JP2003064212A - 発泡性ポリスチレン系樹脂粒子およびポリスチレン系樹脂発泡成形体 - Google Patents

発泡性ポリスチレン系樹脂粒子およびポリスチレン系樹脂発泡成形体

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JP2003064212A
JP2003064212A JP2001256673A JP2001256673A JP2003064212A JP 2003064212 A JP2003064212 A JP 2003064212A JP 2001256673 A JP2001256673 A JP 2001256673A JP 2001256673 A JP2001256673 A JP 2001256673A JP 2003064212 A JP2003064212 A JP 2003064212A
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expandable polystyrene
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polystyrene resin
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Shotaro Maruhashi
正太郎 丸橋
Yuichi Ueda
有一 上田
Hidekazu Ohara
英一 大原
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発泡剤以外の揮発性物質の含有量を可能な限
り減量した上で、高発泡を可能とし、強度、成形性、特
にブロック成形性に優れる発泡性ポリスチレン系樹脂粒
子を得る。 【解決手段】 発泡性ポリスチレン系樹脂粒子の中に、
スチレンモノマーが350〜1200ppmと、圧力
6.666×10-4MPa(5mmHg)下で減圧蒸留
を行った場合に250℃以下の温度では蒸留できない可
塑剤0.1〜2重量部と、発泡剤を含有させてなること
を特徴とする高発泡可能な発泡性ポリスチレン系樹脂粒
子。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は発泡剤以外の揮発性
物質の含有量が少ない高発泡可能な発泡性ポリスチレン
系樹脂粒子およびポリスチレン系樹脂発泡成形体に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】発泡性ポリスチレン系樹脂は広い範囲の
用途に使用されており、農水産分野、家電分野、建材土
木分野等に使用されている。最近、従来以上に大きな成
形体や厚みのある成形体あるいは高倍化された成形体が
要求される場合があり、より優れた寸法安定性、機械的
強度のある発泡ポリスチレン系樹脂粒子を得る事が必要
となってきている。
【0003】特に建材分野で壁や床に使用される発泡ポ
リスチレン系成形体は、近年、増加傾向にあるシックハ
ウス症候群に対する対策のため、ホルムアルデヒド、ト
ルエン、キシレン、パラジクロロベンゼン、エチルベン
ゼン、スチレン、クロルピリホス、フタル酸−n−ブチ
ル等揮発性有機化合物の放散量を低減することが求めら
れている。
【0004】このような要求に対して特開平4−268
347号には残存モノマーが2000ppm未満、ベン
ゼン含有量が1ppm未満の発泡性スチレン系樹脂粒子
およびその製造方法が開示されている。しかしながら残
存スチレンモノマーはスチレン系樹脂に対して優れた可
塑効果を持っており、これらの含有量を少なくすると、
開示された技術では発泡性ポリスチレン系樹脂粒子の発
泡性が悪くなり、高倍化するのが困難であったり、成形
時における予備発泡粒子同士の融着が低下し、成形性を
低下させる傾向がある。また、発泡性スチレン系樹脂粒
子の発泡性を補うために基材樹脂の分子量を低下させる
と、機械的強度が低下するという課題がある。
【0005】また特開平10−17698にはスチレン
モノマーと飽和高級脂肪酸エステルと高温開始型である
特殊な重合開始剤を一定値以上含む重合開始剤の存在下
に水性媒体中で懸濁重合を行うことで残存スチレンモノ
マーが2000ppm以下の発泡性ポリスチレン系樹脂
