JP2003048488A - ポール駆動装置 - Google Patents

ポール駆動装置

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JP2003048488A
JP2003048488A JP2001239672A JP2001239672A JP2003048488A JP 2003048488 A JP2003048488 A JP 2003048488A JP 2001239672 A JP2001239672 A JP 2001239672A JP 2001239672 A JP2001239672 A JP 2001239672A JP 2003048488 A JP2003048488 A JP 2003048488A
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pole
contact
drive
motor
gear
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JP2001239672A
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English (en)
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Masaaki Hirao
雅昭 平尾
Yoshiyuki Ariki
芳幸 有木
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Jeco Corp
Original Assignee
Jeco Corp
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Publication date
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポールを起立、格納させることができるポー
ル駆動装置に関し、薄型で、かつ、照明の効率が良好な
ポール駆動装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 ポールを回動して、起立、格納させるポ
ール駆動装置であって、格納時のポールの延在方向と長
手方向とが平行となり、かつ、ポールの回動面に平行に
配置され、ポールを回動させる駆動力を発生する駆動機
構と、駆動機構に係合し、ポールを回動させる回動軸と
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はポール駆動装置に係
り、特に、ポールを起立、格納させることができるポー
ル駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の端部にポールを立てて、車両の端
部の認識をよくするコーナーポールがある。コーナーポ
ールには、車両の意匠を鑑みて格納可能としたものが存
在する。例えば、コーナーポールに伸縮嵌合管を用い
て、伸縮嵌合管をモータにより伸縮させることにより、
コーナーポールを伸縮させる伸縮式のコーナーポール駆
動装置があった。
【0003】しかし、伸縮式のコーナーポール駆動装置
は、下方に伸縮嵌合管を格納するスペースが必要であっ
たため、バンパなどに取付けられるのが一般的である。
このようなコーナーポール駆動装置は、比較的バンパの
張り出しが大きい、車両のフロントに取付けられるのが
一般的である。
【0004】このような伸縮式のコーナーポールを車両
のリアに取り付ける場合には、リアにはトランクなどが
存在する関係からバンパから運転者の視界に入るまでの
距離が長く、ポールを長く伸長させる必要がある。ま
た、トランクの開閉の邪魔にならないように配置する必
要があった。さらに、リア側部はバンパの張り出しが小
さい。このため、伸縮式のコーナーポール駆動装置を車
両のリアに取付けるのは困難であった。
【0005】そこで、倒立式のコーナーポール駆動装置
が、例えば、実開平6−16142号公報で提案されて
いる。
【0006】倒立式のコーナーポール駆動装置は、車両
のトランク上に固定し、コーナーポールを倒立させるこ
とによりコーナーポールを格納可能としていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、実開平6−
16142号公報に記載の従来のコーナーポール駆動装
置は、モータがコーナーポールの下部に位置するので、
厚みが厚くなり車両の意匠を損ねるなどの問題点があっ
た。
【0008】また、実開平6−16142号公報に記載
の従来のコーナーポール駆動装置は、駆動装置本体に発
光装置があり、駆動装置本体の発光装置から発光された
光は、コーナーポール内部を通ってコーナーポール先端
に導かれて外部に出射されていたため、コーナーポール
内部を光が通過する際に光が減衰し、照明の効率が悪い
などの問題点があった。
