JP2003075481A - インピーダンス検出回路及び静電容量検出回路 - Google Patents

インピーダンス検出回路及び静電容量検出回路

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JP2003075481A
JP2003075481A JP2001269777A JP2001269777A JP2003075481A JP 2003075481 A JP2003075481 A JP 2003075481A JP 2001269777 A JP2001269777 A JP 2001269777A JP 2001269777 A JP2001269777 A JP 2001269777A JP 2003075481 A JP2003075481 A JP 2003075481A
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voltage
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Masami Yakabe
正巳 八壁
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Sumitomo Metal Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高いSN比を有し、微小な容量を正確に検出
することができる静電容量検出回路を提供する。 【解決手段】 交流電圧発生器11と、非反転入力端子
がグランドに接続された第1演算増幅器14と、ボルテ
ージフォロワを構成する第2演算増幅器16と、交流電
圧発生器11と第1演算増幅器14の反転入力端子間に
接続される抵抗(R1)12と、第1演算増幅器14の
反転入力端子と第2演算増幅器16の出力端子間に接続
される抵抗(R2)13と、第1演算増幅器14の出力
端子と第2演算増幅器16の非反転入力端子間に接続さ
れる検出用コンデンサ15とを備える静電容量検出回路
10であって、被検出コンデンサ17は第2演算増幅器
16の非反転入力端子とグランド間に接続され、抵抗
(R1)12と抵抗(R2)13との比R1:R2は、4
0:1等の大きな値に設定され。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電容量を検出す
る回路及び方法に関し、特に、高いSN比で容量を検出
する回路及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】静電容量検出回路の従来例として、特開
平9−280806号公報記載のものを挙げることがで
きる。図4は、この静電容量検出回路を示す回路図であ
る。この検出回路では、電極90、91で形成される容
量センサ92が、信号線93を介して演算増幅器95の
反転入力端子に接続されている。そしてこの演算増幅器
95の出力端子と前記反転入力端子との間にコンデンサ
96が接続されるとともに、非反転入力端子に交流電圧
Vacが印加されている。また信号線93はシールド線9
4によって被覆され、外乱ノイズに対して電気的に遮蔽
されている。そしてこのシールド線94は、演算増幅器
95の非反転入力端子に接続されている。出力電圧Vd
は、演算増幅器95の出力端子からトランス97を介し
て取り出される。
【0003】この検出回路では、演算増幅器95の反転
入力端子と非反転入力端子とがイマージナリショートの
状態となり、反転入力端子に接続された信号線93と非
反転入力端子に接続されたシールド線94とは、互いに
ほぼ同電位となる。これによって、信号線93はシール
ド線94によってガーディングされ、つまり、両者9
3、94間の浮遊容量はキャンセルされ、浮遊容量に影
響されない出力電圧Vdが得られるというものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術によれば、確かに容量センサ92の容量が
ある程度に大きいときは信号線93とシールド線94と
の間の浮遊容量に影響されない正確な出力電圧Vdを得
ることができるものの、数pFあるいはfF(フェムト