粒子を製造する方法が開示されている。この方法で製造
された発泡性ポリスチレン系樹脂粒子は可塑剤として飽
和高級脂肪酸を使用すると記載されているが、実施例中
にはステアリン酸ブチルとパルミチン酸ブチルが開示さ
れているだけであり、開示されたような高級脂肪酸と低
級アルコールとのエステルはポリスチレンとの相溶性が
悪いため、成形時における予備発泡粒子の融着が悪くな
る欠点を有する。また発泡倍率を80〜100程度にま
で大きくしようとすると、発泡速度が遅いために予備発
泡粒子のブロッキング等の問題が発生する。さらには蒸
気圧を有する可塑剤を含んでいるので発泡剤以外の揮発
性成分をできるだけ減らすという観点からこの発明は課
題を解決するに至っていない。
【0006】そして特開平11−106548には残留
スチレンモノマー1〜300ppm、ベンゼン1ppm
以下、スチレンと相溶性を有するSP値が7〜10の可
塑剤、発泡剤を含有してなる発泡性ポリスチレン系樹脂
粒子が開示されている。この発明によれば、スチレンモ
ノマーの放散量が充分少なく、成形時の融着性能もよい
発泡性ポリスチレン系樹脂粒子が製造できる。しかしな
がら、この発明より得た発泡性ポリスチレン系樹脂粒子
は、スチレンモノマー等の低分子量芳香族化合物の添加
量が少なすぎて、容易に80倍以上の高倍率にまで発泡
することができない。さらに高い融着性能を得るために
は、重量平均分子量が25万程度以下である必要があ
り、これ以上分子量を大きくすると融着性能が悪化する
から、建材・土木用途によく使われるブロック成形体の
成形が困難になる。そして、スチレンモノマーの残存量
を300ppm以下にまで減量するために製造サイクル
が従来と比べて非常に長くなってしまう。しかもこの発
明は、ジ(2−エチルヘキシル)フタレート(以下DO
Pと略する)などの蒸気圧を有する可塑剤を含んでいる
ので、発泡剤以外の揮発性成分をできるだけ減らすとい
う課題を達成できていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは発泡剤以
外の揮発性物質の含有量を可能な限り減量した上で、高
発泡を可能とし、強度、成形性、特にブロック成形性に
優れる発泡性ポリスチレン系樹脂粒子を提供するもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は発泡性ポリスチ
レン系樹脂粒子の中に、スチレンモノマーが350〜1
200ppmと、圧力6.666×10-4MPa(5m
mHg)下で減圧蒸留を行った場合に250℃以下の温
度では蒸留できない可塑剤0.1〜2重量部と、発泡剤
を含有してなることを特徴とする発泡性ポリスチレン系
樹脂粒子に関する。
【0009】また本発明は該可塑剤が食用油である発泡
性ポリスチレン系樹脂粒子に関する。
【0010】さらに本発明は該可塑剤がやし油、パーム
核油、パーム油、菜種油のいずれか、もしくはこれらの
混合物である発泡性ポリスチレン系樹脂粒子に関する。
【0011】そして本発明は気泡調節剤として該発泡性
ポリスチレン系樹脂粒子100重量部に対して0.00
1〜0.3重量部の脂肪族ビスアマイド及び難燃剤とし
て臭素系難燃剤を用いることを特徴とする発泡性ポリス
チレン系樹脂粒子に関する。
【0012】また本発明は発泡成形したときの成形体の
切断面の気泡の平均弦長が90〜200μmの範囲であ
ることを特徴とする発泡性ポリスチレン系樹脂粒子に関
する。
【0013】さらに本発明は該発泡性ポリスチレン系樹
脂粒子を25g/lの密度に発泡成形した場合に、スモ
ールチャンバー法により測定したスチレンモノマーの放
散速度が100μg/m2・h以下であることを特徴と
する発泡性ポリスチレン系樹脂粒子に関する。
【0014】そして本発明は該発泡性ポリスチレン系樹
脂粒子を発泡させることにより得られるポリスチレン系
樹脂発泡成形体に関する。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の発泡性ポリスチレン系樹
脂粒子を得る一つの具体的な方法としては、スチレン系
単量体を懸濁剤、重合開始剤及びその他の添加剤の存在
下で水性媒体中に分散させた後に重合反応を開始し、懸
濁重合中に発泡剤を添加するか、又は重合後に発泡剤を
