JP2003149403A - 反射防止フィルム及びそれを用いた偏光板 - Google Patents

反射防止フィルム及びそれを用いた偏光板

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JP2003149403A
JP2003149403A JP2001343462A JP2001343462A JP2003149403A JP 2003149403 A JP2003149403 A JP 2003149403A JP 2001343462 A JP2001343462 A JP 2001343462A JP 2001343462 A JP2001343462 A JP 2001343462A JP 2003149403 A JP2003149403 A JP 2003149403A
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antireflection film
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film
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Hiroshi Tada
博士 多田
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 経年変化により紫外線硬化型ハードコート樹
脂層と反射防止層との層間で自然剥離や、粘着テープに
より容易に紫外線硬化型ハードコート樹脂層と反射防止
膜層との間で界面剥離が発生することのない耐候性、耐
久性に優れた反射防止フィルムの提供。 【解決手段】 第1層目に透明プラスチックフィルム層
(A)、第2層目に紫外線硬化型ハードコート樹脂層
(B)、第3層目以降に2層以上の多層反射防止層
(C)が積層された反射防止フィルムにおいて、該紫外
線硬化型ハードコート樹脂層(B)が高硬度層(B
1)、低硬度層(B2)の順に透明プラスチックフィル
ム層(A)に積層されていることを特徴とする反射防止
フィルムにて提供。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、反射防止フィルム
及びそれを用いた偏光板に関し、更に詳しくは、画像表
示装置の外装面または内装面等に好適に使用でき、経年
変化により紫外線硬化型ハードコート樹脂層と反射防止
層との層間で自然剥離したり、粘着テープにより容易に
紫外線硬化型ハードコート樹脂層と反射防止膜層との間
で界面剥離が発生することのない耐候性、耐久性に優れ
た反射防止フィルム及びそれを用いてなる偏光板に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、反射防止フィルムは、液晶表
示装置(LCD)、プラズマディスプレイパネル(PD
P)、エレクトロルミネッセンスディスプレイ(EL
D)、陰極間表示装置(CRT)等の画像表示装置にお
いて、内部の視覚情報を見えにくくする外部からの光の
反射を防ぐために用いられている。
【0003】反射防止フィルムの代表的なものとして
は、ゾルゲル法などによる多層塗布膜、金属酸化物を蒸
着する多層蒸着膜等があり、前者の多層塗布膜は、40
0nmから700nmまでの平均反射率が1%前後であ
り、主にCRT用として利用されているが、一方、後者
の多層蒸着膜は、反射防止能が一層改善され、400n
mから700nmまでの平均反射率が0.5%前後にま
で低下できるため、主にTFT用LCDなどに利用され
ている。
【0004】ゾルゲル法などによる多層塗布膜を製造す
る塗布方式の場合は、連続生産で生産性も高く、低コス
トであるが、得られた塗布膜は、耐擦傷性が悪く、その
表面が傷つきやすいために光線透過率が低下し、CRT
等の視覚情報が見えにくくなるという問題があった。一
方、金属酸化物を蒸着する多層蒸着膜を製造する金属蒸
着方式の場合は、塗布方式の場合に比し、反射防止能の
一層改善された膜が得られるものの、バッチ生産が中心
になるため高コストになりやすく、しかも広幅のフィル
ムに対しては均一な膜が得られ難く、生産性に欠けると
いう問題があった。
【0005】ところで、金属蒸着方式は、プラスチック
等の透明基材表面に膜厚0.1μm程度の屈折率が1.
