JP2003043725A - 画像形成方法、この方法に使用する一成分現像剤および画像形成装置 - Google Patents

画像形成方法、この方法に使用する一成分現像剤および画像形成装置

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JP2003043725A JP2001221754A JP2001221754A JP2003043725A JP 2003043725 A JP2003043725 A JP 2003043725A JP 2001221754 A JP2001221754 A JP 2001221754A JP 2001221754 A JP2001221754 A JP 2001221754A JP 2003043725 A JP2003043725 A JP 2003043725A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トナーへの熱ストレス、機械ストレスに強
く、安定した画像が得られる一成分現像剤用のトナー、
該トナーを使用したオイルレス定着電子写真画像形成方
法および画像形成装置の提供。 【解決手段】 1.ワックスを分散した動摩擦係数が
0.20〜0.45であるトナーからなる一成分現像剤
を用いて、電子写真画像形成装置の現像ローラ速度が2
5〜85cm/sec、摩擦帯電付与部材による当接圧
が30g/cm以上、かつ摩擦帯電付与部材を通過後の
現像剤通過量が0.02〜0.12g/(cm・se
c)で現像することを特徴とするオイルレス定着電子写
真画像形成方法。 2.電子写真画像形成装置の現像ローラ速度が25〜8
5cm/sec、摩擦帯電付与部材による当接圧が30
g/cm以上、かつ摩擦帯電付与部材を通過後の現像剤
通過量が0.02〜0.12g/(cm・sec)の現
像条件下で使用されるワックスを分散した動摩擦係数が
0.20〜0.45であるトナーからなるオイルレス定
着電子写真画像形成方法用一成分現像剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はオイルレス定着を採
用した電子写真方式による画像形成方法、該方法に使用
する一成分現像剤および画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真法で一成分現像剤を用いる画像
形成法は広く知られ、プリンタやファクシミリ、複写機
等に利用されている。最近は、特開昭60−41079
号公報に開示されているように、トナーにより感光体ド
ラム上に形成された潜像を現像し、これを普通紙などの
転写材に転写後、感光体ドラム上に残留したトナーをク
リーナーで除去し、この除去されたトナーを現像装置に
戻して再利用することが多くなってきている。また、特
開平7−199538号公報に開示されているように、
低温定着のリサイクルシステムにおいてもトナー劣化が
少なく長時間良好な画質を形成することのできるトナー
として、流動性向上剤として、帯電量を増加させる添加
剤と減少させる添加剤との2種類を含有(外添)し、更
に離型剤としてカルナウバワックス等を含有したトナー
が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで最近は、コピ
ー機にもプリンタ機能が付加されたものが多く、コピー
やプリント1枚のみの出力が多くなり、コピー、プリン
ト枚数に対し現像時の現像剤の攪拌時間が多くなってき
ている。現像装置においては、現像剤の攪拌が現像剤の
劣化に大きく影響している。現像剤は現像領域に搬送さ
れる前に弾性ブレード或いはスポンジローラ等によって
現像ローラに押し付けられる。その結果、現像剤の温度
上昇となり局部的にトナーの成分が現像ローラに付着す
る。オイルレストナーには定着離型性を確保するために
ワックスが分散されているが、このトナーに熱ストレス
を加えた場合、ワックスがトナー表面に出て、ワックス
過多となり、現像ローラ表面にもワックスを付着させて
しまう。その結果、トナー極性が負の場合、同じ極性の
ワックスが現像ローラに付着することにより摩擦帯電付
与部材によって押圧されても適切な摩擦帯電量が得られ
なくなる。
【0004】また、画像濃度制御方式としては、感光体
上の付着トナーの濃さを光検知して現像に係わる電位を
コントロールする方式が使われている。その結果、トナ
ー帯電量が低下すると現像バイアスを下げる制御を加え
るため、中間画像濃度域までは現像γ特性が立つものの
飽和画像濃度が出なくなるという不具合を生じる。その
結果、画像濃度低下やシャープ性不良といった問題が発
生してしまうが、特に高速機での不具合が大きい。
【0005】すばやく適切な摩擦帯電性をトナーに付与
するためには、現像ローラに対する摩擦帯電付与部材の
当接圧を30g/cm以上に設定する必要がある。通
常、感光体速度に対し現像ローラの回転速度は1.0〜
2.0倍の速さで用いられている。このとき、現像装置
の摩擦帯電付与部材の現像剤通過量が1秒当たり1cm
幅で0.02〜0.12gの通過量となる。(現像ロー
ラの速度25〜85cm/secで、スリーブ上現像剤
量:0.8〜1.2g/1cm2)この条件で前記問題
が発生する。上記の摩擦帯電付与部材通過量以下では剤
のストレスは小さく大きな問題とはならない。またこの
値以上では更に条件が悪くトナーでの対応も困難にな
る。
【0006】本発明は、上記した従来の技術を鑑み、ト
ナーへの熱ストレス、機械ストレスに強く、安定した画
像が得られる一成分現像剤用のトナーを提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ワックスを分
散したトナーから成る一成分現像剤を有し、オイルレス
定着方式を用いた電子写真画像形成装置において、現像
の現像ローラ速度が25〜85cm/secで、摩擦帯
電付与部材による当接圧が30g/cm以上で摩擦帯電
付与部材を通過後の現像剤通過量が0.02〜0.12
g/(cm・sec)である電子写真画像形成装置に使
用されて、かつ、動摩擦係数が0.20〜0.45であ
ることを特徴とするトナー、該トナーを用いた画像形成
方法、および該トナーを搭載した画像形成装置により前
記問題を解決できたことを特徴とする。
【0008】すなわち、本発明が対象とする高速機では
摩擦帯電付与部材による当接圧が強く、その強くなって
いる摩擦帯電付与部材の下(摩擦帯電付与部材と現像ロ
ーラとの間隙)を0.02〜0.12g/(cm・se
c)という多量の現像剤が通過するため、このような現
像条件を採用しない機種よりも圧倒的に摩擦熱等による
発熱量が大きい。本発明では前記したような摩擦帯電付
与部材の押圧下で発熱してもワックスのしみだしのない
トナーを提供し、該トナーを本発明が対象とする高速機
