JP2003109695A - Fpc用コネクタ - Google Patents

Fpc用コネクタ

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JP2003109695A
JP2003109695A JP2001292704A JP2001292704A JP2003109695A JP 2003109695 A JP2003109695 A JP 2003109695A JP 2001292704 A JP2001292704 A JP 2001292704A JP 2001292704 A JP2001292704 A JP 2001292704A JP 2003109695 A JP2003109695 A JP 2003109695A
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fpc
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actuator
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receiving cavity
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JP2001292704A
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Kazue Asakawa
和重 浅川
Norio Hayashi
教雄 林
Hideki Iijima
秀樹 飯島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 端子のコンタクト部が手前側と奥側に配置さ
れたFPC用コネクタであって、FPCの挿抜作業性を
改善したFPC用コネクタを提供する。 【解決手段】 一方の端子4のコンタクト部12がFP
C受入空洞7の手前側に、他方の端子5のコンタクト部
19がFPC受入空洞7の奥側に配置されているFPC
用コネクタ1である。FPC受入空洞7の奥側に配置さ
れたコンタクト部19と対向するように可動梁16が設
けてあり、可動梁16に形成した係合突起28とコンタ
クト部19の対向間隔がFPC8の厚さに比べて略等し
いか若干狭い間隔に設定されている。アクチュエータ3
が回動によりFPC8の接点と端子4、5のコンタクト
部12、19とを当接係合させる時に、アクチュエータ
3に設けたカム部22が可動梁16を弾性変位させて、
係合突起28を介してFPC8を奥側に配置されたコン
タクト部19に向けて押圧する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、FPC(この明
細書においては、一般に、FPC、FFCなどと呼ばれ
ている平形柔軟ケーブルを代表して、単に「FPC」と
言う)の端部を接続できるようにしたFPC用コネクタ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、FPC受入空洞が形成された絶縁
ハウジングに複数の端子を所定のピッチの横並び状態で
装着し、FPC受入空洞に挿入されたFPCの接点と端
子のコンタクト部を当接係合させるようにしたFPC用
コネクタが知られている。FPCと端子の当接係合は、
回動可能に設けられたアクチュエータの押圧部で、FP
Cや端子のコンタクト片を押圧するようにした構造(例
えば、特許第2914313号、特開2000−113
933号参照)や、スライド部材をFPCの挿入方向で
絶縁ハウジングに嵌入してFPCや端子のコンタクト片
を押圧するようにした構造(例えば、実開平5−179
68号、実開平2−67582号参照)のものがある。
【0003】前記複数の端子は、多極化のために狭いピ
ッチ(ファインピッチ)で装着されているが、更に多極
化を図るために、前記FPC受入空洞内において、FP
Cの挿入方向で見て、手前側と奥側に端子のコンタクト
部をそれぞれ略横一列(ピッチ方向)で整列させる構造
が提案されるに至っている。このように、端子のコンタ
クト部をFPC受入空洞の手前側と奥側に配置した、従
来のFPC用コネクタでは、奥側のコンタクト部の部分
は、FPCを挿入するだけで、FPCの接点と端子のコ
ンタクト部が電気的接続に必要な当接圧で当接係合する
ようにしていた。このため、FPCを挿入する際に比較
的大きな挿入力を必要とし、いわゆるNON−ZIF
(挿入力)構造となっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記のように、端子の
コンタクト部をFPC受入空洞の手前側と奥側に配置し