38のMgF2の薄膜、シリカ、チタニアや金属の蒸着
膜を設け反射防止層とする方式であるが、これらの薄膜
からなる反射防止層は機械的強度が弱く、耐擦傷性が悪
いため、その表面が傷つきやすく、透明基材から剥離し
やすく、そのために光線透過率が低下し、TFT用LC
Dの視覚情報が見えにくなるという問題があった。
【0006】上記問題の解決をはかるために、これまで
種々の方法が試みられてきたが、それらはいずれも十分
に満足の行くものではなかった。例えば、特開平10−
26704号では、透明基材表面と反射防止層との間
に、紫外線硬化型樹脂層からなる紫外線硬化型ハードコ
ート樹脂層を設けることが提案されている。
【0007】しかしながら、上記方法では、かかる層構
造の反射防止フィルムが経年変化により紫外線硬化型ハ
ードコート樹脂層と反射防止層との層間で自然剥離した
り、粘着テープにより容易に紫外線硬化型ハードコート
樹脂層と反射防止膜層との間で界面剥離が発生すること
があり、製品として使用できなくなるため反射防止フィ
ルムの耐候性、耐久性が問題となっていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来技術のもつ問題点に鑑み、経年変化により紫外線硬
化型ハードコート樹脂層と反射防止層との層間で自然剥
離したり、粘着テープにより容易に紫外線硬化型ハード
コート樹脂層と反射防止膜層との間で界面剥離が発生す
ることのない耐候性、耐久性に優れた反射防止フィルム
を提供すること、さらにはそれを用いた偏光板を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決するため鋭意研究を重ねた結果、紫外線硬化型ハー
ドコート樹脂層の構成を、高硬度層と低硬度層の順に透
明プラスチックフィルム上に積層させることにより、良
好な結果が得られることを見出し、本発明を完成するに
至った。
【0010】すなわち、本発明の第1の発明によれば、
透明プラスチックフィルム(A)の表面に、紫外線硬化
型ハードコート樹脂層(B)及び多層反射防止層(C)
を順次積層してなる反射防止フィルムにおいて、紫外線
硬化型ハードコート樹脂層(B)は、高硬度層(B1)
と低硬度層(B2)との2層からなり、かつその順番で
透明プラスチックフィルム(A)上に形成されているこ
とを特徴とする反射防止フィルムが提供される。
【0011】また、本発明の第2の発明によれば、第1
の発明において、透明プラスチックフィルム(A)は、
トリアセチルセルロースフィルム又はノルボルネンフィ
ルムであることを特徴とする反射防止フイルムが提供さ
れる。
【0012】また、本発明の第3の発明によれば、第1
の発明において、紫外線硬化型ハードコート樹脂層
(B)とは、ポリエステルアクリレート系、ポリエーテ
ルアクリレート系、エポキシアクリレート系又はポリウ
レタンアクリレート系から選ばれる少なくとも1種の紫
外線硬化型樹脂から形成されることを特徴とする反射防
止フィルムが提供される。
【0013】また、本発明の第4の発明によれば、第1
の発明において、高硬度層(B1)は、ポリエステルア
クリレート系、ポリエーテルアクリレート系又はエポキ
シアクリレート系の紫外線硬化型樹脂からなり、一方、
低硬度層(B2)は、ポリウレタンアクリレート系紫外
線硬化型樹脂からなることを特徴とする反射防止フィル
ムが提供される。
【0014】また、本発明の第5の発明によれば、第1
の発明において、高硬度層(B1)と低硬度層(B2)
とは、JIS K 5400の鉛筆硬度試験に準拠す
る、F、H、2H、3H、4H又は5Hの中から選ばれ
る等級の異なる2つの硬度を有することを特徴とする反
射防止フィルムが提供される。
【0015】また、本発明の第6の発明によれば、第1
の発明において、多層反射防止層(C)は、屈折率の大
きい金属酸化物層と屈折率の小さい金属酸化物層とが交
互に積層、形成されたものであることを特徴とする反射
防止フィルムが提供される。