ファラッド)オーダーの微小な容量の検出においては、
誤差が大きくなってしまうという問題がある。特に印加
する交流信号Vacの持つノイズ成分も、そのまま増幅さ
れる為、S/Nを大きくとることが困難だった。
【0005】また、印加する交流電圧Vacの周波数によ
っては、演算増幅器95の内部のトラッキングエラー等
により、イマージナリショートの状態にある反転入力端
子と非反転入力端子の電圧間にも結果的に微妙な位相・
振幅のズレが発生し、検出誤差が大きくなってしまうと
いう問題もある。
【0006】一方、携帯電話機等に代表される軽量・小
型の音声通信機器においては、コンデンサマイクロホン
等の容量センサで検出した音声を、高感度かつ忠実に電
気信号に変換するSN比の高い増幅回路が求められてい
る。数pFあるいはfFオーダーの微小な容量又はその
変化を正確に検出することができるならば、極めて高い
感度で、かつ、忠実に音声を検出することが可能な高性
能なマイクロホンが実現され、携帯電話機等の音声通信
機器での音声のピックアップにおける性能が飛躍的に向
上される。
【0007】そこで、この発明は、このような状況に鑑
みてなされたものであり、高いSN比を有し、微小な容
量を正確に検出することができ、コンデンサマイクロホ
ン等の容量センサの容量検出に適した静電容量検出回路
及び方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、本発明に係るインピーダンス検出回路は、被検出
インピーダンスのインピーダンスに対応する検出信号を
出力するインピーダンス検出回路であって、入力インピ
ーダンスが高く出力インピーダンスが低いインピーダン
ス変換器と、インピーダンス素子と、第1演算増幅器
と、少なくとも直流電圧又は交流電圧のいずれか一方を
発生する電圧発生器と、前記第1演算増幅器の出力に接
続される信号出力端子と、前記電圧発生器の出力端子と
前記第1演算増幅器の反転入力端子との間に接続される
第1抵抗と、前記第1演算増幅器の反転入力端子と前記
インピーダンス変換器の出力端子との間に接続される第
2抵抗とを備え、前記インピーダンス変換器の入力端子
には前記被検出インピーダンスの一端と前記インピーダ
ンス素子の一端とが接続され、前記第1演算増幅器の負
帰還路に前記インピーダンス素子及び前記インピーダン
ス変換器が含まれ、前記第1抵抗の抵抗値は、前記第2
抵抗の抵抗値よりも大きいことを特徴とする。
【0009】また、本発明に係るインピーダンス検出方
法は、被検出インピーダンスのインピーダンスに対応す
る検出信号を出力するインピーダンス検出方法であっ
て、第1抵抗を介して演算増幅器の反転入力端子に少な
くとも直流電圧又は交流電圧のいずれか一方を印加し、
前記演算増幅器の反転入力端子とインピーダンス変換器
の出力端子間に第2抵抗を接続し、前記演算増幅器の非
反転入力端子を所定の電位に接続するとともに、その出
力端子とインピーダンス変換器の入力端子間にインピー
ダンス素子を接続し、前記インピーダンス変換器の入力
端子と所定の電位間に被検出インピーダンスを接続し、
前記演算増幅器の出力端子に現れる電圧を検出信号とし
て出力し、前記第1抵抗の抵抗値を前記第2抵抗の抵抗
値よりも大きくすることを特徴とする。
【0010】つまり、被検出インピーダンスに一定の電
圧を印加するとともに、その被検出インピーダンスに流
れる電流の全てがインピーダンスに流れるようにする。
そして、第1演算増幅器、第1抵抗及び第2抵抗等から
構成される反転増幅回路の増幅率(第2抵抗の抵抗値/
第1抵抗の抵抗値)が小さくなるように抑えておく。具
体的には、第1抵抗の抵抗値R1と第2抵抗の抵抗値R2
との比、即ち、R1:R2が大きくなるように、例えば、
10:1、40:1等になるように、設定しておく。こ
こで、所定の電位とは、ある基準電位、所定の直流電
位、接地電位またはフローティング状態のいずれかを指
すものであり、実施の態様にあわせて最適なものが選択
される。
【0011】なお、前記インピーダンス変換器は、出力
端子と反転入力端子とが接続された演算増幅器からなる
電圧ゲインが1のボルテージフォロワであってもよい
し、電圧ゲインが1よりも小さい(あるいは、1よりも