含浸させる方法が挙げられる。
【0016】本発明において用いられるスチレン系単量
体としては、スチレン、α−メチルスチレン、パラメチ
ルスチレン、t−ブチルスチレン、クロルスチレンなど
のスチレン系誘導体、メチルアクリレート、ブチルアク
リレート、メチルメタクリレート、エチルメタクリレー
ト、セチルメタクリレートなどのアクリル酸およびメタ
クリル酸のエステル、あるいはアクリロニトリル、ジメ
チルフマレート、エチルフマレートなどの各種単量体が
挙げられ、これらの単量体を単独もしくは2種以上を混
合して用いることができる。また、ジビニルベンゼン、
アルキレングリコールジメタクリレートなどの2官能性
単量体を併用してもよい。
【0017】本発明における上記単量体の重合開始剤と
しては、一般に熱可塑性重合体の製造に用いられるラジ
カル発生型重合開始剤を用いることができ、代表的なも
のとしては、例えばベンゾイルパーオキサイド、ラウロ
イルパーオキサイド、t−ブチルパーベンゾエート、t
−ブチルパーピバレート、t−ブチルパーオキシイソプ
ロピルカーボネート、t−ブチルパーオキシアセテー
ト、2,2−ジ−t−ブチルパーオキシブタン、t−ブ
チルパーオキシ−3,3,5−トリメチルシクロヘキサ
ノエート、ジ−t−ブチルパーオキシヘキサハイドロテ
レフタレート、1,1−ジ−t−ブチルパーオキシ−
3,3,5−トリメチルシクロヘキサンなどの有機過酸
化物や、アゾビスイソブチロニトリル、アゾビスジメチ
ルバレロニトリルなどのアゾ化合物が挙げられる。これ
らの重合開始剤は単独もしくは2種以上を混合して用い
ることができる。
【0018】重合開始剤の使用量は、単量体100重量
部に対して0.01〜1.5重量部が好ましい。0.0
1重量部未満では重合速度が遅くなり過ぎ、逆に1.5
重量部を超えると製造コストが高くなる。
【0019】本発明に使用される分散剤としては、例え
ばポリビニルアルコール、メチルセルロース、ポリビニ
ルピロリドン、ポリアクリルアミド等の水溶性高分子、
ピロリン酸マグネシウム、燐酸カルシウム、ハイドロキ
シアパタイト等の難溶性無機塩等を用いることができ、
これらは界面活性剤を併用してもよい。なお,難溶性無
機塩を用いる場合は、アルキルスルホン酸ソーダ、ドデ
シルベンゼンスルホン酸ソーダ等のアニオン性界面活性
剤を併用するのが好ましい。
【0020】本発明で使用する発泡剤としては、一般に
よく知られているプロパン、ノルマルブタン、イソブタ
ン、ノルマルペンタン、イソペンタン、ヘキサン等の脂
肪族炭化水素類およびシクロヘキサン、シクロペンタ
ン、シクロブタン等の脂環族炭化水素さらにはトリフロ
ロモノクロロエタン、ジフロロジクロロメタン等のハロ
ゲン化炭化水素等の沸点が80℃以下の揮発性発泡剤が
使用できる。また、これらは、単独もしくは2種以上を
併せて用いることができ、重合工程中に添加してもよい
し、重合工程終了後に添加してもよい。
【0021】発泡剤は、通常、発泡性ポリスチレン系樹
脂粒子の発泡剤含有量が4〜10重量%になる程度の量
が供給される。好ましくは4〜9重量%である。4重量
%未満では、十分な発泡性が得られず、10重量%を越
えると発泡時の収縮、成形時の収縮・変形が大きくな
る。成形時の収縮・変形を少なくするには発泡剤として
ブタンを用いるのが好ましい。
【0022】本発明で使用される可塑剤は圧力6.66
6×10-4MPa(5mmHg)下で減圧蒸留を行った
場合に250℃以下の温度では蒸留できないことが必須
要件である。本明細書でいう圧力6.666×10-4
Pa(5mmHg)下で減圧蒸留を行った場合に250
℃以下の温度では蒸留できない可塑剤とは可塑剤の主要
成分が圧力6.666×10-4MPa(5mmHg)下
において沸点が250℃を超えるもしくは圧力6.66
6×10-4MPa(5mmHg)下において化合物の沸
点よりも化合物の分解する温度のほうが低い場合をい
う。圧力6.666×10-4MPa(5mmHg)下で
の化合物の沸点が250℃以下であると常温・常圧下に
おいて発泡体から揮発しうる蒸気圧を潜在的に有してい
るのでよくない。
【0023】上記可塑剤は、発泡性ポリスチレン系樹脂
粒子100重量部中に0.1〜2重量部含有させる。好
ましくは0.1〜1.5重量部、さらに好ましくは0.
