JP2003107833A - カラー画像形成装置システム、カラー画像形成装置システムの制御方法 - Google Patents

カラー画像形成装置システム、カラー画像形成装置システムの制御方法

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JP2003107833A
JP2003107833A JP2001301639A JP2001301639A JP2003107833A JP 2003107833 A JP2003107833 A JP 2003107833A JP 2001301639 A JP2001301639 A JP 2001301639A JP 2001301639 A JP2001301639 A JP 2001301639A JP 2003107833 A JP2003107833 A JP 2003107833A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラー画像形成装置間の色再現性を向上す
る。 【解決手段】 テストチャートを1台又は複数台のカラ
ー画像形成装置の、転写材上に形成された定着後のパッ
チの色を検知する色検知手段に検知させ、その検知結果
にもとづいて前記1台又は複数台のカラー画像形成装置
の濃度‐階調特性の制御を実施することにより、前記課
題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラープリンタ、
カラー複写機等のカラー画像形成装置に関し、特に複数
のカラー画像形成装置間における色再現性の向上に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、カラープリンタ、カラー複写機等
の電子写真方式やインクジェット方式等を採用したカラ
ー画像形成装置には、出力画像の高画質化が求められて
いる。特に、濃度の階調とその安定性は、人間が下す画
像の良し悪しの判断に大きな影響を与える。
【0003】ところが、カラー画像形成装置は、環境の
変化や長時間の使用による装置各部の変動があると、得
られる画像の濃度が変動する。特に電子写真方式のカラ
ー画像形成装置の場合、わずかな環境変動でも濃度の変
動が生じ、カラーバランスを崩す恐れがあるので、常に
一定の濃度−階調特性を保つための手段を持つ必要があ
る。そこで、各色のトナーに対して、絶対湿度に応じた
数種類の露光量や現像バイアスなどのプロセス条件、ル
ックアップテーブル(LUT)などの階調補正手段をも
ち、温湿度センサによって測定された絶対湿度に基づい
て、その時のプロセス条件や階調補正の最適値を選択し
ている。また、装置各部の変動が起こっても一定の濃度
−階調特性が得られるように、各色のトナーで濃度検知
用トナーパッチを中間転写体やドラム等の上に作成し、
その未定着トナーパッチの濃度を未定着トナー用濃度検
知センサ(以下濃度センサとする)で検知し、その検知
結果より露光量、現像バイアスなどのプロセス条件にフ
ィードバックをかけて濃度制御を行うことで、安定した
画像を得るように構成している。
【0004】しかし、前記濃度センサを用いた濃度制御
はパッチを中間転写体やドラム等の上に形成し検知する
もので、その後に行われる転写材への転写及び定着によ
る画像のカラーバランスの変化については制御していな
い。転写材へのトナー像の転写における転写効率や、定
着による加熱及び加圧によってもカラーバランスが変化
する。この変化には、前記濃度センサを用いた濃度制御
では対応できない。
【0005】
【関連の技術】そこで転写材上にブラック(K)による
グレーパッチとシアン(C)、マゼンダ(M)、イエロ
ー(Y)を混色したプロセスグレーパッチを形成し、定
着後に両パッチの色を相対比較することにより、プロセ
スグレーパッチが無彩色となるCMYの混合比率を出力
することができるような、転写材上のパッチの色を検知
するセンサ(以下カラーセンサという)を設置したカラ
ー画像形成装置が考えられる。
【0006】このカラー画像形成装置では、検知した結
果を画像形成部の露光量やプロセス条件、画像処理部の
RGB信号をカラー画像形成装置の色再現域へ変換する
カラーマッチングテーブルやRGB信号をCMYK信号
へ変換する色分解テーブル、濃度−階調特性を補正する
ためのキャリブレーションテーブルなどへフィードバッ
クすることで、転写材上に形成した最終出力画像の濃度
又は色度制御を行うことができる。カラー画像形成装置
の出力画像を外部の画像読取装置又は色度計・濃度計で
検知し、同様の制御を行うことも可能であるものの、本
方式はプリンタ内で制御が完結する点で優れている。こ
のカラーセンサは、例えば発光素子として赤(R)、緑
(G)、青(B)等の発光スペクトルが異なる3種以上
の光源を用いるか、又は発光素子は白色(W)を発光す
る光源を用いて、受光素子上に赤(R)、緑(G)、青
(B)等の分光透過率が異なる3種以上のフィルタを形
成したもので構成する。このことによりRGB出力等の
異なる3種以上の出力が得られる。
【0007】インクジェット方式のプリンタにおいて
も、インク吐出量の経時変化や環境差、インクカートリ
ッジの個体差によりカラーバランスが変化し、濃度‐階
調特性を一定に保てない。そこで、プリンタの出力部付
近にカラーセンサを設置し、転写材上のパッチの濃度又
は色度を検知し、濃度又は色度制御を行うことが考えら
れている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カラー
センサを用いて1台のカラー画像形成装置の色再現性を
高めることを実現しても、カラーセンサにはカラーセン
サを構成する発光手段・受光手段にバラツキが有り、複
数台のカラー画像形成装置における色再現性は1台のカ
ラー画像形成装置で実現した色再現性には達しない。
【0009】本発明は、このような状況のもとでなされ
たもので、カラー画像形成装置間の色再現性を向上する
ことを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、カラー画像形成装置システムを次の
(1)ないし(16)のとおりに構成し、カラー画像形
成装置システムの制御方法を次の(17)のとおりに構
成し、プログラムを次の(18)のとおりに構成し、記
憶媒体を次の(19)のとおりに構成する。
【0011】(1)転写材上に形成された定着後のパッ
チの色を検知する色検知手段と、画像情報の階調度を濃
度‐階調特性に基づいた階調度へ変換するシアン
(C)、マゼンダ(M)、イエロー(Y)、ブラック
(K)各色のキャリブレーションテーブルを用いて濃度
‐階調特性を制御する手段を有するカラー画像形成装置
を1台又は複数台備えたカラー画像形成装置システムに
