを形成する。走査レンズ
の一面は、主走査、副走査方向の断面形状が光軸からの
主走査方向の距離の関数として独立に定義されるアナモ
フィック非球面であり、補正レンズの一面は、副走査方
向の断面の傾きが主走査方向の位置により変化し、副走
査方向に対して垂直で面中心を含む平面に関して非対称
な形状を有する非球面である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レーザープリン
ター等の走査光学装置に用いられる走査光学系に関す
る。
【0002】
【従来の技術】レーザープリンター等に用いられる走査
光学系は、半導体レーザー等の光源から発したレーザー
光をポリゴンミラーにより偏向、走査させ、fθレンズ
等の走査レンズを介して感光体ドラム等の被走査面上に
スポットとして結像させる。被走査面上のスポットは、
ポリゴンミラーの回転に伴って走査し、この際レーザー
光をオンオフ変調することにより被走査面上に静電潜像
を形成する。なお、この明細書では、被走査面上でスポ
ットが走査する方向を主走査方向、これに直交する方向
を副走査方向と定義し、各光学素子の形状、パワーの方
向性は、被走査面上での方向を基準に説明することとす
る。また、ポリゴンミラーの回転軸に対して垂直で、走
査レンズの光軸を含む平面を主走査平面と定義する。
【0003】カラープリンター等に利用されるタンデム
方式の走査光学系は、複数の感光体ドラム上に光束を同
時に走査させる。このようなタンデム方式の走査光学系
において、複数の光束を単一のポリゴンミラーにより同
時に偏向させる場合がある。このように構成することに
より、共用化による部品点数の削減が可能となり、か
つ、配置スペースを小さくできる。この場合、各光束の
副走査方向の断面内でのポリゴンミラーへの入射角度を
それぞれ異ならせることにより、複数の光束をポリゴン
ミラーの反射面上でほぼ同一の位置に入射させることが
できるので、ポリゴンミラーを薄くし、そのコストを抑
えることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようにポリゴンミラーに対する副走査方向の入射角度が
有限の値を持つ場合には、被走査面上ではビームスポッ
トの軌跡である走査線が湾曲するという問題が生じる。
また、この湾曲の発生量がポリゴンミラーに対する入射
角度によって異なるため、複数の光束がポリゴンミラー
に対して異なる入射角度で入射する場合には、複数の光
束により同時に形成される走査線の間隔が主走査方向の
位置によって変化するという問題もある。走査線の湾曲
はボウ(Bow)、走査線間の間隔の変化はディファレンシ
ャルボウ(Differential Bow)と呼ばれ、共に描画精度を
悪化させるため、特に高精細のシステムにおいては両者
を低く抑える必要がある。
【0005】従来の走査光学系では、fθ特性、像面湾
曲等の走査光学系に要求される基本的な性能を満たしつ
つ、ボウ、ディファレンシャルボウを同時に補正するこ
とが困難であった。
【0006】この発明は、上記の従来技術の問題点に鑑
み、ポリゴンミラーに入射する光束が副走査方向の断面
内で有限の入射角度を持つ場合にも、fθ特性、像面湾
曲等の走査光学系に要求される基本的な性能を満たしつ
つ、ボウ、ディファレンシャルボウを同時に補正するこ
とができる走査光学系を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる走査光
学系は、上記の目的を達成させるため、結像光学系を構
成する走査レンズの一面に、主走査方向の断面形状が走
査レンズの光軸からの主走査方向の距離の関数として、
副走査方向の曲率が光軸からの主走査方向の距離の関数
として、それぞれ独立に定義されるアナモフィック非球
面を採用し、走査レンズと共に結像光学系を構成する像
面湾曲補正用の補正レンズの一面に、副走査方向の断面
の傾き(本明細書では、非球面の面中心に立てた法線と
副走査方向とに平行な平面と、非球面との交線の当該平
面内での傾きをいうものとする)が主走査方向の位置に
より変化し、副走査方向に対して垂直で面中心を含む平
面に関して、非対称な形状を有する非球面を採用したこ
とを特徴とする。なお、面中心は、面設計時に設定され
る原点であり、主走査方向については、被走査面上で走
査範囲の中心に達する光束が非球面と交差する位置であ
る。
【0008】すなわち、この発明の走査光学系は、単一
又は複数の光束を発生する光源部と、光源部から発する
光束を副走査方向に収束させるアナモフィック光学素子
と、アナモフィック光学素子により収束された光束を反
射、偏向させるポリゴンミラーと、ポリゴンミラーによ
り反射された光束を被走査面上で主走査方向に走査する
スポットとして収束させる結像光学系とを備え、結像光
学系を構成する走査レンズと補正レンズとに上記のよう
な非球面を設けたことを特徴とする。
【0009】走査レンズと補正レンズとに上記のような
非球面を設けることにより、結像光学系の副走査方向の
パワーを主走査方向のパワー分布とは独立して配分する
ことができるので、副走査方向の収差として現れるボ
ウ、およびディファレンシャルボウを補正することが可
能となる。また、走査線の湾曲は2つの非球面により十
分に補正されるため、他の面にはトーリック面等を設け
ることなく回転対称な面のみで構成することができる。
【0010】走査レンズのアナモフィック非球面は、副
走査方向の断面形状を円弧にすることができる。また、
アナモフィック非球面の副走査方向の断面形状の曲率
は、光軸からの主走査方向の距離が大きくなるにしたが
って減少するように設定することが望ましい。
【0011】一方、補正レンズの非球面は、面中心を原
点として含んで走査レンズの光軸と直交する基準平面か
らのサグ量が主走査方向・副走査方向それぞれの面中心
からの距離に関する二次元多項式で表現される二次元多
項式非球面とすることができる。この二次元多項式非球
面の副走査方向の断面の傾きは、面中心からの主走査方
向の距離が大きくなるにしたがって増加するよう設定す
