JP2003097527A - 環状溝付きリベット - Google Patents

環状溝付きリベット

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JP2003097527A
JP2003097527A JP2001293228A JP2001293228A JP2003097527A JP 2003097527 A JP2003097527 A JP 2003097527A JP 2001293228 A JP2001293228 A JP 2001293228A JP 2001293228 A JP2001293228 A JP 2001293228A JP 2003097527 A JP2003097527 A JP 2003097527A
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JP
Japan
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rivet
annular groove
bar member
flange
rivet member
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Withdrawn
Application number
JP2001293228A
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English (en)
Inventor
Tatsuichi Kochiya
辰一 東風谷
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YKK Snap Fasteners Japan Co Ltd
Original Assignee
YKK Snap Fasteners Japan Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B19/00Bolts without screw-thread; Pins, including deformable elements; Rivets
    • F16B19/04Rivets; Spigots or the like fastened by riveting
    • F16B19/08Hollow rivets; Multi-part rivets

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Insertion Pins And Rivets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のリベット部材を薄手の素材にカシメ止
着する場合に生じていた大きな隙間を最小化し、他の素
材部分や紐などがそうした隙間に引っ掛かる恐れをも最
小化するリベット部材を提供すること。 【解決手段】 リベット部材10のフランジ内側部14
の一部に環状溝18が形成される。環状溝18は、フラ
ンジ内側部14のその他の部分よりも低い所定の深さd
と、バー部材の突出部の寸法形状に応じた所定の幅wを
有し、シャンク部16の周囲を一周し、リベット部材1
0のシャンク部16を、生地のような素材を挟んで相対
して位置決めしたバー部材5あるいは7に素材を貫いて
圧入させ、次いで素材にカシメ止着させた際に、これら
のバー部材5あるいは7の突出部分13あるいは15の
先端部を貫入させる状態で受けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は生地等の素材に対し
バー部材と共にカシメ止着するリベット部材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、生地等の素材に対しバー部材と共
にカシメ止着するリベット部材には例えば図3に
(a)、(b)、(c)として示すようなものがあり、
(a)のものはシャンク部1と、このシャンク部1の周
囲を半径方向に伸延するフランジ部3とが夫々別個に作
製したものを組み合わせた構成とされ、一方、(b)や
(c)に示すものでは、シャンク部1’あるいは1”と
フランジ部3’あるいは3”とは一体成形されている。
【0003】図3に(a)、(b)、(c)として示す
ようなこれらのリベット部材は、生地のような素材を挟
んで相対して位置決めした、図4に(i)、(ii)あ
るいは(iii)として例示されるようなバー部材5、
5’7に対してそれらの素材を貫いて圧入され、次い
で、所定のカシメ圧が加えられることで素材にしっかり
とカシメ止着されるようになっている。これらの、図3
に(a)、(b)、(c)として示すようなリベット部
材及び図4に(i)、(ii)、(iii)として例示
されるようなバー部材5、5’7は、主にアルミニュー
ムや銅などの比較的軟質の且つ塑性変形性の金属材料か
ら作製され、一方、リベット部材のフランジ部分の内側
や外側の各平面部分には、記号eあるいはfで示すよう
な傾斜部分あるいはその他の、例えば湾曲部分などの任
意の形状がデザイン上形成されることもある。
【0004】図5には、リベット部材9を上述したよう
に生地等の素材11を貫いてバー部材5に圧入させ、次
いでリベット部材9のシャンク部1に所定のカシメ圧を
加えてバー部材5内で圧潰させ、素材11にカシメ止着
させた状態が例示されている。しかしながら、特に、図
4に(i)、(ii)、(iii)として例示したよう
な、リベット部材に向けて比較的長く突き出した突出部
分13、13’、15を有するようなバー部材5、
5’、7を使用する場合、これらのリベット部材及びバ
ー部材を止着させるべき生地等の素材11が薄手のもの
であると、リベット部材をそうしたバー部材にカシメ止
着した際に、素材11と、リベット部材のフランジ内側
部分17及びバー部材のフランジ内側部19との間に、
図5に記号h1及びh2として示すような比較的大きな
隙間が生じてしまうことがある。こうした隙間には他の
素材部分や紐などが引っ掛かる恐れがあって場合によっ
ては非常に危険でもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のリベット部材を
薄手の素材にカシメ止着する場合に生じていた大きな隙
間を最小化し、他の素材部分や紐などがそうした隙間に
引っ掛かる恐れをも最小化するリベット部材を提供する
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、フラン
ジ部と、該フランジ部から起立するシャンク部とを有
し、フランジ内側部には環状溝を形成したリベット部材
が提供される。本発明の1実施例によれば、リベット部