【0009】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、薄型で、かつ、照明の効率が良好なポール駆動装置
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、ポールを回動
して、起立、格納させるポール駆動装置であって、回転
駆動力を発生する駆動源と、前記駆動源で発生された回
転駆動力を前記ポールを回動させる回動軸に伝達する回
転駆動力伝達機構とを有し、駆動源及び回転駆動力伝達
機構が平面視において少なくともポールの格納時にポー
ルと重ならないように配置したことを特徴とする。
【0011】本発明によれば、駆動源及び回転駆動力伝
達機構が平面視において少なくともポールの格納時にポ
ールと重ならないように配置することにより、駆動源及
び回転駆動力伝達機構がポールの下部に配置されないの
で、薄型化が可能となる。
【0012】また、駆動源をモータから構成し、回転駆
動力伝達機構をモータの回転軸に固定され、モータの回
転軸に直交するように回転軸を変換するウォームギア
と、ウォームギアに噛合し、回動軸を回動させるギア郡
とから構成し、ウォームギアとギア郡とをモータの回転
軸方向に配置したことを特徴とする。
【0013】本発明によれば、ギア列をモータの回転軸
方向に配置することにより、駆動機構の幅を小さくでき
るので、装置全体の幅の増大を抑制できる。
【0014】さらに、ポールの先端部に配置された発光
素子と、回動軸の周囲に配置され、発光素子に接続され
た移動接点と、ポールの起立時に移動接点と接触して移
動接点に電圧を印加する固定接点とを有することを特徴
とする。
【0015】本発明によれば、ポールが起立したとき
に、移動接点と固定接点とが接触し、発光素子に電圧が
印加され、発光素子が発光し、ポール先端を発光させる
ことができる。
【0016】さらに、固定接点をポールの起立時直前か
らポールの起立が完了するまでの間で移動接点と摺動さ
せることを特徴とする。
【0017】本発明によれば、固定接点をポールの起立
時直前からポールの起立が完了するまでの間で移動接点
と摺動させることにより、固定接点と移動接点との間の
塵埃を摺動により除去することができるため、固定接点
と移動接点との接触を確実に保つことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例のポール
駆動装置の組立斜視図、図2は本発明の一実施例のポー
ル駆動装置の分解斜視図、図3は本発明の一実施例のポ
ール駆動装置の構成図を示す。
【0019】本実施例のポール駆動装置1は、コーナー
ポール11、駆動装置本体12を含む構成とされてい
る。コーナーポール11は、駆動装置本体12に係合
し、駆動装置本体12により起立及び格納位置に回動可
能とされている。駆動装置本体12は、コーナーポール
11の側部に平面視、すなわち、ポール駆動装置1を矢
印A2方向に見たときにコーナーポール11と重ならな
いように配置されている。
【0020】図4は、コーナーポール11の構成図を示
す。図4(A)は断面図、図4(B)は側断面図を示
す。
【0021】コーナーポール11は、アーム半体21、
22、回転軸23、接続プレート24、25、リード線
26,27、発光素子29、出射用レンズ30から構成
される。アーム半体21、22は、回動部31及びアー
ム部32が一体に成形されている。
【0022】アーム半体21の回動部31には、接続プ
レート24を保持するためのプレート保持部33が形成
されている。接続プレート24は、接触部24a、保持
部24b、接続部24cとを導電材を折曲することによ
り一体に形成されている。接続プレート24は、図4
(B)に示すように保持部24bがプレート保持部33
に保持されて、接触部24aが回動部31の周囲に形成
された溝部34に表出される。このとき、接触部24a
は、回動部31の回動方向、矢印θ11、θ12方向に直交
するように接触面が配置される。また、接続部24c
は、アーム部32側に延出される。
【0023】接続部24cには、リード線26が接続さ
れる。リード線26は、アーム部32を通って、アーム
部32の先端まで延出されている。ケース半体21の先
端付近には、突出部35が設けられている。発光素子2
9は、例えば、発光ダイオードから構成されており、そ
のリード29a、29bにより突出部35を挟持するこ
とによりケース半体21に保持される。
【0024】アーム半体22の回動部31には、接続プ
レート25を保持するためのプレート保持部36が形成
されている。接続プレート25は、接触部25a、保持
部25b、接続部25cとを導電材を折曲することによ
り一体に形成されている。接続プレート25は、保持部
25bがプレート保持部36に保持されて、接触部25
aが回動部31の周囲に形成された溝部37に表出され
る。このとき、接触部25aは、回動部31の回動方
向、矢印θ11、θ12方向に直交するように半径方向に接
触面が配置される。また、接続部25cは、アーム部3