1〜1.0重量部、特に好ましくは0.2〜0.8重量
部である。0.1重量部未満の場合は可塑化効果が少な
く、そのため発泡性ポリスチレン系樹脂粒子より得られ
る発泡成形体は融着性や外観性が悪くなる。また、2重
量部を超えると、強度低下が起き、成形体の変形が大き
くなり、また、製造コストが高くなる。
【0024】また上述の可塑剤は食用油であるのが好ま
しく、さらにやし油、パーム核油、パーム油、菜種油は
特に好ましい。上記の物質は、ポリスチレンに対する可
塑化効果が特に高いため、予備発泡粒子同士が極めて良
好に融着した発泡成形体が得られる。そして常温・常圧
下での揮発性がほとんどないことから低揮発性の可塑剤
として非常に優れている。
【0025】気泡形成剤としてはメタクリル酸メチル系
共重合体,ポリエチレンワックス,タルク,脂肪酸ビス
アマイド,エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂等が挙げ
られ、この中で脂肪酸ビスアマイドが好ましい。脂肪酸
ビスアマイドの具体的例としてはメチレンビスステアリ
ルアマイド、エチレンビスステアリルアマイド(以下E
BSと略する)、ヘキサメチレンビスパルミチン酸アマ
イド、エチレンビスオレイン酸アマイドである。さらに
この中でエチレンビスステアリルアマイドが特に好まし
い。
【0026】その添加量は0.001〜0.3重量部、
好ましくは0.01〜0.15重量部、さらに好ましく
は0.01〜0.10重量部である。上記範囲未満では
十分な気泡調節効果は得られず、0.3重量部を越えて
添加すると、気泡サイズが過剰に微細となる傾向を有す
るため、成形品に「溶け」(型内ビーズ成形時に、金型
高温部で成形体の表皮が溶解し、得られた成形体がケロ
イド状外観を示す状態を云う)が多く発生し、成形体の
外観を悪化する傾向が生ずる。
【0027】また、一般的に難燃剤、特に臭素系難燃剤
を含有する発泡性ポリスチレン系樹脂粒子は、難燃剤自
体が造核作用を有しているため熟成が非常に短期間で進
むと同時に、一般に熟成は粒子表面付近から起きること
から、粒子の大きさによって個々の粒子の気泡状態が異
なるという、いわゆる粒子間ムラが発生し易い。このた
め発泡性ポリスチレン系樹脂粒子相互で任意の均一な状
態の気泡構造が得難く、かつ最終的には超微細な気泡に
なってしまう。本発明では気泡調整剤として特に脂肪族
ビスアマイドを適宜量使用することにより、難燃剤を含
有する発泡性ポリスチレン系樹脂粒子であっても気泡径
を超微細化することなく好ましい気泡径に調節すること
も含んでいる。
【0028】そして上記の方法により発泡成形したとき
の成形体の断面の気泡の平均弦長を90〜200の範囲
にコントロールすることにより、安定的に優れた断熱性
能を得ることができ、低揮発成分と相まって建材用途と
して非常に有用な発泡成形体を提供できる発泡性ポリス
チレン系樹脂粒子となる。
【0029】臭素系難燃剤としては、公知慣用のものが
使用できる。例えばヘキサブロモシクロドデカン、テト
ラブロモブタン、ヘキサブロモシクロヘキサン等のハロ
ゲン化脂肪族炭化水素系化合物、テトラブロモビスフェ
ノールA、テトラブロモビスフェノールF、2,4,6
−トリブロモフェノール等の臭素化フェノール類、テト
ラブロモビスフェノールA―ビス(2,3−ジブロモプ
ロピルエーテル)、テトラブロモビスフェノールA―ジ
グリシジルエーテル等の臭素化フェノール誘導体が挙げ