おいて、テストチャートを前記1台又は複数台のカラー
画像形成装置の前記色検知手段に検知させ、検知結果に
もとづいて前記1台又は複数台のカラー画像形成装置の
濃度‐階調特性の制御を実施するカラー画像形成装置シ
ステム。
【0012】(2)基準とするカラー画像形成装置にお
いて濃度‐階調特性制御を実施し、実施直後に前記基準
とするカラー画像形成装置においてテストチャートAを
出力し、このテストチャートAを色を合わせたいカラー
画像形成装置の、転写材上に形成された定着後のパッチ
の色を検知する色検知手段で検知し、色を合わせたいカ
ラー画像形成装置において前記テストチャートAと同じ
画像データのパッチとそのパッチのC,M,Y,K各階
調度を数階調ふったパッチにより構成されるテストチャ
ートBを出力し、色を合わせたいカラー画像形成装置の
前記色検知手段で前記テストチャートBを検知し、両テ
ストチャートの検知結果より色を合わせたいカラー画像
形成装置でテストチャートAと同じ色度の画像を形成す
るための各階調度を算出し、画像データのC,M,Y,
K各階調度を前記テストチャートAと同じ色度の画像を
形成するための算出した各階調度へ変換するC,M,
Y,Kの各キャリブレーションテーブルを作成すること
により、複数のカラー画像形成装置間の濃度‐階調特性
制御を実施するカラー画像形成装置システム。
【0013】(3)前記(2)記載のカラー画像形成装
置システムにおいて、前記基準となるカラー画像形成装
置は未定着単色パッチの濃度検知手段を有し、前記基準
とするカラー画像形成装置において実施する前記濃度‐
階調特性制御は、転写材上に形成された定着後のパッチ
の色を検知する色検知手段、前記濃度検知手段のいずれ
か又は両方を用いて実施するカラー画像形成装置システ
ム。
【0014】(4)前記(2)記載のカラー画像形成装
置システムにおいて、前記基準とするカラー画像形成装
置において実施する前記濃度‐階調特性制御は、カラー
画像形成装置外部の色度計・濃度計・画像読取装置のい
ずれかを用いて実施するカラー画像形成装置システム。
【0015】(5)基準とするカラー画像形成装置にお
いて、テストチャートを出力し、出力する際に前記基準
とするカラー画像形成装置の、転写材上に形成された定
着後のパッチの色を検知する色検知手段で前記テストチ
ャートを検知し、色を合わせたいカラー画像形成装置
の、転写材上に形成された定着後のパッチの色を検知す
る色検知手段で前記テストチャートを検知し、前記基準
とするカラー画像形成装置の前記色検知手段の検知結果
を前記色を合わせたいカラー画像形成装置へ報知し、前
記色を合わせたいカラー画像形成装置において、色を合
わせたいカラー画像形成装置の前記色検知手段の検知結
果を、前記基準とするカラー画像形成装置の前記色検知
手段の検知結果へ変換する色検知手段出力補正テーブル
を作成し、前記色を合わせたいカラー画像形成装置にお
いてその装置の色検知手段と前記色検知手段出力補正テ
ーブルを使用して濃度‐階調特性制御を実施することに
より、複数のカラー画像形成装置間の濃度‐階調特性を
制御するカラー画像形成装置システム。
【0016】(6)前記(1)記載のカラー画像形成装
置システムにおいて、出荷時に全ての前記色検知手段で
所定のテストチャートを検知し、検知結果を理想的な前
記色検知手段の出力に変換する色検知手段出力補正テー
ブルを作成し、不揮発性の記憶手段に記憶させ、出荷先
において前記色検知手段と前記色検知手段出力補正テー
ブルを使用して濃度‐階調特性制御を実施することによ
り、複数のカラー画像形成装置間の濃度‐階調特性を制
御するカラー画像形成装置システム。
【0017】(7)前記(6)記載のカラー画像形成装
置システムにおいて、温度・湿度検知手段を有するカラ
ー画像形成装置で温度・湿度変動に対応した複数個の色
検知手段出力補正テーブルを作成し、不揮発性の記憶手
段に記憶させ、所要の制御実施時に温度・湿度を検知
し、最適な色検知手段出力補正テーブルを選択して、複
数のカラー画像形成装置間の濃度‐階調特性を制御する
カラー画像形成装置システム。
【0018】(8)前記(1)記載のカラー画像形成装
置システムにおいて、全てのカラー画像形成装置に所定
のテストチャートを添付し、全てのカラー画像形成装置
の前記色検知手段で添付された前記テストチャートを検
知し、検知結果を理想的な前記色検知手段の出力に変換
する色検知手段出力補正テーブルを作成し前記不揮発性
記憶手段に記憶させ、前記色検知手段と前記色検知手段
出力補正テーブルを使用して濃度‐階調特性制御を実施
することにより、複数のカラー画像形成装置間の濃度‐
階調特性を制御するカラー画像形成装置システム。
【0019】(9)前記(8)記載のカラー画像形成装
置システムにおいて、特定の複数台のカラー画像形成装
置間では、前記複数台の各カラー画像形成装置に添付さ
れた複数台分の所定のテストチャートの中から1枚を選
択し、前記複数台のカラー画像形成装置の全ての前記色
検知手段にそのテストチャートを検知させるカラー画像
形成装置システム。
【0020】(10)前記(5)記載のカラー画像形成
装置システムにおいて、複数のカラー画像形成装置間に
おいて直接的又は外部機器を介して間接的に通信をする
手段を有し、この手段により前記報知を行うカラー画像
形成装置システム。
【0021】(11)前記(2)記載のカラー画像形成
装置システムにおいて、前記テストチャートA,Bは、
複数個の階調度の、KによるグレーパッチとCMYによ
るプロセスグレーパッチにより形成するカラー画像形成
装置システム。
【0022】(12)前記(5),(6),(9)のい
ずれかに記載のカラー画像形成装置システムにおいて、
前記テストチャートは、複数個の階調度の、Kによるグ
レーパッチ、CMYによるプロセスグレーパッチ、CM
YKによる1〜4次色の有彩色パッチにより形成するカ
ラー画像形成装置システム。
【0023】(13)前記(1)記載のカラー画像形成
装置システムにおいて、前記1台又は複数台のカラー画
像形成装置は、前記テストチャートを給紙部から色検知
手段まで搬送する手段を有するカラー画像形成装置シス
テム。
【0024】(14)前記(1)記載のカラー画像形成
装置システムにおいて、前記色検知手段は、白色発光手
段と異なる3色以上のオンチップフィルタ付き受光手段
により構成され、転写材の搬送経路内に設置されるカラ
ー画像形成装置システム。
【0025】(15)前記(1)記載のカラー画像形成
装置システムにおいて、前記色検知手段は、異なる3色
以上の発光手段と受光手段により構成され、転写材の搬
送経路内に設置されるカラー画像形成装置システム。
【0026】(16)前記(1)記載のカラー画像形成
