JP2003118631A - 車両の前部車体構造 - Google Patents

車両の前部車体構造

Info

Publication number
JP2003118631A
JP2003118631A JP2001320058A JP2001320058A JP2003118631A JP 2003118631 A JP2003118631 A JP 2003118631A JP 2001320058 A JP2001320058 A JP 2001320058A JP 2001320058 A JP2001320058 A JP 2001320058A JP 2003118631 A JP2003118631 A JP 2003118631A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
frame
sub
subframe
cross member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001320058A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyoshi Kumada
拡佳 熊田
Chika Murata
親 村田
Masashi Oda
昌司 小田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP2001320058A priority Critical patent/JP2003118631A/ja
Publication of JP2003118631A publication Critical patent/JP2003118631A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G21/00Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces
    • B60G21/02Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces permanently interconnected
    • B60G21/04Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces permanently interconnected mechanically
    • B60G21/05Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces permanently interconnected mechanically between wheels on the same axle but on different sides of the vehicle, i.e. the left and right wheel suspensions being interconnected
    • B60G21/055Stabiliser bars
    • B60G21/0551Mounting means therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2204/00Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
    • B60G2204/10Mounting of suspension elements
    • B60G2204/12Mounting of springs or dampers
    • B60G2204/122Mounting of torsion springs
    • B60G2204/1222Middle mounts of stabiliser on vehicle body or chassis
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2204/00Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
    • B60G2204/10Mounting of suspension elements
    • B60G2204/15Mounting of subframes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2206/00Indexing codes related to the manufacturing of suspensions: constructional features, the materials used, procedures or tools
    • B60G2206/01Constructional features of suspension elements, e.g. arms, dampers, springs
    • B60G2206/60Subframe construction

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】フロントフレームとエンジンルームレイアウト
を両立しつつ、サブフレームの車体への支持剛性向上を
図ることができ、かつサブフレームの前後、左右方向の
剛性向上を図ることができる車両の前部車体構造の提
供。 【解決手段】フロントサスペンション7を車体に支持す
