JP2003145073A - エアーフィルタ清掃装置 - Google Patents

エアーフィルタ清掃装置

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JP2003145073A JP2001353511A JP2001353511A JP2003145073A JP 2003145073 A JP2003145073 A JP 2003145073A JP 2001353511 A JP2001353511 A JP 2001353511A JP 2001353511 A JP2001353511 A JP 2001353511A JP 2003145073 A JP2003145073 A JP 2003145073A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】手に持てるような小型のエアーフィルタを、環
境を汚染することなく、簡易に清掃することができるエ
アーフィルタ清掃装置を提供する。 【解決手段】内部透視窓1aを設けた蓋体1と、この蓋
体1で気密に密閉される箱本体2から構成され、外部か
ら加圧空気APと吸引空気AIの供給を受けた箱体3
と、この箱体3内部に収容され加圧空気APを粉塵除去
用に噴出させる空気噴出ガン4と、箱体3の外周の操作
窓2aから内部に向けて設置された通気性、防塵性の腕
カバー5とを備え、箱体3内部にエアーフィルタを収容
し、内部透視窓1aから内部を見ながら、腕カバー5を
介して箱体3内部のエアーフィルタを支持して空気噴出
ガン4で粉塵を除去できるようになっており、かつ、こ
の粉塵を含んだ内部空気は吸引空気AIで吸引される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、長時間使用されて
エアーフィルタに集積された粉塵を除去するエアーフィ
ルタ清掃装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、プラスチック粉粒体の気力輸送
装置、加熱乾燥装置など、気体を作動流体に用いる装置
では、この気体に含まれる粉塵を除去するために、エア
ーフィルタを設けているが、このエアーフィルタに粉塵
が集積されると、濾過効率が低下したり、濾過性能が低
下して却って気体中に粉塵を供給することになるため、
定期的にエアーフィルタに集積された粉塵を除去するメ
ンテナンス作業が必要となる。
【0003】この際、人が手に持つことの出来る程度の
エアーフィルタについては、加圧空気を吹きつけて、エ
アーフィルタに集積された粉塵を単に環境中に放散させ
て、清掃していることがあったが、これでは、清掃作業
者も防塵マスクやメガネを装着する必要が生じ、環境汚
染の原因となり、また、ISO14000の環境基準
や、ISO18000の労働安全基準の点からも好まし
くない。
【0004】一方、エアーフィルタから、自動的に集積
された粉塵を除去して、このエアーフィルタを再生利用
できるようにするエアーフィルタ清掃装置も、例えば、
特開平2001−129332号公報などで提案されて
いるが、装置が大型であり、手で持てるような小型のエ
アーフィルタを簡易に清掃できるものではなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題を
解決しようとするもので、手に持てるような小型のエア
ーフィルタを、環境を汚染することなく、簡易に清掃す
ることができるエアーフィルタ清掃装置を提供すること
を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のエアー
フィルタ清掃装置は、エアーフィルタに集積された粉塵
を除去するエアーフィルタ清掃装置であって、内部透視
窓を設けた蓋体と、この蓋体で気密に密閉される箱本体
から構成され、外部から加圧空気と吸引空気の供給を受
けた箱体と、この箱体内部に収容され前記加圧空気を粉
塵除去用に噴出させる空気噴出ガンと、前記箱体の外周
の操作窓から内部に向けて設置された通気性、防塵性の
腕カバーとを備え、前記箱体内部にエアーフィルタを収
容し、前記内部透視窓から内部を見ながら、前記腕カバ
ーを介して前記箱体内部のエアーフィルタを支持して前
記空気噴出ガンで粉塵を除去できるようになっており、
かつ、この粉塵を含んだ内部空気は前記吸引空気で吸引
されるようになっていることを特徴とする。
【0007】この清掃装置は、手に持てるような小型の
エアーフィルタを、気密密閉された箱体に収容し、空気