2側に延出される。
【0025】接続部25cには、リード線27が接続さ
れる。リード線27は、アーム部32を通って、アーム
部32の先端まで延出され、発光素子29の他方のリー
ド29aに接続される。
【0026】アーム半体21、22は、ねじ38をアー
ム半体21の貫通穴40を貫通させて、アーム半体22
のねじ孔41に螺入するとともに、ねじ39をアーム半
体21の貫通穴42を貫通させて、アーム半体22のね
じ孔43に螺入することにより組み付けられる。
【0027】アーム部32の先端には、孔部44及び段
部45が形成されている。孔部44には、発光素子29
の発光部29cが嵌合する。段部45には、出射用レン
ズ30が係合する。出射用レンズ30は、ねじ46を出
射用レンズ30の貫通孔47を貫通させて、アーム部3
2の段部45に形成されたねじ孔48に螺入するととも
に、ねじ49を出射用レンズ30の貫通孔50を貫通さ
せて、アーム部32の段部51に形成されたねじ孔50
に螺入することにより組み付けられる。
【0028】出射用レンズ30は、発光素子29の発光
部29cから発光された光を外方に出射させる。このと
き、出射用レンズ30は、その内周に段部52が形成さ
れており、光が出射されるように構成されている。
【0029】上記本実施例のコーナーポール11は、コ
ーナーポール11の先端に発光素子29が内蔵され、発
光素子29から出射された光は、直接、出射用レンズ3
0に入射して拡散されるので、光の減衰がほとんどな
く、照明の効率が良好である。
【0030】コーナーポール11は、回動部31が駆動
装置本体12に係合し、駆動装置本体12により回動さ
れ、起立、格納可能とされている。
【0031】駆動装置本体12は、上ケース61、下ケ
ース62、駆動部63、接点機構64を含む構成とされ
ている。上ケース61には、ポール格納部71及び駆動
部格納部72が形成されている。ポール格納部71は、
上ケース61の上面を凹状に成形した構成とされてい
る。ポール格納部71には、コーナーポール11を格納
したときに、コーナーポール11が上ケース61と一体
的になるように嵌合する。
【0032】駆動部格納部72は、上ケース61の下面
側を凹状に成形した構成とされている。駆動部格納部7
2には、駆動部63が格納される。駆動部63は、コー
ナーポール11の回動部31と係合してコーナーポール
11を回動させる。
【0033】図5は駆動部63の構成図を示す。
【0034】駆動部63は、コントロールユニット8
1、モータ82、ウォーム83、ウォームホイール8
4、ギア85、86、出力ギア87、インナケース88
から構成される。コントロールユニット81は、リード
線89を介して外部に接続されている。コントロールユ
ニット81は、リード線89への電源の供給に応じてモ
ータ82の回転を制御する。モータ82の回転軸には、
ウォーム83が固定されている。
【0035】ウォーム83は、ウォームホイール84に
噛合する。ウォームホイール84は、回転軸がモータ8
2の回転軸に直交した矢印C方向に延在して配置されて
おり、ウォーム83の略上側、矢印A1方向側に配置さ
れている。ウォームホイール84は、ウォーム83の回
転に応じて回転する。ウォーム83とウォームホイール
84によりウォームギアが構成される。
【0036】ウォームホイール84は、ギア85に噛合
している。ギア85は、ウォームホイール84の矢印B
1方向側に、回転軸方向が矢印C方向となるように配置
されている。ギア85は、ウォームホイール84の回転
に応じて回転する。ギア85は、ギア86に噛合してい
る。ギア86は、ギア85の矢印B1方向側に、回転軸
方向が矢印C方向となるように配置されている。ギア8
6は、ギア85の回転に応じて回転する。
【0037】ギア86は、出力ギア87に噛合してい
る。出力ギア87は、ギア86の矢印B1方向側に、回
転軸方向が矢印C方向となるように配置されている。出
力ギア87は、ギア86の回転に応じて回転する。出力
ギア87には、コーナーポール11の回転軸23が保持
されている。
【0038】ウォーム83、ウォームホイール84、ギ
ア85、86、出力ギア87によりモータ82の回転が
減速されて、回転軸23に伝達される。このとき、モー
タ82の回転軸の延長方向にウォーム83、ウォームホ
イール84、ギア85、86、出力ギア87が延在する
ため、駆動部63の矢印C方向の厚みを薄くできる。
【0039】コントロールユニット81、モータ82、
ウォーム83、ウォームホイール84、ギア85、8
6、出力ギア87は、インナケース88に内蔵される。
インナケース88は、インナケース半体90、91、О
リング92、パッキン93を含む構成とされている。イ
ンナケース半体90には、インナケース半体91との接
合部分に全周に亘って溝部94が形成されている。ま
た、インナケース半体91には、インナケース半体90
の接合部の全周に亘って溝部94と係合する凸部95が
形成されている。インナケース半体90の溝部94に
