JP2003085267A - 作業機械の機体管理システム - Google Patents

作業機械の機体管理システム

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JP2003085267A
JP2003085267A JP2001274185A JP2001274185A JP2003085267A JP 2003085267 A JP2003085267 A JP 2003085267A JP 2001274185 A JP2001274185 A JP 2001274185A JP 2001274185 A JP2001274185 A JP 2001274185A JP 2003085267 A JP2003085267 A JP 2003085267A
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machine body
operator
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Naoyuki Moriya
直行 守屋
Madoka Bicchu
円 備中
Masayuki Tanaka
雅之 田中
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Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Caterpillar Mitsubishi Ltd
Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd
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    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B60R25/20Means to switch the anti-theft system on or off
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少なくとも盗難防止機能、運行管理機能、機
体モニタリング表示機能を統合してできる作業機械の機
体管理システムを提供する。 【解決手段】 作業機械の機体11を制御する機体コント
ローラ12に対し、赤外線または電波などの非接触型の通
信媒体15で通信する情報携帯端末14を設ける。この情報
携帯端末14は、識別コードの照合による盗難防止機能、
運行管理データを入手する運行管理機能、機体状態をモ
ニタリング表示する機体モニタリング表示機能を少なく
とも備えている。1台の情報携帯端末14を用いて、少な
くとも盗難防止機能、運行管理機能、機体モニタリング
表示機能を統合してできるので、各機能別の装置をそれ
ぞれ設置する場合の手間や費用を軽減できるとともに、
取扱も分散することなく1台の情報携帯端末14にて容易
にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報携帯端末を備
えた作業機械の機体管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の盗難防止は、キーに埋込まれた集
積回路すなわちICと、機体側コントローラとが通信す
る特定のキーでのみエンジンの始動が可能とする方法
や、暗証番号を入力して制限を解除する方法などが提唱
されている。
【0003】また、運行管理データは、衛星通信網を経
由して情報を基地局に送り返す方法や、盗難防止キーに
埋込まれたICメモリに記憶させて基地局に持ち帰る方
法が提案されている。
【0004】さらに、機体状態のモニタリング表示機能
は、液晶パネルや、機械式針で表示する方法が一般的で
ある。
【0005】そして、これらの盗難防止機能、運行管理
機能、機体モニタリング表示機能は、それぞれ別々の装
置で実現されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このため、各機能別の
装置をそれぞれ設置する必要があり、これらの設置に要
する手間と費用がかかるとともに、取扱が複雑になる。
【0007】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、少なくとも盗難防止機能、運行管理機能、機体モ
ニタリング表示機能を統合してできる作業機械の機体管
理システムを提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された発
明は、作業機械の機体を制御する通信可能な機体コント
ローラと、この機体コントローラと通信可能で機体コン
トローラと通信することにより識別コードの照合による
