JP2003083241A - 可変容量型圧縮機 - Google Patents

可変容量型圧縮機

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JP2003083241A
JP2003083241A JP2001273514A JP2001273514A JP2003083241A JP 2003083241 A JP2003083241 A JP 2003083241A JP 2001273514 A JP2001273514 A JP 2001273514A JP 2001273514 A JP2001273514 A JP 2001273514A JP 2003083241 A JP2003083241 A JP 2003083241A
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swash ring
shaft
variable displacement
ring
swash
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JP2001273514A
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Masataka Tsunoda
正隆 角田
Jiro Iizuka
二郎 飯塚
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Sanden Corp
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Sanden Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 センタスリーブを廃止でき、しかも優れた組
み付け作業性、運転性、吐出容量制御性を有する可変容
量型圧縮機を低コストで提供する。 【解決手段】 シャフトと、該シャフトに対して傾角を
もって一体的に回転する環状のスワッシュリングと、該
スワッシュリングに連結されシリンダボア内を往復動す
るピストンと、前記スワッシュリング内周に設けられた
球状の係合面に頭部が係合されスワッシュリングを支持
しつつ、シャフトからの駆動力を伝達するピボットピン
とを有する可変容量型圧縮機において、前記シャフトに
軸方向に延びるガイド溝を設けるとともに、前記スワッ
シュリングの内周に2つの平行側面を形成し、該平行側
面に前記ガイド溝内を摺動可能な係合手段を設けたこと
を特徴とする可変容量型圧縮機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用空調装置等
の冷凍サイクルに使用される可変容量型圧縮機に関し、
より詳しくはシャフトに対して傾角をもって回転可能な
スワッシュリングを有する可変容量型圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、車両用空調装置等に用いられ
る可変容量型圧縮機はよく知られている。このような可
変容量型圧縮機としては、斜板式圧縮機が広く使用され
ていたが、近年においてはスワッシュリングを用いて構
造の簡素化、制御性の向上を図った圧縮機も出現してい
る。シャフトに対して傾角をもって回転可能なスワッシ
ュリングを有する可変容量型圧縮機としては、図11お
よび図12に示すようなものが知られている(特表20
00−510549号公報)。図11において、100
は可変容量型圧縮機を示している。圧縮機100の内部
には円周方向に複数のシリンダボア101が設けられて
いる。シリンダボア101内にはピストン102が往復
動可能に配設されている。ピストン102は、シャフト
103に傾斜して回転可能なスワッシュリング104に
連結されており、スワッシュリング104が傾角をもっ
て回転することによりピストン102がシリンダボア1
01内を往復運動するようになっている。
【0003】スワッシュリング104は、ピボットピン
105を介してシャフト103に連結されている。ピボ
ットピン105の頭部106はリング104の係合部1
07に係合されている。また、スワッシュリング104
には、孔108が設けられている。孔108には連結ピ
ン109が挿通されており、ピン109によりセンタス
リーブ110に連結されている(図12)。また、セン
タスリーブ110には、ピボットピン105との干渉を
防止するためのえぐり部111が設けられている。
【0004】シャフト103には、鍔部112が設けら
れている。鍔部112は、ピストン102側からのスラ
スト荷重を受けるスラストベアリング113に当接され
ている。鍔部112とセンタスリーブ110の間にはセ
ンタスリーブ110を反スラストベアリング側に付勢す
