JP2003053466A - 輪体のローリング成形装置 - Google Patents

輪体のローリング成形装置

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JP2003053466A
JP2003053466A JP2001251338A JP2001251338A JP2003053466A JP 2003053466 A JP2003053466 A JP 2003053466A JP 2001251338 A JP2001251338 A JP 2001251338A JP 2001251338 A JP2001251338 A JP 2001251338A JP 2003053466 A JP2003053466 A JP 2003053466A
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JP
Japan
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molding
roller
mandrel
ring body
wheel body
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Application number
JP2001251338A
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English (en)
Inventor
Ryuichi Nakano
龍一 中野
Hiroaki Ishida
博昭 石田
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Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】正確な輪体のローリング成形ができるローリン
グ成形装置を提供する。 【解決手段】 被加工用輪体を嵌挿し、その内面を成形
する成形面を備えたマンドレル2と、該マンドレル2に
嵌挿された輪体の外周面を成形する成形面を備えた成形
ローラ3と、上記マンドレル2を成形ローラ3側に押圧
する加圧ローラ4とを備えたした輪体の成形装置1にお
いて、上記加圧ローラ4は、被加工用輪体を挟んで配備
される対をなす固定円盤10外周にそれぞれ上記マンド
レル2に当接する外輪12を回動可能に支持すると共
に、該固定円盤10には被加工用輪体との当接部にコロ
20を回動可能に取付けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は輪状素材(以下輪体
という)、例えばベアリングのインナーレース又はアウ
ターレース等の輪体のローリング成形加工を行う輪体の
ローリング成形装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の輪体のローリング成形装置の一例
を図5に示す。図において輪体のローリング成形装置5
0は、被加工輪体Wを嵌挿し、その内面を成形する成形
面51aを備えたマンドレル51と、該マンドレル51
に嵌挿された輪体の外周面を成形する成形面52aを備
えた成形ローラ52と、上記マンドレル51を成形ロー
ラ側に押圧する加圧ローラ53とを備える。
【0003】上記成形ローラ52は駆動モータMに接続
され、また加圧ローラ53は、マクドレル51の従動フ
ランジ51b、51cに当接する加圧フランジ53a、
53bを備え、該加圧ローラ53を支持する支持アーム
54は適宜の押圧シリンダ55を連結する。
【0004】この場合、輪体Wは加工に際しては左右何
れかに傾く傾向にある。このためそれぞれの加圧ローラ
53の加圧フランジ53a、53bはそれぞれベアリン
グ55a、55bを介して外輪56a、56bと内輪5
7a、57bとより構成し、外輪56a、56bは従動
フランジ51b、51cに当接し、該従動フランジに追
随して回動せしめ、内輪は支持アーム54にベアリング
60a、60bを介して支持せしめ、該内輪は輪体Wに
追随して回動せしめる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記内輪は
大型で回動には相当の力を要し、かつ図6において接触
点Tは輪体の傾きにより一定せず、このため輪体Wはス
リップを生じ、正確なローリング成形を行うことができ
ない等の問題があった。本発明はかゝる点に鑑み、輪体
に加わる負荷を可及的に軽減することにより歪みを生じ
ることなく、正確にローリング成形を行うことを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の輪体のローリング成形装置は、被加工用輪
体を嵌挿し、その内面を成形する成形面を備えたマンド
レルと、該マンドレルに嵌挿された輪体の外周面を成形
する成形面を備えた成形ローラと、上記マンドレルを成
形ローラ側に押圧する加圧ローラとを備えたした輪体の
成形装置において、上記加圧ローラは、被加工用輪体を
挟んで配備される対をなす固定円盤外周にそれぞれ上記
マンドレルに当接する外輪を回動可能に支持すると共
に、該固定円盤には被加工用輪体との当接部にコロを回
動可能に取付けたことを特徴とする。
【0007】上記の構成によるときは、固定盤には被加
工用輪体との当接部にコロを回動可能に取付けたことに
より、被加工用輪体とは、このコロのみが追随回動する
のみであり、被加工用輪体への負担は軽減し、従ってロ
ーリング成形に影響を与えることはない。
【0008】この場合、上記固定円盤は被加工用輪体と
の距離を調整可能に支持することができる。
【0009】これにより、被加工用輪体の着脱に際して
は、両固定円盤間の間隔を広げることにより、その操作
を容易に行うことができ、かつ被加工用輪体の形状変
更、特に幅寸法の異なる場合に対しても接触圧を調整す
ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の輪体のローリング