盗難防止機能、運行管理データを入手する運行管理機
能、機体状態をモニタリング表示する機体モニタリング
表示機能を少なくとも備えた情報携帯端末とを具備した
作業機械の機体管理システムであり、1台の情報携帯端
末を用いて、少なくとも盗難防止機能、運行管理機能、
機体モニタリング表示機能を統合してできるので、各機
能別の装置をそれぞれ設置する場合の手間や費用を軽減
できるとともに、取扱も分散することなく1台の情報携
帯端末にて容易にできる。
【0009】請求項2に記載された発明は、請求項1記
載の作業機械の機体管理システムにおける機体コントロ
ーラと情報携帯端末との間の通信媒体として、非接触型
の通信媒体を備えたものであり、機体コントローラと情
報携帯端末とを非接触型の通信媒体で接続することによ
り、配線上の制約を受けることなく、情報携帯端末を容
易に設置できる。
【0010】請求項3に記載された発明は、請求項1ま
たは2記載の作業機械の機体管理システムにおける作業
機械が、運転室を備え、情報携帯端末は、機体のオペレ
ータが身に付けたままの状態で運転室内に入ることで機
体コントローラと通信可能となるものであり、これによ
り、情報携帯端末を運転室内に取付けたり取外したりす
る手間を省ける。
【0011】請求項4に記載された発明は、請求項1乃
至3のいずれか記載の作業機械の機体管理システムにお
ける機体コントローラが、記憶しているコントローラ識
別コードと作業機械のオペレータにより情報携帯端末か
ら送信されたオペレータ識別コードとが一致したときの
み作業機械を始動する機能を備えたものであり、機体コ
ントローラが持っているコントローラ識別コードと、オ
ペレータの情報携帯端末から送信されたオペレータ識別
コードとを照合して作業機械を始動するので、オペレー
タ以外の者による不正な機体操作による盗難などを防止
できる。
【0012】請求項5に記載された発明は、請求項4記
載の作業機械の機体管理システムにおける情報携帯端末
が、基地局のコンピュータと通信する機能を備え、基地
局のコンピュータより変更されたオペレータ識別コード
を入手するものであり、基地局のコンピュータに情報携
帯端末を接続しないと、正しいオペレータ識別コードに
変更できないので、情報携帯端末のオペレータ識別コー
ドのコピーによる不正使用を防止できる。
【0013】請求項6に記載された発明は、請求項5記
載の作業機械の機体管理システムにおける機体コントロ
ーラが、機体から収集した運行管理データを記憶すると
ともに情報携帯端末に送信する機能を備え、情報携帯端
末は、基地局のコンピュータより変更されたオペレータ
識別コードを入手する通信において、機体コントローラ
から受信した機体の運行管理データを、基地局のコンピ
ュータに送信する機能を備えたものであり、情報携帯端
末がオペレータ識別コードの更新のために、基地局のコ
ンピュータと必ず通信をしなければならないので、この
通信において、基地局は、情報携帯端末が機体コントロ
ーラから受信した機体の運行管理データを必ず入手でき
る。
【0014】請求項7に記載された発明は、請求項1乃
至6のいずれか記載の作業機械の機体管理システムにお
ける情報携帯端末を、機体コントローラから入手した機
体の運行管理データとともに持運び可能としたものであ
り、機体コントローラから情報携帯端末が入手した機体
の運行管理データをそのまま基地局に持ち帰れるので、
衛星通信などの手続きなしでも運行管理が可能である。
【0015】請求項8に記載された発明は、請求項1乃
至7のいずれか記載の作業機械の機体管理システムにお
ける作業機械には、作業の種類により交換可能の油圧制
御されるツールが装着され、ツールは、自他を識別する
識別手段を備え、情報携帯端末は、ツールの識別手段を
読取って機体コントローラに送信する機能を備え、機体
コントローラは、識別されたツールに適応した制御をす
る機能を備えたものであり、情報携帯端末が、ツールの
識別手段を読取り、情報携帯端末から機体コントローラ
に対し、記憶されているツール種類を通信することで、
作業機械の制御系を個々に調整することなく、機体コン
トローラに予め設定された、ツールに最適な制御に切替
えることができる。
【0016】請求項9に記載された発明は、請求項8記
載の作業機械の機体管理システムにおける機体コントロ
ーラが、情報携帯端末と通信不能の状態で機体およびツ
ールを停止させる機能を備えたものであり、情報携帯端
末を身に付けたオペレータが機体から離れたり、情報携
帯端末を所定の場所から外したりすることで、情報携帯
端末と通信不能になった機体コントローラが、機体およ
びツールを停止させるため、機体の誤作動や盗難を防止
できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示された一
実施の形態を参照しながら詳細に説明する。