るサブフレーム6を備えた車両の前部車体構造であっ
て、車体の前部には所定間隔を隔てて車両前後方向に平
行に延びるフロントフレーム1,1が設けられ、上記フ
ロントフレーム1の前端から後方へ所定距離離間した位
置にはフロントフレーム1,1相互を接続するクロスメ
ンバ5が設けられ、上記フロントフレーム1に上記サブ
フレーム6が取付けられ、上記サブフレーム6と上記ク
ロスメンバ5とを前後方向に接続する接続部材34が設
けられたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、フロントサスペ
ンションを車体に支持するサブフレームを備えたような
車両の前部車体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述の車両の前部車体構造として
は例えば特開平5−162655号公報に記載のよう
に、フロントサスペンションを車体に支持するサブフレ
ームを設け、このサブフレームを車体としてのフロント
サイドフレームに取付けたものがあるが、エンジンルー
ム内にレイアウトされるエンジンの配設条件(例えばフ
ロントミッドシップ方式)とフロントフレームの位置関
係によっては、サブフレームの主体部(サブフレームの
サスペンションアームの支持)とフロントサイドフレー
ムとの間の高さ方向のスパンが大きくなる場合があり、
このような場合においては、サブフレームの前後方向、
左右方向の剛性が弱くなる問題点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、車両の前
後方向に平行に延びるフロントフレームを設け、このフ
ロントフレームの前端から後へ離間した位置に、フロン
トフレーム間を接続するクロスメンバを設け、フロント
フレームにサスペンション支持用のサブフレームを取付
けると共に、このサブフレームとクロスメンバとを前後
方向に接続する接続部材を設けることで、フロントフレ
ームとエンジンルームレイアウトを両立しつつ、サブフ
レームの車体への支持剛性向上を図ることができ、かつ
サブフレームの前後、左右方向の剛性向上を図ることが
できる車両の前部車体構造の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明による車両の前
部車体構造は、フロントサスペンションを車体に支持す
るサブフレームを備えた車両の前部車体構造であって、
車体の前部には所定間隔を隔てて車両前後方向に平行に
延びるフロントフレームが設けられ、上記フロントフレ
ームの前端から後方へ所定距離離間した位置にはフロン
トフレーム相互を接続するクロスメンバが設けられ、上
記フロントフレームに上記サブフレームが取付けられ、
上記サブフレームと上記クロスメンバとを前後方向に接
続する接続部材が設けられたものである。
【0005】上記構成によれば、サブフレームとクロス
メンバとを接続部材で前後方向に接続したので、エンジ
ンの配設条件によりサブフレームの主体部とフロントフ
レームとの間の高さ方向のスパンが大きくなっても、サ
ブフレームの車体への支持剛性向上を図ることができ、
この結果、フロントフレームとエンジンルームレイアウ
トを両立することができ、しかも、上述の接続部材にて
サブフレームの前後、左右方向の剛性向上を図ることが
できる。
【0006】この発明の一実施態様においては、上記ク
ロスメンバはサブフレームの直前部において左右一対の
フロントフレーム間に車幅方向に張架されたものであ
る。上記構成によれば、荷重が入力されるサブフレーム
の直前部にクロスメンバを設けたので、車体剛性および
サブフレームの車体に対する支持剛性を、より一層向上
させることができる。
【0007】この発明の一実施態様においては、上記接
続部材はV字状またはU字状に形成され、一端側頂部が
クロスメンバに、他端側が車幅方向に離反してサブフレ
ームに取付けられたものである。上記構成によれば、ク
ロスメンバの他端側を離反させてサブフレームに取付け
たので、この離反によるスパン形成により、サブフレー
ムの支持剛性向上を図ることができる。
【0008】この発明の一実施態様においては、上記接
続部材は一体のパイプ部材にて構成されたものである。
上記構成によれば、接続部材の軽量化と部品点数の低減
を図ることができる。
【0009】この発明の一実施態様においては、上記接
続部材は2本のパイプ部材から構成されたものである。
上記構成によれば、接続部材の軽量化を図ることができ
ると共に、その加工性の向上を図ることができる。
【0010】この発明の一実施態様においては、上記接
続部材はX字状に形成され、該X字状の前後の各部がそ
れぞれ車幅方向に離反してクロスメンバおよびサブフレ
ームに取付けられたものである。
【0011】上記構成によれば、接続部材の前後の各部
が車幅方向に離反しているので、この離反による前後両
部のスパン形成により、サブフレームの支持剛性をさら
に向上させることができる。
【0012】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は車両の前部車体構造を示し、図1、図
2、図3において、車両前部において車両の前後方向に
延びる左右一対のフロントサイドフレーム1,1を設
け、これら一対のフロントサイドフレーム1,1の前部
相互間にはシュラウド2を取付けると共に、フロントサ
イドフレーム1,1の前端相互間にはエネルギ吸収部材
(いわゆるクラッシュ管)3,3を介して車幅方向に延び
るバンパレインフォースメント4を取付けている。
【0013】上述のフロントサイドフレーム1,1は車