噴出ガンで加圧空気を吹きつけながら、これによって除
去される粉塵を含んだ箱体内部空気を吸引空気で吸引、
排出するもので、粉塵を含んだ空気が、箱体外部へ放散
されないので、周囲環境を汚染することがなく、清掃者
もマスクなどを装着することなく、簡易にエアーフィル
タの除塵、再利用をすることができる。
【0008】また、この説明から理解されるように、清
掃装置全体の大きさは、人である清掃者が、箱体内にエ
アーフィルタを収容して、腕カバーに両腕を通し、一方
の手で清掃対象のエアーフィルタを持ち、他方の手で空
気噴出ガンを操作できる程度の小型で、安価であり、エ
アーフィルタを用いる作業空間の隙間で、容易に作業が
でき、また、操作も簡単である。
【0009】箱体の蓋体には内部透視窓があるので、清
掃対象と空気噴出ガンとを見ながら操作できるので、便
利である。
【0010】また、腕カバーは防塵性を備えているの
で、内部の粉塵が外へ放散することがなく、同時に通気
性を備えているので、吸引空気で粉塵を含んだ内部空気
を吸引排出する際の支障とならない。
【0011】この清掃装置は、上記の説明から理解され
るように、エアーフィルタだけでなく、埃が堆積した小
物品の埃取りにも用いることができる。
【0012】請求項2に記載のエアーフィルタ清掃装置
は、請求項1に記載のエアーフィルタ清掃装置におい
て、前記蓋体は、前記蓋体と前記箱本体との間にこれら
両者間の気密を保持するシール板を介在させて、前記箱
本体の上部に着脱あるいは開閉可能なように設けられて
いることを特徴とする。
【0013】この清掃装置は、気密を要する箱体の蓋体
と箱本体との間に、単にシール板を挟みこんで、特に、
両者間の気密を強制的に維持するような締結手段を付加
設置することなく、蓋体を箱本体の上部に冠せるように
したもので、蓋の開け閉めが容易で、作業性がよい。
【0014】このようなことが可能になるのは、この清
掃装置では、粉塵除去中は、加圧空気と吸引空気との圧
力差が常時あるように吸引空気が供給され、内部が負圧
になるからである。
【0015】請求項3に記載のエアーフィルタ清掃装置
は、請求項1または2のいずれかに記載のエアーフィル
タ清掃装置において、前記箱体を移動台車の上に載せ、
前記移動台車には、前記加圧空気を供給する加圧空気源
と、前記吸引空気を供給する吸引空気源とを設置したこ
とを特徴とする。
【0016】この清掃装置は、移動台車に載せられてい
るので移動可能で、また、加圧空気源と吸引空気源との
必要な機器が備わっているので、どこでも使うことがで
きる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0018】図1は、本発明に係るエアーフィルタ清掃
装置の一例を示すもので、(a)は(b)のXX断面
図、(b)はその外観上面図、(c)はその正面図、
(d)はその側面図である。
【0019】このエアーフィルタ清掃装置10は、エア
ーフィルタに集積された粉塵を除去するエアーフィルタ
清掃装置であって、内部透視窓1aを設けた蓋体1と、
この蓋体1で気密に密閉される箱本体2から構成され、
外部から加圧空気APと吸引空気AIの供給を受けた箱
体3と、この箱体3内部に収容され加圧空気APを粉塵
除去用に噴出させる空気噴出ガン4と、箱体3の外周の
操作窓2aから内部に向けて設置された通気性、防塵性
の腕カバー5と、箱体3の蓋体1と箱本体2との間に介
在させたシール板6、箱体3を載せ移動可能となってい
る移動台車7とを備えている。
【0020】内部透視窓1aは、透明の合成樹脂、例え
ば、アクリル板で形成されたもので、これが蓋体1に設
けられ、図1(b)に示すように、この内部透視窓1a
を通して、箱体3内部の空気噴出ガン4、腕カバー5な
どを見ることができる。
【0021】なお、この内部透視窓は、この例のように
蓋体に設けてもよいし、箱本体2の外周側面に、設けて
もよい。要は、箱体3の内部が透視できればよい。
【0022】蓋体1と、操作窓2aを含めた箱本体2
は、数量があまり多量でない場合、鋼板で板金成形する
のが、安価であるが、大量生産する場合には、樹脂一体
成形など、生産数量に合わせて、材料と製造方法を適宜
選択することができる。要は、図示したような箱体が、
安価にかつ、人が持ち運びできる程度に軽量に構成でき
ればよい。
【0023】加圧空気APと吸引空気AIの供給は、通
常の工場などで一般的な設備として用意されている加圧
空気ライン、吸引空気ラインを用いることができる。箱
本体2の底部には、これらの加圧空気ライン、吸引空気
ラインから、加圧空気、吸引空気の供給を受けるための
