JP2003112541A - 車両の変速制御装置 - Google Patents

車両の変速制御装置

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JP2003112541A JP2001310176A JP2001310176A JP2003112541A JP 2003112541 A JP2003112541 A JP 2003112541A JP 2001310176 A JP2001310176 A JP 2001310176A JP 2001310176 A JP2001310176 A JP 2001310176A JP 2003112541 A JP2003112541 A JP 2003112541A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダブルクラッチ変速における変速時間を短く
できる変速制御装置を提供する。 【解決手段】 ダブルクラッチ変速において、一度目の
自動クラッチの切断で、その自動クラッチを制御するク
ラッチアクチュエータを、駆動力が伝達されない範囲に
おいて駆動力が伝達され始める点に可及的に近くなる点
までしか移動させないようにする。そして、それに続く
自動クラッチの係合では、クラッチアクチュエータを必
要最低限の係合トルクが得られる点までしか移動させな
いようにする。さらに、それに続く自動クラッチの再度
の切断でも、クラッチアクチュエータを完全切断点まで
しか移動させないようにする。このようにすれば、クラ
ッチアクチュエータの移動量が少なくなるので、変速時
間が短くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の変速制御装
置に係り、特に、いわゆるダブルクラッチと呼ばれる変
速制御を行う変速制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】常時噛合式の自動変速機と、その自動変
速機と原動機との間に配設されて、移動量が電気的に制
御されることにより動力を伝達または遮断する自動クラ
ッチとを備えた車両が知られている。このような車両に
おいては、変速比が小さい変速段(ギヤ段)から変速比
が大きい変速段へ変速段が変更される、いわゆるダウン
シフトの場合など、変速に際し自動変速機の入力軸また
は出力軸上で空転するギヤの回転速度を増加させる必要
がある場合には、ダブルクラッチと呼ばれる変速制御が
行われることがある。たとえば、特開平11−2917
95号公報に記載された自動変速制御方法は、上記ダブ
ルクラッチと呼ばれる変速制御方法である。
【0003】上記ダブルクラッチと呼ばれる変速方法と
は、具体的には、まず自動クラッチを切断し、次いで、
自動変速機を中立状態とし、自動変速機を中立状態とし
た状態で自動クラッチを係合させ、その自動クラッチの
係合と前後して原動機の回転速度を増加させることによ
り、自動変速機の入力軸または出力軸上で空転している
所定の変速ギヤの回転速度を変速時の車速に基づいて定
まる所定の回転速度範囲まで増加させ、次いで、自動ク
ラッチを切断して自動変速機の所定の変速段を成立さ
せ、その後、自動クラッチを係合させる方法である。
【0004】上記ダブルクラッチを実施すると、自動変
速機が一旦中立状態とされている間に、変速に際し連結
される同期噛合装置のクラッチハブスリーブと変速ギヤ
とが同期させられ、その後、所定の変速段が成立させら
れるので、滑らかな変速が可能となり、且つ、同期噛合
装置の仕事量を大幅に低減することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記公報に記
載された自動変速制御方法では、ダブルクラッチの変速
方法を実施する際の自動クラッチの制御量について考慮
がされていない。そのため、変速時間が十分に短くでき
ていないという問題がある。
【0006】本発明は以上の事情を背景として為された
もので、その目的とするところは、ダブルクラッチ変速
における変速時間を短くできる変速制御装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための第1手段】かかる目的を達成す
るための第1発明の要旨とするところは、常時噛合式の
自動変速機と原動機との間に配設されてクラッチアクチ
ュエータにより動力を伝達または遮断する自動クラッチ
