JP2003117163A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2003117163A
JP2003117163A JP2001318687A JP2001318687A JP2003117163A JP 2003117163 A JP2003117163 A JP 2003117163A JP 2001318687 A JP2001318687 A JP 2001318687A JP 2001318687 A JP2001318687 A JP 2001318687A JP 2003117163 A JP2003117163 A JP 2003117163A
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武彦 神山
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仁 吉島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技興趣の高い遊技球の動向の演出表示を行
うこと。 【解決手段】 パチンコ機1は、大入賞口22に入賞し
た後の遊技球の動向を液晶表示装置23によって演出表
示し、確率変動に移行するか否かの抽選結果を示す特別
遊技球を含む遊技球のVゾーン23aへの入賞の演出表
示を行う。したがって、遊技者に対し、大入賞口22へ
の入賞後の遊技球の動向を演出表示することができるた
め、大当たりにおける大入賞口22の開放動作中も、液
晶表示装置23によって遊技者を楽しませることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入賞口への入賞を
契機とする抽選に応じた演出表示を行うパチンコ機等の
遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ機等の遊技機において、
遊技盤面に液晶表示装置等の表示装置を設け、遊技球の
動向を表示装置によって演出表示する遊技機が知られて
いる。例えば、特開平5−192432号公報には、遊
技盤面全体を液晶表示装置によって構成し、遊技球の動
向を終始演出表示することにより、騒音を発することな
く遊技を行える遊技機に関する技術が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、遊技球
の動向を終始演出表示する場合、遊技球が転動する物理
的な動作が一切行われない等、パチンコ機等の遊技機が
持つ遊技の面白さを十分に発揮させることが困難であっ
た。本発明の課題は、遊技興趣の高い遊技球の動向の演
出表示を行うことである。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、入賞口への入賞を契機とす
る抽選に応じた演出表示を行う遊技機であって、前記抽
選結果に応じて、所定入賞口(例えば、図1の大入賞口
22)に入賞した遊技球の動向に関する所定の演出表示
(例えば、図4に示す「パンクあり演出」あるいは「パ
ンク無し演出」)を行う表示装置(例えば、図1の液晶
表示装置23)を備え、該表示装置が演出表示する遊技
球の中に、遊技者の利益に関連する所定の遊技状態に移
行するか否かを示す特別遊技球(例えば、図5の「特別
遊技球」)を少なくとも1つ含み、該特別遊技球を他の
遊技球と識別して表示(例えば、色あるいは大きさを異
ならせる、点滅させる等)することを特徴としている。
【0005】請求項2記載の発明は、請求項1記載の遊
技機であって、前記表示装置は、画面に入賞口の図柄
(例えば、図4のVゾーン23a)を表示し、演出表示
する遊技球の一部を該入賞口の図柄に入賞させる演出表
示を行うことを特徴としている。
【0006】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の遊技機であって、前記表示装置は、遊技盤面にお
いて前記所定入賞口の下方に備えられ、前記所定入賞口
に入賞した遊技球の動きと連続するように遊技球の動向
を演出表示することを特徴としている。
【0007】請求項4記載の発明は、請求項1〜3のい
ずれかに記載の遊技機であって、大当たりが発生する確
率を変動させるか否かの確率変動抽選を行い、該確率変
動抽選の結果に応じて、前記入賞口の図柄に前記特別遊
技球を入賞させる演出表示を行うか否かを決定すること
