JP2003050138A - ドライブルート設定装置及びドライブルート設定プログラム、出発案内装置及び出発案内プログラム - Google Patents

ドライブルート設定装置及びドライブルート設定プログラム、出発案内装置及び出発案内プログラム

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JP2003050138A
JP2003050138A JP2001240621A JP2001240621A JP2003050138A JP 2003050138 A JP2003050138 A JP 2003050138A JP 2001240621 A JP2001240621 A JP 2001240621A JP 2001240621 A JP2001240621 A JP 2001240621A JP 2003050138 A JP2003050138 A JP 2003050138A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 余暇の範囲内での快適なドライブを実現す
る。 【解決手段】 余暇としての行動予定時間を入力するこ
とにより(S100)、その行動予定時間で移動可能な
範囲を算出し(S120,S130)、その移動範囲に
存在するレジャースポットを検索する(S140)。そ
して、レジャースポットが選択されると(S150,S
160)、選択されたレジャースポットに基づいたルー
トを探索し、ドライブプランを表示して(S170)、
ドライブルートを設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドライブプラン提
供や出発案内など、車両誘導を目的としたサービスに関
する。
【0002】
【従来の技術】自動車の走行に伴ってGPS等により位
置を検出し、現在地から目的地までの適切なルートを演
算して求め、さらに、そのルートの案内を音声にて行う
ナビゲーションシステムが知られている。
【0003】このようなナビゲーションシステムでは、
近年、走行地点周辺のドライブポイントや、目的地への
到着予想時刻なども案内されるようになってきた。この
ような従来のシステムでは、走行ルート(案内のための
設定がなされていないものを含む)や目的地が決定され
てはじめて、ドライブポイントや到着予想時刻といった
情報が得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、走行ル
ートや目的地が最初から決まっていない状況も多々存在
する。走行ルートが定まる背景には、何かしらの目的が
存在する。例えばゴルフ、水泳、スキー、花見といった
レジャーであったり、あるいは、仕事であったり、とい
う具合である。レジャーが目的であれば、まずレジャー
スポットを探すことになり、その上で、走行ルートや目
的地が決定される。
【0005】そして、レジャースポットなどのドライブ
ポイントを探すときに問題となるのが、余暇との兼ね合
いである。例えば、5時間くらいで往復できるドライブ
ポイントを探したいという場合もあるし、あるいは、一
泊二日で複数のドライブポイントを回りたいという場合
もある。
【0006】すなわち、予め目的地が決まっていない場
合、「余暇」→「ドライブポイント」→「走行ルート」
→「目的地」という順序で利用者はドライブプランを立
てることがあり、その場合、走行ルートが決定されてか
ら周辺のドライブポイントが提示されたり、目的地が決
定されてから所要時間が算出されたりする従来のシステ
ムでは、十分なサービスを提供できない。
【0007】なお、従来のシステムにおいても、既定の
ドライブポイントを経由するドライブルートを提供する
ものはあった。しかし、予め定められた走行ルートをモ
デルとしており、そのカスタマイズには制限が多く、利
用者それぞれの余暇に合わせたドライブルートを提供す
ることはできない。
【0008】一方、目的地が予め決まっており、決まっ
た時刻までにそこへ到着しなければならないという状況
があっても、例えば旅行先などでは、時間の許す限り、
ドライブポイントを回りたいと思うことがある。従来の
システムでは、出発地と目的地とが設定されてルート探
索が行われた後、例えばルート案内が開始されると、そ
のルートに従った場合の走行時間(到着予想時刻)が提
供される。そのため、上述したような状況には、対応で
きない。
【0009】なお、固定的な出発地点での出発時刻を報
知する技術に関しては、本出願人が特願2000−30
4556号公報に開示した。しかし、上述したように時
間の許す限りドライブポイントを回りたいという状況で
は、車両の移動によって出発地点が変わってくるため、
固定的な出発地点での出発時刻を報知しても意味がな
い。
【0010】結局、上述したような状況下では、決まっ
た時刻までに目的地へ到着できるか否かが気になって、
折角の余暇を十分に楽しめないことになってしまう。本
発明は、余暇に合わせた適切なドライブルートを提供す
ることを第1の目的とし、また、決まった時刻までにあ
る地点へ到着すべき状況下でも余暇を利用してドライブ
を楽しめるようにすることを第2の目的とし、もって、
余暇の範囲内での快適なドライブを実現する。
【0011】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上述した
第1の目的を達成するためになされたドライブルート設
定装置では、設定された行動予定時間で移動可能な範囲
に存在するドライブポイントを取得して提示し、利用者
により選択されたドライブポイントに基づき、ドライブ
ルートを設定する。
【0012】つまり、本装置は「余暇としての行動予
定時間の設定」→「ドライブポイントの取得提示」、
「ドライブポイントの選択」→「走行ルートの決定」を
行うのである。これによって、余暇に合わせた適切なド
ライブルートを提供できる。なお、設定されたドライブ
ルートは、ナビゲーション装置へ出力されてルート案内
できるようにすることが考えられる。また、本装置をナ
ビゲーション装置として実現し、ルート案内のための構
成を含めるようにしてもよい。
【0013】ドライブルートは、基本的に、選択された
ドライブポイントを経由するものとして設定することが
考えられる。ただし、複数のドライブポイントが選択さ
れる場合もある。したがって、「ドライブポイントに基
づき」とは、各ドライブポイントの位置関係や、ドライ
ブポイントを経由する場合の所要時間と行動予定時間と
の関係などを考慮するという意味である。例えば、選択
された2つのドライブポイントが現在位置から正反対の
方向にあったり、選択された各ドライブポイントを経由
する場合に予測される所要時間が行動予定時間を大きく
上回ったりした場合、選択されたドライブポイントの一
部を除いてドライブルートを設定することも考えられ
る。また、設定されるドライブルートは一つでなくても
