JP2003097424A - 可変容量型圧縮機 - Google Patents

可変容量型圧縮機

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JP2003097424A
JP2003097424A JP2001295779A JP2001295779A JP2003097424A JP 2003097424 A JP2003097424 A JP 2003097424A JP 2001295779 A JP2001295779 A JP 2001295779A JP 2001295779 A JP2001295779 A JP 2001295779A JP 2003097424 A JP2003097424 A JP 2003097424A
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shaft
rotor
variable displacement
displacement compressor
thrust bearing
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Yujiro Morita
雄二郎 森田
Jiro Iizuka
二郎 飯塚
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Sanden Corp
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    • F04B27/00Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders
    • F04B27/08Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
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    • F04B27/1036Component parts, details, e.g. sealings, lubrication
    • F04B27/1054Actuating elements
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スラストベアリングに対するロータの片当り
を防止し、スラストベアリングの耐久性を向上し、耐久
性、信頼性に優れた可変容量型圧縮機を提供する。 【解決手段】 中央にシャフトが挿通され、該シャフト
に対して傾斜して回転可能な環状のスワッシュリング
と、該スワッシュリングを支持するとともにシャフトか
らの駆動力を伝達するピボットピンと、前記スワッシュ
リングの径方向に穿設された孔に挿入された連結ピンで
スワッシュリングと連結されシャフトの軸方向に移動可
能なセンタスリーブと、該センタスリーブに加わるスラ
スト荷重を受けるスラストベアリングとの間にロータを
有する可変容量型圧縮機において、前記ロータをシャフ
トと別体に構成するとともに、該ロータをシャフトに対
してすき間ばめしたことを特徴とする可変容量型圧縮
機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用空調装置等
の冷凍サイクルに使用される可変容量型圧縮機に関し、
より詳しくはシャフトに対して傾斜して回転可能なスワ
ッシュリングを有する可変容量型圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、車両用空調装置等に用いられ
る可変容量型圧縮機はよく知られている。このような可
変容量型圧縮機としては、斜板式圧縮機が広く使用され
ていたが、近年においてはスワッシュリングを用いて構
造の簡素化、制御性の向上を図った圧縮機も出現してい
る。シャフトに対して傾斜して回転可能なスワッシュリ
ングを有する可変容量型圧縮機としては、図3に示すよ
うなものが知られている(特表2000−510549
号公報)。図3において、100は可変容量型圧縮機を
示している。圧縮機100の内部には円周方向に複数の
シリンダボア101が設けられている。シリンダボア1
01内にはピストン102が往復動可能に配設されてい
る。ピストン102は、シャフト103に傾斜して回転
可能なスワッシュリング104に連結されており、スワ
ッシュリング104が傾斜して回転することによりピス
トン102がシリンダボア101内を往復動するように
なっている。
【0003】スワッシュリング104は、ピボットピン
105を介してシャフト103に連結されている。ピボ
ットピン105の頭部106はリング104の係合部1
07に係合されている。また、スワッシュリング104
には、孔108が設けられている。孔108には連結ピ
ン109が挿通されており、ピン109によりセンタス
リーブ110に連結されている(図4)。
【0004】センタスリーブ110とシャフト103の
鍔部112との間にはばね113が設けられている。鍔
部112はスラストベアリング114に当接されてい
る。該スラストベアリング114により、ピストン側か
らシャフト103、センタスリーブ110に加わるスラ
スト荷重が受けられるようになっている。
【0005】上記のような可変容量型圧縮機100にお