を特徴としている。
【0008】請求項5記載の発明は、請求項1〜4のい
ずれかに記載の遊技機であって、大当たりのラウンドを
継続させるか否かに関する継続抽選を行い、該継続抽選
の結果に応じて、前記入賞口の図柄に遊技球を入賞させ
る演出表示を行うか否かを決定することを特徴としてい
る。
【0009】請求項6記載の発明は、請求項1〜5のい
ずれかに記載の遊技機であって、前記所定入賞口は、大
当たりが発生した場合に開閉される大入賞口であること
を特徴としている。本発明によれば、所定入賞口に入賞
した後の遊技球の動向を表示装置によって演出表示し、
さらに、表示装置によって演出表示される遊技球には、
特別遊技球が含まれる。
【0010】したがって、従来、入賞口に入賞した遊技
球の動向を遊技者は把握できないものであったが、遊技
者に対し、入賞口に入賞した遊技球の動向を演出表示す
ることが可能となる上、大当たりの発生による所定入賞
口の開放動作中といった場合にも、遊技者は、表示装置
によって行われる演出表示に注目することとなり、遊技
の興趣性をより高めることができる。
【0011】また、表示装置には、大当たりのラウンド
が継続するか否かに関連する入賞口の図柄が表示され、
所定抽選結果に応じて、遊技者に対し、入賞口の図柄に
遊技球が入賞する演出表示が行われる。したがって、従
来の遊技機は、大入賞口内部に設けられた、大当たりの
ラウンドが継続するための所定入賞口に入賞したか否か
の結果(パンクするか否か)のみを把握できるものであ
ったが、本発明に係る遊技機においては、遊技者に対
し、所定入賞口への入賞後の遊技球の動向、具体的に
は、遊技球が入賞口の図柄に入賞するか否かを演出表示
することができる。そのため、大当たりにおける所定入
賞口の開放動作中等にも、表示装置による演出表示によ
って遊技者を楽しませることができる。
【0012】さらに、本発明に係る遊技機において、入
賞口の図柄に入賞するか否かは、遊技機が行う抽選によ
って決定されるため、大入賞口内部に機械的な入賞口を
設け、その入賞口への入賞を釘によって調整する場合に
比べ、入賞率を調整するための釘調整が不要となる。さ
らに、大入賞口内に入賞口(ゲートやスイッチ等)を設
ける必要がなくなり、遊技機の構成の簡素化を図ること
ができる。
【0013】また、本発明に係る遊技機は、機械的な遊
技から電子的な表示装置による演出表示に移行するた
め、その組み合わせを利用して、遊技性を向上させる種
々の態様を実現することができる。また、遊技機機の機
械的動作は、トラブルを発生し易いが、本発明に係る遊
技機においては、機械的動作におけるトラブルによって
エラーが発生する事態を減少させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明に係る
遊技機の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明
を適用したパチンコ機1の遊技盤面10の概略構成を示
す図である。図1において、不図示の発射機構から発射
された遊技球は、ガイドレール11に案内されて、遊技
盤面10内の上方に放出される。そして、遊技球は、風
車12〜15および釘等に接触して移動方向を変化され
ながら、一部は、入賞口16〜19あるいは始動口20
に入る。一方、入賞口16〜19あるいは始動口20に
入らなかった遊技球は、遊技盤面10下部に設けられた
アウト口21に入る。
【0015】また、入賞口16〜19に遊技球が入った
場合、所定数の賞球が払い戻され、始動口20に遊技球
が入った場合、所定数の賞球が払い戻された上、大当た
りの抽選が行われる。さらに、大当たりの抽選の結果が
大当たりである場合、大入賞口22が所定条件に従って
開放され、大入賞口22に入賞した遊技球の動向が、液
晶表示装置23によって演出表示される。
【0016】ここで、液晶表示装置23は、始動口20
への遊技球の入賞を契機として行われる抽選結果を演出
表示する他、大入賞口22に入賞した遊技球が大当たり
の継続のためのVゾーン23aに入賞するか否かの演出
表示を行う。なお、大入賞口22は、液晶表示装置23
の直上に設けられ、大入賞口22に遊技球が入賞した後
の動向を連続して演出表示することが可能である。
【0017】次に、上述のパチンコ機1を制御する制御
系統について説明する。図2は、パチンコ機1の制御系
統を示すブロック図である。図2において、パチンコ機
