JP2546528Y2 - 文字板照明付き時計装置 - Google Patents

文字板照明付き時計装置

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JP2546528Y2
JP2546528Y2 JP8271291U JP8271291U JP2546528Y2 JP 2546528 Y2 JP2546528 Y2 JP 2546528Y2 JP 8271291 U JP8271291 U JP 8271291U JP 8271291 U JP8271291 U JP 8271291U JP 2546528 Y2 JP2546528 Y2 JP 2546528Y2
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幹夫 甘粕
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、夜間でも時計の文字板
が読めるように、この文字板を照明する照明付きの時計
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から時計装置において、その文字板
を照明するには、発光ダイオードやエレクトロルミネッ
センスをランプハウスのフレームに装着し、このフレー
ムを時計枠体に取り付けるものが知られている。そし
て、このフレームに回路基板を取り付けたりする手段と
しては粘着テープやねじ締めの方法を採用していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし従来の粘着テー
プやねじ締めによる取り付け手段では、ランプハウスの
時計枠体に組み込む作業が面倒であり、さらにランプハ
ウスと回路基板との結合が煩雑であった。
【0004】そこで本考案の目的は、ランプハウスの時
計枠体への組込み、及びこのランプハウスへの回路基板
の組込みを簡易にした文字板照明付きの時計装置を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案の特徴は、ランプ
ハウスと、このランプハウスを固定する時計枠体と、こ
の時計枠体に設けてある透光性文字板とより構成したも
のであり、さらにこのランプハウスを、複数の窓孔を有
する底板とこの底板に立設してある筒状部と上記底板の
外周部に立設してある周壁部と上記底板から上記周壁部
の背面方向に延伸して設けてある弾性アームとを有する
フレームと、上記フレームの前端面に配設してある光拡
散板と、上記底板の背面に設けてあり、上記筒状部の中
心に対して同心円状にチップ発光ダイオードを実装して
ある回路基板とより構成し、上記弾性アームには、上記
回路基板を係止する第1の係止爪と、上記時計枠体に係
止する第2の係止爪とが形成してあるところにある。
【0006】また本考案の第2の特徴は、上記ランプハ
ウスの光拡散板が透光性文字板を兼ねているところにあ
る。
【0007】さらに第3の特徴は、上記ランプハウスの
窓孔が前方に向けて、拡開しているところにある。
【0008】
【実施例】以下図面を参照して本考案の実施例について
説明する。
【0009】図1において、前枠1と後枠2とよりなる
時計枠体の上面には、鳴止めボタン3が上下動可能に配
設してある。また前枠1の前面開口凹部内には、透明な
前面カバー4が嵌合し固定してあり、またこの前面カバ
ーの後端開口面には、透光性の文字板5が固着してあ
る。さらに前枠1の背面には、時計機械体6が取り付け
てあり、この時計機械体によって回転駆動される指針軸
7には、指針8…が取り付けてある。そして時計機械体
6の背面に設けてある針廻しつまみ9は、後枠2を貫通
して外部に突出しており、外部から回転操作により指針
修正ができるようになっている。前枠1内において、透
光性の文字板5の背面に近接した位置にランプハウス1
0が装置してある。
【0010】ランプハウス10は、図1,2に示すよう
にフレーム11と光拡散板12と回路基板13とを具備
しているもので、このフレーム11には、底板111と
筒状部112と周壁部113および弾性アーム114が
一体的に形成してある。底板111には、図2,3に示
すように複数(図3では8個)の窓孔111a…が所定
の間隔をおいて筒状部112の中心に対して同一円周上
に開設してあり、この窓孔の内面形状は、前方に向けて
拡開している。また筒状部112は、底板111の中央
部に立設してあり、この筒状部内には、指針軸7が貫通
している。また周壁部113は、底板111の外周部に
連続して筒状部112と同一方向かつ同一高さで立設し
てある。また弾性アーム114は、底板111から周壁
部113の背面方向に延伸して設けてあり、この弾性ア
ーム114には、第1係止爪114aと第2係止爪11
4bとが、内外に向けて一体的に形成してある。そして
この第1係止爪114aは、回路基板13を係止するた
めのものであり、この第2係止爪114bは、ランプハ
ウス10を前枠1の係止孔1bに係止するためのもので
ある。
【0011】光拡散板12は、乳白色をしたものや、光
拡散処理を施してあるもので、フレーム11の周壁部1
13の前端面に貼着してあり、筒状部112の孔に対応
する個所に孔部が開設してある。
【0012】回路基板13には、図4に示すように導電
パターン14,15がプリントしてあり、この導電パタ
ーンには、複数のチップ発光ダイオード(以下単に発光
ダイオードと記載する。)16…が所定の間隔、即ち底
板111の各窓孔111a…に対応した位置に筒状部1
12の中心に対して同一円周上に実装してある。なお図
1において、鳴止めボタン3は、鳴止め用のスイッチ1
7を開閉するものである。
【0013】ところでランプハウス10を前枠1に取り
付けるには、回路基板13を底板111の背面に対向さ
せ、この回路基板13に設けてある発光ダイオード16
…のそれぞれを底板111の各窓孔111aに対応させ
て、この回路基板13をこの底板に強く押し付けると、
この回路基板13は弾性アーム114の第1係止爪11
4aに係止され取り付けることができる。さらに弾性ア
ーム114の第2係止爪114bを、前枠1の時計機械
体6の取り付け部1aに開設してある係止孔1bに押し
入れると、図1に示すようにこの弾性アーム114の先
端は、内方に屈曲しながらこの係止孔1bに係止する。
【0014】そして回路基板13の導電パターン14,
15に電圧をかけると、発光ダイオード16…は点灯
し、その光線は底板111や筒状部112および周壁部
113の外周面で反射したり、あるいは直接に光拡散板
12を照射する。光拡散板12によってこの光線は拡散
され面発光の状態で透光性の文字板5を優美に照明す
る。このとき発光ダイオード16が配置してある底板1
11の窓孔111aの内面が前方に向けて拡開している
ため、発光ダイオード16の光線は窓孔111aの内面
で反射し、光拡散板を照射でき、光拡散板12による光
拡散はさらに拡大され、面発光作用はさらに向上する。
【0015】なお前記の実施例では、光拡散板12と透
光性の文字板5とを別部材で構成したものであるが、こ
の光拡散板自体に時計の目盛を表示してこの透光性文字
板を兼ねるように構成すれば、構成はさらに簡単にな
り、文字板面の輝度はさらに向上する。さらに光源とし
ては、実施例の発光ダイオード16に代えて豆ランプを
使用することも可能である。
【0016】
【考案の効果】本考案によると、ランプハウスのフレー
ムには第1係止爪と第2係止爪とを有する弾性アームが
形成してあるため、ランプハウスへの回路基板の取付け
とランプハウスの時計枠体への取付けを共通の弾性アー
ムで行うことができる。そして文字板は、光拡散板によ
り均一に優美に面発光する。また光拡散板を透光性の文
字板と兼用にすると、構造も簡略化する。さらにランプ
ハウスの底板の窓孔を前方に向けて拡開したため面発光
はさらに均一化する。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の構成を示す断面図である。
【図2】ランプハウスの断面図である。
【図3】底板の窓孔と回路基板のチップ発光ダイオード
の位置関係を示す正面図である。
【図4】回路基板の正面図である。
【符号の説明】
1,2 時計枠体(前枠、後枠) 1b 係止孔 5 文字板 10 ランプハウス 11 ランプハウスのフレーム 111 底板 111a 窓孔 112 筒状部 113 周壁部 114 弾性アーム 114a 第1係止爪 114b 第2係止爪 12 光拡散板 13 回路基板 16 チップ発光ダイオード