られる。なかでもその分解温度と発泡体の燃焼温度との
兼ね合いにより発泡体用途における難燃性に極めて優れ
る点からハロゲン化脂肪族炭化水素化合物が好ましく、
特にその50%分解温度が350℃以下であるヘキサブ
ロモシクロドデカン(以下HBCDと略する)が好まし
い。また、臭素系難燃剤は、慣用の有効量、すなわち
0.1から6重量%が好ましく、0.5から3重量%が
特に好ましい。
【0030】難燃助剤としては、クメンハイドロパーオ
キサイド、ジクミルパーオキサイド、t−ブチルハイド
ロパーオキサイド、2,3−ジメチルー2,3−ジフェ
ニルブタン等の高温分解型開始剤が使用される。
【0031】また、本発明の発泡性ポリスチレン系樹脂
粒子の重量平均分子量は開始剤量を調節することにより
17万〜35万の間で任意に設定することができる。好
ましくは18万〜30万である。重量平均分子量が17
万より小さいと得られる発泡成形体の強度が小さくなり
易く、重量平均分子量が35万より大きい場合には発泡
が高発泡倍率になりにくくなる。
【0032】さらに、帯電防止剤、導電化剤、粒度分布
調整剤等の一般的に発泡性ポリスチレン系樹脂粒子の製
造に使用されている添加剤を適宜添加したり、ブタジエ
ンゴム、スチレン・ブタジエンゴム等のゴム成分を混合
することもできる。
【0033】本発明の発泡性ポリスチレン系樹脂粒子は
スチレンモノマーを350〜1200ppm含有するこ
とが特徴である。さらに好ましくは350〜1000p
pm。特に好ましくは400〜900ppmである。3
50ppm未満であると80倍以上に発泡成形させてき
れいな成形体を得ることが難しく、特に容積が0.5m
3以上のブロック成形体を成形する場合には内部の融着
が著しく悪くなる。さらにスチレンモノマーを350p
pm未満にするためには重合に長時間を要するなど製造
サイクルが従来に比べて非常に長くなる。1200pp
mを超えると発泡体からスチレンが揮発するので好まし
くない。
【0034】また本発明の発泡性ポリスチレン系樹脂粒
子にはトルエンを含有させないことが好ましく、さらに
エチルベンゼン、キシレンの含有量はそれぞれ400p
pm以下、200ppm以下であるのが好ましい。
【0035】重合後に残留するスチレンモノマー量を上
記範囲内にする方法については特に限定はされないが、
例えば懸濁重合時においてスチレンモノマーの転化率8
0〜90%までは80℃〜100℃の温度で重合を行
い、この後さらに100℃〜130℃の温度で熱処理を
行って残留スチレンモノマー量を低減させる等種々の手
段が採用できる。
【0036】本発明のスチレン系発泡性樹脂粒子は、こ
れを予備発泡させ、その後それを加熱発泡させ、発泡成
形体とする。予備発泡方法としては、例えば円筒形の予
備発泡機を用いて、スチーム等で加熱し発泡させる等の
通常方法を採用できる。
【0037】また、予備発泡樹脂粒子を発泡成形させる
方法としては例えば、金型内に予備発泡粒子を充填し、
スチーム等を吹き込んで加熱する方法で発泡成形体を得
る等通常の方法が挙げられる。
【0038】
【実施例】次に、本発明を実施例、比較例によってさら
に詳細に説明するが,本発明はこれら実施例に限定され
るものではない。 (実施例1)撹拌機付き反応機内に、純水620kg、
第三リン酸カルシウム0.70kg、α―オレフィンス
ルフォン酸ソーダ30g、エチレンビスステアリルアマ
イド(EBS)682gを仕込み、攪拌し水懸濁液とし
た後、スチレン620kgに、可塑剤としてヤシ油4.
