JP2003030782A - 車両の専用道路運行方法およびシステム - Google Patents

車両の専用道路運行方法およびシステム

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JP2003030782A
JP2003030782A JP2001212779A JP2001212779A JP2003030782A JP 2003030782 A JP2003030782 A JP 2003030782A JP 2001212779 A JP2001212779 A JP 2001212779A JP 2001212779 A JP2001212779 A JP 2001212779A JP 2003030782 A JP2003030782 A JP 2003030782A
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road
vehicle
dedicated
general
operation management
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JP2001212779A
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English (en)
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Shinichiro Nakazawa
新一郎 中沢
Masaharu Matsuda
正治 松田
Yoshiro Seki
義朗 関
Masatoshi Toshimitsu
正敏 利光
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】車両の専用道路に複数個の専用車両を運行管理
する車両の専用道路運行方法において専用車両の数量制
限や、無人化など自動化該、有人による専用道路運行方
法のためのように専用車両に加えて一般車両が乗り入れ
る場合に、合理的且つ効率的な運行が困難であった。 【解決手段】専用道路を複線区間を有する構成とする専
用道路の運行方法とすると共に、専用道路のターミナル
または途中より一般道路が接続され、一般道路を走行す
る一般車両が専用道路へ進入することができるよう、専
用道路の運行管理センターにより専用道路走行車両を管
理する車両の専用道路運行方法およびシステムであっ
て、一般道路から進入しようとする一般車両は、専用道
路の運行管理センターから進入可能ゲートや進入可能時
刻等の進入許可情報を取得して専用道路へ進入すること
ができるようにする車両の専用道路運行方法およびシス
テムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の専用道路に
専用車両を運行さる車両の専用道路運行方法およびシス
テムに係り、特に一般道路を走行する一般車両が自由に
専用道路へ出入りすることができるようにした車両の専
用道路運行方法およびシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両の専用道路における車両の専
用道路運行方法およびシステムについては、無人運転に
よる運行や所定の専用車両運行ダイヤによる運行を目的
として、専用道路に専用車両のみを運行させ、一般の車
両の進入を制限している。
【0003】このため、従来の車両の道路運行システム
では、専用道路を走行する車両の運行パターンが固定化
され、搬送物の搬送容量に限界があった。繁忙時期ある
いは時間帯による搬送量の変動に対して、弾力的に対応
することが困難であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の点に
鑑みて発明されたもので、専用道路を走行する専用車両
若しくは専用車両と共に一般道路を走行する一般車両
が、専用道路上において、運行管理センターによる走行
車両の全体管理の基で、前記専用車両を効率よく運行す
ることができるようにするか、更には一般道路からも一
般車両が自由に専用道路へ出入りし、各車両が混在した
状態で効率よく走行することができる車両の専用道路運
行方法およびシステムを提供することを主な目的とす
る。
【0005】また、本発明に係る車内の専用道路運行方
法およびシステムは、上述した課題を解決するために、
一般車両に対して、一般車両を特定する車両ナンバー等
の固有情報を、予め走行車両の全体管理を行なう運行管
理センターにて管理し、この管理対象の一般車両のみ
が、専用道路を利用することができるようにすることを
目的とする。
【0006】更に、本発明に係る車両の専用道路運行方
法およびシステムは、上述した課題を解決するために、
往路および復路を有する複線の専用道路であったり、あ
るいは複線と単線を組み合わせた専用道路であっても、
専用車両および一般車両が効率よく運行できるようにす
ることを目的とする。
【0007】また、本発明に係る車両の専用道路運行方
法およびシステムは、上述した課題を解決するために、
複線道路または複線と単線を組み合わせた専用道路の路
線区間内にバイパス部や連絡路を設けて、専用車両や一
般車両がより効率的に運行できるようにすることを目的
とする。
【0008】更にまた、本発明に係る車両の専用道路運
行方法およびシステムは、上述した課題を解決するため
に、一般車の出入も可能にするため、専用道路に一般道
路との交差点を設けたり、専用道路のターミナルを、鉄
道駅や一般道路を接続したりして、人や物の搬送効率を
一層向上させることを目的とする。
【0009】また、本発明に係る車両の専用道路運行方
法およびシステムは、上述した課題を解決するために、
一般車両が専用道路を利用するにあたって、必要な専用
道路交通情報を提供するために、専用道路を利用する一
般車両からの要求により、随時提供できるようにするこ
とを目的とする。
【0010】更にまた、本発明に係る車両の専用道路運
行方法およびシステムは、上述した課題を解決するため
に、専用道路上の交通事故等で緊急車両が現場へ急行で
きるよう専用道路の通常運行時に緊急自動車等の緊急車
両が専用道路へ進入し、緊急車両の運行を支障なく行い
得るようにすることを目的とする。
【0011】更に、本発明に係る車両の専用道路運行方
法およびシステムは、上述した課題を解決するために、
上記の各目的を達成するために、車両対応のGPS測位
システム,専用道路を走行する専用車両および一般車両
の全体の運行を管理する運行管理センター,車両側と前
