JP2003059675A - 調光照明システムおよび照明制御装置 - Google Patents

調光照明システムおよび照明制御装置

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JP2003059675A
JP2003059675A JP2001251114A JP2001251114A JP2003059675A JP 2003059675 A JP2003059675 A JP 2003059675A JP 2001251114 A JP2001251114 A JP 2001251114A JP 2001251114 A JP2001251114 A JP 2001251114A JP 2003059675 A JP2003059675 A JP 2003059675A
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dimming
discharge lamp
dimming signal
light output
signal
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JP2001251114A
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Kazuho Tanaka
和穂 田中
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の異なる高周波点灯装置に適合し得る調光
信号を特別な設定作業等なしに送出できる調光照明シス
テムおよび照明制御装置を提供する。 【解決手段】光センサ6により検出された放電ランプ4
の光出力が調光信号に対応する予測光出力に合致するか
否かを判別する判別部9と、放電ランプ4の光出力が調
光信号に対応する予測光出力に合致したとき、当該調光
信号に対応した調光情報と放電ランプ4の予測光出力と
の相関を優先させて調光信号生成部8に調光信号を生成
させる制御部10とを有して照明制御装置2を構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の異なる高周
波点灯装置に適合し得る調光信号を送出できる調光照明
システムおよび照明制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】室内の明るさを、例えば壁に埋設された
調光器のフェーダなどの可動操作またはリモコンのスイ
ッチ操作などにより、適宜、調節することが行われてい
る。すなわち、調光器またはリモコン操作に応じた調光
信号が照明制御装置から放電ランプを付勢する高周波点
灯装置に送出され、この調光信号に応じて、高周波点灯
装置は、例えば天井面に配設した照明器具に装着されて
いる放電ランプの光出力を変化させている。
【0003】そして、高周波点灯装置は、通常、その仕
様がメーカーの機種毎に異なり、同一の調光信号に対し
て放電ランプの光出力すなわち調光度合いおよび調光下
限値などが異なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】既に設置されている高
周波点灯装置または照明制御装置を交換する場合、ある
いは新たに高周波点灯装置および照明制御装置を設置す
る場合、例えばそれらのメーカーが異なり、照明制御装
置から送出される調光信号に対して高周波点灯装置が適
合していないと、放電ランプの調光変化が異なったり、
調光が深くなるとちらつきや立消えが発生して、使用者
に不快感や違和感などを生じさせるという問題があっ
た。
【0005】このため、高周波点灯装置または照明制御
装置の交換または設置のとき、まず、照明制御装置から
送出される調光信号が高周波点灯装置に適合するか否か
を確認する必要があった。そして、メーカーが異なるな
どして、照明制御装置からの調光信号が高周波点灯装置
に適合しない場合、調光信号が高周波点灯装置に適合す
るように、照明制御装置の内部において、デイップスイ
ッチの選択やROM交換などにより調光信号を設定して
いた。そして、これらデイップスイッチの選択設定やR
OM交換による調光信号の設定作業は、煩わしく、多大
な労力を要するという問題があった。
【0006】したがって、照明制御装置および高周波点
灯装置のメーカーが異なっても、上記確認作業および設
定作業をすることなく、照明制御装置が高周波点灯装置