ることが望ましい。このような二次元多項式非球面を用
いることにより、波面のねじれによるビーム径の拡大を
防ぐことができる。
【0012】光源部が複数の光束を発する場合には、光
源部からポリゴンミラーに入射する複数の光束の副走査
方向の断面内での入射角度をそれぞれ異ならせることに
より、ポリゴンミラーの副走査方向の高さを小さく抑え
ることができる。このような場合には、ポリゴンミラー
に近い位置に走査レンズを、複数の光束に対して共通に
1つだけ配置し、被走査面に近い位置に補正レンズを、
ほぼ同一の角度でポリゴンミラーに入射する光束毎に複
数配置することが望ましい。また、共通の走査レンズの
アナモフィック非球面の形状は、走査レンズの光軸を通
る主走査方向の境界線を境に対称であり、独立した補正
レンズの非球面の形状は、面中心を通る副走査方向の境
界線を境に対称であることが望ましい。
【0013】光源部は、光源部から発する複数の光束が
ポリゴンミラーに対して副走査方向の断面内で絶対値が
等しく符号が異なる入射角度で入射するように設定され
ることが望ましい。この場合、複数の補正レンズは、ポ
リンゴンミラーから各感光体ドラムまでの反射面を展開
して考えた場合、走査レンズ系の光軸の延長線に対して
対称に配置することができる。すなわち、同一設計の補
正レンズを、走査レンズ系の光軸の延長線に対して等距
離の位置に、180°回転させて配置することができ
る。
【0014】光源部から発する複数の光束のうち、内側
の光束のポリゴンミラーに対する副走査方向の断面内で
の入射角度を±βin、外側の光束のポリゴンミラーに対
する副走査方向の断面内での入射角度を±βoutとし
て、βout/βinで定義される副走査入射角度比をΔ
β、内側の光束が走査レンズのアナモフィック非球面に
対して走査範囲の中心でなす副走査方向の断面内での角
度を±a1、走査範囲の端部でなす副走査方向の断面内
での角度を±a2、外側の光束が走査レンズのアナモフ
ィック非球面に対して走査範囲の中心でなす副走査方向
の断面内での角度を±b1、走査範囲の端部での副走査
方向の断面内での角度を±b2として、(b2−b 1)/(a
2−a1)で定義される副走査断面傾き変化比をΔdx/dzと
して、以下の条件(1)、 0.95×Δβ≦Δdx/dz ≦ 1.05×Δβ …(1) を満たすことが望ましい。
【0015】また、内側の光束が補正レンズの非球面に
対して走査範囲の中心でなす副走査方向の断面内での角
度を±a1'、走査範囲の端部でなす副走査方向の断面内
での角度を±a2'、外側の光束が補正レンズの非球面に
対して走査範囲の中心でなす副走査方向の断面内での角
度を±b1'、走査範囲の端部での副走査方向の断面内で
の角度を±b2'として、(b2'−b1')/(a2'−a1')で
定義される副走査断面傾き変化比をΔdx'/dz'として、
以下の条件(2)、 0.9×Δβ≦ Δdx'/dz' ≦ 1.1×Δβ …(2) を満たすことが望ましい。
【0016】走査レンズは、ポリゴン側から順に配置さ
れたプラスチックレンズとガラスレンズとの2枚のレン
ズで構成され、あるいは、1枚のプラスチックレンズの
みで構成されることが望ましい。像面湾曲補正レンズ
は、複数の光束のそれぞれに対して1枚のプラスチック
レンズのみで構成されることが望ましい。
【0017】また、この発明の走査光学系は、ポリゴン
ミラーの異なる反射面を用いて双方向に走査する対向入
射(双方向走査)タイプにも適用可能である。このような
場合、光源部は、ポリゴンミラーの異なる反射面にそれ
ぞれ複数の光束を入射させるように2組設けられる。各
光源部からポリゴンミラーに入射する複数の光束がポリ
ゴンミラーに対して副走査方向の断面内で絶対値が等し
く符号が異なる入射角度で入射するように設定する。走
査レンズは、各反射面により反射された複数の光束につ
いてそれぞれ1組ずつ、合計2組設けられ、補正レンズ
は、ほぼ同一の角度でポリゴンミラーに入射する光束毎
に複数配置される。このような配置では、補正レンズを
全て同一形状にすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明にかかる走査光学
系の実施形態を説明する。図1は、実施形態にかかる走
査光学系を利用したタンデム走査光学系を示す説明図で
あり、(A)はポリゴンミラーより光源部側の副走査方向
の断面内での説明図、(B)は光源部をポリゴンミラー側
から見たときの半導体レーザーの配置を示す説明図、
(C)はポリゴンミラーより被走査面である感光体ドラム
側の副走査方向の断面内での説明図である。
【0019】図1(A)に示すタンデム走査光学系の光源
部10は、8個の半導体レーザー11、11…と、これ
らの半導体レーザーから発する発散光を平行光にする8
個のコリメートレンズ12、12…とを備えている。半
導体レーザー11は、図1(B)に示すように、図中の横
方向となる主走査方向に2列、縦方向となる副走査方向
に4段並んで配置されている。レーザー光L1とL5、
L2とL6、L3とL7、L4とL8は、それぞれ同一の感光
体ドラム61〜64に入射するものであり、ポリゴンミ
ラー20に対する入射角度がそれぞれ互いに僅かに異な
るように設定されている。なお、同一の感光体ドラムに
向かう2本のレーザー光の角度差は僅かであるため、以
下の説明ではこれらの角度差を無視することとする。
【0020】コリメートレンズ12により平行光とされ
た8本のレーザー光L1〜L8は、図示せぬプリズムによ
りその中心軸が副走査方向に一列に並ぶよう配列され、
副走査方向にのみパワーを持つ単一のシリンドリカルレ
ンズ13により副走査方向に関して収束光となり、か
つ、シリンドリカルレンズ13が持つプリズム作用によ
り偏向されてポリゴンミラー20の近傍でほぼ同一位置
に線像を形成する。すなわち、光源部10から発する8
本の光束は、副走査方向の断面内での入射角度がそれぞ
れ異なり、ポリゴンミラー20の反射面上で交差する。
これにより、ポリゴンミラー20の副走査方向の高さを
小さく抑えることができる。内側の4本の光束L2,L6,L