た従来のFPC用コネクタは、奥側のコンタクト部の部
分が、NON−ZIF構造となっていたので、多極構造
(60極以上、例えば70〜80極)とした場合に、接
続時のFPCの挿入にかなりの挿入力を必要とし、挿入
の作業性が悪いという問題点があった。接続を解除する
際のFPCの抜去にもかなりの引き抜き力を必要とし、
同様に作業性を害する問題点があった。
【0005】この発明は斯かる問題点に鑑みてなされた
もので、端子のコンタクト部が手前側と奥側に配置され
たFPC用コネクタであって、FPCの挿抜作業性を改
善したFPC用コネクタを提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的のもとになさ
れたこの発明は、FPC受入空洞の奥側に配置されるコ
ンタクト部に対向するようにして可動梁を設け、可動梁
に形成した係合突起とコンタクト部の対向間隔を、FP
Cの厚さに比べて略等しいか若干狭い間隔、として、奥
側のコンタクト部の部分にFPCを僅かな挿入抵抗を受
けながら略ゼロ挿入力で挿入ができるようにしたもので
ある。
【0007】即ちこの発明は、FPC受入空洞が画成さ
れた絶縁ハウジングと、絶縁ハウジングに所定のピッチ
の横並び状態で装着された複数の端子と、FPC受入空
洞に挿入されたFPCの接点と前記端子のコンタクト部
を当接係合させるための、回動可能に設けられたアクチ
ュエータとを備えており、前記端子のうち、一方の端子
4のコンタクト部12がFPC受入空洞7の手前側に、
他方の端子5のコンタクト部19がFPC受入空洞7の
奥側に配置されているFPC用コネクタにおいて、FP
C受入空洞の奥側に配置されたコンタクト部と対向する
ように可動梁が設けてあり、この可動梁に形成した係合
突起とコンタクト部の対向間隔が前記FPCの厚さに比
べて略等しいか若干狭い間隔に設定されていると共に、
アクチュエータが回動によりFPCの接点と端子のコン
タクト部とを当接係合させる時に、アクチュエータに設
けたカム部が前記可動梁を弾性変位させて、前記係合突
起を介してFPCを奥側に配置されたコンタクト部に向
けて押圧するようにしたことを特徴とするFPC用コネ
クタである。
【0008】
【作用】上記のように構成されるこの発明のFPC用コ
ネクタによれば、FPC受入空洞の奥側に配置されたコ
ンタクト部と対向するように可動梁が設けられ、この可
動梁に形成した係合突起と端子のコンタクト部の対向間
隔がFPCの厚さに比べて略等しいか若干狭い間隔に設
定されているので、FPCの挿入を略ゼロ挿入力のもと
にできるようになり、FPCの挿抜の作業性を改善する
ことができる。また、アクチュエータを回動してFPC
の接点と端子のコンタクト部とを当接係合させる時に
は、アクチュエータのカム部が可動梁を弾性変位させ
て、FPCをコンタクト部に向けて押圧するので、FP
Cの接点と端子のコンタクト部の間に電気的に必要な当
接圧を与えることができる。この可動梁の変位量は、既
に係合突起がFPCに接しているので僅かで良く、した
がって、アクチュエータの回動に対する抵抗を少なく
し、接続の作業性も改善することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を添付
の図を参照して説明する。
【0010】実施形態のFPC用コネクタ1は、図5の
ような外観をしている。それぞれ、絶縁性のプラスチッ
クを成形して成る、絶縁ハウジング2と回動可能なアク
チュエータ3を備えている。絶縁ハウジング2には、以
下に説明する2種類の端子4、5がそれぞれ所定のピッ
チの横並び状態で複数装着されている。絶縁ハウジング
2の前端側に挿入口6から内部のFPC受入空洞7へF
PC8を挿入し、次いでアクチュエータ3を閉じること
で、FPC8と端子4、5の接続ができるようになって
いる。
【0011】絶縁ハウジング2に装着された2種類の端
子4、5は、図1〜図4に示したような形状をしてい
る。何れも、薄金属板を打ち抜いて成形したものであ
る。一方の端子4は、絶縁ハウジング2の前端側から装
着され、他方の端子5が、絶縁ハウジング2の後端側か
ら装着されている。
【0012】前端側から装着された端子4は、上側のコ
ンタクト片9と下側の装着片10を二股状に有する形状
をしている。装着片10を絶縁ハウジング2の第1の装
着孔11に嵌入係止して固定されている。端子4のコン
タクト片9は、FPC受入空洞7の中間部まで片持ち状
となって延び、先端部上縁に形成されたコンタクト部1
2がFPC受入空洞7の手前側(挿入口6側)に配置さ
れている。装着片10には、絶縁ハウジング2の前端か
ら突出するように半田テイル13が設けられている。
【0013】後端側から装着された端子5は、上側の軸
