JP2003123911A - 電源用コネクタ - Google Patents

電源用コネクタ

Info

Publication number
JP2003123911A
JP2003123911A JP2001317043A JP2001317043A JP2003123911A JP 2003123911 A JP2003123911 A JP 2003123911A JP 2001317043 A JP2001317043 A JP 2001317043A JP 2001317043 A JP2001317043 A JP 2001317043A JP 2003123911 A JP2003123911 A JP 2003123911A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector element
electrode
concave groove
convex portion
electrodes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001317043A
Other languages
English (en)
Inventor
Ikuma Fukui
郁磨 福井
Akihiro Tadamasa
明博 忠政
Hideki Nishiyama
英輝 西山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Hosiden Corp
Original Assignee
Omron Corp
Hosiden Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Hosiden Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP2001317043A priority Critical patent/JP2003123911A/ja
Publication of JP2003123911A publication Critical patent/JP2003123911A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器側コネクタ要素1と電源側コネクタ要素
6とを備える電源用コネクタにおいて、電源側コネクタ
要素6の隙間空間8に機器側コネクタ要素1の電極3が
挿入される直前に隙間空間8と電極3とを位置合わせす
ることを可能にする。 【解決手段】 ガイド機構4の凸部41を機器側コネク
タ要素1に設け、ガイド機構4の凹溝部45を電源側コ
ネクタ要素6に設けることによって、凸部41と凹溝部
45とが嵌合する初期段階で、複数の隙間空間8と複数
の電極3とが前後方向(挿抜方向)で個別に対向するよ
うに構成する。電源側コネクタ要素6の隙間空間8内
に、その隙間空間8に挿入されてきた電極3に接触する
コンタクトを配備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源用コネクタ、
詳しくは機器側に設けられるコネクタ要素(機器側コネ
クタ要素)と電池などの電源側に設けられるコネクタ要
素(電源側コネクタ要素)との組み合わせに係る電源用
コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】バッテリユニットを接続するためのコネ
クタが特開平8−298159号公報(先行例)に開示
されている。このコネクタでは、機器側コネクタ要素の
ボディに横に並べて形成された複数の隙間空間内にコン
タクトが配備されているのに対し、電源側コネクタ要素
のボディに複数の上記隙間空間に対して挿抜される板片
状の電極が横に並べて設けられていて、電源側コネクタ
要素の複数の電極を機器側コネクタ要素の複数の隙間空
間に各別に挿入することによって、複数の電極が複数の
コンタクトに個別に接触するようになっている。また、
上記隙間空間の開放縁部左右両側に前拡がりに傾斜した
呼込みガイド面が形成されている。
【0003】そして、上記先行例によると、このコネク
タでは、機器側コネクタ要素のボディに横に並べて形成
された複数の隙間空間内にコンタクトが配備されている
ことによりコンタクト同士のショートが防止されるとい
う作用や、隙間空間の呼込みガイド面によって電極が隙
間空間に円滑に案内されて挿入される作用が発揮され
る、としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上掲の
先行例で開示されているコネクタでは、隙間空間の呼込
みガイド面に電極が当たる位置から上記隙間空間にその
電極が挿入されるときには、電極が呼込みガイド面と摺
動して隙間空間に挿入されるけれども、隙間空間の呼込
みガイド面に当たらない位置、すなわち隙間空間を備え
ているボディにおける呼込みガイド面が形成されていな
い端面に電極が当たる程度に電極が隙間空間に対して位
置ずれしたまま挿入動作が行われた場合には、電極がボ
ディの端面に当たって電極の変形といったダメージが電
極に加わるという事態が起こる。
【0005】本発明は以上の状況に鑑みてなされたもの
であり、機器側コネクタ要素と電源側コネクタ要素とを