を有する車両において、前記自動変速機の変速を判定す
る変速判定手段と、その変速判定手段により所定の変速
が判定されたことに基づいて、前記自動クラッチを切断
した後、前記自動変速機を中立にし且つ前記自動クラッ
チを係合させた状態で前記原動機の回転速度を増加させ
ることにより、その自動変速機の入力軸の回転速度を予
め増加させ、次いで、その自動クラッチを切断してその
自動変速機の所定の変速段を成立させ、その後、その自
動クラッチを係合させるダブルクラッチ変速制御手段と
を備えた車両の変速制御装置であって、前記ダブルクラ
ッチ変速制御手段による前記自動クラッチの切断時に、
前記クラッチアクチュエータを完全切断点まで移動させ
ないことにある。
【0008】
【第1発明の効果】このようにすれば、自動クラッチを
切断するためにクラッチアクチュエータを完全切断点ま
で移動させる場合に比較して、自動クラッチを切断する
際のクラッチアクチュエータの移動量が少なくなるの
で、変速時間が短くなる。
【0009】
【発明の他の態様】ここで、好ましくは、前記ダブルク
ラッチ制御手段による前記自動クラッチの切断時に、前
記クラッチアクチュエータを、駆動力が伝達されない範
囲において駆動力が伝達され始める点に可及的に近くな
る点まで移動させるようにする。このようにすれば、前
記自動クラッチの切断に要する時間が最も短くなる。
【0010】
【課題を解決するための第2手段】また、前記目的を達
成するための第2発明の要旨とするところは、常時噛合
式の自動変速機と原動機との間に配設されてクラッチア
クチュエータにより動力を伝達または遮断する自動クラ
ッチを有する車両において、前記自動変速機の変速を判
定する変速判定手段と、その変速判定手段により所定の
変速が判定されたことに基づいて、前記自動クラッチを
切断した後、前記自動変速機を中立にし且つ前記自動ク
ラッチを係合させた状態で前記原動機の回転速度を増加
させることにより、その自動変速機の入力軸の回転速度
を予め増加させ、次いで、その自動クラッチを切断して
その自動変速機の所定の変速段を成立させ、その後、そ
の自動クラッチを係合させるダブルクラッチ変速制御手
段とを備えた車両の変速制御装置であって、前記ダブル
クラッチ変速制御手段による前記自動クラッチの一回目
の係合時に、前記クラッチアクチュエータを完全係合点
まで移動させないことにある。
【0011】
【第2発明の効果】このようにすれば、自動クラッチを
係合させるためにクラッチアクチュエータを完全係合点
まで移動させる場合に比較して、自動クラッチを係合さ
せる際のクラッチアクチュエータの移動量が少なくなる
ので、変速時間が短くなる。
【0012】
【発明の好適な実施の形態】以下、本発明の実施例を図
面を参照しつつ詳細に説明する。図1は、本発明が適用
された変速制御装置を備えた車両の駆動装置10の概略
構成を説明する骨子図で、FF(フロントエンジン・フ
ロントドライブ)車両用のものであり、原動機として機
能するエンジン12、自動クラッチ14、自動変速機1
6、差動歯車装置18を備えている。自動クラッチ14
は、例えば乾式単板式の摩擦クラッチで、図2に示す構
成を有する。すなわち、自動クラッチ14は、エンジン
12のクランクシャフト20に取り付けられたフライホ
イール22、クラッチ出力軸24に配設されたクラッチ
ディスク26、クラッチハウジング28に配設されたプ
レッシャプレート30、プレッシャプレート30をフラ
イホイール22側へ付勢することによりクラッチディス
ク26を挟圧して動力伝達するダイヤフラムスプリング
32、クラッチアクチュエータとして機能するクラッチ
レリーズシリンダ34、そのクラッチレリーズシリンダ
34によりレリーズフォーク36を介して図の左方向へ
移動させられることにより、ダイヤフラムスプリング3
2の内端部を図の左方向へ変位させてクラッチを解放
(遮断)するレリーズスリーブ38を有して構成されて
いる。
【0013】上記クラッチレリーズシリンダ34は、図
3に示す油圧回路90によって油圧が供給されるように
なっている。油圧回路90は、リザーバ92から作動油
を汲み上げて吐出する電動式の油圧ポンプ94、油圧ポ
ンプ94から吐出された作動油を蓄積するアキュムレー
タ96、クラッチレリーズシリンダ34に対する作動油
の供給、排出を切り換える3ポートリニアスプール式等
のクラッチソレノイドバルブ98を備えており、クラッ