るばね114が設けられている。また、シャフト103
にはばね114に抗してセンタスリーブ110をスラス
トベアリング113側に付勢するばね115が設けられ
ている。そして、ばね114、115によりシャフト1
03上のセンタスリーブ110の位置、ひいてはスワッ
シュリング104の傾角が規制されるようになってい
る。
【0005】上記のような可変容量型圧縮機100にお
いては、シャフト103の回転に伴ってスワッシュリン
グ104が回転する。そして、センタスリーブ110の
移動に伴いスワッシュリング104が傾斜し、該スワッ
シュリング104の傾角に応じてシリンダボア101内
におけるピストン102の移動距離が制限され吐出容量
が可変されるようになっている。また、上記のような可
変容量型圧縮機100においては、斜板、揺動板等を有
する圧縮機に比べて構造が簡素であるから、組み付けが
容易で、かつ制御性も優れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような可変容量型圧縮機においては、スワッシュリング
104の傾角機構には、シャフト103上を移動するセ
ンタスリーブ110が含まれるため、部品点数が増加し
コストダウンの要請に十分対応できなくなるおそれがあ
る。また、センタスリーブ110はえぐり部111を有
する複雑な形状であるため、センタスリーブ110の製
造や圧縮機への組み付け工数が増加するおそれもある。
また、上記のような構造においては、センタスリーブ1
10はピボットピン105を介してシャフト103に連
結されるとともに、ピン108、109を介してセンタ
スリーブ110にも連結されている。このため、嵌め合
い部分が多くなるので、振動や騒音が発生し易くなるお
それもある。
【0007】本発明の課題は、センタスリーブを廃止し
スワッシュリングの傾角構造を簡素化し振動、騒音の発
生を防止しつつ組み付け作業性を向上し、しかもスワッ
シュリングの傾角を正確に規制でき優れた制御性を発揮
できる可変容量型圧縮機を低コストで提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の可変容量型圧縮機は、シャフトと、該シャ
フトに対して傾角をもって一体的に回転する環状のスワ
ッシュリングと、該スワッシュリングに連結されシリン
ダボア内を往復動するピストンと、前記スワッシュリン
グ内周に設けられた球状の係合面に頭部が係合されスワ
ッシュリングを支持しつつ、シャフトからの駆動力を伝
達するピボットピンとを有する可変容量型圧縮機におい
て、前記シャフトに軸方向に延びるガイド溝を設けると
ともに、前記スワッシュリングの内周に2つの平行側面
を形成し、該平行側面に前記ガイド溝内を摺動可能な係
合手段を設けたことを特徴とするものからなる。
【0009】上記シャフトにはスワッシュリングの平行
側面と当接する平面部を設けることが好ましい。このよ
うな平面部を設ければ、シャフトに対するスワッシュリ
ングの相対回転を確実に抑止することができるので、ガ
イド溝内における係合手段(たとえばピン)の円滑な摺
動を確保することができる。
【0010】本発明の可変容量型圧縮機においては、係
合手段がガイド溝内を摺動してスワッシュリングの傾角
が可変されるので、ガイド溝の一端でスワッシュリング
の最大傾角を規制しつつ、ガイド溝の他端でスワッシュ
リングの最小傾角規制することができる。ただし、スワ
ッシュリングの最小傾角は、スワッシュリングのピスト
ン連結側に突起を設け、該突起をシャフトに固定された
リングに当接させて規制することもできる。
【0011】上記スワッシュリングの反ピストン連結側
には、該スワッシュリングを傾角減少方向に付勢する付
勢手段への突き当て凸部を設けることが好ましい。この
ようにすれば、シリンダボアの内圧が増大しピストンか
らスワッシュリングに加わるスラスト荷重が増大した場
合であってもスワッシュリングの傾角の変動を防止する
とができる。
【0012】また、スワッシュリングの係合孔の周囲に
切り欠き部を設ければ、ピボットピンとスワッシュリン
グの内周面との干渉を防止し、ピボットピンの円滑な動
きを確保することができる。
【0013】上記係合手段は、とくに限定されるもので
はないが、たとえばピンから構成することができる。
【0014】上記のような可変容量型圧縮機によるとき
は、スワッシュリングの内周に設けられた係合面にピボ
ットピンの頭部が係合されているので、該ピボットピン
に対するスワッシュリングの傾斜が許容される。また、
シャフトに軸方向に延びるガイド溝を設けるとともに、
スワッシュリングに平行側面を設け該平行側面にガイド
溝内を摺動可能な係合手段が設けられているので、係合
手段の摺動によりシャフトに対するスワッシュリングの
傾角を可変することができる。したがって、センタスリ
ーブを廃止し、部品点数の低減、傾角構造の簡素化を達
