JP2003092883A - 電源装置 - Google Patents

電源装置

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JP2003092883A
JP2003092883A JP2001286143A JP2001286143A JP2003092883A JP 2003092883 A JP2003092883 A JP 2003092883A JP 2001286143 A JP2001286143 A JP 2001286143A JP 2001286143 A JP2001286143 A JP 2001286143A JP 2003092883 A JP2003092883 A JP 2003092883A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽負荷のときであってもスイッチング周波数
を低くしてスイッチング損失を低下させることのできる
電源装置を提供する。 【解決手段】 トランスTの1次側巻線21に設けられ
直流電圧を断続するスイッチング素子Q1を有するスイ
ッチング回路22と、スイッチング回路22による直流
電圧の断続によりトランスTの2次側巻線31に誘導さ
れる交流電圧を整流する整流素子30と、整流素子30
から出力される整流電圧を平滑して出力端子から出力電
圧を出力する平滑コンデンサ32と、前記出力電圧を検
出する電圧検出回路34と、電圧検出回路34の検出信
号をスイッチング回路22へ伝達するフォトカプラPH
とを備え、スイッチング回路22はフォトカプラPHか
らの検出信号に基づいてスイッチング素子Q1のオン・
オフを制御する電源装置であって、出力端子33の負荷
が軽負荷のとき、トランスTの1次側コイル24に生じ
る反転した電圧を小さくさせる電圧印加回路46を設け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、入力された直流
電圧を断続して直流電圧を生成する電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、図4に示す電源装置が知られ
ている。図4において、1はトランスHの1次側巻線2
に印加される直流電圧を断続して交流電圧に変換するた
めのスイッチング素子3を有するスイッチング回路であ
る。このスイッチング回路1は、スイッチング素子3を
オフさせるためのスイッチ素子4と、このスイッチ素子
4を導通させるためのコンデンサ5と、このコンデンサ
5を充電していくフォトカプラPHのフォトトランジス
タPH1等とを有している。
【0003】6はトランスHの2次側巻線7に誘起され
る交流電圧を整流する第1整流素子、8は第1整流素子
6の整流電圧を平滑する平滑コンデンサである。9は出
力端子Pの出力電圧を検出する検出回路であり、この検
出回路9は出力端子Pの出力電圧を分圧する分圧回路1
1と定電圧IC回路12等とを有している。定電圧IC
回路12のゲート12Gには分圧回路11で分圧した電
圧が入力され、定電圧IC回路12はゲート12Gの電
圧が所定電圧となるように出力端子Pの出力電圧を調整
するものである。
【0004】この調整は、例えばゲート12G電圧が所
定値以上のときアースへ流す電流を多くすることにより
出力電圧を下げてゲート12G電圧を所定値まで下げる
ものであり、逆にゲート12G電圧が所定値以下のとき
アースへ流す電流を少なくすることにより出力電圧を上
げてゲート12G電圧を所定値まで上げていくものであ
る。
【0005】定電圧IC回路12に流れる電流(検出信
号)に応じてホトカプラPHの発光ダイオード(伝達回
路)PH2が発光して一次側のスイッチング回路1に伝
達される。
【0006】また、図4において13はトランスHの別
の2次巻線14に誘起される交流電圧を整流する第2整
流素子、15は第2整流素子13の整流電圧を一定にし
て出力する定電圧出力回路である。
【0007】この電源装置によれば、スイッチング素子
3のオン・オフが繰り返し行われることにより第1整流
素子6から整流電圧が出力されて出力端子Pから出力電
圧が出力される。いま、出力端子Pの出力電圧が高くな
ると、定電圧IC回路12に流れる電流が増加し、ホト
カプラPHの発光ダイオードPH2の発光量が増加す
る。この発光量の増加によりホトカプラPHのフォトト
ランジスタPH1に流れる電流が増加し、コンデンサ5
の充電が短時間で行われ、スイッチ素子4のベース電圧
が閾値を短時間で越えることになる。そして、ベース電
圧が閾値を越えるとスイッチ素子4がオンしてスイッチ
ング素子3をオフさせる。