大きい)電圧増幅器であってもよい。
【0012】また、電圧発生器は、直流電圧発生器であ
ってもよいし、交流電圧発生器であってもよい。被検出
インピーダンスがコンデンサマイクロホン等の物理量
(音等)の変化に応じて静電容量が変化する容量型セン
サである場合には、電圧発生器が直流電圧発生器であっ
ても、音に対応する交流信号が出力端子に現れるからで
ある。
【0013】また、インピーダンス素子は、抵抗、イン
ダクタンス及びコンデンサのいずれであってもよい。イ
ンピーダンス素子としてコンデンサを用いた場合には、
電圧発生器から出力される交流信号の周波数及び、被検
出インピーダンスの変化する周波数に依存しない検出信
号を得ることができる。
【0014】また、このインピーダンス検出回路と被検
出インピーダンスとを接続する信号線が長くなる場合に
は、同軸ケーブル等のシールド部材で覆われた信号線を
用いればよい。そして、必要に応じて、そのシールド部
材に、信号線と同電位のガード電圧を印加するガード電
圧印加手段を設ければよい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の実
施の形態例におけるインピーダンス検出回路としての静
電容量検出回路10の回路図である。なお、本図では、
この静電容量検出回路10に、検出対象である被検出イ
ンピーダンスとしての被検出コンデンサ17(ここで
は、コンデンサマイクロホン等、静電容量Csの変化を
利用して各種物理量を検出する容量型センサ)が接続さ
れている。
【0016】この静電容量検出回路10は、交流電圧を
発生する交流電圧発生器11、抵抗(R1)12、抵抗
(R2)13、第1演算増幅器14、インピーダンス素
子としての検出用コンデンサ(容量Cf)15及び第2
演算増幅器16から構成され、被検出コンデンサ17の
静電容量に対応する検出信号(電圧Vout)を信号出力
端子20から出力する。
【0017】交流電圧発生器11は、一端が所定の電位
(本例では接地)に接続され、他端(出力端子)から一
定の交流電圧(電圧Vin、角周波数ω)を発生してい
る。交流電圧発生器11の出力端子と第1演算増幅器1
4の反転入力端子との間には抵抗(R1)12が接続さ
れている。
【0018】第1演算増幅器14は、入力インピーダン
ス及び開ループゲインが極めて高い電圧増幅器であり、
ここでは、非反転入力端子が所定の電位(本例では接
地)に接続され、非反転入力端子及び反転入力端子がイ
マージナリショートの状態となっている。この第1演算
増幅器14の負帰還路、つまり、第1演算増幅器14の
出力端子から反転入力端子までの間に、検出用コンデン
サ15、第2演算増幅器16及び抵抗(R2)13がこ
の順で直列に接続されている。
【0019】第2演算増幅器16は、その反転入力端子
と出力端子とが接続され、入力インピーダンスが極めて
高く、出力インピーダンスが極めて低い、電圧ゲインが
1のボルテージフォロワを構成している。この第2演算
増幅器16の非反転入力端子21には、信号線又はプリ
ント基板上の配線パターン等の導電体を介して、被検出
コンデンサ17の一端が接続され、一方、被検出コンデ
ンサ17の他端は、所定の電位(本例では接地)に接続
されている。第1演算増幅器14の出力端子には、この
静電容量検出回路10の出力信号、つまり、被検出コン
デンサ17の容量に対応した検出信号を出力するための
信号出力端子20が接続されている。
【0020】以上のように構成された静電容量検出回路
10の動作は以下の通りである。抵抗(R1)12、抵
抗(R2)13及び第1演算増幅器14等から構成され
る反転増幅回路に着目すると、第1演算増幅器14の両
入力端子がイマージナリショートの状態となって同電位
(例えば、0V)であり、かつ、その入力インピーダン
スが極めて高く、電流が流れないことから、抵抗(R
1)12を流れる電流は、Vin/R1となり、その全てが
抵抗(R2)13を流れるので、第2演算増幅器16の
出力電圧をV2とすると、 Vin/R1=−V2/R2 が成り立つ。これを整理することにより、第2演算増幅
器16の出力電圧V2は、 V2=−(R2/R1)・Vin (式1) となる。また、第2演算増幅器16はボルテージフォロ
