JP2003095226A - 紙容器用充填機 - Google Patents

紙容器用充填機

Info

Publication number
JP2003095226A
JP2003095226A JP2001289753A JP2001289753A JP2003095226A JP 2003095226 A JP2003095226 A JP 2003095226A JP 2001289753 A JP2001289753 A JP 2001289753A JP 2001289753 A JP2001289753 A JP 2001289753A JP 2003095226 A JP2003095226 A JP 2003095226A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper container
paper
container
removing device
static electricity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001289753A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Moriyama
育幸 森山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Tetra Pak KK
Original Assignee
Nihon Tetra Pak KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Tetra Pak KK filed Critical Nihon Tetra Pak KK
Priority to JP2001289753A priority Critical patent/JP2003095226A/ja
Publication of JP2003095226A publication Critical patent/JP2003095226A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、底部が成形された後の紙容器の内
部を、充填ステーションの前工程でクリーニングする静
電気除去装置付き紙粉除去装置を設け紙容器の内部の静
電気及び紙粉を除去し、衛生性を向上することができる
紙容器用充填機の提供を目的とする。 【解決手段】 マンドレル2で紙容器1の底部を成形
し、内容液を充填し、次いで該紙容器のトップ部を封止
する成形、充填、封止の各ステーションが順次設けられ
る紙容器用充填機において、前記成形ステーション20
で紙容器の底部が成形された後に前記紙容器の内部の紙
粉を除去するための静電気除去装置付き紙粉除去装置3
1が前記紙容器1に対して昇降自在に配設されているこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、成形、充填、封
止、の各ステーションが順次設けられた紙容器用充填機
において、前記成形ステーションで紙容器の底部が成形
された後に前記紙容器の内部の紙粉を除去するための静
電気除去装置付き紙粉除去装置が配設された紙容器用充
填機に関する
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、牛乳、清涼飲料水等の液
体食品を充填する加工紙及び樹脂からなる複合式の包装
容器においては、図3に示すように、成形ステーション
100でマンドレル2と呼ばれる金型により、ヒートシ
ールで紙容器の底部が成形された後、プラー装置111
により吸引されてマンドレル2から取り出されてコンベ
ヤー200上に底部のある紙容器1として供給される。
従って、この状態で紙容器1は蓋がされていない容器と
して内容液を充填可能な紙容器1となる。
【0003】次にコンベヤー200で次工程の充填ステ
ーション300に送られた紙容器1に内容液が充填され
た後、封止ステーション400に送られ、この封止ステ
ーション400で紙容器1の上部を封圧機401で所望
の形状に圧宿して封止し、最終形状の紙容器1に形成さ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、加工紙及び
樹脂からなる複合式の包装容器では、底部が成形された
後の紙容器1をマンドレル2から取り出す時,剥離によ
る静電気が発生する。
【0005】こうして紙容器1に静電気が帯電すると、
紙粉等を吸着して紙容器1の内部が汚染されるため、衛
生性が悪くなるという問題があった。
【0006】そこで、本発明は、底部が成形された後の
紙容器の内部を、充填ステーションの前工程でクリーニ
ングする静電気除去装置付き紙粉除去装置を設け紙容器
の内部の静電気及び紙粉を除去し、衛生性を向上するこ
とができる紙容器用充填機の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、マンドレルで紙容器の底部を成
形し、内容液を充填し、次いで該紙容器のトップ部を封
止する成形、充填、封止の各ステーションが順次設けら
れる紙容器用充填機において、前記成形ステーションで
紙容器の底部が成形された後に前記紙容器の内部の静電
気及び紙粉を除去するための静電気除去装置付き紙粉除
去装置が前記紙容器に対して昇降自在に配設されている
ことを特徴とする。
【0008】この紙容器用充填機では、紙容器の内部に
帯電する静電気が静電気除去装置により除去されると共
に紙粉等の塵埃が紙粉除去装置により同時に除去され、
紙容器の内部がクリーニングされる。この場合、従来で
は紙容器に付着して簡単に取り除くことができなかった
紙粉や埃を静電除去することにより、紙容器から紙粉や
埃を遊離させて容易に除去させることができる。従っ
て、紙容器の衛生性を向上させることができる。
【0009】請求項2の発明は、請求項1記載の紙容器
用充填機であって、前記静電気除去装置付き紙粉除去装
置が、前記紙容器の内部下方へ空気を吹き付けるブロー
パイプと、前記ブローパイプ内に並設され前記紙容器の
内部下方から空気を吸引するサクションパイプと、前記
ブローパイプまたはサクションパイプの少なくともいず
れか一方に設けられ静電気を除去するための除電電極と
からなることを特徴とする。