よい。したがって、選択されたドライブポイントの全て
を経由するドライブルートや、その一部を除いたドライ
ブルートなど、複数のドライブルートを設定して、利用
者に選択させるようにしてもよい。
【0014】ところで、ドライブポイントでは、車両を
停車又は駐車して、時を過ごすことが考えられる。そこ
で、ドライブポイントに対してプレイタイムを設定し、
このプレイタイムを考慮して、ドライブルートを設定す
るようにするとよい(請求項2)。これによって、ドラ
イブポイントでの時間を十分に楽しめる。
【0015】なお、取得提示手段が、行動予定時間で移
動可能な範囲に存在するドライブポイントを取得して提
示することは既に述べた。これは例えば、その行動予定
時間で移動できる直線距離を算出し、その直線距離を半
径とする円内に存在するドライブポイントを取得するこ
とで実現される。ドライブポイントの取得には、従来よ
り知られているデータベースの検索技術を用いればよ
い。
【0016】ただし、行動予定時間内に、帰宅までを考
えることもある。そこで、行動予定時間で往復可能な範
囲に存在するドライブポイントを取得して提示するよう
にしてもよい(請求項3)。この場合、例えば上述した
直線距離の半分の距離を半径とする円内に存在するドラ
イブポイントを取得すればよい。
【0017】また、行動予定時間は種々の形態で指定で
きるようにすると、利用者にとって便利である。例え
ば、出発日時と帰宅日時とで指定できるようにすること
が考えられる。このとき、行動予定時間が複数日に跨る
場合、一日単位の移動を考慮して、一日単位で移動可能
な範囲に存在するドライブポイントを取得することが考
えられる(請求項4)。このようにすれば、一泊二日、
二泊三日といったドライブプランを立てるときに有利で
ある。
【0018】ところで、ドライブルートが設定された
後、さらに、ドライブルートの調整を行えるようにする
と、なお便利である。すなわち、ドライブルート周辺の
ドライブポイントを取得提示可能にするとよい(請求項
5)。取得提示可能としたのは、ドライブルート設定後
に自動的に周辺のドライブポイントの再探索を行う構成
に加え、利用者からの要求があった場合にだけ、再探索
を行うような構成を含める意図である。
【0019】具体的には、食事や宿泊ができるドライブ
ポイントを取得して提示することが考えられる(請求項
6)。また、営業時間や、入力される到着希望時刻に基
づいてドライブポイントを取得するとよい(請求項
7)。食事ができるドライブポイントなどには夕方から
しか営業しないところもあるからであり、宿泊する場合
には、チェックイン予定時刻を入力しておくことによっ
て、その時刻にチェックインできる場所にある宿泊施設
を探索するためである。このようにして、新たなドライ
ブポイントが提示された場合、そのドライブポイントが
選択されると、再びドライブルートが設定される。この
場合、ドライブルートの更新設定を行ってもよいし、先
に選択されたドライブポイントと合わせて、ドライブル
ートを再度設定するようにしてもよい。このようにドラ
イブポイントの追加設定を可能にすれば、ドライブルー
トのカスタマイズが容易になり、利用者の要求に近いド
ライブルートを提供できる。
【0020】なお、このようなドライブルート設定装置
の各手段としての機能は、コンピュータを機能させるプ
ログラムとして実現することができる。すなわち、ドラ
イブルート設定プログラムの発明として実現してもよ
い。また、このようなドライブルート設定プログラム
は、例えば、FD、MO、DVD、CD−ROM、ハー
ドディスク等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に
記録し、必要に応じてコンピュータシステムにロードし
て起動することにより用いることができる。この他、R
OMやバックアップRAMをコンピュータ読み取り可能
な記録媒体としてプログラムを記録しておき、このRO
MあるいはバックアップRAMをコンピュータシステム
に組み込んで用いてもよい。
【0021】上述した第2の目的を達成するためになさ
れた出発案内装置では、車両の現在位置から設定地点ま
での走行時間を、繰り返し予測する。例えば10分とい
うような所定時間間隔で予測することが考えられる。設
定地点は到着希望時刻が設定された地点をいい、本発明
ではさらに、この到着希望時刻と走行時間とに基づき、
その到着希望時刻に合わせて設定地点へ到着するための
車両現在位置における出発時刻を算出する。そして、算
出した出発時刻に基づく報知を行う(請求項9)。
【0022】つまり、繰り返し設定地点までの走行時間
を予測することによって、設定地点までの走行時間が変
わってくるような車両の移動があっても、車両移動地点
に応じた適切な出発時刻を算出し、算出した出発時刻に
基づく報知を行うのである。このようにすれば、決まっ
た時刻までにある地点へ到着すべき状況があっても、余
暇を利用して十分にドライブが楽しめる。例えば旅行先
などで時間の許す限りドライブポイントを回りたいとい
う場合、到着希望時刻が設定された設定地点を入力して
おけば、出発時刻に基づく報知がなされるため、利用者
は、安心してドライブを楽しめることになる。
【0023】なお、出発時刻に基づく報知には、例え
ば、出発時刻そのものの報知が含まれる(請求項1
0)。このようにすれば、車両の移動地点における出発
時刻が分かるため、常に余裕を持って行動できる。ま
た、これに加え又は代え、出発時刻になった旨を報知す
るようにしてもよい(請求項11)。このようにすれ
ば、出発時刻になったか否かを気にする必要がなくなる
ため、さらに便利である。
【0024】ところで、走行時間は、例えば車両現在位
置から設定地点までの直線距離に基づいて予測すること
もできる。しかし、上述した設定地点を目的地又は経由
地としてルート設定可能な構成とし、設定されたルート
に従って走行した場合の走行時間を予測すれば(請求項
12)、さらに正確な走行時間が予測できる。すなわ
ち、この場合は、車両現在位置からのルート設定を繰り
返し行う。なお、目的地又は経由地としての設定は、利
用者が手動で行うようにしてもよいし、あるいは、設定
地点を含めた行き先の入力がなされることを前提とし
て、本装置が自動的に行うようにしてもよい。
【0025】またこのとき、経由地における滞在予定時
間を設定できるようにし、経由地における滞在予定時間
を考慮して、走行時間を予測する構成にしてもよい(請
求項13)。さらに、ルート設定がなされるのであるか
ら、設定されたルートに基づくルート案内が可能な構成
にしてもよい(請求項14)。
【0026】ところで、目的地へのルート案内が可能な
構成では、報知手段が、設定地点でない目的地や経由地
への到着予想時刻を報知するようにしてもよい(請求項
15)。このようにすれば、設定地点以外の地点への到
着予想時刻が分かるため便利である。
【0027】なお、案内手段によるルート案内を行う構
