JP2003088433A - キャビネット - Google Patents

キャビネット

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JP2003088433A
JP2003088433A JP2001286233A JP2001286233A JP2003088433A JP 2003088433 A JP2003088433 A JP 2003088433A JP 2001286233 A JP2001286233 A JP 2001286233A JP 2001286233 A JP2001286233 A JP 2001286233A JP 2003088433 A JP2003088433 A JP 2003088433A
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space
riser
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Masahiro Miyazaki
雅裕 宮崎
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Yamaha Living Tech Co Ltd
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Yamaha Living Tech Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】キャビネット本体の前方下部に形成される蹴込
み空間を有効利用することにより、良好な音響効果が得
られると共にスピーカの耐久性劣化を防止し、かつ例え
ばシンクを使用しながら気軽に音楽を楽しむことが可能
なキャビネットを提供する。 【解決手段】左右の側板、背板及び底板等で形成された
キャビネット本体と、前記キャビネット本体の底板前方
下部に略垂直状態で蹴込み板を取り付けることにより、
該蹴込み板の前方に所定容積の蹴込み空間を有するキャ
ビネットであって、前記蹴込み空間内に音響再生用のス
ピーカを配置したことを特徴とする。前記スピーカは、
蹴込み板に直接取り付けることにより、あるいは取付板
を介して所定方向に指向して蹴込み板に取り付けること
により、前記蹴込み空間内に配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャビネットに係
わり、特に、キッチンや洗面化粧台等に用いられる蹴込
み部が形成されるキャビネットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、左右の側板、背板、底板及び前面
の扉等で形成されたキャビネット本体を有するキッチン
に、各種情報を表示するテレビやスクリーンを設置する
ものとしては、例えば特開平5−7514号公報あるい
は実開平5−43937号公報に開示されている。
【0003】前者(特開平5−7514号公報)のキッ
チンは、LCD表示器とスピーカ及び設定スイッチ類を
一体化して、キッチンのカウンターと上部収納キャビネ
ットとの間の壁面部に取り付けたものである。また、後
者(実開平5−43937号公報)のキッチンは、キッ
チンとダイニングとの境界部付近にアイランド型テーブ
ルを配置し、このアイランド型テーブルの上方天井部に
スクリーンを収納させると共に、テーブルの左右両隣に
設置した塔状収納箱にスピーカを収蔵するようにしたも
のである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
キッチンにあっては、スピーカがカウンター上方の平坦
な壁面部に取り付けられているため、このスピーカの後
方に音響空間を形成することが現実的に不可能で、例え
ば音楽等の再生時に良好な音響効果を得ることが困難で
ある。また、スピーカがシンク上方に位置するため、シ
ンクで使用した湯水の蒸気や水滴あるいは食器等の洗浄
時の油がスピーカに付着し易く、スピーカ自体の耐久性
を劣化させ易いという問題点を有している。
【0005】また、後者のキッチンにあっては、スピー
カが音響空間を形成し得る塔状収納箱に設置されるた
め、音響効果上は好ましいものの、専用の塔状収納箱が
必要となってキッチン自体の構造が大型化かつ複雑化し
てコスト高になると共に、シンク近傍にスピーカが位置
しないことから、シンクを使用して調理しながら気軽に
音楽を楽しむことが難しいという問題点を有している。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、その目的は、キャビネット本体の前方下部に
形成される蹴込み空間を有効利用することにより、良好