備える電源用コネクタにおいて、機器側コネクタ要素及
び電源側コネクタ要素のうちのいずれか一方側のコネク
タ要素の隙間空間に他方側のコネクタ要素の電極を挿入
する動作が行われた場合、隙間空間に電極が挿入される
直前に隙間空間と電極とが位置合わせされ、そのような
位置合わせが行われた後に電極が隙間空間に挿入され
て、隙間空間内でコンタクトに電極が接触するようにな
る電源用コネクタを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電源用コネ
クタは、複数の電極が横に並べて組み付けられたボディ
を備える機器側コネクタ要素と、複数の上記電極が各別
に挿抜される隙間空間を横方向複数箇所に有するボディ
に、それぞれの上記隙間空間内でその隙間空間に挿入さ
れてきた上記電極に接触するコンタクトが具備されてな
る電源側コネクタ要素とを備えている。
【0007】そして、凸部とこの凸部に嵌合してこの凸
部を上記隙間空間に対する上記電極の挿抜方向にガイド
する凹溝部とを備えたガイド機構を有し、このガイド機
構の上記凸部及び上記凹溝部のうちの一方側部位が上記
機器側コネクタ要素のボディに具備され、その他方側部
位が上記電源側コネクタ要素のボディに具備されている
と共に、このガイド機構が、上記凸部と上記凹溝部とが
嵌合する初期段階で、複数の隙間空間と複数の電極とを
上記挿抜方向に間隔を隔てて各別に対向させる位置合わ
せ機能を備えている、というものである。
【0008】これによれば、隙間空間にその電極を挿入
する動作(挿入動作)が行われた場合、ガイド機構の凸
部と凹溝部とが嵌合する初期段階で、複数の隙間空間と
複数の電極とが個別に位置合わせされて隙間空間とそこ
に挿入される電極とが挿抜方向に間隔を隔てて対向す
る。そのため、その後の挿入動作で凸部を凹溝部にさら
に嵌合していくことによって、複数の隙間空間と複数の
電極とが各別に挿入されてそれぞれの電極がその相手方
であるコンタクトに隙間空間内で接触する。また、上記
挿入動作が行われた場合に、ガイド機構の凸部と凹溝部
とが嵌合しない場合には、凹溝部が形成されているボデ
ィの端面に凸部が当たってそれ以降の挿入動作を行うこ
とができなくなるので、電極が隙間空間を備えているボ
ディの端面に当たるという事態が起こらず、その結果、
電極が隙間空間を備えているボディの端面に当たって電
極の変形といったダメージを受けるおそれがなくなる。
【0009】本発明では、上記ガイド機構の上記凸部及
び上記凹溝部のうちの一方側部位が、複数の上記電極で
なる電極群における上記電極の並び方向中間部に配備さ
れ、その他方側部位が、複数の上記隙間空間でなる隙間
空間群における上記隙間空間の並び方向中間部に配備さ
れていてもよい。
【0010】これによれば、ガイド機構を1つだけ有す
る場合であっても、そのガイド機構の凹溝部又は凸部を
挟む両側に位置している電極や隙間空間の位置合わせ機
能が良好に発揮される。
【0011】本発明では、複数の上記電極でなる電極群
における上記電極の並び方向片側と、複数の上記隙間空
間でなる隙間空間群における上記隙間空間の並び方向片
側とに、上記ガイド機構の凸部と凹溝部とが振り分けて
配備されていると共に、上記電極群における上記電極の
並び方向他側と、上記隙間空間群における上記隙間空間
の並び方向他側とに、別の上記ガイド機構の凸部と凹溝
部とが振り分けて配備されている、という構成を採用す
ることも可能であり、これによれば、2つのガイド機構
によって電極と隙間空間とが位置合わせされるので、上
記挿入動作をいっそう適切に行うことができ、電極の変
形といったダメージが生じるのをいっそう確実に防ぐこ
とができるようになる。
【0012】本発明では、上記電源側コネクタ要素のボ
ディに上記凹溝部が備わり、かつ、その凹溝部や上記隙
間空間がこの電源側コネクタ要素のボディの前端面で開
放されており、上記機器側コネクタ要素のボディに上記
凸部が備わり、かつ、その凸部の前端が上記電極の前端
よりも前側に位置しているという構成を採用することが
でき、これによれば、上記したガイド機構の位置合わせ
機能が確実に発揮される。
【0013】本発明では、上記凹溝部の開放縁部の左右
両側に前拡がりに傾斜して上記凸部を凹溝部内に案内す
る呼込みガイド面が形成されていることが望ましい。ま
た、凸部の前端縁部の左右両側に前窄まりに傾斜してこ
の凸部を上記凹溝部内に案内する呼込みガイド面が形成
されていることが望ましい。これらの各発明によれば、
凹溝部に対して凸部が横方向にわずかに位置ずれした状
態で挿入動作が行われた場合でも、凹溝部側又は凸部側
の呼込みガイド面が凹溝部に凸部が導かれるようにな
る。そのため、ガイド機構による位置合わせ機能が支障
なく発揮される。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る電源用コネク
タを概略で示した斜視図である。同図において、1は機
器側コネクタ要素であり、矢印F1が前方、矢印R1が
後方を示している。この機器側コネクタ要素1では、電
気絶縁性に富む合成樹脂成形体でなるボディ(以下「主
ボディ」という)2に上面に複数の板片状の電極3…が
起立姿勢で横に並べて組み付けられていると共に、個々
の電極3…に一体に具備されている半田付け用端子31