3,L7のポリゴンミラーに対する入射角度は±βin、外側
の4本の光束L1,L5,L4,L8の入射角度は±βoutである。
すなわち、対をなす2本ずつの光束が、ポリゴンミラー
20に対して副走査方向の断面内で絶対値が等しく符号
が異なる入射角度で入射するように設定されている。
【0021】光源部10から発した8本の光束L1〜L8
は、回転軸20a回りに回転するポリゴンミラー20に
より同時に偏向される。偏向された8本の光束L1〜L8
は、副走査方向に関しては所定の角度で異なる方向に進
み、第1レンズ31と第2レンズ32とから構成される
走査レンズ30に入射する。走査レンズ30から射出し
た光束は、2本ずつそれぞれ一対のミラー40,41に
より反射され、各光束毎の光路に配置された補正レンズ
51〜54を介して、それぞれ異なる感光体ドラム61
〜64上に収束して各ドラム上に2つのビームスポット
を形成する。ポリゴンミラー20を回転軸20a回りに
回転させることにより、4本の感光体ドラム61〜64
上にそれぞれ2本の走査線を同時に形成することができ
る。
【0022】なお、シリンドリカルレンズ13は、光源
部から発する光束を副走査方向に収束させるアナモフィ
ック光学素子としての機能を有しており、走査レンズ3
0及び補正レンズ51〜54は、ポリゴンミラー20に
より反射された光束を被走査面上で主走査方向に走査す
るスポットとして収束させる結像光学系としての機能を
有している。
【0023】結像光学系を構成する走査レンズ30の一
面(第1レンズ31の被走査面側の面、あるいは、第2
レンズ32の被走査面側の面)には、主走査方向の断面
形状が走査レンズ30の光軸Axからの主走査方向の距
離の関数として、副走査方向の断面形状の曲率が光軸A
xからの主走査方向の距離の関数として、それぞれ独立
に定義されるアナモフィック非球面が採用されている。
このアナモフィック非球面は、副走査方向の断面形状が
円弧であり、その副走査方向の断面形状の曲率は、光軸
からの主走査方向の距離が大きくなるにしたがって減少
するように設定されている。アナモフィック非球面の形
状は、光軸を通る主走査方向の境界線を境に対称であ
る。
【0024】また、補正レンズ51〜54の一面には、
副走査方向の断面の傾きが主走査方向の位置により変化
し、副走査方向に対して垂直で面中心を含む平面に関し
て非対称な形状を有する非球面が採用されている。補正
レンズ51〜54に採用される非球面は、面中心を原点
として含んで走査レンズの光軸と直交する基準平面から
のサグ量が主走査方向・副走査方向それぞれの面中心か
らの距離に関する二次元多項式で表現される二次元多項
式非球面であり、その形状は、面中心を通る副走査方向
の境界線を境に対称である。二次元多項式非球面の副走
査方向の断面の傾きは、面中心からの主走査方向の距離
が大きくなるにしたがって増加するよう設定されてい
る。
【0025】外側の光束L1,L5,L4,L8が入射する補正レ
ンズ51,54は、同一設計のレンズであり、これを光
軸(反射面を展開して考えたときの走査レンズ30の光
軸)を中心に180°回転させて配置している。また、
内側の光束L2,L6,L3,L7が入射する補正レンズ52,5
3も、同一設計のレンズであり、これを光軸を中心に1
80°回転させて配置している。ただし、外側の光束と
内側の光束とでは光軸に対する角度が異なるため、補正
レンズ51,54と補正レンズ52,53とは異なる設
計である。すなわち、補正レンズとしては、2種類のレ
ンズを2個ずつ用意すればよい。なお、補正レンズの設
計が異なるのは二次元多項式非球面のみであり、他方の
面は4つの補正レンズでいずれも共通である。
【0026】上記の実施形態のように光源部が8本の光
束を発する場合、内側の光束L2,L6,,L3,L7のポリゴンミ
ラー20に対する副走査方向の断面内で入射角度を±β
in、外側の光束L1,L5,L4,L8のポリゴンミラー20に対
する副走査方向の断面内での入射角度を±βoutとし
て、βout/βinで定義される副走査入射角度比をΔ
β、内側の光束L2,L6,L3,L7が走査レンズ30のアナモ
フィック非球面に対して走査範囲の中心でなす副走査方
向の断面内での角度を±a1、走査範囲の端部でなす副
走査方向の断面内での角度を±a2、外側の光束L1,L5,L
4,L8が走査レンズ30のアナモフィック非球面に対して
走査範囲の中心でなす副走査方向の断面内での角度を±
1、走査範囲の端部での副走査方向の断面内での角度
を±b2として、(b2−b1)/(a2−a1)で定義される
副走査断面傾き変化比をΔdx/dzとして、以下の条件
(1) を満たす。 0.95×Δβ≦Δdx/dz ≦ 1.05×Δβ …(1)
【0027】副走査入射角度比Δβは、図2(A)に示す
ように、内側光束L2のポリゴンミラーに対する入射角度
βinに対する外側光束L1の入射角度βoutの比率として
定義される。また、副走査断面傾き変化比Δdx/dzは、
図2(B)に示すように、破線で示す外側光束L1がアナモ
フィック非球面の中心および周辺でなす副走査方向の断
面内での角度をそれぞれb1,b2、同様に実線で示す内側
光束L2が中心および周辺でなす角度をそれぞれa1,a2
して、(b2−b1)/(a2−a1)で定義される。
【0028】また、内側の光束L2,L6,L3,L7が補正レン
ズ52,53の二次元多項式非球面に対して走査範囲の
中心でなす副走査方向の断面内での角度を±a1'、走査
範囲の端部でなす副走査方向の断面内での角度を±
2'、外側の光束L1,L5,L4,L8が補正レンズ51,54
の二次元多項式非球面に対して走査範囲の中心でなす副
走査方向の断面内での角度を±b1'、走査範囲の端部で
の副走査方向の断面内での角度を±b2'として、(b2'
−b1')/(a2'−a1')で定義される副走査断面傾き変
化比をΔdx'/dz'として、以下の条件(2) を満たす。 0.9×Δβ≦ Δdx'/dz' ≦ 1.1×Δβ …(2)
【0029】走査線の湾曲量(ボウの発生量)は、ポリゴ