に適合することが切望されている。
【0007】本発明は、複数の異なる高周波点灯装置に
適合し得る調光信号を特別な設定作業等なしに送出でき
る調光照明システムおよび照明制御装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の調光照
明システムの発明は、放電ランプと;この放電ランプが
配設されている照明器具と;放電ランプの光出力を直接
的または間接的に検出する光センサと;調光情報を含む
調光信号に応じて高周波電力を出力し、放電ランプを調
光可能に付勢するように構成された高周波点灯装置と;
予め定められた調光情報と放電ランプの予測光出力との
複数の直接的または間接的な相関を記憶している不揮発
性の記憶部と、この記憶部に記憶された調光情報から調
光信号を生成して高周波点灯装置に送出する調光信号生
成部と、光センサにより検出された放電ランプの光出力
が調光信号に対応する予測光出力に合致するか否かを判
別する判別部と、放電ランプの光出力が調光信号に対応
する予測光出力に合致したとき、当該調光信号に対応し
た調光情報と放電ランプの予測光出力との相関を優先さ
せて調光信号生成部に調光信号を生成させる制御部とを
有する照明制御装置と;を具備していることを特徴とす
る。
【0009】調光情報には、調光信号の他、メーカー名
や機種等を包含してもよい。そして、「予め定められた
調光情報」に、メーカーや機種に応じた複数の調光信号
が格納されていることを許容する。
【0010】光センサが放電ランプの光出力を直接的に
検出するとは、放電ランプまたは照明器具からの直射光
を検出することを意味し、間接的に検出するとは、前記
直射光が床面や壁面などで反射した反射光を検出するこ
とを意味する。そして、直射光または反射光の検出にお
いて、途中にフィルタを介在させてもよい。また、光セ
ンサは、放電ランプのちらつきによる光出力の変化も検
出できるような即時応答性を有していることが好まし
い。放電ランプのちらつきを検出することができると、
調光信号が高周波点灯装置に適合しているか否かの判別
を行いやすい。
【0011】光センサにより検出された放電ランプの光
出力が調光信号に対応する予測光出力に合致すると判別
部が判別したとき、当該調光信号は、高周波点灯装置に
適合すると判断される。
【0012】本発明によれば、照明制御装置の不揮発性
の記憶部に記憶された予め定められた調光情報から調光
信号が調光信号生成部により生成されて高周波点灯装置
に送出され、調光信号に応じて高周波点灯装置は放電ラ
ンプを点灯させる。そして、放電ランプの光出力は、光
センサにより検出され、判別部において、調光信号に対
応する予測光出力に合致するか否かが判別される。そし
て、判別部において、光センサにより検出された放電ラ
ンプの光出力が調光信号に対応する予測光出力に合致す
るとき、この合致した調光信号を含む調光情報が高周波
点灯装置に適合するとして、予め定められた調光情報の
中から自動的に選択される。
【0013】請求項2に記載の調光照明システムの発明
は、放電ランプと;この放電ランプが配設されている照
明器具と;放電ランプの光出力を直接的または間接的に
検出する光センサと;放電ランプの光出力を制御するた
めに設けられ、操作に応じた信号を出力するワイヤレス
操作器と;調光情報を含む調光信号に応じて高周波電力
を出力し、放電ランプを調光可能に付勢するように構成
された高周波点灯装置と;予め定められた調光情報と放
電ランプの予測光出力との複数の直接的または間接的な
相関を記憶している不揮発性の記憶部と、ワイヤレス操
作器から出力された信号に応じて記憶部に記憶された調
光情報から調光信号を生成して高周波点灯装置に送出す
る調光信号生成部と、光センサにより検出された放電ラ
ンプの光出力が調光信号に対応する予測光出力に合致す
るか否かを判別する判別部と、放電ランプの光出力が調
光信号に対応する予測光出力に合致したとき、当該調光
信号に対応した調光情報と放電ランプの予測光出力との
相関を優先させて調光信号生成部に調光信号を生成させ
る制御部とを有する照明制御装置と;を具備しているこ
とを特徴とする。
【0014】本発明によれば、ワイヤレス操作器から出
力された信号に応じて放電ランプの光出力が変化可能で
あり、判別部において、光センサにより検出された放電
ランプの光出力が調光信号に対応する予測光出力に合致
するとき、この合致した調光信号を含む調光情報が高周
波点灯装置に適合するとして、予め定められた調光情報