な音響効果が得られると共にスピーカの耐久性劣化を防
止し、かつ例えばシンクを使用しながら気軽に音楽を楽
しむことが可能なキャビネットを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成すべ
く、本発明のうち請求項1記載の発明は、左右の側板、
背板及び底板等で形成されたキャビネット本体と、前記
キャビネット本体の底板前方下部に略垂直状態で蹴込み
板を取り付けることにより、該蹴込み板の前方に所定容
積の蹴込み空間を有するキャビネットであって、前記蹴
込み空間内に音響再生用のスピーカを配置したことを特
徴とする。
【0008】このように構成することにより、底板の前
方下部に略垂直状態で蹴込み板が取り付けられること
で、キャビネット本体の前方下部に足先が収納可能な所
定容積の蹴込み空間が形成され、この蹴込み空間内の所
定位置に音響再生用のスピーカが取り付けられる。これ
により、従来デッドスペースとなっていた蹴込み空間に
スピーカが配置されることから、該空間の有効利用が図
れると共に、蹴込み空間自体や該空間の後方(蹴込み板
後方)に形成されるキャビネット空間を音響空間として
利用できて、音楽再生時に良好な音響効果(音響特性)
が得られる。また、キッチンの場合、スピーカが少なく
ともシンクより下方に位置する状態となって、蒸気や水
滴等の付着がなくなりその耐久性の劣化が防止される。
【0009】そして、前記スピーカは、請求項2記載の
発明のように、蹴込み板に直接取り付けることにより蹴
込み空間内に配置されたり、請求項3記載の発明のよう
に、取付板を介し所定方向に指向して蹴込み板に取り付
けることにより蹴込み空間内に配置されることが好まし
い。このように構成することにより、スピーカを蹴込み
板に直接取り付けることで、スピーカを簡単な構造で蹴
込み空間内に配置できると共に、蹴込み板の後方のキャ
ビネット空間を音響空間として利用でき、良好な音響効
果が得られる。また、スピーカを取付板を介し所定方向
に指向させて取り付けことで、スピーカの指向方向を上
下、左右等の所定方向に設定できて、キャビネット本体
前方の空間に良好な音響効果が得られる。
【0010】また、前記スピーカは、請求項4記載の発
明のように、その前面にデュフューザが取り付けられて
いることが好ましい。このように構成することにより、
前面に取り付けられるデュフューザで、スピーカで再生
される音の拡がりや無指向性等が容易に調整されて、一
層良好な音響効果が得られる。
【0011】また、請求項5記載の発明のように、前記
キャビネット本体が、その上面にシンクを有するカウン
ターが配置されると共に、該キャビネット本体の長手方
向の両端部に前記スピーカが取り付けられていることが
好ましい。このように構成することにより、例えばシス
テムキッチンの一つのユニットを形成するキャビネット
本体の長手方向両端部にスピーカがそれぞれ取り付けら
れる状態となることから、音楽等のステレオ再生が可能
になると共に、シンクを使用しながらの気軽な視聴が可
能になる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1及び図2は、本発明を
キッチンに適用した場合の一実施例を示し、図1がその
斜視図、図2がその縦断面図である。
【0013】図1において、キッチン1はI型に形成さ
れ、長手方向に連設された例えば一対のキャビネット本
体2、3と、このキャビネット本体2、3の上方に設置
された上部収納キャビネット4等を有している。キャビ
ネット本体2は、図2に示すように、左右の側板2a、
背板2b、前板2c及び底板2d等で枠組み形成され、
前面の開口部には複数の開閉扉5が開閉可能に取り付け
られると共に、上面の開口部にはその長手方向の左側部
分にシンク6が配置された人工大理石等からなるカウン
ター7が取り付けられている。
【0014】前記キャビネット本体3も、基本的にキャ
ビネット本体2と同様に形成され、図1に示すように、
その上面の開口部には右側にコンロ8が配置されると共
に左側に前記カウンター7が取り付けられている。この
キャビネット本体2の前面開口部には、例えば引出し9
や開閉扉5が取り付けられている。
【0015】また、前記キャビネット本体2、3の底板
2dの前方下部で前端から所定寸法L奥側の位置には、
長手方向全域に亘って蹴込み板10が垂直状態で立設さ
れており、この蹴込み板10の前方に人の足先が位置し
得る蹴込み空間11が形成されている。なお、蹴込み板
10の下端と背板2bの下端間には底板2eが配置され
ている。そして、キャビネット本体2の蹴込み空間11
の左右両端部である蹴込み板10の長手方向の両端部に