チソレノイドバルブ98からクラッチレリーズシリンダ
34に作動油が供給されることによって自動クラッチ1
4は遮断され、クラッチレリーズシリンダ34の作動油
の流出が許容されると、自動クラッチ14のダイヤフラ
ムスプリング32の付勢力に従ってクラッチレリーズシ
リンダ34のピストンが押し返されるとともに、自動ク
ラッチ14が接続(係合)状態になる。なお、図3の1
06はリリーフ弁、108は逆止弁、110は作動油の
油圧POを検出する油圧センサである。
【0014】図1に戻って前記自動変速機16は、差動
歯車装置18と共に共通のハウジング40内に配設され
てトランスアクスルを構成しており、そのハウジング4
0内に所定量だけ充填された潤滑油に浸漬され、差動歯
車装置18と共に潤滑されるようになっている。自動変
速機16は、(a)平行な一対の入力軸42、出力軸44
間にギヤ比が異なる複数の変速ギヤ対46a〜46eが配
設されるとともに、それ等の変速ギヤ対46a〜46eに
対応して複数の同期噛合装置48a〜48eが設けられた
2軸噛合式の変速機構と、(b)それらの同期噛合装置4
8a〜48eの3つのクラッチハブスリーブ50a、50
b、50cの何れかを選択的に移動させて変速段を切り換
えるシフト・セレクトシャフト52とを備えており、前
進5段の変速段が成立させられるようになっている。な
お、上記クラッチハブスリーブ50bは同期噛合装置4
8bおよび48cに共通の部材であり、上記クラッチハブ
スリーブ50cは同期噛合装置48dおよび48eに共通
の部材である。入力軸42および出力軸44には、さら
に後進ギヤ対54が配設され、図示しないカウンタシャ
フトに配設された後進用アイドル歯車と噛み合わされる
ことにより後進変速段が成立させられるようになってい
る。なお、入力軸42は、スプライン嵌合55によって
前記自動クラッチ14のクラッチ出力軸24に連結され
ているとともに、出力軸44には出力歯車56が配設さ
れて差動歯車装置18のリングギヤ58と噛み合わされ
ている。
【0015】変速部材に相当するシフト・セレクトシャ
フト52は、軸心まわりの回動可能且つ軸方向の移動可
能に配設され、セレクトアクチュエータとして機能する
セレクトシリンダ76(図4参照)により軸心まわりの
3位置、すなわち前記クラッチハブスリーブ50cと係
合可能な第1セレクト位置、クラッチハブスリーブ50
bと係合可能な第2セレクト位置、およびクラッチハブ
スリーブ50aと係合可能な第3セレクト位置に位置決
めされる。また、シフトアクチュエータとして機能する
シフトシリンダ78(図4参照)により軸方向(シフト
方向)の3位置、すなわち同期噛合装置48a〜48eが
何れも噛み合わされず且つ後進変速段も成立しない中央
の中立位置(図1の状態;ニュートラル)と、その軸方
向における両側の第1シフト位置(図1の右側)および
第2シフト位置(図1の左側)とに位置決めされる。上
記セレクトシリンダ76およびシフトシリンダ78は変
速アクチュエータに相当し、それぞれセレクトソレノイ
ドバルブ102、シフトソレノイドバルブ104を介し
て前記図3の油圧回路90に接続され、油圧POの制御
や回路の切換えによって作動状態が制御される。
【0016】上記第1セレクト位置の第1シフト位置で
は、同期噛合装置48eが噛み合わされることにより変
速比e(=入力軸42の回転速度NIN/出力軸44の回
転速度NOUT )が最も大きい第1変速段が成立させら
れ、第1セレクト位置の第2シフト位置では、同期噛合
装置48dが噛み合わされることにより変速比eが2番目
に大きい第2変速段が成立させられる。第2セレクト位
置の第1シフト位置では、同期噛合装置48cが噛み合
わされることにより変速比eが3番目に大きい第3変速
段が成立させられ、第2セレクト位置の第2シフト位置
では、同期噛合装置48bが噛み合わされることにより
変速比eが4番目に大きい第4変速段が成立させられ
る。この第4変速段の変速比eは1である。第3セレク
ト位置の第1シフト位置では、同期噛合装置48aが噛
み合わされることにより変速比eが最も小さい第5変速
段が成立させられ、第3セレクト位置の第2シフト位置
では後進変速段が成立させられる。
【0017】前記差動歯車装置18は傘歯車式のもの
で、一対のサイドギヤ80R、80Lにはそれぞれドラ
イブシャフト82R、82Lがスプライン嵌合などによ
って連結され、左右の前輪(駆動輪)84R、84Lを