【0016】また、本発明の第7の発明によれば、第1
〜6のいずれか1項に記載の反射防止フイルムを用いて
なることを特徴とする偏光板が提供される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に本発明の反射防止フィルム
を構成する透明プラスチックフィルム層(A)、紫外線
硬化型ハードコート樹脂層(B)、多層反射防止層
(C)等について、各項目毎に詳細に説明する。
【0018】1.透明プラスチックフィルム層(A) 本発明の基材に使用される透明プラスチックフィルム層
(A)は、特に限定されるものではなく、公知(市販)
の透明プラスチックフィルムの中から用いることができ
る。このような透明プラスチックフィルムとしては、例
えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフ
タレート、ポリメチルメタアクリレート、ポリカーボネ
ート、トリアセチルセルロース、ノルボルネン、ポリス
チレン、ポリエーテルスルホン、ポリエーテルケトン、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ4メチルペンテン
1などのフイルム等が挙げられる。これらの中で、偏光
板用反射防止フィルム用途では、トリアセチルセルロー
ス、ノルボルネンのフィルムが好ましく用いられる。
【0019】また、透明プラスチックフィルム(A)の
厚みは、20〜300μmが好ましく、特に偏光板用反
射防止フィルム用途では、40〜80μmが好ましい。
また、透明プラスチックフィルム(A)には、必要に応
じて、性能を損なわない範囲で、顔料、充填量、界面活
性剤、分散剤、可塑剤、酸化防止剤等が添加されてもよ
く、特に耐候性向上のため、通常の紫外線吸収剤を配合
することができ、さらに、紫外線硬化型ハードコート樹
脂層(B)との密着性を向上するためにコロナ処理、プ
ラズマ処理等の表面処理を行うのが望ましい。
【0020】2.紫外線硬化型ハードコート樹脂層
(B) 本発明の反射防止フィルムは、基材フィルムの表面硬度
を向上させるために紫外線硬化型ハードコート樹脂層
(B)を設けている。紫外線硬化型ハードコート樹脂層
(B)としては、高硬度層(B1)用は、紫外線硬化型
ポリエステルアクリレート系樹脂、紫外線硬化型ポリエ
ーテルアクリレート系樹脂、紫外線硬化型エポキシアク
リレート系樹脂等から選択して用い、低硬度層(B2)
用は、紫外線硬化型ポリウレタンアクリレート系樹脂等
を挙げることができる。高硬度層(B1)及び低硬度層
(B2)は、相対的なものであり、高硬度層(B1)及
び低硬度層(B2)のそれぞれの硬度は、JIS K
5400の鉛筆硬度試験によるF、H、2H、3H、4
H及び5Hの中から選択される等級の異なる2つの硬度
であればよく、相対的に硬度が異なっていればよい。
【0021】例えば、高硬度層(B1)の硬度が、4H
であり、低硬度層(B2)の硬度が2Hであればよく、
他の例としては、高硬度層(B1)の硬度が、3Hであ
り、低硬度層(B2)の硬度がHであればよい。したが
って高硬度層(B1)及び低硬度層(B2)の硬度の調
整のために、高硬度層(B1)用の、紫外線硬化型ポリ
エステルアクリレート系樹脂、紫外線硬化型ポリエーテ
ルアクリレート系樹脂、紫外線硬化型エポキシアクリレ
ート系樹脂等と、低硬度層(B2)用の、紫外線硬化型
ポリウレタンアクリレート系樹脂を適当な配合比率で用
いてもよい。紫外線硬化型ハードコート樹脂層(B)
は、用途により鉛筆硬度としてHから4Hが望ましく、
好ましくは2Hから3Hであり、F以下であるとハード
コートとして柔軟すぎ傷が付き易い。5H以上の場合、
硬度としては望ましいが、硬化後のフィルムにクラック
が入ったりカール等が発生するなど製品として好ましく
ない。高硬度層(B1)の硬度としては、2H、3H、
4H及び5Hの中から選択される等級であり、好ましく
は3H又は4Hが紫外線硬化型ハードコート樹脂層