ワを構成し、その両入力端子がイマージナリショートの
状態にあり、入力電圧(非反転入力端子21の電圧)V
1と出力電圧(反転入力端子及び出力端子22での電
圧)V2は等しくなるので、その入力電圧V1は、 V1=V2 (式2) が成り立つ。また、第2演算増幅器16の入力インピー
ダンスが極めて高いことから、被検出コンデンサ17と
検出用コンデンサ15の電荷量は等しいので、Cf・
(Vout−V1)=Cs・V1となる。従って、信号出力端
子20から出力される検出信号の電圧Voutは、 Vout =(1+Cs/Cf)・V1 (式3) となる。
【0021】上記式1と式2とから、V2を消去する
と、 V1=−(R2/R1)・Vin (式4) が得られ、このV1を上記式3に代入すると、 Vout=−(1+Cs/Cf)・(R2/R1)・Vin (式5) が得られる。
【0022】この式5から分かるように、静電容量検出
回路10の信号出力端子20から出力される検出信号の
電圧Voutは、被検出コンデンサ17の容量Csに依存し
た値となる。従って、この電圧Voutに対して種々の信
号処理を施すことによって、容量Csを特定することが
できる。また、この式5には角周波数ωが含まれていな
いことから分かるように、この検出信号の電圧Vout
は、交流電圧発生器11からの交流信号Vinの周波数に
依存しない。又、同様に被検出コンデンサ17の変化周
波数にも依存しない。これによって、被検出コンデンサ
17に印加される交流電圧の周波数及び、被検出コンデ
ンサ17の変化する周波数に依存することなく、被検出
コンデンサ17の容量を検出することができる(周波数
依存特性を有しない)静電容量検出回路が実現される。
したがって、コンデンサマイクロホン等、容量値がある
周波数(音声帯域)で変化するような被検出コンデンサ
17に対して、検出された信号を周波数補正することな
く、その電圧値から直接、容量値を特定することが可能
となる。
【0023】また、本実施の形態の静電容量検出回路1
0では、検出用コンデンサ15及び被検出コンデンサ1
7に電流を供給している第1演算増幅器14は、その非
反転入力端子が所定の電位(本例では接地)に接続さ
れ、固定化されている。したがって、図4に示される従
来の回路における演算増幅器95と異なり、第1演算増
幅器14は、入力される交流信号の周波数等に依存する
ことなく、ノイズの少ない安定した電流を検出用コンデ
ンサ15及び被検出コンデンサ17に供給し、また演算
誤差も低減されるので、被検出コンデンサ17の微小な
容量(インピーダンス)の検出が可能となる。
【0024】次に、上記反転増幅回路を構成する抵抗
(R1)12及び抵抗(R2)13の抵抗値の影響につい
て説明する。
【0025】これら抵抗(R1)12及び抵抗(R2)1
3の比R1/R2は、上記式5から分かるように、単に、
交流信号Vinと検出信号の出力電圧Voutとを関係づけ
る比例定数に過ぎず、検出信号の質(SN比)には影響
を与えないとも考えられる。
【0026】ところが、この抵抗比R1/R2は、検出信
号のSN比を決定づける要因の1つになる。具体的に
は、交流電圧発生器11が発生する交流信号Vinに、V
inの振幅に依存しない一定の固有ノイズが含まれている
場合には、R1>R2となるように、R1とR2の比を設定
しておくことで、検出信号に含まれるノイズを低減する
ことができる事が判明した。その理由は以下の通りであ
る。
【0027】例として、R1とR2との比R1:R2が1:
1の場合と10:1の場合とで比較して説明する。い
ま、交流信号Vinの振幅に依存しない、交流信号Vinに
含まれる一定のノイズをVnoiseとすると、第2演算増
幅器16の非反転入力端子と被検出コンデンサ17との
接続点21での電圧V1は、R1:R2=1:1の場合に
は、 V1=−Vin となるので、交流信号Vinに含まれるノイズVnoiseが
そのまま被検出コンデンサ17に印加される。よって、
信号出力端子20に現れる検出信号に含まれるノイズレ
ベルは、(1+Cs/Cf)・Vnoiseのままとなる。
【0028】一方、R1:R2=10:1の場合には、 V1=−Vin/10 となるので、交流信号Vinに含まれるノイズVnoiseの
