JP2003058272A - 半導体装置およびそれに用いられる半導体チップ - Google Patents

半導体装置およびそれに用いられる半導体チップ

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JP2003058272A
JP2003058272A JP2001250286A JP2001250286A JP2003058272A JP 2003058272 A JP2003058272 A JP 2003058272A JP 2001250286 A JP2001250286 A JP 2001250286A JP 2001250286 A JP2001250286 A JP 2001250286A JP 2003058272 A JP2003058272 A JP 2003058272A
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clock
system bus
circuit
signal
timing
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JP2001250286A
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Masayuki Koyama
雅行 小山
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バスマスタ期間において、プロセッサへのク
ロックの供給をクロック単位で制御可能な半導体装置を
提供する。 【解決手段】 半導体装置は、プロセッサ10と、イン
タフェース20とを備える。インタフェース20におい
ては、インタフェース回路23は、プロセッサ10から
のシステムバスへのアクセス要求に応じてバス使用要求
信号BSAKを出力し、バス使用許可信号BSAWを受
ける。活性化信号生成回路22は、バス使用要求信号B
SAKの出力からバス使用許可信号BSAWの受信まで
の期間、Lレベルであり、バス使用許可信号BSAWの
受信後、Hレベルになるイネーブル信号ENを生成す
る。ANDゲート25は、イネーブル信号ENのラッチ
信号とクロックCLKの論理積を演算して間欠クロック
GCLKをプロセッサ10のフリップフロップ12へ出
力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、システムバスを
介してデータを受け、クロックに同期してデータ処理を
行なうプロセッサを含む半導体装置に関し、特に、低消
費電力化を実現可能な半導体装置およびそれに用いられ
る半導体チップに関する。
【0002】
【従来の技術】図14を参照して、クロックに同期して
データ処理を行なう半導体装置300は、プロセッサ3
10と、インタフェース320と、PLL(Phase
Locked Loop)回路330と、システムバ
ス340と、アービタ350とを備える。インタフェー
ス320は、クロック制御レジスタ321を含む。
【0003】プロセッサ310は、インタフェース32
0との間でアクセス信号ACESのやり取りを行ない、
インタフェース320からデータDAおよびクロックC
LKを受ける。そして、プロセッサ310は、クロック
CLKに同期して各種のデータ処理を行なう。インタフ
ェース320は、プロセッサ310とシステムバス34
0との間のデータ等のやり取りを制御する。インタフェ
ース320に含まれるクロック制御レジスタ321は、
PLL回路330からシステムバス340を介してクロ
ックCLKを受け、その受けたクロックCLKのプロセ
ッサ310への供給を制御する。なお、クロック制御レ
ジスタ321は、クロックCLKのプロセッサ310へ
の供給をソフトウェアによって制御するものである。
【0004】PLL回路330は、半導体装置300の
外部から入力された基本クロックCLK0を逓倍してク
ロックCLKを生成し、その生成したクロックCLKを
システムバス340へ出力する。システムバス340
は、半導体装置340の各部から出力されるデータおよ
び信号等を伝送する。
【0005】アービタ350は、システムバス340の
バス使用要求信号BSAKをインタフェース320から
受け、システムバス340の使用可否を判定する。そし
て、アービタ350は、システムバス340の使用が可
能であるときシステムバス340のバス使用許可信号B
SAWをシステムバス340を介してインタフェース3
20へ出力する。
【0006】プロセッサ310がデータ処理を行なうた
めにシステムバス340にアクセスするとき、インタフ
ェース320は、プロセッサ310からのアクセス信号
ACESの受信に応じて、システムバス340のバス使
用要求信号BSAKをシステムバス340を介してアー
ビタ350へ出力する。そして、アービタ350は、バ
ス使用要求信号BSAKの受信に応じて、システムバス
340の使用可否を判定し、システムバス340の使用
が可能であるとき、システムバス340のバス使用許可
信号BSAWをシステムバス340を介してインタフェ
ース320へ出力する。インタフェース320は、バス
使用許可信号BSAWを受信すると、システムバス34
0の使用が可能であることを示すアクセス信号ACES
をプロセッサ310へ出力する。そして、プロセッサ3
10は、アクセス信号ACESを受信すると、システム
バス340にアクセスし、データ処理を実行する。
【0007】したがって、プロセッサ310がデータ処
理を開始するためのアクセス信号ACESをインタフェ
ース320へ出力してから、実際にデータ処理を行なう
までには、一定の待ち時間が存在する。
【0008】また、プロセッサ310は、たとえば、3
00MHzのクロックCLKに同期して動作し、半導体
装置300の外部に配置された15MHzのクロックに
同期して動作する外部メモリとデータのやり取りを行な
う場合、プロセッサ310は、クロックCLKの20ク
ロックに1回動作することになる。したがって、プロセ
ッサ310が実際には動作していない期間が存在する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の半導体
装置は、プロセッサへのクロックの供給をソフトウェア
によって制御していたため、プロセッサへのクロックの
供給/停止をダイナミックに制御することができない。
その結果、実際にはプロセッサが動作していない期間も
プロセッサへクロックが供給され、半導体装置の消費電
力が大きくなるという問題があった。
【0010】半導体装置の低消費電力化を図るものとし
て、特開平8−083133号公報には、プロセッサが
非動作状態にあるときに、プロセッサへのクロックの供
給を停止するコンピュータシステムが記載されている。
【0011】しかしながら、特開平8−083133号
公報に開示されているコンピュータシステムは、バスマ
スタ期間におけるプロセッサへのクロックの供給を制御
するものではない。また、特開平8−083133号公
報に記載されたコンピュータシステムにおいては、プロ
セッサへのクロックの供給をクロック単位で制御できる
か否かについては明確に開示されていない。
【0012】したがって、従来の半導体装置において
は、バスマスタ期間において、プロセッサへのクロック
の供給をクロック単位で制御することができなかった。
【0013】そこで、この発明は、かかる問題を解決す
るためになされたものであり、その目的は、バスマスタ
期間において、プロセッサへのクロックの供給をクロッ
ク単位で制御可能な半導体装置を提供することである。
【0014】また、この発明の別の目的は、バスマスタ
期間において、プロセッサへのクロックの供給をクロッ
ク単位で制御可能な半導体装置に用いられる半導体チッ
プを提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段および発明の効果】この発
明によれば、半導体装置は、クロックに同期してデータ
処理を行なう半導体装置であって、データを伝送するシ
ステムバスと、システムバスを介して入力されたデータ
を記憶し、データの読出要求に応じてシステムバスにデ
ータを出力するメモリを含むスレーブ部と、動作命令に
応じてデータをメモリからシステムバスを介して読出
し、クロックに同期してデータ処理を行なう演算処理回
路と、システムバスと演算処理回路との間で信号および
データのやり取りを制御するインタフェース回路と、ク
ロックを発生するクロック発生回路と、クロック発生回
路からのクロックを演算処理回路へ供給するクロック供
給回路とを備え、クロック供給回路は、演算処理回路が
システムバスへのアクセスを待つ状態に入ったとインタ
フェース回路が判定したとき、演算処理回路へのクロッ
クの供給をクロック単位で停止する。
【0016】この発明による半導体装置においては、演
算処理回路は、データ処理に必要なデータを取得する
際、システムバスへのアクセスを一定期間待つ。そし
て、インタフェース回路は、演算処理回路のシステムバ
スへのアクセス待ちを検出する。クロック供給回路は、
インタフェース回路によりシステムバスへのアクセス待
ちが検出されると、演算処理回路へのクロックの供給を
クロック単位で停止する。
【0017】したがって、この発明によれば、半導体装
置における消費電力を減少できる。好ましくは、クロッ
ク供給回路は、アクセスを待つ状態に入っている期間に
対応したクロック成分をクロックから削除して間欠クロ
ックを生成し、その生成した間欠クロックを演算処理回
路へ供給する。
【0018】クロック供給回路は、演算処理回路がシス
テムバスへのアクセスを待つ期間に対応するクロック成
分を削除することにより間欠クロックを生成する。そし
て、クロック供給回路が間欠クロックを演算処理回路へ
供給することにより、演算処理回路がシステムバスへの
アクセスを待つ期間、演算処理回路へのクロックの供給
が停止される。
【0019】したがって、この発明によれば、演算処理
回路へのクロックの供給をクロック単位で制御できる。
その結果、半導体装置における消費電力を正確に低減で
きる。
【0020】好ましくは、クロック供給回路は、インタ
フェース回路がスレーブ部への要求信号をシステムバス