(B)の硬度を確保するため望ましい。低硬度層(B
2)の硬度としては、F、H、2H及び3Hの中から選
択される等級であり、好ましくはH又は2Hでおる。本
発明においては、硬度差のある高硬度層(B1)と低硬
度層(B2)とからなる紫外線硬化型ハードコート樹脂
層(B)を、透明プラスチックフィルム層(A)と多層
反射防止層(C)との間に用いることにより、経年変化
があっても低硬度層(B2)の緩和効果により紫外線硬
化型ハードコート樹脂層(B)と多層反射防止層(C)
との密着性を改善した。
【0022】紫外線硬化型ハードコート樹脂層(B)の
膜厚は、一定の硬度(2H〜4H)を確保するため、1
〜10μmが好ましく、より好ましくは3〜7μmであ
る。1μm未満では、硬度の確保がしにくいため好まし
くなく、10μmを超えると、ベースの透明プラスチッ
クフィルム層(A)の性質を損なったり、不経済となる
ことがあり好ましくない。高硬度層(B1)の膜厚は、
一定の硬度(2H〜4H)を確保するため、0.5〜7
μmが好ましく、より好ましくは2〜3μmである。低
硬度層(B2))の膜厚は、緩和効果により密着性を発
現させるため、0.5〜4μmが好ましく、より好まし
くは1〜5μmである。上記紫外線硬化型ハードコート
樹脂層(B)には、光安定剤を配合する必要がある。通
常光安定剤と呼ばれている添加剤には次の3種類があ
る。すなわち、(1)紫外線吸収剤(UVアブソーバ
ー)として、紫外線のエネルギーすなわち光量子の振動
エネルギーを吸収し熱エネルギーに変換し劣化を防止す
る機能を有するベンゾトリアゾール系化合物、ベンゾフ
ェノン系化合物、アクリレート系化合物、オキザニリド
系化合物等、(2)励起エネルギー吸収剤(クエンチャ
ー)として、光量子の振動エネルギーと共鳴し、励起し
た励起エネルギーを吸収し、エネルギーレベルを下げ劣
化を防止する機能を有するNi錯体、ベンゾエート化合
物等、(3)ラジカル捕捉剤(ラジカルスカベンジャ
ー)として、分解・酸化によって生成したラジカル種と
作用し劣化を防止するヒンダードアミン系化合物等があ
る。
【0023】上記紫外線硬化型ハードコート樹脂層
(B)に配合する光安定剤は、上記(3)のヒンダード
アミン系のラジカル補足剤であり、その化学構造から、
ヒンダードアミンライトスタビライザー(HALS)と
呼ばれている化合物である。HALSとしては、中性H
ALS、塩基性HALS、非塩基性HALS等があり、
具体的には、例えば、デカン二酸化ビス(2,2,6,
6−テトラメチル−1−(オクチルオキシ)−4−ピペ
リジニル)エステル+1,1−ジメチルエチルヒドロパ
ーオキサイドとオクタンの反応生成物(チバスペシャル
ティケミカルズ社製中性HALS「チヌビン12
3」)、ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4
−ピペリジニル)−セバケート+1−(メチル)−8−
(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジニ
ル)セバケート(チバスペシャルティケミカルズ社製塩
基性HALS「チヌビン292」)、ビス(1,2,
2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジニル)−
[〔3,5−ビス1,1−ジメチルエチル〕−4−ヒド
ロキシフェニル]メチルブチルマロネート(チバスペシ
ャルティケミカルズ社製塩基性HALS「チヌビン14
4」)等が挙げられる。
【0024】紫外線硬化型ハードコート樹脂への配合に
おいては、ハードコート樹脂としてエポキシ系アクリレ
ート樹脂を用いる場合には、カチオン重合開始剤を使用
する必要があるため、塩基性のHALSでは硬化不良が
発生する恐れがあり、非塩基性のHALSを選定する必
要がある。また、紫外線硬化型ポリウレタンアクリレー
ト系樹脂、紫外線硬化型ポリエステルアクリレート系樹
脂を用いる場合には、開始剤に影響を及ぼさないためH