加圧空気口2b、吸引空気口2cが設けられている。こ
の加圧空気口2bには、一般に空気配管に用いられてい
る急速継手を用いることができる。
【0024】空気噴出ガン4としては、市販の圧縮空気
噴射ガンを用いることができるが、加圧空気APを粉塵
除去用に噴出させるものであれば、何でもよい。この例
では、空気噴出ガン4は、箱本体2の底部加圧空気口2
bに急速継手を備えたスパイラルチューブ4aで接続さ
れ、着脱が容易で、また、操作性がよくなっている。
【0025】箱体3の箱本体2の操作窓2aから内部に
向けて設置された腕カバー5は、市販の事務用の腕カバ
ーを用いるだけで、十分所定の通気性、防塵性を達成で
き、非常に安価であり、取り替え交換も容易である。
【0026】なお、ここでいう通気性、防塵性とは、清
掃対象であるエアーフィルタに集積される粉塵の細か
さ、箱体に供給される加圧空気、吸引空気のバランスに
対応して変動するものであるが、一般の大気中の粉塵を
除去するためのエアーフィルタの清掃する場合で、吸引
空気として、市販の電気掃除機で発生される程度のもの
を用いる場合には、市販の腕カバー程度が適当である。
【0027】また、市販の腕カバーは、手首側の端部
と、上腕側の端部とがそれぞれ伸縮端部となっている
が、この手首側の伸縮端部は、清掃者の手首部に装着さ
れて、ここからの空気漏れを防ぎ、また、上腕側の伸縮
端部は、操作窓2aへの取付装着を容易にすると共に、
ここでの空気漏れを防ぎ、防塵性を高めることができ
る。
【0028】このような構成で、この清掃装置10で
は、清掃者は、箱体3内部にエアーフィルタを収容し、
内部透視窓1aから内部を見ながら、腕カバー5を介し
て片方の手で箱体3内部のエアーフィルタを支持し、他
方の手で空気噴出ガン4で粉塵を除去できるようになっ
ており、かつ、この粉塵を含んだ内部空気は吸引空気A
Iで吸引されるようになっているので、粉塵を含んだ空
気が、箱体外部へ放散されないので、周囲環境を汚染す
ることがなく、清掃者もマスクなどを装着することな
く、簡易にエアーフィルタの除塵、再利用をすることが
できる。
【0029】このように環境を汚染することなく清掃作
業ができることは、ISO14000の環境基準や、I
SO18000の労働安全基準の点からも好ましいこと
である。
【0030】この説明から理解されるように、清掃装置
10全体の大きさは、人である清掃者が、箱体3内にエ
アーフィルタを収容して、腕カバー5に両腕を通し、一
方の手で清掃対象のエアーフィルタを持ち、他方の手で
空気噴出ガン4を操作できる程度の小型で、安価であ
り、エアーフィルタを用いる作業空間の隙間で、容易に
作業ができ、また、操作も簡単である。
【0031】箱体3の蓋体1には内部透視窓1aがある
ので、清掃対象と空気噴出ガン4とを見ながら操作でき
るので、便利である。
【0032】また、腕カバー5は防塵性を備えているの
で、内部の粉塵が外へ放散することがなく、同時に通気
性を備えているので、吸引空気で粉塵を含んだ内部空気
を吸引排出する際の支障とならない。なお、このように
腕カバーを通気性、防塵性を備えたものとする変わり
に、通気性のないものとし、その変わりに、箱体3に同
等の通気性、防塵性を備えた外気導入窓を設けるように
してもよい。
【0033】図1(a)の断面図で示すように、シール
板6は、箱体3の蓋体1と箱本体2との間に、単に挟ま
れているだけで、これらの間の密着、気密は蓋体1の重
量によっており、特に締付手段などを設けていないの
で、蓋体1を冠せたり、取り外したりするのが非常に簡
単であり、清掃作業全体の操作性を向上させている。
【0034】このような簡易なシール方法で気密が維持
できるのは、内圧が外気に比べて正圧とならないからで
あり、このシール方法は、この清掃装置の内圧が負圧に
なるという点を巧みに利用したものである。
【0035】このような開閉容易性は、蓋体1を箱本体
2にヒンジなどで開閉可能に取り付けている場合でも、
同様に発揮される。
【0036】シール板6の材料としては、合成ゴム、ネ
オプレンゴム、シリコンゴムなどのゴムシートが好適で
あるが、シール性のある材料であれば、これに限らな
い。
【0037】また、この清掃装置10は、移動台車7に
設置されているので、清掃作業をしたい場所に移動させ
ることができる。しかしながら、箱体3は、上述したよ
うな蓋体1と箱本体2の組み合わせで、安価にかつ、人
が持ち運びできる程度に軽量に構成できるので、特に移
動台車7を必要とするものではない。
【0038】なお、移動台車7には、移動のための手摺