成形装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0011】図1〜図4は、本発明の実施例を示すもの
で、輪体のローリング成形装置1は周知構造と同様に
被加工輪体Wを嵌挿し、その内面を成形する成形面2a
を備えたマンドレル2と、該マンドレル2に嵌挿された
輪体の外周面を成形する成形面3aを備えた成形ローラ
3と、上記マンドレル2を成形ローラ側に押圧する加圧
ローラ4とを備える。
【0012】上記成形ローラ3は駆動モータMに接続さ
れ、また加圧ローラ4は、マンドレル2の従動フランジ
2b、2cに当接する加圧フランジ5a、5bを備え、
該加圧ローラ4を支持する支持アーム6は適宜の押圧シ
リンダ7を連結する。
【0013】上記加圧フランジ5a、5bはそれぞれ固
定円盤10a、10bの外周にベアリング11a、11
bを介して外輪12a、12bを取付けてなり、固定円
盤10a、10bは両加圧フランジを互いに近接離間す
る移行部材11を介して支持アーム6に支持されてい
る。
【0014】この移行部材11は、それぞれの固定円盤
10a、10bを取付ける支持腕15a、15bと、こ
の支持腕を被加工用輪体の加工軸心に対して進退移行さ
せる螺子16a、16bとを備えた移動駒17a、17
bと、両移動駒を同時に近接離間方向に移行すべく、両
駒に共通の螺子18よりなる。
【0015】ただし螺子16a、16bは手動で回動さ
れ、螺子18は支持腕15a、15bを同時に進退せし
めるように逆螺子18a、18bを備え、かつスプロケ
ット18cを取付け、駆動モータ(図示省略)により予
め設定されたプログラムに沿って駆動される。16c、
16dはそれぞれ螺子16a、16bのハンドルを示
す。
【0016】上記固定円盤10a、10b(以下総称す
るときは単に10という)の被加工用輪体Wへの対向面
には、コロ20a、20b(以下総称するときは単に2
0という)を取付ける。その要領を図2乃至図4に示
す。
【0017】図2において、コロ20は成形すべき被加
工用輪体Wの略々半径方向に位置して好ましくは複数個
(図例は2個)設け、円盤より若干突出して回転可能に
支持せしめる。その要領を図3及び図4に示す。図3は
円盤10にコロ20を若干突出する深さの溝21を穿孔
し、コロ20を挿入後「カシメ」20aしてコロの脱落
を防止する。また図4はコロ22は中空筒とし、支軸2
3に回動可能に支持せしめ、溝24内に収納したもの
で、支軸23は「カシメ」等により固定する。25は耐
摩耗性軸受けを示す。
【0018】上記の構成において、被加工用輪体Wの取
付けに際しては、加圧フランジ5a、5bを後退せし
め、マンドレル2を軸受け2dより取り出し、輪体Wを
挿入してマンドレル2を取付けた後、加圧フランジを前
進せしめマンドレル2に当接すると共に、それぞれの固
定円盤10a、10bを螺子16a、16bを作動して
進退させ、コロ20a、20bを被加工用輪体Wに当接
させ、成形加工を開始する。
【0019】その後の成形加工は、両移動駒17a、1
7bに共通の螺子18を予め設定されたプログラムに沿
って駆動し、両固定盤10a、10bを同期して進退さ
せ、被加工用輪体の着脱を行う。
【0020】
【発明の効果】以上の如く本発明の輪体のローリング成
形装置によれば、加圧ローラは、被加工用輪体を挟んで
配備される対をなす固定円盤外周にそれぞれ上記マンド
レルに当接する外輪を回動可能に支持すると共に、該固
定円盤には被加工用輪体との当接部にコロを回動可能に
取付けたことにより、被加工用輪体は該コロのみを回動
させればよく、従って負荷は軽減され、ローリング成形
を正確に行うことができる。また、請求項2記載の発明
によれば、上記固定円盤は被加工用輪体との距離を調整
可能に支持することにより、被加工用輪体の着脱を容易
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の輪体のローリング成形装置の一実施例
を示し、一部を断面図とした正面図である。
【図2】被加工用輪体に対するコロの取付け要領説明図
である。
【図3】固定盤に対するコロの第1の取付け要領説明図
である。
【図4】固定盤に対するコロの第2の取付け要領説明図
である。
【図5】従来例の輪体のローリング成形装置の一部を断
面図とした正面図である。
【図6】図5における被加工用輪体の加圧ローラとの接
触状態の説明図である。
【符号の説明】
1 輪体のローリング成形装置 2 マンドレル 3 成形ローラ 4 加圧ローラ 10 固定円盤 12 外輪 20 コロ 22 コロ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工用輪体を嵌挿し、その内面を成形
    する成形面を備えたマンドレルと、該マンドレルに嵌挿
    された輪体の外周面を成形する成形面を備えた成形ロー
    ラと、上記マンドレルを成形ローラ側に押圧する加圧ロ
    ーラとを備えたした輪体の成形装置において、上記加圧
    ローラは、被加工用輪体を挟んで配備される対をなす固
    定円盤外周にそれぞれ上記マンドレルに当接する外輪を
    回動可能に支持すると共に、該固定円盤には被加工用輪
    体との当接部にコロを回動可能に取付けたことを特徴と
    する輪体のローリング成形装置。
  2. 【請求項2】 固定円盤は被加工用輪体との距離を調整
    可能に支持されることを特徴とする請求項1記載の輪体
    のローリング成形装置。
JP2001251338A 2001-08-22 2001-08-22 輪体のローリング成形装置 Pending JP2003053466A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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