成することができるので、組み付け作業性を向上しつつ
コストダウンを図ることができる。さらに、センタスリ
ーブを廃止すれば、従来のセンタスリーブとシャフトお
よびスワッシュリングとの嵌め合い構造を廃止できるの
で、嵌め合い構造が少なくなる分装置の振動や騒音を低
減できる。
【0015】また、上記のような可変容量型圧縮機によ
るときは、スワッシュリングの最大、最小傾角は、たと
えばガイド溝の端部と係合手段との係合により極めて正
確に規制することができる。また、スワッシュリングの
傾角が最大、最小傾角以外の傾角(以下、中間の傾角と
言う。)になるときは、付勢手段によりスワッシュリン
グが傾角減少方向に付勢されるので、シリンダボアの内
圧が高まってもスワッシュリングの傾角を所定の傾角に
設定すればその変動を防止できる。したがって、圧縮機
の吐出容量の制御性を向上することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の可変容量型圧縮
機の望ましい実施の形態を図面を参照して説明する。図
1ないし図9は、本発明の第1実施態様に係る可変容量
型圧縮機を示している。図において、1は可変容量型圧
縮機を示している。可変容量型圧縮機1は、ハウジング
2を有している。ハウジング2の両端は、フロントハウ
ジング3とシリンダヘッド4とで閉塞されており、その
内部にはクランク室5が形成されている。クランク室5
内には、スワッシュリング6が配置されている。スワッ
シュリング6の中央部にはシャフト7が挿通されてい
る。シャフト7は、ベアリング8、9により回転自在に
支持されている。
【0017】スワッシュリング6は、ピボットピン10
を介してシャフト7に連結されている。ピボットピン1
0の頭部11はスワッシュリング6の内周に設けられた
球状の係合面12に係合されており、スワッシュリング
6のピボットピン10に対する傾斜が許容されるように
なっている。係合面12の周囲には切り欠き部13が設
けられており、ピボットピン10とスワッシュリング6
の内周との干渉が防止されるようになっている。
【0018】また、スワッシュリング6の内周には2つ
の平行側面38、39が設けられている。該平行側面3
8、39にはスワッシュリング6の径方向に孔14、1
5が設けられている。孔14、15には、係合手段とし
ての係合ピン16、17が挿入されている。なお、孔1
4、15内には係合ピン16、17の抜けを防止する抜
け防止手段としてのスナップリング19、20が設けら
れている。
【0019】また、スワッシュリング6のピボットピン
連結側の面には、シャフト7上に固定されたリング40
に当接してスワッシュリング6の最小傾角を規制する突
起41、42が設けられている。突起41、42は傾斜
面43、44を有しており、該傾斜面43、44がリン
グ40に当接することにより、スワッシュリング6のそ
れ以上の傾斜が制限され最小傾角が規制されるようにな
っている。一方、スワッシュリング6の反ピストン連結
側の面には、該スワッシュリング6を傾角減少方向に付
勢する付勢手段に当接する突き当て凸部45、46が設
けられている。付勢手段47は、リング48と該リング
48を反スラストベアリング側に付勢するばね49とか
ら構成されている。
【0020】スワッシュリング6の平行側面38、39
は、シャフト7に設けられた平面部50、51に当接さ
れている。平面部50、51には、係合ピン16、17
が係合されるガイド溝52、53が軸方向に延設されて
いる。係合ピン16、17はガイド溝52、53内を摺
動可能になっている。また、ガイド溝52、53には開
口54、55が設けられている。
【0021】シャフト7上にはロータ22が設けられて
いる。ロータ22はスラストベアリング23に当接され
ている。そして、スワッシュリング6に加わるピストン
側からの荷重をスラストベアリング23、ばねにより受
けるようになっている。
【0022】クランク室5には複数のシリンダボア25
が設けられている。シリンダボア25はシャフト7の周
方向に配設されている。各シリンダボア25内にはピス
トン26が往復動自在に配置されている。ピストン26
には球状座面27が設けられており、該球状座面27に
はスワッシュリング6の端部に設けられた球28が係合
されている。したがって、スワッシュリング6が傾斜し
て回転した際には、ピストン26がシリンダボア25内
を往復運動するようになっている。
【0023】フロントハウジング3の端部にはクラッチ
部29が設けられている。シャフト7に伝達される駆動
力は、クラッチ部29のオン・オフにより伝達された
り、遮断されるようになっている。
【0024】シリンダヘッド4の内部は、内壁30によ
り吸入室31と吐出室32とに画成されている。吸入室
31には吸入孔33が開口されており、吐出室32には