【0018】図1は、油圧ショベルなどの作業機械の機
体11に設けられた油圧回路および電気回路の一部を示
し、これらの回路は、機体コントローラ12により制御さ
れる。この機体コントローラ12は、中央処理装置(すな
わちCPU)、メモリなどを備えている。
【0019】機体コントローラ12には、機体11の各部か
ら、油圧回路などの圧力、作動油および冷却水などの温
度、オイルおよび燃料などの液面レベル、エンジンなど
の回転速度、可動部分の変位量などの機体情報を検出、
収集するための各種センサ13が設けられ、また、機体11
の稼働時間を集計する機能が設けられている。
【0020】機体コントローラ12は通信可能であり、こ
の機体コントローラ12に対向させて、この機体コントロ
ーラ12と通信可能のコンパクトな情報携帯端末(すなわ
ちパーソナル・ディジタル・アシスタンツ、以下この情
報携帯端末を「PDA」という)14が設置される。
【0021】このPDA14は、識別コード照合手段、運
行管理データ入手手段、機体稼働情報モニタリング表示
装置として、オペレータの胸ポケットなどに入れたまま
作業機械の運転室としてのキャブ内に持ち込まれる形態
で設置され、あるいはキャブ内でオペレータの視界を妨
げない位置に装着される。
【0022】機体コントローラ12とPDA14との間の通
信媒体は、赤外線または電波などを用いた非接触型の通
信媒体15であり、機体コントローラ12とPDA14とを非
接触型の通信媒体15で結ぶことにより、配線上の制約を
受けることなく、PDA14の取付および取外を容易にで
きるようにする。
【0023】このPDA14は、機体コントローラ12と通
信することにより、識別コードの照合による盗難防止機
能、運行管理データを入手する運行管理機能、機体状態
をモニタリング表示する機体モニタリング表示機能を備
えている。
【0024】また、このPDA14は、作業機械にアタッ
チメントとして脱着されるツール16を識別するツール識
別機能も備えている。
【0025】ツール16とは、例えば油圧ショべルのフロ
ント作業機の先端にバケットの代わりに装着される油圧
式ブレーカ、油圧式圧砕機などであり、その側面には、
バーコードなどの識別手段17が設けられているので、こ
の識別手段17をPDA14に接続された光学的なバーコー
ド読取手段により読取ることで、ツール16を識別するこ
とが可能である。
【0026】PDA14は、赤外線または電波などで機体
コントローラ12と通信可能であるとともに、ユーザの基
地局21のコンピュータ22と接続された情報携帯端末持ち
帰り先の送受信器が組込まれた送受信台18にセットする
ことで、この基地局21のコンピュータ22とも通信可能で
あり、さらには、例えばインターネット19または通信衛
星(図示せず)などを経て、遠隔地のサービスセンタ21
aのコンピュータ22aとも情報をやり取りできるようにす
る。
【0027】機体コントローラ12の出力部には、エンジ
ン始動回路や、油圧制御系のソレノイド励磁回路などが
接続され、これらに、作業機械の盗難を防止するための
盗難防止手段が設けられている。
【0028】盗難防止手段としては、エンジン始動制御
手段23と、油圧ロック制御手段30とがあり、機体コント
ローラ12は、これらの盗難防止手段が解除された時点
で、機体11を始動させる機能を備えている。
【0029】エンジン始動制御手段23は、バッテリ24か
らキースイッチ25、リレー26を経てスタータモータ27に
至るエンジン始動回路において、リレー26のコイル28へ
の通電を機体コントローラ12で制御するようにしたもの
で、盗難防止機能が働いたときは、キースイッチ25がス
タート位置に切替えられても、機体コントローラ12から
リレー26のコイル28に励磁電流を供給しないことで、ス
タータモータ27を始動させないようにする。
【0030】油圧ロック制御手段30は、例えばエンジン
31により駆動される可変容量形ポンプ32を最小吐出流量
に制限する機構であり、機体コントローラ12に接続され
た電磁弁33を制御して、この電磁弁33に接続されたポン
プレギュレータなどのポンプ容量可変手段34を作動し、
可変容量形ポンプ32を最小吐出流量に制限することで、
機体11を作動する油圧回路の走行系油圧モータや作業機
系油圧モータおよび油圧シリンダなどの油圧アクチュエ
ータの動作を抑制または停止させる。
【0031】さらに、油圧ロック制御手段30は、パイロ
ットポンプ35から吐出されてリモコン弁36に供給される
パイロット元圧を、パイロットポンプ吐出管路中に設け
られたセーフティロック弁37を閉じて遮断することによ
り、リモコン弁36をレバー操作してもパイロット油圧が
発生しないので、パイロット油圧によりストローク変位
されるコントロール弁38がパイロット作動することなく
中立位置に保たれ、走行系油圧モータや作業機系油圧モ