の中から自動的に選択される。
【0015】請求項3に記載の調光照明システムの発明
は、請求項2記載の調光照明システムにおいて、ワイヤ
レス操作器は、判別部の動作を起動させる信号を出力す
るように構成されていることを特徴とする。
【0016】「判別部の動作を起動させる」とは、判別
部が光センサにより検出された放電ランプの光出力が調
光信号に対応する予測光出力に合致するか否かを判別す
るように、照明制御装置を動作させることを意味する。
【0017】本発明によれば、ワイヤレス操作器が判別
部の動作を起動させる信号を出力したとき、判別部は、
光センサにより検出された放電ランプの光出力が調光信
号に対応する予測光出力に合致するか否かを判別し、予
め定められた調光情報の中から高周波点灯装置に適合す
る調光信号が自動的に選択される。
【0018】請求項4に記載の調光照明システムの発明
は、請求項1ないし3いずれか一記載の調光制御システ
ムにおいて、判別部は、照明制御装置の初期電源投入
時、または放電ランプにちらつきが発生したとき、光セ
ンサにより検出された放電ランプの光出力が調光信号に
対応する予測光出力に合致するか否かを判別することを
特徴とする。
【0019】本発明によれば、照明制御装置の初期電源
投入時、または調光信号が高周波点灯装置に合致してい
ないと判断される放電ランプにちらつきが発生したと
き、判別部の動作が起動され、予め定められた調光情報
の中から高周波点灯装置に適合する調光信号が自動的に
選択される。
【0020】請求項5に記載の照明制御装置の発明は、
予め定められた調光情報と放電ランプの予測光出力との
複数の直接的または間接的な相関を記憶している不揮発
性の記憶部と;この記憶部に記憶された調光情報から調
光信号を生成して、調光情報を含む調光信号に応じて高
周波電力を出力し放電ランプを調光可能に付勢するよう
に構成された高周波点灯装置に送出する調光信号生成部
と;放電ランプの光出力を直接的または間接的に検出す
る光センサにより検出された放電ランプの光出力が調光
信号に対応する予測光出力に合致するか否かを判別する
判別部と;放電ランプの光出力が調光信号に対応する予
測光出力に合致したとき、当該調光信号に対応した調光
情報と放電ランプの予測光出力との相関を優先させて調
光信号生成部に調光信号を生成させる制御部と;を具備
していることを特徴とする。
【0021】本発明によれば、判別部は、光センサによ
り検出された放電ランプの光出力が調光信号に対応する
予測光出力に合致するか否かを判別するので、記憶部に
記憶された予め定められた調光情報の中から高周波点灯
装置に適合する調光信号が自動的に選択される照明制御
装置が提供される。
【0022】請求項6に記載の照明制御装置の発明は、
予め定められた調光情報と放電ランプの予測光出力との
複数の直接的または間接的な相関を記憶している不揮発
性の記憶部と;放電ランプの光出力を制御するために設
けられ操作に応じた信号を出力するワイヤレス操作器か
ら出力された信号に応じて記憶部に記憶された調光情報
から調光信号を生成して、調光情報を含む調光信号に応
じて高周波電力を出力し放電ランプを調光可能に付勢す
るように構成された高周波点灯装置に送出する調光信号
生成部と;放電ランプの光出力を直接的または間接的に
検出する光センサにより検出された放電ランプの光出力
が調光信号に対応する予測光出力に合致するか否かを判
別する判別部と;放電ランプの光出力が調光信号に対応
する予測光出力に合致したとき、当該調光信号に対応し
た調光情報と放電ランプの予測光出力との相関を優先さ
せて調光信号生成部に調光信号を生成させる制御部と;
を具備していることを特徴とする。
【0023】本発明によれば、ワイヤレス操作器から出
力された信号に応じて放電ランプの光出力が変化可能で
あり、判別部は、光センサにより検出された放電ランプ
の光出力が調光信号に対応する予測光出力に合致するか
否かを判別するので、記憶部に記憶された予め定められ
た調光情報の中から高周波点灯装置に適合する調光信号
が自動的に選択される照明制御装置が提供される。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて、図面を参照して説明する。
【0025】まず、本発明の第1の実施形態について説
明する。
【0026】図1〜図3は、本発明の第1の実施形態を
示し、図1は調光照明システムの概略構成図、図2は調
光照明システムのブロック図、図3は照明制御装置のフ