成について上述したが、出発時刻になるまでは、例えば
周辺のドライブポイントを適切なルートで回れることが
望ましい。そこで、出発時刻になるまでは、設定地点に
係る目的地とは別の第2の目的地へのルート案内を可能
な構成にするとよい(請求項16)。
【0028】このような第2の目的地へのルート案内に
おいて、上述したような、ドライブルート設定装置の構
成を採用して、ドライブルートを設定できるようにすれ
ば、出発までの余暇に合わせたドライブプランが提示さ
れることになり、さらに、利用者にとって便利になる。
【0029】ところで、このような出発案内装置の各手
段としての機能は、コンピュータを機能させるプログラ
ムとして実現することができる。すなわち、出発案内プ
ログラムの発明として実現することができる。また、こ
のような出発案内プログラムは、例えば、FD、MO、
DVD、CD−ROM、ハードディスク等のコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体に記録し、必要に応じてコン
ピュータシステムにロードして起動することにより用い
ることができる。この他、ROMやバックアップRAM
をコンピュータ読み取り可能な記録媒体としてプログラ
ムを記録しておき、このROMあるいはバックアップR
AMをコンピュータシステムに組み込んで用いてもよ
い。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施例
を図面を参照して説明する。 [第1実施例]図1は実施例としての車載用ナビゲーシ
ョン装置1の全体構成を示すブロック図である。本車載
用ナビゲーション装置1は、位置検出器22、地図デー
タ入力器24、操作スイッチ群26、表示装置28、ス
ピーカ30、外部メモリ32、通信装置34、電子制御
装置(ECU)36を備えている位置検出器22は、周
知のジャイロスコープ38、車速センサ40、および衛
星からの電波に基づいて車両の位置を検出するGPS
(GlobalPositioning System)のためのGPS受信機4
2を有している。これらのセンサ等38,40,42は
各々が性質の異なる誤差を持っているため、複数のセン
サにより補間しながら使用するように構成されている。
なお、精度によっては上述した内の一部で構成してもよ
く、さらに、地磁気センサ、ステアリングの回転センサ
や各転動輪の車輪センサ等を用いてもよい。
【0031】地図データ入力器24は、記録媒体に格納
された地図データを入力する。なお、地図データには、
道路の種別を示すデータや、位置検出精度向上のための
マップマッチング用データなどが含まれる。道路の種別
を示すデータは、高速道路、一般道路などの区別するた
めのデータである。ところで、地図データが格納される
記録媒体としては、そのデータ量からCD−ROMやD
VD−ROMを用いるのが一般的であるが、メモリカー
ド等の他の媒体を用いても良い。
【0032】操作スイッチ群26は、車載用ナビゲーシ
ョン装置1を操作するための各種スイッチから構成さ
れ、具体的には、表示装置28に表示させる表示内容を
切り替えるためのスイッチや、表示内容に合わせて情報
を入力するためのスイッチなどを含む。本実施例では、
操作スイッチ群26を構成する各種スイッチとしては、
表示装置28と一体に構成されたタッチスイッチと、表
示装置28とは別のメカニカルなスイッチとを併用して
いる。メカニカルなスイッチには、数値を入力するため
のテンキーが含まれる。なお、車両後部座席からの操作
を可能にするため、リモートコントロール端末を用いて
構成にすることも考えられる。
【0033】表示装置28は、カラー表示装置であり、
その表示画面には、位置検出器22から入力された車両
現在位置マークと、地図データ入力器24より入力され
た地図データと、さらに地図上に表示する誘導経路や設
定地点の目印等の付加データとを重ねて表示することが
できる。また、後述する各種処理のための情報入力画面
を表示することができる。
【0034】スピーカ30からは、ルート案内を音声に
て運転者に報知することができるよう構成されており、
本実施例では、表示装置28による表示とスピーカ30
からの音声出力との両方で、運転者にルート案内をする
ことができる。例えば、右折の場合には、交差点などを
表示して進行方向を示すと共に、「次の交差点を右折し
て下さい」といった内容を音声にて出力する。音声によ
り運転者に報知すれば、運転者は視点を移動させること
無く、設定した地点の交通情報を確認できるので、より
一層の安全運転を達成できる。
【0035】外部メモリ32は、電子制御装置36の設
定した経路を記憶し、その記憶内容は図示しない電源に
よってバックアップされるようになっている。通信装置
34は、外部の例えばVICS(Vehicle Information
and Communication System)システムなどから提供され
る情報やデータベースを有するセンタ装置から提供され
る情報を受信し、また、例えば検索のための情報を外部
へ送信するための装置である。この通信装置34を介し
て外部から受け取った情報は、電子制御装置36にて処
理される。また、通信装置34として利用される機器と
しては、移動体通信機器である自動車電話や携帯電話な
どを用いてもよいし、専用の送受信機を用いてもよい。
【0036】電子制御装置36は通常のコンピュータと
して構成されており、内部には、周知のCPU、RO
M、RAM、I/Oおよびこれらの構成を接続するバス
ラインが備えられている。そして、位置検出器22、地
図データ入力器24及び操作スイッチ群26からの入力
に応じて、表示装置28、スピーカ30、外部メモリ3
2、通信装置34を制御し、ルート設定を行い、そのル
ートに従ってルート案内を行う。
【0037】このような構成を持った本車載用ナビゲー
ション装置1では、電子制御装置36によるルート設定
に特徴を有している。すなわち、ドライブルート設定処
理を実行することにより、利用者それぞれの余暇に合わ
せたドライブルートを設定する。ドライブルートを設定
すると、その後は、表示装置28にそのルートを表示す
ると共にスピーカ30を介して音声にて案内(ルート案
内)する。
【0038】そこで次に、ドライブルート設定処理を説
明する。図2及び図3は、電子制御装置36にて実行さ
れるドライブルート設定処理を示すフローチャートであ
る。この処理は、上述した操作スイッチ群26を介して
ドライブルート設定の指示があったときに実行される。
なお、ドライブルート設定に際しての情報入力は、ウィ
ザード形式を用いて行われる。ウィザード形式とは、一
連の情報入力を利用者に分かり易くするように、情報入
力画面を順次表示して、利用者の入力を促す形式であ
る。したがってここでは、図4〜6に示す画面表示例を
適宜参照して説明する。
【0039】まず最初のステップ(以下、ステップを単
に記号Sで示す。)100において、行動予定時間を入