1/10が被検出コンデンサ17に印加される。よっ
て、信号出力端子20に現れる検出信号に含まれるノイ
ズレベルは、(1+Cs/Cf)・Vnoise/10とな
り、ノイズレベルが低減されSN比の向上が図れる。
【0029】このことを確かめるために、抵抗(R1)
12と抵抗(R2)13の抵抗値の比を変化させなが
ら、信号出力端子20で観測される信号及びノイズの大
きさ(レベル)を計測し、S/N比を求める実験を行っ
た。
【0030】以下の表は、その実験データを示すテーブ
ルであり、R1:R2が1:1の場合と40:1の場合に
おける信号の大きさ、ノイズの大きさ及びSN比を示し
ている。
【0031】
【表1】 なお、この表において、単位「dBV」は、計測値をM
(実効電圧;volt)としたときに、20log(M)の
値が記されていることを意味し、単位「dB」は、20
log(S/N)の値が記されていることを意味する。
【0032】上記表に示されたテーブルから分かるよう
に、R1:R2を40:1にした場合には、1:1にした
場合に比べ、SN比が5(dB)向上している。
【0033】このように、本発明のインピーダンス検出
回路10によって、交流信号Vinに、交流信号Vinの振
幅に依存しない一定の固有ノイズが存在する場合には、
抵抗(R1)12と抵抗(R2)13の抵抗値を、R1:
R2が大きくなるように設定しておくことで、検出信号
に含まれるノイズを低減させることができる。
【0034】このようなインピーダンス検出回路として
の静電容量検出回路10は、高いSN比が望まれるコン
デンサマイクロホンの検出回路として特に有用である。
つまり、被検出インピーダンスとして、コンデンサマイ
クロホンを採用し、静電容量検出回路10についてはI
Cで実現し、それらコンデンサマイクとICとを一体化
し、携帯電話機等に使用されるマイクロホンとして1つ
の筐体(シールドボックス)に収めることができる。
【0035】以上、本発明に係るインピーダンス検出回
路及び静電容量検出回路について、実施の形態例に基づ
いて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定され
るものではない。
【0036】例えば、図2に示されるインピーダンス検
出回路としての静電容量検出回路30のように、図1に
示された静電容量検出回路10のボルテージフォロワ
(第2演算増幅器16)に代えて、インピーダンス変換
器16aを接続してもよい。具体的には、入力インピー
ダンスが極めて高く、出力インピーダンスが極めて低
く、電圧ゲインがA倍の電圧増幅器等からなるインピー
ダンス変換器16aを用いてもよい。ここで使用される
インピーダンス変換器は演算増幅器を用いた既知の回路
等が使用可能である。ここでのA倍に示される変数A
は、ゼロ以外の実数を示す。
【0037】このとき、交流信号Vinと接続点21での
電圧V1との関係、つまり、上記式4に対応する関係式
は、 V1=−(R2/R1)・(Vin/A) となるが、この式にも抵抗比R2/R1が含まれているこ
とから分かるように、抵抗比R1/R2が大きいほど交流
信号Vinに含まれるノイズの接続点21への伝播を抑制
することができる点で、上記実施の形態と共通する。
又、上式から分かるようにAを大きくする事で同様の効
果が得られる。
【0038】また、図1に示される第2演算増幅器16
や図2に示されるインピーダンス変換器16aの入力段
に、MOSFET等からなるバッファ回路を付加するこ
とで、より高い入力インピーダンスを維持してもよい。
【0039】また、図3に示される静電容量検出回路4
0のように、図1に示された静電容量検出回路10の交
流電圧発生器11に代えて、直流電圧を発生する直流電
圧発生器11aを用いてもよい。例えば、被検出インピ
ーダンスがコンデンサマイクロホンである場合には、そ
の容量Csは、入力された音の周波数に合わせて変化す
るので、検出信号Voutの交流成分だけを取り出すこと
で、被検出コンデンサ17の容量の変化分ΔC、即ち、
音に対応する信号を高い感度で得ることができる。
【0040】また、被検出コンデンサ17と検出用コン
デンサ15及び第2演算増幅器16とを信号線で接続