回転駆動する。
【0018】図4は、本実施例の駆動装置10の制御系
統を説明するブロック線図で、ECU(Electronic Con
trol Unit)114を備えている。ECU114は、マイ
クロコンピュータを含んで構成されており、RAMの一
時記憶機能を利用しつつROMに予め記憶されたプログ
ラムに従って信号処理を行う。ECU114には、イグ
ニッションスイッチ120、エンジン回転速度(NE
センサ122、車速(V)センサ124、スロットル弁
開度(θTH)センサ126、吸入空気量(Q)センサ1
28、吸入空気温(TA )センサ130、エンジン冷却
水温(TW )センサ132、レバーポジション(PL
センサ140、アクセル操作量(θACC)センサ14
2、ブレーキスイッチ144、入力軸回転速度(NIN
入力軸42の回転速度)センサ146、ギヤ位置
(PG )センサ148、クラッチストローク(SCL)セ
ンサ150、シフト位置センサ152、セレクト位置セ
ンサ154、油圧(PO )センサ110などが接続さ
れ、それぞれイグニッションスイッチ120の操作位
置、エンジン回転速度NE 、車速V(出力軸44の回転
速度NOU T に対応)、電子スロットル弁139の開度θ
TH、吸入空気量Q、吸入空気温(外気温)TA 、エンジ
ン冷却水温TW 、シフトレバーの操作位置であるレバー
ポジションPL 、アクセルペダルの操作量θACC 、フッ
トブレーキのON、OFF、入力軸回転速度NIN、自動
変速機16の変速段であるギヤ位置PG 、自動クラッチ
14のストローク量すなわちクラッチレリーズシリンダ
34のピストンの位置(以下、クラッチストロークとい
う)SCL、シフト・セレクトシャフト52のシフト位置
(以下、シフトストロークSSHという)、シフト・セレ
クトシャフト52のセレクト位置、前記油圧回路90の
油圧PO などを表す信号が供給されるようになってい
る。なお、シフト位置センサ152は、シフトストロー
ク検出手段として機能する。
【0019】そして、上記信号に従ってスタータ(電動
モータ)134を回転駆動してエンジン12を始動した
り、燃料噴射弁136の燃料噴射量や噴射時期を制御し
たり、イグナイタ138により点火プラグの点火時期を
制御したり、電動モータ等のスロットルアクチュエータ
により電子スロットル弁139の開度θTHを開閉制御し
たりして、エンジン12の出力状態を制御する。また、
前記油圧回路90の油圧ポンプ94、およびクラッチソ
レノイドバルブ98を制御することにより、クラッチス
トロークSCLを電気的に制御し、また、セレクトソレノ
イドバルブ102、シフトソレノイドバルブ104を切
換え制御することにより、セレクトシリンダ76および
シフトシリンダ78の作動状態を切り換えて自動変速機
16の変速制御を行う。
【0020】図5は、上記ECU114におけるダブル
クラッチ変速制御ルーチンを説明するフローチャートで
あり、図6は、図5のダブルクラッチ変速制御ルーチン
の実行に伴って変化する、クラッチストロークSCL、エ
ンジン回転速度NE、入力軸回転速度NIN、シフトスト
ロークSSH、変速段の変化の一例を示す図である。変速
判定手段に相当するステップ(以下、ステップを省略す
る)S1では、ダウンシフトの変速要求がされたか否
か、すなわち、変速比の大きい変速段へ変化させる要求
がされたか否かを判断する。S1の判断が否定された場
合には、このS1の判断を繰り返し実行する。なお、ア
ップシフトの変速要求がされたと判断される場合には、
割り込み処理或いは時分割処理などによって、この図5
のフローチャートと並列的に実行される別の変速制御ル
ーチンが実行される。
【0021】一方、図6の変速段のグラフに示す破線は
目標変速段を示す信号であり、そのグラフの時間t0に示
すように、目標変速段を示す信号が3速から2速へ変更
された場合にはS1の判断が肯定され、ダブルクラッチ
制御手段に相当するS2以下が実行される。
【0022】S2では、一回目の自動クラッチ14の切
断のためにクラッチストローク要求値(ターゲット)を
クラッチソレノイドバルブ98に出力する。図7は、ク
ラッチストロークSCLと自動クラッチ14の係合トルク
との関係を示す図であり、図7に示すように、自動クラ
ッチ14の係合トルクはクラッチストロークSCLに関連
して連続的に変化し、切れ点(タッチポジション)でゼ
ロになる。なお、図7において、完全係合点は、クラッ