を介して出力する第1のタイミングから要求信号に対す
る許可信号をシステムバスを介してスレーブ部から受信
する第2のタイミングまでの期間に相当するクロック成
分をクロックから削除して間欠クロックを生成する。
【0021】要求信号および許可信号はシステムバスを
介してスレーブ部とやり取りされ、要求信号が出力され
る第1のタイミングから許可信号が受信される第2のタ
イミングまでの期間が、演算処理回路がシステムバスへ
のアクセスを待つ期間として検出される。そして、この
期間に対応するクロック成分が削除された間欠クロック
が演算処理回路へ供給される。
【0022】したがって、この発明によれば、演算処理
回路のシステムバスへのアクセス待ちの期間を正確に検
出でき、演算処理回路へのクロックの供給を正確に停止
できる。
【0023】好ましくは、スレーブ部は、インタフェー
ス回路が出力したシステムバスの使用要求信号をシステ
ムバスを介して受けると、システムバスの使用可否を判
断し、システムバスが使用可能であるときシステムバス
の使用許可信号を出力するアービタをさらに含み、クロ
ック供給回路は、インタフェース回路が使用要求信号を
システムバスを介してアービタへ出力する第1のタイミ
ングから使用許可信号をアービタからシステムバスを介
して受信する第2のタイミングまでの期間に相当するク
ロック成分をクロックから削除して間欠クロックを生成
する。
【0024】システムバスの使用権を獲得するまで、演
算処理回路へのクロックの供給が停止される。
【0025】したがって、この発明によれば、システム
バスを使用する際の消費電力を低減できる。
【0026】好ましくは、スレーブ部は、システムバス
とメモリとの間で信号およびデータのやり取りを制御す
るメモリインタフェースをさらに含み、クロック供給回
路は、インタフェース回路がメモリへのデータのリード
/ライトを要求する信号をシステムバスを介してメモリ
インタフェースへ出力する第1のタイミングから、メモ
リへのアクセスを許可するアクセス許可信号をメモリイ
ンタフェースからシステムバスを介して受信する第2の
タイミングまでの期間に相当するクロック成分をクロッ
クから削除して間欠クロックを生成する。
【0027】メモリへのアクセスが許可されるまで、演
算処理回路へのクロックの供給が停止される。
【0028】したがって、この発明によれば、メモリに
データをリード/ライトするときの消費電力を低減でき
る。
【0029】好ましくは、スレーブ部は、外部からの割
込信号を受け、その受けた割込信号をインタフェース回
路およびクロック供給回路へ出力する割込コントローラ
をさらに含み、クロック供給回路は、第1のタイミング
と第2のタイミングとの間の第3のタイミングで割込信
号を受けると、第1のタイミングから第3のタイミング
までの期間に相当するクロック成分をクロックから削除
して間欠クロックを生成する。
【0030】スレーブ部へ要求信号を出力する第1のタ
イミングから、スレーブ部から許可信号を受信する第2
のタイミングまでの間の第3のタイミングで割込信号が
入力されると、第1のタイミングから第3のタイミング
までの期間、演算処理回路へのクロックの供給が停止さ
れる。
【0031】したがって、この発明によれば、演算処理
回路の突発的な動作を確保して半導体装置における消費
電力を低減できる。
【0032】好ましくは、スレーブ部は、デバッグを起
動するデバッグ起動信号を外部から受け、デバッグ起動
信号をインタフェース回路およびクロック供給回路へ出
力するデバッグインタフェースをさらに含み、クロック
供給回路は、第1のタイミングと第2のタイミングとの
間の第3のタイミングでデバッグ起動信号を受けると、
第1のタイミングから第3のタイミングまでの期間に相
当するクロック成分をクロックから削除して間欠クロッ
クを生成する。
【0033】スレーブ部へ要求信号を出力する第1のタ
イミングから、スレーブ部から許可信号を受信する第2
のタイミングまでの間の第3のタイミングでデバッグ起
動信号が入力されると、第1のタイミングから第3のタ
イミングまでの期間、演算処理回路へのクロックの供給
が停止される。
【0034】したがって、この発明によれば、演算処理
回路の必要な動作を確保して半導体装置における消費電
力を低減できる。
【0035】好ましくは、演算処理回路においてデータ
を更新する際のデータ選択に用いる選択信号をスレーブ
部からの許可信号に基づいて生成し、その生成した選択
信号を演算処理回路へ出力する選択信号生成回路をさら
に備え、クロック供給回路は、選択信号とクロックとの
論理積を演算して間欠クロックを生成する。
【0036】演算処理回路におけるデータ更新に同期し
てクロックが演算処理回路へ供給される。
【0037】したがって、この発明によれば、演算処理
回路におけるデータ更新を確保して半導体装置における
消費電力を低減できる。
【0038】好ましくは、クロック発生回路からクロッ
ク供給回路へのクロックの供給を制御するクロック制御
レジスタをさらに備え、クロック制御レジスタは、クロ
ックの停止要求に応じてクロック供給回路へのクロック
の供給を停止する。
【0039】クロックの停止要求がクロック制御レジス
タへ入力されると、クロック制御レジスタは、クロック
供給回路へのクロックの供給を停止する。そして、クロ
ック供給回路は、演算処理回路へのクロックの供給を停
止する。
【0040】したがって、この発明によれば、演算処理
回路へのクロックの供給を強制的に停止できる。
【0041】また、この発明によれば、半導体装置は、
クロックに同期してデータ処理を行なう半導体装置であ
って、第1の半導体装置と、第2の半導体装置とを備
え、第1の半導体装置は、データを伝送するシステムバ
スと、システムバスを介して入力されたデータを記憶
し、データの読出要求に応じてシステムバスにデータを
出力するメモリを含むスレーブ部と、クロックを発生す
るクロック発生回路とを含み、第2の半導体装置は、動
作命令に応じてデータをメモリからシステムバスを介し
て読出し、クロックに同期してデータ処理を行なう演算
処理回路と、システムバスと演算処理回路との間で信号
およびデータのやり取りを制御するインタフェース回路
と、クロック発生回路からのクロックを演算処理回路へ
供給するクロック供給回路とを含み、クロック供給回路
は、演算処理回路がシステムバスへのアクセスを待つ状
態に入ったとインタフェース回路が判定したとき、演算
処理回路へのクロックの供給をクロック単位で停止す
る。
【0042】この発明による半導体装置においては、第
2の半導体装置に含まれる演算処理回路は、データ処理
に必要なデータを取得する際、第1の半導体装置に含ま
れるシステムバスへのアクセスを一定期間待つ。そし
て、第2の半導体装置において、インタフェース回路
は、演算処理回路のシステムバスへのアクセス待ちを検
出し、クロック供給回路は、インタフェース回路により
システムバスへのアクセス待ちが検出されると、演算処
理回路へのクロックの供給をクロック単位で停止する。
【0043】したがって、この発明によれば、2つの半
導体装置から構成される半導体装置において、全体の消
費電力を減少できる。
【0044】好ましくは、クロック供給回路は、アクセ
スを待つ状態に入っている期間に対応したクロック成分
をクロックから削除して間欠クロックを生成し、その生
成した間欠クロックを演算処理回路へ供給する。
【0045】第2の半導体装置において、クロック供給
回路は、演算処理回路がシステムバスへのアクセスを待
つ期間に対応するクロック成分を削除することにより間
欠クロックを生成する。そして、クロック供給回路が間
欠クロックを演算処理回路へ供給することにより、演算
処理回路がシステムバスへのアクセスを待つ期間、演算
処理回路へのクロックの供給が停止される。
【0046】したがって、この発明によれば、演算処理
回路へのクロックの供給をクロック単位で制御できる。
その結果、半導体装置における消費電力を正確に低減で
きる。
【0047】好ましくは、クロック供給回路は、インタ
フェース回路がスレーブ部への要求信号をシステムバス
を介して出力する第1のタイミングから要求信号に対す
る許可信号をシステムバスを介してスレーブ部から受信
する第2のタイミングまでの期間に相当するクロック成
分をクロックから削除して間欠クロックを生成する。
【0048】要求信号および許可信号は第2の半導体装
置から第1の半導体装置へ入力され、システムバスを介
してスレーブ部とやり取りされ、第2の半導体装置にお
いて要求信号が出力される第1のタイミングから許可信
号が受信される第2のタイミングまでの期間が、演算処
理回路がシステムバスへのアクセスを待つ期間として検
出される。そして、この期間に対応するクロック成分が
削除された間欠クロックが演算処理回路へ供給される。
【0049】したがって、この発明によれば、演算処理
回路のシステムバスへのアクセス待ちの期間を正確に検
出でき、演算処理回路へのクロックの供給を正確に停止
できる。
【0050】好ましくは、スレーブ部は、インタフェー
ス回路が出力したシステムバスの使用要求信号をシステ
ムバスを介して受けると、システムバスの使用可否を判
断し、システムバスが使用可能であるときシステムバス
の使用許可信号を出力するアービタをさらに含み、クロ
ック供給回路は、インタフェース回路が使用要求信号を
システムバスを介してアービタへ出力する第1のタイミ
ングから使用許可信号をアービタからシステムバスを介
して受信する第2のタイミングまでの期間に相当するク
ロック成分をクロックから削除して間欠クロックを生成
する。
【0051】第1の半導体装置に含まれるシステムバス
の使用権を獲得するまで、第2の半導体装置において演
算処理回路へのクロックの供給が停止される。
【0052】したがって、この発明によれば、システム
バスを使用する際の消費電力を低減できる。
【0053】好ましくは、スレーブ部は、システムバス
とメモリとの間で信号およびデータのやり取りを制御す
るメモリインタフェースをさらに含み、クロック供給回
路は、インタフェース回路がメモリへのデータのリード
/ライトを要求する信号をシステムバスを介してメモリ
インタフェースへ出力する第1のタイミングから、メモ