し、その信号線が長くなる場合には、その信号線とし
て、シールドで覆われた同軸ケーブルを使用し、必要に
応じて、そのシールドに信号線と同電位の電圧をガード
電圧として印加するガード電圧印加回路を設けてもよ
い。例えば、図1に示された静電容量検出回路10の交
流電圧発生器11が発生する交流信号Vinを入力とし、
その信号を(−R2/R1)倍し、得られた電圧(即ち、
電圧V1に等しい電圧)を同軸ケーブルのシールドに印
加するガード電圧印加回路を設けてもよい。これによっ
て、信号線への外乱ノイズの混入を遮蔽したり、信号線
とシールド間等に発生する浮遊容量をキャンセルするこ
とができる。
【0041】また、静電容量検出回路10においては、
被検出コンデンサ17に流れる電流を検出するために第
1演算増幅器14と第2演算増幅器16との間に検出用
コンデンサ15が接続されたが、これに代えて、抵抗や
インダクタンス等のインピーダンス素子を接続してもよ
い。例えば、検出用コンデンサ15に代えて抵抗値R3
の抵抗を接続した場合には、静電容量検出回路10の出
力端子20から出力される検出信号の電圧Voutは、上
記式5に代えて、 Vout=−(1+jωCs・R3)・(R2/R1)・Vin となる。この場合であっても、検出信号の電圧Vout
は、容量値Csに対応する信号であることに変わりな
い。よって、この電圧Voutに基づいて、種々の信号処
理を施すことで、未知の容量値Csを容易に特定するこ
とができる。
【0042】また、被検出インピーダンスとして接続さ
れるものは、未知の容量や、コンデンサマイクロホン、
加速度センサ、地震計、圧力センサ、変位センサ、変位
計、近接センサ、タッチセンサ、イオンセンサ、湿度セ
ンサ、雨滴センサ、雪センサ、雷センサ、位置合わせセ
ンサ、接触不良センサ、形状センサ、終点検出センサ、
振動センサ、超音波センサ、角速度センサ、液量セン
サ、ガスセンサ、赤外線センサ、放射線センサ、水位
計、凍結センサ、水分計、振動計、帯電センサ、プリン
ト基板検査機等の各種物理量を検出する全てのデバイス
が含まれる。
【0043】さらに、本発明に係るインピーダンス検出
回路及び静電容量検出回路は、プリント基板上に実現す
ることができるだけでなく、シリコン基板上に実現する
こともできる。例えば、1つのシリコン基板上に、容量
型センサと静電容量検出回路とを形成することで、各種
物理量を電気信号に変換する超小型のトランスデューサ
が実現される。
【0044】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係るインピーダンス検出回路及び静電容量検出回路及
び方法は、被検出コンデンサの静電容量に対応する検出
信号を出力するものであって、第1抵抗を介して演算増
幅器の反転入力端子に電圧を印加し、前記演算増幅器の
反転入力端子とインピーダンス変換器の出力端子間に第
2抵抗を接続し、前記演算増幅器の非反転入力端子を所
定の電位に接続するとともに、その出力端子とインピー
ダンス変換器の入力端子間にインピーダンス素子を接続
し、前記インピーダンス変換器の入力端子と所定の電位
間に被検出コンデンサを接続し、前記演算増幅器の出力
端子に現れる電圧を検出信号として出力し、前記第1抵
抗の抵抗値を前記第2抵抗の抵抗値よりも大きくしてい
る。つまり、被検出インピーダンスに一定の電圧を印加
するとともに、その被検出インピーダンスに流れる電流
のほとんど全てがインピーダンス素子に流れるようにす
る。
【0045】これによって、演算増幅器の非反転入力端
子は所定の電位に接続され、入力端子の一方の電位が固
定されるので、演算増幅器は安定して動作し、検出信号
に含まれるノイズが抑制され、極めて小さなインピーダ
ンスの検出が可能となる。特にインピーダンスが容量の
場合には、数pFあるいはfFオーダーの微小な容量の
検出が可能となる。
【0046】そして、第1演算増幅器、第1抵抗及び第
2抵抗等から構成される反転増幅回路の増幅率(第2抵
抗の抵抗値R2/第1抵抗の抵抗値R1)が小さくなるよ
うに、即ち、第1抵抗の抵抗値R1と第2抵抗の抵抗値
R2との比R1:R2が大きくなるように、例えば、1
0:1や40:1等になるように設定しておく。これに