ータなどの油圧アクチュエータ39を作動できなくする。
【0032】図2に示されるように、PDA14は、本体
ケース41内に、演算処理をする中央処理装置(いわゆる
CPU)、制御プログラムおよびデータを記憶する各種
メモリ、通信用インタフェース、電源部、外部機器との
インタフェースなどが内蔵され、また、本体ケース41の
正面に、表示部42および操作パネル部43が設けられてい
る。
【0033】このPDA14の表示部42は、液晶画面を使
用し、ドット方式ディスプレイにより文字、絵記号など
で様々な情報を表示することができ、この表示部42およ
び操作パネル部43の各種ボタンを操作して、運行管理情
報、機体モニタリング情報などの種々の情報を適切に表
示できる。
【0034】例えば、フィルタおよびオイルの使用時
間、あるいはフィルタやオイルの交換時期警告画面が表
示され、また、エンジン回転速度、ポンプ圧などの変動
状況がリアルタイムで表示されるとともに、エンジン3
1、ポンプ32,35および走行モータなどの油圧アクチュ
エータ39の稼働時間が表示され、また、エンジンオイ
ル、油圧回路用作動油、冷却水量が規定値以下の場合
は、その機体状況が警告表示され、また、油水レベルチ
ェック後の、時刻、選択された油圧設定および走行速度
などが表示される。
【0035】図3に示されるように、作業機械としての
油圧ショベルの機体11は、下部走行体51に対し上部旋回
体52が旋回自在に設けられ、この上部旋回52にフロント
作業機53とともに運転室としてのキャブ54が設置されて
おり、このキャブ54の内部において、PDA14は、必ず
しも機体11に固定する必要はなく、例えば、オペレータ
55の作業服のポケットの中に入れたままでも良く、この
ようにすると、PDA14を着脱する手間がかからないと
ともに、PDA14の表示を見たいときは、ポケットから
取出して、手元で容易に見ることができる。
【0036】なお、PDA14は、キャブ54内でオペレー
タ55の視界を妨げない場所に着脱自在に設置しても良
い。
【0037】図4は、ユーザの基地局21のコンピュータ
22とPDA14との間の情報交換例を示し、キャブ54内で
機体コントローラ12から機体11の運行管理データを入手
したPDA14を、情報携帯端末持ち帰り先の送受信台18
にセットし、この送受信台18を通じて、PDA14と基地
局21のコンピュータ22との間で通信をし、情報をやり取
りする。
【0038】また、図1に示されるように、ユーザの基
地局21のコンピュータ22とサービスセンタ21aのコンピ
ュータ22aとの間では、インターネット19または通信衛
星などを経由して通信をし、情報をやり取りする。
【0039】PDA14は、基地局21のコンピュータ22か
ら送信された毎日変更される新しいオペレータ識別コー
ドを送受信台18上で受信する際に、前日に機体コントロ
ーラ12から受信した機体11の運行管理データを、送受信
台18から基地局21のコンピュータ22に送信する。オペレ
ータ識別コードは、機体コントローラ12が有するコント
ローラ識別コードとの照合に用いられる。
【0040】このように、基地局21のコンピュータ22
は、オペレータ識別コードの更新のためにPDA14と必
ず通信をするので、その際に、機体11の運行管理データ
を必ず入手できる。
【0041】なお、持運び可能のPDA14は、機体コン
トローラ12から入手した機体11の運行管理データを、通
信によらず基地局21に持ち帰れるので、衛星通信などの
手続きなしでも運行管理が可能である。
【0042】図5は、PDA14のバーコード読取手段
が、フロント作業機53の先端部に装着されたツール16に
設けられた識別手段(すなわちバーコード)17を光学的
に読取る例を示し、読取ったツール情報は、PDA14内
のメモリに記憶される。
【0043】図6は、キャブ54内において、赤外線や電
波などの非接触型の通信媒体15を用いたPDA14と機体
コントローラ12との間の通信例を示し、送受信台18上で
基地局21のコンピュータ22からPDA14に入力されたオ
ペレータ識別コードは、キャブ54内に持ち込まれたPD
A14から非接触型の通信媒体15により機体コントローラ
12に送信され、機体コントローラ12が記憶しているコン
トローラ識別コードと一致したときのみ、盗難防止機能
が解除されて、エンジンが始動されるとともに油圧ロッ
クが解除される。
【0044】また、ツール16の識別手段(バーコード)
17を読取り記憶したPDA14を、オペレータ55の作業服
のポケットに入れたままキャブ54内に持ち込み、あるい
は運転席の近傍の所定位置に装着することで、このPD
A14に記憶されているツール情報を、非接触型の通信媒
体15で機体コントローラ12に入力すると、機体コントロ
ーラ12のツール識別機能により、ツール種類を識別して