いては、シャフト103の回転に伴ってスワッシュリン
グ104が回転する。そして、センタスリーブ110の
移動に伴いスワッシュリング104が傾斜し、該スワッ
シュリング104の傾斜に応じてシリンダボア101内
におけるピストン102の移動距離が制限され吐出容量
が可変されるようになっている。また、上記のような可
変容量型圧縮機100においては、斜板、揺動板等を有
する圧縮機に比べて構造が簡素であるから、組み付けが
容易で、かつ制御性も優れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような可変容量型圧縮機100においては、上述のよう
にピストン102の往復動に伴いピボットピン105を
介してシャフト103にスラスト荷重が加わることにな
るが、この際シャフト103に軸方向への傾きが発生す
るおそれがある。シャフト103に上記のような傾きが
発生すると、鍔部112がスラストベアリング114へ
片当りするおそれがある。このため、スラストベアリン
グ114へのスラスト荷重に偏りが生じ該スラストベア
リング114の耐久性が低下するおそれがある。
【0007】また、近年の脱フロン化の要請により冷媒
として二酸化炭素を使用する空調装置が増えているが、
二酸化炭素を冷媒とした場合はシリンダボア101の内
圧がより高圧になるためスラストベアリング114が受
けるスラスト荷重も増大する。しかし、上記圧縮機10
0のようにシャフト103に鍔部112を一体にした
(つまり、シャフト103にロータを一体にする。)場
合には、シャフト103の製造上の都合により鍔部11
2の大径化が制限される。このため、スラストベアリン
グ114の径を大きくし許容負荷荷重を大きくすること
は困難である。また、スラストベアリング114の径を
大きくしたのでは、圧縮機の大型化、コストアップは避
けられない。
【0008】本発明の課題は、装置の大型化、コストア
ップを防止しつつ、スラストベアリングの耐久性を向上
し、二酸化炭素を冷媒とする冷凍サイクルに用いても優
れた耐久性を発揮できる可変容量型圧縮機を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の可変容量型圧縮機は、中央にシャフトが挿
通され、該シャフトに対して傾斜して回転可能な環状の
スワッシュリングと、該スワッシュリングを支持すると
ともにシャフトからの駆動力を伝達するピボットピン
と、前記スワッシュリングの径方向に穿設された孔に挿
入された連結ピンでスワッシュリングと連結されシャフ
トの軸方向に移動可能なセンタスリーブと、該センタス
リーブに加わるスラスト荷重を受けるスラストベアリン
グとの間にロータを有する可変容量型圧縮機において、
前記ロータをシャフトと別体に構成するとともに、該ロ
ータをシャフトに対してすき間ばめしたことを特徴とす
るものからなる。
【0010】上記ロータはシャフトと別体に構成されて
いるので、シャフトにはロータのセンタスリーブ側への
移動を規制する移動規制手段を設けることが好ましい。
たとえば、シャフトのロータ取付部よりもセンタスリー
ブ側に段差部を形成すれば移動規制手段を簡単に構成で
きる。
【0011】上記シャフトにはロータのスラストベアリ
ング側への移動を規制する止め輪(たとえば、スナップ
リング)を設けることが好ましい。上記のような止め輪
を設ければ、ロータを常に正しい姿勢でスラストベアリ
ングに当接することができる。
【0012】また、上記シャフトには、該シャフトの径
方向に突出しロータに係合する小突起を設けることが好
ましい。このような小突起は、たとえばシャフトに設け
られた穴に圧入されるピンから構成することができる。
上記のような小突起を設ければ、シャフトに対するロー
タの相対回転を防止することができるので、ロータの摩
耗を防止することができる。
【0013】上記のような可変容量型圧縮機において
は、ロータとシャフトとは別体に構成されるとともに、
ロータはシャフトに対してすき間ばめされているので、
ロータを常に正しい姿勢でスラストベアリングに当接さ
せることができる。したがって、スラストベアリングに
加わるスラスト荷重の偏りが防止されスラストベアリン
グ、ひいては圧縮機の耐久性、信頼性を向上することが
できる。すなわち、ロータのシャフトの挿入孔の内径を
シャフトの外径よりも若干大きくし寸法差をもたせるこ
とにより、挿入孔の内径とシャフトの外径との間にはす
き間が形成される(すき間ばめ、または動きばめ)。こ
の結果、ロータとシャフトは相互に相対的に傾きが可能
になるので、シャフトに傾きが生じた場合でもロータの
傾きは防止されスラストベアリングへの片当りを防止で
きる。したがって、ロータは常に正しい姿勢でスラスト
ベアリングに当接されるので、スラストベアリングの受
けるスラスト荷重の偏りが防止され、耐久性を向上する
ことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の可変容量型圧縮
機の望ましい実施の形態を図面を参照して説明する。図
1および図2は、本発明の一実施態様に係る可変容量型
圧縮機を示している。図において、1は可変容量型圧縮
機を示している。可変容量型圧縮機1は、ハウジング2
を有している。ハウジング2の両端は、フロントハウジ