記運行管理センターとを通信で接続する通信手段とを用
いるようにすることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明によれば、車両の専用道路に複
数個の専用車両を運行させ、前記専用道路の複数個の専
用車両を運行管理センターにより管理する車両の専用道
路運行方法において、一般道路を走行する一般車両が、
車両ナンバー等の固有情報を前記専用道路の運行管理セ
ンターへ送信するステップと、前記専用道路の運行管理
センターは、前記一般車両の固有情報を受信することに
より、専用道路と一般道路との道路接続部から進入する
ことができるよう進入許可情報を前記一般車両へ送信す
るステップとを具備し、前記一般車両は、前記進入許可
情報を基に、前記専用道路へ進入し得ることを特徴とす
る車両の専用道路運行方法を提供する。
【0013】したがって、専用車両と共に一般道路を走
行する一般車両が、運行管理センターによる走行車両の
全体管理の基で、自由に専用道路へ出入りし、走行する
ことができる車両の専用道路運行方法を提供できる。
【0014】また、請求項2に係る発明によれば、車両
の専用道路に複数個の専用車両を運行させ、前記専用道
路の複数個の専用車両を運行管理センターにより管理す
る車両の専用道路運行方法において、前記専用道路に
は、往路および復路からなる複線区間を有し、前記複線
区間の途中において、前記往路および復路をつなぐ連絡
路が設けられ、走行中の前記専用車両が、前記連絡路よ
りUターンし得ることを特徴とする車両の専用道路運行
方法を提供する。
【0015】したがって、往路および復路を有する複線
の専用道路において、前記往路復路間を連絡路によりつ
なぐことにより、搬送量の多い専用道路の特定の区間に
おいては、搬送能力を向上させることができる車両の専
用道路運行方法を提供できる。
【0016】また、請求項3に係る発明によれば、車両
の専用道路に複数個の専用車両を運行させ、前記専用道
路の複数個の専用車両を運行管理センターにより管理す
る車両の専用道路運行方法において、前記専用道路は、
往路および復路からなる複線区間と往路および復路を共
用する単線区間とを有し、前記複線区間と単線区間の接
続部において、前記往路および復路をつなぐ連絡路が設
けられ、走行中の前記専用車両が、前記連絡路を介して
Uターンし得ることを特徴とする車両の専用道路運行方
法を提供する。
【0017】したがって、往路および復路を有する複線
の専用道路の区間において、前記往路復路間を連絡路に
よりつなぐことにより、搬送量の多い専用道路の特定の
区間においては、搬送能力を向上させることができる車
両の専用道路運行方法を提供できる。
【0018】また、請求項4に係る発明によれば、車両
の専用道路に複数個の専用車両を運行させ、前記専用道
路の複数個の専用車両を運行管理センターにより管理す
る車両の専用道路運行方法において、一般道路を走行す
る一般車両が、車両ナンバー等の固有情報を前記専用道
路の運行管理センターへ送信するステップと、前記専用
道路の運行管理センターは、前記一般車両の固有情報を
受信することにより、前記専用道路へ進入することがで
きるよう進入許可情報を前記一般車両へ送信するステッ
プと、前記一般車両は、前記進入許可情報を基に、前記
専用道路へ進入し得るステップと、前記専用道路には、
走行区間の一部においてバイパス部が設けられ、走行中
の前記専用車両および一般道路から進入してきた前記一
般車両が、前記バイパス部に進入し得るステップとを具
備し、前記一般車両は、前記専用車両の走行を妨げない
よう、前記バイパス部へ一時的に退避することを特徴と
する車両の専用道路運行方法を提供する。
【0019】したがって、往路および復路を有する複線
の専用道路であったり、あるいは複線と単線を組み合わ
せた専用道路であっても、複線区間内に連絡路が設けら
れることにより、特定車両をUターンさせて運行効率を
向上させ得る車両の専用道路運行方法を提供できる。
【0020】また、請求項5に係る発明によれば、車両
の専用道路に複数個の専用車両を運行させ、前記専用道
路の複数個の専用車両を運行管理センターにより管理す
る車両の専用道路運行方法において、一般道路を走行す
る一般車両が、車両ナンバー等の固有情報を前記専用道
路の運行管理センターへ送信するステップと、前記専用
道路の運行管理センターは、前記一般車両の固有情報を
受信することにより、進入許可情報を前記一般車両へ送
信するステップと、前記専用道路と一般道路が平面交差
して形成される交差点または前記専用道路の延長方向へ
一般道路が接続され、この道路接続部を有する場合にお
いて、前記一般車両が前記道路接続部へ進入するステッ
プと、前記一般車両は、前記道路接続部へ進入した後、
前記進入許可情報を基に、前記道路接続部にて前記進入
許可情報が得られた一般車両であることが認証されるス
テップとを具備し、前記一般車両は、前記道路接続部よ
り前記専用道路へ進入し得ることを特徴とする車両の専
用道路運行方法を提供する。
【0021】したがって、専用車両と共に一般道路を走
行する一般車両が、運行管理センターによる走行車両の
全体管理の基で、自由に専用道路へ出入りし、走行する
ことができる車両の専用道路運行方法を提供する。
【0022】また、請求項6に係る発明によれば、車両
の専用道路に複数個の専用車両を運行させ、前記専用道
路の複数個の専用車両を運行管理センターにより管理す
る車両の専用道路運行方法において、一般道路を走行す
る一般車両が、車両ナンバー等の固有情報を前記専用道
路の運行管理センターへ送信するステップと、前記専用
道路の運行管理センターは、前記一般車両の固有情報を
受信することにより、進入許可情報を前記一般車両へ送
信するステップと、前記専用道路と一般道路が平面交差
して形成される交差点または前記専用道路の延長方向へ
一般道路が接続され、この道路接続部に入・退出ゲート
を有する場合において、前記一般車両が前記入・退出ゲ
ートへ進入するステップと、前記一般車両は、前記入・
退出ゲートへ進入した後、前記進入許可情報を基に、前
記入・退出ゲートにて前記進入許可情報が得られた一般
車両であることが認証されるステップとを具備し、前記
一般車両は、前記入・退出ゲートより前記専用道路へ進
入し得ることを特徴とする車両の専用道路運行方法を提
供する。
【0023】したがって、専用車両と共に一般道路を走
行する一般車両が、運行管理センターによる走行車両の
全体管理の基で、自由に専用道路へ出入りし、走行する
ことができる車両の専用道路運行方法を提供できる。
【0024】また、請求項7に係る発明よれば、車両の
