JP2003050055A - 温風暖房機 - Google Patents

温風暖房機

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JP2003050055A
JP2003050055A JP2001236164A JP2001236164A JP2003050055A JP 2003050055 A JP2003050055 A JP 2003050055A JP 2001236164 A JP2001236164 A JP 2001236164A JP 2001236164 A JP2001236164 A JP 2001236164A JP 2003050055 A JP2003050055 A JP 2003050055A
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JP
Japan
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propeller fan
temperature
air heater
fan
radius
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001236164A
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English (en)
Inventor
Yasumitsu Toda
保満 任田
Satoshi Tanzawa
聡 丹沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の温風暖房機は、プロペラファン6の半
径Rの内周側略1/2は前方から後方に向かって流れる
風の流れBにより、燃焼筒4表面で高温になった熱気が
プロペラファン6の中央部に流れ、プロペラファン6の
中央部温度が上昇してしまう。これにより、送風用プロ
ペラファン6を駆動している駆動用モータ7が回転軸7
aを介して熱を受け、温度上昇し、駆動用モータ7内の
潤滑油が枯渇するなどし、駆動モータ7がロックしてし
まうなど、本来の機能を果たせなくなるという問題点が
あった。 【解決手段】 上記問題点を解決するため、背面に送風
用のプロペラファン6を配し、その前方には、燃焼筒
4、温風吹出口8が配置された温風暖房機において、前
記燃焼筒4の背面側に、プロペラファン6との間に燃焼
筒4と2重壁構造となる遮熱板14を設けることによ
り、送風用プロペラファン6の中央部温度を低減するよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送風用のプロペラ
ファンを備えた温風暖房機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】送風用のプロペラファンにより室内空気
を吸引し、燃焼器の燃焼により発生する燃焼ガスと混合
させて温風とし、室内に供給して暖房する従来の温風暖
房機として、図5に示すような温風暖房機がある。図5
に示す従来の温風暖房機は、燃焼筒4内下部に設けられ
た燃焼器2の燃焼により発生する火炎3により発生した
熱気を、燃焼筒4により上方へ展開し、風洞5内で背面
に配置された送風用プロペラファン6からの冷送風と混
合し、適温風として前方の温風吹出口8より室内へと放
出する。
【0003】上記構成からなる従来の温風暖房機におい
ては、プロペラファン6の半径Rの外周側略1/2は、
本来のプロペラファン6の特徴である斜め前方へ風を送
る流れAができており、半径Rの内周側略1/2は、無
風または前方から後方に向かって流れる風の流れBが吹
いている。
【0004】また、図7は前記プロペラファン6と駆動
用モータ7との取付構造を示しており、プロペラファン
6は駆動用モータ7の回転軸7aに対して固定用板金ワ
ッシャ11、防振用ゴムワッシャ12、固定用ナット1
3により固定されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の温
風暖房機は、プロペラファン6の半径Rの内周側略1/
2は前方から後方に向かって流れる風の流れBにより、
燃焼筒4表面で高温になった熱気がプロペラファン6の
中央部に流れ、プロペラファン6の中央部温度が上昇し
てしまう。これにより、送風用プロペラファン6を駆動
している駆動用モータ7が回転軸7aを介して熱を受
け、温度上昇し、駆動用モータ7内の潤滑油が枯渇する
などし、駆動モータ7がロックしてしまうなど、本来の
機能を果たせなくなるという問題点があった。また、プ
ロペラファン6の回転軸7aへの固定に介在しているゴ
ムワッシャ12は熱に弱いので、高温下の経時により永
久変形してしまい、ナット締め固定が不安定になり、プ
ロペラファン6の外れや振動が大きくなるなどの原因と
なるという問題点があった。
【0006】本発明は上記のような問題点を解決するも
ので、送風用プロペラファンの中央部温度を低減するこ
とを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の温風暖房機は、
上記目的を達成するために、背面に送風用のプロペラフ
ァンを配し、その前方には、燃焼筒、温風吹出口が配置
された温風暖房機において、前記燃焼筒の背面側に、プ
ロペラファンとの間に燃焼筒と2重壁構造となる遮熱板
を設けたものである。
【0008】また、前記遮熱板は、少なくともプロペラ
ファンの半径Rの内周側略1/2を覆う面積を有するよ
うにしたものである。
【0009】また、前記遮熱板の下面は開放されてお
り、その位置はプロペラファンの半径Rの外周側略1/
2の範囲に位置することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、本発明の実
施の形態1について、図面を参照して説明する。図1は
本発明の実施の形態1を示す温風暖房機の縦断面図で、
図2はこの実施の形態1の温風暖房機の横断面図であ
る。図1、図2において、1は本体ケース、2は燃焼
器、3は燃焼器2の燃焼により発生する燃焼火炎、4は
燃焼火炎3を覆うように配置された燃焼筒、5は風洞、
6は本体ケース1の背面より室内空気を吸引して前記風
洞5内で燃焼器2の燃焼により発生した燃焼ガスと混合
させて本体ケース1の前面より室内に送風する送風用プ