と組合せることで、常時安定した画像を得ることができ
る画像形成装置および画像形成方法提を供することがで
きた。
【0009】本発明においては、トナー中に分散したワ
ックスの染み出しを抑制するために、トナー表面に可能
なかぎりワックス成分が存在しないように制御すること
が好ましい。そして、そのための手段を本発明者らが鋭
意検討した結果、トナー粉末を加圧成型したペレットの
摩擦係数が0.20〜0.45の範囲に入れば、前記し
た課題を克服し、本発明の高速タイプで摩擦帯電付与部
材による当接圧が強い電子写真画像形成装置において、
過酷な機械ストレスを受けてもトナー中のワックスの染
み出しの発生しないトナーであると判断できることを見
出し、本発明に到達することができた。
【0010】ここで、一般的にトナー成分の大部分を占
める結着樹脂の動摩擦係数は0.5程度であり、ワック
スでは約0.1程度である。つまり、トナー表面にワッ
クスが多量に存在すると、動摩擦係数が0.20を下回
り、また一方、トナー表面にワックスが適切に存在すれ
ば0.45以内となることを確認した。動摩擦係数が
0.45を越えてしまうと、トナー表面にはワックスが
ほとんど存在しないことになり、定着オフセットを発生
する不具合を生じる。
【0011】本発明のトナーに分散するワックスとし
て、ライスワックス、またはエステルワックスを用いる
ことにある。これらのワックスはトナー混練時の分散性
が非常に良好であり、本発明に用いるワックスとしては
好適である。
【0012】本発明のトナーに分散するワックスの原材
料粒径は100〜300μmが好ましい。すなわち、ワ
ックスの原材料時点の粒径を小さく制御しておけばトナ
ーの混練工程で制御されるワックス分散径も小さくなる
ため、熱ストレスおよび/または機械ストレスがかかっ
てもワックスの染み出しのないトナーを構成しうる。
【0013】本発明では、スプレードライによる製造法
で得られたワックスを使用することが好ましい。スプレ
ードライによる製造法で得られたワックスは、非常に均
一な粒度分布をもち、かつ粗大なワックス粒子を含まな
いため、それを使用してトナーを製造してもトナー中に
均一にワックスが分散されるようになり、本発明のトナ
ーに対して好ましい条件となる。従来一般的なワックス
の原材料粒径は600μm近辺であったが、このワック
スを使用してごく通常の混練をすると、分散時点のワッ
クス分散径が10μmを越えてしまう場合もあり、その
ような混練物を粉砕/分級してトナー化しようとする
と、大部分をワックス成分から構成されるトナー粒子が
発生してしまうことから、本発明の現像剤に関しては好
ましい状態とは言えない。また、ワックスの平均粒径が
100μm以下の場合、トナー中の分散径が小さくな
り、低温定着性、オフセット性が悪化する。なお、ワッ
クスのトナー中の分散径は、トナーの透過型走査電子顕
微鏡により撮影されたワックス粒子の写真画像を画像解
析装置ルーゼックスIIIU(ニレコ社製)を用い画像解
析により求める。
【0014】本発明のトナーは、トナーの円形度が0.
94以上であることが好ましい。つまり、円形度の高い
トナーから構成されているとことが好ましい。本発明の
トナーは、トナーの円形度が0.94以上という構成を
採用することによって一成分現像剤としたときの流動性
が高く維持でき、現像スリーブによって本発明の画像形
成装置のように現像剤が高速に搬送されても流動性が高
いためにドクター下でストレスが受け難いようになって
いる。
【0015】本発明の特徴は、トナーのゆるみ見掛け密
度を0.3以上とすることである。トナーのゆるみ見掛
け密度とは、静置したトナーの締まり具合(密度)を表
す。トナーの表面に添加剤等が付着していると、その分
粉体としての流動性が向上して締りやすくなり、かつ密
度が大きくなる。そこで、ゆるみ見掛け密度が大きいと
いうことは、トナーの表面が十分に無機微粉末によって
被覆されていることを意味している。この構成によっ
て、トナー表面を無機微粉末によって十分に保護してい
るため、やはり摩擦帯電付与部材下でのストレスを受け
難い構成となっている。前記したトナー表面の保護効果
が高い外添剤としては、モース硬度が9であるアルミナ
が挙げられ、その圧倒的な硬度によってトナー表面をス
トレスから守っている。また、一方、シリコーンオイル
で処理した無機微粉末を使用した場合でも、シリコーン
オイル独特の離型性でもってトナー表面を機械的ストレ
スから防御する効果が見られている。
【0016】本発明のトナーは、凝集度が30%以下の
ものが好ましい。トナーの凝集度というのは、トナー粒
子同士の付着力を意味しており、さらに、凝集度が大き
いということは、トナー表面にワックス成分が多いとい
うことを意味している。ここで、凝集度が30%越えて
しまうと、トナー表面にワックス成分が多く存在してお
り、本発明の高速機で使用すると、容易にトナーのワッ
クス成分が現像ローラ表面を汚染してしまい、現像剤と
しての摩擦帯電性が悪化してしてしまい、現像能力の低
下および地肌汚れを頻発するようになる。
【0017】本発明のトナーは、有機金属化合物がジル
コニウムと、芳香族ジオール、芳香族ヒドロキシカルボ
ン酸、芳香族モノカルボン酸及び芳香族ポリカルボン酸
からなるグループから選択される芳香族化合物とが、配
位又は/及び結合している有機ジルコニウム化合物を使
用することが好ましい。前記化合物を少量含有させるだ
けで、ジルコニウムイオンがワックス成分を金属架橋さ
せると考えられ、ワックス成分そのものを現像ローラそ
のものを汚染しにくく変質させていると考えられる。
【0018】本発明のトナーは、重合トナーと組合せた
ものが好ましい。重合トナーの特徴は、ワックスが内包
されやすく、その結果摩擦係数は高くなり、粉砕界面が
ないために円形度が高い。この円形度が高いところに外
添剤が付与されるので、流動性は非常に良好である為に
本発明のトナーに最適であると言える。
【0019】本発明の画像形成装置は、現像ローラ表面
をシリコーン樹脂で被覆したものが好ましい。シリコー
ン樹脂の特徴は、その離型性の良好さにあり、現像ロー
ラが汚染しにくい。また、現像ローラ表面にアミノシラ
ンカップリング剤が存在することも好ましい。アミノシ
ランカップリング剤は現像ローラ表面への接着性が良好
で、なおかつ、アミノ基の強い正極性でもってトナーに
対して適切な帯電量をもたらすために、地肌汚れが発生
しにくくなる特徴を有している。本発明の画像形成装置
では、現像ギャップが、0.05〜0.2mmであるこ
とが好ましい。また、0.05〜0.10mmであれ
ば、より好ましい。本発明では現像ローラ速度が25〜
85cm/secという高速機を対象としているため
に、現像ギャップが0.05mm未満であると、その間
隔を現像剤を通過するときのストレスが大きくなりす
ぎ、現像剤が劣化しやすい。一方、現像ギャップが0.