専用道路に複数個の専用車両を運行させ、前記専用道路
の複数個の専用車両を運行管理センターにより管理する
車両の専用道路運行方法において、前記運行管理センタ
ーは、一般車両の固有情報を予め登録した一般車両情報
データベースを構築するステップと、一般道路を走行す
る前記一般車両が、前記専用道路へ進入するに際して、
前記一般車両の固有情報を前記専用道路の運行管理セン
ターへ送信するステップと、前記運行管理センターは、
前記一般車両の固有情報と前記運行管理センターに構築
された一般車両情報データベースの保存データと比較照
合するステップと、前記運行管理センターは、前記比較
照合の結果、合致すると判断した場合に、進入許可情報
を前記一般車両へ送信するステップと、前記専用道路と
一般道路が平面交差して形成される交差点または前記専
用道路の延長方向へ一般道路が接続され、この道路接続
部に入・退出ゲートを有する場合において、前記一般車
両が前記入・退出ゲートへ進入するステップと、前記一
般車両は、前記入・退出ゲートへ進入した後、前記進入
許可情報を基に、前記入・退出ゲートにて前記進入許可
情報が得られた一般車両であることが認証されるステッ
プとを具備し、前記一般車両は、前記入・退出ゲートよ
り前記専用道路へ進入し得ることを特徴とする車両の専
用道路運行方法を提供する。
【0025】したがって、専用車両と共に一般道路を走
行する一般車両が、運行管理センターによる走行車両の
全体管理の基で、自由に専用道路へ出入りし、走行する
ことができる車両の専用道路運行方法を提供できる。
【0026】また、請求項8に係る発明によれば、車両
の専用道路に複数個の専用車両を運行させ、前記専用道
路の複数個の専用車両を運行管理センターにより管理す
る車両の専用道路運行方法において、一般道路を走行す
る一般車両が、前記専用道路を利用するに先だって、前
記専用道路の運行管理センターへ車両ナンバー等の固有
情報を登録するステップと、前記専用道路の運行管理セ
ンターは、前記一般車両の前記固有情報を記録した一般
車両情報データベースを構築するステップと、前記一般
道路を走行する前記一般車両が、前記専用道路へ進入す
るに際して、前記一般車両の固有情報を前記専用道路の
運行管理センターへ送信するステップと、前記運行管理
センターは、前記一般車両の固有情報と前記運行管理セ
ンターに構築された一般車両情報データベースの保存デ
ータと比較照合するステップと、前記運行管理センター
は、前記比較照合の結果、合致すると判断した場合に、
進入許可情報を前記一般車両へ送信するステップと、前
記専用道路と一般道路が平面交差して形成される交差点
または前記専用道路の延長方向へ一般道路が接続され、
この道路接続部に入・退出ゲートを有する場合におい
て、前記一般車両が前記入・退出ゲートへ進入するステ
ップと、前記一般車両は、前記入・退出ゲートへ進入し
た後、前記進入許可情報を基に、前記入・退出ゲートに
て前記進入許可情報が得られた一般車両であることが認
証されるステップとを具備し、前記一般車両は、前記入
・退出ゲートより前記専用道路へ進入し得ることを特徴
とする車両の専用道路運行方法を提供する。
【0027】したがって、専用道路を利用する一般車両
に対して、専用道路交通情報を一般車両からの要求によ
り、随時提供できる車両の専用道路運行方法を提供でき
る。
【0028】また、請求項9に係る発明によれば、車両
の専用道路に複数個の専用車両を運行させ、前記専用道
路の複数個の専用車両を運行管理センターにより管理す
る車両の専用道路運行方法において、一般道路を走行す
る一般車両が、車両ナンバー等の固有情報および位置測
位システムによる現在位置情報を前記専用道路の運行管
理センターへ送信するステップと、前記専用道路の運行
管理センターは、前記一般車両の固有情報および現在位
置情報を受信することにより、前記一般車両が、前記専
用道路の近隣の特定エリア内に存在することを確認する
ステップと、前記専用道路の運行管理センターは、前記
一般車両が、前記特定エリア内に存在することを確認し
た後、前記一般車両へ前記専用道路への進入許可情報を
送信するステップと、前記専用道路と一般道路が平面交
差して形成される交差点または前記専用道路の延長方向
へ前記一般道路が接続され、この道路接続部に入・退出
ゲートを有する場合において、前記一般車両が前記入・
退出ゲートへ進入するステップと、前記一般車両は、前
記入・退出ゲートへ進入した後、前記進入許可情報を基
に、前記入・退出ゲートにて前記進入許可情報が得られ
た一般車両であることが認証されるステップとを具備
し、前記一般車両は、前記入・退出ゲートより前記専用
道路へ進入し得ることを特徴とする車両の専用道路運行
方法を提供する。
【0029】したがって、上記の一般車両に対して、車
両ナンバー等一般車両を特定する固有情報を、予め走行
車両の全体管理を行なう運行管理センターにて管理し、
この管理対象の一般車両のみが、専用道路を利用するこ
とができる車両の専用道路運行方法を提供できる。
【0030】また、請求項10によれば、係る発明によ
れば、車両の専用道路に複数個の専用車両を運行させ、
前記専用道路の複数個の専用車両を運行管理センターに
より管理する車両の専用道路運行方法において、一般道
路を走行する一般車両が、前記車両ナンバー等の固有情
報を前記専用道路の運行管理センターへ送信するステッ
プと、前記運行管理センターは、前記一般車両の固有情
報と前記運行管理センターに構築された一般車両情報デ
ータベースの保存データと比較照合するステップと、前
記運行管理センターは、前記比較照合の結果、合致する
と判断した場合に、進入許可情報を前記一般車両へ送信
するステップと、前記専用道路と一般道路が平面交差し
て形成される交差点または前記専用道路の延長方向へ前
記一般道路が接続され、この道路接続部に入・退出ゲー
トを有する場合において、前記一般車両が前記入・退出
ゲートへ進入するステップと、前記専用道路の運行管理
センターは、前記入・退出ゲートにて前記一般車両の固
有情報を再確認するステップとを具備し、前記一般車両
は、前記専用道路に進入するにあたって、前記一般車両
であることを再確認し得るようにすることを特徴とする
車両の専用道路運行方法を提供できる。
【0031】したがって、一般車両に対して、一般車両
を特定する車両ナンバー等の固有情報を、予め走行車両
の全体管理を行なう運行管理センターにて管理し、この
管理対象の一般車両のみが、専用道路を利用する車両の
専用道路運行方法を提供できる。
【0032】また、請求項11に係る発明によれば、車
両の専用道路に複数個の専用車両を運行させ、前記専用