装置システムにおいて、濃度を特定の紙種との色差へ変
換する手段を有するカラー画像形成装置では、濃度‐階
調特性に代わり、特定の紙種との色差‐階調特性を制御
するカラー画像形成装置システム。
【0027】(17)テストチャートを1台又は複数台
のカラー画像形成装置の、転写材上に形成された定着後
のパッチの色を検知する色検知手段に検知させ、その検
知結果にもとづいて前記1台又は複数台のカラー画像形
成装置の濃度‐階調特性の制御を実施するカラー画像形
成装置システムの制御方法。
【0028】(18)前記(17)記載の方法を実現す
るためのプログラム。
【0029】(19)前記(18)記載のプログラムを
格納した記憶媒体。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明を“カラー画像形成
装置システム”の実施例により詳しく説明する。なお、
本発明は、システムの形に限らず、実施例の説明に裏付
けられて、方法のかたちで、この方法を実現するための
プログラムの形で、さらにこのプログラムを格納したC
D−ROMなどの記憶媒体の形で実施することができ
る。
【0031】
【実施例】(実施例1)図1は実施例1である“カラー
画像形成装置システム”で用いる各カラー画像形成装置
の全体構成を示す断面図である。この装置は、図示のよ
うに、電子写真方式のカラー画像形成装置の一例である
中間転写体27を採用したタンデム方式のカラー画像形
成装置である。
【0032】本カラー画像形成装置は、図1に示す画像
形成部と図示しない画像処理部から構成される。
【0033】最初に画像処理部における処理について説
明する。図2は、カラー画像形成装置の画像処理部にお
ける処理の一例を示す説明図である。ステップ221
(図ではS221と表記する、以下同様)で、あらかじ
め用意されているカラーマッチングテーブルにより、パ
ーソナルコンピュータ等から送られてくる画像の色を表
すRGB信号をカラー画像形成装置の色再現域に合わせ
たデバイスRGB信号(以下DevRGBという)に変
換する。ステップ222で、あらかじめ用意されている
色分解テーブルにより、前記DevRGB信号をカラー
画像形成装置のトナー色材色であるCMYK信号に変換
する。ステップ223で、各々のカラー画像形成装置に
固有の濃度‐階調特性を補正するキャリブレーションテ
ーブルにより、前記CMYK信号を濃度‐階調特性の補
正を加えたC’M’Y’K’信号へ変換する。ステップ
224で、PWM(Pulse Width Modu
lation)テーブルにより、前記C’M’Y’K’
信号に対応するスキャナ部24C、24M、24Y、2
4Kの露光時間Tc、Tm、Ty、Tkへ変換する。
【0034】次に図1を用いて、電子写真方式のカラー
画像形成装置における、画像形成部の動作を説明する。
画像形成部は、画像処理部が変換した露光時間に基づい
て点灯させる露光光により静電潜像を形成し、この静電
潜像を現像して単色トナー像を形成し、この単色トナー
像を重ね合わせて多色トナー像を形成し、この多色トナ
ー像を転写材11へ転写し、その転写材11上の多色ト
ナー像を定着させるもので、給紙部21、現像色分並置
したステーション毎の感光体22Y、22M、22C、
22K、一次帯電手段としての注入帯電手段23Y、2
3M、23C、23K、トナーカートリッジ25Y、2
5M、25C、25K、現像手段26Y、26M、26
C、26K、中間転写体27、転写ローラ28、クリー
ニング手段29、定着部30、濃度センサ41及びカラ
ーセンサ42によって構成されている。
【0035】前記感光ドラム(感光体)22Y、22
M、22C、22Kは、アルミシリンダの外周に有機光
導伝層を塗布して構成し、図示しない駆動モータの駆動
力が伝達されて回転するもので、駆動モータは感光ドラ
ム22Y、22M、22C、22Kを画像形成動作に応
じて反時計周り方向に回転させる。
【0036】一次帯電手段として、ステーション毎にイ
エロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラッ
ク(K)の感光体を帯電させるための4個の注入帯電器
23Y、23M、23C、23Kを備える構成で、各注
入帯電器にはスリーブ23YS、23MS、23CS、
23KSが備えられている。
【0037】感光ドラム22Y、22M、22C、22
Kへの露光光はスキャナ部24Y、24M、24C、2
4Kから送られ、感光ドラム22Y、22M、22C、
22Kの表面を選択的に露光することにより、静電潜像
が形成されるように構成されている。
【0038】現像手段として、前記静電潜像を可視化す
るために、ステーション毎にイエロー(Y)、マゼンダ
(M)、シアン(C)、ブラック(K)の現像を行う4
個の現像器26Y、26M、26C、26Kを備える構
成で、各現像器には、スリーブ26YS、26MS、2
6CS、26KSが設けられている。各々の現像器は脱
着可能に取り付けられている。
【0039】中間転写体27は、感光ドラム22Y、2
2M、22C、22Kに接触しており、カラー画像形成
時に時計周り方向に回転し、感光ドラム22Y、22
M、22C、22Kの回転に伴って回転し、単色トナー
像が転写される。その後、中間転写体27に後述する転
写ローラ28が接触して転写材11を狭持搬送し、転写
材11に中間転写体27上の多色トナー像が転写する。
【0040】転写ローラ28は、転写材11上に多色ト
ナー像を転写している間、28aの位置で転写材11に
当接し、印字処理後は28bの位置に離間する。
【0041】定着部30は、転写材11を搬送させなが
ら、転写された多色トナー像を溶融定着させるものであ
り、図1に示すように転写材11を加熱する定着ローラ
31と転写材11を定着ローラ31に圧接させるための
加圧ローラ32を備えている。定着ローラ31と加圧ロ
ーラ32は中空状に形成され、内部にそれぞれヒータ3
3、34が内蔵されている。すなわち、多色トナー像を
保持した転写材11は定着ローラ31と加圧ローラ32
により搬送されるとともに、熱および圧力を加えられ、
トナーが表面に定着される。
【0042】トナー像定着後の転写材11は、その後図
示しない排出ローラによって図示しない排紙トレイに排
出して画像形成動作を終了する。
【0043】クリーニング手段29は、中間転写体27
上に残ったトナーをクリーニングするものであり、中間
転写体27上に形成された4色の多色トナー像を転写材
11に転写した後の廃トナーは、クリーナ容器に蓄えら
れる。
【0044】濃度センサ41は、図1のカラー画像形成
装置において中間転写体27へ向けて配置されており、
中間転写体27の表面上に形成されたトナーパッチの濃
度を測定する。この濃度センサ41の構成の一例を図3
