JP2003069701A - 携帯端末装置 - Google Patents

携帯端末装置

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JP2003069701A
JP2003069701A JP2001255944A JP2001255944A JP2003069701A JP 2003069701 A JP2003069701 A JP 2003069701A JP 2001255944 A JP2001255944 A JP 2001255944A JP 2001255944 A JP2001255944 A JP 2001255944A JP 2003069701 A JP2003069701 A JP 2003069701A
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backlight
time
key
terminal device
light emission
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JP2001255944A
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Naotoshi Maeda
尚利 前田
Satoru Tokuyama
悟 徳山
Daisuke Nakamura
大輔 中村
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯端末装置において、表示部や操作部のバ
ックライト消灯のタイミングをユーザーに通知すると共
に、バックライトが突然消灯してしまうことによる誤操
作を防止する。 【解決手段】 キースイッチ3の非操作時間はタイマー
2によってカウントされており、非操作時間が所定の時
間に達した場合、マイコン1は電流値切替回路8を制御
してバックライト6の電流値を減少させて、バックライ
ト6の輝度を低下させる。このときキーバックライト9
の点灯は維持させる。それによりユーザーがバックライ
ト消灯のタイミングを察知できると共に、再点灯のため
の操作における御操作を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話やPDA
等の携帯端末装置に関するものであり、特に、表示部お
よび操作部の点灯を行うバックライトの制御に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に、携帯電話やPDAといった携帯
端末装置の表示部は、液晶表示装置とバックライトの組
み合わせにより構成されている。そして、暗い場所にお
いてもバックライトを点灯させることによって液晶画面
の表示を見やすくすることができる。また、携帯端末装
置の操作部においても同様にバックライトが用いられた
ものも多く、それにより暗い場所での操作による誤操作
を防止することができる。
【0003】しかしながら、携帯端末装置に搭載されて
いるバッテリは容量が小さいため、それらのバックライ
トの点灯による消費電力を無視することができない。よ
って、従来の携帯電話ではバックライトの不要な点灯に
よるバッテリの消耗を防ぐことは重要である。
【0004】図9は、特開2001−103153公報
に開示されている従来の携帯電話の構成図である。同図
において、100は不図示の無線基地局との通信を確立
する無線通信処理部、101は携帯電話内部の各種情報
処理および制御を行う情報処理部、102は電源、10
3は各処理部への電源供給の切替を行うスイッチ部であ
る。104はデーターベースであり、電話番号、名前お
よびそれらの接続種別(音声通話あるいはデータ通話)
等が記憶されている。また、105はユーザーインター
フェースである操作部としての入力部、106はバック
ライトを備えた表示部である。
【0005】この携帯電話は、発信時および着信時にお
いて通話に入る前にその通話の目的が音声通話かデータ
通話であるかを判別し、その判別に基づいてその通話目
的に適した表示部の電源制御を行うことによって省電力
化を実現するものである。
【0006】図10は図9に示した従来の携帯電話の発
信時の動作を示すフローチャートである。以下、このフ
ローチャートに基づいて、従来の携帯電話の動作を説明
する。
【0007】ユーザーが相手先に電話をかける際に入力
部105から電話番号が入力されると(S100)、デ
ータベース104の情報に基づきその入力した電話番号
が音声通話であるかどうかの判定が行われる(S10
1)。その判定の結果が音声通話である場合、音声通話
の接続処理を行う(S102)。また、音声通話でない