リへのアクセスを許可するアクセス許可信号をメモリイ
ンタフェースからシステムバスを介して受信する第2の
タイミングまでの期間に相当するクロック成分をクロッ
クから削除して間欠クロックを生成する。
【0054】第1の半導体装置に含まれるメモリへのア
クセスが許可されるまで、第2の半導体装置において演
算処理回路へのクロックの供給が停止される。
【0055】したがって、この発明によれば、メモリに
データをリード/ライトするときの消費電力を低減でき
る。
【0056】好ましくは、スレーブ部は、外部からの割
込信号を受け、その受けた割込信号をインタフェース回
路およびクロック供給回路へ出力する割込コントローラ
をさらに含み、クロック供給回路は、第1のタイミング
と第2のタイミングとの間の第3のタイミングで割込信
号を受けると、第1のタイミングから第3のタイミング
までの期間に相当するクロック成分をクロックから削除
して間欠クロックを生成する。
【0057】第1の半導体装置に含まれるスレーブ部へ
要求信号を出力する第1のタイミングから、第1の半導
体装置に含まれるスレーブ部から許可信号を受信する第
2のタイミングまでの間の第3のタイミングで割込信号
が入力されると、第1のタイミングから第3のタイミン
グまでの期間、第2の半導体装置において演算処理回路
へのクロックの供給が停止される。
【0058】したがって、この発明によれば、演算処理
回路の突発的な動作を確保して半導体装置における消費
電力を低減できる。
【0059】好ましくは、スレーブ部は、デバッグを起
動するデバッグ起動信号を外部から受け、デバッグ起動
信号をインタフェース回路およびクロック供給回路へ出
力するデバッグインタフェースをさらに含み、クロック
供給回路は、第1のタイミングと第2のタイミングとの
間の第3のタイミングでデバッグ起動信号を受けると、
第1のタイミングから第3のタイミングまでの期間に相
当するクロック成分をクロックから削除して間欠クロッ
クを生成する。
【0060】第1の半導体装置に含まれるスレーブ部へ
要求信号を出力する第1のタイミングから、第1の半導
体装置に含まれるスレーブ部から許可信号を受信する第
2のタイミングまでの間の第3のタイミングでデバッグ
起動信号が入力されると、第1のタイミングから第3の
タイミングまでの期間、第2の半導体装置において演算
処理回路へのクロックの供給が停止される。
【0061】したがって、この発明によれば、演算処理
回路の必要な動作を確保して半導体装置における消費電
力を低減できる。
【0062】好ましくは、第2の半導体装置は、演算処
理回路においてデータを更新する際のデータ選択に用い
る選択信号をスレーブ部からの許可信号に基づいて生成
し、その生成した選択信号を演算処理回路へ出力する選
択信号生成回路をさらに含み、クロック供給回路は、選
択信号とクロックとの論理積を演算して間欠クロックを
生成する。
【0063】第2の半導体装置において、演算処理回路
におけるデータ更新に同期してクロックが演算処理回路
へ供給される。
【0064】したがって、この発明によれば、演算処理
回路におけるデータ更新を確保して半導体装置における
消費電力を低減できる。
【0065】好ましくは、第2の半導体装置は、クロッ
ク発生回路からクロック供給回路へのクロックの供給を
制御するクロック制御レジスタをさらに含み、クロック
制御レジスタは、クロックの停止要求に応じてクロック
供給回路へのクロックの供給を停止する。
【0066】第2の半導体装置において、クロックの停
止要求がクロック制御レジスタへ入力されると、クロッ
ク制御レジスタは、クロック供給回路へのクロックの供
給を停止する。そして、クロック供給回路は、演算処理
回路へのクロックの供給を停止する。
【0067】したがって、この発明によれば、演算処理
回路へのクロックの供給を強制的に停止できる。
【0068】さらに、この発明によれば、半導体チップ
は、データを記憶するメモリとメモリから出力されたデ
ータを伝送するシステムバスとを含むスレーブ部のみか
ら成る半導体チップと組合わせられ、クロックに同期し
てデータ処理を行なう半導体装置に用いられる半導体チ
ップであって、動作命令に応じてデータをメモリからシ
ステムバスを介して読出し、クロックに同期してデータ
処理を行なう演算処理回路と、システムバスと演算処理
回路との間で信号およびデータのやり取りを制御するイ
ンタフェース回路と、クロックを演算処理回路へ供給す
るクロック供給回路とを含み、クロック供給回路は、演
算処理回路がシステムバスへのアクセスを待つ状態に入
ったとインタフェース回路が判定したとき、演算処理回
路へのクロックの供給をクロック単位で停止する。
【0069】この発明による半導体チップにおいては、
演算処理回路は、データ処理に必要なデータを取得する
際、もう1つの半導体チップに含まれるシステムバスへ
のアクセスを一定期間待つ。そして、インタフェース回
路は、演算処理回路のシステムバスへのアクセス待ちを
検出する。クロック供給回路は、インタフェース回路に
よりシステムバスへのアクセス待ちが検出されると、演
算処理回路へのクロックの供給をクロック単位で停止す
る。
【0070】したがって、この発明によれば、半導体チ
ップにおける消費電力を低減でき、その結果、半導体装
置における消費電力を減少できる。
【0071】好ましくは、クロック供給回路は、アクセ
スを待つ状態に入っている期間に対応したクロック成分
をクロックから削除して間欠クロックを生成し、その生
成した間欠クロックを演算処理回路へ供給する。
【0072】クロック供給回路は、演算処理回路がシス
テムバスへのアクセスを待つ期間に対応するクロック成
分を削除することにより間欠クロックを生成する。そし
て、クロック供給回路が間欠クロックを演算処理回路へ
供給することにより、演算処理回路がもう1つの半導体
チップに含まれるシステムバスへのアクセスを待つ期
間、演算処理回路へのクロックの供給が停止される。
【0073】したがって、この発明によれば、演算処理
回路へのクロックの供給をクロック単位で制御できる。
その結果、半導体チップにおける消費電力を正確に低減
できる。
【0074】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または
相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
【0075】[実施の形態1]図1を参照して、この発
明の実施の形態1による半導体装置100は、プロセッ
サ10と、インタフェース20,80と、PLL回路3
0と、メモリインタフェース40と、メモリ50と、デ
コーダ60と、アービタ70と、割込みコントローラ9
0と、デバッグインタフェース110と、システムバス
120とを備える。
【0076】プロセッサ10は、CPU(Centra
l Processing Unit)またはDSP
(Digital Signal Processo
r)から成り、インタフェース20から供給されるクロ
ック(後述する間欠クロックGCLK)に同期して各種
のデータ処理を行なう。インタフェース20は、プロセ
ッサ10とシステムバス120との間のデータ等のやり
取りを制御するとともに、プロセッサ10が動作してい
ない期間、後述する方法によってプロセッサ10へのク
ロックの供給をクロック単位で停止する。
【0077】PLL回路30は、半導体装置100の外
部から入力された基準クロックCLK0を逓倍してクロ
ックCLKを生成し、その生成したクロックCLKをシ
ステムバス120へ出力する。メモリインタフェース4
0は、メモリ50とシステムバス120との間のデータ
等のやり取りを制御する。
【0078】メモリ50は、DRAM(Dynamic
Random Access Memory)、SR
AM(Static Random Access M
emory)、およびフラッシュメモリのいずれかから
成り、データを記憶する。デコーダ60は、メモリ50
および外部メモリ140にデータの書込/読出を行なう
ためのアドレスをデコードする。
【0079】アービタ70は、インタフェース20から
システムバス120の使用要求信号をシステムバス12
0を介して受信し、システムバス120が使用可能か否
かを判定する。そして、アービタ70は、システムバス
120が使用可能であるとき、使用許可信号をシステム
バス120を介してインタフェース20へ出力する。
【0080】インタフェース80は、システムバス12
0と外部メモリ140との間でデータのやり取りを制御
する。
【0081】割込みコントローラ90は、半導体装置1
00の外部から入力された割込信号を受信し、その受信
した割込信号をインタフェース20へ出力する。デバッ
グインタフェース110は、半導体装置100の外部に
設けられたデバッガ130からデバッグ起動信号を受
け、その受けたデバッグ起動信号をインタフェース20
へ出力する。
【0082】なお、半導体装置100においては、メモ
リインタフェース40、メモリ50、デコーダ60、ア
ービタ70、インタフェース80、割込みコントローラ
90、およびデバッグインタフェース110は、スレー
ブ部150を構成する。
【0083】デバッガ130は、プロセッサ10で実行
されるプログラムをデバッグするためのデバッグ起動信
号をデバッグインタフェース110へ出力する。外部メ
モリ140は、DRAM、SRAMおよびフラッシュメ
モリのいずれかから成り、データ等を記憶する。
【0084】図2を参照して、プロセッサ10、インタ
フェース20、およびシステムバス120における信号
およびデータのやり取りについて説明する。プロセッサ
10は、インタフェース20との間でアクセス信号AC
ESのやり取りを行なう。アクセス信号ACESは、プ
ロセッサ10がシステムバス120へアクセスするとき
にインタフェース20へ出力するシステムバスアクセス
要求、プロセッサ10がメモリ50(または外部メモリ
140)へのデータの書込/読出を行なうときにインタ
フェース20へ出力するリード/ライト要求、インタフ
ェース20がシステムバス120の使用が許可されたこ
とをプロセッサ10へ通知するシステムバス使用許可、
およびインタフェース20がメモリ50(または外部メ