吐出孔34が開口されている。吸入孔33には吸入弁3
5が設けられている。また、吐出孔34には吐出弁36
が設けられている。ピストン26が反シリンダヘッド側
に移動した際には吸入弁35が開き吸入孔33を介して
吸入室31とシリンダボア26内とが連通され流体(た
とえば二酸化炭素)が吸入される。また、ピストン26
がシリンダヘッド4側に移動した際には吐出弁36が開
き吐出孔34を介してシリンダボア26内と吐出室32
とが連通され圧縮流体が吐出されるようになっている。
なお、吐出弁36の開度はリテーナ37により規制され
るようになっている。
【0025】本実施態様においては、たとえば駆動モー
タや自動車のエンジン等の駆動源(図示略)からの回転
駆動力がシャフト7に伝達されると、該駆動力はピボッ
トピン10を介してスワッシュリング6に伝達される。
そして、スワッシュリング6がシャフト7に傾角をもっ
た状態で回転されると、該スワッシュリング6に係合さ
れたピストン26が往復動し、シリンダボア25内で流
体(二酸化炭素)が圧縮されるようになっている。
【0026】また、本実施態様のような可変容量型圧縮
機1によるときは、スワッシュリング6の内周に設けら
れた係合面12にピボットピン10の頭部11が係合さ
れているので、該ピボットピン10に対するスワッシュ
リング6の傾斜が許容される。また、シャフト7に軸方
向に延びるガイド溝52、53を設けるとともに、スワ
ッシュリング6に平行側面38、39を設け該平行側面
38、39にガイド溝52、53内を摺動可能な係合手
段としての係合ピン16、17が設けられているので、
係合ピン16、17の摺動によりシャフト7に対するス
ワッシュリング6の傾角を可変することができる。した
がって、センタスリーブを廃止し、部品点数の低減、傾
角構造の簡素化を達成することができるので、組み付け
作業性を向上しつつコストダウンを図ることができる。
さらに、センタスリーブを廃止すれば、従来のセンタス
リーブとシャフトおよびスワッシュリングとの嵌め合い
構造を廃止できるので、嵌め合い構造が少なくなる分装
置の振動や騒音を低減できる。
【0027】また、シャフト7には、スワッシュリング
6の平行側面38、39と当接する平面部50、51が
設けられているので、シャフト7に対するスワッシュリ
ング6の相対回転を確実に抑止することができる。した
がって、ガイド溝52、53内における係合ピン16、
17の円滑な摺動を確保できる。
【0028】また、上記のような可変容量型圧縮機1に
よるときは、スワッシュリングの最大傾角は、ガイド溝
52、53の端部56、57と係合ピン16、17との
係合により極めて正確に規制することができる。また、
スワッシュリング6の傾角が中間の傾角になるときは、
付勢手段47によりスワッシュリング6が傾角減少方向
に付勢されるので、シリンダボア25の内圧が高まって
もスワッシュリング6の傾角を所定の傾角に設定すれば
その変動を防止できる。したがって、圧縮機の吐出容量
の制御性を向上することができる。
【0029】図10は、本発明の第2実施態様に係る可
変容量型圧縮機のシャフト58を示している。シャフト
58の平面部59、60には、ガイド溝61、62が設
けられている。本実施態様のガイド溝61、62には、
開口は設けられていない。このため、ガイド溝61、6
2内を係合ピン16、17が摺動するとガイド溝61、
62の一端63、64に当接することによりスワッシュ
リング6の最大傾角が規制される。一方、係合ピン1
6、17がガイド溝61、62の他端65、66に当接
することによりスワッシュリング6の最大傾角が規制さ
れるようになっている。
【0030】本実施態様においても、センタスリーブを
廃止しつつ、スワッシュリング6の傾角を可変すること
ができるので、部品点数の低減、組み付け作業性の向上
が可能になりコストダウンを達成することができる。ま
た、従来の圧縮機に比べて嵌め合い部を少なくすること
ができるので、圧縮機の振動、騒音の低減に寄与すると
ができる。
【0031】さらに、本実施態様においては、スワッシ
ュリング6の最大傾角のみならず、最小傾角もガイド溝
61、62の他端65、66で規制することができるの
で、吐出容量の制御性を一層向上することができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の可変容量
型圧縮機によるときは、シャフトに設けられたガイド溝
にスワッシュリングの係合ピンが摺動可能に係合されて
いるので、従来の可変容量型圧縮機において必要であっ
たセンタスリーブを廃止しつつ、スワッシュリングの傾
角を可変できる。したがって、部品点数の低減、組み付
け作業性の向上が可能となり圧縮機のコストダウンを達
成できる。また、センタスリーブの廃止に伴う嵌め合い