ときにはデータ通信の接続処理を行い(S103)、続
いてデータ通信処理を行う(S106)。一方、音声通
話の接続処理が行われた場合はその後、通話が開始され
たかどうかを判定し(S104)、まだ通話が開始され
ていないときには何も行わずに相手番号の入力待ち処理
を行う。通話が開始されたときには図9で示されるスイ
ッチ部103によって表示部108の電源を切断する
(S105)。そしてその通話が終了したかどうかを判
定し(S107)終了していないときには引き続きこの
ままの状態で通話を行い、通話が終了したときには表示
部106への電源を投入する(S109)。
【0008】このように、入力した電話番号の接続種別
が、表示が不要な音声通話の場合には表示部のバックラ
イトを消灯し、テレビ電話、電子メールのような表示部
を使用するデータ通信の場合にはバックライトの点灯を
持続させることにより、携帯電話で用いられるバッテリ
のバックライトの無駄な点灯による消費電力を減らすこ
とができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の携帯
電話は、さらにバッテリの消費電力を抑える目的で、入
力部への入力操作が無くなってから一定時間経過すると
自動的にバックライトが消える仕様となっている。例え
ば、電子メールとして入力する文章を思考する過程や、
受信した電子メールを読む途中に、キー操作をしない状
態が長く続く状況がよくあるが、その場合にも突然バッ
クライトが消灯してしまうこととなる。また、消灯した
バックライトを再点灯させるためには、入力部への更な
るキー入力操作が必要であるが、例えば操作を暗い場所
で行っている場合、再点灯のためのキー入力操作を暗闇
の中で手探りで行うことになり、誤操作によって編集中
あるいは読んでいる途中の文章を誤って破棄してしまう
危険性がある。
【0010】本発明は、上述のような課題を解決するた
めになされたものであり、表示部や操作部のバックライ
ト消灯のタイミングをユーザーに通知すると共に、バッ
クライトが突然消灯してしまうことによる誤操作を防止
することができる携帯端末装置を提供することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の携帯端
末装置は、表示部と、前記表示部を点灯する第1のバッ
クライトと、ユーザーによる操作の対象となる操作部
と、前記操作部に対する前記操作の検出を行う検出手段
と、最後の前記操作の検出からの非操作時間をカウント
するタイマーと、前記操作の検出に伴い前記第1のバッ
クライトを点灯させると共に、前記タイマーによりカウ
ントされる前記非操作時間に基づき前記第1のバックラ
イトの発光量の制御を行う発光量制御手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0012】請求項2に記載の携帯端末装置は、請求項
1に記載の携帯端末装置であって、前記発光量制御手段
が、前記非操作時間が所定の第1の時間に達した場合に
前記第1のバックライトの発光量を所定の値に下げ、前
記非操作時間が前記第1の時間よりも長い所定の第2の
時間に達した場合に前記第1のバックライトを消灯させ
ることを特徴とする。
【0013】請求項3に記載の携帯端末装置は、請求項
2に記載の携帯端末装置であって、前記発光量制御手段
が、前記第1の時間から前記第2の時間までの間、前記
第1のバックライトの発光量を多段階的に下げることを
特徴とする。
【0014】請求項4に記載の携帯端末装置は、請求項
1から請求項3のいずれかに記載の携帯端末装置であっ
て、前記第1のバックライトが、複数個の発光手段によ
って構成され、前記発光量制御手段が、前記発光手段の
点灯個数を制御することにより前記第1のバックライト
の発光量を制御することを特徴とする。
【0015】請求項5に記載の携帯端末装置は、請求項
1から請求項4のいずれかに記載の携帯端末装置であっ
て、さらに、前記操作部を点灯する第2のバックライト
と、前記操作の検出に伴い前記第2のバックライトを点
灯させると共に、前記第1のバックライトの消灯のタイ
ミングで前記第2のバックライトを消灯させる点灯制御
手段とを備えることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】<実施の形態1>図1は、本発明
の発明の実施の形態1に係る携帯端末装置である携帯電
話の構成図である。同図において、1は携帯電話のマイ
コン、2はマイコン1に付随するタイマー、3はユーザ
ーが操作を行う操作部であるキースイッチである。4は
キースイッチ3に対する操作を検出する検出手段として