チレリーズシリンダ34のピストンが自動クラッチ14
のプレッシャープレート30を最もクラッチディスク2
6側へ移動させる位置であり、完全切断点は、クラッチ
レリーズシリンダ34のピストンがプレッシャープレー
ト30を最もクラッチディスク26から離隔する側へ移
動させる位置である。ECU114に備えられたROM
等の所定の記憶装置には、図7に示す関係が予め記憶さ
れており、S2で出力するクラッチストローク要求値
は、係合トルクを略ゼロとするためのクラッチストロー
クSCLの移動量が最も少なくなるように、図7に基づい
て定められる予め記憶された一定値であり、クラッチス
トロークSCLが前記完全切断点と切れ点との間において
その切れ点に可及的に近くなる値、すなわちクラッチス
トロークSCLが切れ点を必要最小量だけ完全切断点側に
超える値である。
【0023】クラッチソレノイドバルブ98に上記要求
値が出力されると、図6の時間t0以降に示すように、ク
ラッチストロークSCLが大きくなる。すなわち、クラッ
チレリーズシリンダ34のピストンが、前記完全切断点
側に移動させられる。
【0024】続くS3では、クラッチストロークS
CLが、S2で設定したクラッチストローク要求値を超え
たか否かを判断する。S3の判断が否定されるうちは、
このS3の判断を繰り返し実行する。そして、クラッチ
ストロークSCLが上記クラッチストローク要求値を超え
た場合には、S4およびS5を実行する。なお、上記S
3は、実際のクラッチストロークSCLがクラッチストロ
ーク要求値を超えたか否かを判断しているが、上記条件
に代えて、クラッチストロークSCLから予め記憶された
マップに基づいて係合トルクを計算し、或いは、実際に
自動クラッチ14の係合トルクを検出し、その計算また
は検出した係合トルクが、予め設定された設定値を下回
ったか否かを判断してもよい。
【0025】S4では、自動変速機16を一旦中立状態
にするために、シフト・セレクトシャフト52のシフト
位置すなわちシフトストロークSSHの要求値(ターゲッ
ト)を決定し、その決定した要求値をシフトソレノイド
バルブ104に出力する。なお、上記S4で決定する要
求値は、予め記憶された関係から変速前後の変速段に基
づいて決定する。
【0026】S5では、エンジン吹かし要求を出力す
る。すなわち、変速完了後のエンジン回転速度NE付近
に設定された所定の回転速度範囲までエンジン回転速度
Eを増加させるために、電子スロットル弁139の開
度θTHを増加させるための制御信号を出力する。なお、
変速完了後のエンジン回転速度NEは、車速Vおよび変
速後の変速段に基づいて決定する。図6のt1はこの時点
を示している。
【0027】続くS6では、前記S4で出力された要求
値に基づいて制御されるシフトストロークSSHが、実際
にニュートラルエリア内に入ったか否かを判断する。当
初はこの判断が否定されるので、S6の判断を繰り返し
実行するが、図6のt2点になるとS6の判断が肯定され
る。
【0028】S6の判断が肯定された場合には、続くS
7において、エンジン12のクランクシャフト20と自
動変速機16の入力軸42との同期に最低限必要な自動
クラッチ14の係合トルクを決定する。ここで決定する
係合トルクは、クラッチ出力軸24、そのクラッチ出力
軸24に連結された自動変速機16の入力軸42、クラ
ッチディスク26等のインプット系の慣性、それらイン
プット系の変速前後の回転速度差、変速時間要求等か
ら、予め実験に基づいて定めた関係を用いて決定する。
そして、その算出した係合トルクおよび前述の図7の関
係に基づいてクラッチストロークSCLの目標値を決定
し、クラッチストロークSCLをその目標値とするための
信号(ターゲット)をクラッチソレノイドバルブ98へ
出力する。上記クラッチストロークSCLの目標値は、係
合トルクがインプット系の同期に必要最低限の大きさと
なるようなクラッチストロークSCLであることから、完
全係合点(クランプ点)に比較して切れ点側(すなわち
完全係合点と切れ点との間)に決定される。
【0029】上記S7が実行されることにより、タッチ
ポジションよりも僅かに完全切断点側であったクラッチ
ストロークSCLがクランプポジション側へ移動させられ
始め、エンジン12の駆動力が自動変速機16の入力軸
42に伝達されるようになるので、エンジン回転速度N
Eの増加に伴って入力軸42の回転速度NINが増加させ