モリ140)へのデータの書込/読出が許可されたこと
をプロセッサ10へ通知するリード/ライト許可から成
る。
【0085】インタフェース20は、プロセッサ10か
らシステムバスアクセス要求を受けると、システムバス
120の使用を要求するバス使用要求信号BSAKをシ
ステムバス120を介してアービタ70へ出力し、アー
ビタ70からバス使用許可信号BSAWを受ける。した
がって、インタフェース20は、アービタ70からバス
使用許可信号を受けると、システムバス使用許可から成
るアクセス信号ACESをプロセッサ10へ出力する。
【0086】また、インタフェース20は、プロセッサ
10からリード/ライト要求を受けると、メモリ50
(または外部メモリ140)へデータの書込/読出を行
なうためのトランザクション信号TRSKをシステムバ
ス120を介してメモリインタフェース40(またはイ
ンタフェース80)へ出力する。そして、インタフェー
ス20は、メモリインタフェース40(またはインタフ
ェース80)からバスウエイト信号BSWTを受ける。
この場合、メモリインタフェース40(またはインタフ
ェース80)は、メモリ50(または外部メモリ14
0)へのアクセスを許可するまでの間、L(論理ロー)
レベルのバスウエイト信号BSWTを出力し、メモリ5
0(または外部メモリ140)へのアクセスを許可する
ときH(論理ハイ)レベルのバスウエイト信号BSWT
を出力する。したがって、インタフェース20は、メモ
リインタフェース40(またはインタフェース80)か
らHレベルのバスウエイト信号BSWTを受けると、リ
ード/ライト許可から成るアクセス信号ACESをプロ
セッサ10へ出力する。
【0087】さらに、インタフェース20は、システム
バス120を介してメモリ50(または外部メモリ14
0)からデータを受け、その受けたデータをプロセッサ
10へ出力する。
【0088】さらに、インタフェース20は、割込みコ
ントローラ90およびデバッグインタフェース110か
らそれぞれ割込信号DSTSおよびデバッグ起動信号D
BGSを受ける。そして、インタフェース20は、後述
する方法によって、バス使用許可信号BSAW、バスウ
エイト信号BSWT、割込信号DSTSおよびデバッグ
起動信号DBGSに基づいてイネーブル信号ENを生成
し、その生成したイネーブル信号ENをプロセッサ10
へ出力する。
【0089】さらに、インタフェース20は、PLL回
路30からシステムバス120を介してクロックCLK
を受け、プロセッサ10が非動作状態にある期間に対応
するクロック成分をクロックCLKから削除した間欠ク
ロックGCLKを生成する。そして、インタフェース2
0は、生成した間欠クロックGCLKをプロセッサ10
へ出力する。
【0090】図3を参照して、インタフェース20は、
クロック制御レジスタ21と、活性化信号生成回路22
と、インタフェース回路23と、ラッチ回路24と、A
NDゲート25とを含む。
【0091】クロック制御レジスタ21は、半導体装置
100の外部から入力された起動/停止信号STR/S
TPに応じて、それぞれ、起動および停止される。そし
て、クロック制御レジスタ21は、起動信号STRによ
って起動されると、システムバス120を介して入力さ
れたクロックCLKを活性化信号生成回路22およびイ
ンタフェース回路23へ供給する。また、クロック制御
レジスタ21は、停止信号STPによって停止される
と、活性化信号生成回路22およびインタフェース回路
23へのクロックCLKの供給を停止する。なお、クロ
ック制御レジスタ21は、ソフトウエアによってクロッ
クCLKの供給を制御するものである。
【0092】活性化信号生成回路22は、システムバス
120を介して入力されたバス使用許可信号BSAWお
よびバスウエイト信号BSWTと、デバッグインタフェ
ース110から入力されたデバッグ起動信号DBGS
と、割込みコントローラ90から入力された割込信号D
STSと、インタフェース回路23から入力されたリセ
ット信号RSTとに基づいてイネーブル信号ENを生成
し、その生成したイネーブル信号ENをプロセッサ10
およびラッチ回路24へ出力する。
【0093】インタフェース回路23は、システムバス
アクセス要求をプロセッサ10から受けると、バス使用
要求信号BSAKをシステムバス120を介してアービ
タ70へ出力する。そして、インタフェース回路23
は、アービタ70からシステムバス120を介してバス
使用許可信号BSAWを受ける。また、インタフェース
回路23は、プロセッサ10からメモリ50(または外
部メモリ140)へデータの書込/読出を行なうリード
/ライト要求を受けると、トランザクション信号TRS
Kをシステムバス120を介してメモリインタフェース
40(またはインタフェース80)へ出力する。そし
て、インタフェース回路23は、メモリインタフェース
40(またはインタフェース80)からシステムバス1
20を介してバスウエイト信号BSWTを受ける。さら
に、インタフェース回路23は、デバッグ起動信号DB
GSおよび割込信号DSTSをそれぞれデバッグインタ
フェース110および割込みコントローラ90から受け
る。さらに、インタフェース回路23は、システムバス
120とアドレスADDのやり取りを行なうとともに、
システムバス120からデータDAを受け、その受けた
データDAを入力データDA−INとしてクロックCL
Kに同期してプロセッサ10へ出力する。
【0094】ラッチ回路24は、システムバス120を
介して入力されたクロックCLKの反転クロックに同期
して、イネーブル信号ENをラッチし、イネーブル信号
ENのラッチ信号ENLTHをANDゲート25へ出力
する。
【0095】ANDゲート25は、ラッチ信号ENLT
HとクロックCLKとの論理積を演算して間欠クロック
GCLKを生成し、その生成した間欠クロックGCLK
をプロセッサ10へ出力する。
【0096】プロセッサ10は、マルチプレクサ11
と、フリップフロップ12とを含む。図3においては、
プロセッサ10に含まれる素子のうち、データの更新を
制御するデータ更新制御回路に関する素子だけを示す。
マルチプレクサ11は、インタフェース回路23からの
入力データDA−INとフリッププロップ12の出力デ
ータDA−OUTとを受け、活性化信号生成回路22か
らHレベルのイネーブル信号ENが入力されると、入力
データDA−INを選択してフリップフロップ12へ出
力し、活性化信号生成回路22からLレベルのイネーブ
ル信号ENが入力されると、出力データDA−OUTを
選択してフリップフロップ12へ出力する。したがっ
て、イネーブル信号ENは、プロセッサ10のマルチプ
レク11において、入力データDA−INおよび出力デ
ータDA−OUTのいずれかを選択するための選択信号
として用いられる。
【0097】フリップフロップ12は、ANDゲート2
5からの間欠クロックGCLKに同期して動作し、マル
チプレクサ11から出力されたデータを間欠クロックG
CLKの1クロック分だけ遅延して出力データDA−O
UTを出力する。したがって、マルチプレクサ11およ
びフリップフロップ12によってデータを更新するか否
かを制御することができる。
【0098】図4を参照して、活性化信号生成回路22
は、インバータ221とORゲート222とを含む。イ
ンバータ221は、インタフェース回路23からのリセ
ット信号RSTを反転してORゲート222へ出力す
る。ORゲート222は、バス使用許可信号BSAW、
バスウエイト信号BSWT、デバッグ起動信号DBG
S、割込信号DSTSおよびリセット信号RSTの反転
信号/RSTの論理和をクロックCLKに同期して演算
し、その演算結果をイネーブル信号ENとしてラッチ回
路24およびプロセッサ10のマルチプレクサ11へ出
力する。なお、イネーブル信号ENは、上述したように
マルチプレクサ11においてデータを選択する選択信号
として用いられるため、ORゲート222は、「選択信
号生成回路」を構成する。
【0099】図5を参照して、プロセッサ10がシステ
ムバス120の使用権を獲得する動作について説明す
る。プロセッサ10は、システムバス120へアクセス
するときシステムバスアクセス要求をインタフェース回
路23へ出力する。インタフェース回路23は、プロセ
ッサ10からのシステムバスアクセス要求に応じて、バ
ス使用要求信号BSAKをシステムバス120を介して
アービタ70へ出力する。具体的には、インタフェース
回路23は、タイミングT1でLレベルからHレベルに
切換わるバス使用要求信号BSAKを出力する。また、
インタフェース回路23は、バス使用要求信号BSAK
と同じ論理レベルから成るリセット信号RSTを活性化
信号生成回路22へ出力する。
【0100】活性化信号生成回路22のインバータ22
1は、リセット信号RSTが入力されると、リセット信
号RSTをクロックCLKの1クロック分だけ遅延して
反転し、その反転した反転信号/RSTをORゲート2
22へ出力する。つまり、インバータ221は、タイミ
ングT2でHレベルからLレベルに切換わる反転信号/
RSTをORゲート222へ出力する。この場合、OR
ゲート222は、Lレベルのバス使用許可信号BSA
W、Lレベルのバスウエイト信号BSWT、Lレベルの
デバッグ起動信号DBGS、およびLレベルの割込信号
DSTSを受ける。
【0101】一方、アービタ70は、システムバス12
0を介してバス使用要求信号BSAKを受けると、シス
テムバス120が使用可能か否かを判定し、システムバ
ス120が使用可能であるとき、バス使用許可信号BS
AWをシステムバス120を介してインタフェース20
の活性化信号生成回路22およびインタフェース回路2
3へ出力する。具体的には、アービタ70は、タイミン
グT4でLレベルからHレベルに切換わるバス使用許可
信号BSAWを出力する。
【0102】そうすると、ORゲート222は、バス使
用許可信号BSAW、バスウエイト信号BSWT、デバ
ッグ起動信号DBGS、割込信号DSTSおよび反転信
号/RSTに基づいて、タイミングT2でHレベルから
Lレベルに切換わり、タイミングT4でLレベルからH
レベルに切換わるイネーブル信号ENをマルチプレクサ
11およびラッチ回路24へ出力する。