動作すると共にその操作によって入力されたキーを判別
し、それらの情報をマイコン1に通知するキー入力デコ
ーダである。5は液晶表示部、6は液晶表示部5を点灯
するためのバックライト、7はマイコン1の制御により
バックライト6の点灯および消灯を行うバックライト駆
動回路、8はマイコン1の制御によりバックライト6の
点灯時の電流値を切り替える電流値切替回路である。即
ち、マイコン1およびバックライト駆動回路7、電流値
切替回路8によって、バックライト6の発光量を制御す
る発光量制御手段を構成している。
【0017】また、9はキースイッチ3を点灯するため
のキーバックライトである。10はキーバックライト9
の点灯および消灯を行うキーバックライト駆動回路であ
り、キーバックライト9がバックライト6と同じタイミ
ングで点灯および消灯を行うようにマイコン1によって
制御されている。つまり、キーバックライト駆動回路1
0とマイコン1によって、キーバックライト9の点灯制
御手段を構成している。
【0018】図2は、本実施の形態に係る携帯電話にお
けるバックライト6の制御動作を示すフローチャートで
ある。また、図3は該携帯電話のバックライト6の電流
値と時間との関係を示す図である。以下、これらの図に
基づき本実施の形態に係る携帯電話の動作を説明する。
【0019】ユーザーが携帯電話のキースイッチ3を押
すと(S1)、キー入力デコーダ4はそれを検出し、そ
の入力キーの情報をマイコン1に通知する。マイコン1
は、キー入力デコーダ4からの情報を受けると、バック
ライト駆動回路7および電流値切替回路8、キーバック
ライト駆動回路10を制御してバックライト6およびキ
ーバックライト9を点灯させる(S2)。なお、このと
きバックライト6に流す電流の値は、電流値切替回路8
によって図3に示す所定の電流値Aに設定される。ユー
ザーはこれにより暗い場所でも液晶表示部5に表示され
た画面と、操作部であるキースイッチ3を視認すること
ができる。
【0020】マイコン1は、バックライト6およびキー
バックライト9を点灯させると、続いてタイマー2によ
り所定の時間t1のカウントを開始する(S3)。その
後、時間t1が経過したかどうかを判定する(S4)。
このとき時間t1が経過していた場合には図3に示すよ
うに、マイコン1は電流値切替回路8を制御してバック
ライト6の電流値を所定の電流値B(電流値A>電流値
B)に切り替える(S5)。つまり、バックライト6の
発光量、即ち輝度を低下させる。このとき、キーバック
ライト駆動回路10に対しての制御は何も行わないので
キーバックライト9は点灯したままである。
【0021】時間t1でバックライト6の輝度を低下さ
せると、続いてマイコン1はタイマー2により所定の時
間t2のカウントを開始する(S6)。その後、時間t
2が経過したかどうか(即ち、キー操作が行なわれてか
らt1+t2経過したかどうか)を判定して(S7)、
経過していた場合には、マイコン1はバックライト駆動
回路7およびキーバックライト駆動回路10を制御し
て、図3に示すようにバックライト6の電流を0にして
バックライト6を消灯させると共に、キーバックライト
9も消灯させる(S9)。
【0022】なお、上記フローチャートに示した動作の
途中でキースイッチ3に対するキー入力操作があった場
合には、フローの中のどの状態にあっても直ちにステッ
プS1にジャンプするものとする。つまり、ユーザーは
時間t1以降においてもキー入力操作を行なうことで、
直ちにバックライト6の電流を電流値Aにすることがで
き、バックライト6を時間t1以前の明るさに戻すこと
ができる。また、キー操作が行なわれ、S1にジャンプ
するとタイマー2はリセットされるので、結果的にタイ
マー2はキースイッチ3に対する最後のキー操作が行わ
れてからの、キー操作が行なわれていない非操作時間を
カウントしていることになる。
【0023】以上のように、本実施の形態に係る携帯電
話においては、バックライト6が消灯する前の時間t1
においてバックライト6の輝度が低下する。よってユー
ザーは、バックライト6の輝度の変化により最後のキー
操作からの時間t1の経過を察知でき、もうすぐバック
ライト6が消灯するタイミングであること察知できる。
【0024】そしてユーザーは再びバックライト6の輝
度を元に戻して完全に点灯させたい場合は、キースイッ
チ3に対して何らかのキー操作を行なえばよい。このと
きバックライト6は輝度が低下しているものの完全に消
灯しているわけではなく、さらにキーバックライト9は
バックライト6が完全に消灯するまで点灯を維持してい
るので、ユーザーは液晶表示部5およびキースイッチ3
を視認した状態での操作が可能であり、誤操作を防止す