に示す。LEDなどの赤外発光素子51と、フォトダイ
オード、Cds等の受光素子52、受光データを処理す
る図示しないICなどとこれらを収容する図示しないホ
ルダーで構成される。受光素子52aはトナーパッチか
らの乱反射光強度を検知し、受光素子52bはトナーパ
ッチからの正反射光強度を検知する。正反射光強度と乱
反射光強度の両方を検知することにより、高濃度から低
濃度までのトナーパッチの濃度を検知することができ
る。なお、前記発光素子51と受光素子52の結合のた
めに図示しないレンズなどの光学素子が用いられること
もある。
【0045】図4に、中間転写体に形成する濃度‐階調
特性制御用パッチパターンの一例を示す。未定着Kトナ
ー単色の階調パッチ65が並んでいる。この後、図示し
ないC,M,Yトナー単色の階調パッチが引き続き形成
される。前記濃度センサ41は中間転写体上に乗ってい
るトナーの色を見分けることはできない。そのため、単
色トナーの階調パッチ65を中間転写体上に形成する。
その後この濃度データは、画像処理部の濃度‐階調特性
を補正するキャリブレーションテーブルや、画像形成部
の各プロセス条件へフィードバックされる。
【0046】また濃度センサ41は、検知した濃度から
特定の紙種との色差へ変換する変換テーブルを用いて、
C,M,Y,K単色のパッチに限り特定の紙種との色差
へ変換して出力することができるものもある。濃度セン
サが濃度のほか特定の紙種との色差を出力することが可
能である場合、C,M,Y,K各々の濃度‐階調特性を
制御する代わりに、C,M,Y,K各々の特定の紙種と
の色差‐階調特性を制御しても良い。この場合、これま
でに述べた濃度‐階調特性制御の濃度を全て特定の紙種
との色差に変えれば良い。C,M,Y,K各々の特定の
紙種との色差‐階調特性を制御することにより、より人
間の視覚特性に即した階調特性を得ることができる。
【0047】カラーセンサ42は、図1のカラー画像形
成装置において転写材搬送路の定着部30より下流に転
写材11の画像形成面へ向けて配置されており、転写材
11上に形成された定着後の混色パッチの色のRGB出
力値を検知する。カラー画像形成装置内部に配置するこ
とにより、定着後の画像を排紙部に排紙する前に、自動
的に検知することが可能となる。
【0048】図5にカラーセンサ42の構成の一例を示
す。カラーセンサ42は、白色LED53とRGBオン
チップフィルタ付き電荷蓄積型センサ54aにより構成
される。白色LED53を定着後のパッチが形成された
転写材11に対して斜め45度より入射させ、0度方向
への乱反射光強度をRGBオンチップフィルタ付き電荷
蓄積型センサ54aにより検知する。RGBオンチップ
フィルタ付き電荷蓄積型センサ54aの受光部は、54
bのようにRGBが独立した画素となっている。RGB
オンチップフィルタ付き電荷蓄積型センサ54の電荷蓄
積型センサは、フォトダイオードでも良い。RGBの3
画素のセットが、数セット並んでいるものでも良い。ま
た、入射角が0度、反射角が45度の構成でも良い。更
には、RGB3色が発光するLEDとフィルタ無しセン
サにより構成しても良い。
【0049】ここで、図6に転写材11上に形成する定
着後の濃度‐階調特性制御用パッチパターンの一例を示
す。濃度‐階調特性制御用パッチパターンは、色再現域
の中心であり、カラーバランスを取る上で非常に重要な
色であるグレーの階調パッチパターンである。ブラック
(K)によるグレー階調パッチ61と、シアン(C)、
マゼンダ(M)、イエロー(Y)を混色したプロセスグ
レー階調パッチ62で構成されており、61aと62
a、61bと62b、61cと62cといったように、
標準のカラー画像形成装置において色度が近いKによる
グレー階調パッチ61とCMYプロセスグレー階調パッ
チ62が対をなして並んでいる。このパッチのRGB出
力値を、カラーセンサ42で検知する。
【0050】転写材11上に形成する定着後の濃度‐階
調特性制御用パッチパターンは、グレーのパッチパター
ンに限らず、C,M,Y,K単色の階調パッチパターン
でも良い。つまり、先に説明した中間転写体に形成する
濃度‐階調特性制御用パッチパターンを定着させたもの
でも良い。また、絶対的な白色基準などを設ければ、絶
対色度を算出することも可能である。
【0051】さらに、RGB出力値は階調度に対して連
続的に変化するので、ある階調度とそれに隣接する階調
度のRGB出力値を1次近似や2次近似等の数学的処理
をすることで、検知した階調度間におけるRGB出力値
の推定値を算出することができる。絶対的な白色基準が
無く、絶対色度を算出できない場合においても、Kによ
るグレー階調パッチとCMYプロセスグレー階調パッチ
のRGB出力値を相対比較することにより、ある階調度
のKによるグレーパッチと色度がほぼ同じになる、CM
Yの3色を混合したプロセスグレーパッチのCMY3色
の混合比率を算出できる。
【0052】図7は、本実施例における、カラーセンサ
を搭載したカラー画像形成装置間の色再現性を向上させ
る制御を示すフローチャートである。本制御は、通常の
プリント動作の合間に実施される。実施のタイミング
は、環境変動、プリント枚数などを検知しあらかじめ設
定された所定のタイミングでユーザーに実行を指示する
か又はユーザーが制御実施を所望した場合に、ユーザー
の手動操作により実施される。
【0053】ステップ111において、色を合わせる基
準とするカラー画像形成装置において、濃度‐階調特性
制御を実施し、基準とするカラー画像形成装置の濃度−
階調特性をターゲットへ戻すように、C,M,Y,K各
キャリブレーションテーブル223を更新する。このテ
ーブル223の詳細は後述する。本更新は、カラー画像
形成装置内部に設置されている濃度センサ・カラーセン
サを使用して実施しても良いし、カラー画像形成装置外
部において市販の色度計・濃度計・画像読取装置を使用
して実施しても良い。
【0054】なお、本ステップにおいて行う濃度‐階調
特性制御は、特定の紙種との色差‐階調特性制御として
も良い。
【0055】ステップ112において、基準とするカラ
ー画像形成装置で、複数個の所定の階調度の、Kによる
グレーパッチとCMYによるプロセスグレーパッチを転
写材上に形成した色合わせチャートAを、排紙部へ出力
する。色合わせチャートAは、前記定着後の濃度‐階調
特性制御用パッチパターンの一例と同様のものである。
【0056】ステップ113において、色合わせチャー
トAを色を合わせたいカラー画像形成装置のカラーセン
サまで搬送し、色を合わせたいカラー画像形成装置のカ
ラーセンサで色合わせチャートAの全パッチを検知す
る。色合わせチャートAの搬送は、基準とするカラー画
像形成装置の排紙部から色を合わせたいカラー画像形成