機体コントローラ12に予め設定されたツール毎の対応制
御モードの中から最適なものを選択し、フロント作業機
53に装着されたツール16に適合するツール制御に切替わ
り、例えば油圧回路のポンプ流量などをツール16の種類
に応じた最適なものに制御する。
【0045】さらに、機械の各部に設けられたセンサ13
により収集されたエンジン稼働積算時間、冷却水温、作
動油温、燃料消費量、自己診断結果などの機体稼働状態
に関する運行管理データが、機体コントローラ12のモニ
タリング表示機能によりPDA14に送信され、PDA14
の表示部42でモニタリング表示される。
【0046】次に、このPDA14の具体的な使用例を説
明する。
【0047】(1)オペレータ55は、PDA14を基地局
21のコンピュータ22に接続された送受信台18から取外
し、ポケットに入れる。
【0048】(2)オペレータ55が油圧ショベルのキャ
ブ54内に乗り込むと、機体コントローラ12とPDA14
は、赤外線または電波で、識別コードをやり取りする。
【0049】(3)識別コードが適正であれば、エンジ
ン31の始動が可能となる。
【0050】(4)オペレータ55が機体11を操作する。
この間も、機体コントローラ12とPDA14は識別コード
の送受信を継続する。
【0051】(5)機体11のモニタリング項目が機体コ
ントローラ12からPDA14に赤外線または電波で通信さ
れる。必要があれば、オペレータ55はポケットからPD
A14を取出し、内容を確認する。
【0052】(6)運行管理データも機体操作中に随
時、機体コントローラ12からPDA14に通信される。
【0053】(7)オペレータ55がキースイッチ25をオ
フにすることにより、またはPDA14を持ったままキャ
ブ54の外部へ出ることで、機体コントローラ12は識別コ
ードを受信できなくなるので、エンジン31が停止する。
【0054】(8)オペレータ55は、PDA14を持ち帰
り、基地局21のコンピュータ22に接続されている送受信
台18にPDA14を搭載する。
【0055】(9)PDA14は、そのメモリ内に記録さ
れた運行管理データを、送受信台18より基地局21のコン
ピュータ22に送信するとともに、新しい識別コードを、
基地局21のコンピュータ22から送受信台18を介して受信
する。
【0056】(10)基地局21のコンピュータ22に蓄えら
れた運行管理データは、必要に応じてインターネット19
などを通じてサービスセンタ21aのコンピュータ22aに
送られ、メンテナンスなどに利用される。
【0057】次に、図7乃至図9に示されたフローチャ
ートを参照しながら、上記実施の形態の作用を説明す
る。なお、図中の丸数字は、ステップ番号を示す。
【0058】図7は、盗難防止機能を示し、基地局コン
ピュータ22が、送受信台18との通信により、送受信台18
にセットされたPDA14にオペレータ識別コードを送信
して入力する(ステップ1)。キャブ54内に持ち込まれ
たPDA14は、オペレータ識別コードを赤外線または電
波などの非接触型の通信媒体15により機体コントローラ
12に送信し(ステップ2)、機体コントローラ12は、こ
の機体コントローラ12が記憶しているコントローラ識別
コードと、PDA14から送信されたオペレータ識別コー
ドとを照合し(ステップ3)、コントローラ識別コード
とオペレータ識別コードとが一致したときのみ(ステッ
プ4でYES)、図1に示されたエンジン始動制御手段
23のリレー26をエンジン始動状態(すなわちコイル28に
通電した状態)に制御するとともに、油圧ロック制御手
段30の電磁弁33およびセーフティロック弁37を油圧ロッ
ク解除状態(すなわちソレノイド励磁状態)に制御する
ことで(ステップ5)、作業機械を始動させることがで
き、また、一致しないときは(ステップ4でNO)、エ
ンジン始動制御手段23のリレー26をエンジン始動不可状
態(すなわちコイル28への通電停止状態)に制御すると
ともに、油圧ロック制御手段30の電磁弁33およびセーフ
ティロック弁37を油圧ロック継続状態(すなわちソレノ
イド非励磁状態)に制御することで(ステップ6)、作
業機械を始動不可に制御したものであり、これにより盗
難防止を図れる。
【0059】この場合、PDA14および機体コントロー
ラ12は、ユーザの基地局21のコンピュータ22と通信する
機能をそれぞれ備え、基地局21のコンピュータ22と通信
することで、基地局21のコンピュータ22から送信された
毎日変更される正しいオペレータ識別コードおよびコン
トローラ識別コードをそれぞれ受信する必要があるの
で、オペレータ55は、毎日、作業を開始する前に、PD
A14を送受信台18にセットして、基地局21のコンピュー
タ22から正しいオペレータ識別コードを得るようにす
る。これにより、PDA14の変更前のオペレータ識別コ
ードは役に立たなくなり、オペレータ識別コードのコピ