られる。
【0030】そして、続くS8では、2回目に自動クラ
ッチ14を切断し始める時期を以下の要素によって判定
する。第1の判定要素は、前記S7でクラッチストロー
クS CLを目標値とするための信号を出力した時点からの
経過時間が、予め設定された一定時間を経過したか否か
を基準とする。第2の判定要素は、実際の入力軸42の
回転速度NIN(実インプット回転速度)が、変速後の変
速段のギヤ段と車速Vとによって定まる目標回転速度の
所定範囲内に入ったか否か、すなわち、変速後の変速段
を成立させるギヤ対46において入力軸42または出力
軸44上で空転する側のギヤが、そのギヤと連結される
クラッチハブスリーブ50の回転速度と同期させられた
かを基準とする。第3の判定要素は、実際に自動クラッ
チ14を切断するまでに必要な見込み時間と入力軸42
の回転加速度とから求めることができる上記見込み時間
後の入力軸42の回転速度が、所定の同期回転速度範囲
内に入ったか否かを基準とする。ここで、上記見込み時
間は、クラッチレリーズシリンダ34の応答遅れ時間
と、そのクラッチレリーズシリンダ34が動き出してか
ら自動クラッチ14の係合トルクがゼロになるまでの時
間との合計時間として算出できる。また、上記同期回転
速度範囲内は、第2の判定要素における場合と同様に、
変速後の変速段のギヤ段および車速Vによって定まる目
標回転速度の所定範囲内である。図6では、t3時点でS
8の判断が肯定される。
【0031】上記S8において、上記3つの判定要素の
うちどのどれを用いるか、また、いくつの判定要素を用
いるか、複数の判定要素を用いる場合にそれら複数の判
定要素の全てが肯定される必要があるのか或いは複数の
判定要素のうち少なくとも一つが肯定されればよいかな
どは、車両の性格や要求性能によって予め決定されてい
る。たとえば、スポーツタイプの車両など変速時間をで
きるだけ短くしたいという要求がある車両では、上記3
つの判定要素をすべて用い、その3つの判定要素のうち
の一つが肯定された場合には、自動クラッチ14を切断
し始める時期であると判定するようにする。
【0032】S8の判断が否定された場合には、そのS
8が繰り返し実行されるが、肯定された場合、すなわ
ち、自動クラッチ14を再び切断し始める時期であると
判定された場合には、続くS9において、自動クラッチ
14を再び切断するためのクラッチストローク要求値
(ターゲット)を逐次決定し、その逐次決定したクラッ
チストローク要求値をクラッチソレノイドバルブ98に
出力する。ここで逐次決定されるクラッチストローク要
求値は、最終的にはクラッチストロークSCLを完全切断
点とタッチポジションとの間の所定位置まで移動させる
ような値であり、最終的なクラッチストロークの要求値
は車速に基づいて予め記憶された関係から決定される。
この予め記憶された関係は、車速Vが比較的遅い場合に
は、ギヤ鳴りを防止するために、車速Vが比較的速い場
合に比べて、その要求値が大きくなるように設定された
関係である。ただし、できるだけ早く係合トルクをゼロ
とするために、実際のクラッチストロークSCLがタッチ
ポジションを通過するまではクラッチレリーズシリンダ
34のピストンが最も速く移動するような要求値を出力
し、クラッチストロークSCLがタッチポジションを通過
した後は、最終的に目標とするクラッチストロークSCL
に収束するような要求値を出力することが好ましい。
【0033】続くS10では、予め実験に基づいて記憶
されているシフトシリンダ78の応答遅れ時間が経過し
た後に、クラッチストロークSCLがタッチポジションを
通過する状態となったか否かを判断する。具体的には、
実際のクラッチストロークS CLおよびクラッチストロー
クSCLの変化速度(すなわちクラッチレリーズシリンダ
34のピストンの移動速度)から、クラッチストローク
CLがタッチポジションを通過するまでの時間を算出
し、その算出した時間がシフトシリンダ78の応答遅れ
時間よりも短くなったか否かを判断する。このS10の
判断が否定されるうちは、前記S9以下を繰り返す。
【0034】一方、上記S10の判断が肯定された場合
には、続くS11において、変速後のギヤ段に基づいて
定まるギヤ入れ点の直前までシフトストロークSSHを移
動させるためのシフトストローク要求値(ターゲット)
を決定し、その決定した要求値をシフトソレノイドバル
ブ104に出力する。図6では、t4時点でS11が実行
