JP2003036654A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JP2003036654A
JP2003036654A JP2002131152A JP2002131152A JP2003036654A JP 2003036654 A JP2003036654 A JP 2003036654A JP 2002131152 A JP2002131152 A JP 2002131152A JP 2002131152 A JP2002131152 A JP 2002131152A JP 2003036654 A JP2003036654 A JP 2003036654A
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song
data
program
recording
toc
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JP2002131152A
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English (en)
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Teppei Yokota
哲平 横田
Junichi Aramaki
純一 荒牧
Nobuyuki Kihara
信之 木原
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 容易に複数楽曲の曲順変更ができるようにす
る。 【構成】 記録データ(楽曲)について再生順序や再生
動作を管理する管理情報(U−TOC)を有する記録媒
体に対応する記録再生装置において、データ順序がプロ
グラム指定された際に、記録媒体上においてそのプログ
ラム指定されたデータ順序のとおりに再生順序が変更さ
れるように管理情報を書き換える(F110)ことができる制
御手段を備えるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は例えば楽曲等のデー
タを記録することのできるディスク状記録媒体に対する
記録再生装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】ユーザーが音楽データ等を記録すること
のできるデータ書き換え可能なディスクメディアが知ら
れており、このようなディスクメディアでは、既に楽曲
等のデータが記録されているエリアや未記録エリアを管
理するデータ領域(TOC及びユーザーTOC、以下ユ
ーザーTOCについてはU−TOCという)が設けら
れ、例えば記録、編集、消去等の動作の終了毎にこの管
理情報も書き換えられるようになされている。 【0003】そして、例えば或る楽曲の録音を行なおう
とする際には、録音装置はU−TOCからディスク上の
未記録エリアを探し出し、ここに音声データを記録して
いくようになされている。また、再生装置においては再
生すべき楽曲が記録されているエリアをU−TOCから
判別し、そのエリアにアクセスして再生動作を行なう。 【0004】ところで、光磁気ディスク(MOディス
ク)等の記録可能のディスクメディアにおいては、DA
Tやコンパクトカセットテープ等のテープ状記録媒体に
比べてランダムアクセスがきわめて容易であり、従っ
て、記録した順番とは無関係な順番で楽曲を再生してい
くことも容易である。例えばコンパクトディスクにおい
てはいわゆるプログラム再生としてよく知られているよ
うに、ユーザーが再生順序をプログラム操作することで
好みの順序で録音されている楽曲を順次再生していくこ
とができる。なお、記録されるデータは楽曲に限定され
るものではないが、本明細書ではデータとして楽曲が記
録されていくものとして説明を続ける。 【0005】ここで、上記のようにTOC及びU−TO
Cを備えた光磁気ディスクでは、コンパクトディスクと
同様にプログラム再生を行なうことは当然可能である
が、U−TOCを書き換えることにより、本来の再生順
序(ユーザーがプログラムを行なわない通常の再生動作
における再生順序であり通常は録音された順に付された
楽曲ナンバに従った順序となる)も変更することが可能
になる。つまり、U−TOCとしては、記録されている
第1曲目から最後の曲までの各楽曲についてそのエリア
を指定する情報が保持されているので、指定されるエリ
アを変更するだけで再生順序を変更できる。もちろん、
録音されている楽曲の消去についても同様で、U−TO
Cの書き換えを行なうのみでよい。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】ところが、U−TOC
の書き換えにより楽曲の曲順の変更や特定の楽曲の削除
を行なうことは、ユーザーが実行すべき操作が分かりに
くいものとなり、容易に実行できなくなるという問題が
あった。 【0007】例えば楽曲の消去について説明するため、
図9(a)のようにM1 〜M5 までのの5曲が録音され
ている状態から3曲目のM3 と4曲目のM4 を消去した
い場合を想定する。 【0008】楽曲M3 についての消去を実行するにはU
−TOCにおける第3曲目の録音エリアの指定を楽曲M
4 の録音されたエリアに変更し、第4曲目の録音エリア
の指定を楽曲M5 に変更し、第5曲目のエリア指定を抹
消することになる。すると、U−TOCでは図9(b)
のようにもともとの第3曲目が消去された上で、ディス
ク上に残りの4曲がM1 〜M4 として記録されているこ
