JP2003063469A - 車両用バッテリブリーザホース配索構造 - Google Patents

車両用バッテリブリーザホース配索構造

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JP2003063469A
JP2003063469A JP2001259938A JP2001259938A JP2003063469A JP 2003063469 A JP2003063469 A JP 2003063469A JP 2001259938 A JP2001259938 A JP 2001259938A JP 2001259938 A JP2001259938 A JP 2001259938A JP 2003063469 A JP2003063469 A JP 2003063469A
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JP
Japan
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battery
breather hose
end opening
vehicle
drain hole
Prior art date
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Application number
JP2001259938A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Okamoto
直紀 岡本
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Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブリーザホースの下端開口への泥等の詰まり
を防止すると共に、漏れ出るバッテリ液の周辺部品への
付着を防止する車両用バッテリブリーザホース配索構造
を提供する。 【解決手段】 バッテリ18の上部に接続されたブリー
ザホース31が下方に延長され、このブリーザホース3
1の下端開口31aが車体下方を覆うアンダーカバー3
4の上側で開口されると共に、このアンダーカバー34
には、ブリーザホース31の下端開口31aから流れ落
ちたバッテリ液を下方に排出する液抜き孔34aが形成
された。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動二輪車等の
車両におけるバッテリブリーザホース配索構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来から自動二輪車には、車体に電源用
のバッテリが配設され、このバッテリにはブリーザホー
スが接続されると共に、このブリーザホースが下方に向
けて延長され、バッテリから漏れ出るバッテリ液を、そ
のブリーザホースの下端開口から車外に排出するように
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のものにあっては、ブリーザホースの下端開口
を、車体下方を覆う車体カバーの下側で開口させた場合
には、その下端開口に泥等が詰まり易かった。また、車
体カバーの内側で開口させた場合には、漏れ出るバッテ
リ液が周辺部品に付着し、錆を発生させ易い、という問
題があった。
【0004】そこで、この発明は、ブリーザホースの下
端開口への泥等の詰まりを防止すると共に、漏れ出るバ
ッテリ液の周辺部品への付着を防止する車両用バッテリ
ブリーザホース配索構造を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる課題を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、バッテリの上部に接続
されたブリーザホースが下方に延長され、該ブリーザホ
ースの下端開口が車体下方を覆う車体カバーの上側で開
口されると共に、該車体カバーには、前記ブリーザホー
スの下端開口から流れ落ちたバッテリ液を車体下方に排
出する液抜き孔が形成された車両用バッテリブリーザホ
ース配索構造としたことを特徴とする。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の構成に加え、前記液抜き孔の周囲には、前記ブリーザ
ホースの下端開口から排出されたバッテリ液を前記液抜
き孔に導くガイド壁部を形成したことを特徴とする。
【0007】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の構成に加え、前記液抜き孔は、前記ブリーザホ
ース下端開口に対して車両後方にオフセットされた位置
に設定されていることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明を実施の形態に基
づいて説明する。
【0009】図1乃至図10には、この発明の実施の形
態を示す。
【0010】まず構成を説明すると、図中符号1はスク
ータ型車両である自動二輪車で、図2に示すように、車
体フレーム3にエンジン4がピボット軸5を介して上下
方向に揺動自在に連結され、このエンジン4からの駆動
力が動力伝達部6を介して後輪7に伝達されて駆動され