ンミラー20に対する副走査方向の入射角度に比例する
ため、これを補正するための2つの非球面の副走査断面
傾き変化比も入射角度比と同様に入射角度に比例して定
めるのが効果的である。条件(1),(2)を満たすように各
非球面の傾き変化比を設定することにより、ポリゴンミ
ラー20への入射角度に応じて発生する走査線の湾曲を
良好に補正することができる。なお、上記の実施形態で
は、描画の高速化のため1本の感光体ドラムに対して2
本のビームを入射させる構成について説明したが、1本
の感光体ドラムに1本のビームを入射させるよう構成す
ることもできる。
【0030】次に、図1に示したタンデム走査光学系の
具体的な実施例を4例説明する。なお、以下の実施例で
は、ミラー40,41を省略し、光路を展開して説明す
る。
【0031】
【実施例1】図3〜図5は、実施例1の走査光学系を示
し、図3は主走査方向の説明図、図4は外側の光束L1の
光路を示す副走査方向の説明図、図5は内側の光束L2の
光路を示す副走査方向の説明図である。実施例1の走査
光学系は、走査レンズ30が第1レンズ31と第2レン
ズ32との2枚構成であり、第1レンズ31がプラスチ
ック、第2レンズ32がガラス、そして、補正レンズ5
1−54がプラスチックにより形成されている。
【0032】表1は、実施例1の走査光学系におけるシ
リンドリカルレンズ13より感光体ドラム61〜64側
の構成を示す。表中の記号ryは主走査方向の曲率半径
(単位:mm)、rzは副走査方向の曲率半径(回転対称面の
場合には省略、単位:mm)、dは面間の光軸上の距離(単
位:mm)、nは設計波長780nmでの屈折率、DECZは反射面
を展開して考えたときの走査レンズ30の光軸を基準に
した各面の副走査方向への偏心(単位:mm)である。入射
角度は、各光束の中心軸がポリゴンミラー20に入射す
る際に反射面の法線に対してなす副走査方向の角度(主
走査方向に対して垂直な平面に投影した際の角度)であ
る。
【0033】
【表1】
【0034】第1面はシリンドリカル面、第2面、第3
面は平面、第4面は回転対称非球面、第5面はアナモフ
ィック非球面、第6面は平面、第7面は球面、第8面、
第11面は二次元多項式非球面、第9面、第12面は球
面である。
【0035】回転対称非球面は、光軸からの距離がhと
なる非球面上の座標点の非球面の光軸上での接平面から
の距離(サグ量)をX(h)、非球面の光軸上での曲率(1/r)
をC、円錐係数をκ、4次、6次の非球面係数をA4
6として、以下の式で表される。表1における回転対
称非球面の曲率半径は、光軸上の曲率半径であり、円錐
係数、非球面係数は表2に示される。
【0036】
【数1】
【0037】
【表2】
【0038】アナモフィック非球面は、面上で光軸を通
る主走査方向の曲線を想定した際に、光軸からの主走査
方向の距離がyとなる上記曲線上の座標点での光軸上の
接線からの距離(サグ量)をX(y)、当該座標点でこの曲
線に接する副走査方向の円弧の曲率をCz(y)として、以
下の式で定義される。
【0039】
【数2】
【0040】式中、Cは主走査方向の曲率、κは円錐係
数、AMmは主走査方向の曲率を定義するn次の非球面係
数、Cz0は光軸上での副走査方向の曲率(=1/rz)、ASn
は副走査方向の曲率を定義するn次の非球面係数であ
る。第5面を定義する各係数の値は、表3に示されてい
る。
【0041】
【表3】
【0042】二次元多項式非球面は、面中心で接する平
面上での主走査方向の距離y、副走査方向の距離zの点
(y,z)におけるサグ量X(y,z)として、以下の二次元多項
式により表される。ここで、Cは面中心における主走査
方向の曲率(1/ry)、κは円錐係数、hは面中心からの距
離(=(y2+z2)1/2)、Bmnは係数(mは主走査方向,nは副
走査方向に関する次数)である。この二次元多項式は、
回転非対称な光学曲面を表す一般式である。Bmnのnが
奇数の場合の値を0以外の値にすると、面形状は副走査
方向に対して垂直で面中心を含む平面に関して非対称と
なる。
【0043】
【数3】
【0044】外側光束用の補正レンズ51に形成された
二次元多項式非球面を定義する係数の値を表4、内側光
束用の補正レンズ52に形成された二次元多項式非球面
を定義する係数の値を表5に示す。
【0045】
【表4】
【0046】
【表5】
【0047】図6〜図10は、実施例1の走査光学系の
収差を示す。図6(A)は外側の光学系の光束L1に対する
走査線湾曲(ボウ)、図6(B)は内側の光学系の光束L2に
対するボウ、図6(C)は同一の感光体ドラム61に入射
する外側の2本ずつの光束L1とL5のボウの差(ディフ
ァレンシャルボウ)、図6(D)は同一の感光体ドラム6
2に入射する内側の2本ずつの光束L2とL6のボウの差
(ディファレンシャルボウ)を示す。図7はfθ特性、図
8は像面湾曲(M:主走査方向、S:副走査方向)、図9はF
ナンバーの変化(M:主走査方向、S:副走査方向)、図10
は波面収差を示し、各図とも(A)は外側の光束L1が通る
光学系の収差、(B)は内側の光束L2が通る光学系の収差
を示す。各グラフとも縦軸は主走査方向の走査位置(単
位:mm)、横軸は収差量を示し、図6〜図8の横軸の単位
はmm、図9の横軸の単位は%、図10の横軸の単位は
波長である。
【0048】図11、図12は、実施例1の走査光学系
の波面収差図であり、図11は外側の光束L1、図12は
内側の光束L2が通る光学系の収差を示している。各図と
も、(A)は感光体ドラム61,62上での主走査方向の
座標y=108mm、(B)はy=0mm、(C)はy=-108mmにおける収差
を示している。各図とも、収差量を示す縦軸の端点は原
点から±0.2λの距離に位置する。
【0049】図6〜図10に示されるように、fθ特
性、像面湾曲等の走査光学系に要求される基本的な性能
を満たしつつ、ボウ、ディファレンシャルボウを同時に
補正することができ、かつ、図11、図12に示される
ように波面のねじれを小さく抑えることができる。
【0050】
【実施例2】図13〜図15は、実施例2の走査光学系