7aと、移動を可能とするコロ7bが設置されている。
【0039】これより、本発明を用いた、実際のエアー
フィルタの清掃作業について説明する。
【0040】図2(a)、(b)は本発明に係るエアー
フィルタ清掃装置の清掃対象であるエアーフィルタの
例、(c)は、(a)のエアーフィルタを箱体内に収容
した状態を上方から見た外観斜視図、図3(a)は、図
2(c)の状態から蓋体をセットし、清掃を始める前の
状態を示す外観斜視図、(b)は清掃中の状態を示す外
観斜視図である。なお、これより既に説明した部分に
は、同じ符号を付して、重複説明を省略する。
【0041】本発明のエアーフィルタ清掃装置10で、
粉塵を除去し清掃する対象とするエアーフィルタは、例
えば、図2(a)に示すような円筒形のエアーフィルタ
AFや、図2(b)合成樹脂スポンジで構成された円盤
状のエアーフィルタAFであり、いずれも、片手で容易
に持つことが出来る程度の大きさ、重量のものである。
ここでは、図2(a)のフィルタAFを清掃する場合に
ついて説明する。
【0042】まず、図2(c)に示すように、清掃装置
10の蓋体1を外して、フィルタAFを箱本体2の内部
に入れる。この際、蓋体1は、容易に取り外すことがで
き、操作性がよい。この図2(c)で箱本体2の内周壁
に設置された2dは、不使用時に、空気噴出ガン4を引
っ掛けておくフックである。
【0043】図3(a)は、図2(c)の状態から、蓋
体1をセットし、清掃を始める前の状態であるが、透明
な内部透視窓1aを通して箱体3の内部状態が良く見
え、空気噴出ガン4でエアーフィルタAFの何処に加圧
空気を噴射すればよいのか、エアーフィルタAFの何処
に集積された粉塵が残っているのかなどを観察しなが
ら、吹き付け粉塵除去ができるので、便利が良い。
【0044】また、内部を透視しながら、マニュアルで
操作するので、フィルタAF(除塵対象)の表面の凹
凸、襞など複雑な形状、更に、付着物の性情、多寡など
を十分に観察しながら、塵埃除去ができるので、周到で
確実な除去が可能である。
【0045】図3(b)は、空気噴出ガン4で加圧空気
を吹き付け、粉塵を除去している状態であるが、粉塵が
舞い上がって視界を遮る程に箱体3の内部に充満してい
るのが解る。
【0046】しかし、この箱体3は気密であり、腕カバ
ー5なども防塵性を備えているので、この粉塵を含んだ
内部空気が外へ漏れ出ることはなく周囲環境を汚染しな
い。
【0047】一方、こうして粉塵を含んだ内部空気は、
吸引空気により急速に箱体3から吸引排出されるので、
一旦このように視界が失われても、素早く、図3(a)
の状態となり、他の箇所の粉塵除去を行うことができ
る。
【0048】この際、腕カバー5は通気性のあるものが
用いられているので、この腕カバー5を介して外部空気
が取り入れられ、吸引空気により内部空気の吸引が順調
に行われる。
【0049】図4は、本発明に係るエアーフィルタ清掃
装置の他例を示すもので、(a)はその正面図、(b)
はその側面図である。
【0050】このエアーフィルタ清掃装置10Aは、図
1の清掃装置10に比べて、移動台車7に、加圧空気A
Pを供給する加圧空気源8と、吸引空気AIを供給する
吸引空気源9とが設置されている点が異なる。
【0051】加圧空気源8としては、図示したようなコ
ンプレッサが好適であり、吸引空気源9としては、図示
したような一般家庭用の掃除機が好適であり、いずれも
一般市販品を用いることができるので、装置全体を安
価、簡易に構成することができる。
【0052】なお、吸引空気源9は、吸引回収した粉塵
を集積しておく粉塵袋(不図示)を内蔵しており、フタ
9aを開くことによって、この粉塵袋を簡単に取り出
し、廃棄あるいは交換することができる。
【0053】この清掃装置10Aは、移動台車7に載せ
られているので移動可能で、また、加圧空気源8と吸引
空気源9と、エアーフィルタ清掃に必要な機器が備わっ
ているので、加圧空気ラインや吸引空気ラインのない場
所でも、電源さえあれば、どこでも使用することができ
る。
【0054】また、使用場所の設備により、加圧空気源
8、吸引空気源9のどちらか一方だけ設置し、他の空気
源は、設備されたラインを用いるようにすることも可能
である。
【0055】なお、この清掃装置は、これらの説明から
理解されるように、エアーフィルタだけでなく、埃が堆
積した小物品の埃取りにも用いることができるものであ
る。
【0056】
【発明の効果】請求項1に記載のエアーフィルタ清掃装
置によれば、手に持てるような小型のエアーフィルタ
を、気密密閉された箱体に収容し、空気噴出ガンで加圧