力する。この行動予定時間が、上述した利用者の余暇に
相当する。この処理は、図4(a)に示すような、入力
画面を表示して行う。利用者は、出発日時及び帰宅日時
にそれぞれ対応する入力フィールド(記号Aで示した)
に年月日と時刻とを入力する。この入力操作には、操作
スイッチ群26のテンキーを用いる。なお、図4(a)
に示す画面表示例の下方には、「次へ」ボタン(記号B
で示した)と「キャンセル」ボタン(記号Cで示した)
とが表示されている。出発日時及び帰宅日時を入力した
後、この画面上の「次へ」ボタンを押下することで次の
処理へ移行する。ボタンの押下は、画面上のボタン位置
を指で触れることで実現される。一方、「キャンセル」
ボタンの機能は、以降の処理を実行せず、本ドライブル
ート設定処理を強制終了するものである。これらボタン
の機能は、以下に示す画面表示例でも同様である。
【0040】図2中のS110では、行動予定時間が複
数日に跨るか否かを判断する。すなわち出発日と帰宅日
とが異なるか否かを判断する。ここで複数日に跨ると判
断された場合(S110:YES)、S130にて一日
単位の移動範囲を算出し、S140へ移行する。一日単
位の移動範囲の算出は、図4(a)に示すように4月2
4日の午前9時25分に出発する場合、例えば、その日
の午後7時まで移動することを想定し、午後7時までに
移動可能な範囲を算出するという具合に行われる。な
お、ここでは午後7時として説明したが、この時刻は利
用者によって任意に設定できるようにしておけば便利で
ある。一方、複数日に跨らないと判断された場合(S1
10:NO)、S120にて行動予定時間での移動範囲
を算出し、S140へ移行する。S120では、行動予
定時間内で往復できる範囲を算出する。
【0041】なお、本実施例では、帰宅日時を入力する
ようにしていることから分かるように、行動予定時間で
自宅(出発地点)まで戻ってくることを予定している。
したがって、例えば2日で行動する場合には、1日目、
2日目の移動で帰宅できるように、日毎の移動範囲を算
出する。三日間以上行動する場合も同様である。このよ
うな移動範囲は、日毎の到達予定地点と自宅との位置関
係を考慮して決定すればよい。例えば2日間で行動する
場合、1日目の到達地点が一日で移動できる最長距離に
あれば、2日目の移動範囲は自宅方向に限定される。一
方、1日目の到達地点が一日で移動できる半分の距離に
あれば、2日目の移動範囲が拡がることになる。
【0042】S140では、S120又はS130で算
出した移動範囲にあるドライブポイントとしてのレジャ
ースポットを検索する。レジャースポットの検索は、通
信装置34を介し、外部のセンタ装置(不図示)のデー
タベースを利用して実現する。なお、外部メモリ32に
予めレジャースポットのデータベースを構築しておくこ
とで実現してもよい。
【0043】検索されるレジャースポットの情報には、
レジャースポットのカテゴリ、営業日、営業時間、駐車
場の有無、プレイタイムなどの属性情報が付加されてい
る。続くS150では、検索されたレジャースポットの
カテゴリの一覧表示を行い、カテゴリの入力を行う。こ
のときの画面表示例は、図4(b)に示す如くである。
ここでは「フィッシング」、「バードウォッチング」、
「スキー」、「テニス」、「ワンダーフォーゲル」の表
示がなされている。カテゴリ入力は、画面上を指で触れ
ることによって所望するカテゴリを選択状態とし、「次
へ」ボタンを押下することによってなされる。記号Dで
示す「フィッシング」が選択状態とされ(斜線を施して
示した)、「次へ」ボタンが押下されたものとして、説
明を続ける。なお、記号Eで示した「戻る」ボタンは、
前画面への切り換えを実現するためのものである。これ
は以下に示す画面表示例でも同様である。
【0044】次のS160では、レジャースポットを入
力すると共に、そのレジャースポットでのプレイタイム
を入力する。画面表示例を、図4(c)に示した。ここ
には記号Fで示すようにバス釣りが可能な○○湖が選択
され、記号Gで示すように、そこでのプレイタイムが3
時間と入力された様子が示されている。レジャースポッ
トを単に通過するような場合には、敢えてプレイタイム
を入力する必要はない。また、レジャースポットを複数
選択することもできる。ここでも「次へ」ボタンの押下
で次の処理へ移行する。
【0045】続くS170では、S160で選択された
レジャースポット及びプレイタイムに基づき、ドライブ
プランを作成して表示する。本実施例では、ドライブプ
ランは、図5(a)に示すように、プラン1〜5の最大
5ルートが作成される。レジャースポットが複数選択さ
れたときは、全てを回ると行動予定時間を大きく上回る
場合も考えられる。したがって、そのような場合には、
利用者の希望するレジャースポットのいくつかをカット
したルートも含め、複数のドライブプランを提供する。
なお、あるプランを選択状態として、記号Hで示す「詳
細」ボタンを押下することによって、そのプランの詳細
が表示できるようになっている。図5(b)に示す如く
である。この場合、どのようなルートで、どのようにレ
ジャースポットを回るかが表示される。このとき、記号
Iで示したスクロールバーを用いて、ルートの全体が分
かるようにスクロール表示させることができる。
【0046】なお、S170におけるプラン作成のため
のルート探索は、ダイクストラ法によりコスト計算して
行われる。例えば、レジャースポットが一つだけ選択さ
れた場合はそのレジャースポットを目的地とし、レジャ
ースポットが複数箇所選択された場合は、その中の一つ
を目的地とし、その他を経由地とする。そして、ノード
間のリンクに対するリンク情報及び通行規制を含むリン
ク間の接続情報とを用いて出発地から各ノードに至るま
での経路コスト(経路に対する評価値)を計算し、目的
地までの全てのコスト計算が終了した段階で、経路コス
トを考慮してルートを決定する。このとき、道路種別な
どを考慮してプレイタイムを含めた所要時間を算出し、
行動予定時間を大きく上回るようであれば、レジャース
ポットの一部を経由地から外して、別のルートを探索す
る。また、同程度の経路コストとなるルートが探索され
れば、それぞれ別のドライブプランとして表示する。
【0047】図5(a)に示す「次へ」ボタンが押下さ
れると、S180にて、ドライブプランが選択されたか
否かを判断する。ここでドライブプランが選択されたと
判断されると(S180:YES)、図3中のS190
へ移行する。一方、ドライブプランが選択されなかった
と判断した場合(S180:NO)、本ドライブルート
設定処理を終了する。
【0048】S190では、選択されたドライブプラン
のルート周辺の食事処を検索する。ここでは食事処の営
業時間を考慮して、ルート周辺で一般的な食事の時間帯
に営業している店を表示する。図6(a)に画面表示例
を示した。このとき、各店舗への到着予想時刻も表示す