よって、電圧発生器が発生する信号に含まれるノイズ
は、この増幅率に応じて減衰された後に、被検出インピ
ーダンスに印加されるので、高感度なコンデンサマイク
ロホン等に好適な高いSN比を有する検出回路が実現さ
れる。つまり、SN比の向上が図れるため、電圧発生器
として、安価な発振器や電源回路等小規模な発振回路を
使用することが可能となる。
【0047】また、インピーダンス素子として、コンデ
ンサを用いることで、電圧発生器が発生する交流信号の
周波数及び被検出コンデンサ17の変化する周波数に依
存しない検出信号が得られ、周波数を補償するための回
路等が不要となる。
【0048】ここで、被検出インピーダンスとインピー
ダンス変換器の入力端子とをシールド部材で覆われた信
号線で接続し、その信号線の電圧と同電位の電圧をシー
ルド部材に印加するガード電圧印加手段を付加してもよ
い。これによって、信号線を同電位のシールドでガーデ
ィングし、信号線とシールド間に発生する浮遊容量をキ
ャンセルすることができるので、より微小のインピーダ
ンスに対して高い精度で検出することが可能となる。
【0049】また、本発明に係る静電容量検出回路は、
被検出コンデンサに電圧を印加し電流を流すことによっ
て容量を検出しているので、エレクトレットコンデンサ
マイクロホン等のように、被検出コンデンサの電極に高
分子フィルム等を貼り付けてエレクトレット化する必要
がなく、通常の静電容量型センサに適用することができ
る。
【0050】以上のように、本発明は、高いSN比を有
し、微小な容量を正確に検出することができ、かつ、小
型化に適した静電容量検出回路等が実現され、特に、携
帯電話機等の軽量・小型の音声通信機器の音声性能が飛
躍的に向上され、その実用的価値は極めて高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における静電容量検出回路
の回路図である。
【図2】図1に示された静電容量検出回路におけるボル
テージフォロワをインピーダンス変換器に代えた、変形
例に係る静電容量検出回路の回路図である。
【図3】図1に示された静電容量検出回路における交流
電圧発生器を直流電圧発生器に代えた、変形例に係る静
電容量検出回路の回路図である。
【図4】従来の静電容量検出回路の回路図である。
【符号の説明】
10、30、40 静電容量検出回路 11 交流電圧発生器 11a 直流電圧発生器 12、13 抵抗 14、16 演算増幅器 15 検出用コンデンサ 16a インピーダンス変換器 17 被検出コンデンサ 20 信号出力端子 21 接続点(第2演算増幅器の非反転入力端子) 22 交流出力端子

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検出インピーダンスのインピーダンス
    に対応する検出信号を出力するインピーダンス検出回路
    であって、 入力インピーダンスが高く出力インピーダンスが低いイ
    ンピーダンス変換器と、インピーダンス素子と、第1演
    算増幅器と、少なくとも直流電圧又は交流電圧のいずれ
    か一方を発生する電圧発生器と、前記第1演算増幅器の
    出力に接続される信号出力端子と、前記電圧発生器の出
    力端子と前記第1演算増幅器の反転入力端子との間に接
    続される第1抵抗と、前記第1演算増幅器の反転入力端
    子と前記インピーダンス変換器の出力端子との間に接続
    される第2抵抗とを備え、 前記インピーダンス変換器の入力端子には前記被検出イ
    ンピーダンスの一端と前記インピーダンス素子の一端と
    が接続され、 前記第1演算増幅器の負帰還路に前記インピーダンス素
    子及び前記インピーダンス変換器が含まれ、 前記第1抵抗の抵抗値は、前記第2抵抗の抵抗値よりも
    大きいことを特徴とするインピーダンス検出回路。
  2. 【請求項2】 被検出インピーダンスのインピーダンス
    に対応する検出信号を出力するインピーダンス検出回路
    であって、 入力インピーダンスが高く出力インピーダンスが低いイ
    ンピーダンス変換器と、インピーダンス素子と、第1演
    算増幅器と、少なくとも直流電圧又は交流電圧のいずれ