【0010】この紙容器用充填機では、ブローパイプか
ら紙容器の内部下方へ向けて空気を吹き付けることによ
り、紙容器の内部の紙粉等の塵埃が浮き上げられ、同時
にサクションパイプにより紙容器の内部下方から空気を
吸引することにより、浮き上げられた紙粉等の塵埃を吸
引して外部へ排出する。同時に、除電電極の作用によ
り、紙容器の内部に帯電する静電気が除去される。
【0011】従って、紙容器の内部に帯電された静電気
が除去されると同時に紙粉等の塵埃が除去されるので、
紙容器の衛生性を向上させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る静電気除去装
置付き紙粉除去装置の一実施形態について説明する。
【0013】まず、図2を用いて本発明の実施形態にお
ける成形、紙粉除去、充填、封止の各ステーションの概
略を説明する。
【0014】図2に示すように、成形ステーション20
で、筒状の紙包材21がコンベヤー22と90度交わる
面内に配設されたマンドレル2と呼ばれる金型により、
ヒートシールで紙容器の底部が成形された後、紙容器プ
ラー装置23により吸引されてボトムレール(図示せ
ず)3を介してコンベヤー22上に供給される。この状
態で紙容器1は、蓋がされていない底部のある容器とし
て、例えば、牛乳、清涼飲料水などの内容液を充填可能
な容器となっている。
【0015】つぎに、紙容器1はコンベヤー22により
次工程の紙粉除去ステーション30に送られ、静電気除
去装置付き紙粉除去装置31により紙容器1内の紙粉が
除去される。こうして、内部がクリーニングされた紙容
器1はコンベヤー22により次工程の充填ステーション
50に送られ充填ノズルから紙容器1内に内容液が充填
される。
【0016】この充填ステーション50では、紙容器1
に内容液の充填を開始するまでに、前記充填ノズルの先
端が空の紙容器1の底部に近接した一にくるまで前記紙
容器1を上方に持ち上げておき、内容液の充填が開始さ
れると前記紙容器1は内容液が充填されながら下降する
ようになっている。これは、内容液が充填されるときの
落下落差を常に最小一定するためであり、内容液が飛び
跳ねることを防止すると共にできるだけ泡が発生しない
ようにするものである。
【0017】こうして内容液が充填された紙容器1は、
コンベヤー22上を移動して紙容器1の上部が加熱器で
加熱された後、封止ステーション60に送られる。
【0018】封止ステーション60では紙容器1の上部
を封圧機61により所望の形状に圧縮して封止し、内容
液が充填された最終形状の紙容器1に形成される。
【0019】次に、前記静電気除去装置付き紙粉除去装
置31について説明する。
【0020】この静電気除去装置付き紙粉除去装置31
は、図1に示すように、前記紙容器1の内部下方へ向け
て空気を吹き付けるブローパイプ32と、前記ブローパ
イプ32内に並設され前記紙容器1の内部下方から空気
を吸引するサクションパイプ33と前記ブローパイプ3
2に設けられ静電気を除去する除電電極34とからな
る。
【0021】前記ブローパイプ32は、下端がストレー
トに開口されており、また、前記サクションパイプ33
の下端は、ブローパイプ32の下端より下方に延出され
てラッパ状に開口されている。
【0022】そして、ブローパイプ32、サクションパ
イプ33及びブローパイプ32に取り付けられた除電電
極34は、前記充填スターション50の充填ノズルを昇
降させる昇降駆動手段35に一体的に連結されている。
【0023】また、前記ブローパイプ32及びサクショ
ンパイプ33は、それぞれブローあんどサクション装置
36に連通されており、前記除電電極34は、高圧電源
部37に接続されている。
【0024】尚、前記除電電極34は、サクションパイ
プ33に取り付けることもできる。
【0025】こに紙容器用充填機によれば、ブローパイ
プ32から紙容器1の内部下方へ向けて空気を吹き付け
ることにより、紙容器1の内部の紙粉等の塵埃が浮き上
げられ、同時にサクションパイプ33により紙容器1の
内部下方から空気を吸引することにより、浮き上げられ
た紙粉等の塵埃を吸引して外部へ排出する。同時に、除
電電極34の作用により、紙容器1内部に帯電する静電
気が除去される。
【0026】従って、本実施形態では、従来、紙容器1
に付着して簡単に取り除くことができなかった紙粉や埃
を静電除去することにより紙容器1から紙粉や埃を遊離
させて容易に除去させることができ、紙容器1の内部に
帯電された静電気が除去されると同時に紙粉等の塵埃c
あ除去されるので、紙容器1衛生性を向上させることが
できる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、マンドレルで紙容器の底部を成形し、内容液を充
填し、次いで該紙容器のトップ部を封止する成形、充
填、封止の各ステーションが順次設けられる紙容器用充
填機において、前記成形ステーションで紙容器の底部が
成形された後に前記紙容器の内部静電気及び紙粉を除去
するための静電気除去装置付き紙粉除去装置が前記紙容
器に対して挿脱自在に配設したことにより、紙容器の内
部に帯電する静電気が静電気除去装置により除去される
と共に紙粉等の塵埃が紙粉除去装置により同時に除去さ
れ、紙容器の内部がクリーニングされる。また、従来で
は、紙容器に付着して簡単に取り除くことができなかっ
た紙粉や埃を静電除去することにより容器から紙粉や埃
を遊離させて容易に除去させることができる。従って、
紙容器の衛生性が向上される。
【0028】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
と同等の効果に加えて、簡単な構造で静電気の除去と同
時に紙粉等の塵埃を除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る静電気除去装置付き
紙粉除去装置を示す概略断面図である。
【図2】本発明の一実施形態における成形、紙粉除去、
充填、封止の各ステーションの概略説明図である。
【図3】従来例の紙容器用充填機の成形、充填、封止の
各ステーションの概略説明図である。
【符号の説明】
1 紙容器 2 マンドレル 20 成形ステーション 31 静電気除去装置付き紙粉除去装置 32 ブローパイプ 33 サクションパイプ 34 除電電極