ロー図である。
【0027】図1において、調光照明システム1は、照
明制御装置2、高周波点灯装置3、放電ランプとしての
蛍光ランプ4、照明器具5および光センサ6を有して構
成されている。
【0028】そして、照明器具5は、天井7に直付けさ
れており、蛍光ランプ4を照明器具本体8に設けたラン
プソケット9,9間に配設している。また、照明器具5
は、照明器具本体8内に高周波点灯装置3を配設してい
る。高周波点灯装置3は、照明制御装置2から送出され
た調光情報を含む調光信号に応じて高周波電力を出力
し、この出力により蛍光ランプ4を調光可能に付勢する
ように構成されている。すなわち、高周波点灯装置3
は、そのスイッチ素子のオンデューティを変化させて出
力を制御することにより、調光可能に蛍光ランプ4を付
勢する。
【0029】光センサ6は、照明器具5,5間の天井面
7aに配設され、その受光部6aが照明器具5により照
明されたエリアの明るさを検出し、その明るさに応じた
検出出力を照明制御装置2に送出するように構成されて
いる。そして、光センサ6は、天井面7aに配設されて
いるので、蛍光ランプ4の光出力が図示しない床面や壁
面などで反射した反射光を検出している。すなわち、蛍
光ランプ4の光出力を間接的に検出している。
【0030】そして、照明制御装置2は、例えば天井7
の裏側に配設されており、調光器12などからの操作信
号に基づいて高周波点灯装置3に調光情報を含む調光信
号を送出するように構成されている。
【0031】なお、天井7には、通常、複数の照明器具
5が取り付けられており、照明制御装置2は、それぞれ
の照明器具5の高周波点灯装置3に調光信号を送出する
ものである。また、光センサ6は、複数の照明器具5に
よって照明されるエリアの明るさを検出するものであ
り、天井面7aに1個または複数個設けられる。また、
光センサ6は、複数の照明器具5のうち、一つに照明器
具5に一体的に設けるようにしてもよい。
【0032】図2において、照明制御装置2は、不揮発
性の記憶部7、調光信号生成部8、判別部9、マイコン
を内蔵した制御部10および受電部11を有して構成さ
れている。そして、受電部11は商用交流電源Vsに接
続されており、受電部11が給電されることにより、調
光信号生成部8、判別部9および制御部10などが動作
するように形成されている。また、制御部10は調光器
12に接続され、判別部9は光センサ6に接続されてい
る。
【0033】不揮発性の記憶部7は、電源がなくても記
憶保持が可能な例えばEEPROM(電気的書き込み消
去可能メモリ)を備えている。そして、予め定められた
調光情報と、この調光情報に対して予め測定された蛍光
ランプ4の光出力(予測光出力)との相関を直接的また
は間接的に記憶している。ここで、直接的に記憶してい
るとは、調光情報とこの調光情報に対する蛍光ランプ4
の光出力をそれぞれ対応して記憶していることを示し、
間接的に記憶しているとは、調光情報とこの調光情報に
対する蛍光ランプ4の光出力の相関を例えば記号に置き
換えて記憶していることを示す。したがって、記号を読
み出すことにより、調光情報とこの調光情報に対する蛍
光ランプ4の光出力の相関が読み出される。そして、予
め定められた調光情報は、メーカー毎あるいは機種毎に
設定されるので、記憶部7は、調光情報とこの調光情報
に対する蛍光ランプ4の予測光出力との相関を複数記憶
している。
【0034】調光信号生成部8は、複数の高周波点灯装
置3,3と接続され、制御部10の制御に基づき、記憶
部7に記憶された調光情報から調光信号例えばPWM調
光信号を生成して、このPWM調光信号を高周波点灯装
置3,3に送出するように構成されている。
【0035】判別部9は、制御部10の制御に基づい
て、光センサ6により検出された蛍光ランプ4,4の光
出力が調光信号生成部8から高周波点灯装置3,3に送
出された調光信号に対応する蛍光ランプ4,4の予測光
出力に合致するか否かを判別する。そして、この判別
は、照明制御装置2の初期電源投入時または蛍光ランプ
4,4にちらつきが発生したときに行うことができる。
【0036】照明制御装置2の初期電源投入時とは、天
井裏などに設置した照明制御装置2の受電部11に商用
交流電源Vsから初めて通電されたときである。このと
き、記憶部7に記憶している予め定められた調光情報が
順次調光信号生成部8に送出され、調光信号生成部8
は、この調光情報から調光信号を生成して高周波点灯装