ング3とシリンダヘッド4とで閉塞されており、その内
部にはクランク室5が形成されている。クランク室5内
には、スワッシュリング6が配置されている。スワッシ
ュリング6の中央部にはシャフト7が挿通されている。
シャフト7は、ベアリング8、9により回転自在に支持
されている。
【0015】スワッシュリング6は、ピボットピン10
を介してシャフト7に連結されている。また、ピボット
ピン10の反球状部側の端部はスワッシュリング6の径
方向に穿設された孔13内に挿入されている。また、ス
ワッシュリング6の径方向に穿設された孔14、15に
は連結ピン16、17が挿入されている。連結ピン1
6、17はシャフト7上を移動するセンタスリーブ18
に連結されており、スワッシュリング6は連結ピン1
6、17を支点として傾斜するようになっている。
【0016】スワッシュリング6の孔14、15内には
連結ピン16、17の抜けを防止する抜け防止手段とし
てスナップリング19、20が設けられている。スナッ
プリング19、20は図2に示すように、連結ピン1
6、17よりも外径側に設けられている。スナップリン
グ19、20の径は自然状態においては、孔14、15
の内径よりも若干大きく設定されている。したがって、
スナップリング19、20が孔14、15内に挿入され
た際には、該リング19、20の復元力が働きスナップ
リング19、20が孔14、15内の所定の位置に強固
に位置決めされるようになっている。
【0017】シャフト7上にはロータ22が設けられて
いる。ロータ22はスラストベアリング23に当接され
ている。ロータ22の挿入孔38にはシャフト7が挿通
されている。ロータ22は、シャフト7に形成されたロ
ータ取付部39にすき間ばめされている。つまり、挿入
孔38の外径を、ロータ取付部39よりも若干大きく形
成し寸法差をもたせることにより挿入孔38とロータ取
付部39との間にはすき間が形成されるようになってい
る。このため、シャフト7とロータ22は相互に相対的
に傾き可能になっている。
【0018】また、シャフト7のロータ取付部39より
もセンタスリーブ側には段差部21が形成されている。
本実施態様においては、該段差部21にロータ22が当
接することによりロータ22のセンタスリーブ側への移
動が規制されている。つまり、段差部21が移動規制手
段に構成されている。移動規制手段としては段差部21
に代えてリング等を使用することもできる。
【0019】ロータ取付部39には、ロータ22のスラ
ストベアリング側への移動を規制する止め輪としてのス
ナップリング40が設けられている。また、ロータ取付
部39には、ピン41によりロータ22に係合する小突
起が設けられている。ピン41はロータ取付部39に設
けられた穴42に圧入されている。そして、ピン41を
ロータ22の溝43に係合させることにより、シャフト
7に対するロータ22の相対回転が防止されるようにな
っている。
【0020】ロータ22とセンタスリーブ18との間に
は弾性部材24(本実施態様においてはばね)が介装さ
れている。このため、センタスリーブ18がロータ22
側に移動した場合には弾性部材24によりロータ22が
スラストベアリング23に向けて付勢されるようになっ
ている。
【0021】クランク室5には複数のシリンダボア25
が設けられている。シリンダボア25はシャフト7の周
方向に配設されている。各シリンダボア25内にはピス
トン26が往復動自在に配置されている。ピストン26
には球状座面27が設けられており、該球状座面27に
はスワッシュリング6の端部に設けられた球28が係合
されている。したがって、スワッシュリング6が傾斜し
て回転した際には、ピストン26がシリンダボア25内
を往復運動するようになっている。そしてピストン26
の往復動により、シャフト7、センタスリーブ18、ロ
ータ22に加わるスラスト荷重はスラストベアリング2
3により受られるようになっている。
【0022】フロントハウジング3の端部にはクラッチ
部29が設けられている。シャフト7に伝達される駆動
力は、クラッチ部29のオン・オフにより伝達された
り、遮断されるようになっている。
【0023】シリンダヘッド4の内部は、内壁30によ
り吸入室31と吐出室32とに画成されている。吸入室
31には吸入孔33が開口されており、吐出室32には
吐出孔34が開口されている。吸入孔33には吸入弁3
5が設けられている。また、吐出孔34には吐出弁36
が設けられている。ピストン26が反シリンダヘッド側
に移動した際には吸入弁35が開き吸入孔33を介して
吸入室31とシリンダボア25内とが連通され流体(た
とえば二酸化炭素)が吸入される。また、ピストン26
がシリンダヘッド4側に移動した際には吐出弁36が開
き吐出孔34を介してシリンダボア25内と吐出室32
とが連通され圧縮流体が吐出されるようになっている。
なお、吐出弁36の開度はリテーナ37により規制され
るようになっている。
【0024】本実施態様においては、たとえば駆動モー
タや自動車のエンジン等の駆動源(図示略)からの回転
駆動力がシャフト7に伝達されると、該駆動力はピボッ
トピン10を介してスワッシュリング6に伝達される。
そして、スワッシュリング6が傾斜した状態で回転され
ると、該スワッシュリング6に係合されたピストン26
が往復動し、シリンダボア25内で流体が圧縮されるよ