ロペラファン、7はその駆動用モータ、8は本体ケース
1前面に配置された温風吹出口、9は送付用プロペラフ
ァン6の外側を覆っているファンガード、10はファン
ガード9に設けた多数の空気吸気口である。14は燃焼
筒4の背面で、かつ送風用プロペラファン6との間に配
置するように固定された遮熱板である。この遮熱板14
は、少なくとも上記プロペラファン6の半径Rの内周側
略1/2全域を覆う面積を有して燃焼筒4の背面側を2
重壁構造としている。
【0011】次に、上記構成よりなる実施の形態1の温
風暖房機の動作について説明する。図1、図2におい
て、燃焼筒4の背面でかつ送風用プロペラファン6との
間に配置するように固定された遮熱板14は、燃焼筒4
の背面側を2重壁構造にしているので、遮熱板14の表
面温度は低減され、プロペラファン6の半径Rの内周側
略1/2に無風または前方から後方に向かって流れる風
の流れBが吹いていても、プロペラファン6の中央部の
温度は低減される。また、その遮熱板14の面積は上記
プロペラファン6の半径Rの内周側略1/2全域を覆う
面積を有するように構成しているため、燃焼筒14部か
ら熱気を引き込むことも無い。従って、従来のように、
送風用プロペラファン6を駆動している回転軸7aを介
して熱を受けて温度上昇し、駆動用モータ7内の潤滑油
が枯渇するなどがなくなり、駆動用モータ7のロックや
プロペラファン6の回転軸7aへの固定に介在している
ゴムワッシャ12が熱により永久変形してしまうことが
なくなるので、プロペラファン6の外れや振動が大きく
なるなどの問題を解消できる。また、遮熱板14は、少
なくともプロペラファン6の半径Rの内周側略1/2全
域を覆う面積を有するため、より確実にプロペラファン
6の中央部の温度を低減することができる。
【0012】実施の形態2.次に、本発明の実施の形態
2について、図面を参照して説明する。図3は本発明の
実施の形態2を示す温風暖房機の縦断面図であり、図4
はこの実施の形態2の燃焼筒と遮熱板の構成を示す斜視
図である。図3、図4において、14は燃焼筒4の背面
でかつ送風用プロペラファン6との間に配置するように
固定された遮熱板であり、実施の形態1と同様に燃焼筒
4と2重壁構造であり、下面を開放状態としている。ま
た、その開放した下面をプロペラファン6の半径Rの外
周側略1/2の範囲の中、すなわち本来のプロペラファ
ン6の特徴である斜め前方へ風を送る流れAの中に配置
している。この実施の形態2では、上記の構成すること
で、2重壁構造の内部を上へ向かう風の流れCが形成さ
れるので、実施の形態1よりも遮熱板14の表面温度は
より低減され、プロペラファン6を駆動しているモータ
軸7aの温度上昇をさらに少なくできる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
によれば、燃焼筒の背面でかつ送付用プロペラファンと
の間に遮熱板を設けたことで、プロペラファンの中央部
の温度は低減され、従来のように、送風用プロペラファ
ンを駆動している回転軸を介して熱を受けて温度上昇
し、モータ内の潤滑油が枯渇するなどの不具合がなくな
り、駆動用モータのロックやプロペラファンの回転軸へ
の固定に介在しているゴムワッシャが熱により永久変形
してしまうことがなくなるので、プロペラファンの外れ
や振動が大きくなるなどの問題を解消できる。
【0014】また、本発明の請求項2によれば、遮熱板
は、少なくともプロペラファンの半径Rの内周側略1/
2を覆う面積を有するため、より確実にプロペラファン
の中央部の温度の低減を図ることができる。
【0015】また、本発明の請求項3によれば、遮熱板
の下面は開放されており、その位置はプロペラファンの
半径Rの外周側略1/2の範囲に位置することにより、
2重壁構造の中を冷風が通るため、その表面温度はより
低減され、その結果、プロペラファンの回転軸部の温度
低減をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1を示す温風暖房機の縦
断面図である。
【図2】 本発明の実施の形態1を示す温風暖房機の横
断面図である。
【図3】 本発明の実施の形態2を示す温風暖房機の縦
断面図である。
【図4】 本発明の実施の形態2を示す温風暖房機の燃
焼筒と遮熱板を示す斜視図である
【図5】 従来の温風暖房機を示す縦断面図である。
【図6】 従来の温風暖房機の送風用プロペラファンと
駆動用モータの取付構造を示す図である。
【符号の説明】
4 燃焼筒、6 プロペラファン、7 駆動用モータ、
7a 回転軸、8 温風吹出口、14 遮熱板、A,
B,C 空気の流れ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背面に送風用のプロペラファンを配し、
    その前方には、燃焼筒、温風吹出口が配置された温風暖
    房機において、前記燃焼筒の背面側に、プロペラファン
    との間に燃焼筒と2重壁構造となる遮熱板を設けたこと
    を特徴とする温風暖房機。
  2. 【請求項2】 前記遮熱板は、少なくともプロペラファ
    ンの半径Rの内周側略1/2を覆う面積を有することを
    特徴とする請求項1記載の温風暖房機。
  3. 【請求項3】 前記遮熱板の下面は開放されており、そ
    の位置はプロペラファンの半径Rの外周側略1/2の範
    囲に位置することを特徴とする請求項1記載の温風暖房
    機。
JP2001236164A 2001-08-03 2001-08-03 温風暖房機 Pending JP2003050055A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104896731A (zh) * 2015-06-23 2015-09-09 浙江美尔凯特集成吊顶有限公司 暖风机取暖器
JP2021110481A (ja) * 2020-01-07 2021-08-02 株式会社コロナ 暖房装置

Cited By (3)

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JP2021110481A (ja) * 2020-01-07 2021-08-02 株式会社コロナ 暖房装置
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