置3,3に送出し、高周波点灯装置3,3は蛍光ランプ
4,4を点灯させる。そして、判別部9が光センサ6に
より検出された蛍光ランプ4,4の光出力が調光信号に
対応する蛍光ランプ4,4の予測光出力に合致するか否
かを判別することにより、高周波点灯装置3,3に適合
する調光信号が自動的に選択され、以降、選択された調
光信号により蛍光ランプ4,4は調光可能となる。
【0037】また、蛍光ランプ4,4にちらつきが発生
したとき、制御部10は、調光信号生成部8から高周波
点灯装置3,3に送出している調光信号が高周波点灯装
置3,3に適合しないと判断し、改めて、記憶部7に記
憶している予め定められた調光情報を調光信号生成部8
に送出する。そして、上述したように、判別部9により
高周波点灯装置3,3に適合する調光信号が自動的に選
択され、以降、選択された調光信号により蛍光ランプ
4,4は調光点灯される。
【0038】制御部10はCPUおよびプログラムが書
き込まれているROMを備えている。そして、判別部9
が光センサ6により検出された蛍光ランプ4,4の光出
力が調光信号に対応する予測光出力に合致すると判別し
たとき、この調光信号に対応した調光情報と蛍光ランプ
4,4の予測光出力との相関を優先させて調光信号生成
部8に調光信号を生成させるようにプログラムされてい
る。したがって、高周波点灯装置3,3に適合する調光
信号に基づいて、蛍光ランプ4,4は調光点灯される。
【0039】また、制御部10は、蛍光ランプ4,4の
通常点灯時、光センサ6により検出された蛍光ランプ
4,4の光出力と蛍光ランプ4の予測光出力との差分を
零とするように、調光信号生成部8を介して高周波点灯
装置3,3のスイッチ素子のオンデューティを可変させ
て高周波点灯装置3,3の出力を制御するように構成さ
れている。
【0040】次に、第1の実施形態の作用について述べ
る。
【0041】図3は、高周波点灯装置3,3に適合する
調光信号を含む調光情報を自動的に選択する照明制御装
置2のフロー図である。
【0042】まず、照明制御装置2の受電部11に商用
交流電源Vsから電源が投入されたとき、または蛍光ラ
ンプ4,4にちらつきが発生したとき、ステップS1に
おいて、照明制御装置2の制御部10が記憶部7に記憶
している予め定められた調光情報と蛍光ランプ4,4の
予測光出力との複数の相関を読み出す。調光情報として
は、例えば図中、、、…に示すように、高周波点
灯装置3,3のスイッチ素子のスイッチング周波数(1
00Hz、1KHzなど)およびオンデューティ(10
0%、0%、95%〜5%など)である。この調光情報
は、メーカー毎および機種毎に分類されている。
【0043】そして、ステップS2において、照明制御
装置2の受電部11に投入された電源Vsが初回である
か、すなわち初期電源であるか否かが判断される。初期
電源であるときはステップ3へ、初期電源でないときは
ステップS10に移行する。そして、「蛍光ランプ4,
4にちらつきが発生したとき」のときは、ステップ3へ
移行する。
【0044】ステップS3において、制御部10は、調
光情報で制御を行う。すなわち、制御部10は、調光
情報を調光信号生成部8に送出する。調光信号生成部
8は、調光情報から調光信号(例えばPWM調光信
号)を生成して高周波点灯装置3,3に送出する。この
調光信号に応じて、高周波点灯装置3,3は高周波電力
を出力して蛍光ランプ4,4を点灯させる。そして、蛍
光ランプ4,4の光出力は、光センサ6によって検出さ
れる。
【0045】そして、ステップS4において、蛍光ラン
プ4,4が正常に点灯しているか否かが判別される。す
なわち、判別部9において、光センサ6により検出され
た蛍光ランプ4,4の光出力が高周波点灯装置3,3に
送出された調光信号に対応する予測光出力に合致するか
否かが判別される。そして、合致するとステップS5に
進み、合致しないとステップS6に進む。
【0046】なお、光センサ6には、通常、蛍光ランプ
4,4の光出力の他、外光が入光されるが、判別部9に
おいて、外光分を差分するようにすれば蛍光ランプ4,
4の光出力が検出されることになる。また、外光が小さ
ければ、蛍光ランプ4,4の光出力に包含させてもよ
い。
【0047】ステップS5では、制御部10内の記憶部
に調光情報がメモリされる。そして、ステップS6に
進む。
【0048】ステップS6において、制御部10は、調
光情報で制御を行い、蛍光ランプ4,4を点灯させ
る。