るようになっている。
【0011】その車体フレーム3は、その前部を構成す
る車体フレーム本体9と、後部を構成して前記車体フレ
ーム本体9の後上部から後上方に向かって延出するシー
ト支持フレーム10とを備えている。
【0012】その車体フレーム本体9は、その前上端部
を構成するヘッドパイプ11と、このヘッドパイプ11
からその後下方域にまで延出するそれぞれ1本の主フレ
ーム12及びダウンチューブ13と、これら主フレーム
12とダウンチューブ13の各後端部(延出端部)を互
いに結合させるリヤアームブラケット14とを備えてい
る。そして、このリヤアームブラケット14の上部後端
部から前記シート支持フレーム10が延長され、このシ
ート支持フレーム10にシート19が支持されると共
に、燃料タンク20が配設されている。
【0013】このシート支持フレーム10と動力伝達部
6との間にリヤクッション16が配設されている。
【0014】また、エンジン4の前側には、エアクリー
ナ17が配設されると共に、このエアクリーナ17の前
側には、バッテリ18が配設されている。
【0015】さらに、前記ヘッドパイプ11には、ステ
アリング22が回転自在に挿入され、このステアリング
22の下側に前輪23が配設されると共に上側にハンド
ル24が配設されている。
【0016】そして、前記バッテリ18は、以下のよう
に配設されている。
【0017】すなわち、図4及び図5に示すように、バ
ッテリボックス27が車体フレーム3に取り付けられ、
このバッテリボックス26内にバッテリ18が収納され
ている。
【0018】このバッテリボックス26は、図5に示す
ように、複数のネジ27により車体フレーム3に取り付
けられると共に、図4に示すように、下面部に突設され
た突部26aが、車体フレーム3に取り付けられたグロ
メット28に嵌合されて支持されている。
【0019】このバッテリボックス26にバッテリ18
が挿入され、図5及び図6に示すように、側方にベルト
30が掛けられている。
【0020】そして、このバッテリ18には、図5に示
すように、上面部にブリーザホース31が取り付けら
れ、このブリーザホース31は、バッテリ18の側面部
18aを通り、ベルト30に押さえられた状態で下方に
延長されている。
【0021】また、このブリーザホース31は、図5及
び図9に示すように、バッテリ18の下方において、フ
ートレストボード33に形成されたガイド孔33aに挿
入され、更に、下方に延長され、このブリーザホース3
1の下端開口31aが、車体下方を覆う「車体カバー」
としてのアンダーカバー34の上側で開口されている。
この下端開口31aは、ブリーザホース31の下端部が
斜めに切断されることにより、その開口31aが車両前
方を向くように形成されている。
【0022】そのアンダーカバー34は、図7及び図8
に示すような形状を呈し、図3及び図4に示すように、
レッグシールド前側部材36及びインナーカバー37の
下端部から下方に連続するように配設され、車体フレー
ム3の下側を覆っている。
【0023】このレッグシールド前側部材36は、ヘッ
ドパイプ11の前側を覆う車体カバーであり、このヘッ
ドパイプ11の後側を覆うレッグシールド後側部材38
と連結されている。
【0024】そのアンダーカバー34には、図7,図8
及び図9に示すように、前記ブリーザホース31の下端
開口31aから排出されたバッテリ液を下方に排出する
液抜き孔34aが形成されており、この液抜き孔34a
は、図9に示すように、ブリーザホース下端開口31a
に対して車両後方にオフセットされた位置に設定されて
いる。
【0025】さらに、この液抜き孔34aの周囲には、
図9に示すように、ブリーザホース31の下端開口31
aから排出されたバッテリ液を前記液抜き孔34aに導
くガイド壁34bが形成されている。このガイド壁34
bは、液抜き孔34aの周囲に漏斗のように形成される
ことで、バッテリ液を液抜き孔34aに導くようにして
いる。
【0026】このようなものにあっては、バッテリ18
から漏れ出るバッテリ液は、ブリーザホース31を介し
て、このブリーザホース31の下端に形成された下端開
口31aから、アンダーカバー34上に流れ落ち、ガイ
ド壁34bに案内されて液抜き孔34aから車外下方に
排出されることとなる。
【0027】そのブリーザホース下端開口31aは、ア
ンダーカバー34の内側で開口されているため、泥詰ま
り等により、そのブリーザホース下端開口31aが塞が
れるようなことがない。また、ブリーザホース下端開口
31aから流れ落ちたバッテリ液は、液抜き孔34aか
ら車外下方に排出されるため、バッテリ液が周辺部品に
付着することなく、錆の発生を防止できる。
【0028】しかも、アンダーカバー34の液抜き孔3
4aは、ブリーザホース下端開口31aに対してオフセ
ットされた位置に配置されているため、路面から跳ね上
げられた泥がその液抜き孔34aを介して下端開口31
aに付着し難いことから、より一層、泥詰まり等を防止
することができる。また、そのオフセットの方向は、液
抜き孔34aが下端開口31aに対して車両後方である
ため、路面から斜め後ろ上方に跳ね上げられる泥等は、
その液抜き孔34aを介して前側にオフセットされた下
端開口31aに付着することが殆どないと共に、その下
端開口31aは前側を向くように斜めに形成されている