は、例えば全周波数帯域用のスピーカ12がそれぞれ次
のようにして取り付けられている。
【0016】すなわち、垂直状態の蹴込み板10の両端
部に例えば円形の開口13を形成し、この開口13の裏
面側にスピーカ12のフランジ12aを当接させ、この
フランジ12aをネジ14によって蹴込み板10に固定
する。そして、開口13の前面側から例えば編み目状の
多数の孔を有するスピーカカバー15をその嵌合部15
aを利用して開口13に嵌め込み固着し、スピーカ12
の前面(コーン紙前面)を保護する。
【0017】これにより、スピーカ12がキャビネット
本体2に取り付けられ、このスピーカ12は、キャビネ
ット本体2の上下の底板2d、2e(もしくは床面2
0)と左右の側板2a及び背板2bで形成される空間1
6を音響空間としてキャビネット本体2の蹴込み空間1
1内に配置されていることになる。
【0018】そして、このキャビネット本体2の蹴込み
空間11内に配置された一対のスピーカ12は、図1に
示すように、接続コード17でキッチン1やダイニング
の所定位置に設置された各種チューナ、CDプレーヤ、
アンプ等の音響機器18に接続されており、この音響機
器18には、例えばカウンター7上部の壁面に取り付け
られた操作盤19が接続されている。なお、この操作盤
19に代えてキッチン1の各所で使用できる無線式のリ
モコンを使用することも勿論可能である。
【0019】このキッチン1によれば、例えばシンク6
で調理しながら音楽を聴く場合、操作盤19を操作して
所定の音楽を選曲すると、所定の音響機器18の作動で
スピーカ12から音楽が再生される。この時、一対のス
ピーカ12が蹴込み空間11の両端部に配置されている
ことからステレオ再生が可能になると共に、キャビネッ
ト本体2内のスピーカ12後方(蹴込み板10後方)に
形成される密閉した空間16がエンクロージャーとして
作用し、素直な低域特性が得られる。
【0020】また、スピーカ12の配置位置が床面20
に極めて近いことから、スピーカ12で再生される音が
床面20で反射し、キッチン空間内において音に包み込
まれるような音響効果が得られると共に、特に低音が足
元から聞こえる状態となって体で直接感じる臨場感のあ
る低音が得られる。これらのことから、キッチン空間に
良好な音響効果が得られることになる。
【0021】なお、この例においては、スピーカ12を
蹴込み板10に直接取り付けることにより、空間16を
エンクロージャーとして作用させたが、例えば図1の二
点鎖線で示すように、蹴込み板10のスピーカ取付け部
の近傍にバスレフダクト21を形成することにより、極
めて容易にバスレフエンクロージャーとして作用する空
間16を得ることができる。
【0022】このように、上記実施例のキッチン1にあ
っては、キャビネット本体2の前面下部の蹴込み板10
にスピーカ12が取り付けられるため、従来足先が位置
するだけでデッドスペースとなり易かった蹴込み空間1
1を音響空間として利用できて、良好な音響効果を得る
ことができる。特に、スピーカ12を蹴込み板10に直
接取り付けることで、キャビネット本体2内の空間16
を音響空間として利用できたり、蹴込み空間11前方の
床面20で音を反射させることができる等、キッチン1
の形態がI型に限らずL型であっても、従来のキッチン
では得られなかった良好な音響効果を得ることが可能に
なる。
【0023】また、スピーカ12がキャビネット本体2
のシンク6下方の蹴込み空間11に配置されているた
め、シンク6で使用した蒸気、水、油等のスピーカ12
への付着が防止されて、スピーカ12自体の耐久性の劣
化を確実に防止することができると共に、前面にスピー
カカバー15が装着されているため、足先によってスピ
ーカ12を傷めることもなく、スピーカ12の長期に亘
り安定した使用が可能になる。
【0024】さらに、スピーカ12が蹴込み板10に直
接取り付けられるため、蹴込み板10にバスレフダクト
21等を加工するのみで、バスレフエンクロージャーに
よる小型のスピーカ12での低音再生が可能になると共
に、スピーカ12自体の取付構造の簡略化を図ってキッ
チン1のコストアップを極力抑えることができる。
【0025】また、キッチン1を構成する一つのキャビ
ネット本体2の蹴込み空間11の両端部にスピーカ12
がそれぞれ取り付けられるため、キャビネット本体2の
組み立て時に、スピーカ12を組み込むことができて、
キャビネット本体2の組立性が向上すると共に、スピー
カ12の後付け作業が不要となってキッチン1の設置を
容易に行うことができる。またさらに、スピーカ12が
キャビネット本体2の蹴込み空間11の両端部に前方に
大きく突出することなく取り付けられるため、スピーカ
12が蹴込み空間11内への足先収納の妨げになること