【0049】ステップS7において、判別部9が光セン
サ6により検出された蛍光ランプ4,4の光出力が高周
波点灯装置3,3に送出された調光信号に対応する予測
光出力に合致するか否かを判別する。合致するとき、ス
テップS8において、制御部10内の記憶部に調光情報
をメモリする。
【0050】以下、調光情報以降の調光情報に対して
上述を繰り返す。そして、記憶部7に記憶された予め定
められた全ての調光情報が対して判別部9による判別が
なされた後、ステップ9において、制御部10は、光セ
ンサ6により検出された蛍光ランプ4,4の光出力が調
光信号に対応する予測光出力に合致する調光信号を選定
して、当該調光信号を含む調光情報を制御部10内の記
憶部にメモリする。ここで、合致する調光信号が複数の
ときは適宜選定すればよく、例えば最初に合致した調光
信号を選定する。
【0051】そして、ステップS10において、記憶部
10は、以後、ステップ9において記憶部にメモリした
調光情報を優先させて調光信号生成部8に調光信号を生
成させる。こうして、不揮発性の記憶部7に記憶された
複数の調光情報の中から高周波点灯装置3,3に適合す
る調光信号を含む調光情報が自動的に選択される。
【0052】上述したように、照明制御装置2の判別部
9は、光センサ6により検出された蛍光ランプ4,4の
光出力が調光信号に対応する予測光出力に合致するか否
かを判別するように構成されているので、メーカーおよ
び機種による調光情報を記憶部7に予め記憶させておく
ことにより、この調光情報の中から高周波点灯装置3,
3に適合する調光信号を自動的に選択することができ
る。
【0053】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。
【0054】図4〜図5は、本発明の第2の実施形態を
示し、図4は調光照明システムの概略構成図、図5は調
光照明システムのブロック図である。なお、図1〜図2
と同一部分には同一符号を付して説明は省略する。
【0055】図4に示す調光照明システム13は、図1
に示す調光照明システム1において、天井面7aにワイ
ヤレス操作器(リモコン)14からの操作信号を受信す
る受光器15が設けられたものである。
【0056】図5において、照明制御装置16の受信部
17は、受光器15に電気的に接続されており、受光器
15に向かって送信されたワイヤレス操作器14からの
信号が入力される。そして、受信部17に入力された信
号は、制御部10に伝送されるように構成されている。
【0057】ワイヤレス操作器14は、照明制御装置1
6の判別部9の動作を起動させる起動信号を送出するよ
うに構成されている。すなわち、ワイヤレス操作器14
から受光器15に向かって起動信号が送信されると、こ
の起動信号は受信部17を介して制御部10に伝送され
る。そして、制御部10は、図3と同様に、記憶部7に
記憶されている予め定められた複数の調光情報を読み出
し、これらの調光情報によって順次蛍光ランプ4,4を
点灯させる。そして、判別部9は、光センサ6により検
出された蛍光ランプ4,4の光出力が調光信号に対応す
る予測光出力に合致するか否かを判別し、制御部10
は、合致した当該調光信号に対応した調光情報と蛍光ラ
ンプ4,4の予測光出力との相関を優先させて調光信号
生成部8に調光信号を生成させるように構成されてい
る。
【0058】また、ワイヤレス操作器14は、調光信号
に対応した調光データを操作に応じて出力(送信)可能
に構成されている。すなわち、照明制御装置16の調光
信号生成部8は、ワイヤレス操作器14から出力された
信号に応じて記憶部7に記憶された調光情報から調光信
号を生成して高周波点灯装置3,3に送出するように構
成されている。そして、高周波点灯装置3,3は、ワイ
ヤレス操作器14が操作に応じた信号(調光データ)を
出力することにより、出力された信号に応じて蛍光ラン
プ4,4の光出力が変化(制御)される。
【0059】照明制御装置16の受電部11に商用交流
電源Vsから初期電源が投入された時、例えば一部の蛍
光ランプ4,4が不点灯であると、蛍光ランプ4,4の
光出力が実際の光出力より低くなり、判別部9における
判別結果が正確でなくなるおそれがある。この場合、正
常に蛍光ランプ4,4を点灯させた後、再度、判別部9
による判別が行えるようにすればよく、ワイヤレス操作
器14により強制的に判別部9の動作を起動させれば、
上記問題が解消できる。
【0060】すなわち、照明制御装置16に初期電源が