装置の給紙部までユーザーが搬送し、色を合わせたいカ
ラー画像形成装置が給紙部からカラーセンサまで搬送す
る。
【0057】ステップ114において、色を合わせたい
カラー画像形成装置で、色合わせチャートAと同じ画像
データのパッチとそのパッチの階調度をC,M,Y,K
各々前後に振ったパッチにより形成する色合わせチャー
トBを転写材上に形成し、色を合わせたいカラー画像形
成装置のカラーセンサで色合わせチャートBの全パッチ
を検知する。例えば階調が255階調であるカラー画像
形成装置において、色合わせチャートAで画像データの
階調度がC100/255(シアンの階調度が100で
あることを意味する。以下同様とする。),M100/
255,Y100/255であるパッチに対して、色合
わせチャートBでは図8(a)の表のように、色合わせ
チャートAのパッチとCMYによるプロセスグレーパッ
チ各色の階調度を前後に15階調ずつ振った8パッチの
合計9パッチを形成する。また、K単色の階調度100
/255のパッチの場合は、図8(b)の表のようにK
のみの階調度を振った2パッチを加えて合計3パッチを
色合わせチャートBで形成する。
【0058】ステップ115において、色を合わせたい
カラー画像形成装置のカラーセンサがステップ113で
検知した色合わせチャートAの検知結果とステップ11
4で検知した色合わせチャートBにおける色合わせチャ
ートAと同じ画像データのパッチの検知結果の差を算出
し、色を合わせたいカラー画像形成装置において色合わ
せチャートAと同じ色度のパッチを形成するためのC,
M,Y,K各色の階調度を算出する。カラーセンサ出力
は階調度の変化に対して連続的に変化する事を利用し、
図8の表にある1〜8のパッチの階調度間のセンサ出力
を補間することにより算出する。
【0059】ステップ116において、色合わせチャー
トAのパッチの画像データのC,M,Y,K各階調度
を、ステップ115で算出した色合わせチャートAと同
じ色度のパッチを形成するC,M,Y,K各階調度へ変
換する、C,M,Y,K各キャリブレーションテーブル
223を作成する。例えば、ステップ115で示した画
像データの階調度がC100/255,M100/25
5,Y100/255であるパッチに対して、基準とす
るカラー画像形成装置で出力した色合わせチャートAの
本パッチと同じ色度となるパッチを、色を合わせたいカ
ラー画像形成装置において形成するための階調度がC1
10/255,M100/255,Y90/255であ
るとステップ115で算出したとする。この場合、色を
合わせたいカラー画像形成装置において、C100/2
55→C’110/255、M100/255→M’1
00/255、Y100/255→Y’90/255へ
と変換するキャリブレーションテーブル223を作成す
る。
【0060】ステップ116以後、通常のプリントを実
施し、再び前述のタイミングで本制御を実施する際に、
ステップ111へ戻る。
【0061】本制御は、ステップ111において基準と
するカラー画像形成装置の濃度‐階調特性の補正を実施
しているので、色合わせチャートAそのものが、基準と
なるカラー画像形成装置における濃度‐階調特性のター
ゲットとなっている。従ってステップ116において、
色を合わせたいカラー画像形成装置における色合わせチ
ャートAと同じ色度のパッチを形成するための条件をそ
のまま用いて、色を合わせたいカラー画像形成装置のキ
ャリブレーションテーブル223とすることが可能とな
る。
【0062】以上説明したように、本実施例によれば、
濃度‐階調特性制御済みの、基準とするカラー画像形成
装置を用いて出力した色合わせチャートを、色を合わせ
たいカラー画像形成装置のカラーセンサで検知しキャリ
ブレーションテーブルを作成することにより、複数のカ
ラー画像形成装置間における色再現性が向上する。
【0063】(実施例2)図9は、実施例2である“カ
ラー画像形成装置システム”における、カラーセンサを
搭載したカラー画像形成装置間の色再現性を向上させる
制御を示すフローチャートである。実施例1と異なる主
な点は、最初に基準とするカラー画像形成装置における
濃度‐階調特性制御を必要としないこと、色合わせチャ
ートは基準とするカラー画像形成装置から1枚出せば良
いこと、カラー画像形成装置の濃度‐階調特性制御はカ
ラー画像形成装置内部に設置されたカラーセンサを使用
しなければならないことである。本制御は、通常のプリ
ント動作の合間に実施される。実施のタイミングは、環
境変動、プリント枚数などを検知しあらかじめ設定され
た所定のタイミングでユーザーに実行を指示するか又は
ユーザーが制御実施を所望した場合に、ユーザーの手動
操作により実施される。
【0064】ステップ121において、色合わせの基準
とするカラー画像形成装置を使用して、複数個の所定の
階調度の、KによるグレーパッチとCMYによるプロセ
スグレーパッチを転写材上に形成した色合わせチャート
を、排紙部へ出力する。この際、基準とするカラー画像
形成装置のカラーセンサで、全パッチを検知する。
【0065】ステップ122において、色合わせチャー
トを色を合わせたいカラー画像形成装置のカラーセンサ
まで搬送し、色を合わせたいカラー画像形成装置のカラ
ーセンサで色合わせチャートの全パッチを検知する。色
合わせチャートの搬送は、ユーザーが基準とするカラー
画像形成装置の排紙部から色を合わせたいカラー画像形
成装置の給紙部まで搬送し、色を合わせたいカラー画像
形成装置が給紙部からカラーセンサまで搬送する。
【0066】ステップ123において、ステップ121
で基準とするカラー画像形成装置が検知した色合わせチ
ャートの検知結果を、色を合わせたいカラー画像形成装
置へ報知する。報知手段は、カラー画像形成装置がカラ
ー画像形成装置間の通信を可能とする通信手段を有して
いても良いし、パーソナルコンピュータなどの外部機器
を介した間接的な通信手段を利用しても良い。
【0067】ステップ124において、ステップ122
の色を合わせたいカラー画像形成装置のカラーセンサ検
知結果をステップ123で報知された基準とするカラー
画像形成装置のカラーセンサ出力結果へ変換するカラー
センサ出力補正テーブルを作成する。
【0068】ステップ125において、色を合わせたい
カラー画像形成装置で、カラーセンサとステップ124
で作成したカラーセンサ出力補正テーブルを使用し、前
記定着後の濃度‐階調特性制御用パッチパターン63を
転写材に形成して、濃度‐階調特性制御を実施する。こ
の際、色を合わせたいカラー画像形成装置のカラーセン
サの出力値を、カラーセンサ出力補正テーブルで基準と
するカラー画像形成装置のカラーセンサ出力に変換し、
この変換した出力値を用いて、色を合わせたいカラー画
像形成装置の濃度‐階調特性制御を実施する。なお、本