2mmを超えてしまうと、現像領域を通過する現像剤量
が多くなりすぎて、感光体表面を傷つけ劣化させやすく
なる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態によ
り、さらに具体的に説明する。本発明で使用するワック
ス成分としては、カルナウバワックス、ライスワック
ス、合成エステルワックス、およびこれらの混合物を用
いることが好ましい。特に、ライスワックスおよび/ま
たは合成エステルワックスを用いることが好ましい。カ
ルナウバワックスはカルナウバヤシの葉から得られる天
然のワックスであるが、特に遊離脂肪酸脱離した低酸価
タイプのものが結着樹脂中に均一分散が可能であるので
好ましい。ライスワックスは米糠から抽出される米糠油
を精製する際に、脱ろうまたはウィンタリング工程で製
出される粗ろうを精製して得られる天然ワックスであ
る。合成エステルワックスは単官能直鎖脂肪酸と単官能
直鎖アルコールからエステル反応で合成される。これら
のワックス成分は単独または併用して使用される。ワッ
クス成分の添加量は0.5〜10重量部が好ましい。
【0021】本発明のトナーに使用される結着樹脂とし
ては従来公知の樹脂が全て使用可能である。例えば、ス
チレン、ポリ−α−スチルスチレン、スチレン−クロロ
スチレン共重合体、スチレン−プロピレン共重合体、ス
チレン−ブタジェン共重合体、スチレン−塩化ビニル共
重合体、スチレン−酢酸ビニル共重合体、スチレン−マ
レイン酸共重合体、スチレン−アクリル酸エステル共重
合体、スチレン−メタクリル酸エステル共重合体、スチ
レン−α−クロルアクリル酸メチル共重合体、スチレン
−アクリロニトリル−アクリル酸エステル共重合体等の
スチレン系樹脂(スチレンまたはスチレン置換体を含む
単重合体または共重合体)、ポリエステル樹脂、エポキ
シ樹脂、塩化ビニル樹脂、ロジン変性マレイン酸樹脂、
フェノール樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹
脂、石油樹脂、ポリウレタン樹脂、ケトン樹脂、エチレ
ン−エチルアクリレート共重合体、キシレン樹脂、ポリ
ビニルブチラート樹脂などが挙げられる。これら樹脂は
単独使用も可能であるが、二種類以上併用しても良い。
また、これら樹脂の製造方法も特に限定されるものでは
なく、塊状重合、溶液重合、乳化重合、懸濁重合いずれ
も使用できる。
【0022】また、本発明のトナーの外添剤としては、
無機微粒子を好ましく用いることができる。この無機微
粒子は、その一次粒子径は好ましく5mμ〜2μm、さ
らに好ましくは5mμ〜500mμであり、また、BE
T法による比表面積は、20〜500m2/gであるこ
とが好ましい。前記無機微粒子の使用割合は、トナーの
0.01〜5重量%であることが好ましく、特に0.0
1〜2.0重量%であることが好ましい。
【0023】前記無機微粒子の具体例としては、例えば
シリカ、アルミナ、酸化チタン、チタン酸バリウム、チ
タン酸マグネシウム、チタン酸カルシウム、チタン酸ス
トロンチウム、酸化亜鉛、酸化スズ、ケイ砂、クレー、
雲母、ケイ灰石、ケイソウ土、酸化クロム、酸化セリウ
ム、ペンガラ、三酸化アンチモン、酸化マグネシウム、
酸化ジルコニウム、硫酸パリウム、炭酸バリウム、炭酸
カルシウム、炭化ケイ素、窒化ケイ素などを挙げること
ができる。中でも好ましいのはアルミナである。
【0024】この他、高分子系微粒子たとえばソープフ
リー乳化重合や懸濁重合、分散重合によって得られるポ
リスチレン、メタクリル酸エステルやアクリル酸エステ
ル共重合体やシリコーン、ベンゾグアナミン、ナイロン
などの重縮合系、熱硬化性樹脂による重合体粒子が挙げ
られる。
【0025】このような外添剤すなわち流動化剤は表面
処理を行って、疎水性を上げ、高湿度下においても流動
特性や帯電特性の悪化を防止することができる。例えば
シランカップリング剤、シリル化剤、フッ化アルキル基
を有するシランカップリング剤、シリコーンオイル、有
機チタネート系カップリング剤、アルミニウム系のカッ
プリング剤などが好ましい表面処理剤として挙げられ
る。
【0026】上記トナーに流動化剤を添加するにはスー
パーミキサー、ヘンシェルミキサーなどの混合機を用い
る。
【0027】本発明の現像剤は、必要に応じて帯電制御
剤を含有してもよい。帯電制御剤としては公知のものが
全て使用でき、例えばニグロシン系染料、トリフェニル
メタン系染料、クロム含有金属錯体染料、モリブデン酸
キレート顔料、ローダミン系染料、アルコキシ系アミ
ン、4級アンモニウム塩(フッ素変性4級アンモニウム
塩を含む)、アルキルアミド、燐の単体または化合物、
タングステンの単体または化合物、フッ素系活性剤、サ
リチル酸金属塩及び、サリチル酸誘導体の金属塩等であ
る。
【0028】具体的にはニグロシン系染料のボントロン
03、第四級アンモニウム塩のボントロンP−51、含
金属アゾ染料のボントロンS−34、オキシナフトエ酸
系金属錯体のE−82、サリチル酸系金属錯体のE−8
4、フェノール系縮合物のE−89(以上、オリエント
化学工業社製)、第四級アンモニウム塩モリブデン錯体
のTP−302、TP−415(以上、保土谷化学工業
社製)、第四級アンモニウム塩のコピーチャージPSY
VP2038、トリフェニルメタン誘導体のコピーブ
ルーPR、第四級アンモニウム塩のコピーチャージ N
EG VP2036、コピーチャージ NX VP43
4(以上、ヘキスト社製)、LRA−901、ホウ素錯
体であるLR−147(日本カ一リット社製)、銅フタ
ロシアニン、ペリレン、キナクリドン、アゾ系顔料、そ
の他スルホン酸基、カルボキシル基、四級アンモニウム
塩等の官能基を有する高分子系の化合物が挙げられる。
【0029】(各特性の測定方法) 1.トナー表面摩擦係数 表面摩擦係数は、質量3gのトナーに6t/cm2の荷
重をかけ直径40mmの円盤状のペレットにしたものを
協和界面科学社製全自動摩擦摩耗解析装置を用い測定す
る。このとき接触子として3mmステンレス球の点接触
子を用いる。
【0030】2.ワックス原材料粒径 振動フルイによる測定法、レーザーによる測定法などが
有る。以下にレーザー法の一例を示す。 装置:堀場製作所社製、LA−920 条件:循環速度 5〜7ml/sec、分散媒 メタノ
ール
【0031】3.円形度 フロー式粒子像分析装置(Flow Particle
Image Analyzer)を使用した測定方法
に関して以下に説明する。トナー、トナー粒子及び外添
剤のフロー式粒子像分析装置による測定は、例えば、東
亜医用電子社製のフロー式粒子像分析装置FPIA−1
000を用いて測定することができる。測定は、フィル
ターを通して微細なごみを取り除き、その結果として1
0−3cm3の水中に測定範囲(例えば、円相当径0.