を示し、図13は主走査方向の説明図、図14は外側の
光束L1の光路を示す副走査方向の説明図、図15は内側
の光束L2の光路を示す副走査方向の説明図である。実施
例2の走査光学系は、走査レンズ30が第1レンズ31
と第2レンズ32との2枚構成であり、第1レンズ3
1、第2レンズ32、そして、補正レンズ51−54の
全てがプラスチックにより形成されている。表6は、実
施例2の走査光学系におけるシリンドリカルレンズ13
より感光体ドラム61〜64側の構成を示す。
【0051】
【表6】
【0052】第1面はシリンドリカル面、第2面、第3
面は平面、第4面は回転対称非球面、第5面は球面、第
6面は平面、第7面はアナモフィック非球面、第8面、
第11面は二次元多項式非球面、第9面、第12面は球
面である。第4面の係数は表7、第7面の係数は表8、
第8面の係数は表9、第11面の係数は表10にそれぞ
れ示される。
【0053】
【表7】
【0054】
【表8】
【0055】
【表9】
【0056】
【表10】
【0057】図16〜図20は、実施例2の走査光学系
の収差を示す。図16(A)は外側の光学系の光束L1に対
するボウ、図16(B)は内側の光学系の光束L2に対する
ボウ、図16(C)はディファレンシャルボウを示す。図
17はfθ特性、図18は像面湾曲、図19はFナンバ
ーの変化、図20は波面収差を示し、各図とも(A)は外
側の光束L1が通る光学系の収差、(B)は内側の光束L2が
通る光学系の収差を示す。
【0058】図21、図22は、実施例2の走査光学系
の波面収差図であり、図21は外側の光束L1、図22は
内側の光束L2が通る光学系の収差を示している。各図と
も、(A)は感光体ドラム61,62上での主走査方向の
座標y=108mm、(B)はy=0mm、(C)はy=-108mmにおける収差
を示している。
【0059】図16〜図20に示されるように、fθ特
性、像面湾曲等の走査光学系に要求される基本的な性能
を満たしつつ、ボウ、ディファレンシャルボウを同時に
補正することができ、かつ、図21、図22に示される
ように波面のねじれを小さく抑えることができる。
【0060】
【実施例3】図23〜図25は、実施例3の走査光学系
を示し、図23は主走査方向の説明図、図24は外側の
光束L1の光路を示す副走査方向の説明図、図25は内側
の光束L2の光路を示す副走査方向の説明図である。実施
例3の走査光学系は、走査レンズ30が1枚構成であ
り、この走査レンズと補正レンズ51−54とが共にプ
ラスチックにより形成されている。表11は、実施例3
の走査光学系におけるシリンドリカルレンズ13より感
光体ドラム61〜64側の構成を示す。
【0061】
【表11】
【0062】第1面はシリンドリカル面、第2面、第3
面は平面、第4面は球面、第5面はアナモフィック非球
面、第6面、第9面は二次元多項式非球面、第7面、第
10面は球面である。第5面の係数は表12、第6面の
係数は表13、第9面の係数は表14にそれぞれ示され
る。
【0063】
【表12】
【0064】
【表13】
【0065】
【表14】
【0066】図26〜図30は、実施例3の走査光学系
の収差を示す。図26(A)は外側の光学系の光束L1に対
するボウ、図26(B)は内側の光学系の光束L2に対する
ボウ、図26(C)はディファレンシャルボウを示す。図
27はfθ特性、図28は像面湾曲、図29はFナンバ
ーの変化、図30は波面収差を示し、各図とも(A)は外
側の光束L1が通る光学系の収差、(B)は内側の光束L2が
通る光学系の収差を示す。
【0067】図31、図32は、実施例3の走査光学系
の波面収差図であり、図31は外側の光束L1、図32は
内側の光束L2が通る光学系の収差を示している。各図と
も、(A)は感光体ドラム61,62上での主走査方向の
座標y=108mm、(B)はy=0mm、(C)はy=-108mmにおける収差
を示している。
【0068】図26〜図30に示されるように、fθ特
性、像面湾曲等の走査光学系に要求される基本的な性能
を満たしつつ、ボウ、ディファレンシャルボウを同時に
補正することができ、かつ、図31、図32に示される
ように波面のねじれを小さく抑えることができる。
【0069】
【実施例4】図33〜図35は、実施例4の走査光学系
を示し、図33は主走査方向の説明図、図34は外側の
光束L1の光路を示す副走査方向の説明図、図35は内側
の光束L2の光路を示す副走査方向の説明図である。実施
例4の走査光学系は、走査レンズ30が第1レンズ31
と第2レンズ32との2枚構成であり、第1レンズ31
がプラスチック、第2レンズ32がガラス、そして、補
正レンズ51−54がプラスチックにより形成されてい
る。表15は、実施例4の走査光学系におけるシリンド
リカルレンズ13より感光体ドラム61〜64側の構成
を示す。
【0070】
【表15】
【0071】第1面はシリンドリカル面、第2面、第3
面は平面、第4面は回転対称非球面、第5面はアナモフ
ィック非球面、第6面は平面、第7面、第8面、第11
面は球面、、第9面、第12面は二次元多項式非球面で
ある。第4面の係数は表16、第5面の係数は表17、
第9面の係数は表18、第12面の係数は表19にそれ
ぞれ示される。
【0072】
【表16】
【0073】
【表17】
【0074】
【表18】
【0075】
【表19】
【0076】図36〜図40は、実施例4の走査光学系
の収差を示す。図36(A)は外側の光学系の光束L1に対
するボウ、図36(B)は内側の光学系の光束L2に対する
ボウ、図36(C)はディファレンシャルボウを示す。図
37はfθ特性、図38は像面湾曲、図39はFナンバ
ーの変化、図40は波面収差を示し、各図とも(A)は外
側の光束L1が通る光学系の収差、(B)は内側の光束L2が
通る光学系の収差を示す。
【0077】図41、図42は、実施例4の走査光学系
の波面収差図であり、図41は外側の光束L1、図42は
内側の光束L2が通る光学系の収差を示している。各図と
も、(A)は感光体ドラム61,62上での主走査方向の