ため、泥詰まりを確実に防止できる。
【0029】また、そのアンダーカバー34には、液抜
き孔34aの周縁部にガイド壁34bが形成されている
ため、ブリーザホース下端開口31aから流れ落ちたバ
ッテリ液をより確実に液抜き孔34aに案内することが
できる。
【0030】さらに、フートレストボード33にガイド
孔33aを形成して、このガイド孔33aにブリーザホ
ース31を挿通することにより、このブリーザホース3
1の下端開口31aを、液抜き孔34aに対して所定の
位置に位置決めできる。
【0031】さらにまた、図10に示すように、そのア
ンダーカバー34には、下部後端部に膨出部34cが形
成され、この膨出部34cにより、サイドスタンドスイ
ッチ40を覆うことにより、保護するようにしている。
【0032】このようにすれば、アンダーカバー34の
膨出部34cにより、サイドスタンドスイッチ40が保
護されるため、縁石、石打等による損傷を防止すること
ができる。しかも、この保護するための膨出部34cを
アンダーカバー34に一体に成形することにより、保護
するための部品を別途配設する必要がない。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、バッテリの上部に接続されたブリーザホ
ースが下方に延長され、このブリーザホースの下端開口
が車体下方を覆う車体カバーの上側で開口されると共
に、この車体カバーには、ブリーザホースの下端開口か
ら流れ落ちたバッテリ液を下方に排出する液抜き孔が形
成されているため、そのブリーザホース下端開口が泥詰
まり等により塞がれるようなことがないと共に、ブリー
ザホース下端開口から滴下されたバッテリ液は、液抜き
孔から車体下方に排出されるため、バッテリ液が周辺部
品に付着することなく、錆の発生を防止できる。
【0034】請求項2に記載の発明によれば、上記効果
に加え、液抜き孔の周囲には、ブリーザホースの下端開
口から排出されたバッテリ液を液抜き孔に導くガイド壁
部を形成したため、ブリーザホース下端開口から流れ落
ちたバッテリ液をより確実に液抜き孔に案内することが
できる。
【0035】請求項3に記載の発明によれば、上記効果
に加え、液抜き孔は、ブリーザホース下端開口に対して
車両後方にオフセットされた位置に設定されているた
め、より一層、泥詰まり等を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態にかかる自動二輪車の側
面図である。
【図2】同実施の形態にかかる自動二輪車の内部構造を
示す側面図である。
【図3】同実施の形態にかかる自動二輪車のレッグシー
ルド前側部材及びインナーカバー等を示す正面図であ
る。
【図4】同実施の形態にかかる自動二輪車の前部の一部
を破断した側面図である。
【図5】同実施の形態にかかるバッテリ配設状態を示す
一部を断面した側面図である。
【図6】同実施の形態にかかる図5のA−A線に沿う断
面図である。
【図7】同実施の形態にかかるアンダーカバーを示す側
面図である。
【図8】同実施の形態にかかるアンダーカバーを車両後
方から見た背面図である。
【図9】同実施の形態にかかる要部を示す断面図であ
る。
【図10】同実施の形態にかかるサイドスタンドスイッ
チ等を示す側面図である。
【符号の説明】
1 自動二輪車 3 車体フレーム 18 バッテリ 31 ブリーザホース 31a 下端開口 33 フートレストボード 33a ガイド孔 34 アンダーカバー(車体カバー) 34a 液抜き孔 34b ガイド壁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリの上部に接続されたブリーザホ
    ースが下方に延長され、該ブリーザホースの下端開口が
    車体下方を覆う車体カバーの上側で開口されると共に、
    該車体カバーには、前記ブリーザホースの下端開口から
    流れ落ちたバッテリ液を車体下方に排出する液抜き孔が
    形成されたことを特徴とする車両用バッテリブリーザホ
    ース配索構造。
  2. 【請求項2】 前記液抜き孔の周囲には、前記ブリーザ
    ホースの下端開口から排出されたバッテリ液を前記液抜
    き孔に導くガイド壁部を形成したことを特徴とする請求
    項1に記載の車両用バッテリブリーザホース配索構造。
  3. 【請求項3】 前記液抜き孔は、前記ブリーザホース下
    端開口に対して車両後方にオフセットされた位置に設定
    されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の車
    両用バッテリブリーザホース配索構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006281916A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Honda Motor Co Ltd 鞍乗型車両
EP2669158A1 (en) 2012-05-28 2013-12-04 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Straddle type vehicle
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