とが表現されるように変更されたことになる。 【0009】この時点でまだもともと第4曲目であった
楽曲は消去されていないため、続いて消去操作をしなけ
ればならないが、この際、ユーザーは消去すべき楽曲と
してM4 ではなくM3 を指定しなければならない。そし
て楽曲M3 を指定して消去指示することにより、図9
(c)のようにもともと第3曲目と第4曲目とされてい
た楽曲が消去され、もともとの1曲目、2曲目、5曲目
が、新たな第1曲目M1、第2曲目M2 、第3曲目M3
として保持される。 【0010】つまり、一度に複数の曲を消去したくと
も、消去の度に楽曲ナンバがずれてしまうため、ユーザ
ーにとって消去したい曲と楽曲ナンバの対応が困難にな
り、場合によっては誤って消去したくない曲を消去して
しまうこともある。 【0011】楽曲の再生順序を変更していく場合も同様
で、1つの楽曲の順序を変更するたびに他の楽曲につい
ての楽曲ナンバがずれてしまうため、多くの楽曲につい
て曲順を入れ換えたい場合などは非常に複雑でわかりに
くい操作をユーザーに要求することになってしまう。 【0012】 【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点にかんがみてなされたもので、容易に再生順序の変更
を行なうことができる記録再生装置を提供することを目
的とする。 【0013】このため、記録されたデータについて再生
順序を指定する管理情報、即ち楽曲ナンバに対応して録
音エリアを指定することができるU−TOCを有する記
録媒体に対応する記録再生装置において、1又は複数の
データ(例えば楽曲)についてデータ順序がプログラム
指定された際に、記録媒体上においてそのプログラム指
定されたデータ順序のとおりに再生順序が変更されるよ
うに管理情報を書き換えることができる制御手段を備え
るようにする。 【0014】なお、記録媒体に記録されたデータについ
て1又は複数のデータがプログラム指定された際には、
そのプログラム指定順序にデータの再生を行なうプログ
ラム再生動作と、記録媒体上においてそのプログラム指
定されたデータ順序のとおりに再生順序が変更されるよ
うに管理情報を書き換えるプログラムリナンバー動作
と、記録媒体上においてそのプログラム指定された全て
のデータが消去されたデータとなるように管理情報を書
き換えるプログラムイレーズ動作と、のいづれかが制御
手段によって実行されるように選択する選択手段を備え
るようにしてもよい。 【0015】プログラム指定した際に、その指定された
プログラム順に曲順が変更されるようにU−TOCの書
き換えを実行するようにすれば、ユーザーが楽曲を1曲
づつ曲順を変更していく操作を行なうことは不要とさ
れ、ユーザーは楽曲と楽曲ナンバの対応状態に注意する
必要はなくユーザ操作の簡略化、及び消去、曲順変更の
操作間違いを防止できる。 【0016】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
するが、まず図1、図2を用いて実施の形態の記録再生
装置の構成を説明し、続いて図3、図4によりこの記録
再生装置に対応する光磁気ディスクにU−TOC情報と
して書き込まれている管理データについて説明し、その
後、本実施の形態の動作を説明する。 【0017】図1は光磁気ディスクを記録媒体として用
いた記録再生装置の要部のブロック図を示している。図
1において1は例えば複数の楽曲(音声データ)が記録
されている光磁気ディスクを示し、スピンドルモータ2
により回転駆動される。3は光磁気ディスク1に対して
記録/再生時にレーザ光を照射する光学ヘッドであり、
記録時には記録トラックをキュリー温度まで加熱するた
めの高レベルのレーザ出力をなし、また再生時には磁気
カー効果により反射光からデータを検出するための比較
的低レベルのレーザ出力をなす。 【0018】このため、光学ヘッド3はレーザ出力手段
としてのレーザダイオードや、偏光ビームスプリッタや
対物レンズ等からなる光学系、及び反射光を検出するた
めのディテクタが搭載されている。対物レンズ3aは2
軸機構4によってディスク半径方向及びディスクに接離
する方向に変位可能に保持されており、また、光学ヘッ
ド3全体はスレッド機構5によりディスク半径方向に移
動可能とされている。 【0019】また、6は供給されたデータによって変調
された磁界を光磁気ディスクに印加する磁気ヘッドを示
し、光磁気ディスク1を挟んで光学ヘッド3と対向する
位置に配置されている。 【0020】再生動作によって、光学ヘッド3により光
磁気ディスク1から検出された情報はRFアンプ7に供
給される。RFアンプ7は供給された情報の演算処理に
より、再生RF信号、トラッキングエラー信号、フォー
カスエラー信号、絶対位置情報(光磁気ディスク1にプ
リグルーブ(ウォブリンググルーブ)として記録されて
いる絶対位置情報)、アドレス情報、サブコード情報、
フォーカスモニタ信号等を抽出する。そして、抽出され
た再生RF信号はエンコーダ/デコーダ部8に供給され
る。また、トラッキングエラー信号、フォーカスエラー
信号はサーボ回路9に供給され、アドレス情報はアドレ
スデコーダ10に供給されて復調される。さらにフォー
カスモニタ信号は例えばマイクロコンピュータによって
構成されるシステムコントローラ11に供給される。 【0021】サーボ回路9は供給されたトラッキングエ
ラー信号、フォーカスエラー信号や、システムコントロ
ーラ11からのトラックジャンプ指令、シーク指令、回
転速度検出情報等により各種サーボ駆動信号を発生さ