道路の複数個の専用車両を運行管理センターにより管理
する車両の専用道路運行方法において、前記専用道路と
一般道路が平面交差して形成される交差点または前記専
用道路の延長方向へ前記一般道路が接続され、この道路
接続部に入・退出ゲートを有する場合において、前記一
般車両が前記入・退出ゲートへ進入するステップと、前
記一般車両が、前記専用道路の任意の前記入・退出ゲー
トへ入った際、この入・退出ゲートより前記一般車両の
固有情報を前記専用道路の運行管理センターへ送信する
ステップと、前記専用道路の運行管理センターは、前記
一般車両の固有情報を受信することにより、この一般車
両の登録手続きを行なうステップと、この登録手続き完
了のシグナルを前記一般車両へ送信するステップと、前
記一般車両は、前記シグナルを受信することにより、前
記専用道路の任意の前記入・退出ゲートより進入し得る
ステップとを具備し、前記専用道路の運行管理センター
は、前記一般車両が、前記入・退出ゲートに入ってから
進入手続きを完了し得ることを特徴とする車両の専用道
路運行方法を提供する。
【0033】したがって、往路および復路を有する複線
の専用道路であったり、あるいは複線と単線を組み合わ
せた専用道路に、専用車両および一般車両が効率よく運
行できる車両の専用道路運行方法を提供できる。
【0034】また、請求項12に係る発明によれば、車
両の専用道路に複数個の専用車両を隊列走行により運行
させ、前記専用道路の複数個の専用車両を運行管理セン
ターにより管理する車両の専用道路運行方法において、
一般道路を走行する前記一般車両が、前記専用道路へ進
入するに際して、前記一般車両の固有情報を前記専用道
路の運行管理センターへ送信するステップと、前記運行
管理センターは、前記一般車両の固有情報と前記運行管
理センターに構築された一般車両情報データベースの保
存データと比較照合するステップと、前記運行管理セン
ターは、前記比較照合の結果、合致すると判断した場合
に、進入許可情報を前記一般車両へ送信するステップ
と、前記専用道路と前記一般道路が平面交差して形成さ
れる交差点または前記専用道路の延長方向へ一般道路が
接続され、この道路接続部に入・退出ゲートを有する場
合において、前記一般車両が前記入・退出ゲートへ進入
するステップと、前記一般車両は、前記専用道路を隊列
走行中の専用車両の後尾車に連結するステップとを具備
し、前記一般車両は、前記専用道路を隊列走行する専用
車両と同一の隊列により走行し得ることを特徴とする車
両の専用道路運行方法を提供する。
【0035】したがって、専用道路が往路および復路を
有する複線の専用道路であったり、あるいは複線と単線
を組み合わせた専用道路であって、専用車両および一般
車両が効率よく運行できる車両の専用道路運行方法を提
供できる。
【0036】また、請求項13に係る発明によれば、車
両の専用道路に複数個の専用車両を運行させ、前記専用
道路の複数個の専用車両を運行管理センターにより管理
する車両の専用道路運行方法において、一般道路を走行
する前記一般車両が、前記専用道路へ進入するに際し
て、前記一般車両は、固有情報を前記専用道路の運行管
理センターへ送信するステップと、前記運行管理センタ
ーは、前記一般車両から通信された固有情報を受信する
ことにより、進入許可情報を前記一般車両へ送信するス
テップと、前記専用道路と一般道路が平面交差して形成
される交差点または前記専用道路の延長方向へ一般道路
が接続される道路接続部を有する場合において、前記一
般車両が前記道路接続部へ進入するステップと、前記一
般車両が、前記道路接続部へ進入することにより、前記
専用道路を隊列走行中の専用車両の後尾車にソフト連結
して隊列走行するステップと、この隊列走行により、前
記専用道路の運行管理センターが前記一般車両の運行状
態の管理を開始するステップと、前記一般車両が、前記
専用道路から一般道路へ退出する時に、前記隊列走行を
離脱して、前記ソフト連結を遮断するステップと、この
ソフト連結が遮断されることにより、前記専用道路の運
行管理センターによる前記一般車両の管理状態を解除す
るステップとを具備し、前記一般車両は、前記専用道路
における前記運行管理センターによる管理状態が解除さ
れた後、前記一般道路へ退出し得ることを特徴とする車
両の専用道路運行方法を提供する。
【0037】したがって、専用道路へ進入する一般車両
が、専用車両の隊列走行に従って走行する場合、ソフト
連結手段により行なっているため、走行中での連結およ
び連結解除が容易であり、効率的な運行に寄与すること
ができる車両の専用道路運行方法を提供できる。
【0038】また、請求項14に係る発明によれば、車
両の専用道路に複数個の専用車両を運行させ、前記専用
道路の複数個の専用車両を運行管理センターにより管理
する車両の専用道路運行方法において、一般道路を走行
する一般車両が、車両ナンバー等の固有情報を前記専用
道路の運行管理センターへ送信するステップと、前記専
用道路の運行管理センターは、前記一般車両の固有情報
を受信することにより、前記専用道路と一般道路との道
路接続部から進入することができるよう進入許可情報を
前記一般車両へ送信するステップと、前記一般車両は、
前記進入許可情報を基に、前記専用道路へ進入し得るス
テップと、前記専用道路には、走行区間の一部において
バイパス部が設けられ、走行中の前記専用車両および一
般道路から進入してきた前記一般車両が、前記バイパス
部に進入し得るステップとを具備し、前記バイパス部
は、前記専用車両または一般車両の運行が過密である場
合には、前記一般車両が一時的に退避できるようになる
ステップとを具備し、前記一般車両の一時的退避は前記
運行管理センターによる指令によりなされ、通常走行し
ている専用車両については、優先走行し得ることを特徴
とする車両の専用道路運行方法を提供する。
【0039】したがって、専用道路へ進入する一般車両
と専用車両が混在して、混雑するような場合を想定し
て、専用車両を優先走行させて対応するようにしたの
で、専用道路運行方法として、効率的な運行に寄与する
ことができる車両の専用道路運行方法を提供できる。
【0040】また、請求項15に係る発明によれば、車
両の専用道路に複数個の専用車両を所定の運行ダイヤに
より運行させ、前記専用道路の複数個の専用車両を運行
管理センターにより管理する車両の専用道路運行方法に
おいて、一般道路より緊急自動車等の緊急車両が専用道
路へ進入しようとする場合、この緊急車両の固有情報を
前記専用道路の運行管理センターへ送信するステップ
と、前記専用道路の運行管理センターは、この緊急車両