もなく、キッチン1の使い勝手の低下を防止することが
できる。
【0026】図3〜図8は、本発明に係わるキッチン1
におけるスピーカ12の取付状態のそれぞれ他の実施例
を示すものである。以下、上記実施例と同一部位には同
一符号を付して説明する。先ず、図3及び図4に示す実
施例の特徴は、スピーカ12を取付板23を介して下向
きにして蹴込み空間11に配置した点にある。すなわ
ち、蹴込み空間11の両端部に取付板23を上部が前方
にした状態で傾斜させて取り付け、この取付板23に設
けた開口24に、スピーカ12を上記実施例と同様にネ
ジ14、スピーカカバー15等で取り付ける。
【0027】この場合、取付板23の長手方向の両端部
を、三角形状の板体25でそれぞれ閉塞することによ
り、スピーカ12の後方で蹴込み板10との間に音響空
間26を形成し、必要に応じて取付板23に二点鎖線で
示すバスレフダクト21を形成する。この実施例によれ
ば、スピーカ12で再生される音が下方に指向すること
から、この音を蹴込み空間11前方の床面20で反射さ
せることができて、キッチン空間において音が一層包み
込まれるような音響効果が得られることになる。
【0028】また、図5に示す実施例の特徴は、図3及
び図4に示す実施例とは逆に、スピーカ12を取付板2
3を介して上向きにして蹴込み空間11に配置した点に
ある。具体的な取付構造は、図3と略同様であるためそ
の説明は省略する。この実施例によれば、スピーカ12
で再生される音が上方に指向することから、音が人の頭
部で聞こえる状態となり、音像定位を上昇できるという
作用効果が得られる。
【0029】また、図6に示す実施例の特徴は、蹴込み
板10の両端部において、取付板23と板体25を介し
てスピーカ12を外側に指向させて配置した点にあり、
この実施例によれば、キッチン空間における音の拡がり
をより良好にできるという作用効果が得られる。また、
図7に示す実施例の特徴は、蹴込み板10の両端部にお
いて、取付板23と板体25を介してスピーカ12を内
側に指向させて配置した点にあり、この実施例によれ
ば、音の指向性がなくなるという作用効果が得られる。
【0030】さらに、図8に示す実施例の特徴は、スピ
ーカ12の前面に(a)〜(d)に示す各形状のデュフ
ューザ27a〜27dを例えば着脱可能に取り付けた点
にあり、この実施例によれば、デュフューザ27a〜2
7dの形態によって、前述した各実施例のような音響効
果や、各種の音の拡がりや臨場感のある音響効果等を容
易に得ることが可能になる。
【0031】なお、本発明は、上記した各実施例のそれ
ぞれに限定されるものでもなく、各実施例やその一部を
適宜に組み合わせることも勿論可能である。また、上記
実施例においては、全周波数帯域用のスピーカ12を蹴
込み板10の両端部にそれぞれ取り付けたが、本発明は
これに限定されず、例えば前記スピーカ12として中高
音用のスピーカと低音用のスピーカとを使用し、両スピ
ーカを蹴込み空間11に配置してもよいし、低音用のス
ピーカのみを蹴込み空間11に配置し、中高音用のスピ
ーカをカウンター7上部の壁面等に配置してもよい。
【0032】さらに、上記実施例においては、スピーカ
12を一つのキャビネット本体2に予め組み込む場合に
ついて説明したが、例えば連設されたキャビネット本体
2、3等の蹴込み空間11の両端部に取り付けることも
可能であるし、蹴込み空間11の両端部に限らず所定位
置に取り付けることもできる。また、上記実施例におい
て、空間16を音響空間として利用する他、引き出し等
を設けて収納空間として利用することも可能であるし、
上記実施例におけるキャビネット本体2、3の形状、該
キャビネット本体2、3の連結によるキッチン1の形態
等も一例であって、例えばL型キッチンにも適用した
り、キッチン以外の蹴込みを有する洗面化粧台、家具等
にも適用する等、本発明に係わる各発明の要旨を逸脱し
ない範囲において適宜に変更することができる。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の発
明によれば、キャビネット本体の前方下部の蹴込み空間
内に音響再生用のスピーカが取り付けられるため、従来
デッドスペースとなっていた蹴込み空間の有効利用が図
れ、蹴込み空間等を音響空間として利用できて良好な音
響効果が得られると共に、スピーカへの蒸気や水滴、油
等の付着がなくなってその耐久性の劣化が防止すること
ができる。
【0034】また、請求項2記載の発明によれば、請求
項1記載の発明の効果に加え、スピーカが蹴込み板に直
接取り付けられるため、スピーカを簡単な構造で蹴込み
空間内に配置できると共に、蹴込み板の後方のキャビネ
ット本体内の空間を音響空間として利用できて、一層良