せ、2軸機構4及びスレッド機構5を制御してフォーカ
ス及びトラッキング制御をなし、またスピンドルモータ
2を一定角速度(CAV)又は一定線速度(CLV)に
制御する。 【0022】再生RF信号はエンコーダ/デコーダ部8
でEFM復調、CIRC等のデコード処理され、メモリ
コントローラ12によって一旦バッファRAM13に書
き込まれる。なお、光学ヘッド3による光磁気ディスク
1からのデータの読み取り及び光学ヘッド3からバッフ
ァRAM13までの再生データの転送は1.41Mbit/secで
行なわれる。 【0023】バッファRAM13に書き込まれたデータ
は、再生データの転送が0.3Mbit/sec となるタイミング
で読み出され、エンコーダ/デコーダ部14に供給され
る。そして、音声圧縮処理に対するデコード処理等の再
生信号処理を施され、D/A変換器15によってアナロ
グ信号とされ、端子16から所定の増幅回路部へ供給さ
れて再生出力される。例えばL,Rオーディオ信号とし
て出力される。 【0024】ここで、光磁気ディスク1から読み出され
たデータのバッファRAM13への書込、前述したよう
に1.41Mbit/secで(ただし断続的に)行なわれ、一方、
バッファRAM13からデータを読み出してエンコーダ
/デコーダ部14にデータ供給を行なう動作は0.3Mbit/
sec で行なわれるため、仮にバッファRAM13の記憶
容量が1Mbit であるとすると、再生開始から 0.9秒間で
バッファRAM13にはフル容量のデータ蓄積がなさ
れ、光磁気ディスク1からデータ供給がなされなくと
も、3秒間はデータ出力が可能であり、即ち再生音声出
力をとぎれさせないことができる。 【0025】アドレスデコーダ10から出力される、プ
リグルーブ情報をデコードして得られた絶対位置情報、
又はデータとして記録されたアドレス情報はエンコーダ
/デコーダ部8を介してシステムコントローラ11に供
給され、各種の制御動作に用いられる。さらに、記録/
再生動作のビットクロックを発生させるPLL回路のロ
ック検出信号、及び再生データ(L,Rチャンネル)の
フレーム同期信号の欠落状態のモニタ信号もシステムコ
ントローラ11に供給される。 【0026】光磁気ディスク1に対して記録動作が実行
される際には、端子17に供給された記録信号(アナロ
グオーディオ信号)は、A/D変換器18によってデジ
タルデータとされた後、エンコーダ/デコーダ部14に
供給され、音声圧縮エンコード処理を施される。エンコ
ーダ/デコーダ部14によって圧縮された記録データは
メモリコントローラ12によって一旦バッファRAM1
3に書き込まれ、また所定タイミングで読み出されてエ
ンコーダ/デコーダ部8に送られる。そしてエンコーダ
/デコーダ部8でCIRCエンコード、EFM変調等の
エンコード処理された後磁気ヘッド駆動回路15に供給
される。 【0027】磁気ヘッド駆動回路15はエンコード処理
された記録データに応じて、磁気ヘッド6に磁気ヘッド
駆動信号を供給する。つまり、光磁気ディスク1に対し
て磁気ヘッド6によるN又はSの磁界印加を実行させ
る。また、このときシステムコントローラ11は光学ヘ
ッド3に対して、記録レベルのレーザ光を出力するよう
に制御信号を供給する。 【0028】19はユーザー操作に供されるキーが設け
られた操作入力部、20は例えば液晶ディスプレイによ
って構成される表示部を示す。操作入力部19には各種
操作キー等がユーザー操作に供されるように設けられて
いる。操作入力部19及び表示部20は例えば図2のよ
うに記録再生装置の機器筺体上(フロントパネル)に設
けられている。 【0029】図2において31は電源キー、32はオー
プン/クローズキーであり、光磁気ディスク1を装填す
るトレイ50を引き出させ、又は収納する操作が行なわ
れる。33は録音キー、34は再生キー、35は一時停
止キー、36は停止キー、37,38は選曲/サーチキ
ー、39はプログラムモードキーを示す。また、U−T
OC上のデータ編集等の操作を行なうためにエディット
キー40、エンターキー41、ネーム入力キー42等が
設けられている。表示部20には再生中の楽曲ナンバ
(トラックナンバ)や再生時間、再生位置を示す現在時
間、録音/再生等の動作状態、さらには表示モードに応
じて再生楽曲のタイトル、録音日時等が表示できるよう
になされている。 【0030】図1において、21は光磁気ディスク1に
おけるTOC情報を保持するRAM(以下、TOCメモ
リという)である。光磁気ディスク1が装填された時点
或は記録又は再生動作の直前において、システムコント
ローラ11はスピンドルモータ2及び光学ヘッド3を駆
動させ、光磁気ディスク1の例えば最内周側に設定され
ているTOC領域のデータを抽出させる。そして、RF
アンプ7、エンコーダ/デコーダ部8を介してメモリコ
ントローラ12に供給されたTOC情報はTOCメモリ
21に蓄えられ、以後システムコントローラ11はその
光磁気ディスク1に対する記録/再生動作の制御にこの
TOC情報を用いることになる。 【0031】特に、このように記録可能なディスク媒体
においては、前述したように記録データ領域の管理情報
としてデータの記録や消去に応じて内容が書き換えられ
るU−TOC領域が設けられており、例えば図3のよう
なデータ構造となっている。 【0032】このU−TOCは例えば4バイト×587 の
データ領域に構成され、U−TOCの領域であることを
示すため先頭位置にオール0又はオール1の1バイトデ
ータによって成る同期パターンを有するヘッダが設けら
れている。また所定アドレス位置に、記録されている最
