JP2000320793A - 作業用シート - Google Patents

作業用シート

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JP2000320793A
JP2000320793A JP11133555A JP13355599A JP2000320793A JP 2000320793 A JP2000320793 A JP 2000320793A JP 11133555 A JP11133555 A JP 11133555A JP 13355599 A JP13355599 A JP 13355599A JP 2000320793 A JP2000320793 A JP 2000320793A
Authority
JP
Japan
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sheet
work
window
pipe
polishing
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP11133555A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Inukai
朗 犬飼
Hideyuki Yamamoto
英幸 山本
Hidenori Muramatsu
秀徳 村松
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Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的小さくて扱い易くしかも安価で健康上
全く問題のない作業用シートを提供する。 【解決手段】 難燃性材料で作られた所望形状のシート
の一部にやはり不燃性の透明材料で作られた窓を設け、
該窓の近傍に作業者が手を入れる穴を設け、該穴からシ
ートの内部に伸びるように手袋を縫い付けるとともに、
シート内部に非引火性ガスを導入し排気するホースを取
り付けて成り、シートの周辺を粘着手段により作業対象
物の作業部位が見える位置に気密に近い状態で取り付け
て使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メタンガスなどの
可燃性ガスの配管やタンクなどのガス噴出部を研磨した
り補修したりするのに使用する作業用シートに関する。
【0002】
【従来の技術】配管やタンクの一部に生じた亀裂や腐食
部あるいは溶接部や分岐部からガス漏れのおそれがある
場合には、その部位を研磨して亀裂や腐食の程度を調
べ、その結果に応じてその後の補修処置を考えるわけで
あるが、設備や場所によっては配管やタンクの内部に可
燃性のガスが存在ししかも検査や補修のために設備や運
転を止めたりガスを抜くことが簡単にはできない場合が
ある。そのような対象物を研磨する場合には、研磨の際
に発生する火花による爆発の危険を避けるために、従
来、研磨作業は研磨部位と作業者をすっぽりシートで覆
い、そのシートの内部に窒素などの不活性ガスを封入し
て脱酸素環境を作り、その中で作業者は気密性の高い作
業服を着用し外部から酸素を供給しながら作業を行って
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来使わ
れているそのような作業用シートは作業者が入れるほど
の大掛かりな設備であり、組み立て、取り付け、取り外
しなどの取り扱いが厄介であり、価格も相当高く、作業
も楽にできないなど多くの問題があった。
【0004】本発明は上記の点にかんがみてなされたも
ので、その目的は、比較的小さくて扱い易くしかも安価
でかつシートの外で楽に作業ができる作業用シートを提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、難燃性材料で作られた所望形状のシート
の一部に難燃性の透明材料で作られた窓を設け、該窓の
近傍に作業者が手を入れる穴を設け、該穴からシートの
内部に伸びるように手袋を縫い付けるとともに、シート
内部に不活性ガスを導入し排気するホースを取り付けて
作業用シートを構成し、シートの周辺をたとえば粘着手
段のような手段により作業対象物の作業部位が見える位
置に気密に近い状態で取り付けて使用するようにしたも
のである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面を参照
して説明する。
【0007】図1は本発明による作業用シートの一例と
して、配管溶接部の研磨作業に用いる作業用シートを示
す。作業用シート1は、中央部が丘陵状に膨らんだ難燃
性材料(たとえばナイロンターボリン)の布で作られた
シート10のほぼ中央に、塩化ビニールなどのやはり難
燃性材料の透明シートを張った窓12が設けられ、その
窓12の近傍に作業者が手を入れるための2つの穴13
a、13bが設けられ、丘陵部の離れた位置に窒素導入ホ
ース14aと排気ホース14bが設けられたものである。穴13
a、13bのそれぞれにはシート10の内部に伸びるように
皮製手袋15a、15bが縫い付けられており、シート10の
周縁には予め粘着テープ16が取り付けられている。