受梁14と下側のコンタクト片15を二股状に有すると
共に、両者の間に更に可動梁16を有する形状をしてい
る。軸受梁14の基部に装着部17が形成されており、
軸受梁14を絶縁ハウジング2の第2の装着孔18に挿
通して、装着部17の部分を第2の装着孔18に係止さ
せて固定されている。
【0014】各端子5のコンタクト片15は、FPC受
入空洞7の中間部まで片持ち状となって延び、前端側の
端子4のコンタクト片9と向き合っている。コンタクト
片15は、先端部が横V字形に形成されて、最先端の上
縁がコンタクト部19を構成している。このコンタクト
部19は、FPC受入空洞7の奥側に配置されている。
端子4のコンタクト部12と、端子5のコンタクト部1
9は、略同一のレベルとなっており、FPC受入空洞7
の手前側と奥側で、各端子4、5のコンタクト部12、
19がそれぞれ横一列に整列している。FPC8の下面
に形成される接点と各コンタクト部12、19が1対1
の関係で対向し、互いに当接係合できるようになってい
る。
【0015】基部に装着部17が形成された軸受梁14
は、前記アクチュエータ3を回動可能に支持するための
もので、絶縁ハウジング2の上壁2aの下面に沿って延
びてFPC受入空洞7に突出する長さを有している。F
PC受入空洞7に突出する先端部20がアクチュエータ
3側の係合窓21に進入して係合するようにしてある。
【0016】軸受梁14の下側に位置する可動梁16も
軸受梁14と略同じ長さを有しており、FPC受入空洞
7に片持ち状となって延びている。
【0017】軸受梁14で回動可能に支持されるアクチ
ュエータ3は、係合窓21を画成するようにカム部22
が形成されており、このカム部22は、軸受梁14の先
端部20と可動梁16の先端部33の間に挟持されるよ
うにしてある。カム部22は、弧状のカム面23と、凹
入部24が形成された係合面25を有している。カム面
23を可動梁16の先端部33の上縁に接するようにす
ると共に、係合面25の凹入部24に軸受梁14の先端
部20に形成された鉤部26を係止させることで、アク
チュエータ3が、図1、5の開状態を維持できるように
している。
【0018】前記カム部22は、カム面23の作用を得
るために、係合面25の長さL1(図6参照)に対し
て、係合面25と略直角に隣接する停止面27の長さL
2が短くされている。したがって、アクチュエータ3を
閉の位置へ向かって回動させた時には、カム面23が可
動梁16を下側のコンタクト片15側に向けて弾性変位
させるようになっている。
【0019】カム部22の作用で弾性変位する可動梁1
6は、その中間部下縁に、コンタクト片15のコンタク
ト部19と対向するようにして係合突起28を有してい
る。この係合突起28とコンタクト部19の対向間隔
は、アクチュエータ3が図1、5の開状態、即ち、可動
梁16が弾性変位する前の状態において、FPC8の厚
さに比べて略等しいか若干狭い間隔に設定されている。
つまり、FPC8の接続に際して、この対向間隔にFP
C8を僅かな挿入抵抗を受けながら略ゼロ挿入力のもと
で挿入ができるようにしてある。
【0020】絶縁ハウジング2の後端側から装着された
上記の端子5にも半田テイル29が設けられている。こ
の半田テイル29は、絶縁ハウジング2の後端から突出
し、各端子5の半田テイル29が一列に整列するように
なっている。
【0021】図2〜図4は、上記のように構成されたF
PC用コネクタ1にFPC8を接続する様子を表してい
る。図2は、アクチュエータ3を開状態にしてFPC8
を、挿入口6を通してFPC受入空洞7に挿入した状態
である。FPC8の挿入は、端子5のコンタクト部19
と係合突起28の対向間隔を通過する際に僅かな挿入抵
抗を受けるだけで、略ゼロ挿入力のもとに挿入すること
ができる。また、挿入されたFPC8は、コンタクト片
15と可動梁16で挟持されて仮保持されるので、FP
C8を手で支えていなくても、挿入された一定の位置に
保持することができる。この結果、FPC8の挿入の作
業性が良くなっている。接続を解除する際のFPC8の
抜去も、大きな引き抜き力を必要としないので、接続解
除の作業性も同様に向上することができる。
【0022】FPC8を挿入した後は、アクチュエータ
3を図3の矢示30のように閉じる方向へ図4の閉状態
まで回動させることで接続を完了することができる。ア
クチュエータ3は、カム部22の凹入部24と軸受梁1
4の鉤部26の係合部を中心として回動し始め、回動の
後半は、カム部22の係合面25と停止面27が連続す
るコーナー部分と鉤部26の係合部を中心として回動す
る。アクチュエータ3が図4のように閉状態になると、
カム部22の停止面27が軸受梁14の先端部20の下
縁に形成された停止凹部31に嵌り込んで停止する。