初の楽曲の曲番(First TNO)、最後の楽曲の曲番(Last
TNO) 、セクター使用状況、ディスクシリアルナンバ、
ディスクID等のデータが記録される。さらに、記録さ
れている各楽曲等を後述する管理テーブル部に対応させ
る対応テーブル指示データ部として各種のテーブルポイ
ンタ(P-DFA〜P-TNO255) が記録される領域が用意されて
いる。 【0033】一方、管理テーブル部として(01)〜(FF)ま
での255個のパーツテーブルが設けられ、それぞれの
パーツテーブルには、或るセグメント(本明細書におい
てセグメントとは物理的に連続したトラック部分のこと
をいうものとする)について起点となるスタートアドレ
ス、終端となるエンドアドレス、そのセグメントのモー
ド情報、及びそのセグメントが他のセグメントへ続いて
連結される場合は、その連結されるセグメントのスター
トアドレス及びエンドアドレスが記録されているパーツ
テーブルを示すリンク情報が記録できるようになされて
いる。 【0034】トラックのモード情報とは、そのセグメン
トが例えばオーバーライト禁止やデータ複写禁止に設定
されているか否かの情報や、オーディオ情報か否か、モ
ノラル/ステレオの種別などが記録されている。リンク
情報は、例えば各パーツテーブルに与えられたナンバ(0
1)〜(FF)によって、連結すべきパーツテーブルを指定し
ている。つまり管理テーブル部においては、1つのパー
ツテーブルは1つのセグメントを表現しており、例えば
3つのセグメントが連結されて構成される楽曲について
はリンク情報によって連結される3つのパーツテーブル
によって、そのセグメント位置の管理はなされる。 【0035】管理テーブル部における(01)〜(FF)までの
各パーツテーブルは、対応テーブル指示データ部におけ
るテーブルポインタ(P-DFA〜P-TNO255) によって、その
セグメントの内容が示される。 【0036】テーブルポインタP-DFA は光磁気ディスク
1上の欠陥領域に付いて示しており、傷などによる欠陥
領域となるトラック部分(=セグメント)が示された1
つのパーツテーブル又は複数のパーツテーブル内の先頭
のパーツテーブルを指定している。つまり、欠陥セグメ
ントが存在する場合はテーブルポインタP-DFA において
(01)〜(FF)のいづれかが記録されており、それに相当す
るパーツテーブルには、欠陥セグメントがスタート及び
エンドアドレスによって示されている。また、他にも欠
陥セグメントが存在する場合は、そのパーツテーブルに
おけるリンク情報として他のパーツテーブルが指定さ
れ、そのパーツテーブルにも欠陥セグメントが示されて
いる。そして、さらに他の欠陥セグメントがない場合は
リンク情報は例えば『(00)』とされ、以降リンクなしと
される。 【0037】テーブルポインタP-EMPTY は管理テーブル
部における1又は複数の未使用のパーツテーブルの先頭
のパーツテーブルを示すものであり、未使用のパーツテ
ーブルが存在する場合は、テーブルポインタP-EMPTY と
して、(01)〜(FF)のうちのいづれかが記録される。未使
用のパーツテーブルが複数存在する場合は、テーブルポ
インタP-EMPTY によって指定されたパーツテーブルから
リンク情報によって順次パーツテーブルが指定されてい
き、全ての未使用のパーツテーブルが管理テーブル部上
で連結される。 【0038】例えば全く記録がなされておらず欠陥もな
い光磁気ディスクであれば、パーツテーブルは全て使用
されていないため、例えばテーブルポインタP-EMPTY に
よってパーツテーブル(01)が指定され、また、パーツテ
ーブル(01)のリンク情報としてパーツテーブル(02)が指
定され、パーツテーブル(02)のリンク情報としてパーツ
テーブル(03)が指定され、というようにパーツテーブル
(FF)まで連結される。この場合パーツテーブル(FF)のリ
ンク情報は以降連結なしを示す『(00)』とされる。 【0039】テーブルポインタP-FRA は光磁気ディスク
1上のデータの未記録エリア(消去領域を含む)に付い
て示しており、未記録エリアとなるトラック部分(=セ
グメント)が示された1又は複数のパーツテーブル内の
先頭のパーツテーブルを指定している。つまり、未記録
エリアが存在する場合はテーブルポインタP-FRA におい
て(01)〜(FF)のいづれかが記録されており、それに相当
するパーツテーブルには、未記録エリアであるセグメン
トがスタート及びエンドアドレスによって示されてい
る。また、このようなセグメントが複数個有り、つまり
パーツテーブルが複数個有る場合はリンク情報により、
リンク情報が『(00)』となるパーツテーブルまで順次指
定されている。 【0040】図4にパーツテーブルにより、未記録エリ
アとなるセグメントの管理状態を模式的に示す。これは
セグメント(03)(18)(1F)(2B)(E3)が未記録エリアとされ
ている時に、この状態がテーブルポインタP-FRA に引き
続きパーツテーブル(03)(18)(1F)(2B)(E3)のリンクによ
って表現されている状態を示している。なお、上記した
欠陥領域や、未使用パーツテーブルの管理形態もこれと
同様となる。 【0041】テーブルポインタP-TNO1〜P-TNO255は、光
磁気ディスク1上に記録されたそれぞれの楽曲について
示しており、例えばテーブルポインタP-TNO1では1曲目
のデータが記録された1又は複数のセグメントのうちの
時間的に先頭となるセグメントが示されたパーツテーブ
ルを指定している。 【0042】例えば1曲目とされた楽曲がディスク上で