【0008】逆に、出力端子Pの出力電圧が低くなる
と、分圧回路11の分圧電圧が低くなることにより定電
圧IC回路12に流れる電流が減少し、ホトカプラPH
の発光ダイオードPH2の発光量が減少する。この発光
量の減少によりホトカプラPHのフォトトランジスタP
H1に流れる電流が減少してコンデンサ5の充電時間が
長くなり、スイッチ素子4のベース電圧が閾値を越える
までの時間が長くなる。そして、ベース電圧が閾値を越
えるとスイッチ素子4がオンしてスイッチング素子3を
オフさせる。
【0009】すなわち、出力端子Pの電圧が高くなると
スイッチング素子3のオンしている時間を短くし、出力
端子Pの電圧が低くなるとスイッチング素子3のオンし
ている時間を長くして、出力端子Pの電圧を一定にする
ものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この電
源装置にあっては、出力端子Pに接続される負荷が軽負
荷のとき、スイッチング素子3がオンしている時間が短
くなるので、スイッチング素子3のスイッチング周波数
が高くなる。このため、スイッチング損失が大きくなる
という問題があった。
【0011】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
もので、その目的は、軽負荷のときであってもスイッチ
ング周波数を低くしてスイッチング損失を低下させるこ
とのできる電源装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、直流電圧が印加されるトランス
の1次側巻線に設けられ前記直流電圧を断続するスイッ
チング素子を有するスイッチング回路と、このスイッチ
ング回路による直流電圧の断続によりトランスの2次側
巻線に誘導される交流電圧を整流する第1整流素子と、
この第1整流素子から出力される整流電圧を平滑して出
力端子から出力電圧を出力する平滑コンデンサと、前記
出力電圧を検出する電圧検出回路と、この電圧検出回路
の検出信号を一次側のスイッチング回路へ伝達する伝達
回路とを備え、前記スイッチング回路は、スイッチング
素子がオフした際に反転した電圧を生じる1次側補助巻
線と、この1次側補助巻線に生じる電圧を前記スイッチ
ング素子のゲートに印加してスイッチング素子をオンさ
せるゲート回路と、前記伝達回路からの検出信号に基づ
いて前記スイッチング素子のゲート電圧を低下させてス
イッチング素子をオフさせるオフ回路とを有し、これら
ゲート回路およびオフ回路によるスイッチング素子のオ
ン・オフにより前記出力電圧を所定電圧にする電源装置
であって、前記出力端子に接続される負荷が軽負荷のと
き、前記1次側補助巻線に生じる反転した電圧を小さく
させる電圧低下手段を設けたことを特徴とする。
【0013】請求項2の発明は、前記電圧検出回路は、
ゲートに入力する電圧が所定電圧となるように前記出力
電圧を調整する定電圧IC回路と、前記出力電圧を分圧
して前記ゲートに印加する分圧回路とを有し、前記電圧
低下手段は、軽負荷のとき前記所定電圧より高い電圧を
前記ゲートに印加する電圧印加回路を有していることを
特徴とする。
【0014】請求項3の発明は、前記2次側巻線と別の
2次側巻線の一端に接続されこの別の2次側巻線に誘導
される交流電圧を整流する第2整流素子と、この第2整
流素子から出力される整流電圧を一定電圧にして出力す
る定電圧出力回路とを備え、前記電圧印加回路は、外部
からのリモート信号によりオン・オフするスイッチ素子
と、このスイッチ素子がオフしているときのみ前記定電
圧出力回路の出力電圧を前記ゲートに入力させる入力回
路とを有していることを特徴とする。
【0015】請求項4の発明は、前記リモート信号によ
りオン・オフ動作して、軽負荷のとき定電圧IC回路に
流れる電流を減少させるスイッチ素子を設けたことを特
徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係わる電源装置
の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0017】[第1実施形態]図1において、20は1
次側の入力端子S1,S2間に接続された電解コンデンサ
であり、この電解コンデンサ20には全波整流された整
流電圧が印加されるようになっている。22はスイッチ
ング回路であり、このスイッチング回路22はトランス
Tの1次側巻線21の一方の端子に接続されたスイッチ
ング素子Q1と、このスイッチング素子Q1のオン・オ
フを制御する制御回路23とを有している。
【0018】制御回路23は、トランスTの1次側巻線