ーによる不正使用を防止できる。
【0060】さらに、機体コントローラ12は、PDA14
と通信不能の状態では、コントローラ識別コードとオペ
レータ識別コードとの照合が不可能であるから、エンジ
ン始動制御手段23および油圧ロック制御手段30などによ
り、機体11およびツール16を始動させることができず、
これらを停止させる機能を備えている。
【0061】このため、PDA14を機体コントローラ12
と通信可能の所定位置から離すと、例えばオペレータ55
がPDA14をポケットに入れたままキャブ54の外に出た
り、あるいはキャブ54内に設置されたPDA14を取外し
てキャブ54の外に持出したりすると、機体11およびツー
ル16が自動的に停止するので、誤作動と盗難を防止でき
る。
【0062】図8は、ツール識別機能を示し、作業機械
には、作業の種類により交換可能の油圧制御されるツー
ル16が装着され、このツール16は、自他を識別するバー
コードなどの識別手段17を備えているので、このツール
16を交換したときは(ステップ7でYES)、キャブ54
内から持ち出したPDA14によりツール16の識別手段17
を読取ってツール情報をPDA14のメモリに記憶し(ス
テップ8)、このPDA14をキャブ54内に持ち込み、オ
ペレータの身に付けたままの状態で機体コントローラ12
と通信可能とするか、キャブ54内の所定位置に設置する
ことで機体コントローラ12と通信可能とし(ステップ
9)、PDA14から機体コントローラ12にツール情報を
送信し(ステップ10)、機体コントローラ12は、識別さ
れたツール情報に基づき、機体コントローラ12に予め設
定された最適な制御モードに切替わるので(ステップ1
1)、作業機械の制御系を個々に調整する必要がない。
【0063】例えば、ツール16の交換時は、PDA14か
らのツール情報により、機体コントローラ12は、予め設
定された複数種類のツール16に対応する複数のポンプ制
御特性などの中から最適なものを1つを選択し、この選
択されたポンプ制御特性に基づき油圧回路の流量特性な
どを制御する。
【0064】図9に示されるように、機体コントローラ
12は、機体11のセンサ13などから収集した運行管理デー
タをメモリに記憶しているので、この機体コントローラ
12の運行管理データをキャブ54内のPDA14に赤外線ま
たは電波で送信してPDA14のメモリに記憶させる(ス
テップ12)。このPDA14を持ち帰り、送受信台18に設
置して基地局21のコンピュータ22と接続し(ステップ1
3)、PDA14は、基地局21のコンピュータ22から変更
された新しいオペレータ識別コードを入手する通信にお
いて、機体コントローラ12から受信した機体11の運行管
理データを基地局21のコンピュータ22に送信する(ステ
ップ14)。このオペレータ識別コードの受信と、運行管
理データの送信とが完了した後で(ステップ15でYE
S)、通信終了処理をできるようにする(ステップ1
6)。
【0065】このように、オペレータ識別コードの更新
のために、PDA14は基地局21のコンピュータ22と必ず
通信をしなければならないので、基地局21は、PDA14
が機体コントローラ12から受信した機体の運行管理デー
タを必ず入手できる。
【0066】次に、以上に記載された特徴をまとめて列
記する。
【0067】機体コントローラ12とPDA14を赤外線ま
たは電波などの非接触型の通信媒体15で結ぶことによ
り、PDA14の取付および取外しが容易になる。
【0068】ツール16にバーコードなどで示された識別
手段17をPDA14で読取り、そのツール情報を記憶する
ことができる。
【0069】PDA14は、ツール情報を機体コントロー
ラ12に送信し、これに基づき、機体コントローラ12によ
るツール制御方法を自動的に切替えることができる。
【0070】PDA14から機体コントローラ12に赤外線
または電波などの通信媒体15によりオペレータ識別コー
ドを送信し、これと機体コントローラ12のコントローラ
識別コードとの照合により、盗難防止を図れる。
【0071】PDA14を所定の場所から取除くと、オペ
レータ識別コードとコントローラ識別コードとの照合が
できないので、機体11が停止するとともに、ツール16も
停止する。このため、機体11の誤作動を防止できるとと
もに、盗難を防止できる。
【0072】機体コントローラ12から機体の運行管理デ
ータを受信して記憶した状態のPDA14を、ユーザの基
地局21と通信可能の場所(送受信台18のある場所)まで
持ち帰ることで、機体11の運行管理データを実質的に基
地局21に持ち帰れるので、衛星通信などの手続きなしで
も運行管理が可能である。
【0073】オペレータ識別コードは毎日変更し、基地
局21のコンピュータ22にPDA14を接続しないと、正し
いオペレータ識別コードに変更できなくなっている。こ