【0103】ラッチ回路24は、活性化信号生成回路2
2からのイネーブル信号ENを受け、その受けたイネー
ブル信号ENをクロックCLKの半周期分だけラッチし
たラッチ信号ENLTHをANDゲート25へ出力す
る。ANDゲート25は、ラッチ信号ENLTHとクロ
ックCLKとの論理積を演算して間欠クロックGCLK
を生成し、その生成した間欠クロックGCLKをフリッ
プフロップ12へ出力する。この間欠クロックGCLK
は、クロックCLKのうち、タイミングT3からタイミ
ングT6までの期間に対応するクロック成分が削除され
たクロックである。
【0104】また、インタフェース回路23は、システ
ムバス120の使用を許可するHレベルのバス使用許可
信号BSAWを受けると、システムバス120へのアク
セスが許可されたことを示すシステムバス使用許可から
成るアクセス信号ACESをプロセッサ10へ出力す
る。
【0105】そうすると、プロセッサ10は、システム
バス使用許可から成るアクセス信号ACESの受信に応
じて、アドレス0に記憶された情報の読出をインタフェ
ース回路23へ要求する。インタフェース回路23は、
プロセッサ10からの要求に応じて、デコーダ60でデ
コードされたアドレス0に記憶された情報(命令)をシ
ステムバス120およびインタフェース80を介して外
部メモリ140から読出す。そして、インタフェース回
路23は、読出した情報(命令)をプロセッサ10へ出
力し、プロセッサ10は、インタフェース回路23から
受けた情報(命令)に基づいてメモリ50に記憶された
データの読出をインタフェース回路23へ要求する。
【0106】インタフェース回路23は、プロセッサ1
0からの要求に応じて、メモリ50からのデータの読出
を要求するトランザクション信号TRSKをシステムバ
ス120を介してメモリインタフェース40へ出力し、
メモリインタフェース40からデータの読出を許可する
信号を受けると、データが記憶されたメモリ50上のア
ドレスをメモリインタフェース40へ出力し、メモリ5
0から読出されたデータをシステムバス120を介して
受ける。そして、インタフェース回路23は、受けた読
出データを入力データDA−INとしてプロセッサ10
へ出力する。
【0107】そうすると、プロセッサ10においては、
タイミングT6以降、マルチプレクサ11は、Hレベル
のイネーブル信号ENに基づいて入力データDA−IN
を選択してフリップフロップ12へ出力し、フリップフ
ロップ12は、間欠クロックGCLKに同期して入力デ
ータDA−INをラッチし、出力データDA−OUTを
出力する。これによって、プロセッサ10におけるデー
タの更新が行なわれる。
【0108】この場合、マルチプレクサ11は、Hレベ
ルのイネーブル信号ENに同期して入力データDA−I
Nを選択し、フリップフロップ12は、間欠クロックG
CLKに同期してマルチプレクサ11からのデータをラ
ッチし、出力データDA−OUTを出力するので、プロ
セッサ10においては、連続したクロックが供給されて
いることが必要なデータのみを更新でき、かつ、イネー
ブル信号ENに同期した期間のみオンされるクロックが
供給されたときにも必要なデータのみを更新できる。
【0109】上記においては、システムバス120の使
用が許可された後のメモリ50および外部メモリ140
からのデータ等の読出について説明したが、システムバ
ス120の使用が許可された後のメモリ50および外部
メモリ140へのデータ等の書込も同様に行なわれる。
【0110】上述したように、システムバス120の使
用を要求してからシステムバス120の使用が許可され
るまでの期間(すなわち、プロセッサ10がシステムバ
ス120へのアクセスを待つ期間)、プロセッサ10を
動作させる必要がないので、インタフェース20は、こ
の期間に対応するクロック成分を削除した間欠クロック
GCLKをプロセッサ10へ出力する。つまり、インタ
フェース20は、システムバス120の使用要求からシ
ステムバス120の使用が許可されるまでの間、プロセ
ッサ10へのクロックの供給を停止する。したがって、
半導体装置100においては、低消費電力化を図ること
ができる。また、間欠クロックは、クロック成分を削除
することにより生成されるので、プロセッサ10へのク
ロックの供給は、クロック単位で制御される。
【0111】この発明においては、プロセッサ10が非
動作状態である期間に対応するクロック成分をクロック
CLKから削除した間欠クロックGCLKを生成し、そ
の生成した間欠クロックGCLKをプロセッサ10へ出
力することによって、プロセッサ10が動作しなくても
良い期間、プロセッサ10へのクロックの供給を停止す
ることを特徴とする。そして、活性化信号生成回路2
2、ラッチ回路24、およびANDゲート25によって
間欠クロックGCLKを生成するので、活性化信号生成
回路22、ラッチ回路24、およびANDゲート25
は、「クロック供給回路」を構成する。
【0112】また、プロセッサ10がシステムバスアク
セス要求をインタフェース回路23へ出力し、インタフ
ェース回路23は、システムバスアクセス要求に応じ
て、タイミングT1でLレベルからHレベルに切換わる
バス使用要求信号BSAKをシステムバス120を介し
てアービタ70へ出力し、バス使用要求信号BSAKと
同じ論理レベルを有するリセット信号RSTを活性化信
号生成回路22へ出力する。この場合、インタフェース
回路23は、タイミングT1でLレベルからHレベルに
切換わるバス使用要求信号BSAKを出力することによ
りプロセッサ10がシステムバス120へのアクセスを
待つ状態に入ったと判定する。そして、活性化信号生成
回路22は、リセット信号RSTに基づいて、タイミン
グT2でHレベルからLレベルに切換わるイネーブル信
号ENを生成し、ANDゲート25は、イネーブル信号
ENをラッチしたタイミングT3でHレベルからLレベ
ルに切換わるラッチ信号ENLTHに基づいて、タイミ
ングT3からクロック成分の削除を開始する。したがっ
て、活性化信号生成回路22、ラッチ回路24、および
ANDゲート25から成るクロック供給回路がタイミン
グT3でクロック成分の削除を開始することは、プロセ
ッサ10がシステムバス120へのアクセスを待つ状態
に入ったとインタフェース回路23が判定したことに対
応してプロセッサ10へのクロックの供給を停止するこ
とに相当する。
【0113】図6を参照して、メモリ50(または外部
メモリ140)へのデータ等の書込/読出を開始する場
合の動作について説明する。プロセッサ10は、メモリ
50(または外部メモリ140)へのデータ等の書込/
読出をインタフェース回路23へ要求する。
【0114】そうすると、インタフェース回路23は、
プロセッサ10からの要求に応じて、メモリ50へのデ
ータの書込/読出を要求するトランザクション信号TR
SKをシステムバス120を介してメモリインタフェー
ス40(またはインタフェース80)へ出力する。具体
的には、インタフェース回路23は、タイミングT1で
LレベルからHレベルに切換わるトランザクション信号
TRSKをシステムバス120を介してメモリインタフ
ェース40(またはインタフェース80)へ出力する。
また、インタフェース回路23は、トランザクション信
号TRSKと同じ論理レベルから成るリセット信号RS
Tを活性化信号生成回路22へ出力する。
【0115】そうすると、メモリインタフェース40
(またはインタフェース80)は、メモリ50(または
外部メモリ140)へのデータの書込/読出が可能か否
かを判定し、メモリ50(または外部メモリ140)へ
のデータの書込/読出が可能なとき、メモリ50(また
は外部メモリ140)へのデータの書込/読出が可能で
あることを示す信号をシステムバス120を介して活性
化信号生成回路22およびインタフェース回路23へ出
力する。具体的には、メモリインタフェース40(また
はインタフェース80)は、タイミングT4でLレベル
からHレベルに切換わるバスウエイト信号BSWTをシ
ステムバス120を介して活性化信号生成回路22およ
びインタフェース回路23へ出力する。この場合、バス
使用許可信号BSAW、デバッグ起動信号DBGS、お
よび割込信号DSTSはLレベルである。
【0116】そうすると、活性化信号生成回路22にお
いて、インバータ221は、リセット信号RSTを反転
し、タイミングT2でHレベルからLレベルに切換わる
反転信号/RSTをORゲート222へ出力する。そし
て、ORゲート222は、バス使用許可信号BSAW、
バスウエイト信号BSWT、デバッグ起動信号DBG
S、割込信号DSTSおよび反転信号/RSTの論理和
を演算し、タイミングT2でHレベルからLレベルに切
換わり、タイミングT4でLレベルからHレベルに切換
わるイネーブル信号ENをラッチ回路24およびプロセ
ッサ10のマルチプレクサ11へ出力する。
【0117】ラッチ回路24は、イネーブル信号EN
を、クロックCLKの半周期分だけラッチし、ラッチ信
号ENLTHをANDゲート25へ出力する。そして、
ANDゲート25は、ラッチ信号ENLTHとクロック
CLKとの論理積を演算し、間欠クロックGCLKをプ
ロセッサ10のフリップフロップ12へ出力する。その
後、上述した方法によりメモリ50(または外部メモリ
140)へのデータの書込/読出が行なわれる。
【0118】その結果、インタフェース20は、タイミ
ングT3からタイミングT6までの期間に対応するクロ
ック成分を削除した間欠クロックGCLKをフリップフ
ロップ12へ出力し、メモリ50(または外部メモリ1
40)へのデータの書込/読出をメモリインタフェース
40(またはインタフェース80)へ要求してから、メ
モリ50(または外部メモリ140)へのデータの書込
/読出が許可されるまでの期間、プロセッサ10へのク
ロックの供給を停止する。
【0119】このように、メモリ50(または外部メモ
リ140)へのデータの書込/読出を要求してから、メ
モリ50(または外部メモリ140)へのデータの書込
/読出が許可されるまでの期間、すなわち、プロセッサ
10がシステムバス120へのアクセスを待つ期間、プ
ロセッサ10は非動作状態にあるので、プロセッサ10
へのクロックの供給が停止される。
【0120】したがって、半導体装置100において