ることができる。
【0025】<実施の形態2>以下、実施の形態2にお
いては、携帯端末装置のバックライトの輝度を多段階に
制御することでスムースに輝度変化させる。なお、本実
施の形態における携帯端末装置のシステム構成は実施の
形態1に示した図1と同様であり、ここでの詳細な説明
は省略する。
【0026】図4は、本実施の形態に係る携帯電話にお
けるバックライト6の制御動作を示すフローチャートで
ある。また、図5は該携帯電話のバックライト6の電流
値と時間との関係を示す図である。以下、これらの図に
基づき本実施の形態に係る携帯電話の動作を説明する。
【0027】ユーザーが携帯電話のキースイッチ3を押
すと(S11)、キー入力デコーダ4はそれを検出し、
その入力キーの情報をマイコン1に通知する。マイコン
1は、キー入力デコーダ4からの情報を受けると、バッ
クライト駆動回路7および電流値切替回路8、キーバッ
クライト駆動回路10を制御してバックライト6および
キーバックライト9を点灯させる(S12)。なお、こ
のときバックライト6に流す電流の値は、電流値切替回
路8によって図5に示す所定の電流値Aに設定される。
ユーザーはこれにより暗い場所でも液晶表示部5に表示
された画面と、操作部であるキースイッチ3を視認する
ことができる。
【0028】マイコン1は、バックライト6およびキー
バックライト9を点灯させると、続いてタイマー2によ
り所定の時間t3のカウントを開始する(S13)。そ
の後、時間t3が経過したかどうかを判定する(S1
4)。このとき時間t3が経過していた場合には、マイ
コン1は電流値切替回路8を制御して、図5に示すよう
にバックライト6に流れる電流値を所定の値dIだけ下
げる(S15)。つまり、バックライト6の発光量、即
ち輝度を若干低下させる。このとき、キーバックライト
駆動回路10に対しての制御は何も行わないのでキーバ
ックライト9は点灯したままである。
【0029】次に、マイコン1はタイマー2によって所
定の時間dtのカウントを開始する(S16)。ここで
dtは、dt<t3となるような微小な時間である。そ
して時間dtが経過したかどうかを判定し(S17)、
経過していた場合には、マイコン1は電流値切替回路8
を制御して、図5に示すようにバックライト6の電流値
をさらに所定の値dIだけ下げて設定する(S18)。
これによって、バックライト6の輝度がさらに若干下が
ることになる。
【0030】次に、S18による電流値設定変更を所定
の回数n回だけ行われたかどうかを判定する(S1
9)。このときS18による電流値設定変更の回数がn
回に達していない場合には、再びS16に戻る。そし
て、S18による電流値設定変更がn回に達するまでS
16〜S19を繰り返す。
【0031】その後S19において、S18による電流
値設定変更がn回に達したものと判定されると、マイコ
ン1はバックライト駆動回路7およびキーバックライト
駆動回路10を制御して、図5に示すようにバックライ
ト6の電流を0にしてバックライト6を消灯させると共
に、キーバックライト9も消灯させる(S20)。ちな
みにこの例では、S18による電流値設定変更がn回行
われた結果、即ちバックライト6の消灯直前(キー操作
が行なわれてからt1+n×dt経過直前)の電流値は
(A−dI×n)となる。
【0032】なお、上記フローチャートに示した動作の
途中でキースイッチ3に対するキー入力操作があった場
合には、フローの中のどの状態にあっても直ちにステッ
プS11にジャンプするものとする。つまり、ユーザー
は時間t3以降においてもキー入力操作を行なうこと
で、直ちにバックライト6の電流を電流値Aにしてバッ
クライト6を時間t3以前の明るさに戻すことができ
る。また、キー操作が行なわれ、S11にジャンプする
とタイマー2はリセットされるので、結果的にタイマー
2はキースイッチ3に対する最後のキー操作が行われて
からの、キー操作が行なわれていない非操作時間をカウ
ントしていることになる。
【0033】以上のように、本実施の形態に係る携帯電
話においては、バックライト6が消灯する前の時間t3
以降、徐々に(多段階的に)バックライト6の輝度が低
下する。よって、ユーザーは、バックライト6の輝度の
変化により、バックライト6が消灯するタイミングを察
知できる。さらに、ユーザーへの消灯タイミングの通知
の際にバックライト6の輝度を急激に下げずに徐々に下
げるので、実施の形態1に比較して表示画面の視認性を
維持しつつ消灯タイミングを通知できる。
【0034】そしてユーザーは再びバックライト6の輝
度を元に戻して完全に点灯させたい場合は、キースイッ
チ3に対して何らかのキー操作を行なえばよい。このと