の固有情報を受信することにより、前記専用道路の所定
の入・退出ゲートにおける進入許可情報を緊急車両へ送
信するステップと、前記緊急車両は、前記進入許可情報
を受信して、前記所定の入・退出ゲートより進入するス
テップとを具備し、前記専用道路の運行管理センター
は、前記緊急車両の走行を妨げないよう、専用道路を走
行する車両の運行ダイヤを更新し得ることを特徴とする
車両の専用道路運行方法を提供する。
【0041】したがって、専用道路上の交通事故等で緊
急車両が現場へ急行できるよう専用道路の通常運行時に
緊急自動車等の緊急車両が専用道路へ進入し、緊急車両
の運行を支障なく行い得るようにすることができる車両
の専用道路運行方法を提供を提供できる。
【0042】また、請求項17項に係る発明によれば、
車両の専用道路に複数個の専用車両を運行させ、前記専
用道路の複数個の専用車両を運行管理センターにより管
理する車両の専用道路運行システムにおいて、前記専用
道路と一般道路が平面交差して形成さける交差点または
前記専用道路の延長方向へ接続される一般道路との道路
接続部に設けられる入・退出ゲートと、一般車両に設け
られ、車両ナンバー等の固有情報を前記専用道路の運行
管理センターへ送信する通信手段と、前記専用道路の運
行管理センターに設けられ、前記一般車両の固有情報を
受信する運行管理サーバと、前記専用道路の運行管理セ
ンターに設けられ、前記一般車両が前記専用道路との交
差点に設けられる所定の入・退出ゲートに進入すること
により、進入許可情報を前記一般車両へ送信する通信手
段とを具備し、前記一般車両が、前記進入許可情報を基
に、前記専用道路の所定の入・退出ゲートより進入し得
るようにしたことを特徴とする車両の専用道路運行シス
テムを提供する。
【0043】したがって、専用道路と一般道路との道路
接続部には一般車両が進入することができるようにする
一方、前記一般車両の運行管理を運行管理センターにて
行うようにした運行管理システムであって、前記一般車
両の運行効率を向上させることのできる車両の専用道路
運行システムを提供できる。
【0044】また、請求項18に係る発明によれば、車
両の専用道路に複数個の専用車両を運行させ、前記専用
道路の複数個の専用車両を運行管理センターにより管理
する車両の専用道路運行システムにおいて、前記専用道
路と一般道路が平面交差して形成さける交差点または前
記専用道路の延長方向へ接続される一般道路との道路接
続部に設けられる入・退出ゲートと、一般車両に設けら
れ、一般道路を走行中において、自車位置情報を取得す
るGPS測位システムと、一般車両に設けられ、車両ナ
ンバー等の固有情報を前記専用道路の運行管理センター
へ送信する通信手段と、前記専用道路の運行管理センタ
ーに設けられ、前記一般車両の固有情報を受信する運行
管理サーバと、前記専用道路の運行管理センターに設け
られ、前記一般車両が前記専用道路との交差点に設けら
れる所定の入・退出ゲートに進入することにより、進入
許可情報を前記一般車両へ送信する通信手段とを具備
し、前記一般車両が、前記進入許可情報を基に、前記専
用道路の所定の入・退出ゲートより進入し得るようにし
たことを特徴とする車両の専用道路運行システムを提供
する。
【0045】したがって、専用道路と一般道路との道路
接続部には一般車両が進入することができるようにする
一方、前記一般車両の運行管理を運行管理センターにて
行うようにした運行管理システムであって、前記一般車
両の運行効率を向上させることのできる車両の専用道路
運行システムを提供できる。
【0046】また、請求項19に係る発明によれば、車
両の専用道路に複数個の専用車両を運行させ、前記専用
道路の複数個の専用車両を運行管理センターにより管理
する車両の専用道路運行システムにおいて、前記専用道
路と一般道路が平面交差して形成さける交差点または前
記専用道路の延長方向へ接続される一般道路との道路接
続部に設けられる入・退出ゲートと、一般車両に設けら
れ、前記入・退出ゲートの何れかから進入することがで
きるよう一般車両の固有情報および行先情報を前記運行
管理センターへ送信する通信手段と、前記専用道路の運
行管理センターに設けられ、前記通信手段により前記一
般車両の前記固有情報を受信することにより、前記運行
管理センターから前記一般車両に対して、前記入・退出
ゲートから進入許可情報および入・退出ゲート情報を前
記一般車両へ送信し得るようにしたことを特徴とする車
両の専用道路運行システムを提供する。
【0047】したがって、専用道路と一般道路との道路
接続部には一般車両が進入することができるようにする
一方、前記一般車両の運行管理を運行管理センターにて
行うようにした運行管理システムであって、前記一般車
両の運行効率を向上させることのできる車両の専用道路
運行システムを提供できる。
【0048】また、請求項20に係る発明によれば、車
両の専用道路に複数個の専用車両を運行させ、前記専用
道路の複数個の専用車両を運行管理センターにより管理
する車両の専用道路運行システムにおいて、前記専用道
路に設けられる、往路および復路を設けた複線区間と往
路および復路を共用する単線区間と、前記複線区間に設
けられる、前記往路および復路の間を迂回する連絡路
と、前記連絡路を跨ぐように前記往路および復路の少な
くとも一方に設けられるバイパス部とを具備し、前記専
用道路を走行する専用車両が前記連絡路を介してUター
ンし得ると共に、前記専用車両がUターンする間、この
専用車両の走行を妨げないよう、他の専用車両が前記バ
イパス部に一時退避し得るようにしたことを特徴とする
車両の専用道路運行システムを提供する。
【0049】したがって、往路および復路を有する複線
の専用道路であったり、あるいは複線と単線を組み合わ
せた専用道路であっても、専用車両および一般車両が効
率よく運行できる車両の専用道路運行システムを提供で
きる。
【0050】また、請求項21に係る発明によれば、車
両の専用道路に複数個の専用車両を運行させ、前記専用
道路の複数個の専用車両を運行管理センターにより管理
する車両の専用道路運行システムにおいて、前記専用道
路と一般道路が平面交差して形成さける交差点または前
記専用道路の延長方向へ接続される一般道路との道路接
続部に設けられる入・退出ゲートと、前記一般道路を走
行する一般車両に設けられ、車両ナンバー等の固有情報
を前記専用道路の運行管理センターへ送信する通信手段
と、前記専用道路の運行管理センターに設けられ、前記
一般車両の固有情報を受信する運行管理サーバと、前記
専用道路の運行管理センターに設けられ、前記一般車両
が前記入・退出ゲートに進入することにより、進入許可