60μm以上159.21μm未満)の粒子数が20個
以下の水10ml中にノニオン系界面活性剤(好ましく
は和光純薬社製コンタミノンN)を数滴加え、更に、測
定試料を5mg加え、超音波分散器(STM社製UH−
50)で20kHz、50W/10cm3の条件で1分
間分散処理を行い、さらに、合計5分間の分散処理を行
い測定試料の粒子濃度が4000〜8000個/10c
3(測定円相当径範囲の粒子を対象として)の試料分
散液を用いて、0.60μm以上159.21μm未満
の円相当径を有する粒子の粒度分布を測定する。試料分
散液は、フラットで偏平な透明フローセル(厚み約20
0μm)の流路(流れ方向に沿って広がっている)を通
過させる。フローセルの厚みに対して交差して通過する
光路を形成するために、ストロボとCCDカメラが、フ
ローセルに対して、相互に反対側に位置するように装着
される。試料分散液が流れている間に、ストロボ光がフ
ローセルを流れている粒子の画像を得るために1/30
秒間隔で照射され、その結果、それぞれの粒子は、フロ
ーセルに平行な一定範囲を有する2次元画像として撮影
される。それぞれの粒子の2次元画像の面積から、同一
の面積を有する円の直径を円相当径として算出する。約
1分間で、1200個以上の粒子の円相当径を測定する
ことができ、円相当径分布に基づく数及び規定された円
相当径を有する粒子の割合(個数%)を測定できる。結
果(頻度%及び累積%)は、表1に示す通り、0.06
−400μmの範囲を226チャンネル(1オクターブ
に対し30チャンネルに分割)に分割して得ることがで
きる。実際の測定では、円相当径が0.60μm以上1
59.21μm未満の範囲で粒子の測定を行う。
【0032】4.ゆるみ見掛け密度 パウダテスタPT−N型(ホソカワミクロン社製)にて
測定。
【0033】5.粒径分布 コールターカウンター法によるトナー粒子の粒度分布の
測定装置としては、コールターカウンターTA−IIやコ
ールターマルチサイザーII(いずれもコールター社製)
があげられる。以下に測定方法について述べる。まず、
電解水溶液100〜150ml中に分散剤として界面活
性剤(好ましくはアルキルベンゼンスルフォン酸塩)を
0.1〜5ml加える。ここで、電解液とは1級塩化ナ
トリウムを用いて約1%NaCl水溶液を調製したもの
で、例えばISOTON−II(コールター社製)が使
用できる。ここで、更に測定試料を2〜20mg加え
る。試料を懸濁した電解液は、超音波分散器で約1〜3
分間分散処理を行ない、前記測定装置により、アパーチ
ャーとして100μmアパーチャーを用いて、トナー粒
子又はトナーの体積、個数を測定して、体積分布と個数
分布を算出する。得られた分布から、トナーの重量平均
粒径(Dw)、個数平均粒径を求めることができる。チ
ャンネルとしては、0〜1.26μm未満;1.26〜
1.59未満;1.59〜2.00未満;2.00〜
2.52μm未満;2.52〜3.17μm未満;3.