ステップにおいて行う濃度‐階調特性制御は、特定の紙
種との色差‐階調特性制御としても良い。ステップ12
5以後、通常のプリントを実施し、再び本制御を前述の
タイミングで本制御を実施する際に、ステップ121へ
戻る。
【0069】本制御は、基準とするカラー画像形成装置
のカラーセンサ出力に、色を合わせたいカラー画像形成
装置のカラーセンサ出力を合わせこみ、両カラーセンサ
のバラツキを補正する構成である。従って、最初に基準
とするカラー画像形成装置の濃度‐階調特性制御を実施
する必要は無い。また、色合わせチャートは説明したグ
レーパッチに限らず、1〜4次色の有彩色パッチのチャ
ートでも良い。但し、随時実施する濃度‐階調特性制御
に、前記転写材上に形成した定着後の濃度‐階調特性制
御用パッチパターン63とカラーセンサを使用しなけれ
ば、色の再現性は得られない。
【0070】以上説明したように、本実施例によれば、
基準とするカラー画像形成装置が検知した色合わせチャ
ートの検知結果を、色を合わせたいカラー画像形成装置
へ報知し、カラーセンサのバラツキ補正を実施すること
により、複数のカラー画像形成装置間における色再現性
が向上する。
【0071】(実施例3)図10は、実施例3である
“カラー画像形成装置システム”における、カラーセン
サを搭載したカラー画像形成装置間の色再現性を向上さ
せる制御を示すフローチャートである。実施例2と異な
る主な点は、出荷時にカラーセンサで色合わせチャート
を検知し、カラーセンサ出力補正テーブルを作成する点
である。
【0072】ステップ131〜133までは、カラー画
像形成装置の出荷時に行う作業であり、ステップ131
〜132はカラーセンサをカラー画像形成装置に取り付
ける前に行うことも可能である。
【0073】ステップ131において、あらかじめ用意
した、複数個の所定の階調度の、Kによるグレーパッチ
とCMYによるプロセスグレーパッチを転写材上に形成
した色合わせチャートを、カラーセンサで検知する。
【0074】ステップ132において、ステップ131
で検知した結果を、理想的なカラーセンサで色合わせチ
ャートを検知した際の検知結果へ変換する、カラーセン
サ出力補正テーブルを作成する。
【0075】ステップ133において、ステップ132
で作成したカラーセンサ出力補正テーブルを、カラー画
像形成装置又はカラーセンサの不揮発性記憶装置に保存
する。
【0076】ステップ134において、出荷先でカラー
センサとカラーセンサ出力補正テーブルを使用し、前記
定着後の濃度‐階調特性制御用パッチパターン63を転
写材に形成して、濃度‐階調特性制御を実施する。この
際、カラー画像形成装置のカラーセンサの出力値を、カ
ラーセンサ出力補正テーブルで理想的なカラーセンサ出
力に変換し、この変換した出力値を用いて、カラー画像
形成装置の濃度‐階調特性制御を実施する。なお、本ス
テップにおいて行う濃度‐階調特性制御は、特定の紙種
との色差‐階調特性制御としても良い。
【0077】本制御は、理想的なカラーセンサ出力に、
出荷する全てのカラー画像形成装置のカラーセンサ出力
を合わせこみ、カラーセンサのバラツキを補正する構成
であり、出荷後にテストチャートを出力する必要が無い
点が優れている。また、色合わせチャートは説明したグ
レーパッチに限らず、1〜4次色の有彩色パッチのチャ
ートでも良い。但し実施例2と同様に、随時実施する濃
度‐階調特性制御に、前記転写材上に形成した定着後の
濃度‐階調特性制御用パッチパターン63とカラーセン
サを使用しなければ、色の再現性は得られない。
【0078】出荷後のカラーセンサの出力変動に対応す
るために、温湿度センサを有するカラー画像形成装置に
おいて、温湿度に対応する数種のカラーセンサ出力補正
テーブルを記憶しておき使用しても良い。また、本実施
例の制御と実施例1の制御を組み合わせることもでき
る。
【0079】以上説明したように、本実施例によれば、
出荷時にカラーセンサで色合わせチャートを検知し、カ
ラーセンサのバラツキ補正を実施することにより、テス
トチャートを出力することなく、複数のカラー画像形成
装置間における色再現性を向上させることができる。な
お、本実施例では、出力補正テーブルを不揮発性記憶手
段に記憶しているが、他の実施例においても、必要に応
じて出力補正テーブルを不揮発性記憶手段に記憶するよ
うにすると良い。
【0080】(実施例4)図11は、実施例4である
“カラー画像形成装置システム”における、カラーセン
サを搭載したカラー画像形成装置間の色再現性を向上さ
せる制御を示すフローチャートである。実施例3と異な
る主な点は、実施例3の色合わせチャートをカラー画像
形成装置本体に添付して出荷し、出荷先においてカラー
センサで色合わせチャートを検知し、カラーセンサ出力
補正テーブルを作成・更新することである。本実施例に
おいて本制御は、通常のプリント動作の合間に何度でも
実施できる。実施のタイミングは、環境変動、プリント
枚数などを検知しあらかじめ設定された所定のタイミン
グでユーザーに実行を指示するか又はユーザーが制御実
施を所望した場合に、ユーザーの手動操作により実施さ
れる。
【0081】ステップ141において、あらかじめ用意
した、複数個の所定の階調度の、Kによるグレーパッチ
とCMYによるプロセスグレーパッチを転写材上に形成
した所定の色合わせチャートを、カラーセンサで検知す
る。
【0082】ステップ142において、ステップ141
で検知した結果を、理想的なカラーセンサで色合わせチ
ャートを検知した際の検知結果へ変換する、カラーセン
サ出力補正テーブルを作成する。
【0083】ステップ143において、ステップ142
で作成したカラーセンサ出力補正テーブルを、カラー画
像形成装置又はカラーセンサの不揮発性記憶装置に保存
する。
【0084】ステップ144において、カラーセンサと
カラーセンサ出力補正テーブルを使用し、前記定着後の
濃度‐階調特性制御用パッチパターン63を転写材に形
成して、濃度‐階調特性制御を実施する。この際、カラ
ー画像形成装置のカラーセンサの出力値を、カラーセン
サ出力補正テーブルで理想的なカラーセンサ出力に変換
し、この変換した出力値を用いて、カラー画像形成装置
の濃度‐階調特性制御を実施する。なお、本ステップに
おいて行う濃度‐階調特性制御は、特定の紙種との色差
‐階調特性制御としても良い。
【0085】ステップ144以後、通常のプリントを実
施し、再び本制御を前述のタイミングで本制御を実施す
る際に、ステップ141へ戻る。
【0086】本制御は、理想的なカラーセンサ出力に、
全てのカラー画像形成装置のカラーセンサ出力を合わせ
こみ、カラーセンサのバラツキを補正する構成であり、
カラー画像形成装置に添付する全ての色合わせチャート