…が主ボディ2の前面下部と後面下部から前方又は後方
へ突出されている(後面下部の後方へ突出された半田付
け用端子31については図6参照)。これに対し、6は
電源側コネクタ要素であり、矢印F2が前方、矢印R2
が後方を示している。この電源側コネクタ要素6は、箱
形のバッテリーユニット(電池の一例)Bの一端部に組
み付けられている。この電源側コネクタ要素6は、電気
絶縁性に富む合成樹脂成形体でなるボディ(以下「副ボ
ディ」という)7に、その前端面と下端面とで開放され
た微小幅(上記電極3の厚さと同一程度)の複数の隙間
空間8が横方向複数箇所に形成されている。そして、そ
れらの隙間空間8の内部のそれぞれに、副ボディ7に組
み付けられたコンタクトの接点(図1で図示省略してあ
る)が個別に配備されている。そして、機器側コネクタ
要素1側の複数の上記電極3…が、電源側コネクタ要素
6側の複数の隙間空間8…に各別に挿抜することができ
るようになっている。すなわち、機器側コネクタ要素1
側の複数の上記電極3…の配置ピッチと、電源側コネク
タ要素6側の複数の隙間空間8…の配置ピッチとが同一
になっている。
【0015】図6に示したように、副ボディ7に、個々
の隙間空間8に各別に対応するコンタクト9が組み付け
られている。このコンタクト9は、一対の接片91,9
1の先端部のそれぞれに接点92,92が形成されてい
て、隙間空間8に電極3が挿入されるとその電極3が接
点92,92の間に分け入ることにより、その電極3が
それらの接点91,92を介してコンタクト9に接触す
るようになっている。また、コンタクト9には、副ボデ
ィ7の後面から突出した接続端子93が一体に備わって
おり、この接続端子93が図1に示した上記バッテリー
ユニットBの電極(不図示)に接続されている。
【0016】図1で判るように、機器側コネクタ要素1
では、複数の電極3…でなる電極群3Aにおける電極3
の並び方向中間部に、主ボディ2に一体成形された前後
方向に長い背低の凸部41が配備されていて、この凸部
41の前端42が主ボディ1の前端面と面一になってい
るのに対し、その前端42が上記電極群3Aを形成して
いる個々の電極3の前端32よりも前側に位置してい
る。これに対し、電源側コネクタ要素6では、複数の隙
間空間8…でなる隙間空間群8Aにおける隙間空間8の
並び方向中間部に、副ボディ6に前後方向に長い凹溝部
45が配備されていて、この凹溝部45が副ボディ6の
前端面と下端面とで開放されている。これらの凸部41
及び凹溝部45とによってガイド機構4が形成されてい
る。このガイド機構4において、凹溝部45は、凸部4
1を、上記隙間空間8に対する上記電極3の挿抜方向
(前後方向に一致する)にガイドする作用を発揮する。
また、凸部41の前端42が電極群3Aを形成している
個々の電極3の前端32よりも前側に位置していること
により、このガイド機構4は、凸部41と凹溝部45と
が嵌合する初期段階で、複数の隙間空間8…と複数の電
極3…とを上記挿抜方向に間隔を隔てて各別に対向させ
る位置合わせ機能を発揮する。
【0017】図2及び図3は、電源側コネクタ要素6を
下側から見て表示し、かつ、機器側コネクタ要素1のボ
ディ2を省略して下側から見て表示した作用説明図、図
4は電源側コネクタ要素6を機器側コネクタ要素1に結
合した状態の垂直断面図である。
【0018】上記した電源用コネクタにおいて、電源側
コネクタ要素6の複数の隙間空間8…のそれぞれに、機
器側コネクタ要素1の複数の電極3…を各別に挿入する
挿入動作が行われた場合、その挿入動作の初期段階で
は、図2のように、ガイド機構4の凸部41の先端部だ
けが凹溝部45に嵌合し、これによって、複数の隙間空
間8…と複数の電極3…とが個別に位置合わせされ、隙
間空間8とそこに挿入される電極3とが挿抜方向(前後
方向に一致する)Xに間隔を隔てて対向する。そのた
め、その後の挿入動作で凸部41を凹溝部45にさらに
嵌合していくことによって、複数の隙間空間8…に複数
の電極3…が各別に挿入されてそれぞれの電極3がその
相手方であるコンタクト9の接点92(図6参照)に隙
間空間8内で接触する。図4には、電極3がその相手方
であるコンタクト9の接点92に隙間空間8内で接触し
ている状態が示されている。同図において、Pは、バッ
テリーユニットBを収容する電池ボックス(不図示)に
付設された配線基板である。
【0019】これに対し、上記挿入動作が行われた場合
に、ガイド機構4の凸部41と凹溝部45とが嵌合しな
い場合には、凹溝部45が形成されている副ボディ7の
前端面71に凸部41が当たってそれ以降の挿入動作を
行うことができなくなるので、電極3が隙間空間8を備
えている副ボディ7の前端面71に当たるという事態が
起こらない。その結果、電極3が副ボディ7の前端面7
1に当たって変形するというような回復できないダメー
ジを受けるおそれがない。
【0020】また、上記した電源用コネクタでは、ガイ
ド機構4による位置合わせ機能が、電極群3Aにおける
複数の電極3…の並び方向中間部の位置、及び、隙間空
間群8Aにおける複数の隙間空間8…の並び方向中間部
の位置で発揮されるため、ガイド機構4を1つだけしか
設けられていないにもかかわらず、すべての電極3…と
隙間空間8…とが個別に確実に位置合わせされる。