ALSの種類を自由に選択できる。
【0025】ヒンダードアミン系光安定剤の配合量とし
ては、ハードコート樹脂100重量部に対して0.1〜
5重量部が好ましく、より好ましくは0.5〜2.0重
量部である。HALSの配合量が0.1重量部未満であ
るとラジカルの捕捉が不十分になることがあり、5重量
部を超えるとブリードして界面密着に悪影響が出ること
がある。また、HALSは、他の添加剤との併用は可能
であるが、上記(1)の紫外線吸収剤との併用は、硬化
不良が発生するため特殊な場合を除いて使用するのは好
ましくなく、上記(2)の励起エネルギー吸収剤との併
用は、Ni錯体等との変色の恐れがあり選定には注意を
要する。
【0026】紫外線硬化型ハードコート樹脂層(B)
は、第1層に塗布後紫外線を照射して硬化させるが、そ
の際には従来公知の光重合開始剤、光増感剤等を含有さ
せておくのが好ましい。光重合開始剤としては、例え
ば、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノ
ン、アセトフェノン、キサントン、3−メチルアセトフ
ェノン、4−クロロベンゾフェノン、4,4’−ジメト
キシベンゾフェノン、ベンゾインプロピルエーテル、ベ
ンジルジメチルケタール、N,N,N’,N’−テトラ
メチル−4,4’−ジアミノベンゾフェノン、1−(4
−イソプロピルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチ
ルプロパン−1−オン、その他チオキサント系化合物が
挙げられる。光増感剤としては、n−ブチルアミン、ト
リエチルアミン、トリ−n−ブチルホスフィン等が挙げ
られる。
【0027】さらに、紫外線硬化型ハードコート樹脂
(B)には、必要に応じて、性能を損なわない範囲で、
顔料、充填量、界面活性剤、分散剤、可塑剤、酸化防止
剤等が添加されてもよく、これらは単独であっても、2
種類以上併用されて加えられてもよい。
【0028】本発明の反射防止フィルムにおいては、第
1層目の透明プラスチックフィルム(A)の上に第2層
目の紫外線硬化型ハードコート樹脂層(B)を塗布して
形成させる。透明プラスチックフィルムに紫外線硬化型
ハードコート樹脂層(B)を塗工する方法としては、例
えば、無溶剤で透明プラスチックフィルム(A)に塗工
する方法、溶剤に希釈して塗工する方法等をとることが
できる。具体的には、紫外線硬化型樹脂と溶剤との組成
物等をオフセットグラビア、グラビアコーター、マイク
ログラビアコーター、メイヤバー等の塗工方法で透明プ
ラスチックフィルム上に塗布して得られる。なお、紫外
線硬化型樹脂の粘度が高い場合は、官能基をもった低分
子量アクリル樹脂等の反応性希釈剤で粘度調整すること
が多い。
【0029】透明プラスチックフィルム(A)として、
トリアセチルフィルムを用いた偏光板用の反射防止フィ
ルムについては、着色と延伸されたPVA偏光子と反射
防止層背面の接着のためケン化処理、つまり、−OAc
基(Acは、アセチル基を表す)を−OH基に置換する
ケン化処理を行うことが必要になる。しかしながら、ト
リアセチルセルロースにあらかじめケン化処理を行うと
紫外線硬化型ハードコート樹脂層(B)との密着性が得
られにくく、反射防止処理後に実施すると反射防止膜が
変質することがあるため、紫外線硬化型ハードコート樹
脂層(B)の塗布後に実施するかケン化処理時にケン化
不要面にプロテクトテープを貼り付けて行うのが好まし
い。このケン化処理は、トリアセチルセルロースフィル
ムを水酸化カリウム水溶液等の強アルカリ水溶液中に浸
漬する等の公知の処理方法により行うことができる。
【0030】3.多層反射防止層(C) 本発明の反射防止フィルムの第3層目以降には、多層反
射防止層(C)が形成される。多層反射防止層(C)
は、第2層目の紫外線硬化型ハードコート樹脂層(B)
の上に屈折率の大きい金属酸化物層と屈折率の小さい金
属酸化物層とを交互に積層し、平均反射率を低下させる