情報を前記一般車両へ送信する通信手段と、前記専用道
路のターミナルは、鉄道の駅等の乗降客の多い場所に接
続され、乗降客が乗り降りできる乗換えまたは乗降ター
ミナルとを具備し、前記一般車両が、前記進入許可情報
を基に、前記専用道路の所定の入・退出ゲートより進入
して、前記乗換えまたは乗降ターミナルで乗降客を乗降
し得るようにしたことを特徴とする車両の専用道路運行
システム。
【0051】したがって、複線道路または複線と単線を
組み合わせた専用道路の路線区間内にバイパス部や連絡
路を設けて、専用車両や一般車両がより効率的に運行で
きる車両の専用道路運行方法を提供できる。
【0052】また、請求項22に係る発明によれば、車
両の専用道路に複数個の専用車両を運行させ、前記専用
道路の複数個の専用車両を運行管理センターにより管理
する車両の専用道路運行システムにおいて、前記専用道
路と一般道路が平面交差して形成さける交差点または前
記専用道路の延長方向へ接続される一般道路との道路接
続部に設けられる入・退出ゲートと、一般道路を走行す
る一般車両に設けられ、車両ナンバー等の固有情報を前
記専用道路の運行管理センターへ送信する通信手段と、
前記専用道路の運行管理センターに設けられ、前記一般
車両の固有情報を受信する運行管理サーバと、前記専用
道路の運行管理センターに設けられ、前記一般車両が前
記入・退出ゲートに進入することにより、進入許可情報
を前記一般車両へ送信する通信手段と、前記専用道路の
ターミナルが、鉄道の駅等の乗降客の多い場所に接続さ
れ、乗降客が乗り降りできる乗換えまたは乗降ターミナ
ルと、この乗換えまたは乗降ターミナルに近接する前記
専用道路に、前記専用道路へ進入するための入口専用一
般道路および前記専用道路から退出するための出口専用
一般道路とを具備し、前記一般車両が、前記一般道路と
前記専用道路相互間の出入りを円滑にし得るようにした
ことを特徴とする車両の専用道路運行システムを提供す
る。
【0053】したがって、専用道路において、乗換えま
たは乗降客の比較的多いターミナルに近接して、入口専
用一般道路と出口専用一般道路とを具備するようにした
から、前記一般車両の専用道路に対する出入がよりスム
ーズとなり、一層の運行効率を向上した車両の専用道路
運行システムを提供できる。
【0054】
【発明の実施の形態】本発明に係る車両の専用道路運行
システムの実施の形態について、添付図面を参照して説
明する。
【0055】図1は、本発明の車両の専用道路運行シス
テムの概要を示すものである。
【0056】図1において符号11は、人や物の搬送量
が変化する例えば都市部から工業団地の間をつなぐ、一
定の運行距離Lを有する専用車両の専用道路である。
【0057】この専用道路11には、鉄道路線12の鉄
道の駅13からの朝・夕の交通アクセス等を考慮して、
専用道路11の端部に位置する、例えば乗換ターミナル
14が設けられ、乗換ターミナル14から所定の距離L
を有する他端部には、例えば工業団地近隣に乗降ターミ
ナル15が設けられる。
【0058】専用道路11には、後述する運行監視シス
テムの運行管理センターにより、運行を監視し得る車両
のみが乗り入れることができるようになっており、この
車両には、優先的に走行できる専用道シャトルバスや専
用道トラック等の専用車両20a〜20cと一般道路か
ら進入する市中バスやデマンドバス、タクシー、ハイヤ
ー、乗用車等の一般車両を対象としている。
【0059】専用車両および一般車両は、専用道路11
へ進入するに先だって、前記運行管理センターに対し
て、専用道路へ進入する一般車両であることを事前に登
録する。登録することにより、運行管理センターからI
Dコード等の車両を特定する車両固有情報が付与され
る。
【0060】専用道路の入・退出ゲートにおいては、こ
の車両固有情報に基づき特定の車両であることを認証し
た上で、一般車両が専用道路11へ進入することを許可
されるようになっている。
【0061】運行監視システムには、専用道路11を走
行する全車両の運行を効率的に行なうために、運行管理
センターを設け、走行車両の監視をすると共に、専用車
両に加えて一般車両には、位置測位システムや運行管理
センターとの双方向の通信を行なうためのモバイル通信
が可能な通信機を備えている。
【0062】上記運行監視システムは、図2に概要が示
されるように、例えば、図1に示される一般道路16か
ら進入しようとする一般車両30cは、GPS測位シス
テム21,運行管理センター22との間においてパケッ
ト通信するためのモバイル通信機40を備えている。
【0063】前記パケット通信は、車両登録番号(ID
コード)やGPS測位システム21による測位データ等
の固有情報を送信するためにパケット通信ネットワーク
23を介している。
【0064】一般車両30c内には、GPS測位システ
ム21により得た実測位置データや運行管理センター2
2へ送信する車両の車両ナンバー等の固有情報、更には
運行管理センター22から受信した専用道路向情報を情
報処理し、保存する車載サーバ42が設けられる。
【0065】本発明の車両の専用道路運行システムによ
れば、一般車両30cは、運行管理センター22との間
で常に情報のやり取りをしながら、専用道路11へ進入
し、専用道路11を走行し、更には専用道路11から退
出するシステムである。
【0066】更に詳細には、専用道路へ進入しようとす
る一般車両30cは、専用道路へ進入する前に、この一
般車両30cがすでに車両登録されている車両であるか
どうかの認証手続きを必要とるシステムである。
【0067】前記双方向通信を行なうにあたっては、前
以って、運行管理センター22に対して、一般車両30
cの車両ナンバー登録手続(車両ナンバー等固有データ
の付与)が行なわれ、この一般車両30cの固有情報と
して、運行管理センター22の運行管理サーバ41に保
存される。
【0068】専用道路11を直行する専用車両20a〜
20cは、独自の運行ダイヤが運行管理センター22の
指令に応じて運行されており、一般車両の運行に優先し
て運行される。
【0069】一般車両は、専用車両20a〜20cの各
車両を含む隊列に属して運行されることを基本とし、過
密でないダイヤ編成の場合は、単独走行することが可能
になっている。
【0070】専用道路11を走行する専用車両20a〜
20cは通常隊列を組み走行している。
【0071】例えば、図1に示される乗換ターミナル1
4から出発する隊列走行の車両群(図示せず)は、鉄道
の駅13からの乗換客を乗換ターミナル14から往路1
1aを走行し、乗降ターミナル15まで搬送する。ま