【0021】次に、図5は上記ガイド機構4の凸部41
と凹溝部45とを拡大した説明図、図6は上記隙間空間
8の形成箇所を拡大した説明図である。
【0022】図5のように、凹溝部45の開放縁部の左
右両側に前拡がりに傾斜した呼込みガイド面46,46
が形成されている。また、凸部41の前端縁部の左右両
側には、前窄まりに傾斜した呼込みガイド面47,47
が形成されている。このため、凹溝部45に対して凸部
41が横方向にわずかに位置ずれした状態で挿入動作が
行われた場合でも、凹溝部45側と凸部41側の各呼込
みガイド面46,47同士が摺動して凹溝部45に凸部
41が確実に導かれ、ガイド機構4による位置合わせ機
能が支障なく発揮される。
【0023】また、図6のように、隙間空間8の開放縁
部の左右両側に前拡がりに傾斜した呼込みガイド面8
1,81が形成されている。また、電極3の前端の左右
両側には、前窄まりに傾斜した呼込みガイド面33,3
3が形成されている。このため、電極3にわずかな傾き
変形などが生じていて、ガイド機構4による上記位置合
わせ機能では電極3が隙間空間8に正確に対向しないよ
うな事態が起こった場合でも、上記挿入動作によって電
極3側と隙間空間8側の各呼込みガイド面33,81同
士が摺動して電極3が隙間空間8内に確実に導かれる。
【0024】この実施形態では、凹溝部45側と凸部4
1側との両方に呼込みガイド面46,47を形成したけ
れども、それらの片側だけに呼込みガイド面を設けてお
いてもよい。また、電極3側と隙間空間8側との両方に
呼込みガイド面33,81を形成したけれども、それら
の片側だけに呼込みガイド面を設けておいてもよい。
【0025】この実施形態では、ガイド機構4を1つだ
け具備する電源用コネクタを説明したけれども、ガイド
機構4を2つ又はそれより多い数だけ具備させておいて
もよい。ガイド機構4を2つ具備させる場合には、電極
群3Aにおける電極3の並び方向片側と、隙間空間群8
Aにおける隙間空間8の並び方向片側とに、1つのガイ
ド機構4の凸部41と凹溝部45とを振り分けて配備
し、かつ、電極群3Aにおける電極3の並び方向他側
と、隙間空間群8Aにおける隙間空間8の並び方向他側
とに、他の1つのガイド機構4の凸部41と凹溝部45
とを振り分けて配備することが望ましく、そのようにし
ておくと、電極群3Aや隙間空間群8aを挟む両側でガ
イド機構4による位置合わせ機能が発揮されるので、隙
間空間8に対する電極3の挿入をいっそう確実に行うこ
とができるようになる。
【0026】さらに、この実施形態では、ガイド機構4
の凸部41を機器側コネクタ要素1側に設け、その凹溝
部45を電源側コネクタ要素6側に設けた事例を説明し
たけれども、ガイド機構4の凸部41を電源側コネクタ
要素6側に設け、その凹溝部45を機器側コネクタ要素
1側に設けてもよい。
【0027】さらに、電極3は図例の板片状のものに限
らずピン状であってもよく、電極3にピン状のものを用
いた場合には、コンタクト9としてそのピン状電極が抜
け出し可能に圧入される筒状にすることが可能である。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、機器側コネクタ要素と
電源側コネクタ要素とを備える電源用コネクタにおい
て、機器側コネクタ要素及び電源側コネクタ要素のうち
のいずれか一方側のコネクタ要素の隙間空間に他方側の
コネクタ要素の電極を挿入する動作が行われた場合、隙
間空間に電極が挿入される直前に隙間空間と電極とが位
置合わせされ、そのような位置合わせが行われた後に電
極が隙間空間に挿入されるので、電極が隙間空間を備え
ているボディの端面に当たって変形するといったダメー
ジが生じなくなる。そのため、機器側コネクタ要素と電
源側コネクタ要素とが比較的頻繁に着脱されるような電
気機器やロボットなどの電源用コネクタとして好適に採
用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電源用コネクタを概略で示した斜
視図である。
【図2】挿入動作の初期段階での作用説明図である。
【図3】挿入動作が終了した段階での作用説明図であ
る。
【図4】電源側コネクタ要素を機器側コネクタ要素に結
合した状態の垂直断面図である。
【図5】ガイド機構の凸部と凹溝部とを拡大した説明図
である。
【図6】隙間空間の形成箇所を拡大した説明図である。
【符号の説明】
1 機器側コネクタ要素 2 主ボディ(ボディ) 3 電極 4 ガイド機構 6 電源側コネクタ要素 7 副ボディ(ボディ) 8 隙間空間 9 コンタクト 31 電極の前端 41 凸部 42 凸部の前端面 45 凹溝部 46 呼込みガイド面 47 呼込みガイド面 71 電源側コネクタ要素のボディの前端面 X 挿抜方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 忠政 明博 京都府京都市下京区塩小路通堀川東入南不 動堂町801番地 オムロン株式会社内 (72)発明者 西山 英輝 大阪府八尾市北久宝寺1丁目4番33号 ホ シデン株式会社内 Fターム(参考) 5E021 FA05 FA14 FA16 FB21 FC31 FC38 HA07 JA11 5E023 AA04 AA09 BB02 EE03 EE06 HH01 HH17