は、低消費電力化を図ることができる。
【0121】なお、プロセッサ10がメモリ50(また
は外部メモリ140)へのデータ等の書込/読出をイン
タフェース回路23へ要求し、インタフェース回路23
は、データ等の書込/読出の要求に応じて、タイミング
T1でLレベルからHレベルに切換わるトランザクショ
ン信号TRSKをシステムバス120を介してメモリイ
ンタフェース40(またはインタフェース80)へ出力
し、トランザクション信号TRSKと同じ論理レベルを
有するリセット信号RSTを活性化信号生成回路22へ
出力する。この場合、インタフェース回路23は、タイ
ミングT1でLレベルからHレベルに切換わるトランザ
クション信号TRSKを出力することによりプロセッサ
10がシステムバス120へのアクセスを待つ状態に入
ったと判定する。そして、活性化信号生成回路22は、
リセット信号RSTに基づいて、タイミングT2でHレ
ベルからLレベルに切換わるイネーブル信号ENを生成
し、ANDゲート25は、イネーブル信号ENをラッチ
したタイミングT3でHレベルからLレベルに切換わる
ラッチ信号ENLTHに基づいて、タイミングT3から
クロック成分の削除を開始する。したがって、活性化信
号生成回路22、ラッチ回路24、およびANDゲート
25から成るクロック供給回路がタイミングT3でクロ
ック成分の削除を開始することは、プロセッサ10がシ
ステムバス120へのアクセスを待つ状態に入ったとイ
ンタフェース回路23が判定したことに対応してプロセ
ッサ10へのクロックの供給を停止することに相当す
る。
【0122】図7を参照して、メモリ50(または外部
メモリ140)へのデータ等の書込/読出を開始する場
合において、メモリインタフェース40(またはインタ
フェース80)によってメモリ50(または外部メモリ
140)へのデータの書込/読出が許可される前に、デ
バッグが要求された場合の動作について説明する。な
お、図7においては、メモリ50(または外部メモリ1
40)へのデータの書込/読出はタイミングT1で要求
され、メモリ50(または外部メモリ140)へのデー
タの書込/読出はタイミングT9で許可されるものとす
る。
【0123】図6を参照して説明したように、インタフ
ェース20は、タイミングT1でLレベルからHレベル
に切換わるトランザクション信号TRSKをシステムバ
ス120を介してメモリインタフェース40(またはイ
ンタフェース80)へ出力した後、タイミングT6でL
レベルからHレベルに切換わるデバッグ起動信号DBG
Sをデバッグインタフェース110から受ける。
【0124】そうすると、活性化信号生成回路22のO
Rゲート222は、バス使用許可信号BSAW、バスウ
エイト信号BSWT、デバッグ起動信号DBGS、割込
信号DSTSおよび反転信号/RSTの論理和を演算
し、タイミングT2でHレベルからLレベルに切換わ
り、タイミングT6でLレベルからHレベルに切換わる
イネーブル信号ENをラッチ回路24およびプロセッサ
10のマルチプレクサ11へ出力する。
【0125】ラッチ回路24は、イネーブル信号ENを
クロックCLKの半周期分だけラッチし、ラッチ信号E
NLTHをANDゲート25へ出力する。ANDゲート
25は、ラッチ信号ENLTHとクロックCLKとの論
理積を演算し、タイミングT3からタイミングT7まで
の期間に対応するクロック成分を削除した間欠クロック
GCLKをプロセッサ10のフリップフロップ12へ出
力する。
【0126】このように、デバッグ要求が入力されたと
き、プロセッサ10が動作する必要があるので、インタ
フェース20は、Hレベルのデバッグ起動信号DBGS
に応じてタイミングT6でLレベルからHレベルに切換
わるイネーブル信号ENをマルチプレクサ11へ出力す
るとともに、タイミングT7以降、プロセッサ10へク
ロックを供給する間欠クロックGCLKをフリップフロ
ップ12へ出力する。
【0127】これにより、プロセッサ10は、メモリ5
0(または外部メモリ140)へのデータの書込/読出
が許可されるタイミングT9よりも前のタイミングT8
からデバッグを行なうことができる。
【0128】図8を参照して、メモリ50(または外部
メモリ140)へのデータ等の書込/読出を開始する場
合において、メモリインタフェース40(またはインタ
フェース80)によってメモリ50(または外部メモリ
140)へのデータの書込/読出が許可される前に、割
込みが要求された場合の動作について説明する。なお、
図8においては、メモリ50(または外部メモリ14
0)へのデータの書込/読出はタイミングT1で要求さ
れ、メモリ50(または外部メモリ140)へのデータ
の書込/読出はタイミングT9で許可されるものとす
る。
【0129】図6を参照して説明したように、インタフ
ェース20は、タイミングT1でLレベルからHレベル
に切換わるトランザクション信号TRSKをシステムバ
ス120を介してメモリインタフェース40(またはイ
ンタフェース80)へ出力した後、タイミングT10で
LレベルからHレベルに切換わる割込信号DSTSを割
込みコントローラ90から受ける。
【0130】そうすると、活性化信号生成回路22のO
Rゲート222は、バス使用許可信号BSAW、バスウ
エイト信号BSWT、デバッグ起動信号DBGS、割込
信号DSTSおよび反転信号/RSTの論理和を演算
し、タイミングT2でHレベルからLレベルに切換わ
り、タイミングT10でLレベルからHレベルに切換わ
るイネーブル信号ENをラッチ回路24およびプロセッ
サ10のマルチプレクサ11へ出力する。
【0131】ラッチ回路24は、イネーブル信号ENを
クロックCLKの半周期分だけラッチし、ラッチ信号E
NLTHをANDゲート25へ出力する。ANDゲート
25は、ラッチ信号ENLTHとクロックCLKとの論
理積を演算し、タイミングT3からタイミングT11ま
での期間に対応するクロック成分を削除した間欠クロッ
クGCLKをプロセッサ10のフリップフロップ12へ
出力する。
【0132】このように、割込要求が入力されたとき、
プロセッサ10が動作する必要があるので、インタフェ
ース20は、Hレベルの割込信号DSTSに応じてタイ
ミングT10でLレベルからHレベルに切換わるイネー
ブル信号ENをマルチプレクサ11へ出力するととも
に、タイミングT11以降、プロセッサ10へクロック
を供給する間欠クロックGCLKをフリップフロップ1
2へ出力する。
【0133】これにより、プロセッサ10は、メモリ5
0(または外部メモリ140)へのデータの書込/読出
が許可されるタイミングT9よりも前のタイミングT1
2から割込要求に応じた動作を行なうことができる。
【0134】なお、インタフェース20においては、ク
ロック制御レジスタ21を用いて、プロセッサ10への
クロックの供給を強制的に停止させることも可能であ
る。この場合、クロック制御レジスタ21は、半導体装
置100の外部から停止信号STPを受け、その受けた
停止信号STPに応じて活性化信号生成回路22および
インタフェース回路23へのクロックCLKの供給を停
止する。そうすると、活性化信号生成回路22におい
て、ORゲート222は、駆動されず、イネーブル信号
ENがマルチプレクサ11およびラッチ回路24へ出力
されない。その結果、プロセッサ10へのクロックの供
給が停止される。
【0135】このように、半導体装置100において
は、外部からの信号によってプロセッサ10へのクロッ
クの供給を強制的に停止することも可能である。
【0136】実施の形態1によれば、半導体装置は、プ
ロセッサが非動作状態にある期間、プロセッサへのクロ
ックの供給を停止するクロック供給回路を備えるので、
半導体装置における消費電力を減少することができる。
【0137】また、半導体装置は、プロセッサが非動作
状態にある期間に対応したクロック成分を削除した間欠
クロックをクロックに同期して生成し、その生成した間
欠クロックをプロセッサへ出力するクロック供給回路を
備えるので、プロセッサへのクロックの供給をクロック
単位で制御できる。
【0138】[実施の形態2]図9を参照して、実施の
形態2による半導体装置100Aは、半導体装置100
のインタフェース20をインタフェース20Aに代えた
ものであり、その他は半導体装置100と同じである。
【0139】図10を参照して、インタフェース20A
は、インタフェース20からクロック制御レジスタ21
を削除したものであり、その他はインタフェース20と
同じである。
【0140】インタフェース20Aは、図5〜図8を参
照して説明した動作に従って、プロセッサ10が非動作
状態にある期間、プロセッサ10へのクロックの供給を
停止する。そして、インタフェース20Aは、インタフ
ェース20に比べ、クロック制御レジスタ21を搭載し
ていないので、半導体装置100Aは、半導体装置10
0に比べ消費電力をさらに低減できる。
【0141】その他は、実施の形態1と同じである。実
施の形態2によれば、半導体装置は、プロセッサが非動
作状態にある期間、プロセッサへのクロックの供給を停
止するクロック供給回路を備えるとともに、クロックの
供給をソフトウエアによって制御するクロック制御レジ
スタを備えないので、半導体装置における消費電力をさ
らに低減できる。
【0142】[実施の形態3]図11を参照して、実施
の形態3による半導体装置100Bは、半導体装置10
0Aのインタフェース20Aをインタフェース20Bに
代えたものであり、その他は半導体装置100Aと同じ
である。
【0143】図12を参照して、インタフェース20B
は、インタフェース20Aの活性化信号生成回路22を
活性化信号生成回路22Aに代えたものであり、その他
はインタフェース20Aと同じである。
【0144】活性化信号生成回路22Aは、活性化信号
生成回路22と同じようにインバータ221とORゲー
ト222とから成るが(図4参照)、生成したイネーブ
ル信号ENをプロセッサ10のマルチプレクサ11へ出
力しない点が活性化信号生成回路22と異なる。したが
って、インタフェース20Bは、図5〜図8を参照して
説明した動作に従ってインタフェース20,20Aと同
じように間欠クロックGCLKを生成し、その生成した
間欠クロックGCLKをプロセッサ10のフリップフロ