幅方向に所定の間隔を隔てて互に平行に延びる車体剛性
部材であって、これら左右のフロントサイドフレーム
1,1の前端から後方へ所定距離離間した位置には、車
幅方向に延びて左右のフロントサイドフレーム1,1相
互間を接続するフロントクロスメンバ5(いわゆるNo.
1.5クロスメンバ)が張架されている。
【0014】また上述のフロントサイドフレーム1,1
の下部にはサブフレーム6が取付けられている。上述の
サブフレーム6は左右の各フロントサスペンション7,
7を車体に支持するものであり、このフロントサスペン
ション7としては、例えばAアーム構造のロアアーム8
と、Aアーム構造のアッパアーム9と、コイルスプリン
グおよびダンパ部材10とを備えたダブルウイッシュボ
ーン型のサスペンションを採用している。
【0015】このフロントサスペンション7はナックル
11を介して左右の前輪12,12を独立懸架するもの
である。上述のサブフレーム6は図4に平面図で、図5
に側面図で、図6に正面図でそれぞれ示すように構成し
ている。
【0016】すなわち、このサブフレーム6は主体部6
aと、この主体部6aの前部左右から上方に立ち上がる
縦辺部6b,6bと、縦片部6b,6bの上部に設けら
れて取付け座6c,6dを有する取付け部6e,6eと
が一体的に形成され、その全体形状は平面から見て後方
が開放するような略U字状に構成されている。
【0017】また、上述の取付け部6eの前後両部に
は、フロントサスペンション7におけるアッパアーム9
の車体側支持部としてのアッパアームブッシュ13,1
3を取付けるブラケット14,14が一体的に設けられ
ている。
【0018】さらに上述の縦片部6bの下側前部は、フ
ロントサスペンション7におけるロアアーム8の前部の
車体側支持部としてのロアアームブッシュ(図示せず)を
取付ける取付け部15に設定されている。
【0019】一方、図1、図2において上述のサブフレ
ーム6の後部両端つまり主体部6aの後部相互間を車幅
方向に接続するトランスバースメンバ16を設けてい
る。このトランスバースメンバ16は図7に平面図で、
図8に側面図で、図9に平面図でそれぞれ示すように、
その車幅方向の中間部16aに対して車幅方向の左右の
両端部16b,16bを幅広状に形成した下方が開放す
る断面門形状のものである。
【0020】上述の左右両端部16b,16bには2つ
の取付け孔17,18と、脆弱部としての1つの切欠き
部19とが、平面から見て略三角形のコーナ部に位置す
るように形成されている。
【0021】ここで、上述の切欠き部19は、正面衝突
に相当する車両前後方向またはオフセット衝突に相当す
る車両前後斜め方向からの荷重(衝突荷重)により、トラ
ンスバースメンバ16と車体との間の取付けが離脱され
るように、車幅方向外方が開放し、かつリヤ内方からフ
ロント外方に向けて傾斜する傾斜部19aを有するもの
である。
【0022】また、上述のサブフレーム6における主体
部6aの後部双方(図4参照)には、トランスバースメン
バ16の2つの取付け孔17,18と対応するように、
2つの取付け孔20,21が形成されているが、これら
2つの取付け孔20,21のうちの車幅方向外方の1つ
の取付け孔20は車両衝突時にサブフレーム6の後退を
許容する後退許容部として、前後方向に長い長孔スライ
ド部に設定されている。
【0023】次に、図1、図2、図10を参照して、サ
ブフレーム6およびトランスバースメンバ16の車体へ
の取付け構造について説明する。車体側においては、図
2、図10に示す如くフロアパネル22を設け、このフ
ロアパネル22の前端はダッシュロアパネルの下部に対
して一体化されるように傾斜した傾斜部22aが設けら
れており、この傾斜部22aの前部つまりエンジンルー
ム側には車幅方向に延びるダッシュロアクロスメンバ2
3が接合され、同方向に延びる閉断面24が形成されて
いる。
【0024】上述のサブフレーム6とトランスバースメ
ンバ16とは複数箇所で接続されるが、この複数箇所の
うちの片側1箇所は比較的長尺のボルト25を用いて車
体としてのダッシュロアクロスメンバ23に共締めさ
れ、複数箇所のうち片側1箇所はボルト26を用いてサ
ブフレーム6とのみ接続され、トランスバースメンバ1
6の端部16bはボルト27を用いて単独で車体として
のフロアパネル22と固定されている。
【0025】ここで、上述の各ボルト25,26,27
と対応するように、ダッシュロアクロスメンバ23、サ
ブフレーム6の底部内側、フロアパネル22には予めナ
ット28,29,30がそれぞれ溶接固定されており、
何れのボルト25,26,27も下方からの操作で締付
けることができるように構成している。なお、サブフレ
ーム6の前部においては取付け座6c,6dが図2に示
すように、ボルト、ナット等の取付け部材(図示せず)に
よりフロントサイドフレーム1,1の下面に取付けられ
る。
【0026】ところで、図4において2つの取付け孔2
0,21間の中間部前位にはラバーブッシュ取付け孔3
1が設けられており、このラバーブッシュ取付け孔31
を用いて、サブフレーム6の内部には図10に示す如
く、ラバーブッシュ32を取付け、図1に示すようにフ
ロントサスペンション7のロアアーム8における後部の
車体側支持部を該ラバーブッシュ32に支持させてい
る。
【0027】一方、前述のエンジンルーム内には図1、
図2に示すように、エンジン33を縦置き、かつフロン
トミッドシップとなるようにレイアウトし、重量物を車
体の可及的中心部に配設することにより、重量配分の向
上を図って、運動性能を向上させると共に、ヨー(yaw)