うになっている。
【0025】ピストン26の往復動により、シャフト
7、センタスリーブ18、ロータ22にはスラスト荷重
が作用する。また、該スラスト荷重によりシャフト7に
は傾きが生じるおそれもある。
【0026】しかし、本実施態様においては、シャフト
7とロータ22は別体に構成されるとともに、ロータ2
2はシャフト7にすき間ばめされているので、ロータ2
2を常に正しい姿勢でスラストベアリング23に当接す
ることができる。つまり、ロータ22のシャフトの挿入
孔38の内径をシャフト7のロータ取付部39よりも若
干大きくし寸法差をもたせることにより挿入孔38とロ
ータ取付部39との間にはすき間が形成される。このた
め、シャフト7とロータ22は相互に相対的に傾き可能
になっているので、シャフト7に傾きが生じてもロータ
22の傾きが防止され、スラストベアリング23への片
当りを防止できる。したがって、ロータ22は常に正し
い姿勢で当接されるので、該スラストベアリング23の
受けるスラスト荷重の偏りが防止され耐久性を向上でき
る。
【0027】また、ロータ取付部39にはスナップリン
グ40が設けられており、該スナップリング40によ
り、ロータ22のスラストベアリング23側への移動が
規制される。したがって、ロータ22が必要以上に強く
スラストベアリング23に当接するような不具合を防止
でき、ロータ22の姿勢をより確実に正しく維持するこ
とができるので、一層効果的にスラストベアリング23
の耐久性を向上できる。
【0028】また、本実施態様においては、ロータ取付
部39に設けられたピン41にロータ22が係合されて
おりシャフト7に対するロータ22の相対回転を確実に
防止することができるので、ロータ22の摩耗を防止す
ることができる。したがって、ロータ22の耐久性も合
わせて向上することができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の可変容量
型圧縮機によるときは、ロータとシャフトが別体に構成
されるとともに、ロータはシャフトにすき間ばめされて
いるので、ロータのスラストベアリングに対する片当り
を防止し、常に正しい姿勢でロータをスラストベアリン
グに当接できる。したがってスラストベアリングに加わ
るスラスト荷重に偏りが防止されるので、スラストベア
リングの耐久性、ひいては圧縮機の耐久性、信頼性を向
上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様に係る可変容量型圧縮機の
縦断面図である。
【図2】図1の可変容量型圧縮機のスワッシュリングの
斜視図である。
【図3】従来の可変容量型圧縮機の縦断面図である。
【図4】図4の可変容量型圧縮機のスワッシュリングの
断面図である。
【符号の説明】
1 可変容量型圧縮機 2 ハウジング 3 フロントハウジング 4 シリンダヘッド 5 クランク室 6 スワッシュリング 7 シャフト 8、9 ベアリング 10 ピボットピン 13 孔 14、15 孔 16、17 連結ピン 18 センタスリーブ 19、20 抜け防止手段としてのスナップリング 21 段差部 22 ロータ 23 スラストベアリング 24 弾性部材 25 シリンダボア 26 ピストン 27 球状座面 28 球 29 クラッチ部 30 内壁 31 吸入室 32 吐出室 33 吸入孔 34 吐出孔 35 吸入弁 36 吐出弁 37 リテーナ 38 挿入孔 39 ロータ取付部 40 スナップリング 41 ピン 42 穴 43 溝

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央にシャフトが挿通され、該シャフト
    に対して傾斜して回転可能な環状のスワッシュリング
    と、該スワッシュリングを支持するとともにシャフトか
    らの駆動力を伝達するピボットピンと、前記スワッシュ
    リングの径方向に穿設された孔に挿入された連結ピンで
    スワッシュリングと連結されシャフトの軸方向に移動可
    能なセンタスリーブと、該センタスリーブに加わるスラ
    スト荷重を受けるスラストベアリングとの間にロータを
    有する可変容量型圧縮機において、前記ロータをシャフ
    トと別体に構成するとともに、該ロータをシャフトに対
    してすき間ばめしたことを特徴とする可変容量型圧縮
    機。
  2. 【請求項2】 前記シャフトにロータのセンタスリーブ
    側への移動を規制する移動規制手段が設けられている、
    請求項1の可変容量型圧縮機。
  3. 【請求項3】 前記移動規制手段が段差部である、請求
    項2の可変容量型圧縮機。
  4. 【請求項4】 前記シャフトにロータのスラストベアリ
    ング側への移動を規制する止め輪が設けられている、請
    求項1または2の可変容量型圧縮機。
  5. 【請求項5】 前記シャフトに、該シャフトの径方向に
    突出しロータに係合する小突起が設けられている、請求
    項1ないし4のいずれかに記載の可変容量型圧縮機。
  6. 【請求項6】 前記小突起が、シャフトに設けられた穴
    に圧入されたピンである、請求項5の可変容量型圧縮
    機。
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