トラックが分断されずに(つまり1つのセグメントで)
記録されている場合は、その1曲目の記録領域はテーブ
ルポインタP-TNO1で示されるパーツテーブルにおけるス
タート及びエンドアドレスとして記録されている。 【0043】また、例えば2曲目とされた楽曲がディス
ク上で複数のセグメントに離散的に記録されている場合
は、その楽曲の記録位置を示すため各セグメントが時間
的な順序に従って指定される。つまり、テーブルポイン
タP-TNO2に指定されたパーツテーブルから、さらにリン
ク情報によって他のパーツテーブルが順次時間的な順序
に従って指定されて、リンク情報が『(00)』となるパー
ツテーブルまで連結される(上記、図4と同様の形
態)。このように例えば2曲目を構成するデータが記録
された全セグメントが順次指定されて記憶されているこ
とにより、このU−TOCデータを用いて、2曲目の再
生時や、その2曲目の領域へのオーバライトを行なう際
に、光学ヘッド3及び磁気ヘッド6をアクセスさせ離散
的なセグメントから連続的な音楽情報を取り出したり、
記録エリアを効率使用した記録が可能になる。 【0044】このようなU−TOCデータが記録された
光磁気ディスク1に対する記録再生装置は、TOCメモ
リ21に読み込んだU−TOCデータを用いてディスク
上の記録領域の管理を行なって記録/再生動作を制御す
る。もちろん或る楽曲の記録、消去、編集を行なって、
データ記録済の領域や未記録エリアに変化が生じた後に
おいては、それらの処理に応じてU−TOCデータを書
き換えている。 【0045】この実施の形態の記録再生装置では、光磁
気ディスクに記録されている楽曲の内からU−TOCデ
ータの書き換えにより所望の楽曲の消去(イレーズ)や
再生曲順の変更(リナンバ)をユーザーが容易に実行で
きるようにするものであり、以下、このための動作を説
明する。 【0046】よく知られているように光ディスク又は光
磁気ディスクを記録媒体とする場合はランダムアクセス
が容易であることから、ユーザーが曲順をプログラム指
定することにより、実際の再生順序(楽曲ナンバ通りの
順序)に再生を行なわずにプログラムどおりの順序で再
生を行なうことが容易に実現でき、広く実施されてい
る。そこで、本実施の形態ではこのプログラムモードを
利用してイレーズ及びリナンバを行なうようにする。以
下、この処理をプログラムイレーズ、プログラムリナン
バと呼ぶ。 【0047】まず、図5によりプログラムモードにおけ
る処理を説明する。ユーザーがプログラムモードキー3
9を押すと、システムコントローラ11はプログラムモ
ードの処理に移る。ユーザーはこの段階で所望の順序で
楽曲ナンバを入力して指定していくことになる。楽曲ナ
ンバの指定は例えば選曲/サーチキー37、38が用い
られるが、操作入力部19にテンキーが設けられる場合
はこれを用いてもよい(F101)。 【0048】ユーザーが所望の楽曲を順時指定していっ
て或る時点で再生キー34を押すと(F103)、システムコ
ントローラ11はプログラム再生処理に移る(F104)。こ
こではプログラム入力された順序に楽曲をサーチして再
生を実行していくことになる。このプログラム再生処理
については通常と同様であるため詳細な説明を省略す
る。 【0049】本実施の形態においては、ユーザーが所望
の楽曲を順時指定していった際の或る時点でエディット
キー40を押すと(F102)、プログラム再生ではなく、プ
ログラムイレーズ又はプログラムリナンバの処理に移る
ことになる。 【0050】例えば光磁気ディスク1に7曲が録音され
ている場合に、ステップF101によってユーザーが1曲
目、4曲目、2曲目、6曲目を順にプログラム指定した
後にエディットキー40を押したとすると、表示部20
では図6(a)のように指定した楽曲ナンバ『1』
『4』『2』『6』とともにプログラムイレーズを実行
すべきかを尋ねる表示がなされる。 【0051】ここで、エンターキー41が押されると、
システムコントローラ11はプログラムイレーズ処理を
実行することになり (F105→F106) 、プログラムイレー
ズ処理が終了した段階で図6(b)のように表示部20
に処理終了表示及び消去されていない残りの3曲の表示
を行なってプログラムモードを終了する。 【0052】一方、図6(a)の表示の時点でさらにエ
ディットキー40が押されると(F107)、表示部20では
図6(c)のように指定した楽曲ナンバ『1』『4』
『2』『6』順に再生順序を変更するプログラムリナン
バを実行すべきかを尋ねる表示がなされる。ここで、エ
ンターキー41が押されると、システムコントローラ1
1はプログラムリナンバ処理を実行することになり (F1
09→F110) 、プログラムリナンバ処理が終了した段階で
終了した段階で図6(d)のように表示部20に処理終
了表示及び新たな曲順とされた7曲の表示を行なってプ
ログラムモードを終了する。なおこの場合、プログラム
指定された1曲目、4曲目、2曲目、6曲目が1〜4曲
目に変更され、指定されていない他の楽曲は5曲目以降
にずらされることになる。 【0053】また、図6(c)の表示時点でさらにエデ
ィットキー40が押されると、再び図6(a)のプログ
ラムイレーズ実行を待機するモードとなる(F108 →F10
5) 。また、これらの実行待機中にストップキー36が
押されたら、そのまま処理を実行せずにプログラムモー
ドを終了する(F111,F112) 。 【0054】<プログラムイレーズ処理>ステップF106
でのプログラムイレーズ処理は図7に詳細に示される。
ここで、光磁気ディスク1に全7曲が記録された状態か