に出荷時及び出荷後において差が出ない様にする必要が
あるものの、出荷後のセンサ出力変動に対応できる点が
優れている。また、色合わせチャートは説明したグレー
パッチに限らず、1〜4次色の有彩色パッチのチャート
でも良い。但し、実施例2,3と同様に、随時実施する
濃度‐階調特性制御に、前記転写材上に形成した定着後
の濃度‐階調特性制御用パッチパターン63とカラーセ
ンサを使用しなければ、色の再現性は得られない。
【0087】また、ある特定の複数台のカラー画像形成
装置間の色を合わせたい場合は、前記複数台のカラー画
像形成装置各々に添付された台数分の色合わせチャート
の中から1枚を選択し、前記複数台のカラー画像形成装
置のカラーセンサに前記1枚選択した同一の色合わせチ
ャートを検知させて、各カラー画像形成装置のカラーセ
ンサ出力補正テーブルを作成しても良い。こうすること
で、色合わせチャート間の色のばらつきの影響を受けな
い制御を実施することができる。
【0088】以上説明したように、本実施例によれば、
出荷時に色合わせチャートを添付し、随時色合わせチャ
ートを検知し、カラーセンサのバラツキ補正を実施する
ことにより、複数のカラー画像形成装置間における色再
現性を向上させることができる。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
カラー画像形成装置間の色再現性を向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1で用いるカラー画像形成装置の全体
構成を示す断面図
【図2】 画像処理部における処理を示すフローチャー
【図3】 濃度センサの構成を示す図
【図4】 中間転写体に形成する濃度‐階調特性制御用
パッチパターンを示す図
【図5】 カラーセンサの構成を示す図
【図6】 転写材上に形成する濃度‐階調特性制御用パ
ッチパターンを示す図
【図7】 実施例1における制御を示すフローチャート
【図8】 色合わせチャートBを示す図
【図9】 実施例2における制御を示すフローチャート
【図10】 実施例3における制御を示すフローチャー
【図11】 実施例4における制御を示すフローチャー
【符号の説明】
11 転写材 22 感光体、感光ドラム 26 現像手段 27 中間転写体 30 定着装置 41 濃度センサ 42 カラーセンサ 61 ブラックによるグレー階調パッチパッチ 62 プロセスグレー階調パッチ 63 転写材上に形成した定着後の濃度‐階調特性制御
用パッチパターン 64 単色未定着階調パッチ 65 中間転写体上に形成した未定着の濃度‐階調特性
制御用パッチパターン
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/00 303 B41J 3/00 A Fターム(参考) 2C087 AA15 AA16 AC07 AC08 BA12 BB10 BD36 CB04 2C262 AA02 AA04 AA22 AB07 AB11 AB17 BB03 BB29 BB30 BB34 BB36 BB38 BC01 CA07 EA12 FA12 FA13 FA14 GA02 GA05 2H027 DA09 DA13 DA14 DB01 DE02 EA18 EB03 EB04 EJ15 HA07 ZA07 2H030 AA03 AB02 AD11 AD12 AD16 BB02 BB36 BB42

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転写材上に形成された定着後のパッチの
    色を検知する色検知手段と、画像情報の階調度を濃度‐
    階調特性に基づいた階調度へ変換するシアン(C)、マ
    ゼンダ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)各色の
    キャリブレーションテーブルを用いて濃度‐階調特性を
    制御する手段を有するカラー画像形成装置を1台又は複
    数台備えたカラー画像形成装置システムにおいて、テス
    トチャートを前記1台又は複数台のカラー画像形成装置
    の前記色検知手段に検知させ、検知結果にもとづいて前
    記1台又は複数台のカラー画像形成装置の濃度‐階調特
    性の制御を実施することを特徴とするカラー画像形成装
    置システム。
  2. 【請求項2】 基準とするカラー画像形成装置において
    濃度‐階調特性制御を実施し、実施直後に前記基準とす
    るカラー画像形成装置においてテストチャートAを出力
    し、このテストチャートAを色を合わせたいカラー画像
    形成装置の、転写材上に形成された定着後のパッチの色
    を検知する色検知手段で検知し、色を合わせたいカラー
    画像形成装置において前記テストチャートAと同じ画像
    データのパッチとそのパッチのC,M,Y,K各階調度
    を数階調ふったパッチにより構成されるテストチャート
    Bを出力し、色を合わせたいカラー画像形成装置の前記
    色検知手段で前記テストチャートBを検知し、両テスト
    チャートの検知結果より色を合わせたいカラー画像形成
    装置でテストチャートAと同じ色度の画像を形成するた
    めの各階調度を算出し、画像データのC,M,Y,K各
    階調度を前記テストチャートAと同じ色度の画像を形成
    するための算出した各階調度へ変換するC,M,Y,K
    の各キャリブレーションテーブルを作成することによ
    り、複数のカラー画像形成装置間の濃度‐階調特性制御
    を実施することを特徴とするカラー画像形成装置システ
    ム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のカラー画像形成装置シス
    テムにおいて、前記基準となるカラー画像形成装置は未
    定着単色パッチの濃度検知手段を有し、前記基準とする
    カラー画像形成装置において実施する前記濃度‐階調特
    性制御は、転写材上に形成された定着後のパッチの色を
    検知する色検知手段、前記濃度検知手段のいずれか又は
    両方を用いて実施することを特徴とするカラー画像形成
    装置システム。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のカラー画像形成装置シス
    テムにおいて、前記基準とするカラー画像形成装置にお
    いて実施する前記濃度‐階調特性制御は、カラー画像形
    成装置外部の色度計・濃度計・画像読取装置のいずれか
    を用いて実施することを特徴とするカラー画像形成装置
    システム。
  5. 【請求項5】 基準とするカラー画像形成装置におい