は、Oリング92が嵌合される。Oリング92は、イン
ナケース半体90の溝部94にインナケース半体91の
凸部95を嵌合させたときに、溝部94と凸部95とで
押圧されて、インナケース半体90とインナケース半体
91との接合部を防水状態とする。
【0040】出力ギア87の回転軸96は、インナケー
ス半体90に形成された出力孔97から外部に延出され
る。
【0041】パッキン93は、保持部98及び鍔部99
から構成される。パッキン93の保持部98は、出力ギ
ア87の回転軸96に圧入される。また、鍔部99は、
インナケース半体90の内面側に押圧される。パッキン
93によりインナケース半体90の出力孔97からの
水、塵埃などの進入を防止できる。
【0042】回転軸96の先端には、係合孔100が形
成されている。係合孔100には、コーナーポール11
の回転軸23が係合する。回転軸23の先端には、図4
に示すように切欠部23a、23bが形成されている。
また、係合孔100は、回転軸23の先端形状と係合す
る形状とされている。これにより、駆動部63の回転軸
96の回転が回転軸23に確実に伝達される。
【0043】コーナーポール11の回転軸23は、接点
機構64により回動自在に保持されている。接点機構6
4は、下ケース62の上に固定される。
【0044】図6は接点機構64の構成図を示す。
【0045】接点機構64は、ホルダ101、接点10
2、103から構成される。
【0046】ホルダ101は、ベース部111と軸承部
112、113とが一体に形成された構成とされてい
る。ベース部111には、ねじ孔121、122、貫通
孔123、124、凸部125、126を有する。
【0047】ホルダ101は、図2に示すように下ケー
ス62に植設された凸部127を貫通孔123に係合さ
せ、下ケース62に植設された凸部128を貫通孔12
4に係合させることにより、下ケース62に位置決めさ
れる。
【0048】また、ねじ孔121には、下ケース62の
貫通孔129を貫通してねじ130が螺入される。ま
た、ねじ孔122には、下ケース62の貫通孔131を
貫通してねじ132が螺入される。これによりホルダ1
01が下ケース62の所定の位置に固定される。
【0049】軸承部112、113は、ベース部111
の矢印C方向の両端に植設されている。軸承部112、
113によりコーナーポール11の回転軸23の両端、
下部が回動自在に保持される。また、コーナーポール1
1の回転軸23の両端、上部は上ケース61により回動
自在に保持される。コーナーポール11は、接点機構6
4と上ケース61とで協働して回動自在に保持される。
【0050】接点102は、導電板を折曲した構成とさ
れており、接触部141、固定部142、接続部143
から構成される。
【0051】接点102は、固定部142によりベース
部111に固定されている。固定部142には、孔部1
44、145が形成されている。孔部144は、ベース
部111に植設された凸部125と係合する。また、孔
部145には、リベット146が貫通する。リベット1
46は、ベース部111に打ち込まれる。接点102
は、凸部125及びリベット146によりベース部11
1に固定される。
【0052】接続部143には、リード線157が半田
付けされている。接触部141は、コーナーポール11
の起立時にコーナーポール11の回動部31に設けられ
た接点24と弾性変形しつつ、接触し、コーナーポール
11の発光素子29に電源を供給する。
【0053】接点103は、固定部152によりベース
部111に固定されている。固定部152には、孔部1
54、155が形成されている。孔部154は、ベース
部111に植設された凸部126と係合する。また、孔
部155には、リベット156が貫通する。リベット1
56は、ベース部111に打ち込まれる。接点103
は、凸部126及びリベット156によりベース部11
1に固定される。
【0054】接続部153には、リード線158が半田
付けされる。接触部151は、コーナーポール11の起
立時にコーナーポール11の回動部31に設けられた接
点25と弾性変形しつつ、接触し、コーナーポール11
の発光素子29に電源を供給する。なお、リード線15
7、158は、コントロールユニット81に接続され
る。リード線157、158には、コントロールユニッ
ト81から発光素子29を発光させるための電源が供給
される。
【0055】次に接点102とコーナーポール11の回
動部31の接点24との接触動作について詳細に説明す
る。
【0056】図7、図8は接点102とコーナーポール
11の回動部31の接点24との接触動作説明図を示
す。図7はコーナーポール11の格納時、図8はコーナ
ーポール11の起立時の状態を示す図である。
【0057】コーナーポール11が駆動装置本体12の
ポール格納部71に格納されているときには、コーナー
ポール11の回動部31は、矢印θ11方向に回動されて
いるので、図7に示すように接点24の接触部24a
は、接点102の接触部141から離間した位置に存在