材は、任意形状の突出部を有するバー部材と組み合わせ
て使用され、環状溝が、生地等の素材を貫いた前記突出
部を受けるようにされる。本発明の他の実施例ではリベ
ット部材を一体成形することができる。また、他の実施
例では環状溝の外側に単数あるいは複数の突起が形成さ
れる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1及び図2を参照して本発明を
詳しく説明する。図1には本発明のリベット部材10の
斜視図が示されている。リベット部材10は図3に
(c)として示される従来製品と同等形式のものであ
り、フランジ部12と、このフランジ部12のフランジ
内側14の中央位置に一体成形され、垂直方向に所定長
さ起立するシャンク部16とを有している。
【0008】本発明のリベット部材10も、主にアルミ
ニュームや銅などの比較的軟質の且つ塑性変形性の金属
材料から作製され、図4に(i)、(iii)として例
示したような底面が凹型のバー部材5、7、あるいは
(ii)として例示したように底面が平らなバー部材
5’を生地のような素材を挟んで相対して位置決めした
状態で、このバー部材に素材を貫いて圧入された後、所
定のカシメ圧が加えられることにより素材にしっかりと
カシメ止着されるようになっている。
【0009】本発明のリベット部材10には更に、フラ
ンジ内側部14の一部に、番号18で示すような環状溝
が形成される。環状溝18は、フランジ内側部14のそ
の他の部分よりも低い所定の深さdと、バー部材の突出
部の寸法形状に応じた所定の幅wを有し、シャンク部1
6の周囲を一周している。この環状溝18は、リベット
部材10のシャンク部16を、生地のような素材を挟ん
で相対して位置決めしたバー部材5、5’あるいは7に
素材を貫いて圧入させ、次いで素材にカシメ止着させた
際に、これらのバー部材5、7の突出部分13、15の
先端部、あるいはバー部材5’の突出部分17の平坦な
底面の一部を夫々貫入させる状態で受けることができ
る。
【0010】これにより、図3に(a)、(b)、
(c)として示すようなリベット部材を使用する場合に
素材11と、リベット部材のフランジ内側部19及びバ
ー部材のフランジ内側部21との間に従来生じていた、
図5にh1及びh2として示すような比較的大きな隙間
を環状溝18の深さdの分、小さくすることができるよ
うになる。その結果、そうした隙間があることによって
生じる、他の素材部分や紐などが引っ掛かる恐れは最小
化されるようになる。
【0011】環状溝18の深さd及び幅wの各寸法が、
上述したバー部材にリベット部材を圧入し、その後、素
材にカシメ止着させるための機械的圧力を受けるに際し
てフランジ部12が変形しないようにするための十分な
機械的強度が維持される範囲において選択されることは
言うまでもない。以上、本発明を実施例を参照して説明
したが、本発明の内で種々の変更をなし得ることを理解
されたい。
【0012】例えば、上述した実施例では図3の(c)
に例示されるリベット部材と同形式のものが例示された
が、フランジ部12の上述した十分な機械的強度が損な
われない限りにおいて、環状溝18を形成することので
きるフランジ厚を有するその他の形式のリベット部材、
例えば図3の(b)に示すようなリベット部材を使用す
ることもできる。また、環状溝18の側壁部分20は図
1及び図2では垂直状態で示されるが、傾斜あるいは湾
曲状態とすることもできる。
【0013】更に、フランジ内側部14の、環状溝18
の外側部分には任意の先端形状を有する単数あるいは複
数の突起(図示せず)を、例えばフランジ部分の周囲方
向に沿って一定間隔あるいはランダム間隔に配置しても
良い。またそれらの突起は、例えばフランジ部分の周囲
方向に沿って周回する円環状のもの、フランジ部分の直
径方向に放射状に伸延するもの、任意方向に配列した独
立突起形状のもの、あるいはその他の任意の形状のもの
とすることができる。この場合、これらの突起は素材と
フランジ内側部との間の隙間が環状溝18を設けること
により小さくなっていることから、特に素材11が薄手
のものである場合に、環状溝18を設けない従来の同等
製品における場合よりもリベット部材及びバー部材の素
材に対する止着性を一層向上させることができる。
【0014】
【発明の効果】従来のリベット部材を薄手の素材にカシ
メ止着する場合に生じていた大きな隙間が最小化され、
かくして、他の素材部分や紐などがそうした隙間に引っ
掛かる恐れを最小化するリベット部材が提供される。ま
た、フランジ内側部に突起を形成した場合には、リベッ
ト部材及びバー部材の素材に対する止着性を従来の同等
製品よりも大幅に向上させるリベット部材が提供され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従うフランジ内側環状溝を有するリベ
ット部材の斜視図である。
【図2】図1のリベット部材の、フランジ内側に形成し
た環状溝を示す断面側面図である。
【図3】(a)は従来のリベット部材の部分断面側面
図、(b)は従来の他のリベット部材の部分断面側面
図、(c)は従来の更に他のリベット部材の部分断面側
面図である。
【図4】(i)はバー部材の断面側面図、(ii)は他
のバー部材の断面側面図、(iii)は他のバー部材の
断面側面図である。
【図5】バー部材とリベット部材とを素材を貫いて組合
わされた状態で示す断面側面図である。
【符号の説明】
1、1’、1” シャンク部 3、3’、3” フランジ部 5、5’、7 バー部材 9、10 リベット部材 12 フランジ部 14、17 フランジ内側部 13、13’、15 突出部分 16 シャンク部 18 環状溝 19 バー部材のフランジ内側部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フランジ部(12)と、該フランジ部か
    ら起立するシャンク部(16)とを有し、フランジ内側
    部(14)には環状溝(18)を形成したリベット部
    材。
  2. 【請求項2】 任意形状の突出部(13、13’、1
    5)を有するバー部材(5,5’7)と組み合わせて使
    用され、 環状溝(18)が、生地等の素材(11)を貫いた前記
    突出部を受けるようにした請求項1のリベット部材。
  3. 【請求項3】 フランジ部(12)とシャンク部(1
    6)とが一体成形された請求項1あるいは2のリベット
    部材。
  4. 【請求項4】 フランジ内側部(14)の環状溝(1
    8)の外側に単数あるいは複数の突起を形成した請求項
    1〜3の何れかのリベット部材。
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