投入された後であっても、ワイヤレス操作器14から判
別部9の動作を起動させる起動信号を出力されることに
より、高周波点灯装置3,3に適合する調光信号の選択
の精度を向上させることができる。
【0061】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、照明制御装置
の判別部は、光センサにより検出された放電ランプの光
出力が調光信号に対応する予測光出力に合致するか否か
を判別するので、予め定められた調光情報の中から高周
波点灯装置に適合する調光信号を自動的に選択すること
ができる。
【0062】請求項2の発明によれば、ワイヤレス操作
器から出力された信号に応じて放電ランプの光出力を変
化可能であるとともに、照明制御装置の判別部は、光セ
ンサにより検出された放電ランプの光出力が調光信号に
対応する予測光出力に合致するか否かを判別するので、
予め定められた調光情報の中から高周波点灯装置に適合
する調光信号を自動的に選択することができる。
【0063】請求項3の発明によれば、ワイヤレス操作
器から判別部の動作を起動させる信号を出力させること
により、判別部は、光センサにより検出された放電ラン
プの光出力が調光信号に対応する予測光出力に合致する
か否かを判別するので、予め定められた調光情報の中か
ら高周波点灯装置に適合する調光信号を自動的に選択す
ることができる。
【0064】請求項4の発明によれば、照明制御装置の
初期電源投入時、または調光信号が高周波点灯装置に合
致していないと判断される放電ランプにちらつきが発生
したとき、判別部の動作が起動されて、予め定められた
調光情報の中から高周波点灯装置に適合する調光信号を
自動的に選択することができる。
【0065】請求項5の発明によれば、判別部は、光セ
ンサにより検出された放電ランプの光出力が調光信号に
対応する予測光出力に合致するか否かを判別するので、
予め定められた調光情報の中から高周波点灯装置に適合
する調光信号が自動的に選択される照明制御装置を提供
することができる。
【0066】請求項6の発明によれば、ワイヤレス操作
器から出力された信号に応じて放電ランプの光出力を変
化可能であるとともに、判別部は、光センサにより検出
された放電ランプの光出力が調光信号に対応する予測光
出力に合致するか否かを判別するので、予め定められた
調光情報の中から高周波点灯装置に適合する調光信号が
自動的に選択される照明制御装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す調光照明システ
ムの概略構成図。
【図2】同じく、調光照明システムのブロック図。
【図3】同じく、照明制御装置におけるフロー図。
【図4】本発明の第2の実施形態を示す調光照明システ
ムの概略構成図。
【図5】同じく、調光照明システムのブロック図。
【符号の説明】
1,13…調光照明システム 2,16…照明制御装置 3…………高周波点灯装置 4…………放電ランプとしての蛍光ランプ 5…………照明器具 6…………光センサ 7…………記憶部 8…………調光信号生成部 9…………判別部 10………制御部 14………ワイヤレス操作器
フロントページの続き Fターム(参考) 3K073 AA12 AA26 AA27 AA42 AA53 AA67 AA72 AA73 BA28 BA29 CA05 CB01 CC02 CE17 CF13 CF17 CF18 CG43 CH14 CH22 CH42 CH43 CJ06 CJ07 CJ22 CK03 CM07 3K098 CC23 CC24 CC41 CC49 CC60 CC65 CC70 DD20 DD43 EE37 FF05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電ランプと;この放電ランプが配設さ
    れている照明器具と;放電ランプの光出力を直接的また
    は間接的に検出する光センサと;調光情報を含む調光信
    号に応じて高周波電力を出力し、放電ランプを調光可能
    に付勢するように構成された高周波点灯装置と;予め定
    められた調光情報と放電ランプの予測光出力との複数の
    直接的または間接的な相関を記憶している不揮発性の記
    憶部と、この記憶部に記憶された調光情報から調光信号
    を生成して高周波点灯装置に送出する調光信号生成部
    と、光センサにより検出された放電ランプの光出力が調