らユーザーが楽曲ナンバを『1,4,2,6』と指定
し、プログラムイレーズを実行させや場合を例にあげな
がら処理の説明をしていく。まず、全7曲が記録された
状態では、U−TOCにおいて(表1)の<A>のよう
にテーブルポインタP-TNO1〜P-TNO255により各楽曲が管
理されている。 【0055】 【表1】【0056】ここでP1 〜P7 はそれぞれ管理テーブル
部における所定のパーツテーブルを示す値であるとす
る。全7曲であるため、8曲目以降を示すテーブルポイ
ンタP-TNO8〜P-TNO255の値は『0』とされ、パーツテー
ブルは示されていない。 【0057】ここで、ユーザーによるプログラム指定が
『1,4,2,6』とされていた場合、まずシステムコ
ントローラ11はプログラム指定されたm個(この場合
4個)楽曲ナンバの中から数字の大きい順にバッファD
(1) 〜D(m) に記憶させていく(F201)。従ってこの場
合、D(1) =6,D(2) =4,D(3) =2,D(4) =1
となる。次に変数iをi=1にセットする(F202)。そし
て、変数NにバッファD(i) の値をセットする(F203)。 【0058】ここで、U−TOCにおける最終楽曲ナン
バを記憶したデータLastTNO を参照し、N=LastTNO と
なっているかを確認する(F204)。N=LastTNO であれ
ば、つまり最終楽曲が消去すべきとしてプログラムされ
た中に含まれている場合は処理はステップF208に進む。
この場合、変数N=D(i) =D(1) =6となっており、
LastTNO =7であるため、ステップF205に進む。ステッ
プF205〜F207では、或る楽曲を消去する場合に、これ
を、それ以降の楽曲ナンバの曲を前の楽曲ナンバにつめ
ていくことによって実行する処理を行なうものである。
このため、まずテーブルポインタP-TNO(N)にテーブルポ
インタP-TNO(N+1)の値を書き込み(F205)、つづいて変数
Nをインクリメントしながら(F206)、N=LastTNO とな
る最終楽曲ナンバに到達するまで繰り返す(F207)。 【0059】上記プログラム例の場合、まずN=6であ
るため、テーブルポインタP-TNO6にテーブルポインタP-
TNO7の値であるP7 を書き込むことになる。そして、変
数N=LastTNO (つまりN=7)となるとステップF208
に進み、テーブルポインタP-TNO7=0とする。従って、
上記(表1)の<B>の状態にテーブルポインタが書き
換えられ、もともと6曲目であった楽曲が消去され、7
曲目の楽曲が新たな第6曲目とされたことになる。な
お、最終楽曲ナンバの曲が消去される場合は、楽曲ナン
バを前につめていく必要はないため、上記したようにス
テップF204から直接ステップF208に進み、消去されるこ
とになる。つづいて、楽曲が1曲消去されたことに伴っ
て最終楽曲ナンバを示すデータLastTNO が、1つ小さい
値に書き直される(F209)。 【0060】次に変数iがインクリメントされ(F210)、
i>mであれば次の消去すべき楽曲の処理にうつるた
め、ステップF203に戻る。この場合ではN=D(i) =D
(2) =4とされ、第4曲目の処理及び5曲目以降の曲の
前ずめ、加えてLastTNO の値の減算がステップF204〜F2
09で同様に実行される。つまり、テーブルポインタP-TN
O4にP-TNO5の値が、テーブルポインタP-TNO5にP-TNO6の
値が書き込まれ、テーブルポインタP-TNO6=0とされ、
そしてLastTNO=5とされる。 【0061】さらに、変数iがインクリメントされて同
様に第2曲の消去、第1曲目の消去実行されていき、第
1曲目の消去が終了された段階でステップF211において
変数i>m(mはプログラム指定した楽曲数)となるた
め、プログラムイレーズ処理のためのU−TOC書換動
作を終了する。この時点でテーブルポインタは上記(表
1)の<C>の状態となっており、つまり、指定した4
曲が消去され、残りの3曲が新たな第1〜第3の楽曲ナ
ンバの曲とされたことになる。もちろんこの時点でLast
TNO =3とされている。 【0062】ただし、以上の処理はTOCメモリ21に
おけるデータ書換処理であり、実際に光磁気ディスク1
のU−TOCエリアはまだ書き換えられていないため、
ステップF212に進み、この時点で実際に光磁気ディスク
1に(表1)の<C>の状態となった新たなデータを書
き込む。そして、前記図6(b)で説明したようにプロ
グラムイレーズ完了の表示を行ない(F213)、プログラム
モードの処理を終了する。 【0063】以上のプログラムイレーズ処理により、ユ
ーザーの指定した楽曲が消去され、消去のためのユーザ
ーの操作は簡単で、また間違いのないものとすることが
できる。 【0064】<プログラムリナンバ処理>図5における
ステップF110でのプログラムリナンバ処理は図8に詳細
に示される。ここで、光磁気ディスク1に全7曲が記録
された状態からユーザーが楽曲ナンバを『5,2,1,
6,4』と指定し、プログラムリナンバを実行させや場
合を例にあげながら処理の説明をしていく。まず、全7
曲が記録された状態では、U−TOCにおいて表2の<
A>のようにテーブルポインタP-TNO1〜P-TNO255により
各楽曲が管理されている。 【0065】 【表2】 【0066】この(表2)において(表1)と同様に、
1 〜P7 はそれぞれ管理テーブル部における所定のパ
ーツテーブルを示す値であるとする。全7曲であるた
め、8曲目以降を示すテーブルポインタP-TNO8〜P-TNO2
55の値は『0』とされ、パーツテーブルは示されていな