きバックライト6は輝度が低下しているものの完全に消
灯しているわけではなく、さらにキーバックライト9は
バックライト6が完全に消灯するまで点灯を維持してい
るので、ユーザーは液晶表示部5およびキースイッチ3
を視認した状態での操作が可能であり、誤操作を防止す
ることができる。
【0035】<実施の形態3>図6は、本発明の実施の
形態3に係る携帯端末装置である携帯電話の構成図であ
る。
【0036】なお、この図において、図1と同様の機能
を有する要素については同一符号を付しており、それら
のここでの詳細な説明は省略する。20は、表示部であ
る液晶表示装置5を点灯するバックライトであり、バッ
クライト20はさらに、それぞれ20a、20b、20
cで示した3個のLED(LED1、LED2、LED
3)によって構成される。21はマイコン1の制御によ
り点灯させるLEDを切り替えるLED切替回路であ
る。22はLED駆動回路21のLED切り替えの動作
に基づいて、LED1、LED2、LED3のそれぞれ
の点灯、消灯を行うLED駆動回路である。即ち、マイ
コン1およびLED駆動回路21、LED切替回路22
によって、バックライト20の発光量を制御する発光量
制御手段を構成している。
【0037】図7は、本実施の形態に係る携帯電話にお
けるバックライト20の制御動作を示すフローチャート
である。また、図8は該携帯電話のバックライト20を
構成する各LEDの点灯状態と時間との関係を示す図で
ある。以下、これらの図に基づき本実施の形態に係る携
帯電話の動作を説明する。
【0038】ユーザーが携帯電話のキースイッチ3を押
すと(S21)、キー入力デコーダ4はそれを検出し、
その入力キーの情報をマイコン1に通知する。マイコン
1は、キー入力デコーダ4からの情報を受けると、LE
D切替回路21およびLED駆動回路22、キーバック
ライト駆動回路10を制御してバックライト20および
キーバックライト9を点灯させる(S22)。なおこの
ときLED切替回路21は、図8に示すようにバックラ
イト20を構成するLED1、LED2、LED3の全
てを点灯するように制御される。ユーザーはこれにより
暗い場所でも液晶表示部5に表示された画面と、操作部
であるキースイッチ3を視認することができる。
【0039】マイコン1は、バックライト20およびキ
ーバックライト9を点灯させると、続いてタイマー2に
より所定の時間t4のカウントを開始する(S23)。
その後、時間t4が経過したかどうかを判定する(S2
4)。このとき時間t4が経過していた場合には図8に
示すように、マイコン1はLED切替回路21を制御し
てLED1を消灯させる(S25)。つまり、バックラ
イト20の発光量、即ち輝度を低下させる。このとき、
キーバックライト駆動回路10に対しての制御は何も行
わないのでキーバックライト9は点灯したままである。
【0040】次に、マイコン1はタイマー2によって所
定の時間t5のカウントを開始する(S26)。その
後、時間t5が経過したかどうか(即ち、キー操作が行
なわれてからt4+t5経過したかどうか)を判定し
(S27)、経過していた場合には、マイコン1はLE
D切替回路21を制御して、図8に示すようにバックラ
イト20のLED2を消灯させる(S28)。これによ
って、バックライト20の輝度がさらに下がることにな
る。このときも、キーバックライト駆動回路10に対し
ての制御は何も行われない。
【0041】さらに、マイコン1はタイマー2によって
所定の時間t6のカウントを開始する(S29)。その
後、時間t6が経過したかどうか(即ち、キー操作が行
なわれてからt4+t5+t6経過したかどうか)を判
定し(S30)、経過していた場合には、マイコン1は
LED切替回路21を制御して、図8に示すようにバッ
クライト20のLED3を消灯させる。これによって、
バックライト20は完全に消灯することとなる。このと
きマイコン1は、それと同じタイミングでキーバックラ
イト駆動装置10を制御してキーバックライト9も消灯
させる(S31)。
【0042】なお、上記フローチャートに示した動作の
途中でキースイッチ3に対するキー入力操作があった場
合には、フローの中のどの状態にあっても直ちにステッ
プS21にジャンプするものとする。つまり、ユーザー
は時間t4以降においてもキー入力操作を行なうこと
で、直ちにバックライト20の全てのLEDを点灯させ
てバックライト20を時間t4以前の明るさに戻すこと
ができる。また、キー操作が行なわれS21にジャンプ
するとタイマー2はリセットされるので、結果的にタイ
マー2はキースイッチ3に対する最後のキー操作が行わ
れてからの、キー操作が行なわれていない非操作時間を