(1次側補助巻線)24と、スイッチ素子25と、フォ
トカプラPHのホトトランジスタPT等とを有してい
る。そして、スイッチ素子25のコレクタがスイッチン
グ素子Q1のベースに接続され、スイッチ素子25のエ
ミッタが接地されている。このスイッチ素子25のコレ
クタ,エミッタ間には抵抗R7が接続され、スイッチ素
子25のエミッタ,ベース間にはコンデンサ26が接続
されている。また、スイッチ素子25のコレクタは抵抗
R6を介してトランスTの1次側巻線21の他方の端子
に接続され、スイッチ素子25のベースにはホトトラン
ジスタPTのエミッタが接続されている。
【0019】また、ホトトランジスタPTのコレクタは
ダイオードD1および抵抗R104を介してトランスT
の1次側巻線24の一方の端子に接続され、この抵抗1
04とスイッチング素子Q1のゲート間には直列接続さ
れたコンデンサC1および抵抗R4が接続されている。
そして、抵抗R6,R4,R104とコンデンサC1とで
スイッチング素子Q1をオンさせるゲート回路が構成さ
れている。また、スイッチ素子25とコンデンサ26と
フォトトランジスタPT等とでスイッチング素子Q1を
オフさせるオフ回路が構成されている。
【0020】30はトランスTの2次側巻線31の一方
の端子に接続された整流素子、32は整流素子30から
出力される整流電圧を平滑する平滑コンデンサであり、
この平滑コンデンサ32は出力端子33とアース間に接
続されている。出力端子33とアース間には出力端子3
3の出力電圧を検出する電圧検出回路34が接続されて
いる。
【0021】電圧検出回路34は、出力端子33の出力
電圧を分圧する分圧回路35と、定電圧IC回路36等
とを有している。分圧回路35は直列接続された抵抗R
107,R108から構成され、この抵抗R107,R1
08によって分圧された電圧が定電圧IC回路36のゲ
ート36Gに入力するようになっている。定電圧IC回
路36は、ゲート36G電圧が所定電圧となるように矢
印方向に電流を流して出力端子33の出力電圧を調整す
るようになっている。例えば、出力端子33の電圧が高
くなるとゲート36Gの電圧が所定値より高くなり、こ
のゲート電圧が所定値となるように定電圧IC回路36
が矢印方向に多くの電流を流して出力端子33の電圧を
下げさせていき、逆に出力端子33の電圧が低くなると
ゲート36Gの電圧が所定値より低くなり、このゲート
電圧が所定値となるように定電圧IC回路36に流れる
電流を減少して出力端子33の電圧を上げていくもので
ある。
【0022】すなわち、電圧検出回路34が検出する出
力端子33の出力電圧に応じて定電圧IC回路36に電
流(検知信号)が流れることになる。
【0023】PDはフォトカプラPHの発光ダイオード
(伝達回路)であり、この発光ダイオードPDは定電圧
IC回路36に流れる電流に応じて発光して1次側のス
イッチング回路22に伝達する。
【0024】また、トランスTの2次側巻線40の一方
の端子には整流素子(第2整流素子)41が接続され、
この整流素子41の出力端子には平滑コンデンサ42と
定電圧出力回路43が接続されている。定電圧出力回路
43は、平滑コンデンサ42によって平滑された整流電
圧を一定の出力電圧(5V)にして出力端子44へ出力
するものである。
【0025】定電圧出力回路43の出力端子とアース間
には平滑コンデンサ45と電圧印加回路(電圧低下手
段:スイッチング周波数低下手段)46とが接続されて
いる。電圧印加回路(電圧低下回路)46は、外部から
のリモート信号によりオン・オフするトランジスタ47
と、カソードが定電圧IC回路36のゲート36Gに接
続されアノードがトランジスタ47のコレクタに接続さ
れたダイオード(入力回路)D3等とを有している。ダ
イオードD3は、トランジスタ47がオフしているとき
定電圧出力回路42の出力電圧を定電圧IC回路36の
ゲート36Gに入力させるものである。
【0026】リモート信号は、軽負荷のときLレベルの
信号であり、通常の負荷のときHレベルの信号であり、
外部の装置(図示せず)から出力されるものである。
【0027】次に、上記実施形態の電源装置の動作を図
2に示すタイムチャートを参照しながら説明する。
【0028】トランスTの1次側巻線21に印加される
直流電圧はスイッチング素子Q1により断続され、この
断続によりトランスTの2次側巻線31に交流電圧が誘
起される。そして、整流素子30から図2に示すように
整流電流が出力され、この整流電流が平滑コンデンサ3
2により平滑されて出力端子33から12V(所定電
圧)の直流電圧として出力される。
【0029】出力端子33に通常の負荷が接続されてい