【0008】次に、この作業用シートの使用方法を図2
を参照して説明する。
【0009】この作業用シート1を用いて配管20の溶
接部21を研磨しようとする場合、まず作業用シート1
の窓12が溶接部21の位置にくるように、シート周縁
の粘着テープ16を配管20の表面に接着させて配管2
0を巻き込むように作業用シート1を配管20に取り付
ける。その際シートの内部の取り易い位置に研磨機であ
るサンダ−30を入れておく。次に窒素導入ホース14a
を窒素ボンベ(図示せず)に接続し、シート1の内部に
窒素ガスを流す。その結果、シート内部は窒素雰囲気に
なる。シート1の内部に導入する窒素の量は、配管20
の溶接部21から漏洩した可燃性ガスがホース14bか
ら空気中に漏れ出ても空気中で爆発するおそれのない程
度に調整するのが好ましい。
【0010】ここまで準備ができたところで、作業者S
は作業用シート1の外部にいて穴13a、13bに手を差し込
み、シートの内部に伸びている皮製手袋15a、15bを手に
はめ、予めシート1の内部に入れておいたサンダー30
を使って透明な窓12から溶接部21を見ながら研磨す
ることができる。周囲が暗くて作業がしにくい場合は窓
12を通して外側から照明で溶接部21を照らすことが
できる。
【0011】このように作業者は特別な作業服を必要と
せず、普通の環境にいながら作業をすることができるの
で作業が楽にできるし、外部から酸素の供給をする必要
もない。シートの内部は脱酸素雰囲気であるから、研磨
作業の際火花が発生することもないので、溶接部21か
ら漏洩する可燃性ガスが爆発するおそれは全くなく、安
全性は確保される。
【0012】本発明による作業用シートは作業対象であ
る配管の太さや形状に応じて使い易い大きさや形状に作
っておけばよい。また本発明による作業用シートは配管
の研磨や補修だけでなく、タンクの屋根のような平坦な
部分の作業にも使うことができる。脱酸素環境を形成す
るためにシート内に導入する不活性ガスとしては窒素以
外のものでもちろんよい。また、作業用シートを作業対
象物に取り付ける手段は粘着テープ以外の手段を用いて
もよい。
【発明の効果】本発明による作業用シートは作業部位だ
けを覆う大きさであるので、全体が小さくできて取り扱
いが楽であり、価格も安い。また作業者は特別な作業服
を着用する必要がなく、シートの外にいて普通の環境で
楽に作業ができる。実際の作業はシートに設けられた窓
を通して行うので、作業部位を直接目で見て行う従来の
作業と何ら違いはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による作業用シートの一実施の形態の斜
視図である。
【図2】図1に示した作業用シートの使用状態を示す。
【符号の説明】
1 作業用シート 10 シート 12 窓 13a、13b 穴 14a 窒素導入ホース 14b 窒素排気ホース 15a、15b 皮製手袋 16 粘着テープ 20 配管 21 溶接部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 難燃性材料で作られた所望形状のシート
    の一部にやはり難燃性の透明材料で作られた窓を設け、
    該窓の近傍に作業者が手を入れる穴を設け、該穴からシ
    ートの内部に伸びるように手袋を縫い付けるとともに、
    シート内部に不活性ガスを導入し排気するホースを取り
    付けて成り、シートの周辺を作業対象物の作業部位が見
    える位置に気密に近い状態で取り付けて使用することを
    特徴とする作業用シート。
  2. 【請求項2】 前記シートはその中央部が丘陵状に膨ら
    むように形成された請求項1に記載の作業用シート。
  3. 【請求項3】 前記シートが粘着手段により作業対象物
    に取り付けられる請求項1または2に記載の作業用シー
    ト。
  4. 【請求項4】 前記作業対象物が可燃性ガスが流れる配
    管である請求項1ないし3のいずれか1項に記載の作業
    用シート。
  5. 【請求項5】 前記作業対象物が可燃性ガスを収容した
    タンクである請求項1ないし3のいずれか1項に記載の
    作業用シート。
  6. 【請求項6】 前記不活性ガスが窒素ガスである請求項
    1ないし5のいずれか1項に記載の作業用シート。
JP11133555A 1999-05-14 1999-05-14 作業用シート Withdrawn JP2000320793A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003145073A (ja) * 2001-11-19 2003-05-20 Matsui Sdi:Kk エアーフィルタ清掃装置
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JP2016534298A (ja) * 2013-08-12 2016-11-04 ソレタンシュ フレシネSoletanche Freyssinet パイプ上で行われる作業のための収容装置及び関連する方法

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