    光信号に対応する予測光出力に合致するか否かを判別す
    る判別部と、放電ランプの光出力が調光信号に対応する
    予測光出力に合致したとき、当該調光信号に対応した調
    光情報と放電ランプの予測光出力との相関を優先させて
    調光信号生成部に調光信号を生成させる制御部とを有す
    る照明制御装置と;を具備していることを特徴とする調
    光照明システム。
  2. 【請求項2】 放電ランプと;この放電ランプが配設さ
    れている照明器具と;放電ランプの光出力を直接的また
    は間接的に検出する光センサと;放電ランプの光出力を
    制御するために設けられ、操作に応じた信号を出力する
    ワイヤレス操作器と;調光情報を含む調光信号に応じて
    高周波電力を出力し、放電ランプを調光可能に付勢する
    ように構成された高周波点灯装置と;予め定められた調
    光情報と放電ランプの予測光出力との複数の直接的また
    は間接的な相関を記憶している不揮発性の記憶部と、ワ
    イヤレス操作器から出力された信号に応じて記憶部に記
    憶された調光情報から調光信号を生成して高周波点灯装
    置に送出する調光信号生成部と、光センサにより検出さ
    れた放電ランプの光出力が調光信号に対応する予測光出
    力に合致するか否かを判別する判別部と、放電ランプの
    光出力が調光信号に対応する予測光出力に合致したと
    き、当該調光信号に対応した調光情報と放電ランプの予
    測光出力との相関を優先させて調光信号生成部に調光信
    号を生成させる制御部とを有する照明制御装置と;を具
    備していることを特徴とする調光照明システム。
  3. 【請求項3】 ワイヤレス操作器は、判別部の動作を起
    動させる信号を出力するように構成されていることを特
    徴とする請求項2記載の調光照明システム。
  4. 【請求項4】 判別部は、照明制御装置の初期電源投入
    時、または放電ランプにちらつきが発生したとき、光セ
    ンサにより検出された放電ランプの光出力が調光信号に
    対応する予測光出力に合致するか否かを判別することを
    特徴とする請求項1ないし3いずれか一記載の調光制御
    システム。
  5. 【請求項5】 予め定められた調光情報と放電ランプの
    予測光出力との複数の直接的または間接的な相関を記憶
    している不揮発性の記憶部と;この記憶部に記憶された
    調光情報から調光信号を生成して、調光情報を含む調光
    信号に応じて高周波電力を出力し放電ランプを調光可能
    に付勢するように構成された高周波点灯装置に送出する
    調光信号生成部と;放電ランプの光出力を直接的または
    間接的に検出する光センサにより検出された放電ランプ
    の光出力が調光信号に対応する予測光出力に合致するか
    否かを判別する判別部と;放電ランプの光出力が調光信
    号に対応する予測光出力に合致したとき、当該調光信号
    に対応した調光情報と放電ランプの予測光出力との相関
    を優先させて調光信号生成部に調光信号を生成させる制
    御部と;を具備していることを特徴とする照明制御装
    置。
  6. 【請求項6】 予め定められた調光情報と放電ランプの
    予測光出力との複数の直接的または間接的な相関を記憶
    している不揮発性の記憶部と;放電ランプの光出力を制
    御するために設けられ操作に応じた信号を出力するワイ
    ヤレス操作器から出力された信号に応じて記憶部に記憶
    された調光情報から調光信号を生成して、調光情報を含
    む調光信号に応じて高周波電力を出力し放電ランプを調
    光可能に付勢するように構成された高周波点灯装置に送
    出する調光信号生成部と;放電ランプの光出力を直接的
    または間接的に検出する光センサにより検出された放電
    ランプの光出力が調光信号に対応する予測光出力に合致
    するか否かを判別する判別部と;放電ランプの光出力が
    調光信号に対応する予測光出力に合致したとき、当該調
    光信号に対応した調光情報と放電ランプの予測光出力と
    の相関を優先させて調光信号生成部に調光信号を生成さ
    せる制御部と;を具備していることを特徴とする照明制
    御装置。
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