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マンドレルで紙容器の底部を成形し、内
    容液を充填し、次いで該紙容器のトップ部を封止する成
    形、充填、封止の各ステーションが順次設けられる紙容
    器用充填機において、前記成形ステーションで紙容器の
    底部が成形された後に前記紙容器の内部の静電気及び紙
    粉を除去するための静電気除去装置付き紙粉除去装置が
    前記紙容器に対して昇降自在に配設されていることを特
    徴とする紙容器用充填機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の紙容器用充填機であっ
    て、 前記静電気除去装置付き紙粉除去装置が、前記紙容器の
    内部下方へ空気を吹き付けるブローパイプと、前記ブロ
    ーパイプ内に並設され前記紙容器の内部下方から空気を
    吸引するサクションパイプと、前記ブローパイプまたは
    サクションパイプの少なくともいずれか一方に設けられ
    静電気を除去するための除電電極とからなることを特徴
    とする紙容器用充填機。
JP2001289753A 2001-09-21 2001-09-21 紙容器用充填機 Pending JP2003095226A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001289753A JP2003095226A (ja) 2001-09-21 2001-09-21 紙容器用充填機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001289753A JP2003095226A (ja) 2001-09-21 2001-09-21 紙容器用充填機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003095226A true JP2003095226A (ja) 2003-04-03

Family

ID=19112200

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001289753A Pending JP2003095226A (ja) 2001-09-21 2001-09-21 紙容器用充填機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003095226A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004083042A1 (ja) * 2003-03-20 2004-09-30 Tetra Laval Holdings & Finance S.A. 紙粉除去装置
JP2005058831A (ja) * 2003-08-18 2005-03-10 Mandom Corp 容器のクリーニング装置
JP2009137595A (ja) * 2007-12-04 2009-06-25 Shinsei:Kk カップ内に食材を自動充填するラインにおけるカップの洗浄装置
JP2012232762A (ja) * 2011-04-28 2012-11-29 Nihon Tetra Pak Kk 紙粉除去方法と紙粉除去装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004083042A1 (ja) * 2003-03-20 2004-09-30 Tetra Laval Holdings & Finance S.A. 紙粉除去装置
JP2005058831A (ja) * 2003-08-18 2005-03-10 Mandom Corp 容器のクリーニング装置
JP2009137595A (ja) * 2007-12-04 2009-06-25 Shinsei:Kk カップ内に食材を自動充填するラインにおけるカップの洗浄装置
JP4597184B2 (ja) * 2007-12-04 2010-12-15 株式会社シンセイ カップ内に食材を自動充填するラインにおけるカップの洗浄装置
JP2012232762A (ja) * 2011-04-28 2012-11-29 Nihon Tetra Pak Kk 紙粉除去方法と紙粉除去装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5058360A (en) Filling and sealing apparatus for fluid containing package
JPH11514597A (ja) 附属部品を容器に取り付け、容器を殺菌するための方法及び装置
EP1238908A3 (en) Apparatus for removing a sealing tape from bottles or containers sealed therewith
JP2003095226A (ja) 紙容器用充填機
JP3563158B2 (ja) 積層剥離容器
JPH10244562A (ja) モールド成形部品の取外し方法
CN210149703U (zh) 包装袋静电吸附粉剂物料去除装置
WO2001085420A1 (en) Production of expanded plastics containers
CN110740937B (zh) 用于压实灌装有散料的容器的设备和方法
JP5017986B2 (ja) 紙粉等の除去工程を設けた口栓取付装置とそれを用いて作製した注出口栓付き紙複合容器
JPS6367229A (ja) カ−トン内部連続洗浄装置
JP3647874B2 (ja) 容器の外側を洗浄するための方法及び装置
JPH0398825A (ja) 充填シール機
JP2554364Y2 (ja) 自動包装機に於ける袋の付着物除去装置
JP2002293305A (ja) 高速型バックインボックス充填機
JP4429400B2 (ja) カートンブランク断面の粉塵除去方法及び装置
JP2000107719A (ja) 袋コンテナの清掃方法およびその装置
JP2004026204A (ja) カートン充填密封包装装置のカートンクリーナー
JP4053847B2 (ja) 容器入り製品製造装置
JP2003154585A (ja) 紙容器用充填機の紙容器引き抜き装置
JPH0242568Y2 (ja)
JPS59163101A (ja) 液体の自動充填装置
JPH0369422A (ja) 充填シール機
JP2022014185A (ja) 包装機
JP3328320B2 (ja) フランジ付容器の製造装置、及び該装置における容器袋の開口供給装置とセット装置