部の減少により、圧縮機の振動や騒音を大幅に抑制でき
る。
【0033】さらに、スワッシュリングの最大、最小傾
角は、ガイド溝の端部と係合ピンとの当接により規制す
ることもできるので、吐出容量を正確に制御することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施態様に係る可変容量型圧縮機
のスワッシュリングの傾角が最大傾角を示すときの可変
容量型圧縮機の縦断面図である。
【図2】本発明の第1実施態様に係る可変容量型圧縮機
のスワッシュリングの傾角が中間傾角を示すときの可変
容量型圧縮機の縦断面図である。
【図3】本発明の第1実施態様に係る可変容量型圧縮機
のスワッシュリングの傾角が最小傾角を示すときの可変
容量型圧縮機の縦断面図である。
【図4】図1の可変容量型圧縮機のシャフトの平面図で
ある。
【図5】図4のシャフトのV−V方向からの矢視図であ
る。
【図6】図1の可変容量型圧縮機のスワッシュリングの
斜視図である。
【図7】図6のスワッシュリングの平面図である。
【図8】図7のスワッシュリングのVIII−VIII
方向からの矢視図である。
【図9】図8のスワッシュリングのIX−IX方向から
の矢視図である。
【図10】本発明の第2実施態様に係る可変容量型圧縮
機のシャフトの平面図である。
【図11】従来の可変容量型圧縮機の縦断面図である。
【図12】従来の可変容量型圧縮機の部分断面図であ
る。
【符号の説明】
1 可変容量型圧縮機 2 ハウジング 3 フロントハウジング 4 シリンダヘッド 5 クランク室 6 スワッシュリング 7、58 シャフト 8、9 ベアリング 10 ピボットピン 11 頭部 12 係合面 13 切り欠き部 14、15 孔 16、17 係合ピン 19、20 抜け防止手段としてのスナップリング 22 ロータ 23 スラストベアリング 25 シリンダボア 26 ピストン 27 球状座面 28 球 29 クラッチ部 30 内壁 31 吸入室 32 吐出室 33 吸入孔 34 吐出孔 35 吸入弁 36 吐出弁 37 リテーナ 38、39 平行側面 40 リング 41、42 突起 43、44 傾斜面 45、46 突き当て凸部 47 付勢手段 48 リング 49 ばね 50、51、59、60 平面部 52、53、61、62 ガイド溝 54、55 開口 56、57 端部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャフトと、該シャフトに対して傾角を
    もって一体的に回転する環状のスワッシュリングと、該
    スワッシュリングに連結されシリンダボア内を往復動す
    るピストンと、前記スワッシュリング内周に設けられた
    球状の係合面に頭部が係合されスワッシュリングを支持
    しつつ、シャフトからの駆動力を伝達するピボットピン
    とを有する可変容量型圧縮機において、前記シャフトに
    軸方向に延びるガイド溝を設けるとともに、前記スワッ
    シュリングの内周に2つの平行側面を形成し、該平行側
    面に前記ガイド溝内を摺動可能な係合手段を設けたこと
    を特徴とする可変容量型圧縮機。
  2. 【請求項2】 前記シャフトにスワッシュリングの平行
    側面と当接する平面部が形成されており、該平行部にガ
    イド溝が設けられている、請求項1の可変容量型圧縮
    機。
  3. 【請求項3】 前記ガイド溝の長手方向の端部でスワッ
    シュリングの最大傾角を規制する、請求項1または2の
    可変容量型圧縮機。
  4. 【請求項4】 前記ガイド溝の長手方向の端部でスワッ
    シュリングの最小傾角を規制する、請求項1ないし3の
    いずれかに記載の可変容量型圧縮機。
  5. 【請求項5】 前記スワッシュリングのピストン連結側
    に、シャフトに固定されたリングに当接してスワッシュ
    リングの最小傾角を規制する突起が設けられている、請
    求項1ないし3のいずれかに記載の可変容量型圧縮機。
  6. 【請求項6】 前記スワッシュリングの反ピストン連結
    側に、該スワッシュリングを傾角減少方向に付勢する付
    勢手段への突き当て凸部が設けられている、請求項1な
    いし5のいずれかに記載の可変容量型圧縮機。
  7. 【請求項7】 前記スワッシュリングの係合孔の周囲に
    切り欠き部が設けられている、請求項1ないし5のいず
    れかに記載の可変容量型圧縮機。
  8. 【請求項8】 前記係合手段がピンからなる請求項1な
    いし7のいずれかに記載の可変容量型圧縮機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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