カウントしていることになる。
【0043】以上のように、本実施の形態に係る携帯電
話においては、バックライト20が消灯する前の時間t
4以降、バックライト20を構成する複数個のLEDの
点灯個数を減らすことで、バックライト20の輝度が低
下する。よって、ユーザーは、バックライト20の輝度
の変化により、バックライト20が消灯するタイミング
を察知できる。
【0044】そしてユーザーは再びバックライト20の
輝度を元に戻して完全に点灯させたい場合は、キースイ
ッチ3に対して何らかのキー操作を行なえばよい。この
ときバックライト20は輝度が低下しているものの完全
に消灯しているわけではなく、さらにキーバックライト
9はバックライト20が完全に消灯するまで点灯を維持
しているので、ユーザーは液晶表示部5およびキースイ
ッチ3を視認した状態での操作が可能であり、誤操作を
防止することができる。
【0045】なお、ここではバックライト20を構成す
る3個のLEDを1個ずつ段階的に消灯する構成を示し
たが、バックライトの輝度の低下の方法をこれに限定す
るものではなく、例えば最後のキー操作から所定の時間
経過した後に3つのLEDのうちの1つだけを消灯し、
その後さらに所定の時間経過後に残り2つ同時に消灯す
るものであってもよい。
【0046】また、本実施の形態においては、バックラ
イト20を構成するLEDの数を3個として説明した
が、LEDの個数は2個以上あれば同様の効果を得るこ
とは明らかである。さらに、バックライト20を構成す
るLEDの数が3個以上である場合、バックライト20
の輝度の変化を徐々に(多段階的に)行うことが可能で
あり、実施の形態1に比較して表示画面の視認性を維持
しつつ消灯タイミングを通知することができる。
【0047】なお、以上の説明においては、表示部や操
作部にバックライト機能を有する携帯端末装置として、
携帯電話を例として示したが、本発明の適用の範囲はそ
れに限定されるものではなく、例えばPDA等の他の携
帯端末装置に対しても広く適用可能であることは言うま
でも無い。
【0048】
【発明の効果】請求項1に記載の携帯端末装置によれ
ば、操作部に対する操作の検出を行う検出手段と、最後
の操作の検出からの非操作時間をカウントするタイマー
と、操作の検出に伴い表示部を点灯する第1のバックラ
イトを点灯させると共に、非操作時間に基づき第1のバ
ックライトの発光量の制御を行う発光量制御手段とを備
えるので、第1のバックライトの輝度の変化によって非
操作時間の経過をユーザーに通知でき、ユーザーは第1
のバックライトが消灯するタイミングを察知できる。
【0049】請求項2に記載の携帯端末装置によれば、
請求項1に記載の携帯端末装置において、発光量制御手
段が、非操作時間が所定の第1の時間に達した場合に、
第1のバックライトの発光量を所定の値に下げ、非操作
時間が第1の時間よりも長い所定の第2の時間に達した
場合に、第1のバックライトを消灯させるので、第1の
バックライトの輝度の低下によって非操作時間の経過を
ユーザーに通知でき、ユーザーは第1のバックライトが
消灯するタイミング(第2の時間)を察知できる。
【0050】請求項3に記載の携帯端末装置によれば、
請求項2に記載の携帯端末装置において、発光量制御手
段が、第1の時間から第2の時間までの間、第1のバッ
クライトの発光量を多段階的に下げるので、表示画面の
視認性を著しく損なうことなく、第1のバックライトの
輝度の変化により、第1のバックライトが消灯するタイ
ミング(第2の時間)をユーザーに通知できる。
【0051】請求項4に記載の携帯端末装置によれば、
請求項1から請求項3のいずれかに記載の携帯端末装置
において、第1のバックライトが、複数個の発光手段に
よって構成され、発光量制御手段が、発光手段の点灯個
数を制御することにより第1のバックライトの発光量を
制御するので、ユーザーは第1のバックライトの輝度の
変化によって、第1のバックライトが消灯するタイミン
グを察知できる。
【0052】また、第1のバックライトが3個以上の発
光手段によって構成されていれば、第1のバックライト
の輝度を多段階的に変化させることも可能である。それ
により表示画面の視認性を著しく損なうことなく、第1
のバックライトの輝度の変化によって、第1のバックラ
イトが消灯するタイミングをユーザーに通知できる。
【0053】請求項5に記載の携帯端末装置によれば、
請求項1から請求項4のいずれかに記載の携帯端末装置
において、さらに、操作部を点灯する第2のバックライ
トと、操作の検出に伴い第2のバックライトを点灯させ
ると共に、第1のバックライトの消灯のタイミングで第
2のバックライトを消灯させる点灯制御手段とを備える