い。 【0067】ここで、ユーザーによるプログラム指定が
『5,2,1,6,4』とされていた場合、全部でn個
の楽曲のうちからまずシステムコントローラ11はプロ
グラム指定されたm個(この場合5個)楽曲ナンバを、
その入力順にバッファD(1)〜D(m) に記憶させてい
く。従ってこの場合、D(1) =5,D(2) =2,D(3)
=1,D(4) =6,D(5) =4となる。同時に、その各
楽曲ナンバのテーブルポインタに保持されている値をバ
ッファD(1) 〜D(m) に対応させてバッファDP (1)
DP(m) に記憶する。つまり、DP(1) =P5 ,DP
(2) =P2 ,DP(3 ) =P1 ,DP(4) =P6 ,DP
(5) =P4 となる(F301)。次に変数iをi=1にセット
する(F302)。そして、変数NにバッファD(i) の値をセ
ットする(F303)。 【0068】ここで、変数iと変数Nを比較する(F30
4)。i≧Nであれば処理はステップF313に進み、i<N
であれば処理はステップF305に進む。上記プログラム指
定の例では、まず、変数N=D(i) =D(1) =5となっ
ておりi<Nであるため、ステップF305に進む。ステッ
プF305〜F310では、変数Nに相当する楽曲ナンバの楽曲
をプログラム指定させた位置に移動させるとともに、必
要であれば他の楽曲の楽曲ナンバをずらしていく処理を
行なう。 【0069】このため、まずテーブルポインタP-TNO(i)
とバッファDP(i) の比較を行なう(F305)。テーブルポ
インタP-TNO(i)=バッファDP(i) であれば、その楽曲
のナンバと指定された曲順による楽曲ナンバがすでに一
致しており、変更する必要はないため、そのままステッ
プF311に進む。P-TNO(i)≠DP(i) であれば変更が必要
である。そこで、変数Jに変数Nの値を書き込み(F30
6)、続いてテーブルポインタP-TNO(J)にテーブルポイン
タP-TNO(J-1)の値を書き込んでいく(F307)。これを、変
数Jをデクリメントしながら(F309)、変数J=変数iと
なるまで繰り返す(F310)。 【0070】変数N=5となる上記プログラム例では、
まず変数J=5の段階でステップF307においてテーブル
ポインタP-TNO5にテーブルポインタP-TNO4の値であるP
4 が書き込まれ、各テーブルポインタは上記(表2)の
<B>の状態となる(書換部分を下線で示す)。続いて
変数Jのデクリメントとともに処理がステップF307を通
ることにより、各テーブルポインタは上記(表2)の<
C>,<D>,<E>の状態に書き換えられていく。こ
の<E>の状態になった段階で変数J=1=変数iとさ
れるため、ステップF310に進み、テーブルポインタP-TN
O(i)にバッファDP(i) の値が書き込まれる。即ち、
(表2)の<F>のようにテーブルポインタP-TNO1=P
5 とされる。ここまでの処理で、まずもともと5曲目で
あった楽曲が新たに第1曲目に変更されたことになる。 【0071】次に変数iがインクリメントされ(F311)、
変数i>m(mはプログラム指定された楽曲数)でなけ
れば(F312)、指定された次の楽曲ナンバについての処理
にうつるため、ステップF303に戻る。この場合では変数
i=2となるため、N=D(i ) =D(2) =2とされる。
このとき、変数i=変数Nであるため、処理はステップ
F313に進む。 【0072】この場合も、まずテーブルポインタP-TNO
(i)とバッファDP(i) の値の比較を行なう。そしてテ
ーブルポインタP-TNO(i)=バッファDP(i) であれば、
その楽曲のナンバと指定された曲順による楽曲ナンバが
すでに一致しており、変更する必要はないため、そのま
まステップF317で変数iとn(nは楽曲数)と比較して
ステップF311に進む。一方、P-TNO(i)≠DP(i) であれ
ば変更が必要である。そこで、まず変数Jに変数iの値
を書き込み(F314)、テーブルポインタP-TNO(J)=バッフ
ァDP(i) となるまで変数Jをインクリメントしていく
(F315,F316)。 【0073】上記例の場合、このとき変数i=2であ
り、バッファDP(i) =DP(2) =P 2 である。一方、
テーブルポインタP-TNO(i)は(表2)の<F>のとお
り、P1とされている。従ってP-TNO(i)≠DP(i) であ
り、変数Jがインクリメントされながらテーブルポイン
タP-TNO(J)とバッファDP(i) が比較される。この<F
>の時点で、テーブルポインタP-TNO(3)=P2 であるた
め、変数J=3となった時点でテーブルポインタP-TNO
(J)=バッファDP(i) =P2 となる。ここで、ステッ
プF307に進む。 【0074】そして、ステップF307ではテーブルポイン
タP-TNO(J)にテーブルポインタP-TNO(J-1)の値を書き込
む。従って(表2)の<G>のようにテーブルポインタ
P-TNO3=P1 となる。そして変数Jがデクリメントされ
て(F308)J=2となると変数J=変数iとなるため、ス
テップF310でテーブルポインタP-TNO2にバッファDP
(2) の値であるP2 が書き込まれ(表2)の<H>の状
態とされる。つまり、(5,2,1,6,4)のプログ
ラム指定のうち、5曲目、2曲目が新たな第1曲、第2
曲とされたことになる。 【0075】続いて変数iがインクリメントされ、ステ
ップF303に戻り、新たな第3曲目の処理に移る。ここで
変数i=3で、変数N=D(3) =1であり、i≧Nであ