される。
【0035】続いてダウンシフト以外の変速制御と共通
のS12以降のステップを実行する。S12では、変速
後の変速段すなわち2速を成立させるギヤ対46dにお
いて出力軸44上で空転する側のギヤが、出力軸44に
固定されそのギヤと連結されるクラッチハブスリーブ5
0cの回転速度と同期させられた否かを判断する。この
判断が否定された場合には、同期が判定されるまでS1
2の判断を繰り返し実行する。
【0036】一方、S12の判断が肯定された場合に
は、S13において、目標ギヤ段(本実施例では2速)
を成立させるためのシフトストローク要求値(ターゲッ
ト)を出力する。図6ではt5時点でS13が実行され
る。S13において上記シフトストローク要求値が出力
されると、所定のシフトシリンダ78の応答遅れ時間が
経過した後にシフトストロークSSHが移動し始める。
【0037】そして、続くS14において、変速後のギ
ヤ段が成立したか否かを判断する。ギヤ断が成立したと
判断できた場合には、続くS15において、自動クラッ
チ14を再度係合させるためのクラッチストローク要求
値を出力する。S15が実行されることにより、ダブル
クラッチ変速制御は完了する。
【0038】上述のように、本実施例によれば、ダブル
クラッチ変速制御における一度目の自動クラッチ14の
切断および二度目の自動クラッチ14の切断で、クラッ
チストロークSCLを完全切断点まで移動させなていな
い。特に、一度目の自動クラッチ14の切断では、クラ
ッチストロークSCLを、タッチポジションよりも完全切
断点側であってそのタッチポジションに可及的に近くな
る点までしか移動させていない。従って、自動クラッチ
14を切断するためにクラッチストロークSCLを完全切
断点まで移動させる場合に比較して、自動クラッチ14
を切断する際のクラクラッチストロークSCLの移動量が
少なくなるので、変速時間が短くなる。
【0039】また、本実施例によれば、ダブルクラッチ
変速制御における一度目の自動クラッチ14の係合で、
エンジン12のクランクシャフト20と自動変速機16
の入力軸42との同期に最低限必要な係合トルクが得ら
れる点までしかクラッチストロークSCLを移動させない
ことから、自動クラッチ14を係合させるためにクラッ
チストロークSCLをクランプポジションまで移動させる
場合に比較して、自動クラッチ14を係合させる際のク
ラッチストロークSCLの移動量が少なくなるので、変速
時間が短くなる。
【0040】以上、本発明の一実施例を図面に基づいて
説明したが、本発明は他の態様においても適用される。
【0041】たとえば、前述の実施例では、ダウンシフ
トの変速要求があったときに図5のフローチャートに示
すダブルクラッチ変速制御を実行していたが、アップシ
フトの時であっても、何らかの原因で入力軸42の回転
速度NINが低下してしまい、変速完了に際してその入力
軸42の回転速度NINを増加させる必要がある場合に、
前述のダブルクラッチ変速制御を実行してもよい。
【0042】また、変速中の自動クラッチ14の係合時
にエンジン回転速度NEと入力軸42の回転速度NIN
の回転速度差を監視し、その速度差がある一定値(例え
ば20r.p.m.)より大きい場合には、次回のダブルクラッ
チ変速制御においてS7で決定するクラッチストローク
CLの目標値を、今回のダブルクラッチ変速制御におけ
るクラッチストロークSCLの目標値よりも完全係合点側
とする学習制御が実施されてもよい。
【0043】また、前述の図5のS8において、第3の
判定要素すなわち同期見込み判定が肯定されない場合に
は、余分なクラッチストロークSCLを極小とするため
に、S7で決定したクラッチストロークSCLの目標値
を、切断側の値に修正する学習制御が実施されてもよ
い。なお、この学習制御および上述の学習制御をともに
実施する場合には、クラッチストロークSCLの目標値の
ハンチングを防止するため、その目標値の急激な変化が
制限するようにする。
【0044】また、前述の図7のS9では、クラッチス
トローク要求値は車速Vに基づいて決定されていたが、
予め記憶された一定値であってもよい。
【0045】また、前述の実施形態では、油圧式の自動
クラッチ14が用いられていたが、それに代えて、電磁
式、磁粉式、空圧式の自動クラッチが用いられてもよ
い。
【0046】以上、本発明の実施形態を図面に基づいて
詳細に説明したが、これはあくまでも一実施形態であ