好な音響効果を得ることができる。
【0035】また、請求項3記載の発明によれば、請求
項1記載の発明の効果に加え、スピーカが取付板を介し
所定方向に指向した状態で取り付けられるため、スピー
カの指向方向を上下、左右等の所定方向に設定できて、
キャビネット本体前方の空間に良好な音響効果を得るこ
とができる。
【0036】また、請求項4記載の発明によれば、請求
項1ないし3記載の発明の効果に加え、スピーカの前面
にデュフューザが取り付けられるため、デュフューザで
音の拡がりや無指向性等が容易に調整されて、一層良好
な音響効果を得ることができる。
【0037】また、請求項5記載の発明によれば、請求
項1ないし4記載の発明の効果に加え、例えばシステム
キッチンの一つのユニットを形成するキャビネット本体
の長手方向両端部にスピーカがそれぞれ取り付けられる
ため、音楽等のステレオ再生が可能になると共にシンク
を使用しながら気軽に聞くことができる等の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をキッチンに適用した場合の一実施例を
示す斜視図
【図2】同その縦断面図
【図3】同スピーカの取付状態の他の実施例を示す断面
【図4】同その正面図
【図5】同スピーカの取付状態のさらに他の実施例を示
す断面図
【図6】同スピーカの取付状態のさらに他の実施例を示
す断面図
【図7】同スピーカの取付状態のさらに他の実施例を示
す断面図
【図8】同スピーカの取付状態のさらに他の実施例を示
す断面図
【符号の説明】
1・・・・・・・・・キッチン 2、3・・・・・・・キャビネット本体 2a・・・・・・・・側板 2b・・・・・・・・背板 2c・・・・・・・・前板 2d・・・・・・・・底板 6・・・・・・・・・シンク 7・・・・・・・・・カウンター 10・・・・・・・・蹴込み板 11・・・・・・・・蹴込み空間 12・・・・・・・・スピーカ 12a・・・・・・・フランジ 13・・・・・・・・開口 15・・・・・・・・スピーカカバー 16・・・・・・・・空間 18・・・・・・・・音響機器 19・・・・・・・・操作盤 20・・・・・・・・床面 21・・・・・・・・開口 23・・・・・・・・取付板 24・・・・・・・・開口 25・・・・・・・・板体 26・・・・・・・・音響空間 27・・・・・・・・デュフューザ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右の側板、背板及び底板等で形成された
    キャビネット本体と、前記キャビネット本体の底板前方
    下部に略垂直状態で蹴込み板を取り付けることにより、
    該蹴込み板の前方に所定容積の蹴込み空間を有するキャ
    ビネットであって、 前記蹴込み空間内に音響再生用のスピーカを配置したこ
    とを特徴とするキャビネット。
  2. 【請求項2】前記スピーカは、蹴込み板に直接取り付け
    ることにより、前記蹴込み空間内に配置されることを特
    徴とする請求項1記載のキャビネット。
  3. 【請求項3】前記スピーカは、取付板を介し所定方向に
    指向して蹴込み板に取り付けることにより、前記蹴込み
    空間内に配置されることを特徴とする請求項1記載のキ
    ャビネット。
  4. 【請求項4】前記スピーカは、その前面にデュフューザ
    が取り付けられていることを特徴とする請求項1ないし
    3のいずれかに記載のキャビネット。
  5. 【請求項5】前記キャビネット本体は、その上面にシン
    クを有するカウンターが配置されると共に、該キャビネ
    ット本体の長手方向の両端部に前記スピーカが取り付け
    られていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれ
    かに記載のキャビネット。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007170060A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Matsushita Electric Works Ltd トイレ用スピーカ装置及び洋風便器
JP2009133197A (ja) * 2009-03-18 2009-06-18 Panasonic Electric Works Co Ltd トイレ
JP2010227284A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Toto Ltd トイレ用音響装置

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