る場合には、外部からHレベルのリモート信号がトラン
ジスタ47のベースに入力され、トランジスタ47は導
通する。このトランジスタ47の導通によりダイオード
D3のアノードがアース電位となるので、分圧回路35
の分圧電圧(2.5V)が定電圧IC回路36のゲート
36Gに入力する。
【0030】そして、定電圧IC回路36は、電圧検出
回路34が検出する出力端子33の出力電圧に応じた電
流を流す。この電流により、ホトカプラPHの発光ダイ
オードPDが発光し、ホトカプラPHのフォトトランジ
スタPTに電流が流れる。この電流によりコンデンサ2
6が充電されていき、スイッチ素子25のベース電圧が
上昇していく。このベース電圧がスイッチ素子25の閾
値を越えるとスイッチ素子25がオンしてスイッチング
素子Q1をオフさせる。
【0031】いま、例えば図2に示す時点t1でスイッ
チング素子Q1がオフされると、トランスTの1次コイ
ル21に流れる電流が急激に減少することにより、トラ
ンスTの1次側コイル24の電圧Vbが反転し、この後
時点t2で電圧Vbが上昇していく。この1次側コイル2
4の電圧Vbに応じてスイッチング素子Q1のベース電
圧VGが上昇していく。ベース電圧VGがスイッチング素
子Q1の閾値を越えるとスイッチング素子Q1がオンす
る(時点t3)。
【0032】1次側コイル24の電圧Vbが反転してい
るとき、すなわち、スイッチング素子Q1がオフしてト
ランスTの極性が反転しているとき、整流素子30から
整流電流が出力される。
【0033】これら動作が繰り返し行われるとともに定
電圧IC回路36の動作により、出力端子33から一定
の出力電圧(12V)が出力されることになる。
【0034】次に、出力端子33に軽負荷が接続された
場合について説明する。
【0035】出力端子33に軽負荷が接続されると、ト
ランジスタ47のベース電圧にはLレベルのリモート信
号が入力されてトランジスタ47はオフする。このた
め、定電圧出力回路43の出力電圧(5V)が抵抗R1
およびダイオードD3を介して定電圧IC回路36のゲ
ート36Gに入力する。すなわち、出力端子33の出力
電圧が高くなったのと同じ状態となり、定電圧IC回路
36が流す電流が増加し、この結果、スイッチング素子
Q1はオンしてから短時間でオフすることになる。
【0036】いま、例えば図2に示す時点t10でスイッ
チング素子Q1がオフされると、トランスTの一次コイ
ル21に流れる電流が急激に減少することにより、トラ
ンスTの一次側コイル24の電圧Vbが反転し、この後
時点t11で電圧Vbが上昇していく。
【0037】ところで、スイッチング素子Q1はオンし
てから短時間でオフしているので、トランスTに蓄えら
れるエネルギーは少ない。このため、反転した電圧Vb2
はVb1より小さく、反転したベース電圧VG2もVG1より
小さなものとなる。そして、電圧Vbの上昇とともにベ
ース電圧VGも上昇して行くが、このベース電圧VGが上
昇して最大となるベース電圧VGaがスイッチング素子Q
1の閾値を越えないように、1次側コイル24の巻き数
と抵抗R4の抵抗値とコンデンサC1の容量とを予め設
定しておくことにより、スイッチング素子Q1はオンせ
ずにベース電圧VGは振動していく。
【0038】一方、コンデンサC1は抵抗R6を介して
充電されていくので、図2の破線で示すように上昇しな
がらベース電圧VGは振動していく。その破線の立ち上
りは抵抗R6,R7およびコンデンサC1の時定数で決ま
る。
【0039】そして、ベース電圧VGがスイッチング素
子Q1の閾値を越えると、スイッチング素子Q1がオンす
る(時点t12)。
【0040】このように、スイッチング素子Q1がオフ
してからオンするまでの時間(時点10〜時点t12)が長
くなり、この結果、出力端子33の出力電圧が12V以
下となる。また、スイッチング素子Q1がオフしてから
オンするまでの時間が長くなることにより、スイッチン
グ素子Q1のスイッチング周波数が低下し、スイッチン
グ損失の低減を図ることができる。
【0041】上記のように、軽負荷時にはトランスTの
1次側コイル24に生じる反転した電圧Vb1を低下(小
さく)させることにより、スイッチング素子Q1のスイ
ッチング周波数を低下させてスイッチング損失の低減を
図ったものである。
【0042】[第2実施形態]図3は、第2実施形態の
電源装置の回路図を示したものである。この第2実施形
態では、フォトカプラPHのフォトダイオードPDに並
列にトランジスタQ4を接続し、トランジスタQ4のベ
ースを抵抗R13を介してトランジスタ47のコレクタ
に接続し、トランジスタQ4のコレクタを抵抗R11を