り、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更,改良
を加えた態様で実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である変速制御装置を備えて
いる車両用の駆動装置の概略構成を示す骨子図である。
【図2】図1の駆動装置の自動クラッチの一例を説明す
る図である。
【図3】図2の自動クラッチを遮断、接続制御する油圧
回路の一例を説明する回路図である。
【図4】図1の駆動装置の制御系統を説明するブロック
線図である。
【図5】図4のECUにおけるダブルクラッチ変速制御
ルーチンを説明するフローチャートである。
【図6】図5のダブルクラッチ変速制御ルーチンの実行
に伴って変化する、クラッチストロークSCL、エンジン
回転速度NE、入力軸回転速度NIN、シフトストロークS
SH、変速段の変化の一例を示す図である。
【図7】図1の駆動装置における自動クラッチの係合ト
ルク特性を示す図である。
【符号の説明】
14:自動クラッチ 16:自動変速機 S1:変速判定手段 S2乃至S15:ダブルクラッチ制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D041 AA51 AB02 AC01 AC10 AC11 AC15 AC18 AD02 AD04 AD05 AD10 AD14 AD20 AD31 AD41 AD51 AE04 AE07 AE09 AE16 AE19 3G093 AA05 BA14 CB08 DA01 DA03 DA05 DA06 DA09 DB01 DB05 DB10 DB11 DB15 EA05 EA09 EA13 EB01 EC01 EC04 FA08 FA09

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 常時噛合式の自動変速機と原動機との間
    に配設されてクラッチアクチュエータにより動力を伝達
    または遮断する自動クラッチを有する車両において、前
    記自動変速機の変速を判定する変速判定手段と、該変速
    判定手段により所定の変速が判定されたことに基づい
    て、前記自動クラッチを切断した後、前記自動変速機を
    中立にし且つ前記自動クラッチを係合させた状態で前記
    原動機の回転速度を増加させることにより、該自動変速
    機の入力軸の回転速度を予め増加させ、次いで、該自動
    クラッチを切断して該自動変速機の所定の変速段を成立
    させ、その後、該自動クラッチを係合させるダブルクラ
    ッチ変速制御手段とを備えた車両の変速制御装置であっ
    て、 前記ダブルクラッチ変速制御手段による前記自動クラッ
    チの切断時に、前記クラッチアクチュエータを完全切断
    点まで移動させないことを特徴とする変速制御装置。
  2. 【請求項2】 前記ダブルクラッチ制御手段による前記
    自動クラッチの切断時に、前記クラッチアクチュエータ
    を、駆動力が伝達されない範囲において駆動力が伝達さ
    れ始める点に可及的に近くなる点まで移動させることを
    特徴とする請求項1に記載の変速制御装置。
  3. 【請求項3】 常時噛合式の自動変速機と原動機との間
    に配設されてクラッチアクチュエータにより動力を伝達
    または遮断する自動クラッチを有する車両において、前
    記自動変速機の変速を判定する変速判定手段と、該変速
    判定手段により所定の変速が判定されたことに基づい
    て、前記自動クラッチを切断した後、前記自動変速機を
    中立にし且つ前記自動クラッチを係合させた状態で前記
    原動機の回転速度を増加させることにより、該自動変速
    機の入力軸の回転速度を予め増加させ、次いで、該自動
    クラッチを切断して該自動変速機の所定の変速段を成立
    させ、その後、該自動クラッチを係合させるダブルクラ
    ッチ変速制御手段とを備えた車両の変速制御装置であっ
    て、 前記ダブルクラッチ変速制御手段による前記自動クラッ
    チの一回目の係合時に、前記クラッチアクチュエータを
    完全係合点まで移動させないことを特徴とする変速制御
    装置。
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