ような材質、積層構成、厚膜を最適に設計するのが好ま
しい。
【0031】屈折率の大きい金属酸化物層としては、例
えば、ZrO2、TiO2(チタニア)、SnO2、In2
3、ITO、Ta25、ZnO、HfO2、CeO2
Nb25、Y23等が挙げられ、屈折率の小さい金属酸
化物層としては、例えば、Al23、SiO2(シリ
カ)、MgF2等が挙げられる。
【0032】これらの中では、TiO2層とSiO2層と
をこの順に積層する組み合わせが好ましく、2層積層
体、4層積層体、6層積層体等の反射防止層を設けるこ
とにより特定波長の光の反射率を低くすることができ
る。具体的な層構成の例として、図1に4層の反射防止
層を有する反射防止フィルムの例を示す。図1におい
て、1は透明プラスチックフィルム(A)、2はHAL
S入り紫外線硬化型ハードコート樹脂(B)、21は高
硬度紫外線硬化型ハードコート樹脂(B1)、22は低
硬度紫外線硬化型ハードコート樹脂(B2)、3はTi
2、4はSiO2等の多層反射防止層(C)を構成する
層がそれぞれ示されている。
【0033】多層反射防止層(C)の厚さは、反射防止
効果を期待する光線、例えば、可視光線の波長領域であ
る380〜780nmに対応するような膜厚にすれば良
く、平均反射率を、低下させるように形成される。
【0034】多層反射防止層(C)の製膜方法として
は、特に限定されず、真空蒸着法、スパッタリング法、
プラズマCVD法、イオンビームアシスト法、イオンプ
レーティング法、塗工法等が挙げられる。特に、第2層
の上に接する屈折率の高い金属酸化物としてチタニア層
を用いる場合は、連続生産可能なプラズマCVD法を用
いるのが好ましい。チタニアは、光触媒効果を有するこ
とが確認されており、ラジカルの発生により紫外線硬化
型ハードコート層との界面劣化を発生させることがある
が、本発明においては、紫外線硬化型ハードコート樹脂
層(B)に含有されたHALSの効果により界面劣化を
生じさせることが無く、耐候性が付与された反射防止フ
ィルムとすることができる。
【0035】本発明の反射防止フィルムは、耐候性に優
れるため、屋外で長時間使用される画像表示装置の外装
面または内装面等に好適に使用できる、特に偏光板用反
射防止フィルムとして用いることができる。
【0036】以下、実施例によって、本発明を更に詳細
に説明するが、本発明は実施例のみに限定されるもので
はない。
【0037】実施例1 第1層目の透明プラスチックフィルム層として、厚さ8
0μmのトリアセチルセルロースフイルムを用いて、上
面に高硬度紫外線硬化樹脂層として下記配合1を塗布
し、120w/cm1灯の高圧水銀ランプを用いた紫外
線照射装置で4m/分で硬化させ、4μmの厚さの高硬
度紫外線硬化樹脂層を作製した。次に、得られた高硬度
紫外線硬化樹脂層上面に、低硬度紫外線硬化樹脂層とし
て下記配合2を塗布し、120w/cm1灯の高圧水銀
ランプを用いた紫外線照射装置で4m/分で硬化させ、
2μmの厚さの低硬度紫外線硬化樹脂層を作製した。
【0038】この積層体に次ぎの方法でケン化を実施し
た。 60℃で2N水酸化ナトリウム水溶液に2分間浸漬
後、30℃の水で1分間洗浄し、さらに、30℃1
N塩酸に1分間浸漬中和後、30℃の水で1分間洗浄
した。多層反射防止層として、ケン化低硬度紫外線硬化
樹脂層の上面に、プラズマCVD法により、TiO2
SiO2の順に、400nmから700nmまでの平均
反射率が0.7%を得ることができる膜厚に積層して、
偏向板用反射防止フイルムを作製した。上記サンプルの
反射防止フイルムについて耐候性試験を実施し密着性を
評価した。密着性評価はJIS K5400に基づき、
スガ試験機社製塗料退色機を用いて初期および経時変化
500時間後のセロハンテープによるクロス密着性評価
を実施した。結果を表1に示す。