1は、制御部(Central Processing Unit)100への
信号の入力を制御する入力ポート104を含んで構成さ
れている。この入力ポート104には、特別図柄始動ス
イッチ101、普通図柄始動スイッチ102およびカウ
ントスイッチ103からの各種の信号が入力されてい
る。そして、これらの各信号が入力ポート104を介し
て制御部100に入力されることとなる。
【0018】なお、制御部100は、ROM(Read Onl
y Memory)116とRAM(RandomAccess Memory)1
17とを含んで構成されている。このROM116に
は、入賞後演出表示処理(後術)のためのプログラムお
よびパチンコ機1の制御に関する種々のプログラムが記
憶されている。また、パチンコ機1は、制御部100か
らの出力信号を入力とし、それらの信号をパチンコ機1
内の各部に伝達する出力ポート105を含んで構成され
ている。この出力ポート105から出力される信号は、
特別図柄表示装置106、表示灯制御装置107、音声
制御装置108、普通図柄表示装置109、普通電動役
物用ソレノイド110、大入賞口用ソレノイド111、
賞球装置112および発射装置113等に伝達される。
【0019】なお、制御部100およびリセット回路1
14は、電源回路115によって電源が供給されてお
り、また、制御部100は、リセット回路114によっ
てリセットされる。次に、パチンコ機1の動作について
説明する。図3は、パチンコ機1の制御部100が実行
する入賞後演出処理を示すフローチャートである。入賞
後演出処理は、大当たりが発生し、大入賞口22に遊技
球が入賞した場合に開始される。
【0020】図3において、入賞後演出処理が開始され
ると、制御部100は、大当たりにおける現在のラウン
ド数を示す変数“R”をR=0に設定し(ステップS
1)、液晶表示装置23における大当たりの演出表示を
開始する(ステップS2)。次に、制御部100は、大
入賞口22を開放し(ステップS3)、大入賞口22内
に設けられたカウントスイッチ103が遊技球の通過を
検出したか否かの判定を行う(ステップS4)。
【0021】ステップS4において、カウントスイッチ
103が遊技球の通過を検出していないと判定した場
合、制御部100は、ステップS4の処理を繰り返し、
カウントスイッチ103が遊技球の通過を検出したと判
定した場合、制御部100は、0〜255の範囲でパン
ク判定用乱数を取得し(ステップS5)、取得したパン
ク判定用乱数が、パンクとなることを示す254以上で
あるか否かの判定を行う(ステップS6)。
【0022】ここで、パンクとは、大入賞口22の開放
中に、大当たりのラウンドが継続する動作が行われない
ことにより、最大で16回繰り返される大当たりのラウ
ンドが、途中で終了する場合を言う。なお、従来のパチ
ンコ機では、大入賞口22内に、大当たりのラウンドを
継続するための継続スイッチを備えた入賞口、即ち、V
ゾーンが設けられており、大入賞口22の開放中に遊技
球がVゾーンに入賞した場合には大当たりのラウンドが
継続される。一方、本発明においては、Vゾーンを機械
的な構成として設けずに、パンクとなるか否かを乱数に
より抽選し、抽選結果に応じて、液晶表示装置23に表
示したVゾーン23aに遊技球が入賞したり、入賞しな
かったりする演出表示を行うものである。
【0023】ステップS6において、取得したパンク判
定用乱数が、パンクとなることを示す254以上である
と判定した場合、制御部100は、パンクとなる場合の
演出表示(以下、「パンクあり演出」と言う。)を行い
(ステップS7)、パンクとなることを示すフラグ(以
下、「パンクありフラグ」と言う。)をセットする(ス
テップS8)。そして、制御部100は、ステップS1
0の処理に移行する。
【0024】また、ステップS6において、取得したパ
ンク判定用乱数が、パンクとなることを示す254以上
でないと判定した場合、制御部100は、パンクとなら
ない場合の演出表示(以下、「パンク無し演出」と言
う。)を行い(ステップS9)、カウントスイッチ10
3が上限値(10個)をカウントしたか否かの判定を行
う(ステップS10)。
【0025】ステップS10において、カウントスイッ
チ103が上限値をカウントしていないと判定した場
合、制御部100は、大入賞口22の1回当たりの最大
開放時間である30秒を経過したか否かの判定を行い