た、乗降ターミナル15からの乗客に復路11bを通
り、乗換ターミナル14まで搬送する。
【0072】専用車両20a〜20cが隊列して走行す
る過程で、一般車両が専用道路へ進入してきた場合に
は、隊列走行に従って走行することを基本としている。
【0073】一般車両が、どのように専用道路で走行す
るかについては後述する。
【0074】専用道路11の途中には、例えば第1の一
般道路16および第2の一般道路17を平面交差させて
いる。
【0075】この平面交差して形成される第1の交差点
18および第2の交差点19が形成される。各々の交差
点18および19に入・退出ゲート18aおよび19a
が設けられ、一般車両30a〜30dが各入・退出ゲー
ト18aおよび19aから出入できるようになってい
る。
【0076】また、図1に示される前記乗換ターミナル
14の近傍には、入口専用一般道路24および出口専用
一般道路25が専用道路11へ接続され、更に前記乗降
ターミナル15側からは、専用道路11が第3の一般道
路26に接続され、各々道路接続部24a,25aおよ
び26aが設けられる。
【0077】前記道路接続部24a,25aおよび26
aには、各々入・退出ゲート24b,25bおよび26
bが設けられ、この各々の入・退出ゲート24b,25
bおよび26bより出入できるようになっている。
【0078】一般車両30a〜30dは、専用道路11
への進入と専用道路11からの退出までの全行程に亘っ
て、運行管理センター22にて運行管理され、専用道路
11を走行中は、運行管理センター22に対して、後述
する双方向の通信システムにより一般車両30a〜30
dの認証のため等の通信が行なわれる。
【0079】この通信システムは、後述するように運行
管理センター22への一般車両の登録手続き、専用道路
11へ進入する場合の一般車両30a〜30dの認証手
続き、運行管理センター22からは、前記認証手続きに
対する認証したとの確認通知、更には、専用道路へ進入
するにあたって、どの入・退出ゲートから何時に進入で
きるかという専用道路交通情報が提供される。
【0080】また、専用道路11を走行中においては、
走行車両の増加や緊急車両の進入に対して、退避するた
めの必要な指令が出される。
【0081】専用道路11の途中には、往路11aと復
路11b間を接続する連絡路27と、この連絡路27を
跨ぐように第1の往路バイパス部31aおよび第1の復
路バイパス部31bが各々設けられる。
【0082】各バイパス部31a,31bは、専用道路
11を走行する専用車両20a〜20cおよび一般車両
30a〜30dを待機させたり、また、専用道路11に
設けられる後述するバイパス部で走行車両の追い越しす
ることができるようになっている。
【0083】すなわち、専用道路11には、第1の往路
バイパス部31aおよび第1の復路バイパス部31bの
近隣に同様の機能を有する第2の往路バイパス部32a
および第2の復路バイパス部32bが、更に第3の往路
バイパス部33aおよび第3の復路バイパス部33bが
各々設けられる。
【0084】第1の交差点18は、一般車両30cが自
由に専用道路11の往路11aのまたは復路11bへ進
入するか、その専用道路11を横断することができるよ
うになっている。
【0085】この第1の交差点18には、第1の一般道
路16の向きに踏切信号機34a,34bが、第2の一
般道路17と専用道路11との第2交差点19には、交
差する4方の車線には、通常時遮断している踏切遮断機
35g,35hが設置される。また、第1の交差点18
の入・退出ゲート18bには、固有情報比較照合器36
c,36dが設置される。
【0086】第2の交差点19は、一般道路17側の2
方向へ踏切遮断機35g,35hが設置され、この第2
の交差点19に設けられる入・退出ゲート19bには、
車両の固有情報照合器36e,36fを設置している。
一般車両30bから自車両の固有情報を固有情報照合器
36eに通信することにより、前以て、運行管理センタ
ー22に登録されて、固有情報照合器36eに紹介信号
として送信されている車両固有情報とを比較照合し、合
致すると判断され次第、ただちに、踏切遮断機35gを
開放する。
【0087】入口専用一般道路24および出口専用一般
道路25の専用道路11との接続部には道路接続部24
aおよび25aの近隣に設けられる。
【0088】各々入・退出ゲート24b,25bが設け
られ、各々に踏切遮断機35a,35bが設置される。
【0089】第3の一般道路26と専用道路11との接
続部には、道路接続部26aおよびこの道路接続部26
aの近隣に設けられる入・退出ゲート26bが設けら
れ、この入・退出ゲート26bに踏切遮断機35iおよ
び固有情報照合器36gが各々設置される。
【0090】前記各一般道路16,17,24〜26と
専用道路11との間にできる第1および第2の交差点1
8,19や入口専用一般道路24,出口専用一般道路2
5および第3の一般道路26との接続部に形成される道
路接続部24aおよび25aの近隣に設けられる入・退
出ゲート24b,25bが形成される。
【0091】第2の一般道路17は、例えば2車線から
なり、各車線走行の一般車両が専用道路11に乗り入れ
ることができるようになっており、また、専用道路11
から一般道路17へ出入りが可能になっている。
【0092】専用道路11は、乗換ターミナル14を出
発点とし、乗降ターミナル15を終点とする往路11a
と、対向車線となる復路11bとにより構成される。
【0093】専用車両20a〜20cおよび一般車両3
0a〜30dは、専用道路11を利用するに先だって、
上述したように、専用道路11へ進入するためのIDコ
ード等の進入する車両を特定するための認証作業が通信
システムにより行なわれる。
【0094】上記認証の結果、事前登録されている一般
車両30a〜30cであることが確認された段階で、一
般車両30a〜30dは、任意の入・退出ゲート18
b,19bおよび26b、入口ゲート24bより運行管
理センター22にて提供された専用道路交通情報に基づ
き進入することができる。
【0095】各入・退出ゲート18b,19bおよび2
6b、入口ゲート24bには、車両の固有情報比較照合
器36a〜36gが設けられ、進入しようとする一般車
両30a〜30dが、運行管理センター22より先に送
信それてきている一般車両30a〜30dの固有情報と
を比較照合する。
【0096】前記比較照合された結果、合致すると確認
されたことにより、一般車両30a〜30dは、専用道
路の入・退出ゲート18b,19bおよび26b、入口
ゲート24bより進入することができる。