る。ここで図中に示すように「軽食□」が選択され、
「次へ」ボタンが押下されると、ルートに組み込まれて
ルートが更新される。なお、食事処は、複数選択しても
よい。また、弁当などを持参する場合には、選択を行わ
ず(選択状態とせず)「次へ」ボタンを押下すればよ
い。さらに、「詳細」ボタンが押下されると、選択され
た店舗の詳細情報が表示されることになる。
【0049】続くS200では、翌日プランを作成する
か否かを判断する。行動予定時間が複数日に跨ってお
り、かつ、最終日のプランを決定していない場合、ここ
で肯定判断される。ここで翌日プランを作成する場合
(S200:YES)、S210へ移行する。一方、翌
日プランを作成しない場合(S200:NO)、S23
0にて全行程のドライブルートを設定して、本ドライブ
ルート設定処理を終了する。このとき、設定されたドラ
イブルートは表示装置28にて表示され、利用者の指示
があると、上述したルート案内が開始される。
【0050】翌日プランを作成する場合に移行するS2
10では、チェックイン予定時刻を入力する。これは宿
泊施設を探索するにあたり、利用者に希望のチェックイ
ン予定時刻を入力させる処理である。続くS220で
は、入力されたチェックイン予定時刻を考慮して、ルー
ト周辺の宿泊施設を検索する。検索結果は、図6(b)
に示す如く画面表示される。この場合、チェックイン予
定時刻が午後7時の場合の検索例である。ここで「次
へ」ボタンが押下されると、選択状態となっている宿泊
施設がルートに組み込まれる。もちろんここでも、宿泊
施設を必ずしも選択する必要はない。なお、「詳細」ボ
タンが押下された場合、選択された宿泊施設の詳細情報
が表示される。そしてその後、図2中のS130からの
処理を繰り返す。
【0051】以上詳述したように、本実施例では、利用
者が余暇としての行動予定時間を入力することにより
(図2中のS100,図4(a))、移動範囲を算出し
(S130,S140)、その移動範囲に存在するレジ
ャースポットを検索する(S140)。そして、レジャ
ースポットが選択されると(S150,S160,図4
(b)及び(c))、選択されたレジャースポットに基
づいたルートを探索し、ドライブプランを表示して(S
170)、ドライブルートを設定する(S230)。こ
れによって、利用者それぞれの余暇に合わせた適切なド
ライブルートを提供できる。
【0052】また、レジャースポットの選択操作では、
プレイタイムが入力でき(図4(c))、入力されたプ
レイタイムを考慮してルート探索がなされる。したがっ
て、レジャースポットでの時間を十分楽しむことができ
る。さらにまた、本実施例では、出発日時と帰宅日時と
で行動予定時間を指定できるようにした。そして、行動
予定時間が複数日に跨る場合(図2中のS110:YE
S)、一日単位の移動を考慮して移動範囲を算出し(S
130)、その移動範囲にあるドライブポイントを検索
する(S140)。そして、一日毎にドライブプランを
立てていくことができる(図3中のS200)。これに
よって、一泊二日、二泊三日といったドライブプランを
立てるときに有利である。
【0053】また、本実施例では、設定されたルート周
辺の食事処、宿泊施設の検索を可能にした(図3中のS
190,S220)。このとき、営業時間を考慮して食
事処を検索すると共に(S190)、利用者から入力さ
れるチェックイン予定時刻を考慮して宿泊施設を検索す
る(S210,S220)。これによって、ルート設定
の後、ドライブルートのカスタマイズができ、利用者の
要求に近いドライブルートを提供できる。
【0054】なお、本実施例の電子制御装置36及び操
作スイッチ群26が「時間設定手段」及び「選択手段」
に相当し、電子制御装置36、通信装置34及び表示装
置28が「取得提示手段」に相当し、電子制御装置36
及び地図データ入力器24が「ルート設定手段」に相当
する。
【0055】また、各手段としての電子制御装置36に
よる機能は、電子制御装置36にて実行されるプログラ
ムによって実現される。したがって、電子制御装置36
にて実行されるプログラムが「ドライブルート設定プロ
グラム」に相当する。そして、図2中に示すS100の
処理が時間設定手段としての処理に相当し、S110〜
S140,S190,S220の処理が取得提示手段と
しての処理に相当し、S150及びS160の処理が選
択手段としての処理に相当し、S170及びS230の
処理がルート設定手段としての処理に相当する。 [第2実施例]上記実施例は、利用者それぞれの余暇に
合わせてドライブプランを提供するものであった。これ
は目的地が決定されていない状況において、余暇の範囲
で適切な目的地を設定するという思想である。
【0056】本第2実施例は、目的地が予め決まってお
り、決まった時刻までにそこへ到着しなければならない
という状況を想定したものである。このとき、例えば旅
行先などでは、時間の許す限り、ドライブポイントを回
りたいと思うことがある。なお、ハードウェア構成に関
しては、上記第1実施例の車載用ナビゲーション装置1
と同様である。すなわち、図1に示す構成を採用する。
したがって、ハードウェア構成に関する説明は省略し、
上記第1実施例と同一の符号を用いて説明する。
【0057】本第2実施例の車載用ナビゲーション装置
1では、電子制御装置36による出発案内に特徴を有し
ている。すなわち、出発案内処理を実行することによ
り、目的地への適切な出発を促すことにより、出発まで
の余暇を有効に利用するという思想である。
【0058】そこで次に、出発案内処理を説明する。図
7は、電子制御装置36にて実行される出発案内処理を
示すフローチャートである。この処理は、上述した操作
スイッチ群26を介して指示があった後、例えば10分
というような所定時間間隔で繰り返し実行される。な
お、出発案内を行うための情報入力は、ウィザード形式
を用いて行われる。ウィザード形式とは、一連の情報入
力を利用者に分かり易くするように、情報入力画面を順
次表示して、利用者の入力を促す形式である。したがっ
てここでは、図8に示す画面表示例を適宜参照して説明
する。
【0059】まず最初のS300において、設定された
情報があるか否かを判断する。この情報とは、行き先地
点、到着希望時刻、及び滞在予定時間の情報である。こ
こで設定された情報があると判断された場合(S30
0:YES)、S310の処理を実行せず、S320へ
移行する。一方、設定された情報がないと判断された場
合(S300:NO)、S310にて、情報設定処理を
行う。
【0060】ここでS310における情報設定処理につ
いて説明する。まず行き先地点を入力する。行き先地点
は、一つだけでなく複数入力することができる。この入
力は、操作スイッチ群26を介して行われ、地図による
指示、施設名称による指示、住所による指示、電話番号
による指示、メモリ地点による指示などで行われる。こ
こに挙げた入力手法は、従来のナビゲーション装置での