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電極が横に並べて組み付けられた
    ボディを備える機器側コネクタ要素と、複数の上記電極
    が各別に挿抜される隙間空間を横方向複数箇所に有する
    ボディに、それぞれの上記隙間空間内でその隙間空間に
    挿入されてきた上記電極に接触するコンタクトが具備さ
    れてなる電源側コネクタ要素とを備える電源用コネクタ
    において、 凸部とこの凸部に嵌合してこの凸部を上記隙間空間に対
    する上記電極の挿抜方向にガイドする凹溝部とを備えた
    ガイド機構を有し、このガイド機構の上記凸部及び上記
    凹溝部のうちの一方側部位が上記機器側コネクタ要素の
    ボディに具備され、その他方側部位が上記電源側コネク
    タ要素のボディに具備されていると共に、このガイド機
    構が、上記凸部と上記凹溝部とが嵌合する初期段階で、
    複数の隙間空間と複数の電極とを上記挿抜方向に間隔を
    隔てて各別に対向させる位置合わせ機能を備えているこ
    とを特徴とする電源用コネクタ。
  2. 【請求項2】 上記ガイド機構の上記凸部及び上記凹溝
    部のうちの一方側部位が、複数の上記電極でなる電極群
    における上記電極の並び方向中間部に配備され、その他
    方側部位が、複数の上記隙間空間でなる隙間空間群にお
    ける上記隙間空間の並び方向中間部に配備されている請
    求項1に記載した電源用コネクタ。
  3. 【請求項3】 複数の上記電極でなる電極群における上
    記電極の並び方向片側と、複数の上記隙間空間でなる隙
    間空間群における上記隙間空間の並び方向片側とに、上
    記ガイド機構の凸部と凹溝部とが振り分けて配備されて
    いると共に、上記電極群における上記電極の並び方向他
    側と、上記隙間空間群における上記隙間空間の並び方向
    他側とに、別の上記ガイド機構の凸部と凹溝部とが振り
    分けて配備されている請求項1に記載した電源用コネク
    タ。
  4. 【請求項4】 上記電源側コネクタ要素のボディに上記
    凹溝部が備わり、かつ、その凹溝部や上記隙間空間がこ
    の電源側コネクタ要素のボディの前端面で開放されてお
    り、上記機器側コネクタ要素のボディに上記凸部が備わ
    り、かつ、その凸部の前端が上記電極の前端よりも前側
    に位置している請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載した電源用コネクタ。
  5. 【請求項5】 上記凹溝部の開放縁部の左右両側に前拡
    がりに傾斜して上記凸部を凹溝部内に案内する呼込みガ
    イド面が形成されている請求項4に記載した電源用コネ
    クタ。
  6. 【請求項6】 凸部の前端縁部の左右両側に前窄まりに
    傾斜してこの凸部を上記凹溝部内に案内する呼込みガイ
    ド面が形成されている請求項4又は請求項5に記載した
    電源用コネクタ。
JP2001317043A 2001-10-15 2001-10-15 電源用コネクタ Pending JP2003123911A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001317043A JP2003123911A (ja) 2001-10-15 2001-10-15 電源用コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001317043A JP2003123911A (ja) 2001-10-15 2001-10-15 電源用コネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003123911A true JP2003123911A (ja) 2003-04-25