する。同様に、接点25と接点103とは互いに離間し
た位置に存在する。このため、発光素子29には電源は
供給されず、発光素子29は消灯された状態となる。
【0058】次に、コーナーポール11の起立用スイッ
チがオンされると、コントロールユニット81はモータ
82を図5(C)に示す矢印θ21方向に回転させる。モ
ータ82が矢印θ21方向に回転されると、ウォーム83
によりウォームホイール84が図5(B)に示す矢印θ
31方向に回転される。
【0059】ウォームホイール84が矢印θ31方向に回
転されると、ギア85が矢印θ41方向に回転される。ギ
ア85が矢印θ41方向に回転されると、ギア86が矢印
θ51方向に回転される。ギア86が矢印θ51方向に回転
されると、出力ギア87が矢印θ12方向に回転される。
【0060】出力ギア87が矢印θ12方向に回転される
と、出力ギア87の回転駆動力がコーナーポール11の
回転軸23に伝達される。回転軸23に矢印θ12方向の
回転駆動力が働くことにより、コーナーポール11が矢
印θ12方向に起立する。
【0061】コーナーポール11が角度φ11だけ回動す
ると、コーナーポール11の回動部31の上面が上ケー
ス61のポール格納部71の側端部に設けられた突当部
161に当接し、回動が停止される。
【0062】このとき、接点24は、コーナーポール1
1の回動角度がφ12となると、接点102に接触する。
同様に接点25と接点103とが接触する。接点24と
接点102及び接点25と接点103とが接触すること
により発光素子29に電源が供給される。発光素子29
は、接点24、25から供給された電源により発光す
る。
【0063】また、コーナーポール11が角度φ12より
角度φ11方向にさらに回動すると、接点24により接点
102が押圧される。接点102が押圧されると、接点
102が矢印θ81方向に弾性変形する。接点102が矢
印θ81方向に弾性変形することにより、接点102によ
り接点24が矢印θ82方向に押圧される。
【0064】接点102と接点24とが押圧されて接触
することにより、接点102と接点24とを確実に接触
させることができる。また、衝撃などが加わっても接点
102と接点24とが離間することを防止できる。
【0065】また、コーナーポール11が角度φ12から
角度φ11に回動するとき、接点24と接点102との接
触点Pが矢印E方向に移動する。これにより、接点24
と接点102との間の塵埃がクリーニングされ、接点2
4と接点102との接触が確実になる。
【0066】また、コントロールユニット81は、モー
タ82を起立に必要な所定時間だけ駆動した後、停止さ
せる。なお、コントロールユニット81は、接点102
又は接点103に電流が流れたか否かを判定することに
よりモータ82の停止させるように制御してもよい。さ
らに、モータ82に発生する逆起電力を検出して、モー
タ82を停止させるようにしてもよい。
【0067】また、コーナーポール11は、起立時に垂
直方向、矢印A方向に対して角度φ21だけ傾斜して起立
する。コーナーポール11が傾斜することにより、コー
ナーポール11の先端の出射用レンズ30を駆動装置本
体12より矢印B方向に突出して位置させることができ
る。駆動装置本体12は、通常、取付対象の端部からは
みだして取付けるわけではないので、出射用レンズ30
は、取付対象の端部に近い位置を示すことができる。
【0068】なお、モータ駆動源であるモータ及び回転
駆動力伝達機構であるギア郡が平面視においてコーナー
ポール11と重ならないように配置されている。
【0069】次に、コーナーポール11を格納するとき
の動作を説明する。
【0070】コーナーポール11の格納するための格納
用スイッチがオンされると、コントロールユニット81
はモータ82を図5(C)に示す矢印θ22方向に回転さ
せる。モータ82が矢印θ22方向に回転されると、ウォ
ーム83によりウォームホイール84が図5(B)に示
す矢印θ32方向に回転される。
【0071】ウォームホイール84が矢印θ32方向に回
転されると、ギア85が矢印θ42方向に回転される。ギ
ア85が矢印θ42方向に回転されると、ギア86が矢印
θ52方向に回転される。ギア86が矢印θ52方向に回転
されると、出力ギア87が矢印θ11方向に回転される。
【0072】出力ギア87が矢印θ11方向に回転される
と、出力ギア87の回転駆動力がコーナーポール11の
回転軸23に伝達される。回転軸23に矢印θ11方向の
回転駆動力が働くことにより、コーナーポール11が矢
印θ11方向に回動される。
【0073】コーナーポール11が角度φ11だけ回動す
ると、コーナーポール11は格納部71に当接して格納
が完了する。コントロールユニット81は、モータ82
をコーナーポール11を格納するのに必要な所定時間だ
け駆動した後、停止させる。なお、モータ82に発生す
る逆起電力を検出して、モータ82を停止させるように
してもよい。
【0074】なお、移動接点を回動部31の側面に設