【0023】アクチュエータ3をこのように閉位置まで
回動させると、アクチュエータ3の下面に設けられた押
圧部32がFPC8を押圧すると共に、カム部22のカ
ム面23が可動梁16をコンタクト片15側へ弾性変位
させる。アクチュエータ3の押圧部32は、図に表れて
いるように、端子4(前端側)のコンタクト片9に形成
されたコンタクト部12と対向する位置関係となってお
り、FPC受入空洞7の手前側に整列しているコンタク
ト部12とFPC8の下面に設けられた接点を適度の圧
力で当接係合させて電気的に接続状態にする。
【0024】一方、弾性変位を受ける可動梁16は、係
合突起28の部分でFPC8をコンタクト片15側に押
圧する。この結果、FPC受入空洞7の奥側に整列して
いるコンタクト片15のコンタクト部19もFPC8の
下面に設けられた接点と適度な圧力で当接係合して電気
的に接続された状態となる。
【0025】コンタクト片15のコンタクト部19に対
して必要なFPC8の当接圧力を得るために、可動梁1
6を弾性変位させる、その変位量は、係合突起28が既
にFPC8の上面に接しているので、それ程大きな変位
量は必要ではなく僅かである。したがって、アクチュエ
ータ3のカム部22の前記L1とL2の長さの差を小さ
くでき、カム部22に起因する回動の抵抗を少なくでき
る。
【0026】また、カム部22の作用部位は可動梁16
の先端部33であり、係合突起28の作用部位は可動梁
16の基部側であるので、てこ作用があり、係合突起2
8を介してFPC8には十分な力を与えることができ
る。したがって、FPC受入空洞7の手前側に配置され
るコンタクト部12に加えて、FPC受入空洞7の奥側
にコンタクト部19が配置された結果として、アクチュ
エータ3の回動に要求される力の増加をそれ程大きくし
なくても良く、さらに、電気的接続の信頼性も確保する
ことができる。この結果、アクチュエータ3を回動して
行う接続の作業性も良くなっている。
【0027】尚、ここで説明した実施形態では、絶縁ハ
ウジング2の前端側から装着した端子4と、後端側から
装着した端子5を、端子のピッチ方向(並列方向)で同
一位置にしているが、端子4と端子5の装着位置を互い
に半ピッチずつずらして、各端子4、5のコンタクト部
12、19がFPC受入空洞7で千鳥状に配置されるよ
うにして実施することもできる。
【0028】
【発明の効果】以上に説明の通り、請求項1の発明によ
れば、FPC受入空洞の奥側に配置される端子のコンタ
クト部に対向するように可動梁を設け、可動梁に形成し
た係合突起とコンタクト部の対向間隔を、FPCの厚さ
に比べて略等しいか若干狭い間隔としたので、この奥側
のコンタクト部の部分にFPCを僅かな挿入抵抗を受け
ながら略ゼロ挿入力で挿入することができ、FPCの挿
抜の作業性を改善したFPC用コネクタを提供できる。
加えて、可動梁の弾性変位量は、可動梁に形成した係合
突起が既にFPCに接している故に僅かにできるので、
アクチュエータの回動に対する抵抗を少なくし、接続の
作業性も向上することができる。
【0029】請求項2の発明によれば、可動梁が端子に
設けられるので、可動梁のために部品点数が増すことを
避けると共に、端子の装着によって可動梁の設置も同時
にでき、コネクタの組み立てを複雑にしない。
【0030】請求項3の発明によれば、軸受梁も可動梁
と共に一つの端子に設けられるので、上記と同様、部品
点数の増加、コネクタ組み立ての複雑化を避けることが
できる。そして、アクチュエータのカム部は、可動梁の
先端部に作用して弾性変位させるので、可動梁に形成さ
れた係合突起にはてこの作用が働き、FPCを大きな力
で端子のコンタクト部側に押圧することができる。した
がって、FPCの接点とコンタクト部を十分な当接圧で
係合させ、信頼性の高い電気的接続を得ることができ
る。
【0031】請求項4の発明によれば、請求項1〜3の
構成を全て備えているので、上記の諸効果を同時に達成
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態のFPC用コネクタの断面
図である。
【図2】同じく実施形態のFPC用コネクタの断面図で
あり、FPC受入空洞にFPCを挿入した状態の図であ
る。
【図3】同じく実施形態のFPC用コネクタの断面図で
あり、アクチュエータを閉じる方向に回動する途中の図
である。
【図4】同じく実施形態のFPC用コネクタの断面図で
あり、アクチュエータを完全に閉じた状態の図である。
【図5】同じく実施形態のFPC用コネクタの外観を示
す斜視図である。
【図6】実施形態のFPC用コネクタのアクチュエータ