(ステップS11)、大入賞口22の1回当たりの最大
開放時間である30秒を経過していないと判定した場
合、ステップS4に処理に移行する。
【0026】ステップS10において、カウントスイッ
チ103が上限値をカウントしたと判定した場合、およ
びステップS11において、大入賞口22の1回当たり
の最大開放時間である30秒を経過したと判定した場
合、制御部100は、パンクありフラグがセットされて
いるか否かの判定を行い(ステップS12)、パンクあ
りフラグがセットされていると判定した場合、入賞後演
出処理を終了する。
【0027】ステップS12において、パンクありフラ
グがセットされていないと判定した場合、制御部100
は、ラウンド数を示す変数“R”を“1”加算(R=R
+1)し(ステップS13)、“R”の値が“16”で
あるか否かの判定を行う(ステップS14)。ステップ
S14において、“R”の値が“16”でないと判定し
た場合、制御部100は、ステップS3の処理に移行
し、“R”の値が“16”であると判定した場合、入賞
後演出処理を終了する。
【0028】ここで、ステップS9で行われるパンク無
し演出およびステップS7で行われるパンクあり演出に
ついて説明する。これらの演出表示は、大入賞口22に
入賞した遊技球の入賞後の動向を液晶表示装置23によ
って演出表示するものである。図4は、パンクあり演出
あるいはパンク無し演出の演出態様を示す図である。図
4において、液晶表示装置23の画面内にVゾーン23
aが表示され、そのVゾーン23aに画面に表示された
遊技球が入賞するか否かの演出表示が行われる。そし
て、パンクあり演出の場合、画面に表示された遊技球が
Vゾーン23aに入賞しない演出表示が行われ、パンク
無し演出の場合、画面に表示された遊技球がVゾーン2
3aに入賞する演出表示が行われる。
【0029】さらに、これらの演出表示において、表示
される遊技球の中に、他の遊技球と異なる色の遊技球
(以下、「特別遊技球」と言う。)が表示される。図5
は、他の遊技球と特別遊技球が表示された状態を示す図
である。図5において、特別遊技球は、入賞後演出処理
の開始に先立って、始動口20に遊技球が入賞した際に
行われる大当たりの確率変動の抽選結果を表示するため
の遊技球である。そして、確率変動の抽選結果が、確率
変動に移行するものである場合、特別遊技球が、Vゾー
ン23aに入賞する演出表示が行われ、確率変動に移行
しないものである場合、特別遊技球がVゾーン23aに
入賞しない演出表示が行われる。
【0030】これによって、確率変動に移行するか否か
の抽選結果を興趣性の高い演出方法で遊技者に知らせる
ことができる。なお、図3に示す入賞後演出処理は、大
入賞口22のカウントスイッチ103を遊技球が通過す
る毎に、パンク判定用乱数を取得し、パンクに移行する
か否かを決定するものであるが、各ラウンドの最後の1
球(10個目)がカウントスイッチ103を通過した場
合にのみ、パンク判定用乱数を取得し、パンクに移行す
るか否かを決定することとしてもよい。
【0031】図6は、この場合の入賞後演出処理を示す
フローチャートである。以下、図6に示す入賞後演出処
理について、図3に示す入賞後演出処理と異なる部分を
中心に説明する。図6において、ステップS101〜ス
テップS104の処理は、図3におけるステップS1〜
ステップS4の処理と同様である。
【0032】ステップS104において、カウントスイ
ッチ103が遊技球の通過を検出したと判定した場合、
制御部100は、カウントスイッチ103が上限値をカ
ウントしたか否かの判定を行う(ステップS105)。
ステップS105において、カウントスイッチ103が
上限値をカウントしていないと判定した場合、制御部1
00は、パンクあり演出を行い(ステップS106)、
大入賞口22の1回当たりの最大開放時間である30秒
を経過したか否かの判定を行う(ステップS107)。
【0033】ステップS107において、大入賞口22
の1回当たりの最大開放時間である30秒を経過してい
ないと判定した場合、制御部100は、ステップS10
4の処理に移行し、大入賞口22の1回当たりの最大開
放時間である30秒を経過したと判定した場合、制御部
100は、ステップS108の処理に移行する。また、
ステップS105において、カウントスイッチ103が
上限値をカウントしたと判定した場合、制御部100