    て、テストチャートを出力し、出力する際に前記基準と
    するカラー画像形成装置の、転写材上に形成された定着
    後のパッチの色を検知する色検知手段で前記テストチャ
    ートを検知し、色を合わせたいカラー画像形成装置の、
    転写材上に形成された定着後のパッチの色を検知する色
    検知手段で前記テストチャートを検知し、前記基準とす
    るカラー画像形成装置の前記色検知手段の検知結果を前
    記色を合わせたいカラー画像形成装置へ報知し、前記色
    を合わせたいカラー画像形成装置において、色を合わせ
    たいカラー画像形成装置の前記色検知手段の検知結果
    を、前記基準とするカラー画像形成装置の前記色検知手
    段の検知結果へ変換する色検知手段出力補正テーブルを
    作成し、前記色を合わせたいカラー画像形成装置におい
    てその装置の色検知手段と前記色検知手段出力補正テー
    ブルを使用して濃度‐階調特性制御を実施することによ
    り、複数のカラー画像形成装置間の濃度‐階調特性を制
    御することを特徴とするカラー画像形成装置システム。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のカラー画像形成装置シス
    テムにおいて、出荷時に全ての前記色検知手段で所定の
    テストチャートを検知し、検知結果を理想的な前記色検
    知手段の出力に変換する色検知手段出力補正テーブルを
    作成し、不揮発性の記憶手段に記憶させ、出荷先におい
    て前記色検知手段と前記色検知手段出力補正テーブルを
    使用して濃度‐階調特性制御を実施することにより、複
    数のカラー画像形成装置間の濃度‐階調特性を制御する
    ことを特徴とするカラー画像形成装置システム。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のカラー画像形成装置シス
    テムにおいて、温度・湿度検知手段を有するカラー画像
    形成装置で温度・湿度変動に対応した複数個の色検知手
    段出力補正テーブルを作成し、不揮発性の記憶手段に記
    憶させ、所要の制御実施時に温度・湿度を検知し、最適
    な色検知手段出力補正テーブルを選択して、複数のカラ
    ー画像形成装置間の濃度‐階調特性を制御することを特
    徴とするカラー画像形成装置システム。
  8. 【請求項8】 請求項1記載のカラー画像形成装置シス
    テムにおいて、全てのカラー画像形成装置に所定のテス
    トチャートを添付し、全てのカラー画像形成装置の前記
    色検知手段で添付された前記テストチャートを検知し、
    検知結果を理想的な前記色検知手段の出力に変換する色
    検知手段出力補正テーブルを作成し前記不揮発性記憶手
    段に記憶させ、前記色検知手段と前記色検知手段出力補
    正テーブルを使用して濃度‐階調特性制御を実施するこ
    とにより、複数のカラー画像形成装置間の濃度‐階調特
    性を制御することを特徴とするカラー画像形成装置シス
    テム。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のカラー画像形成装置シス
    テムにおいて、特定の複数台のカラー画像形成装置間で
    は、前記複数台の各カラー画像形成装置に添付された複
    数台分の所定のテストチャートの中から1枚を選択し、
    前記複数台のカラー画像形成装置の全ての前記色検知手
    段にそのテストチャートを検知させることを特徴とする
    カラー画像形成装置システム。
  10. 【請求項10】 請求項5記載のカラー画像形成装置シ
    ステムにおいて、複数のカラー画像形成装置間において
    直接的又は外部機器を介して間接的に通信をする手段を
    有し、この手段により前記報知を行うことを特徴とする
    カラー画像形成装置システム。
  11. 【請求項11】 請求項2記載のカラー画像形成装置シ
    ステムにおいて、前記テストチャートA,Bは、複数個
    の階調度の、KによるグレーパッチとCMYによるプロ
    セスグレーパッチにより形成することを特徴とするカラ
    ー画像形成装置システム。
  12. 【請求項12】 請求項5,6,9のいずれかに記載の
    カラー画像形成装置システムにおいて、前記テストチャ
    ートは、複数個の階調度の、Kによるグレーパッチ、C
    MYによるプロセスグレーパッチ、CMYKによる1〜
    4次色の有彩色パッチにより形成することを特徴とする
    カラー画像形成装置システム。
  13. 【請求項13】 請求項1記載のカラー画像形成装置シ
    ステムにおいて、前記1台又は複数台のカラー画像形成
    装置は、前記テストチャートを給紙部から色検知手段ま
    で搬送する手段を有することを特徴とするカラー画像形
    成装置システム。
  14. 【請求項14】 請求項1記載のカラー画像形成装置シ
    ステムにおいて、前記色検知手段は、白色発光手段と異
    なる3色以上のオンチップフィルタ付き受光手段により
    構成され、転写材の搬送経路内に設置されることを特徴
    とするカラー画像形成装置システム。
  15. 【請求項15】 請求項1記載のカラー画像形成装置シ
    ステムにおいて、前記色検知手段は、異なる3色以上の
    発光手段と受光手段により構成され、転写材の搬送経路
    内に設置されることを特徴とするカラー画像形成装置シ
    ステム。
  16. 【請求項16】 請求項1記載のカラー画像形成装置シ
    ステムにおいて、濃度を特定の紙種との色差へ変換する
    手段を有するカラー画像形成装置では、濃度‐階調特性
    に代わり、特定の紙種との色差‐階調特性を制御するこ
    とを特徴とするカラー画像形成装置システム。
  17. 【請求項17】 テストチャートを1台又は複数台のカ
    ラー画像形成装置の、転写材上に形成された定着後のパ
    ッチの色を検知する色検知手段に検知させ、その検知結
    果にもとづいて前記1台又は複数台のカラー画像形成装
    置の濃度‐階調特性の制御を実施することを特徴とする
    カラー画像形成装置システムの制御方法。
  18. 【請求項18】 請求項17記載の方法を実現するため
    のプログラム。
  19. 【請求項19】 請求項18記載のプログラムを格納し
    たことを特徴とする記憶媒体。
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