方向の慣性モーメントの発生を抑制するように構成して
いる。
【0028】このようなエンジン33の配設条件により
上述のサブフレーム6の主体部6aとフロントサイドフ
レーム1との間の高さ方向のスパンが大となるので、こ
の実施例では、図1、図2、図3に示すように、サブフ
レーム6の主体部6aと、このサブフレーム6の直前部
において左右一対のフロントサイドフレーム1,1間に
車幅方向に張架されたフロントクロスメンバ5の下部と
を前後方向(図1参照)および上下方向(図2参照)に接続
する接続部材34を設けている。
【0029】上述の接続部材34は一体の金属パイプ部
材により、平面視略V字状または平面視略U字状に形成
されており、前端側頂部と後端側取付け部とにはパイプ
の偏平加工によって、それぞれ取付け片34a,34
b,34bが一体形成されている。
【0030】そして、フロントクロスメンバ5の下面に
は図11にも示す如きブラケット35を予め接合固定し
て、前端側頂部の取付け片34aは該ブラケット35に
ボルトアップ等の手段により取付け、後端側取付け部の
2つの取付け片34b,34bは車幅方向にスパンが形
成されるように離反して、上述のサブフレーム6の主体
部6aにボルトアップ等の手段により取付けている。
【0031】なお、この実施例では上述の取付けに、ボ
ルト36およびその対応部位に予に固着させたナット
(取付け部材)を用いたが、これは溶接等の接合手段によ
って取付けてもよい。
【0032】このように、図1〜図11で示した実施例
の車両の前部車体構造は、フロントサスペンション7を
車体に支持するサブフレーム6を備えた車両の前部車体
構造であって、車体の前部には所定間隔を隔てて車両前
後方向に平行に延びるフロントサイドフレーム1,1が
設けられ、上記フロントサイドフレーム1,1の前端か
ら後方へ所定距離離間した位置にはフロントサイドフレ
ーム1,1相互を接続するフロントクロスメンバ5が設
けられ、上記フロントサイドフレーム1,1に上記サブ
フレーム6が取付けられ、上記サブフレーム6と上記フ
ロントクロスメンバ5とを前後方向に接続する接続部材
34が設けられたものである。
【0033】この構成によれば、サブフレーム6とフロ
ントクロスメンバ5とを接続部材34で前後方向に接続
したので、エンジン33の配設条件によりサブフレーム
6の主体部6aとフロントサイドフレーム1との間の高
さ方向のスパンが大きくなっても、サブフレーム6の車
体への支持剛性向上を図ることができ、この結果、フロ
ントサイドフレーム1とエンジンルームレイアウトを両
立することができ、しかも、上述の接続部材34にてサ
ブフレーム6の前後、左右方向の剛性向上を図ることが
できる。
【0034】また、上記フロントクロスメンバ5はサブ
フレーム6の直前部において左右一対のフロントサイド
フレーム1,1間に車幅方向に張架されたものである。
この構成によれば、荷重が入力されるサブフレーム6の
直前部にフロントクロスメンバ5を設けたので、車体剛
性およびサブフレーム6の車体に対する支持剛性を、よ
り一層向上させることができる。
【0035】さらに、上記接続部材34はV字状または
U字状に形成され、一端側頂部がフロントクロスメンバ
5に、他端側が車幅方向に離反してサブフレーム6に取
付けられたものである。この構成によれば、フロントク
ロスメンバ5の他端側を離反させてサブフレーム6に取
付けたので、この離反によるスパン形成により、サブフ
レーム6の支持剛性向上を図ることができる。
【0036】加えて、上記接続部材34は一体のパイプ
部材にて構成されたものである。この構成によれば、接
続部材34の軽量化と部品点数の低減を図ることができ
る。
【0037】図12、図13は車両の前部車体構造の他
の実施例を示し、先の実施例においてはサブフレーム6
とフロントクロスメンバ5とを前後方向に接続する接続
部材34を、一体のパイプ部材にて構成したが、図1
2、図13に示すこの実施例では上述の接続部材34を
2本のパイプ部材から構成し、これら2本のパイプ部材
を組合わせた平面視形状が略V字状と成るように構成し
たものである。
【0038】上述の各パイプ部材には、その前後両端に
取付け片34a,34bが偏平化加工されていて、前端
側頂部の2つの取付け片34a,34aは互に近接させ
た状態で、ブラケット35を介してフロントクロスメン
バ5に取付けられ、後端側取付け部の2つの取付け片3
4b,34bは車幅方向にスパンが形成されるように離
間させた状態で、上述のサブフレーム6の主体部6aに
取付けられている。
【0039】このように図12、図13で示した実施例
においては、上記接続部材34は2本のパイプ部材から
構成されたものである。この構成によれば、接続部材3
4の軽量化を図ることができると共に、その加工性の向
上を図ることができる。
【0040】なお、図12、図13に示す実施例におい
ても、その他の構成、作用、効果については、先の実施
例とほぼ同様であるから、図12、図13において前図
と同一部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省
略する。
【0041】図14、図15は車両の前部車体構造のさ
らに他の実施例を示し、サブフレーム6とフロントクロ
スメンバ5とをX字状に形成された接続部材37で前後
方向に接続したものである。
【0042】すなわち、前後両端にそれぞれ偏平な取付
け片38a,38b,39a,39bが一体形成された
パイプ部材38,39を設け、これら各パイプ部材3
8,39を図14、図15に示す如くX字状に組合わせ