は、ステップS108の処理に移行する。
【0034】なお、図6において、ステップS108〜
ステップS111の処理は、図3におけるステップS5
〜ステップS9の処理と同様である。そして、ステップ
S111の後、ステップS112の処理に移行する。こ
のステップS112の処理は、図3におけるステップS
13の処理と同様である。また、ステップS110の処
理の後、制御部100は、入賞後演出処理を終了する。
【0035】以上のように、本発明を適用したパチンコ
機1は、大入賞口22に入賞した後の遊技球の動向を液
晶表示装置23によって演出表示し、Vゾーン23aへ
の遊技球の入賞の演出表示を行う。したがって、従来、
大入賞口に入賞した遊技球の動向を遊技者は把握でき
ず、Vゾーンに入賞したか否かの結果(パンクするか否
か)のみを把握できるものであったが、パチンコ機1に
おいては、遊技者に対し、大入賞口22への入賞後の遊
技球の動向、具体的には、遊技球がVゾーン23aに入
賞するか否かを演出表示することができるため、大当た
りにおける大入賞口22の開放動作中も、液晶表示装置
23によって遊技者を楽しませることができる。
【0036】また、入賞後演出処理において、確率変動
に移行するか否かの抽選結果を示す特別遊技球がVゾー
ン23aに入賞するか否かが演出表示されるため、遊技
者は、大入賞口22の開放動作中も液晶表示装置23に
よって行われる演出表示に注目することとなり、遊技の
興趣性をより高めることができる。さらに、パチンコ機
1において、パンクに移行するか否かは、制御部100
が行う抽選によって決定されるため、Vゾーンへの入賞
を調整するための釘調整が不要となる上、大入賞口22
内にVゾーンを設ける必要がなくなり、遊技機の構成の
簡素化を図ることができる。
【0037】また、パチンコ機1は、機械的な遊技から
電子的な液晶表示装置23による演出表示に移行するた
め、その組み合わせを利用して、遊技性を向上させる種
々の態様を実現することができる。また、パチンコ機の
機械的動作は、トラブルを発生し易いが、パチンコ機1
においては、機械的動作におけるトラブルによってエラ
ーが発生する事態を減少させることができる。
【0038】なお、本実施の形態において、特別遊技球
は、確率変動に移行するか否かを演出表示するために用
いることとして説明したが、変動時間短縮制御の決定
等、その他の遊技者に有利な状態に移行するか否かを演
出表示することに用いることが可能である。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、所定入賞口に入賞した
後の遊技球の動向を表示装置によって演出表示し、さら
に、表示装置によって演出表示される遊技球には、特別
遊技球が含まれる。したがって、従来、入賞口に入賞し
た遊技球の動向を遊技者は把握できないものであった
が、遊技者に対し、入賞口に入賞した遊技球の動向を演
出表示することが可能となる上、大当たりの発生による
所定入賞口の開放動作中といった場合にも、遊技者は、
表示装置によって行われる演出表示に注目することとな
り、遊技の興趣性をより高めることができる。
【0040】また、表示装置には、大当たりのラウンド
が継続するか否かに関連する入賞口の図柄が表示され、
所定抽選結果に応じて、遊技者に対し、入賞口の図柄に
遊技球が入賞する演出表示が行われる。したがって、従
来の遊技機は、大入賞口内部に設けられた、大当たりの
ラウンドが継続するための所定入賞口に入賞したか否か
の結果(パンクするか否か)のみを把握できるものであ
ったが、本発明に係る遊技機においては、遊技者に対
し、所定入賞口への入賞後の遊技球の動向、具体的に
は、遊技球が入賞口の図柄に入賞するか否かを演出表示
することができる。そのため、大当たりにおける所定入
賞口の開放動作中等にも、表示装置による演出表示によ
って遊技者を楽しませることができる。
【0041】さらに、本発明に係る遊技機において、入
賞口の図柄に入賞するか否かは、遊技機が行う抽選によ
って決定されるため、大入賞口内部に機械的な入賞口を
設け、その入賞口への入賞を釘によって調整する場合に
比べ、入賞率を調整するための釘調整が不要となる。さ
らに、大入賞口内に入賞口(ゲートやスイッチ等)を設
ける必要がなくなり、遊技機の構成の簡素化を図ること
ができる。
【0042】また、本発明に係る遊技機は、機械的な遊
技から電子的な表示装置による演出表示に移行するた