れにより、PDA14のコピーを防止できる。
【0074】オペレータ識別コードの更新のために、P
DA14は基地局21のコンピュータ22と必ず通信をしなけ
ればならないので、この通信において、基地局21は、P
DA14が機体コントローラ12から受信した機体の運行管
理データを確実に入手できる。
【0075】PDA14は、機体コントローラ12と赤外
線、電波などの非接触型の通信媒体15で通信するので、
キャブ54内に設置する際の設置場所の制限を受けにく
い。このため、キャブ54内の視界を妨げない任意の場所
に設置でき、あるいはPDA14をオペレータ55の作業服
の胸ポケットなどに入れてキャブ54内に持ち込んだ状態
のまま用いることができる。
【0076】PDA14をオペレータ55のポケットなどに
入れてキャブ54内に持ち込んだ状態のまま用いる場合
は、オペレータがPDA14を身に付けたままキャブ54の
外部へ出るだけで、機体コントローラ12は識別コードを
受信できず、識別コードの照合ができなくなるので、エ
ンジン31や油圧回路は停止し、再起動しない。これによ
り、機体11やツール16の誤作動を防止できるとともに、
機体11の盗難を防止できる。
【0077】以上のように、インテリジェントなPDA
14を用いることで、盗難防止機能、ツール識別機能、運
行管理機能、機体モニタリング表示機能の全ての機能を
統合してできるので、その設置に要する手間や費用を軽
減できるとともに、取扱も分散することなく1台のPD
A14にて容易にできる。
【0078】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、1台の情
報携帯端末を用いて、少なくとも盗難防止機能、運行管
理機能、機体モニタリング表示機能を統合してできるの
で、各機能別の装置をそれぞれ設置する場合の手間や費
用を軽減できるとともに、取扱も分散することなく1台
の情報携帯端末にて容易にできる。
【0079】請求項2記載の発明によれば、機体コント
ローラと情報携帯端末とを非接触型の通信媒体で接続す
ることにより、配線上の制約を受けることなく、情報携
帯端末を容易に設置できる。
【0080】請求項3記載の発明によれば、機体のオペ
レータが情報携帯端末を身に付けたままの状態で運転室
内に入ることで情報携帯端末と機体コントローラとが通
信可能となるので、情報携帯端末を運転室内に取付けた
り取外したりする手間を省くことができる。
【0081】請求項4記載の発明によれば、機体コント
ローラが持っているコントローラ識別コードと、オペレ
ータの情報携帯端末から送信されたオペレータ識別コー
ドとを照合して作業機械を始動するので、オペレータ以
外の者による不正な機体操作による盗難などを防止でき
る。
【0082】請求項5記載の発明によれば、基地局のコ
ンピュータに情報携帯端末を接続しないと、正しいオペ
レータ識別コードに変更できないので、情報携帯端末の
オペレータ識別コードのコピーによる不正使用を防止で
きる。
【0083】請求項6記載の発明によれば、情報携帯端
末がオペレータ識別コードの更新のために、基地局のコ
ンピュータと必ず通信をしなければならないので、この
通信において、基地局は、情報携帯端末が機体コントロ
ーラから受信した機体の運行管理データを必ず入手でき
る。
【0084】請求項7記載の発明によれば、機体コント
ローラから情報携帯端末が入手した機体の運行管理デー
タをそのまま基地局に持ち帰れるので、衛星通信などの
手続きなしでも運行管理が可能である。
【0085】請求項8記載の発明によれば、情報携帯端
末が、ツールの識別手段を読取り、情報携帯端末から機
体コントローラに対し、記憶されているツール種類を通
信することで、作業機械の制御系を個々に調整すること
なく、機体コントローラに予め設定された、ツールに最
適な制御に切替えることができる。
【0086】請求項9記載の発明によれば、情報携帯端
末を身に付けたオペレータが機体から離れたり、情報携
帯端末を所定の場所から外したりすることで、情報携帯
端末と通信不能になった機体コントローラが、機体およ
びツールを停止させるため、機体の誤作動や盗難を防止
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る作業機械の機体管理システムを示
す概要図である。
【図2】同上機体管理システムに用いられる情報携帯端
末の正面図である。
【図3】同上機体管理システムに用いられる作業機械の
斜視図である。
【図4】同上機体管理システムにおける基地局コンピュ
ータとPDAとの間の情報交換機能を示すブロック図で
ある。
【図5】同上機体管理システムにおけるPDAによるツ
ール識別手段の読取機能を示すブロック図である。
【図6】同上機体管理システムにおけるPDAと機体コ
ントローラとの間の盗難防止解除、ツール識別結果の転