座標y=108mm、(B)はy=0mm、(C)はy=-108mmにおける収差
を示している。
【0078】図36〜図40に示されるように、fθ特
性、像面湾曲等の走査光学系に要求される基本的な性能
を満たしつつ、ボウ、ディファレンシャルボウを同時に
補正することができ、かつ、図41、図42に示される
ように波面のねじれを小さく抑えることができる。
【0079】図43は、実施例1の構成で、補正レンズ
51〜54の二次元多項式非球面をトーリック面で置き
換えた場合の波面収差を示すグラフであり、(A)は外側
光束L1が到達する感光体ドラム61上での主走査方向の
座標Y=108mmにおける収差、(B)は外側光束L1が到達する
感光体ドラム61上での主走査方向の座標Y=-108mmにお
ける収差を示す。
【0080】二次元多項式非球面を利用しない場合に
は、図43に示すように波面のねじれが大きくなり、結
果的にレーザー光束を所定の径に絞ることができずに印
刷品質が低下する。各実施例の構成では、図43と比較
すると波面のねじれが小さく抑えられており、良好な印
刷品質を保つことができる。
【0081】次に、走査レンズ30のアナモフィック非
球面の副走査方向の断面形状の曲率と、補正レンズ51
〜54の二次元多項式非球面の副走査方向の断面の傾き
が各実施例でどのようになっているかについて図面に基
づいて説明する。
【0082】図44は、走査レンズ30のアナモフィッ
ク非球面の副走査方向の断面形状の曲率を、横軸に面上
の主走査方向の座標をとって示したグラフであり、(A)
〜(D)が実施例1〜4に該当する。各グラフに示される
ように、アナモフィック非球面の副走査方向の断面形状
の曲率は、いずれの実施例においても、光軸からの主走
査方向の距離が大きくなるにしたがって減少している。
【0083】図45は、補正レンズ51〜54の二次元
多項式非球面の副走査方向の断面の傾きを、横軸に面上
の主走査方向の座標をとって示したグラフであり、(A)
〜(D)が実施例1〜4に該当する。グラフ中の実線は外
側光束L1,L4が透過する補正レンズ51,54の値、破
線は内側光束L2,L3が透過する補正レンズ52,53の
値を示している。各グラフに示されるように、二次元多
項式非球面の副走査方向の断面の傾きは、いずれの実施
例においても、面中心からの主走査方向の距離が大きく
なるにしたがって増加している。
【0084】次に、前述した条件(1),(2)と上記の各実
施例との関係について説明する。いずれの実施例におい
ても、内側の光束L2のポリゴンミラー20に対する副走
査方向の断面内での入射角度βin=0.923°,外側の光束
L1の入射角度βout=2.759°であり、副走査入射角度比
Δβ=2.99となる。一方、走査レンズ30のアナモフィ
ック非球面に対する入射光束の副走査断面傾き変化比Δ
dx/dzは、表20に示すように求められる。条件(1)の上
限1.05×Δβの値は3.140であり、いずれの実施例も条
件(1)を満たしている。
【0085】
【表20】
【0086】また、補正レンズ51〜54の二次元多項
式非球面に対する入射光束の副走査断面傾き変化比Δd
x'/dz'は、表21に示すように求められる。条件(2)の
下限0.9×Δβは2.691、上限1.1×Δβは3.289であり、
いずれの実施例も条件(2)を満たしている。
【0087】
【表21】
【0088】さらに、図46は、この発明の他の実施形
態を示す走査光学系の副走査方向の説明図である。この
走査光学系は、ポリゴンミラー20の異なる反射面を用
いて双方向に走査する対向入射(双方向走査)タイプであ
る。図示せぬ光源部は、ポリゴンミラー20の異なる反
射面にそれぞれ複数の光束を入射させるようにを2組設
けられる。各光源部から発したそれぞれ2本の光束は、
ポリゴンミラー20に対して副走査方向の断面内で絶対
値が等しく符号が異なる入射角度で入射する。走査レン
ズ30a,30bは、各反射面により反射された2本の
光束についてそれぞれ1組ずつ、合計2組設けられ、補
正レンズ51〜54は、ほぼ同一の角度でポリゴンミラ
ー20に入射する光束毎に、すなわち、この例では光束
1本毎に配置されている。
【0089】ポリゴンミラー20の一方の反射面により
反射、偏向された光束L1,L2は、走査レンズ30aを
透過し、L1はミラー42aで反射されて補正レンズ5
1を介して感光体ドラム61に入射し、L2は一対のミ
ラー43a,44aで反射され、補正レンズ52を介し
て感光体ドラム62に入射する。他方、ポリゴンミラー
20の他の面で反射される光束L3,L4は、走査レンズ
30bを透過し、L3は一対のミラー43b,44bで
反射され、補正レンズ53を介して感光体ドラム63に
入射し、L4はミラー42bで反射されて補正レンズ5
4を介して感光体ドラム64に入射する。
【0090】図46のような配置では、ポリゴンミラー
20に対する入射角度の絶対値が全ての光束で同一とな
るため、補正レンズ51−54として全て同一形状のレ
ンズを用いることができる。このため、補正レンズを成
形する場合には、その金型数を前記の実施形態より削減
することができる。また、製造時に発生する形状誤差も
同一であることが期待できるため、各感光体ドラム上に
形成される走査線のボウの相対差を前期の実施形態より
小さくすることができる。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、走査レンズにアナモフィック非球面、補正レンズに
二次元多項式非球面を採用することにより、fθ特性、
像面湾曲等の走査光学系に要求される基本的な性能を満
たしつつ、ボウ、ディファレンシャルボウを同時に補正
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施形態の走査光学系の概要を示
す副走査方向の断面内の説明図である。
【図2】 この発明の走査光学系の特性を規定するため
の条件の説明図である。
【図3】 実施例1の走査光学系の主走査方向の説明図
である。
【図4】 実施例1の走査光学系の外側の光束の光路を