目的地や経由地の入力手法と同様である。
【0061】行き先地点の入力が終了すると、行き先地
点に対する到着希望時刻を入力する。到着希望時刻の入
力画面は、例えば図8(a)に示す如くである。ここで
は、A〜Dの4つの地点が行き先として入力された場合
が示されており、いずれか一つの行き先に対して到着希
望時刻を入力できるようになっている。到着希望時刻の
入力は、操作スイッチ群26のテンキーを用いて行う。
図8(a)では、C地点に対する到着希望時刻として
「午後7時20分」が入力された様子が示されている。
なお、本実施例では、一つの行き先だけに対し到着希望
時刻が入力できる構成としたが、複数の行き先に対し
て、到着希望時刻を入力できるようにしてもよい。ここ
で到着希望時刻の入力された行き先が「設定地点」に相
当する。
【0062】なお、図8(a)中の下方に示した「戻
る」ボタン(記号Aで示した)が押下されると、前画面
への切り換えが行われる。図8(a)からは、行き先入
力の画面(不図示)へ切り換えられることになる。ま
た、「次へ」ボタン(記号Bで示した)が押下される
と、次の処理へ移行する。「キャンセル」ボタン(記号
Cで示した)が押下されると、以降の処理を実行するこ
となく、本出発案内処理が強制終了される。これら画面
上に表示されるボタンの押下は、画面上のボタン位置を
指で触れることにより実現される。また、これら各ボタ
ンの機能は、以下で説明する画面表示例でも同様であ
る。
【0063】図8(a)中に記号Bで示した「次へ」ボ
タンが押下されると、次に、図8(b)に示すような画
面表示がなされ、行き先地点での滞在予定時間が入力で
きるようになる。図8(b)では、B地点で1時間、D
地点で0.5時間を滞在予定としている。
【0064】図8(b)中の「次へ」ボタンが押下され
ると、情報設定処理が終了し、図7中のS320へ移行
する。S320では、ルート探索を行う。このルート探
索は、ダイクストラ法によりコスト計算して行われる。
例えば、行き先地点が一つだけ設定された場合はその地
点を目的地とし、行き先地点が複数箇所設定された場合
は、その中の一つを目的地とし、その他を経由地とす
る。そして、ノード間のリンクに対するリンク情報及び
通行規制を含むリンク間の接続情報とを用いて車両現在
位置から各ノードに至るまでの経路コスト(経路に対す
る評価値)を計算し、目的地までの全てのコスト計算が
終了した段階で、経路コストを考慮してルートを決定す
る。なお、車両現在位置から最も遠くにある行き先地点
を目的地としてもよいが、別の行き先地点を目的地とし
て適宜ルート探索を行い、経路コストの最も小さくなる
ルートを決定してもよい。
【0065】S330では、決定したルートに従って走
行する場合の走行時間を予測する。ここでは上述したリ
ンク情報から得られる道路種別毎の平均車速に基づき、
通信装置34を介してVICSシステムなどから得られ
る渋滞情報、さらに、行き先地点での滞在予定時間を加
味して、目的地及び経由地までの走行時間を予測する。
なお、利用者の中には、制限速度通りに運転するタイプ
や制限速度よりもゆっくり運転するタイプがある。そこ
で、道路種別毎の平均車速については、利用者自身で設
定変更できるようにしてもよい。また、当初の到着希望
時刻と実際の到着時刻とのズレを統計して、自動的に更
新変更されるようにしてもよい。これによって、利用者
が変わっても、適切な走行時間の予測が可能になる。
【0066】続くS340では、ある地点に対して設定
された到着希望時刻と、予測した走行時間とに基づき、
決定されたルートの出発地点における出発時刻を算出す
る。そして次のS350では、算出した出発時刻を報知
する。例えば「出発時刻は○○時○○分です」というよ
うなメッセージを表示装置28に表示したり、あるい
は、スピーカ30を介して出力したりする。
【0067】またS360では、出発時刻になったか否
かを判断する。この処理は、現在時刻と出発時刻を比較
することによって行う。現在時刻は、GPS受信機42
からの情報に基づいて特定してもよいし、装置1内部の
時計機能(RTC)を用いて特定してもよい。なお、S
360における判断処理は、現在時刻が丁度出発時刻に
なった場合を判断するだけでなく、算出された出発時刻
の前後10分というように、判断に幅を持たせてもよ
い。
【0068】出発時刻になっていないうちは(S36
0:NO)、S370にて通常のナビゲーション処理を
行い、その後、本出発案内処理を終了する。この場合
は、終了後所定時間が経過すると、本出発案内処理が再
び実行される。一方、出発時刻になったと判断された場
合(S360:NO)、S380にて出発時刻になった
旨を報知し、S390へ移行する。
【0069】S370における通常のナビゲーション処
理とは、上述した行き先地点とは別に目的地や経由地を
設定することによって実現される第2のルートに従う案
内処理である。つまり、出発時刻となるまでは別の場所
へのルート案内が可能になっているのである。また、S
380における報知は、S350における報知と同様、
表示装置28やスピーカ30を介して行う。この場合、
「出発時刻になりました」というようなメッセージを出
力することが考えられる。
【0070】出発時刻になった旨の報知がなされると、
利用者は、操作スイッチ群26を介し、設定した行き先
地点へのルート案内の開始を指示することができる。し
たがってS390では、利用者からのルート案内の要求
があったか否かを判断する。ここでルート案内の要求が
あったと判断された場合(S390:YES)、S40
0にてルート案内を開始し、その後、本出発案内処理を
終了する。S400にてルート案内が開始されると、そ
の後は、本出発案内処理は実行されず、通常のナビゲー
ション処理が実行されることになる。一方、ルート案内
の要求がないと判断された場合(S390:NO)、S
400の処理を実行せず、本出発案内処理を終了する。
この場合もその後は、本出発案内処理は実行されない。
【0071】以上説明したように、本実施例では、利用
者による指示があると、出発案内処理(図7参照)を例
えば10分というような所定時間間隔で繰り返し実行す
る。これによって、行き先地点及び、一つの行き先地点
に対する到着希望時刻を入力すると(S310,図8
(a))、所定時間間隔で、車両現在位置から行き先地
点までのルートが探索され(S320)、そのルートに
従って走行した場合の走行時間が予測される(S33
0)。そして、探索したルートにおける出発時刻が算出
され(S340)、出発時刻に基づく報知がなされる
(S350,S380)。
【0072】つまり、繰り返し行き先地点までの走行時
間を予測することによって、行き先地点までの走行時間
が変わってくるような車両の移動があっても、車両移動
地点に応じた適切な出発時刻を算出し、算出した出発時
刻に基づく報知を行うのである。これによって、決まっ
た時刻までにある地点へ到着すべき状況があっても、余