34kg、重合開始剤としてベンゾイルパーオキサイド
1.0kg、1,1−ビス−t−ブチルパーオキシ−
3,3,5−トリメチルシクロヘキサン1.1kgを溶
解し、反応容器に加え、90℃に昇温してから6時間か
けて重合した。次いで120℃に昇温して3時間熱処理
を行った。(なお、使用したヤシ油は、圧力6.666
×10-4MPa(5mmHg)下で減圧蒸留を行った場
合に250℃以下の温度では蒸留できなかった。) 次に100℃まで冷却して発泡剤としてブタン50k
g、シクロヘキサン3kgを添加した。そして115℃
に再昇温して3時間保持したあと、冷却してその内容物
を取り出し脱水・乾燥させて発泡性ポリスチレン系樹脂
粒子を得た。さらに分級を行い、粒径0.85〜1.4
0mmの発泡性ポリスチレン系樹脂粒子を集めた。
【0039】以下の方法に従って、得られた発泡性ポリ
スチレン系樹脂粒子中の残存スチレン量、重量平均分子
量を計算した。
【0040】重量平均分子量:発泡性ポリスチレン系樹
脂粒子をテトラヒドロフランに溶解し、GPC(東ソー
(株)製 HLC−8020、カラム:TSKgel
GMHXL30cm×2、カラム温度:35℃、流速:
1ml/min.)にて測定した。
【0041】残存スチレンモノマー量:発泡性ポリスチ
レン系樹脂粒子を塩化メチレンに溶解しガスクロマトグ
ラフィー(島津製作所製 GC−14B、カラム:3
m、充填剤 PEG−20M 25%、カラム温度:1
10℃)にて測定した。測定結果は表1の通りになっ
た。
【0042】得られた発泡性ポリスチレン系樹脂粒子を
加圧式予備発泡機(大開工業社製)で蒸気により加熱を
行った後払い出し、大気中で24時間養生乾燥し、見掛
け体積で80倍の予備発泡粒子を得た。
【0043】次いで、該予備発泡粒子をブロック成形機
(東洋機械金属社製パールスターPS−184V)を用
いて型内成形した後、60℃の乾燥室で1日乾燥させた
後、ブロック成形体(1840×930×430cm)
の融着と変形を次の方法によって評価した。
【0044】融着:ブロック成形体の中心付近を熱線ス
ライサーでスライスして、1840×930×10cm
の大きさのスライス片を取り出す。このスライス片に切
り目を入れて勢いよく真っ二つに割り約920×930
×10cmの大きさにする。この割った面において、予
備発泡粒子の界面で割れている面積と界面で割れていな
い部分の面積を比較した。全体の面積に対する界面で割
れていない部分の面積の割合を融着率と呼び、融着率1
00〜90%を○、90〜75%を△、75%以下を×
として評価した。
【0045】変形:ブロック成形体の表面及び裏面(1
840×930cm平面)の中心付近の表面及び裏面
(1840×930cm平面)の端付近に対する膨れ・
へこみを測定し、その絶対値の平均が0〜2mmのもの
を「○」、2〜4mmのものを「△」、4mm以上のも
のを「×」として評価した。結果は表1に示すとおりに
なった。
【0046】また成形体の平均気泡径はASTM―D−
2842−97に準じて、発泡体の切断面を撮影した走
査型電子顕微鏡写真(倍率80倍)から、切断面の一直
線上(60mm)にかかる気泡数から平均弦長を測定し
た。結果は表1に示すとおりになった。
【0047】そして揮発性物質の放散量は次のようにし
て測定を行った。
【0048】測定試料の作製:得られた発泡性ポリスチ
レン系樹脂粒子を加圧式予備発泡機(大開工業社製)で
蒸気により加熱を行った後払い出し、大気中で24時間
養生乾燥し、見掛け体積で40倍の予備発泡粒子を得
た。この予備発泡粒子を、300×600×25mmの