    か一方を発生する電圧発生器と、前記第1演算増幅器の
    出力に接続される信号出力端子と、前記電圧発生器の出
    力端子と前記第1演算増幅器の反転入力端子との間に接
    続される第1抵抗と、前記第1演算増幅器の反転入力端
    子と前記インピーダンス変換器の出力端子との間に接続
    される第2抵抗とを備え、 前記インピーダンス変換器の入力端子には前記被検出イ
    ンピーダンスの一端と前記インピーダンス素子の一端と
    が接続され、 前記第1演算増幅器の負帰還路に前記インピーダンス素
    子及び前記インピーダンス変換器が含まれ、 前記インピーダンス変換器の増幅率を1より大きくする
    ことを特徴とするインピーダンス検出回路。
  3. 【請求項3】 前記インピーダンス変換器は、出力端子
    と反転入力端子とが接続された第2演算増幅器からなる
    ボルテージフォロワであることを特徴とする請求項1に
    記載のインピーダンス検出回路。
  4. 【請求項4】 前記被検出インピーダンスは、一定範囲
    の周波数で該インピーダンスが変化するセンサであるこ
    とを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のイ
    ンピーダンス検出回路。
  5. 【請求項5】 前記被検出インピーダンスと前記インピ
    ーダンス変換器の入力端子とはその少なくとも一部がシ
    ールド部材で覆われた信号線で接続され、 前記インピーダンス検出回路は、さらに、前記信号線の
    電圧と同電位の電圧を前記シールド部材に印加するガー
    ド電圧印加手段を備えることを特徴とする請求項1〜4
    のいずれか1項に記載のインピーダンス検出回路。
  6. 【請求項6】 前記インピーダンス素子は、コンデンサ
    であり、 前記被検出インピーダンスが容量性のものであることを
    特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の静電容
    量検出回路。
  7. 【請求項7】 被検出インピーダンスのインピーダンス
    に対応する検出信号を出力するインピーダンス検出方法
    であって、 第1抵抗を介して演算増幅器の反転入力端子に少なくと
    も直流電圧又は交流電圧のいずれか一方を印加し、 前記演算増幅器の反転入力端子とインピーダンス変換器
    の出力端子間に第2抵抗を接続し、 前記演算増幅器の非反転入力端子を所定の電位に接続す
    るとともに、その出力端子とインピーダンス変換器の入
    力端子間にインピーダンス素子を接続し、 前記インピーダンス変換器の入力端子と所定の電位間に
    被検出インピーダンスを接続し、 前記演算増幅器の出力端子に現れる電圧を検出信号とし
    て出力し、 前記第1抵抗の抵抗値を前記第2抵抗の抵抗値よりも大
    きくすることを特徴とするインピーダンス検出方法。
  8. 【請求項8】 被検出インピーダンスのインピーダンス
    に対応する検出信号を出力するインピーダンス検出方法
    であって、 第1抵抗を介して演算増幅器の反転入力端子に少なくと
    も直流電圧又は交流電圧のいずれか一方を印加し、 前記演算増幅器の反転入力端子とインピーダンス変換器
    の出力端子間に第2抵抗を接続し、 前記演算増幅器の非反転入力端子を所定の電位に接続す
    るとともに、その出力端子とインピーダンス変換器の入
    力端子間にインピーダンス素子を接続し、 前記インピーダンス変換器の入力端子と所定の電位間に
    被検出インピーダンスを接続し、 前記演算増幅器の出力端子に現れる電圧を検出信号とし
    て出力し、 前記インピーダンス変換器の増幅率を1より大きくする
    ことを特徴とするインピーダンス検出方法。
  9. 【請求項9】 前記インピーダンス素子は、コンデンサ
    であり、 前記被検出インピーダンスが容量性のものであることを
    特徴とする請求項7又は8記載の静電容量検出方法。
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