17〜4.00μm未満;4.00〜5.04μm未
満;5.04〜6.35μm未満;6.35〜8.00
μm未満;8.00〜10.08μm未満;10.08
〜12.70μm未満;12.70〜16.00μm未
満;16.00〜20.20μm未満;20.20〜2
5.40μm未満;25.40〜32.00μm未満;
32.00〜40.30μm未満の16チャンネルを使
用し、粒径2.00μm以上乃至40.30μm未満の
粒子を対象とする。
【0034】6.凝集度 凝集度の測定方法は以下のように行なう。測定装置は、
ホソカワミクロン社製のパウダーテスターを使用し振動
台の上に次の手順で付属部品をセットする。 (イ)バイブロシュート (ロ)パッキン (ハ)スペースリング (ニ)フルイ(3種類)上>中>下 (ホ)オサエバー 次にノブナットで固定し、振動台を作動させる。測定条
件は次の通りである。 フルイ目開き(上) 75μm フルイ目開き(中) 45μm フルイ目開き(下) 22μm 振巾目盛 1mm 試料採取量 10g 振動時間 30秒 測定後、次の計算から凝集度を求める。
【数1】 上記3つの計算値の合計をもって凝集度(%)とする。
すなわち、 凝集値(%)=(a)+(b)+(c)。
【0035】(画像形成装置)図1は本発明の画像形成
装置の一例である。あらかじめ均一に帯電された静電潜
像担持体である電子写真感光体や静電記録誘電体上に、
画素情報によって変調された例えば半導体レーザー等を
走査する光学系等の露光手段によって静電潜像を形成す
る。この静電潜像を現像する現像装置としては、例えば
静電潜像担持体と対向した現像領域において所定の微小
間隙を開けた現像剤担持体上から、現像剤を静電潜像担
持体上の静電潜像に転移して付与することにより、静電
潜像を現像するものが知られている。現像された画像
は、転写手段により転写材に転写される。トナー像を転
写された転写材は、静電潜像担持体から分離され公知の
図示しない加熱定着装置等の定着手段に送られ、そこで
トナー像の転写材への定着が行われる。定着手段を経た
転写材は画像形成装置外に排出される。
【0036】図1に示すように、現像装置10は、現像
装置の像担持体である矢印方向に回転するドラム状電子
写真感光体、すなわち感光ドラム1に対向して設置さ
れ、この感光ドラム1上には、帯電器、露光手段等を含
む公知の静電潜像形成手段20により静電潜像が形成さ
れる。露光手段としては原稿の光学像の投影手段や被記
録画像信号により変調されたレーザービームを走査する
光学系等が採用され、感光ドラム1上に形成された潜像
は、現像装置10によって現像してトナー像に形成され
る。得られたトナー像は、転写帯電器等を含む公知の転
写手段30により紙等の転写材に転写される。トナー像
を転写された転写材は、感光ドラム1から分離れ公知の
図示しない定着手段に送られ。そこでトナー像の転写材
への定着が行われる。
【0037】転写の終了した感光ドラム1上に残留した
トナーは、クリーニングブレードによる公知のクリーニ
ング手段40により除去される。クリーニングブレード
は硬度65°程度(JISA)で、鋼板のブレードホル
ダーに固定され感光ドラム1に0.5〜1mmの侵入量
をもって接触しクリーニングする。
【0038】現像装置10は、現像容器12内にキャリ
ア粒子を含まない絶縁性一成分現像剤11を収容してい
る。この現像剤11は、絶縁性トナーを主体としてなっ
ており、好ましくはシリカ微粉末が若干外添されてい
る。シリカ微粉末は、画像濃度を増大させ且つガサツキ
の少ない画像を得られるように、トナーの摩擦帯電電荷
を制御する目的から外添される。例えば気相式製法シリ
カ(乾式シリカ)及び/または湿式製法シリカ(湿式シ
リカ)をトナーに外添することが知られている。
【0039】一成分現像剤、即ちトナー11は、現像剤
担持体である矢印方向に回転するアルミニウム、ステン
レス鋼等の非磁性現像ローラ14によって容器12から
持ち出され、感光ドラム1と対向した現像領域13に搬
送される。現像領域13においては、感光ドラム1と現
像ローラ14とが300μmの微小間隙を開けて対向し
ているが、以下の実験では所望の微小間隙を設定した。
この現像領域13において感光ドラム1上の静電潜像に
トナー11が転移して付与され、静電潜像がトナー像と
して現像される。なお、磁性トナーを使用する場合、現
像ローラ内部にマグネットを設置することもある。
【0040】ここで、現像領域13に搬送される前に設
置されている摩擦帯電付与部材について説明する。現像
ローラ14上の、現像剤層11aの厚みは弾性ブレード
16によって制御される。この弾性ブレード16はウレ
タンゴム等の弾性体からなり、厚さは1〜1.5mm、
自由長は10mm程度、当接圧は30g/cm程度で、
鋼板製のホルダーに固定され、現像ローラ14上に当接
する。このブレード16により現像ローラ14上には薄
い現像剤層11aが形成される。また、摩擦帯電付与部
材としては、この弾性ブレードに限定される必要はな
く、同等な当接圧を形成しうる弾性ローラでも構わな
い。
【0041】以上のようにして、図1に示した現像装置
では、非接触現像が行われる。すなわち、現像領域13
に搬送されるトナー層11aの厚みが現像ローラ14と
感光ドラム1間の微小間隙よりも薄いので、トナー11
は現像ローラ14から空気間隙を飛翔して感光ドラム1
に到達する。そしてその際の現像効率を向上し、濃度が
高く鮮明で地肌汚れの抑制された現像画像を形成するた
めに、現像ローラ14にはバイアス電源50から交流成
分を含む現像バイアス電圧が印加される。
【0042】本実施例では、暗部電位が−700V、明
部電位−150Vの潜像を負に帯電したトナーで反転現
像するとき、現像バイアス電圧としては、直流成分が−
550V、交流成分はピーク・ツウ・ピーク電圧が1.