け、固定接点を軸承部112、113に配置するように
しても良い。この場合も、ポールが完全に起立する直前
で移動接点と固定接点が接触し始めるようにすることに
より、ポール格納状態からポールが完全に起立する直前
まで移動接点と固定接点とが接触しないことから、ポー
ル格納状態からポールが完全に起立する直前までの回転
駆動負荷を軽減することができる。
【0075】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、駆動源及
び回転駆動力伝達機構が平面視において少なくともポー
ルの格納時にポールと重ならないように配置することに
より、駆動源及び回転駆動力伝達機構がポールの下部に
配置されないので、薄型化が可能となる。
【0076】また、駆動源をモータから構成し、回転駆
動力伝達機構をモータの回転軸に固定され、モータの回
転軸に直交するように回転軸を変換するウォームギア
と、ウォームギアに噛合し、回動軸を回動させるギア郡
とから構成し、ウォームギアとギア郡とをモータの回転
軸方向に配置することにより、駆動源及び回転駆動力伝
達機構の幅を小さくできるので、装置全体の幅の増大を
抑制できる。
【0077】さらに、本発明によれば、ポールに配置さ
れた発光素子と、回動軸の周囲に配置され、発光素子に
接続された移動接点と、ポールの起立時に移動接点と接
触して移動接点に電圧を印加する固定接点とを設けるこ
とにより、ポールが起立したときに、移動接点と固定接
点とが接触し、発光素子に電圧が印加され、発光素子が
発光し、ポールを発光させることができる。
【0078】さらに、本発明によれば、固定接点をポー
ルの起立時直前からポールの起立が完了するまでの間で
移動接点と摺動させることにより、固定接点と移動接点
との間の塵埃を摺動により除去することができるため、
固定接点と移動接点との接触を確実に保つことができる
とともに、ポール格納状態からポールが完全に起立する
直前までの回転駆動負荷を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例のポール駆動装置の組立斜
視図である。
【図2】 本発明の一実施例のポール駆動装置の分解斜
視図である。
【図3】 本発明の一実施例のポール駆動装置の構成図
である。
【図4】 コーナーポール11の構成図である。
【図5】 駆動部63の構成図である。
【図6】 接点機構64の構成図である。
【図7】 コーナーポール11の格納時の状態を示す図
である。
【図8】 コーナーポール11の起立時の状態を示す図
である。
【符号の説明】
1 ポール駆動装置、11 コーナーポール、12 駆
動装置本体、23 回転軸、24、25、102、10
3 接点、30 出射用レンズ、31 回動部 32 アーム部、61 上ケース 62 下ケース、63 駆動部、64 接点機構、71
ポール格納部 72 駆動部格納部、81 コントロールユニット、8
2 モータ 83 ウォーム、84 ウォームホイール、85、86
ギア、87 出力ギア

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポールを回動して、起立、格納させるポ
    ール駆動装置であって、 回転駆動力を発生する駆動源と、 前記駆動源で発生された回転駆動力を前記ポールを回動
    させる回動軸に伝達する回転駆動力伝達機構とを有し、 前記駆動源及び前記回転駆動力伝達機構が平面視におい
    て少なくとも前記ポールの格納時に前記ポールと重なら
    ないように配置したことを特徴とするポール駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動源は、モータから構成され、 前記回転駆動力伝達機構は、前記モータの回転軸に固定
    され、前記モータの回転軸に直交するように回転軸を変
    換するウォームギアと、 前記ウォームギアに噛合し、前記回動軸を回動させるギ
    ア郡とから構成され、 前記ウォームギアと前記ギア郡とを前記モータの回転軸
    方向に配置したことを特徴とする請求項1記載のポール
    駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記ポールに配置された発光素子と、 前記回動軸の周囲に配置され、前記発光素子に接続され
    た移動接点と、 前記ポールの起立時に前記移動接点と接触して前記移動
    接点に電圧を印加する固定接点とを有することを特徴と
    する請求項1又は2記載のポール駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記固定接点は、前記ポールの起立時直
    前から前記ポールの起立が完了するまでの間で前記移動
    接点と摺動することを特徴とする請求項3記載のポール
    駆動装置。
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