るためステップF313に進む。このとき、テーブルポイン
タP-TNO(i)=P-TNO(3)=DP (i) =DP(3) =P1 であ
るため、変更の必要はなく((表2)の<I>の状
態)、そのままステップF311に進み、新たな第4曲目の
処理に移ることになる。 【0076】変数i=4とされると、変数N=D(4)
6であり、i<NであるためステップF305に進む。この
とき、テーブルポインタP-TNO(i)=P-TNO(4)=P3 で、
一方DP(i) =DP(4) =P6 であるため、ステップF3
06〜F309の処理を行なう。これにより、テーブルポイン
タは(表2)の<J>,<K>と書き換えられ、ステッ
プF310において<L>の状態に書き換えられる。 【0077】さらに変数iがインクリメントされ、変数
i=5とされると、変数N=D(5)=4であり、i≧N
であるためステップF313に進む。そして、テーブルポイ
ンタP-TNO(i)=P-TNO(5)=P3 で、一方DP(i) =DP
(5) =P4 であるため、ステップF314〜F316の処理で変
数Jが変更された後、ステップF307に進み、ステップF3
07〜F309の処理で、テーブルポインタは(表2)の<M
>の状態に書き換えられ、ステップF310において<N>
の状態に書き換えられる。 【0078】ここで、ステップF312において変数i>m
となるため、プログラムリナンバのためのTOCメモリ
21内におけるU−TOC書換処理を終了することにな
る。この時点でTOCメモリ21内におけるU−TOC
データしては、再生楽曲の順序は、『5,2,1,6,
4』というプログラム指定にもとづいて、テーブルポイ
ンタP-TNO7〜P-TNO7の値は順にP5 ,P2 ,P1 ,P
6 ,P4 ,P3 ,P7 と変更され、つまりもともとの楽
曲ナンバで示すと『5,2,1,6,4,3,7』とい
う曲順に変更されたことになる(プログラム指定されて
いない楽曲ナンバは後づめとされる)。 【0079】以上のようにTOCメモリ21におけるデ
ータ書換処理が終了したら、ステップF318に進み、実際
に光磁気ディスク1のU−TOCエリアに(表2)の<
N>の状態となった新たなデータを書き込む。そして、
前記図6(d)で説明したようにプログラムリナンバ完
了の表示を行ない(F319)、プログラムモードの処理を終
了する。 【0080】以上のプログラムリナンバ処理により、ユ
ーザーは非常に容易にしかも正確に再生曲順の変更を行
なうことができる。 【0081】なお、以上プログラムイレーズ及びプログ
ラムリナンバの処理手順について詳細に説明してきた
が、処理手順としては上記例以外にも各種考えられ、バ
ッファメモリの使用態様なども、装置やメモリ容量に応
じて変更されればよい。もちろん操作キーの設定や操作
手順なども他にも各種考えられる。 【0082】 【発明の効果】以上説明したように本発明の記録再生装
置は、ユーザーがプログラムした楽曲について、プログ
ラムした順序に再生順序(楽曲ナンバ)を組み替えるこ
とができるようにしたため、ユーザーは複数曲の曲順変
更が非常に手軽に実行できるようになるという効果があ
り、また曲順入れ換えミスも発生しにくいという利点も
生ずる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の記録再生装置の実施の形態の構成のブ
ロック図である。 【図2】実施の形態の記録再生装置の外筺パネルの説明
図である。 【図3】実施の形態に対応する光磁気ディスクのU−T
OC構造の説明図である。 【図4】実施の形態に対応する光磁気ディスクのU−T
OCデータのリンク構造の説明図である。 【図5】実施の形態のプログラムモードの処理のフロー
チャートである。 【図6】実施の形態のプログラムモードにおける表示処
理の説明図である。 【図7】実施の形態のプログラムイレーズ処理のフロー
チャートである。 【図8】実施の形態のプログラムリナンバ処理のフロー
チャートである。 【図9】従来の録音データのイレーズ処理の説明図であ
る。 【符号の説明】 1 光磁気ディスク、3 光学ヘッド、6 磁気ヘッ
ド、8,14 エンコーダ/デコーダ部、11 システ
ムコントローラ、12 メモリコントローラ、13 バ
ッファRAM、19 操作入力部、20 表示部、21
TOCメモリ、37,38 選曲/サーチキー、39
プログラムモードキー、40 エディットキー、41
エンターキー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木原 信之 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5D077 AA22 AA30 BA08 BA15 CA02 CB06 DC08 DE08 5D110 AA17 AA27 BB01 DA12 DB03 DC16 DC27 DD13 DE02

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 記録されたデータについて再生順序を指
    定する管理情報を有する記録媒体に対応する記録再生装
    置において、 1又は複数のデータについてデータ順序がプログラム指
    定された際に、記録媒体上においてそのプログラム指定
    されたデータ順序のとおりに再生順序が変更されるよう
    に前記管理情報を書き換えることができる制御手段を備
    えたことを特徴とする記録再生装置。
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