ップ12へ出力する。
【0145】また、マルチプレクサ11は、フリップフ
ロップ12からの出力データDA−OUTを受けず、イ
ンタフェース回路23からの入力データDA−INのみ
を受ける。したがって、マルチプレクサ11は、入力デ
ータDA−INが入力されると、その入力データDA−
INをフリップフロップ12へ出力し、フリップフロッ
プ12は、インタフェース20Bからの間欠クロックG
CLKに同期して、入力データDA−INをラッチして
出力データDA−OUTを出力する。
【0146】実施の形態1,2に示すプロセッサ10に
おいては、インタフェース20,20Aからのイネーブ
ル信号ENおよび間欠クロックGCLKによってデータ
の更新が制御されていたが、実施の形態3におけるプロ
セッサ10では、間欠クロックGCLKのみによってデ
ータの更新が制御される。つまり、実施の形態3におい
ては、フリップフロップ12は、常に入力データDA−
INが入力され、フリップフロップ12は、間欠クロッ
クGCLKのうち、クロック成分が存在する期間のみ入
力データDA−INをラッチして出力データDA−OU
Tを出力する。したがって、実施の形態3においては、
マルチプレクサ11およびフリップフロップ12は、ク
ロック成分が連続している期間のみデータを更新でき
る。
【0147】その他は、実施の形態1と同じである。実
施の形態3によれば、半導体装置は、プロセッサが非動
作状態にある期間、プロセッサへのクロックの供給を停
止するクロック供給回路を備えるとともに、プロセッサ
における入力データと出力データとを選択するための選
択信号をプロセッサへ出力しないので、半導体装置にお
ける消費電力をさらに低減できる。
【0148】[実施の形態4]図13を参照して、実施
の形態4による半導体装置200は、半導体装置210
と半導体装置220とを備える。半導体装置210は、
プロセッサ10と、インタフェース20とを含む。半導
体装置220は、PLL回路30と、メモリインタフェ
ース40と、メモリ50と、デコーダ60と、アービタ
70と、インタフェース80と、割込みコントローラ9
0と、デバッグインタフェース110と、システムバス
120とを含む。
【0149】プロセッサ10、インタフェース20,8
0、PLL回路30、メモリインタフェース40、メモ
リ50、デコーダ60、アービタ70、割込みコントロ
ーラ90、デバッグインタフェース110、デバッガ1
30、および外部メモリ140については、上述したと
おりである。
【0150】半導体装置200は、2つの半導体装置2
10,220から構成され、半導体装置210は、デー
タ処理を行なうプロセッサ10と、プロセッサ10とシ
ステムバス120との間のデータ等のやり取りを制御す
るインタフェース20とを含む。
【0151】一方、半導体装置220は、データを記憶
するメモリ50、メモリ50へのアクセスを制御するメ
モリインタフェース40、外部メモリ140へのアクセ
スを制御するインタフェース80等のプロセッサ10に
おけるデータ処理に必要なデータや信号を入出力する素
子から成る。
【0152】したがって、半導体装置200は、主制御
回路を搭載した半導体装置210と、従制御回路を搭載
した半導体装置220とから構成される。
【0153】半導体装置200におけるプロセッサ10
へのクロックの供給を停止する動作は、半導体装置10
0の場合と同じである。
【0154】半導体装置200においては、半導体装置
210のインタフェース20をインタフェース20A,
20Bのいずれかに代えてもよい。その場合、半導体装
置200におけるプロセッサ10へのクロックの供給を
停止する動作は、それぞれ、半導体装置100A,10
0Bの場合と同じである。
【0155】実施の形態4においては、データ処理を行
なうプロセッサ10と、プロセッサ10へのクロックの
供給を制御するインタフェース20とを含む半導体装置
210と、従制御回路を搭載する半導体装置220とを
組合わせることによって、プロセッサ10が非動作状態
にある期間、プロセッサ10へのクロックの供給を停止
して消費電力が少ない半導体装置を実現できる。
【0156】その他は、実施の形態1〜3と同じであ
る。実施の形態4によれば、半導体装置は、データ処理
を行なうプロセッサおよびプロセッサへのクロックの供
給を制御するインタフェースが1つの半導体基板上に作
製された半導体装置を備えるので、プロセッサ等を搭載
した半導体装置を各種の機能を有する半導体装置と組合
わせることによって、種々の半導体装置において消費電
力を低減できる。
【0157】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明では
なくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲
と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる
ことが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1による半導体装置の概略ブロッ
ク図である。
【図2】 図1に示すシステムバスとインタフェースと
の間、およびインタフェースとプロセッサとの間におい
てやり取りされる信号等を説明するための図である。
【図3】 図2に示すインタフェースおよびプロセッサ
の概略ブロック図である。
【図4】 図3に示す活性化信号生成回路の回路図であ
る。
【図5】 図1に示すインタフェースとプロセッサの動
作を説明するための信号のタイミングチャートである。
【図6】 図1に示すインタフェースとプロセッサの動
作を説明するための信号の他のタイミングチャートであ
る。
【図7】 図1に示すインタフェースとプロセッサの動
作を説明するための信号のさらに他のタイミングチャー
トである。
【図8】 図1に示すインタフェースとプロセッサの動
作を説明するための信号のまたさらに他のタイミングチ
ャートである。
【図9】 実施の形態2による半導体装置の概略ブロッ
ク図である。
【図10】 図9に示すインタフェースおよびプロセッ
サの概略ブロック図である。
【図11】 実施の形態3による半導体装置の概略ブロ
ック図である。
【図12】 図11に示すインタフェースおよびプロセ
ッサの概略ブロック図である。
【図13】 実施の形態4による半導体装置の概略ブロ
ック図である。
【図14】 従来の半導体装置の概略ブロック図であ
る。
【符号の説明】
10,310 プロセッサ、11 マルチプレクサ、1
2 フリップフロップ、20,20A,20B,80,
320 インタフェース、21,321 クロック制御
レジスタ、22,22A 活性化信号生成回路、23
インタフェース回路、24 ラッチ回路、25 AND
ゲート、30,330 PLL回路、40 メモリイン
タフェース、50 メモリ、60 デコーダ、70,3
50 アービタ、90 割込みコントローラ、100,
100A,100B,200,210,220,300
半導体装置、110 デバッグインタフェース、12
0,340 システムバス、130 デバッガ、140
外部メモリ、221 インバータ、222 ORゲー
ト。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロックに同期してデータ処理を行なう
    半導体装置であって、 データを伝送するシステムバスと、 前記システムバスを介して入力されたデータを記憶し、
    データの読出要求に応じて前記システムバスにデータを
    出力するメモリを含むスレーブ部と、 動作命令に応じてデータを前記メモリから前記システム
    バスを介して読出し、前記クロックに同期して前記デー
    タ処理を行なう演算処理回路と、 前記システムバスと前記演算処理回路との間で信号およ
    びデータのやり取りを制御するインタフェース回路と、 前記クロックを発生するクロック発生回路と、 前記クロック発生回路からの前記クロックを前記演算処
    理回路へ供給するクロック供給回路とを備え、 前記クロック供給回路は、前記演算処理回路が前記シス
    テムバスへのアクセスを待つ状態に入ったと前記インタ
    フェース回路が判定したとき、前記演算処理回路への前
    記クロックの供給をクロック単位で停止する、半導体装
    置。
  2. 【請求項2】 前記クロック供給回路は、前記アクセス
    を待つ状態に入っている期間に対応したクロック成分を
    前記クロックから削除して間欠クロックを生成し、その
    生成した間欠クロックを前記演算処理回路へ供給する、
    請求項1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記クロック供給回路は、前記インタフ
    ェース回路が前記スレーブ部への要求信号を前記システ
    ムバスを介して出力する第1のタイミングから前記要求
    信号に対する許可信号を前記システムバスを介して前記
    スレーブ部から受信する第2のタイミングまでの期間に
    相当するクロック成分を前記クロックから削除して前記
    間欠クロックを生成する、請求項2に記載の半導体装
    置。
  4. 【請求項4】 前記スレーブ部は、前記インタフェース
    回路が出力した前記システムバスの使用要求信号を前記
    システムバスを介して受けると、前記システムバスの使
    用可否を判断し、前記システムバスが使用可能であると
    き前記システムバスの使用許可信号を出力するアービタ
    をさらに含み、 前記クロック供給回路は、前記インタフェース回路が前
    記使用要求信号を前記システムバスを介して前記アービ
    タへ出力する前記第1のタイミングから前記使用許可信
    号を前記アービタから前記システムバスを介して受信す
    る前記第2のタイミングまでの期間に相当するクロック
    成分を前記クロックから削除して前記間欠クロックを生
    成する、請求項3に記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記スレーブ部は、前記システムバスと