介してフォトダイオードPDのカソードに接続し、トラ
ンジスタ47のコレクタをダイオードD2を介して抵抗
R1に接続したものである。
【0043】この第2実施形態によれば、トランジスタ
47がオンしているとき、すなわち、出力端子33に通
常の負荷が接続されているときトランジスタQ4がオン
し、抵抗R11に電流が流れる。トランジスタ47がオ
フしているとき、すなわち、出力端子33に軽負荷が接
続されているときトランジスタQ4がオフし、抵抗R1
1に電流が流れない。これにより、定常負荷時には定電
圧IC回路36に確実に電流を流し、軽負荷時には不要
なR11の電流を流さなくして損失の低減を図るもので
ある。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、軽負荷のときスイッチング周波数を低くしてスイッ
チング損失を低下させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る電源装置の具体的構成を示した
回路図である。
【図2】図1の主要部のタイムチャートである。
【図3】第2実施形態の構成を示した回路図である。
【図4】従来の電源装置の構成を示した回路図である。
【符号の説明】
21 1次側巻線 22 スイッチング回路 30 整流素子(第1整流素子) 31 2次側巻線 32 平滑コンデンサ 33 出力端子 34 電圧検出回路 46 電圧印加回路 T トランス Q1 スイッチング素子 PH フォトカプラ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流電圧が印加されるトランスの1次側巻
    線に設けられ前記直流電圧を断続するスイッチング素子
    を有するスイッチング回路と、このスイッチング回路に
    よる直流電圧の断続によりトランスの2次側巻線に誘導
    される交流電圧を整流する第1整流素子と、この第1整
    流素子から出力される整流電圧を平滑して出力端子から
    出力電圧を出力する平滑コンデンサと、前記出力電圧を
    検出する電圧検出回路と、この電圧検出回路の検出信号
    を一次側のスイッチング回路へ伝達する伝達回路とを備
    え、 前記スイッチング回路は、スイッチング素子がオフした
    際に反転した電圧を生じる1次側補助巻線と、この1次
    側補助巻線に生じる電圧を前記スイッチング素子のゲー
    トに印加してスイッチング素子をオンさせるゲート回路
    と、前記伝達回路からの検出信号に基づいて前記スイッ
    チング素子のゲート電圧を低下させてスイッチング素子
    をオフさせるオフ回路とを有し、これらゲート回路およ
    びオフ回路によるスイッチング素子のオン・オフにより
    前記出力電圧を所定電圧にする電源装置であって、 前記出力端子に接続される負荷が軽負荷のとき、前記1
    次側補助巻線に生じる反転した電圧を小さくさせる電圧
    低下手段を設けたことを特徴とする電源装置。
  2. 【請求項2】前記電圧検出回路は、ゲートに入力する電
    圧が所定電圧となるように前記出力電圧を調整する定電
    圧IC回路と、前記出力電圧を分圧して前記ゲートに印
    加する分圧回路とを有し、 前記電圧低下手段は、軽負荷のとき前記所定電圧より高
    い電圧を前記ゲートに印加する電圧印加回路を有してい
    ることを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  3. 【請求項3】前記2次側巻線と別の2次側巻線の一端に
    接続されこの別の2次側巻線に誘導される交流電圧を整
    流する第2整流素子と、 この第2整流素子から出力される整流電圧を一定電圧に
    して出力する定電圧出力回路とを備え、 前記電圧印加回路は、外部からのリモート信号によりオ
    ン・オフするスイッチ素子と、このスイッチ素子がオフ
    しているときのみ前記定電圧出力回路の出力電圧を前記
    ゲートに入力させる入力回路とを有していることを特徴
    とする請求項2に記載の電源装置。
  4. 【請求項4】前記リモート信号によりオン・オフ動作し
    て、軽負荷のとき定電圧IC回路に流れる電流を減少さ
    せるスイッチ素子を設けたことを特徴とする請求項3に
    記載の電源装置。
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Cited By (1)

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