0kV、周波数3.0kHzの矩形波の電圧を使用し
た。上記のバイアス電圧によって、トナー11に現像ロ
ーラ14から感光ドラム1に転移させる方向の電界、感
光ドラム1から現像ローラ14に逆転移させる方向の電
界が交互に作用する。これによって良好な現像画像が得
られる。上記のトナー11は、主として現像ローラ14
との摩擦により静電潜像を現像する極性に帯電される。
トナー11としては、以下にトナー1〜12を試作し準
備した。
【0043】
【実施例】以下、本発明の実施例を示すが、本発明はこ
れらに限定されない。なお、ここでの部は重量基準であ
る。
【0044】 (実施例1) トナー1: ポリエステル樹脂(Mw:6000、 Tm105℃、酸価28mgKOH/g) 90部 ポリエステル樹脂(Mw:8万、 Tm143℃、酸価20mgKOH/g) 10部 カルナバワックス(融点82℃、体積平均粒径590μm) 5部 カーボンブラック(#44:三菱化成製) 8部 3,5−ジ−ターシャリーブチルサリチル酸鉄 2部
【0045】上記組成の混合物をヘンシェルミキサー中
で十分撹搬混合した後、ロールミルで90〜100℃の
温度で約30分間加熱溶融し、室温まで冷却後、得られ
た混練物αをジェットミル、風力分級機で粉砕分級後、
このトナー母体粒子100部に対してシリカ(R97
4、日本アエロジル社製)を1.0部およびチタニア
(T805日本アエロジル社製)0.5部添加し、ヘン
シェルミキサーで攪拌混合後メッシュを通して大粒径の
粒子を削除し、表1記載の粒径分布を持ったトナー1を
得た。表1中、CHはチャンネル、Nは粒子カウント数
である。動摩擦係数0.28、円形度0.91、ゆるみ
見掛け密度0.33g/cm3、凝集度33%、ワック
ス平均分散径1.4μm
【0046】
【表1】
【0047】(実施例2) トナー2:トナー1において、ロールミルで110〜1
20℃の温度で加熱溶融したこと以外は同様にして、ト
ナー2を得た。動摩擦係数0.20、円形度0.91、
ゆるみ見掛け密度0.33g/cm3、凝集度33%、
ワックス平均分散径1.6μm
【0048】(実施例3) トナー3:トナー1において、ロールミルで130〜1
40℃の温度で加熱溶融したこと以外は同様にして、ト
ナー3を得た。動摩擦係数0.15、円形度0.91、
ゆるみ見掛け密度0.32g/cm3、凝集度34%、
ワックス平均分散径2.0μm
【0049】 (実施例4) トナー4: ポリエステル樹脂(Mw:6000、 Tm105℃、酸価28mgKOH/g) 90部 ポリエステル樹脂(Mw:8万、 Tm143℃、酸価20mgKOH/g) 10部 ライスワックス(融点78℃、体積平均粒径480μm) 5部 カーボンブラック(#44:三菱化成社製) 8部 3,5−ジ−ターシャリーブチルサリチル酸鉄 2部
【0050】上記組成の混合物をヘンシェルミキサー中
で十分撹搬混合した後、ロールミルで90〜100℃の
温度で約30分間加熱溶融し、室温まで冷却後、得られ
た混練物βをジェットミル、風力分級機で粉砕分級後、
このトナー母体粒子100部に対してシリカ(R97
4、日本アエロジル社製)を1.0部およびチタニア
(T805日本アエロジル社製)0.5部添加し、ヘン
シェルミキサーで攪拌混合後メッシュを通して大粒径の
粒子を削除し、トナー4を得た。動摩擦係数0.29、
円形度0.91、ゆるみ見掛け密度0.34g/c
3、凝集度32%、ワックス平均分散径1.2μm
【0051】 (実施例5) トナー5: ポリエステル樹脂(Mw:6000、 Tm105℃、酸価28mgKOH/g) 90部 ポリエステル樹脂(Mw:8万、 Tm143℃、酸価20mgKOH/g) 10部 カルナバワックス(融点79℃、体積平均粒径150μm) 5部 カーボンブラック(#44:三菱化成社製) 8部 3,5−ジ−ターシャリーブチルサリチル酸鉄 2部 上記組成の混合物をヘンシェルミキサー中で十分撹搬混
合した後、ロールミルで90〜100℃の温度で約30
分間加熱溶融し、室温まで冷却後、得られた混練物γを
ジェットミル、風力分級機で粉砕分級後、このトナー母
体粒子100部に対してシリカ(R974日本アエロジ
ル社製)を1.0部およびチタニア(T805日本アエ
ロジル社製)0.5部添加し、ヘンシェルミキサーで攪
拌混合後メッシュを通して大粒径の粒子を削除し、トナ
ー5を得た。動摩擦係数0.32、円形度0.92、ゆ
るみ見掛け密度0.35g/cm3、凝集度31%、ワ
ックス平均分散径0.3μm
【0052】(実施例6) トナー6:トナー1において、粉砕工程でジェットミル
を使用する代わりに、機械式粉砕機ターボミルを使用し
たこと以外はトナー1と同様にしてトナー6を得た。動
摩擦係数0.28、円形度0.94、ゆるみ見掛け密度
0.40g/cm3、凝集度30%、ワックス平均分散
径1.4μm
【0053】(実施例7) トナー7:トナー1において、添加剤の処方を、トナー
母体粒子100部に対してシリカ(R974、日本アエ
ロジル社製)を1.0部およびアルミナ(RFY−C、
日本アエロジル社製)0.5部添加に変更したこと以外
はトナー1と同様にしてトナー7を得た。動摩擦係数
0.28、円形度0.91、ゆるみ見掛け密度0.38
g/cm3、凝集度31%、ワックス平均分散径1.4
μm
【0054】(実施例8) トナー8トナー1において、添加剤の処方を、トナー母
体粒子100部に対してシリカ(R974、日本アエロ
ジル社製)を2.0部およびチタニア(T805、日本
アエロジル社製)0.5部添加に変更したこと以外はト
ナー1と同様にしてトナー8を得た。動摩擦係数0.2
8、円形度0.91、ゆるみ見掛け密度0.36g/c
3、凝集度25%、ワックス平均分散径1.4μm
【0055】 (実施例9) トナー9: ポリエステル樹脂(Mw:6000、 Tm105℃、酸価28mgKOH/g) 90部 ポリエステル樹脂(Mw:8万、 Tm143℃、酸価20mgKOH/g) 10部 カルナバワックス(融点79℃、体積平均粒径150μm、 スプレードライ製法) 3部 カーボンブラック(#44:三菱化成社製) 8部 3,5−ジ−ターシャリーブチルサリチル酸の亜鉛塩 2部 上記組成の混合物をヘンシェルミキサー中で十分撹搬混
合した後、ロールミルで90〜100℃の温度で約30
分間加熱溶融し、室温まで冷却後、得られた混練物をジ
ェットミル、風力分級機で粉砕分級後、このトナー母体
粒子100部に対してシリカ(R976、日本アエロジ
ル社製)を1.0部およびチタニア(T805、日本ア
エロジル社製)0.5部添加し、ヘンシェルミキサーで
攪拌混合後メッシュを通して大粒径の粒子を削除し、ト
ナー9を得た。動摩擦係数0.39、円形度0.92、
ゆるみ見掛け密度0.37g/cm3、凝集度28%、
ワックス平均分散径0.3μm
【0056】(実施例10) トナー10:トナー1において、添加剤の処方をトナー
母体粒子100部に対してシリコーンオイル処理シリカ
(R976をジメチルシリコーンオイル処理品)を1.
0部およびチタニア(T805、日本アエロジル社製)
0.5部添加に変更したこと以外はトナー1と同様にし
てトナー10を得た。動摩擦係数0.30、円形度0.