め、その組み合わせを利用して、遊技性を向上させる種
々の態様を実現することができる。また、遊技機機の機
械的動作は、トラブルを発生し易いが、本発明に係る遊
技機においては、機械的動作におけるトラブルによって
エラーが発生する事態を減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したパチンコ機1の遊技盤面10
の概略構成を示す図である。
【図2】パチンコ機1の制御系統を示すブロック図であ
る。
【図3】パチンコ機1の制御部100が実行する入賞後
演出処理を示すフローチャートである。
【図4】パンクあり演出あるいはパンク無し演出の演出
態様を示す図である。
【図5】他の遊技球と特別遊技球が表示された状態を示
す図である。
【図6】各ラウンドの最後の1球(10個目)がカウン
トスイッチ103を通過した場合にのみ、パンク判定用
乱数を取得し、パンクに移行するか否かを決定する場合
の入賞後演出処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 パチンコ機 10 遊技盤面 11 ガイドレール 12〜15 風車 16〜19 入賞口 20 始動口 21 アウト口 22 大入賞口 23 液晶表示装置 23a Vゾーン 100 制御部 101 特別図柄始動スイッチ 102 普通図柄始動スイッチ 103 カウントスイッチ 104 入力ポート 105 出力ポート 106 特別図柄表示装置 107 表示灯制御装置 108 音声制御装置 109 普通図柄表示装置 110 普通電動役物用ソレノイド 111 大入賞口用ソレノイド 112 賞球装置 113 発射装置 114 リセット回路 115 電源回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉島 仁 群馬県桐生市広沢町二丁目3014番地の8 株式会社平和内 (72)発明者 福島 浩二 群馬県桐生市広沢町二丁目3014番地の8 株式会社平和内 Fターム(参考) 2C088 AA33 AA35 AA36 AA37 AA39 AA42 EB14

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入賞口への入賞を契機とする抽選に応じ
    た演出表示を行う遊技機であって、 前記抽選結果に応じて、所定入賞口に入賞した遊技球の
    動向に関する所定の演出表示を行う表示装置を備え、 該表示装置が演出表示する遊技球の中に、遊技者の利益
    に関連する所定の遊技状態に移行するか否かを示す特別
    遊技球を少なくとも1つ含み、該特別遊技球を他の遊技
    球と識別して表示することを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記表示装置は、画面に入賞口の図柄を
    表示し、演出表示する遊技球の一部を該入賞口の図柄に
    入賞させる演出表示を行うことを特徴とする請求項1記
    載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記表示装置は、遊技盤面において前記
    所定入賞口の下方に備えられ、前記所定入賞口に入賞し
    た遊技球の動きと連続するように遊技球の動向を演出表
    示することを特徴とする請求項1または2記載の遊技
    機。
  4. 【請求項4】 大当たりが発生する確率を変動させるか
    否かの確率変動抽選を行い、該確率変動抽選の結果に応
    じて、前記入賞口の図柄に前記特別遊技球を入賞させる
    演出表示を行うか否かを決定することを特徴とする請求
    項1〜3のいずれかに記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 大当たりのラウンドを継続させるか否か
    に関する継続抽選を行い、該継続抽選の結果に応じて、
    前記入賞口の図柄に遊技球を入賞させる演出表示を行う
    か否かを決定することを特徴とする請求項1〜4のいず
    れかに記載の遊技機。
  6. 【請求項6】 前記所定入賞口は、大当たりが発生した
    場合に開閉される大入賞口であることを特徴とする請求
    項1〜5のいずれかに記載の遊技機。
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