示す副走査方向の説明図である。
【図5】 実施例1の走査光学系の内側の光束の光路を
示す副走査方向の説明図である。
【図6】 実施例1の走査光学系のボウ、ディファレン
シャルボウを示すグラフである。
【図7】 実施例1の走査光学系のfθ特性を示すグラ
フである。
【図8】 実施例1の走査光学系の像面湾曲を示すグラ
フである。
【図9】 実施例1の走査光学系のFナンバーの変化を
示すグラフである。
【図10】 実施例1の走査光学系の波面収差を示すグ
ラフである。
【図11】 実施例1の走査光学系の外側の光束の波面
収差を示すグラフである。
【図12】 実施例1の走査光学系の内側の光束の波面
収差を示すグラフである。
【図13】 実施例2の走査光学系の主走査方向の説明
図である。
【図14】 実施例2の走査光学系の外側の光束の光路
を示す副走査方向の説明図である。
【図15】 実施例2の走査光学系の内側の光束の光路
を示す副走査方向の説明図である。
【図16】 実施例2の走査光学系のボウ、ディファレ
ンシャルボウを示すグラフである。
【図17】 実施例2の走査光学系のfθ特性を示すグ
ラフである。
【図18】 実施例2の走査光学系の像面湾曲を示すグ
ラフである。
【図19】 実施例2の走査光学系のFナンバーの変化
を示すグラフである。
【図20】 実施例2の走査光学系の波面収差を示すグ
ラフである。
【図21】 実施例2の走査光学系の外側の光束の波面
収差を示すグラフである。
【図22】 実施例2の走査光学系の内側の光束の波面
収差を示すグラフである。
【図23】 実施例3の走査光学系の主走査方向の説明
図である。
【図24】 実施例3の走査光学系の外側の光束の光路
を示す副走査方向の説明図である。
【図25】 実施例3の走査光学系の内側の光束の光路
を示す副走査方向の説明図である。
【図26】 実施例3の走査光学系のボウ、ディファレ
ンシャルボウを示すグラフである。
【図27】 実施例3の走査光学系のfθ特性を示すグ
ラフである。
【図28】 実施例3の走査光学系の像面湾曲を示すグ
ラフである。
【図29】 実施例3の走査光学系のFナンバーの変化
を示すグラフである。
【図30】 実施例3の走査光学系の波面収差を示すグ
ラフである。
【図31】 実施例3の走査光学系の外側の光束の波面
収差を示すグラフである。
【図32】 実施例3の走査光学系の内側の光束の波面
収差を示すグラフである。
【図33】 実施例4の走査光学系の主走査方向の説明
図である。
【図34】 実施例4の走査光学系の外側の光束の光路
を示す副走査方向の説明図である。
【図35】 実施例4の走査光学系の内側の光束の光路
を示す副走査方向の説明図である。
【図36】 実施例4の走査光学系のボウ、ディファレ
ンシャルボウを示すグラフである。
【図37】 実施例4の走査光学系のfθ特性を示すグ
ラフである。
【図38】 実施例4の走査光学系の像面湾曲を示すグ
ラフである。
【図39】 実施例4の走査光学系のFナンバーの変化
を示すグラフである。
【図40】 実施例4の走査光学系の波面収差を示すグ
ラフである。
【図41】 実施例4の走査光学系の外側の光束の波面
収差を示すグラフである。
【図42】 実施例4の走査光学系の内側の光束の波面
収差を示すグラフである。
【図43】 実施例1の二次元多項式非球面をトーリッ
ク面に置き換えた場合の波面収差を示すグラフである。
【図44】 各実施例のアナモフィック非球面の副走査
方向の断面形状の曲率を、横軸に面上の主走査方向の座
標をとって示したグラフである。
【図45】 各実施例の二次元多項式非球面の副走査方
向の断面の傾きを、横軸に面上の主走査方向の座標をと
って示したグラフである。
【図46】 この発明の他の実施形態の走査光学系の概
要を示す副走査方向の断面内の説明図である。
【符号の説明】
10 光源部 11 半導体レーザー 12 コリメートレンズ 13 シリンドリカルレンズ 20 ポリゴンミラー 30 走査レンズ 51〜54 補正レンズ 61〜64 感光体ドラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02B 13/18 B41J 3/00 D H04N 1/113 H04N 1/04 104A Fターム(参考) 2C362 BA84 BA86 BA90 BB14 2H045 BA22 BA26 BA34 CA53 CA67 2H087 KA19 LA22 LA28 PA02 PA03 PA17 PB02 PB03 QA03 QA07 QA12 QA21 QA26 QA37 QA41 QA45 RA05 RA12 RA13 UA01 5C072 AA03 BA04 DA02 HA02 HA08 XA05

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単一又は複数の光束を発生する光源部
    と、 前記光源部から発する光束を副走査方向に収束させるア
    ナモフィック光学素子と、 該アナモフィック光学素子により収束された光束を反
    射、偏向させるポリゴンミラーと、 該ポリゴンミラーにより反射された光束を被走査面上で
    主走査方向に走査するスポットとして収束させる結像光
    学系とを備え、 前記結像光学系は、単数または複数の単レンズから構成
    される走査レンズと、該走査レンズより前記被走査面側
    に配置された像面湾曲補正用の補正レンズとを備え、 前記走査レンズの1つのレンズ面は、主走査方向の断面
    形状が当該走査レンズの光軸からの主走査方向の距離の
    関数として、副走査方向の曲率が前記光軸からの主走査
    方向の距離の関数として、それぞれ独立に定義されるア
    ナモフィック非球面であり、前記補正レンズの1つの面
    は、副走査方向の断面の傾きが主走査方向の位置により
    変化し、副走査方向に対して垂直で面中心を含む平面に
    関して非対称な形状を有する非球面であることを特徴と
    する走査光学系。
  2. 【請求項2】 前記走査レンズのアナモフィック非球面