【0039】 (配合1) 主 剤 ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート 70部 希釈剤 ペンタエリスリトールトリアクリレート 30部 開始剤 1−ヒドロキシシクロヘキシル−フェニルケトン 5部 配合1の188μmPETへ固形分で5μm塗布した鉛筆硬度は4Hであった 。 (配合2) 主 剤 ウレタンアクリレート 100部 開始剤 1−ヒドロキシシクロヘキシル−フェニルケトン 5部 配合2の188μmPETへ固形分で5μm塗布した鉛筆硬度は2Hであった 。
【0040】実施例2 第1層目の透明プラスチックフィルム層として、純水に
対する接触角が40になるようにコロナ処理した80
μmのノルボルネンフイルムを用い、上面に高硬度紫外
線硬化樹脂層として下記配合3を塗布し、120w/c
m1灯の高圧水銀ランプを用いた紫外線照射装置で4m
/分で硬化させ、4μmの厚さの高硬度紫外線硬化樹脂
層を作製した。次に、得られた高硬度紫外線硬化樹脂層
上面に、低硬度紫外線硬化樹脂層として下記配合4を塗
布し、120w/cm1灯の高圧水銀ランプを用いた紫
外線照射装置で4m/分で硬化させ、2μmの厚さの低
硬度紫外線硬化樹脂層を作製した。
【0041】多層反射防止層として、低硬度紫外線硬化
樹脂層の上面に、プラズマCVD法により、TiO2
SiO2、TiO2、SiO2の順に、400nmから7
00nmまでの平均反射率が0.4%を得ることができ
る膜厚に積層して、偏向板用反射防止フイルムを作製し
た。上記サンプルの反射防止フイルムについて実施例1
と同様な評価を実施した。結果を表1に示す。
【0042】 (配合3) 主 剤 ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート 50部 希釈剤 ペンタエリスリトールトリアクリレート 50部 開始剤 1−ヒドロキシシクロヘキシル−フェニルケトン 5部 配合3の188μmPETへ固形分で5μm塗布した鉛筆硬度は3Hであった 。 (配合4) 主 剤 ウレタンアクリレート 70部 開始剤 1−ヒドロキシシクロヘキシル−フェニルケトン 5部 配合4の188μmPETへ固形分で5μm塗布した鉛筆硬度はHであった。
【0043】比較例1 実施例1において、高硬度紫外線硬化樹脂層としての配
合1のみを塗布し紫外線照射装置で4m/分で硬化さ
せ、6μmの厚さの高硬度紫外線硬化樹脂層を作製した
以外は、実施例1と同様にして反射防止フィルムを得
た。得られた反射防止フィルムの耐候性試験を実施し密
着性を評価した。初期には剥離は認められなかったが、
500時間後にはハードコートと多層反射防止層との界
面からテープ剥離が認められた。結果を表1に示す。
【0044】比較例2 実施例2において、低硬度紫外線硬化樹脂層としての配
合4のみを塗布し紫外線照射装置で4m/分で硬化さ
せ、6μmの厚さの低硬度紫外線硬化樹脂層を作製した
以外は、実施例2と同様にして反射防止フィルムを得
た。得られた反射防止フィルムの耐候性試験を実施し密
着性を評価した。結果を表1に示す。
【0045】
【表1】
【0046】評価結果 実施例1では、鉛筆硬度は3H、高硬度層の硬度は4
H、低硬度層の硬度は2Hと、それぞれ適正な硬度であ
るので、初期密着性及び500時間耐候性試験後の密着
性は、共に優れており剥離は起こらなかった。実施例2
では、鉛筆硬度は4H、高硬度層の硬度は3H、低硬度
層の硬度はHと、それぞれ適正な硬度であるので、初期
密着性及び500時間耐候性試験後の密着性は、共に優
れており剥離は起こらなかった。しかしながら、比較例
1では、鉛筆硬度は4Hであったが、高硬度紫外線硬化
樹脂層が単層であるので、初期密着性は優れて剥離は起
こらないものの、500時間耐候性試験後の密着性は不
十分であり、ハードコートと多層反射防止層との界面か
らテープ剥離が起こり、不合格であった。また、比較例
2では、鉛筆硬度はHであり、ハードコートと多層反射
防止層との界面から剥離が起こることはなかったが、ハ
ードコートとしては柔軟すぎ傷が付き易く、不合格であ
った。
【0047】