金型キャビ内に充填し、0.7kgf/cm2の水蒸気
で15秒間加熱して型物成形して発泡成形品を得た。成
形体を乾燥後185×185mm×25mmに切り出し
た。
【0049】スモールチャンバー法(ADPAC使
用):上述の方法で得た成形体にシールボックスを取り
付けて壁装材料協会指定の放散試験チャンバー法の規格
に従って、3日後(72時間後)の放散速度を測定し
た。
【0050】条件 チャンバー ADPACシステム 容量:20L 温度:25.0℃ 相対湿度:50.0% 換気回数:0.50回/時間 試料表面積:437cm2 試料負荷率:2.2m2/m3 洗浄方法:水洗後、260℃で15分焼き出し サンプリング 捕集管:大気分析捕集管(パーキンエルマー製) Air Toxics Tube 吸引流量:0.167L/min 吸引時間:2min(スチレン)、19min(DO
P) 吸引量:0.32L(スチレン)、3.2L(DOP) ATD 装置:TurboMatrixATD(パーキンエルマ
ー製) 捕集管脱着条件 脱着温度:350℃ 脱着流量:30mL/min 脱着時間:10min 入り口スプリット:なし トラップチューブ脱着条件 トラップ温度:25℃ 脱着温度:350℃ 脱着時間:15min 出口スプリット流量:20mL/min バルブ温度:220℃ トランスファーライン温度:300℃ GC/MS GC:ヒューレットパッカードHP6890 MS:FISONS MD800 カラム:J&W DB−5 0.25mmφ×30m (膜厚0.25μm) 定量法:内部標準法(トルエン−d8、DOP−d4) 放散速度は数式(1)にしたがって測定した。
【0051】
【数1】 結果は表1に示すとおりになった。
【0052】さらに成形体の熱伝導率の測定は以下のよ
うにして実施した。
【0053】熱伝導率:得られた発泡性ポリスチレン系
樹脂粒子を加圧式予備発泡機(大開工業社製)で蒸気に
より加熱を行った後払い出し、大気中で24時間養生乾
燥し、見掛け体積で80倍の予備発泡粒子を得た。この
予備発泡粒子を、300×600×25mmの金型キャ
ビ内に充填し、0.7kgf/cm2の水蒸気で15秒
間加熱して型物成形して発泡成形品を得た。成形体を乾
燥後200×200mm×25mmに切り出し50℃×
5日間アニーリングを施した後、JISA 1412に
基つき熱伝導率計(英弘精機製、HC−073)を用い
て、20℃における熱伝導率を測定した。
【0054】結果は表1に示すとおりになった。 (実施例2)熱処理時間を5時間とする以外は実施例1
と同様に行った。 (実施例3)熱処理時間を2時間とする以外は実施例1
と同様に行った。 (実施例4)ヤシ油の添加量を1.86kgとした以外
は実施例1と同様に行った。 (実施例5)ヤシ油の添加量を7.44kgとした以外
は実施例1と同様に行った。 (実施例6)スチレン投入前の水懸濁液中にヘキサブロ
モシクロドデカン(HBCD)6.2kgを仕込んだこ
と、EBSを186gに変更した以外は実施例1と同様
に行った。 (実施例7)ベンゾイルパーオキサイドの仕込み量を
0.875kgに変更した以外は実施例6と同様に行っ
た。 (実施例8)ベンゾイルパーオキサイドの仕込み量を
0.75kgに変更した以外は実施例6と同様に行っ
た。 (比較例1)可塑剤をジ(2−エチルヘキシル)フタレ
ート(DOP)に変更し、その添加量を6.2kgに変
更した以外は実施例1と同様に行った。(なお、DOP
は、圧力6.666×10-4MPa(5mmHg)下で
の沸点は、231℃である。) (比較例2)開始剤をベンゾイルパーオキサイド1.0