    は、副走査方向の断面形状が円弧であることを特徴とす
    る請求項1に記載の走査光学系。
  3. 【請求項3】 前記アナモフィック非球面の副走査方向
    の断面形状の曲率は、光軸からの主走査方向の距離が大
    きくなるにしたがって減少することを特徴とする請求項
    2に記載の走査光学系。
  4. 【請求項4】 前記補正レンズの非球面は、前記面中心
    を原点として含んで走査レンズの光軸と直交する基準平
    面からのサグ量が主走査方向・副走査方向それぞれの前
    記面中心からの距離に関する二次元多項式で表現される
    二次元多項式非球面であることを特徴とする請求項1〜
    3のいずれかに記載の走査光学系。
  5. 【請求項5】 前記二次元多項式非球面の副走査方向の
    断面の傾きは、前記面中心からの主走査方向の距離が大
    きくなるにしたがって増加することを特徴とする請求項
    4に記載の走査光学系。
  6. 【請求項6】 前記光源部は、複数の光束を発し、前記
    光源部から前記ポリゴンミラーに入射する複数の光束の
    副走査方向の断面内での入射角度がそれぞれ異なり、前
    記走査レンズは、前記複数の光束に対して共通に単数配
    置され、前記補正レンズは、ほぼ同一の角度で前記ポリ
    ゴンミラーに入射する光束毎に複数配置されていること
    を特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の走査光学
    系。
  7. 【請求項7】 前記走査レンズのアナモフィック非球面
    の形状は、光軸を通る主走査方向の境界線を境に対称で
    あり、前記補正レンズの非球面の形状は、前記面中心を
    通る副走査方向の境界線を境に対称であることを特徴と
    する請求項6に記載の走査光学系。
  8. 【請求項8】 前記光源部は、該光源部から発する複数
    の光束が前記ポリゴンミラーに対して副走査方向の断面
    内で絶対値が等しく符号が異なる入射角度で入射し、前
    記複数の補正レンズは、前記走査レンズの光軸の延長線
    に対して対称に配置されていることを特徴とする請求項
    7に記載の走査光学系。
  9. 【請求項9】 前記光源部から発する複数の光束のう
    ち、内側の光束の前記ポリゴンミラーに対する副走査方
    向の断面内での入射角度を±βin、外側の光束の前記ポ
    リゴンミラーに対する副走査方向の断面内での入射角度
    を±βoutとして、βout/βinで定義される副走査入射
    角度比をΔβ、内側の光束が前記走査レンズのアナモフ
    ィック非球面に対して走査範囲の中心でなす副走査方向
    の断面内での角度を±a1、走査範囲の端部でなす副走
    査方向の断面内での角度を±a2、外側の光束が前記走
    査レンズのアナモフィック非球面に対して走査範囲の中
    心でなす副走査方向の断面内での角度を±b1、走査範
    囲の端部での副走査方向の断面内での角度を±b2とし
    て、(b2−b1)/(a2−a1)で定義される副走査断面傾
    き変化比をΔdx/dzとして、以下の条件(1)、 0.95×Δβ≦Δdx/dz ≦ 1.05×Δβ …(1) を満たすことを特徴とする請求項6〜8のいずれかに記
    載の走査光学系。
  10. 【請求項10】 前記光源部から発する複数の光束のう
    ち、内側の光束の前記ポリゴンミラーに対する副走査方
    向の断面内での入射角度を±βin、外側の光束の前記ポ
    リゴンミラーに対する副走査方向の断面内での入射角度
    を±βoutとして、βout/βinで定義される副走査入射
    角度比をΔβ、内側の光束が前記補正レンズの非球面に
    対して走査範囲の中心でなす副走査方向の断面内での角
    度を±a1'、走査範囲の端部でなす副走査方向の断面内
    での角度を±a2'、外側の光束が前記補正レンズの非球
    面に対して走査範囲の中心でなす副走査方向の断面内で
    の角度を±b1'、走査範囲の端部での副走査方向の断面
    内での角度を±b2'として、(b2'−b1')/(a2'−
    1')で定義される副走査断面傾き変化比をΔdx'/dz'と
    して、以下の条件(2)、 0.9×Δβ≦ Δdx'/dz' ≦ 1.1×Δβ…(2) を満たすことを特徴とする請求項6〜8のいずれかに記
    載の走査光学系。
  11. 【請求項11】 前記走査レンズは、ポリゴン側から順
    に配置されたプラスチックレンズとガラスレンズとの2
    枚のレンズで構成されていることを特徴とする請求項1
    〜10のいずれかに記載の走査光学系。
  12. 【請求項12】 走査レンズは、1枚のプラスチックレ
    ンズのみで構成されていることを特徴とする請求項1〜
    10のいずれかに記載の走査光学系。
  13. 【請求項13】 像面湾曲補正レンズは、複数の光束の
    それぞれに対して1枚のプラスチックレンズのみで構成
    されていることを特徴とする請求項1〜12のいずれか
    に記載の走査光学系。
  14. 【請求項14】 前記光源部は、前記ポリゴンミラーの
    異なる反射面にそれぞれ複数の光束を入射させるように
    を2組設けられ、前記各光源部から前記ポリゴンミラー
    に入射する複数の光束が前記ポリゴンミラーに対して副
    走査方向の断面内で絶対値が等しく符号が異なる入射角
    度で入射し、前記走査レンズは、各反射面により反射さ
    れた複数の光束についてそれぞれ1組ずつ、合計2組設
    けられ、前記補正レンズは、ほぼ同一の角度で前記ポリ
    ゴンミラーに入射する光束毎に複数配置されており、か
    つ、前記補正レンズが全て同一形状であることを特徴と
    する請求項1に記載の走査光学系。
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