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランプハウスと、このランプハウスを固
    定するとともに時計機械体を背面に取り付けてある時計
    枠体と、上記ランプハウスの前方に位置し上記時計枠体
    に設けてある透光性文字板とよりなり、 上記ランプハウスは、 複数の窓孔を間隔をおいて開設してある底板と、この底
    板の中央部に立設してある指針軸貫通用の筒状部と、上
    記底板の外周部に連続して上記筒状部と同一方向かつ同
    一高さで立設してある周壁部と、上記底板から上記周壁
    部の背面方向に延伸して設けてある弾性アームとを有す
    るフレームと、 上記フレームの前端面に配設してある光拡散板と、 上記底板の背面に設けてあり、上記窓孔に対応した位置
    上記筒状部の中心に対して同心円状にチップ発光ダイ
    オードを実装してある回路基板とを具備し、 上記弾性アームには、上記回路基板を係止する第1の係
    止爪と、上記時計枠体に係止する第2の係止爪とが形成
    してあることを特徴とする文字板照明付き時計装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記ランプハウスの
    光拡散板は上記透光性文字板を兼ねていることを特徴と
    する文字板照明付き時計装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、上記ランプハウスの
    窓孔は前方に向けて、拡開していることを特徴とする文
    字板照明付き時計装置。
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JPH0533090U JPH0533090U (ja) 1993-04-30
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