【発明の効果】本発明の反射防止フイルムは、紫外線硬
化型ハードコート樹脂層の構成を、高硬度層と低硬度層
との積層体にしているので、経年変化により紫外線硬化
型ハードコート樹脂層と反射防止層との層間で自然剥離
したり、粘着テープにより容易に紫外線硬化型ハードコ
ート樹脂層と反射防止膜層との間で界面剥離が発生する
ことがないので、耐候性、耐久性に優れた反射防止フィ
ルムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の反射防止フィルムの例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 透明プラスチックフィルム層 2 紫外線硬化型ハードコート樹脂層 21高硬度紫外線硬化型ハードコート樹脂層 22低硬度紫外線硬化型ハードコート樹脂層 3 チタニア層 4 シリカ層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H049 BA02 BB62 BB65 BC22 2K009 AA03 AA15 BB12 BB28 CC03 CC32 CC33 CC34 CC35 DD02 DD04 DD05 4F100 AA17C AA20 AA21 AJ06A AK01A AK02A AK25B AK25D AR00C BA03 BA04 BA07 BA10A BA10C CC02B CC02D GB90 JK12B JK12D JL00 JL09 JN01A JN18C JN30C YY00B YY00D

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明プラスチックフィルム(A)の表面
    に、紫外線硬化型ハードコート樹脂層(B)及び多層反
    射防止層(C)を順次積層してなる反射防止フィルムに
    おいて、 紫外線硬化型ハードコート樹脂層(B)は、高硬度層
    (B1)と低硬度層(B2)との2層からなり、かつそ
    の順番で透明プラスチックフィルム(A)上に形成され
    ていることを特徴とする反射防止フィルム。
  2. 【請求項2】 透明プラスチックフィルム(A)は、ト
    リアセチルセルロースフィルム又はノルボルネンフィル
    ムであることを特徴とする請求項1に記載の反射防止フ
    イルム。
  3. 【請求項3】 紫外線硬化型ハードコート樹脂層(B)
    は、ポリエステルアクリレート系、ポリエーテルアクリ
    レート系、エポキシアクリレート系又はポリウレタンア
    クリレート系から選ばれる少なくとも1種の紫外線硬化
    型樹脂から形成されることを特徴とする請求項1に記載
    の反射防止フィルム。
  4. 【請求項4】 高硬度層(B1)は、ポリエステルアク
    リレート系、ポリエーテルアクリレート系又はエポキシ
    アクリレート系の紫外線硬化型樹脂からなり、一方、低
    硬度層(B2)は、ポリウレタンアクリレート系紫外線
    硬化型樹脂からなることを特徴とする請求項3に記載の
    反射防止フィルム。
  5. 【請求項5】 高硬度層(B1)と低硬度層(B2)と
    は、JIS K 5400の鉛筆硬度試験に準拠する、
    F、H、2H、3H、4H又は5Hの中から選ばれる等
    級の異なる2つの硬度を有することを特徴とする請求項
    1に記載の反射防止フィルム。
  6. 【請求項6】 多層反射防止層(C)は、屈折率の大き
    い金属酸化物層と屈折率の小さい金属酸化物層とが交互
    に積層、形成されたものであることを特徴とする請求項
    1に記載の反射防止フィルム。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項に記載の反
    射防止フイルムを用いてなることを特徴とする偏光板。
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