て、上述の前端側頂部の2つの取付け片38a,39a
は車幅方向にスパンが形成されるように離間させた状態
でブラケット35を介してフロントクロスメンバ5に取
付けられ、後端側取付け部の2つの取付け片38b,3
9bは車幅方向にスパンが形成されるように離間させた
状態で、上述のサブフレーム6の主体部6aに取付けら
れている。
【0043】このように、図14、図15に示す実施例
においては、上記接続部材37はX字状に形成され、該
X字状の前後の各部(取付け片38a,38b,39
a,39b参照)がそれぞれ車幅方向に離反してフロン
トクロスメンバ5およびサブフレーム6に取付けられた
ものである。
【0044】この構成によれば、接続部材37の前後の
各部が車幅方向に離反しているので、この離反による前
後両部のスパン形成により、サブフレーム6の支持剛性
をさらに向上させることができる。
【0045】なお、図14、図15に示す実施例におい
ても、その他の構成、作用、効果については、先の実施
例とほぼ同様であるから、図14、図15において前図
と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を
省略する。
【0046】図16、図17は車両の前部車体構造のさ
らに他の実施例を示し、前方が開放する略V字状の2組
の接続部材34,34を設け、これら各組の接続部材3
4にはその前後両端に取付け片34a,34bを偏平化
加工し、これら各組の接続部材34,34を車幅方向に
離間させて、フロントクロスメンバ5の下面とサブフレ
ーム6の主体部6aとに取付け、前述のブラケット35
を省略したものである。
【0047】このように2組の接続部材34,34を用
いても、ボルト36による取付け部相互間にはスパンが
形成されるので、サブフレーム6の支持剛性向上を達成
することができる。
【0048】なお、図16、図17に示す実施例におい
ても、その他の構成、作用、効果については、先の実施
例とほぼ同様であるから、図16、図17において前図
と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を
省略する。
【0049】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明のフロントフレームは、実施例のフ
ロントサイドフレーム1に対応し、以下同様に、クロス
メンバは、フロントクロスメンバ5に対応するも、この
発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものでは
ない。
【0050】例えば、上記各実施例においてはトランス
バースメンバ16を用いたが、このトランスバースメン
バ16は省略してもよい。
【0051】
【発明の効果】この発明のよれば、車両の前後方向に平
行に延びるフロントフレームを設け、このフロントフレ
ームの前端から後へ離間した位置に、フロントフレーム
間を接続するクロスメンバを設け、フロントフレームに
サスペンション支持用のサブフレームを取付けると共
に、このサブフレームとクロスメンバとを前後方向に接
続する接続部材を設けたので、フロントフレームとエン
ジンルームレイアウトを両立しつつ、サブフレームの車
体への支持剛性向上を図ることができ、かつサブフレー
ムの前後、左右方向の剛性向上を図ることができる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の車両の前部車体構造を示す平面図。
【図2】 図1の要部側面図。
【図3】 図1の要部正面図。
【図4】 サブフレームの平面図。
【図5】 サブフレームの側面図。
【図6】 サブフレームの正面図。
【図7】 トランスバースメンバの平面図。
【図8】 トランスバースメンバの側面図。
【図9】 トランスバースメンバの正面図。
【図10】 サブフレームおよびトランスバースメンバ
の車体への取付け構造を示す断面図。
【図11】 ブラケットの斜視図。
【図12】 車両の前部車体構造の他の実施例を示す平
面図。
【図13】 図12の要部正面図。
【図14】 車両の前部車体構造のさらに他の実施例を
示す平面図。
【図15】 図14の要部正面図。
【図16】 車両の前部車体構造のさらに他の実施例を
示す平面図。
【図17】 図16の要部正面図。
【符号の説明】
1…フロントサイドフレーム(フロントフレーム) 5…フロントクロスメンバ(クロスメンバ) 6…サブフレーム 7…フロントサスペンション 34…接続部材 37…接続部材 38,39…パイプ部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小田 昌司 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 Fターム(参考) 3D003 AA01 BB02 CA09 CA59 DA03 DA29

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フロントサスペンションを車体に支持する
    サブフレームを備えた車両の前部車体構造であって、車
    体の前部には所定間隔を隔てて車両前後方向に平行に延
    びるフロントフレームが設けられ、上記フロントフレー
    ムの前端から後方へ所定距離離間した位置にはフロント
    フレーム相互を接続するクロスメンバが設けられ、上記
    フロントフレームに上記サブフレームが取付けられ、上
    記サブフレームと上記クロスメンバとを前後方向に接続