91、ゆるみ見掛け密度0.41g/cm3、凝集度3
4%、ワックス平均分散径1.4μm
【0057】 (実施例11) トナー11: ポリエステル樹脂(Mw:6000、 Tm105℃、酸価28mgKOH/g) 90部 ポリエステル樹脂(Mw:8万、 Tm143℃、酸価20mgKOH/g) 10部 カルナバワックス(融点82℃、体積平均粒径580μm) 3部 カーボンブラック(#44:三菱化成社製) 8部 3,5−ジ−t−ブチルサリチル酸のジルコニウム塩 1部
【0058】上記組成の混合物をヘンシェルミキサー中
で十分撹搬混合した後、ロールミルで90〜100℃の
温度で約30分間加熱溶融し、室温まで冷却後、得られ
た混練物をジェットミル、風力分級機で粉砕分級後、ト
ナー100部に対してシリカ(R974日本アエロジル
社製)を1.0部およびチタニア(T805日本アエロ
ジル社製)0.5部添加し、ヘンシェルミキサーで攪拌
混合後メッシュを通して大粒径の粒子を削除しトナー1
1を得た。動摩擦係数0.27、円形度0.92、ゆる
み見掛け密度0.33g/cm3、凝集度32%、ワッ
クス平均分散径1.3μm
【0059】(実施例12) トナー12:トナー9において、加熱溶融温度を80〜
90℃に変更したこと以外はトナー9と同様にして作成
してトナー12を得た。動摩擦係数0.44、円形度
0.91、ゆるみ見掛け密度0.37g/cm3、凝集
度29%、ワックス平均分散径1.0μm
【0060】(実施例13) トナー13:下記に示す処方で均一に溶解又は分散させ
た単量体組成物を、水中に懸濁安定剤を分散させた分散
媒系中にて懸濁重合した。得られた重合粒子100部に
対してシリカ(R974、日本アエロジル社製)を1.
0部およびチタニア(T805、日本アエロジル社製)
0.5部添加し、ヘンシェルミキサーで攪拌混合後メッ
シュを通して大粒径の粒子を削除し、トナー13を得
た。動摩擦係数0.44、円形度0.98、ゆるみ見掛
け密度0.49g/cm3、凝集度8%、ワックス平均
分散径0.3μm
【0061】 [ブラックトナー処方] スチレン 150部 ブチルアクリレート 50部 ジ−tert−サリチル酸のクロム錯体 2部 開始剤(V−601、和光純薬社製) 10部 パラフィンワックス(融点155°F、日本精蝋社製) 5部 カーボンブラック(リーガル400R、キャボット社製) 20部 アルミニウム〔AL−M、味の素社製〕 0.6部
【0062】(実施例14)実験機を表2記載の現像条
件に設定して、トナー1を該実験機にセットして、30
0K枚の耐久性試験を実施した。その結果を表2に記し
た。
【0063】(実施例15)実験機を表2記載の現像条
件に設定して、トナー2を該実験機にセットして、30
0K枚の耐久性試験を実施した。その結果を表2に記し
た。
【0064】(比較例1)実験機を表2記載の現像条件
に設定して、トナー3を該実験機にセットして、300
K枚の耐久性試験を実施した。その結果を表2に記し
た。
【0065】(実施例16)実験機を表2記載の現像条
件に設定して、トナー4を該実験機にセットして、30
0K枚の耐久性試験を実施した。その結果を表2に記し
た。
【0066】(実施例17)実験機を表2記載の現像条
件に設定して、トナー5を該実験機にセットして、30
0K枚の耐久性試験を実施した。その結果を表2に記し
た。
【0067】(実施例18)実験機を表2記載の現像条
件に設定して、トナー6を該実験機にセットして、30
0K枚の耐久性試験を実施した。その結果を表2に記し
た。
【0068】(実施例19)実験機を表2記載の現像条
件に設定して、トナー7を該実験機にセットして、30
0K枚の耐久性試験を実施した。その結果を表2に記し
た。
【0069】(実施例20)実験機を表2記載の現像条
件に設定して、トナー8を該実験機にセットして、30
0K枚の耐久性試験を実施した。その結果を表2に記し
た。
【0070】(実施例21)実験機を表2記載の現像条
件に設定して、トナー9を該実験機にセットして、30
0K枚の耐久性試験を実施した。その結果を表2に記し
た。
【0071】(実施例22)実験機を表2記載の現像条
件に設定して、トナー10を該実験機にセットして、3
00K枚の耐久性試験を実施した。その結果を表2に記
した。
【0072】(実施例23)実験機を表2記載の現像条
件に設定して、トナー11を該実験機にセットして、3
00K枚の耐久性試験を実施した。その結果を表2に記
した。
【0073】(実施例24)実験機を表2記載の現像条
件に設定して、トナー12を該実験機にセットして、3
00K枚の耐久性試験を実施した。その結果を表2に記
した。
【0074】(実施例25)現像ローラ15の表面に、
下記混合液をスプレー塗布して、コート厚は0.3μm
に調整した。 シリコーン系樹脂(商品名:SR2410、 東レ・ダウコーニング・シリコーン社製) 600部 トルエン 400部 アミノシラン(商品名:SH6020、 東レ・ダウコーニング・シリコーン社製) 10部 酸化チタン微粉末 12部 上記現像ローラを図1の装置に組付けた。この実験改造
機を表2記載の現像条件に設定して、トナー1を該実験
改造機にセットして、300K枚の耐久性試験を実施し
た。その結果を表2に記した。
【0075】(実施例26)実験機(改造前)を表2記
載の現像条件に設定して、トナー13を該実験機(改造
前)にセットして、300K枚の耐久性試験を実施し
た。その結果を表2に記した。
【表2】 *地汚れランク:1〜10の10段階評価。ランク6以
上が許容レベル。ランク10は地肌汚れが皆無の状態。 *現像ローラ汚染度:300K枚評価終了後に現像ロー
ラを取り外し、現像ローラからトナーだけをブローオフ
した。得られた現像ローラ表面の着色度をマクベス濃度
計で測色した。
【0076】表2から明らかなように、本発明によれば
現像ローラの汚れは極めて少なく、得られた画像は地汚
れがほとんどなく高い濃度を有するものである。
【0077】
【発明の効果】本発明は、トナーへの熱ストレス、機械
ストレスに強く、安定した画像が得られる一成分現像剤
用のトナー、該トナーを使用したオイルレス定着電子写
真画像形成方法および画像形成装置を提供することがで
きた。
【図面の簡単な説明】
【図1】オイルレス定着電子写真画像形成装置の模式的