    前記メモリとの間で信号およびデータのやり取りを制御
    するメモリインタフェースをさらに含み、 前記クロック供給回路は、前記インタフェース回路が前
    記メモリへのデータのリード/ライトを要求する信号を
    前記システムバスを介して前記メモリインタフェースへ
    出力する前記第1のタイミングから、前記メモリへのア
    クセスを許可するアクセス許可信号を前記メモリインタ
    フェースから前記システムバスを介して受信する前記第
    2のタイミングまでの期間に相当するクロック成分を前
    記クロックから削除して前記間欠クロックを生成する、
    請求項3に記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記スレーブ部は、外部からの割込信号
    を受け、その受けた割込信号を前記インタフェース回路
    および前記クロック供給回路へ出力する割込コントロー
    ラをさらに含み、 前記クロック供給回路は、前記第1のタイミングと前記
    第2のタイミングとの間の第3のタイミングで前記割込
    信号を受けると、前記第1のタイミングから前記第3の
    タイミングまでの期間に相当するクロック成分を前記ク
    ロックから削除して前記間欠クロックを生成する、請求
    項3に記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記スレーブ部は、デバッグを起動する
    デバッグ起動信号を外部から受け、前記デバッグ起動信
    号を前記インタフェース回路および前記クロック供給回
    路へ出力するデバッグインタフェースをさらに含み、 前記クロック供給回路は、前記第1のタイミングと前記
    第2のタイミングとの間の第3のタイミングで前記デバ
    ッグ起動信号を受けると、前記第1のタイミングから前
    記第3のタイミングまでの期間に相当するクロック成分
    を前記クロックから削除して前記間欠クロックを生成す
    る、請求項3に記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 前記演算処理回路においてデータを更新
    する際のデータ選択に用いる選択信号を前記スレーブ部
    からの前記許可信号に基づいて生成し、その生成した選
    択信号を前記演算処理回路へ出力する選択信号生成回路
    をさらに備え、 前記クロック供給回路は、前記選択信号と前記クロック
    との論理積を演算して前記間欠クロックを生成する、請
    求項3に記載の半導体装置。
  9. 【請求項9】 前記クロック発生回路から前記クロック
    供給回路への前記クロックの供給を制御するクロック制
    御レジスタをさらに備え、 前記クロック制御レジスタは、前記クロックの停止要求
    に応じて前記クロック供給回路への前記クロックの供給
    を停止する、請求項3に記載の半導体装置。
  10. 【請求項10】 クロックに同期してデータ処理を行な
    う半導体装置であって、 第1の半導体装置と、 第2の半導体装置とを備え、 前記第1の半導体装置は、 データを伝送するシステムバスと、 前記システムバスを介して入力されたデータを記憶し、
    データの読出要求に応じて前記システムバスにデータを
    出力するメモリを含むスレーブ部と、 前記クロックを発生するクロック発生回路とを含み、 前記第2の半導体装置は、 動作命令に応じてデータを前記メモリから前記システム
    バスを介して読出し、前記クロックに同期して前記デー
    タ処理を行なう演算処理回路と、 前記システムバスと前記演算処理回路との間で信号およ
    びデータのやり取りを制御するインタフェース回路と、 前記クロック発生回路からの前記クロックを前記演算処
    理回路へ供給するクロック供給回路とを含み、 前記クロック供給回路は、前記演算処理回路が前記シス
    テムバスへのアクセスを待つ状態に入ったと前記インタ
    フェース回路が判定したとき、前記演算処理回路への前
    記クロックの供給をクロック単位で停止する、半導体装
    置。
  11. 【請求項11】 前記クロック供給回路は、前記アクセ
    スを待つ状態に入っている期間に対応したクロック成分
    を前記クロックから削除して間欠クロックを生成し、そ
    の生成した間欠クロックを前記演算処理回路へ供給す
    る、請求項10に記載の半導体装置。
  12. 【請求項12】 前記クロック供給回路は、前記インタ
    フェース回路が前記スレーブ部への要求信号を前記シス
    テムバスを介して出力する第1のタイミングから前記要
    求信号に対する許可信号を前記システムバスを介して前
    記スレーブ部から受信する第2のタイミングまでの期間
    に相当するクロック成分を前記クロックから削除して前
    記間欠クロックを生成する、請求項11に記載の半導体
    装置。
  13. 【請求項13】 前記スレーブ部は、前記インタフェー
    ス回路が出力した前記システムバスの使用要求信号を前
    記システムバスを介して受けると、前記システムバスの
    使用可否を判断し、前記システムバスが使用可能である
    とき前記システムバスの使用許可信号を出力するアービ
    タをさらに含み、 前記クロック供給回路は、前記インタフェース回路が前
    記使用要求信号を前記システムバスを介して前記アービ
    タへ出力する前記第1のタイミングから前記使用許可信
    号を前記アービタから前記システムバスを介して受信す
    る前記第2のタイミングまでの期間に相当するクロック
    成分を前記クロックから削除して前記間欠クロックを生
    成する、請求項12に記載の半導体装置。
  14. 【請求項14】 前記スレーブ部は、前記システムバス
    と前記メモリとの間で信号およびデータのやり取りを制
    御するメモリインタフェースをさらに含み、前記クロッ
    ク供給回路は、前記インタフェース回路が前記メモリへ
    のデータのリード/ライトを要求する信号を前記システ
    ムバスを介して前記メモリインタフェースへ出力する前
    記第1のタイミングから、前記メモリへのアクセスを許
    可するアクセス許可信号を前記メモリインタフェースか
    ら前記システムバスを介して受信する前記第2のタイミ
    ングまでの期間に相当するクロック成分を前記クロック
    から削除して前記間欠クロックを生成する、請求項12
    に記載の半導体装置。
  15. 【請求項15】 前記スレーブ部は、外部からの割込信
    号を受け、その受けた割込信号を前記インタフェース回
    路および前記クロック供給回路へ出力する割込コントロ
    ーラをさらに含み、 前記クロック供給回路は、前記第1のタイミングと前記
    第2のタイミングとの間の第3のタイミングで前記割込
    信号を受けると、前記第1のタイミングから前記第3の
    タイミングまでの期間に相当するクロック成分を前記ク
    ロックから削除して前記間欠クロックを生成する、請求
    項12に記載の半導体装置。
  16. 【請求項16】 前記スレーブ部は、デバッグを起動す
    るデバッグ起動信号を外部から受け、前記デバッグ起動
    信号を前記インタフェース回路および前記クロック供給
    回路へ出力するデバッグインタフェースをさらに含み、 前記クロック供給回路は、前記第1のタイミングと前記
    第2のタイミングとの間の第3のタイミングで前記デバ
    ッグ起動信号を受けると、前記第1のタイミングから前
    記第3のタイミングまでの期間に相当するクロック成分
    を前記クロックから削除して前記間欠クロックを生成す
    る、請求項12に記載の半導体装置。
  17. 【請求項17】 前記第2の半導体装置は、前記演算処
    理回路においてデータを更新する際のデータ選択に用い
    る選択信号を前記スレーブ部からの前記許可信号に基づ
    いて生成し、その生成した選択信号を前記演算処理回路
    へ出力する選択信号生成回路をさらに含み、 前記クロック供給回路は、前記選択信号と前記クロック
    との論理積を演算して前記間欠クロックを生成する、請
    求項12に記載の半導体装置。
  18. 【請求項18】 前記第2の半導体装置は、前記クロッ
    ク発生回路から前記クロック供給回路への前記クロック
    の供給を制御するクロック制御レジスタをさらに含み、 前記クロック制御レジスタは、前記クロックの停止要求
    に応じて前記クロック供給回路への前記クロックの供給
    を停止する、請求項12に記載の半導体装置。
  19. 【請求項19】 データを記憶するメモリと前記メモリ
    から出力されたデータを伝送するシステムバスとを含む
    スレーブ部のみから成る半導体チップと組合わせられ、
    クロックに同期してデータ処理を行なう半導体装置に用
    いられる半導体チップであって、 動作命令に応じてデータを前記メモリから前記システム
    バスを介して読出し、前記クロックに同期して前記デー
    タ処理を行なう演算処理回路と、 前記システムバスと前記演算処理回路との間で信号およ
    びデータのやり取りを制御するインタフェース回路と、 前記クロックを前記演算処理回路へ供給するクロック供
    給回路とを含み、 前記クロック供給回路は、前記演算処理回路が前記シス
    テムバスへのアクセスを待つ状態に入ったと前記インタ
    フェース回路が判定したとき、前記演算処理回路への前
    記クロックの供給をクロック単位で停止する、半導体チ
    ップ。
  20. 【請求項20】 前記クロック供給回路は、前記アクセ
    スを待つ状態に入っている期間に対応したクロック成分
    を前記クロックから削除して間欠クロックを生成し、そ
    の生成した間欠クロックを前記演算処理回路へ供給す
    る、請求項19に記載の半導体チップ。
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