空気を吹きつけながら、これによって除去される粉塵を
含んだ箱体内部空気を吸引空気で吸引、排出するもの
で、粉塵を含んだ空気が、箱体外部へ放散されないの
で、周囲環境を汚染することがなく、清掃者もマスクな
どを装着することなく、簡易にエアーフィルタの除塵、
再利用をすることができる。
【0057】また、清掃装置全体の大きさは、人である
清掃者が、箱体内にエアーフィルタを収容して、腕カバ
ーに両腕を通し、一方の手で清掃対象のエアーフィルタ
を持ち、他方の手で空気噴出ガンを操作できる程度の小
型で、安価であり、エアーフィルタを用いる作業空間の
隙間で、容易に作業ができ、また操作も簡単である。
【0058】箱体の蓋体には内部透視窓があるので、清
掃対象と空気噴出ガンとを見ながら操作できるので、便
利である。また、腕カバーは防塵性を備えているので、
内部の粉塵が外へ放散することがなく、同時に通気性を
備えているので、吸引空気で粉塵を含んだ内部空気を吸
引排出する際の支障とならない。
【0059】請求項2に記載のエアーフィルタ清掃装置
によれば、請求項1の効果に加え、気密を要する箱体の
蓋体と箱本体との間に、単にシール板を挟みこんで、特
に、両者間の気密を強制的に維持するような締結手段を
付加設置することなく、蓋体を箱本体の上部に冠せるよ
うにしたもので、蓋の開け閉めが容易で、作業性がよ
い。
【0060】請求項3に記載のエアーフィルタ清掃装置
によれば、請求項1または2のいずれかの効果に加え、
移動台車に載せられているので移動可能で、加圧空気源
と吸引空気源との必要な機器が備わっているので、どこ
でも使うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエアーフィルタ清掃装置の一例を
示すもので、(a)は(b)のXX断面図、(b)はそ
の外観上面図、(c)はその正面図、(d)はその側面
【図2】(a)、(b)は本発明に係るエアーフィルタ
清掃装置の清掃対象であるエアーフィルタの例、(c)
は、(a)のエアーフィルタを箱体内に収容した状態を
上方から見た外観斜視図
【図3】(a)は、図2(c)の状態から蓋体をセット
し、清掃を始める前の状態を示す外観斜視図、(b)は
清掃中の状態を示す外観斜視図
【図4】本発明に係るエアーフィルタ清掃装置の他例を
示すもので、(a)はその正面図、(b)はその側面図
【符号の説明】
1 蓋体 1a 内部透視窓 2 箱本体 2a 操作窓 3 箱体 4 空気噴出ガン 5 腕カバー 6 シール板 7 移動台車 8 加圧空気源 9 吸引空気源 10 エアーフィルタ清掃装置 AF エアーフィルタ AI 吸引空気 AP 加圧空気

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エアーフィルタに集積された粉塵を除去す
    るエアーフィルタ清掃装置であって、 内部透視窓を設けた蓋体と、この蓋体で気密に密閉され
    る箱本体から構成され、外部から加圧空気と吸引空気の
    供給を受けた箱体と、この箱体内部に収容され前記加圧
    空気を粉塵除去用に噴出させる空気噴出ガンと、前記箱
    体の外周の操作窓から内部に向けて設置された通気性、
    防塵性の腕カバーとを備え、 前記箱体内部にエアーフィルタを収容し、前記内部透視
    窓から内部を見ながら、前記腕カバーを介して前記箱体
    内部のエアーフィルタを支持して前記空気噴出ガンで粉
    塵を除去できるようになっており、かつ、この粉塵を含
    んだ内部空気は前記吸引空気で吸引されるようになって
    いることを特徴とするエアーフィルタ清掃装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のエアーフィルタ清掃装置
    において、 前記蓋体は、前記蓋体と前記箱本体との間にこれら両者
    間の気密を保持するシール板を介在させて、前記箱本体
    の上部に着脱あるいは開閉可能なように設けられている
    ことを特徴とするエアーフィルタ清掃装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2のいずれかに記載のエア
    ーフィルタ清掃装置において、 前記箱体を移動台車の上に載せ、前記移動台車には、前
    記加圧空気を供給する加圧空気源と、前記吸引空気を供
    給する吸引空気源とを設置したことを特徴とするエアー
    フィルタ清掃装置。
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