暇を利用して十分にドライブが楽しめる。例えば旅行先
などで時間の許す限りドライブポイントを回りたいとい
う場合、行き先地点を入力し、さらに、一つの行き先地
点についての到着希望時刻を入力しておけば、出発時刻
に基づく報知がなされるため、利用者は、安心してドラ
イブを楽しめる。
【0073】このとき、行き先地点に対して滞在予定時
間を入力することができ(S310,図8(b))、走
行時間は、この滞在予定時間を含めて予測される。これ
によって、行き先地点での滞在予定までが考慮され、行
き先地点での滞在時間を考える必要がないため便利であ
る。
【0074】また、本実施例では、出発時刻そのものを
報知する(図7中のS350)。これによって、車両の
移動地点において所定時間間隔で出発時刻が分かり、常
に余裕を持って行動できる。加えて、出発時刻になった
旨を報知する(S380)。その結果、出発時刻になっ
たか否かを気にする必要がなく、何度も時計に目をやる
という煩わしさがないため、利用者にとって便利であ
る。
【0075】さらにまた、本実施例では、いわゆるナビ
ゲート機能を備える構成となっている。すなわち、出発
時刻になった旨の報知があったとき(図7中のS38
0)、操作スイッチ群26を介してルート案内開始を要
求すると(S390:YES)、探索したルートに基づ
くルート案内が開始される(S400)。これによっ
て、行き先地点までの走行途中で道に迷うことなくな
り、到着希望時刻までに到着できる可能性が高くなる。
【0076】また、本実施例では、出発時刻になるまで
は(図7中のS360:NO)、通常のナビゲーション
処理が実行されるようにして(S370)、設定された
行き先地点とは別の第2の目的地へのルート案内を可能
にした。これによって、出発時刻までの余暇におけるド
ライブを十分に楽しむことができる。
【0077】ところで、この通常のナビゲーション処理
において、上記第1実施例に示したドライブルート設定
処理が実行可能な構成にするとさらによい。その余暇に
合わせたドライブプランが提示されるからである。この
場合の行動予定時間は現在時刻から出発時刻までの時間
となる。
【0078】なお、本実施例における電子制御装置3
6、通信装置34、及び地図データ入力器24が「走行
時間予測手段」に相当し、電子制御装置36が「出発時
刻算出手段」に相当し、電子制御装置36、表示装置2
8及びスピーカ30が「報知手段」及び「案内手段」に
相当する。
【0079】また、各手段としての電子制御装置36に
よる機能は、電子制御装置36にて実行されるプログラ
ムによって実現される。したがって、電子制御装置36
にて実行されるプログラムが「出発案内プログラム」に
相当する。そして、図7中に示すS320及びS330
の処理が走行時間予測手段としての処理に相当し、S3
40の処理が出発時刻算出手段としての処理に相当し、
S350及びS360,S380の処理が報知手段とし
ての処理に相当し、S370,S390及びS400の
処理が案内手段としての処理に相当する。 [その他]以上、本発明はこのような実施例に何等限定
されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲に
おいて種々なる形態で実施し得る。
【0080】(イ)上記第1実施例では、行動予定時間
を出発日時及び帰宅日時で入力するようにしていたが
(図4(a)参照)、例えば5時間というように時間で
指定するようにしてもよい。 (ロ)上記第1実施例では、食事場所や宿泊施設の検索
を自動的に行うような構成としていたが、もちろん、利
用者の要求があった場合だけ、あるいは、検索を行う設
定が外部メモリ32にある場合だけ行うようにしてもよ
い。後者の設定は、例えばメニューによって設定変更で
きるようにしておくことが考えられる。
【0081】(ハ)上記第2実施例では、出発時刻その
ものを報知すると共に、出発時刻になった旨を報知する
構成であった。これに加えて、例えば複数の行き先地点
が設定された場合に、各行き先地点への到着予想時刻を
報知するようにしてもよい。このようにすれば、さらに
利用者にとって便利である。
【0082】(ニ)また、上記第1実施例では行動予定
時間などを、上記第2実施例では、行き先地点・到着希
望時刻・滞在予定時間などを、操作スイッチ群26を用
いて入力していた。これに対して、例えば、本車載用ナ
ビゲーション装置1に有線又は無線で携帯情報端末など
を接続できる構成としておき、利用者が携帯情報端末に
予めスケジュールを記憶させておくことを前提として、
利用者のスケジュールを自動的に読み出して、操作スイ
ッチ群26を操作することなく、行動予定時間・行き先
地点・到着希望時刻・滞在予定時間といった情報を入力
することが考えられる。なお、本車載用ナビゲーション
装置1と携帯情報端末との接続には、近距離無線通信技
術として標準化されてきたBluetoothなどを用
いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車載用ナビゲーション装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】ドライブルート設定処理の前半部分を示すフロ
ーチャートである。
【図3】ドライブルート設定処理の後半部分を示すフロ
ーチャートである。
【図4】(a)は行動予定時間入力の画面表示例を示す
説明図であり、(b)はカテゴリ選択の画面表示例を示
す説明図であり、(c)はレジャースポット選択の画面
表示例を示す説明図である。
【図5】(a)はドライブプラン選択の画面表示例を示
す説明図であり、(b)はプラン詳細の画面表示例を示
す説明図である。
【図6】(a)は食事処選択の画面表示例を示す説明図
であり、(b)は宿泊施設選択の画面表示例を示す説明
図である。
【図7】出発案内処理を示すフローチャートである。
【図8】(a)は到着希望時刻入力の画面表示例を示す
説明図であり、(b)は滞在予定時間入力の画面表示例
を示す説明図である。
【符号の説明】
1…車載用ナビゲーション装置 22…位置検出器 24…地図データ入力器 26…操作スイッチ群 28…表示装置 30…スピーカ 32…外部メモリ 34…通信装置 36…電子制御装置 38…ジャイロスコープ 40…車速センサ 42…GPS受信機
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09B 29/10 G09B 29/10 A Fターム(参考) 2C032 HB22 HB24 HB25 HD04 HD21 2F029 AA02 AB01 AB07 AB13 AC02 AC06 AC08 AC09 AC14 AC18 AC20 5B075 PP03 PQ02 PQ04 UU14 UU16 5B089 GA01 GA13 GA23 GB02 JA35 JB15 KA11 KA13 KB04 MC08 5H180 AA01 BB04 BB12 BB13 BB15 FF04 FF05 FF07 FF12 FF22 FF25 FF27 FF38