送、モニタリングおよび運行管理データ記憶の各機能を
示すブロック図である。
【図7】同上機体管理システムにおける盗難防止機能を
説明するフローチャートである。
【図8】同上機体管理システムにおけるツール識別機能
を説明するフローチャートである。
【図9】同上機体管理システムにおける運行管理機能を
説明するフローチャートである。
【符号の説明】
11 機体 12 機体コントローラ 14 情報携帯端末(PDA) 15 非接触型の通信媒体 16 ツール 17 識別手段 21 基地局 22 コンピュータ 54 運転室としてのキャブ 55 オペレータ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E02F 9/24 E02F 9/24 B G05B 19/418 G05B 19/418 Z H04B 7/26 H04B 7/26 K M (72)発明者 田中 雅之 東京都世田谷区用賀四丁目10番1号 新キ ャタピラー三菱株式会社内 Fターム(参考) 2D003 AA01 AB05 AB06 BA04 BA06 BA08 CA02 DA03 DA04 DB02 DB03 DB05 DB06 DB07 EA04 FA02 2D015 GA03 GB02 3C100 AA29 BB14 BB33 CC14 DD32 5K067 AA21 AA32 BB21 DD17 DD27 DD51 EE02 EE10 FF02 FF18 FF32 KK13 KK15

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業機械の機体を制御する通信可能な機
    体コントローラと、 この機体コントローラと通信可能で機体コントローラと
    通信することにより識別コードの照合による盗難防止機
    能、運行管理データを入手する運行管理機能、機体状態
    をモニタリング表示する機体モニタリング表示機能を少
    なくとも備えた情報携帯端末とを具備したことを特徴と
    する作業機械の機体管理システム。
  2. 【請求項2】 機体コントローラと情報携帯端末との間
    の通信媒体として、非接触型の通信媒体を備えたことを
    特徴とする請求項1記載の作業機械の機体管理システ
    ム。
  3. 【請求項3】 作業機械は、運転室を備え、 情報携帯端末は、機体のオペレータが身に付けたままの
    状態で運転室内に入ることで機体コントローラと通信可
    能となることを特徴とする請求項1または2記載の作業
    機械の機体管理システム。
  4. 【請求項4】 機体コントローラは、 記憶しているコントローラ識別コードと作業機械のオペ
    レータにより情報携帯端末から送信されたオペレータ識
    別コードとが一致したときのみ作業機械を始動する機能
    を備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記
    載の作業機械の機体管理システム。
  5. 【請求項5】 情報携帯端末は、 基地局のコンピュータと通信する機能を備え、 基地局のコンピュータより変更されたオペレータ識別コ
    ードを入手することを特徴とする請求項4記載の作業機
    械の機体管理システム。
  6. 【請求項6】 機体コントローラは、機体から収集した
    運行管理データを記憶するとともに情報携帯端末に送信
    する機能を備え、 情報携帯端末は、基地局のコンピュータより変更された
    オペレータ識別コードを入手する通信において、機体コ
    ントローラから受信した機体の運行管理データを基地局
    のコンピュータに送信する機能を備えたことを特徴とす
    る請求項5記載の作業機械の機体管理システム。
  7. 【請求項7】 情報携帯端末は、 機体コントローラから入手した機体の運行管理データを
    持運び可能としたことを特徴とする請求項1乃至6のい
    ずれか記載の作業機械の機体管理システム。
  8. 【請求項8】 作業機械には、作業の種類により交換可
    能の油圧制御されるツールが装着され、 ツールは、自他を識別する識別手段を備え、 情報携帯端末は、ツールの識別手段を読取って機体コン
    トローラに送信する機能を備え、 機体コントローラは、識別されたツールに適応した制御
    をする機能を備えたことを特徴とする請求項1乃至7の
    いずれか記載の作業機械の機体管理システム。
  9. 【請求項9】 機体コントローラは、 情報携帯端末と通信不能の状態で機体およびツールを停
    止させる機能を備えたことを特徴とする請求項8記載の
    作業機械の機体管理システム。
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