断面図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム 10 画像装置 11 キャリア粒子を含まない絶縁性一成分現像剤 11a 現像剤層 12 現像容器 13 現像領域 14 非磁性現像ローラ 15 現像ローラ 16 弾性ブレード 20 静電潜像形成手段 30 転写手段 40 クリーニング 50 バイアス電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08K 5/56 C08K 5/56 C08L 91/06 C08L 91/06 101/00 101/00 G03G 9/087 G03G 15/00 9/097 303 15/00 15/08 501D 303 501Z 15/08 501 504A 506A 504 507L 506 9/08 384 507 346 (72)発明者 佐々木 文浩 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H005 AA06 AA08 AB02 AB06 CA12 CA14 CA25 CB07 CB13 DA02 EA05 EA10 FA07 2H027 DA10 DE02 EA05 EC03 ED09 2H077 AA37 AD06 AD13 AD14 AD17 AD23 AD36 AE03 BA03 BA07 DA03 DA47 DA63 DB08 EA14 EA16 FA13 GA03 4J002 AE03X AF02W AG00W BB03W BB12W BC03W BC04W BC05W BC06W BC07W BC09W BC11W BD03W BE06W CC03W CD00W CE00W CF00W CJ00W CK02W DA037 DE076 DE096 DE106 DE116 DE136 DE146 DE186 DE236 DJ006 DJ016 DJ036 DJ056 EZ008 FA086 FD016 FD097 GS00

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワックスを分散した動摩擦係数が0.2
    0〜0.45であるトナーからなる一成分現像剤、及び
    オイルレス定着の電子写真画像形成装置を用いて、該装
    置の現像ローラ速度が25〜85cm/sec、摩擦帯
    電付与部材による当接圧が30g/cm以上であり、か
    つ摩擦帯電付与部材を通過後の現像剤通過量が0.02
    〜0.12g/(cm・sec)で現像することを特徴
    とする画像形成方法。
  2. 【請求項2】 オイルレス定着の電子写真画像形成装置
    の現像ローラ速度が25〜85cm/sec、摩擦帯電
    付与部材による当接圧が30g/cm以上、かつ摩擦帯
    電付与部材を通過後の現像剤通過量が0.02〜0.1
    2g/(cm・sec)の現像条件下で使用される、ワ
    ックスを分散した動摩擦係数が0.20〜0.45であ
    るトナーからなることを特徴とする一成分現像剤。
  3. 【請求項3】 トナーに分散するワックスとして、ライ
    スワックスおよび/またはエステルワックスを用いるこ
    とを特徴とする請求項2記載の一成分現像剤。
  4. 【請求項4】 トナーに使用するワックスの原材料粒径
    が100〜300μmであることを特徴とする請求項2
    または3記載の一成分現像剤。
  5. 【請求項5】 ワックスがスプレードライ製法によって
    得られたものであることを特徴とする請求項2〜4のい
    ずれかに記載の一成分現像剤。
  6. 【請求項6】 トナーに分散されたワックスの平均分散
    径が0.1〜0.8μmであることを特徴とする2〜5
    のいずれかに記載の一成分現像剤。
  7. 【請求項7】 トナーの円形度が0.94以上であるこ
    とを特徴とする請求項2〜6のいずれかに記載の一成分
    現像剤。
  8. 【請求項8】 トナーのゆるみ見掛け密度が0.3以上
    であることを特徴とする請求項2〜7のいずれかに記載
    の一成分現像剤。
  9. 【請求項9】 トナーの凝集度が30%以下であること
    を特徴とする請求項2〜8のいずれかに記載の一成分現
    像剤。
  10. 【請求項10】 トナー表面に無機微粒子が存在するこ
    とを特徴とする請求項2〜9のいずれかに記載の一成分
    現像剤。
  11. 【請求項11】 トナー表面にシリコーンオイル成分が
    存在することを特徴とする請求項2〜9のいずれかに記
    載の一成分現像剤。
  12. 【請求項12】 シリコーンオイル成分が無機微粉末の
    表面処理剤に基づくものであることを特徴とする請求項
    11記載の一成分現像剤。
  13. 【請求項13】 トナーが少なくとも結着樹脂、着色
    剤、ワックス及び有機金属化合物を有する負摩擦帯電性
    のトナーであり、有機金属化合物がジルコニウムと、芳
    香族ジオール、芳香族ヒドロキシカルボン酸、芳香族モ
    ノカルボン酸及び芳香族ポリカルボン酸からなるグルー
    プから選択される芳香族化合物とが配位又は/及び結合
    している有機ジルコニウム化合物であることを特徴とす
    る請求項2記載の負摩擦帯電性のトナー。
  14. 【請求項14】 トナーが重合法によって造粒されたこ
    とを特徴とする請求項2記載の一成分現像剤。
  15. 【請求項15】 請求項2〜14のいずれかに記載の一
    成分現像剤を搭載したことを特徴とする画像形成装置。
  16. 【請求項16】 現像ローラがシリコーン樹脂で被覆さ
    れていることを特徴とする請求項15記載の画像形成装
    置。
  17. 【請求項17】 シリコーン樹脂に金属酸化物微粉末が
    含まれていることを特徴とする請求項16記載の画像形
    成装置。
  18. 【請求項18】 シリコーン樹脂にアミノシランカップ
    リング剤が含まれていることを特徴とする請求項16ま
    たは17記載の画像形成装置。
  19. 【請求項19】 現像ギャップが0.05〜0.2mm
    であることを特徴とする請求項15〜18のいずれかに
    記載の画像形成装置。
  20. 【請求項20】 画像濃度制御方式として、感光体上の
    付着トナーの濃さを光検知して現像バイアスを制御して
    画像濃度をコントロールする方式が使われていることを
    特徴とする請求項15〜19のいずれかに記載の画像形
    成装置。
  21. 【請求項21】 現像バイアスに交流成分が存在するこ
    とを特徴とする請求項15〜20のいずれかに記載の画
    像形成装置。
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