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両に搭載されて用いられ、 行動予定時間を設定する時間設定手段と、 該時間設定手段にて設定された行動予定時間で移動可能
    な範囲に存在するドライブポイントを取得して提示する
    取得提示手段と、 該取得提示手段にて提示されたドライブポイントの中
    で、利用者が所望するドライブポイントを選択するため
    の選択手段と、 該選択手段を介して選択されたドライブポイントに基づ
    き、ドライブルートを設定するルート設定手段とを備え
    ていることを特徴とするドライブルート設定装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のドライブルート設定装置
    において、 前記選択手段を介し、前記ドライブポイントを選択する
    にあたり、当該ドライブポイントにおけるプレイタイム
    が設定可能であり、 前記ルート設定手段は、前記プレイタイムを考慮して、
    前記ドライブルートを設定することを特徴とするドライ
    ブルート設定装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載のドライブルート設
    定装置において、 前記取得提示手段は、前記行動予定時間で往復可能な範
    囲に存在するドライブポイントを取得することを特徴と
    するドライブルート設定装置。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかに記載のドライブ
    ルート設定装置において、 前記取得提示手段は、前記行動予定時間が複数日に跨る
    場合、一日単位の移動を考慮して、一日単位で移動可能
    な範囲に存在するドライブポイントを取得することを特
    徴とするドライブルート設定装置。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれかに記載のドライブ
    ルート設定装置において、 前記取得提示手段は、前記ルート設定手段によってドラ
    イブルートが設定されると、当該設定されたドライブル
    ートの所要時間に基づき、さらに、当該ドライブルート
    周辺のドライブポイントを取得可能であることを特徴と
    するドライブルート設定装置。
  6. 【請求項6】請求項5に記載のドライブルート設定装置
    において、 前記取得提示手段は、前記ドライブルート周辺のドライ
    ブポイントとして、食事や宿泊ができるドライブポイン
    トを取得することを特徴とするドライブルート設定装
    置。
  7. 【請求項7】請求項5又は6に記載のドライブルート設
    定装置において、 前記取得提示手段は、前記ドライブルート周辺のドライ
    ブポイントを、営業時間又は入力される到着希望時刻の
    少なくとも一方に基づいて取得することを特徴とするド
    ライブルート設定装置。
  8. 【請求項8】行動予定時間を設定する時間設定手段、 該時間設定手段にて設定された行動予定時間で移動可能
    な範囲に存在するドライブポイントを取得する取得提示
    手段、 該取得提示手段にて取得されたドライブポイントの中
    で、所望するドライブポイントを選択するための選択手
    段、 該選択手段を介して選択されたドライブポイントに基づ
    き、ドライブルートを設定するルート設定手段としてコ
    ンピュータを機能させるドライブルート設定プログラ
    ム。
  9. 【請求項9】車両に搭載されて用いられ、 車両現在位置から到着希望時刻の設定された地点である
    設定地点までの走行時間を、繰り返し予測する走行時間
    予測手段と、 該走行時間予測手段にて予測された走行時間及び前記到
    着希望時刻に基づき、前記到着希望時刻に合わせて前記
    設定地点へ到着するための前記車両現在位置における出
    発時刻を算出する出発時刻算出手段と、 該出発時刻算出手段にて算出された出発時刻に基づく報
    知を行う報知手段とを備えていることを特徴とする出発
    案内装置。
  10. 【請求項10】請求項9に記載の出発案内装置におい
    て、 前記報知手段は、前記出発時刻そのものを報知すること
    を特徴とする出発案内装置。
  11. 【請求項11】請求項9又は10に記載の出発案内装置
    において、 前記報知手段は、前記出発時刻になった旨を報知するこ
    とを特徴とする出発案内装置。
  12. 【請求項12】請求項9〜11のいずれかに記載の出発
    案内装置において、 前記設定地点を、目的地又は経由地としてルート設定可
    能であり、 前記走行時間予測手段は、設定されたルートに従って走
    行した場合の走行時間を予測することを特徴とする出発
    案内装置。
  13. 【請求項13】請求項12に記載の出発案内装置におい
    て、 前記経由地における滞在予定時間を設定できるようにな
    っており、 前記走行時間予測手段は、前記経由地における滞在予定
    時間を考慮して、前記走行時間を予測することを特徴と
    する出発案内装置。
  14. 【請求項14】請求項12又は13に記載の出発案内装
    置において、 さらに、前記設定されたルートに基づくルート案内を行
    うことが可能な案内手段を備えていることを特徴とする
    出発案内装置。
  15. 【請求項15】請求項12〜14のいずれかに記載の出
    発案内装置において、 前記報知手段は、前記設定地点でない目的地や経由地へ
    の到着予想時刻を報知することを特徴とする出発案内装
    置。
  16. 【請求項16】請求項14又は15のいずれかに記載の
    出発案内装置において、 前記案内手段は、前記出発時刻になるまでは、前記設定
    地点に係る目的地とは別の第2の目的地へのルート案内
    が可能であることを特徴とする出発案内装置。
  17. 【請求項17】車両現在位置から到着希望時刻の設定さ
    れた地点である設定地点までの走行時間を、繰り返し予
    測する走行時間予測手段、 該走行時間予測手段にて予測された走行時間及び前記到
    着希望時刻に基づき、前記到着希望時刻に合わせて前記
    設定地点へ到着するための前記車両現在位置における出
    発時刻を算出する出発時刻算出手段、 該出発時刻算出手段にて算出された出発時刻に基づく報
    知を行う報知手段としてコンピュータを機能させる出発
    案内プログラム。
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