    する接続部材が設けられた車両の前部車体構造。
  2. 【請求項2】上記クロスメンバはサブフレームの直前部
    において左右一対のフロントフレーム間に車幅方向に張
    架された請求項1記載の車両の前部車体構造。
  3. 【請求項3】上記接続部材はV字状またはU字状に形成
    され、一端側頂部がクロスメンバに、他端側が車幅方向
    に離反してサブフレームに取付けられた請求項1または
    2記載の車両の前部車体構造。
  4. 【請求項4】上記接続部材は一体のパイプ部材にて構成
    された請求項3記載の車両の前部車体構造。
  5. 【請求項5】上記接続部材は2本のパイプ部材から構成
    された請求項3記載の車両の前部車体構造。
  6. 【請求項6】上記接続部材はX字状に形成され、該X字
    状の前後の各部がそれぞれ車幅方向に離反してクロスメ
    ンバおよびサブフレームに取付けられた請求項1または
    2記載の車両の前部車体構造。
JP2001320058A 2001-10-18 2001-10-18 車両の前部車体構造 Pending JP2003118631A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001320058A JP2003118631A (ja) 2001-10-18 2001-10-18 車両の前部車体構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001320058A JP2003118631A (ja) 2001-10-18 2001-10-18 車両の前部車体構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003118631A true JP2003118631A (ja) 2003-04-23

Family

ID=19137501

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001320058A Pending JP2003118631A (ja) 2001-10-18 2001-10-18 車両の前部車体構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003118631A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005205981A (ja) * 2004-01-21 2005-08-04 Nissan Motor Co Ltd サブフレームの取付構造
CN107600183A (zh) * 2017-10-31 2018-01-19 苏州紫荆清远新能源汽车技术有限公司 一种副车架、副车架总成及汽车
CN112319613A (zh) * 2020-07-15 2021-02-05 苏州同捷汽车工程技术股份有限公司 一种副车架安装支架结构

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005205981A (ja) * 2004-01-21 2005-08-04 Nissan Motor Co Ltd サブフレームの取付構造
CN107600183A (zh) * 2017-10-31 2018-01-19 苏州紫荆清远新能源汽车技术有限公司 一种副车架、副车架总成及汽车
CN112319613A (zh) * 2020-07-15 2021-02-05 苏州同捷汽车工程技术股份有限公司 一种副车架安装支架结构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108349539B (zh) 前副车架结构
WO2017065086A1 (ja) 車両の側部車体構造
JP5974475B2 (ja) 自動車のフロントサブフレーム構造
JP4774976B2 (ja) 車両の後部車体構造
CN108349536B (zh) 后副车架结构
US5472259A (en) Rear underbody structure
CN110949524B (zh) 车体前部结构
JP2010228728A (ja) トレーリングアーム式サスペンション
CN110949523A (zh) 车体前部结构
US10647356B2 (en) Rear subframe structure
JP5353372B2 (ja) 車両の後部車体構造
KR102359711B1 (ko) 차량용 서브프레임 장치
JP5942811B2 (ja) 車両の下部構造
JP2020164092A (ja) トーションビーム式サスペンション
JP4044803B2 (ja) 車両のスタビライザ取付構造
JP4174884B2 (ja) 自動車の前部車体構造
JP3975570B2 (ja) 車両のサスペンション支持構造
JP2557897B2 (ja) 自動車のサスペンションタワ−補強構造
JP4069605B2 (ja) 車両の下部車体構造
US20230070828A1 (en) Lower vehicle-body structure of vehicle
JP6048682B2 (ja) 車両の前部車体構造
JP2003118631A (ja) 車両の前部車体構造
JP3994515B2 (ja) ノンステップバスのフロア構造
CN110949513A (zh) 车体前部结构
US11787474B2 (en) Vehicle suspension tower structure