ので、第1のバックライトの輝度を変化させた場合にお
いても、操作部の視認性は維持される。よって、ユーザ
ーは表示部および操作部を視認した状態で、低下した第
1のバックライトの輝度を元に戻すための操作が可能で
あり、それによる誤操作を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1に係る携帯電話の構成図であ
る。
【図2】 実施の形態1に係る携帯電話におけるバック
ライトの制御動作を示すフローチャートである。
【図3】 実施の形態1に係る携帯電話のバックライト
の電流値と時間との関係を示す図である。
【図4】 実施の形態2に係る携帯電話におけるバック
ライトの制御動作を示すフローチャートである。
【図5】 実施の形態2に係る携帯電話のバックライト
の電流値と時間との関係を示す図である。
【図6】 実施の形態3に係る携帯電話の構成図であ
る。
【図7】 実施の形態3に係る携帯電話におけるバック
ライトの制御動作を示すフローチャートである。
【図8】 実施の形態3に係る携帯電話のバックライト
を構成する各LEDの点灯状態と時間との関係を示す図
である。
【図9】 従来の携帯電話の構成図である。
【図10】 従来の携帯電話の発信時の動作を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 マイコン、2 タイマー、3 キースイッチ、4
キー入力デコーダ、5液晶表示部、6,20 バックラ
イト、7 バックライト駆動回路、8 電流値切替回
路、9 キーバックライト、10 キーバックライト駆
動回路、20a,20b,20c LED、21 LE
D切替回路、22 LED駆動回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 大輔 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5B011 DA01 EA02 EB09 KK02 KK04 LL15 5K027 AA11 BB17 FF22 GG08 HH30 MM16 5K067 AA26 AA43 BB04 CC21 EE02 FF05 FF24 FF31

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示部と、 前記表示部を点灯する第1のバックライトと、 ユーザーによる操作の対象となる操作部と、 前記操作部に対する前記操作の検出を行う検出手段と、 最後の前記操作の検出からの非操作時間をカウントする
    タイマーと、 前記操作の検出に伴い前記第1のバックライトを点灯さ
    せると共に、前記タイマーによりカウントされる前記非
    操作時間に基づき前記第1のバックライトの発光量の制
    御を行う発光量制御手段とを備える、ことを特徴とする
    携帯端末装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の携帯端末装置であっ
    て、 前記発光量制御手段が、 前記非操作時間が所定の第1の時間に達した場合に前記
    第1のバックライトの発光量を所定の値に下げ、前記非
    操作時間が前記第1の時間よりも長い所定の第2の時間
    に達した場合に前記第1のバックライトを消灯させる、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の携帯端末装置であっ
    て、 前記発光量制御手段が、 前記第1の時間から前記第2の時間までの間、前記第1
    のバックライトの発光量を多段階的に下げる、ことを特
    徴とする携帯端末装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    の携帯端末装置であって、 前記第1のバックライトが、複数個の発光手段によって
    構成され、 前記発光量制御手段が、前記発光手段の点灯個数を制御
    することにより前記第1のバックライトの発光量を制御
    する、ことを特徴とする携帯端末装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
    の携帯端末装置であって、さらに、 前記操作部を点灯する第2のバックライトと、 前記操作の検出に伴い前記第2のバックライトを点灯さ
    せると共に、前記第1のバックライトの消灯のタイミン
    グで前記第2のバックライトを消灯させる点灯制御手段
    とを備える、ことを特徴とする携帯端末装置。
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