に設けたカム部の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 FPC用コネクタ 2 絶縁ハウジング 3 アクチュエータ 4、5 端子 7 FPC受入空洞 8 FPC 9 コンタクト片 12 コンタクト部 14 軸受梁 15 コンタクト片 16 可動梁 19 コンタクト部 20 先端部 22 カム部 28 係合突起
フロントページの続き (72)発明者 林 教雄 神奈川県大和市深見東一丁目5番4号 日 本モレックス株式会社 内 (72)発明者 飯島 秀樹 神奈川県大和市深見東一丁目5番4号 日 本モレックス株式会社 内 Fターム(参考) 5E023 AA16 BB06 BB23 CC16 CC23 DD09 DD12 DD13 EE10 EE29 FF07 GG09 HH17

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 FPC受入空洞7が画成された絶縁ハ
    ウジング2と、 絶縁ハウジング2に所定のピッチの横並び状態で装着さ
    れた複数の端子4、5と、 FPC受入空洞7に挿入されたFPC8の接点と前記端
    子4、5のコンタクト部12、19を当接係合させるた
    めの、回動可能に設けられたアクチュエータ3とを備え
    ており、 前記端子4、5のうち、一方の端子4のコンタクト部1
    2がFPC受入空洞7の手前側に、他方の端子5のコン
    タクト部19がFPC受入空洞7の奥側に配置されてい
    るFPC用コネクタ1において、 FPC受入空洞7の奥側に配置された端子5のコンタク
    ト部19と対向するように可動梁16が設けてあり、こ
    の可動梁16に形成した係合突起28とコンタクト部1
    9の対向間隔が前記FPC8の厚さに比べて略等しいか
    若干狭い間隔に設定されていると共に、 アクチュエータ3が回動によりFPC8の接点と端子
    4、5のコンタクト部12、19とを当接係合させる時
    に、アクチュエータ3に設けたカム部22が前記可動梁
    16を弾性変位させて、前記係合突起28を介してFP
    C8を奥側に配置されたコンタクト部19に向けて押圧
    するようにしたことを特徴とするFPC用コネクタ。
  2. 【請求項2】 可動梁16は、対向するコンタクト部
    19を備えた端子5に片持ち状に設けられている請求項
    1に記載のFPC用コネクタ。
  3. 【請求項3】 可動梁16を設けた端子5は、更にア
    クチュエータ3を回動可能に支持する軸受梁14を有し
    ており、アクチュエータ3のカム部22は、軸受梁14
    の先端部20と前記可動梁16の先端部33に挟持され
    ており、アクチュエータ3が回動する時、カム部22が
    可動梁16の先端部33に作用して弾性変位させる請求
    項2に記載のFPC用コネクタ。
  4. 【請求項4】 FPC受入空洞7が画成された絶縁ハ
    ウジング2と、 絶縁ハウジング2に所定のピッチの横並び状態で装着さ
    れた複数の端子4、5と、 FPC受入空洞7に挿入されたFPC8の接点と前記端
    子4、5のコンタクト部12、19を当接係合させるた
    めの、回動可能に設けられたアクチュエータ3とを備え
    ており、 前記端子4、5のコンタクト部12、19がFPC受入
    空洞7の手前側と奥側にそれぞれ一列に整列して配置さ
    れているFPC用コネクタ1において、 FPC受入空洞7の奥側に配置された端子5のコンタク
    ト部19と対向するように可動梁16が設けてあり、こ
    の可動梁16に形成した係合突起28とコンタクト部1
    9の対向間隔が前記FPC8の厚さに比べて略等しいか
    若干狭い間隔に設定されていると共に、 アクチュエータ3が回動によりFPC8の接点と端子
    4、5のコンタクト部12、19とを当接係合させる時
    に、アクチュエータ3に設けたカム部22が前記可動梁
    16を弾性変位させて、前記係合突起28を介してFP
    C8を奥側に配置されたコンタクト部19に向けて押圧
    するようにしてあり、 前記可動梁16は、対向するコンタクト部19を備えた
    端子5に片持ち状に設けられ、そしてこの端子5は、更
    にアクチュエータ3を回動可能に支持する軸受梁14を
    有しており、アクチュエータ3のカム部22は、軸受梁
    14の先端部20と前記可動梁16の先端部33に挟持
    されて、アクチュエータ3が回動する時、カム部22が
    可動梁16の先端部33に作用して弾性変位させること
    を特徴とするFPC用コネクタ。
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