kgと1,1−ビス−t−ブチルパーオキシ−3,3,
5−トリメチルシクロヘキサン1.05kgからt−ブ
チルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート1.86k
gとt−ブチルパーオキシイソプロピルモノカーボネー
ト1.55kgに変更し、熱処理時間を3時間から8時
間に延長した以外は実施例1と同様に行った。 (比較例3)可塑剤をヤシ油からステアリン酸ブチルに
変更した以外は実施例1と同様に実験を行った。(な
お、ステアリン酸ブチルは、25mmHg下での沸点
は、220〜225℃である。) (比較例4)実施例1において、90℃に昇温してから
6時間かけて重合した後に熱処理を行わずに、直ちに発
泡剤ブタン50kg、シクロヘキサン3kgを添加し、
115℃に昇温して3時間保持した後、冷却を行った。
【0055】
【表1】
【0056】
【発明の効果】表1に示すように本発明で得られる発泡
性ポリスチレン系樹脂粒子は発泡剤以外の揮発性物質の
放散量が少なく、高発泡倍率の発泡が容易であり、ブロ
ック成形体とした場合に内部融着性が良好で、変形が少
ない有用な成形体を得ることのできる発泡性ポリスチレ
ン系樹脂粒子である。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発泡性ポリスチレン系樹脂粒子100重
    量部の中に、スチレンモノマーが350〜1200pp
    mと、圧力6.666×10-4MPa(5mmHg)下
    で減圧蒸留を行った場合に250℃以下の温度では蒸留
    できない可塑剤0.1〜2重量部と、発泡剤を含有して
    なることを特徴とする発泡性ポリスチレン系樹脂粒子。
  2. 【請求項2】 該可塑剤が食用油である請求項1に記載
    の発泡性ポリスチレン系樹脂粒子。
  3. 【請求項3】 該可塑剤がやし油、パーム核油、パーム
    油、菜種油のいずれか、もしくは混合物である請求項1
    又は2に記載の発泡性ポリスチレン系樹脂粒子。
  4. 【請求項4】 気泡調節剤として該発泡性ポリスチレン
    系樹脂粒子100重量部に対して0.001〜0.3重
    量部の脂肪族ビスアマイド及び難燃剤として臭素系難燃
    剤を用いることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1
    項に記載の発泡性ポリスチレン系樹脂粒子。
  5. 【請求項5】 発泡成形したときの成形体の切断面の気
    泡の平均弦長が90〜200μmの範囲であることを特
    徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の発泡性ポ
    リスチレン系樹脂粒子。
  6. 【請求項6】 該発泡性ポリスチレン系樹脂粒子を25
    g/lの密度に発泡成形した場合に、スモールチャンバ
    ー法により測定したスチレンモノマーの放散速度が10
    0μg/m2・h以下であることを特徴とする請求項1
    〜5のいずれか1項に記載の発泡性ポリスチレン系樹脂
    粒子。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項に記載の発
    泡性ポリスチレン系樹脂粒子を発泡させることにより得
    られるポリスチレン系樹脂発泡成形体。
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