Family

ID=19134972

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001317043A Pending JP2003123911A (ja) 2001-10-15 2001-10-15 電源用コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003123911A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010176958A (ja) * 2009-01-28 2010-08-12 Tyco Electronics Japan Kk 電気コネクタ
JP2012089507A (ja) * 2011-11-17 2012-05-10 Toshiba Corp 電子機器
US8292654B2 (en) 2010-10-15 2012-10-23 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic apparatus and battery connector

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010176958A (ja) * 2009-01-28 2010-08-12 Tyco Electronics Japan Kk 電気コネクタ
US8292654B2 (en) 2010-10-15 2012-10-23 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic apparatus and battery connector
US8317535B2 (en) 2010-10-15 2012-11-27 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic apparatus and battery connector
JP2012089507A (ja) * 2011-11-17 2012-05-10 Toshiba Corp 電子機器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1608041B1 (en) A connector for an electric/electronic device and a method of assembling it
KR100368527B1 (ko) 커넥터어셈블리
US7458148B2 (en) Joint connector and method assembling the same
JP3790450B2 (ja) 電気コネクタ
JP2009283233A (ja) スタッキングコネクタ
MX2007010324A (es) Montaje colector ensamblado sobre superficie que tiene una superficie de alineacion plana.
JP2002170618A (ja) コネクタ
JP2012532422A (ja) 基板対基板タイプのコネクタ
US7766664B2 (en) Power connector and power connector assembly with contact protection mechanism
US20040009685A1 (en) Circuit board connector and method of assembling it
JPH07282916A (ja) フラットケーブル用コネクタ
CN111029826B (zh) 电连接器及其制造方法
JP2003123911A (ja) 電源用コネクタ
JP2004152594A (ja) 電気端子
JP5281051B2 (ja) コネクタ装置
US6406305B1 (en) Electrical connector having compression terminal module therein
JP3269773B2 (ja) 基板取付型電気コネクタ
JP5635390B2 (ja) 抜け防止コネクタ
JP2002124333A (ja) ジョイントコネクタ
JPH11135179A (ja) コネクタソケット
JP2012199083A (ja) コネクタ装置
JP2004178992A (ja) 回路基板用コネクタおよび端子圧入治具
JP2002313486A (ja) 分割コネクタ
JP2001194408A (ja) コネクタ導通検査具のランス変位検出ピンとコネクタのランスとの接触構造
TW201315032A (zh) 電接觸件之正向力的增加

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050125

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050310

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050920

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060131