【0097】すなわち、図1に示されるように、一般車
両30a〜30dは、専用道路11の走行車線へ進入す
る場合には、先ず、進入しようとする一般車両30a〜
30dの固有情報を運行管理センター22へ通信する。
【0098】運行管理センター22は、前記一般車両2
0a〜20dの固有情報に基づき所定の入・退出ゲート
に設けられる固有情報比較照合器36a〜36gへ前記
固有情報を送信する。
【0099】固有情報比較照合器36a〜36gは、一
般車両30a〜30dの固有情報にて送信した右・左折
および直進情報に基づき、所定の踏切遮断機35a〜3
5iを開放し、一般車両が専用道路11へ進入すること
ができる。
【0100】次に、第1の往路バイパス部31a,第1
の復路バイパス部31bおよび連絡路27における具体
的な走行車両の動きについて、図1および図3を参照し
ながら説明する。
【0101】バイパス部や連絡路は、往来する車両密度
が高い専用道路の途中に設けられ、専用車両20a〜2
0cや一般車両の渋滞緩和が目的として設けられるもの
であって、バイパス部へ退避する車両や連絡路からUタ
ーンする車両は、全て全体システムを管理する運行管理
センター22での指示や運行制御管理下のもとで実施さ
れる。
【0102】図1に示されるように、専用車両20a〜
20cおよび一般車両30aが隊列走行により復路11
bを進行して、第2の交差点19へ到着し、また、一般
車両30bが一般道路17を走行して第2の交差点19
の入・退出ゲート19bまで到着したとする。
【0103】一方、往路11aを進行中の専用車両29
a,29bが、第2の交差点19へ差し掛かったとす
る。
【0104】この各走行車両の走行状態が図3に示され
る。
【0105】図3において、一般道路17から一般車両
30bは、踏切遮断機35aを通過して復路11bへ進
入することができる。
【0106】一般車両30bは、前方に隊列走行中の車
両群(専用車両20a,20bおよび一般車両30a)
に対して、同一隊列走行の車両群へ組み入れるかどうか
について、専用道路11全体の運行状況から判断して運
行管理センター22側において、事前に判断される。
【0107】運行管理センター22は、隊列走行すべき
と判断した場合には、一般車両30aに対して、隊列走
行群の一部の車両として割り当て、前記隊列走行群と同
一扱いの管理下に置かれ、一般車両30aが前記隊列走
行群から離脱するまで隊列走行が継続される。
【0108】前記割り当てするための手続きは、一般車
両30a〜30dに対して、運行管理センター22が割
り当て手続きが必要と認めた段階で、特定の隊列走行群
の固有のコード(図示せず)が運行管理センター22か
ら別途通信手段により付与される。
【0109】このようにして、同一の固有のコードが付
与された、特定の隊列走行群を構成する各車両は、相互
にソフト連結手段により連結される。
【0110】ソフト連結手段は、機械的連結手段ではな
く、図示しないが画像センサやミリ波レーダを用いて車
間距離を維持する車々間通信による方法が望ましい。
【0111】前記ソフト連結手段により、車間距離が維
持されたまま、隊列走行する。
【0112】一般車両30a〜30dは、上述したよう
に、隊列走行が原則であるが、往路11aまたは復路1
1bにおいて、走行車両の混雑度に余裕がある場合に
は、一般車両30a〜30dを単独で進入させることが
できる。
【0113】一般車両30a〜30dが単独で進入でき
る場合は、一般車両の要求(通信手段による)に対し
て、全体の運行状態を監視する運行管理センター22の
判断により、一般車両に対し、進入許可の指令が出され
る。
【0114】例えば一般車両30bが第2の交差点19
の入・退出ゲート19bへ入り、自車両の固有情報を固
有情報比較照合器41aに対して送信し、固有情報比較
照合器41aは、一般車両30bであることを比較照合
した結果、合致すると判断したことにより、瞬時に進入
許可が出され、道路遮断機35g(直進の場合には道路
遮断機35fを含む)を開放するようになる。
【0115】また、専用道路11に進入し、右折(矢印
x方向)した一般車両30bが専用道路11を直進中に
おいて、後方より専用車両20a,20bが接近してき
た場合には、この接近状況を運行管理センター22が把
握し、運行管理センター22にて一般車両30bに対
し、第1の復路バイパス部31bへ退避指令が出され
る。
【0116】前記退避指令が出されたことにより、一般
車両30bは、第1の復路バイパス部31bにて、復路
11bを走行して来る別の専用車両または車両群(図示
せず)が通過するまで待機する。
【0117】前記専用車両または車両群が第1の復路バ
イパス部31bを通過すれば、通過直後に、待機してい
た一般車両30bが前記専用車両または車両群の後尾車
へソフト連結し、復路11bを隊列走行する。
【0118】以上のように、専用道路11を走行する専
用車両20a〜20cに対し、一般車両30a〜30d
が、後述する運行管理のもとで隊列走行を基本として運
行される。
【0119】ただし、一般車両30a〜30dが特定の
交差点より専用道路11へ進入するにあたって、専用車
両や隊列走行の車両群が走行していない時間帯の場合に
は、単独で走行するこができる。
【0120】この、単独で走行にあたっては、運行管理
管理センター22からの進入指令により実行することが
できる。
【0121】一般車両30bに対するバイパス部25b
への一時停止や特定の入・退出ゲートからの進入指令
は、一般車両30bと運行管理センター22との後述す
る通信システムを介して行なわれる。
【0122】他の入・退出ゲートから進入してくる一般
車両や専用道路11を走行する専用車両20a〜20c
や一般車両30a〜30dも同時に運行管理センター2
2との間で通信システムを介して双方向通信により行な
われる。
【0123】すなわち、前記通信システムは、一般車両
が専用道路へ進入し、また退出する間の全行程と専用道
路上の専用車両20a〜20cの全行程を隊列走行の車
両群と単独走行の車両とに区分して、全体の運行管理が
できるよう各車両(群)と運行管理センター22との間
における諸通信を司る。
【0124】上記通信システムを、図1〜2を参照して
以下に説明する。
【0125】30aは、例えば第3の一般道路26を走
行し、道路接続部26aにおいて、入・退出ゲート26
bから専用道路11へ進入してきた市中バス等の一般車
両である。この一般車両30aは、GPS測位システム
21を備え、一般車両30aにGPSレシーバ39を備
えている。
【0126】専用車両20a,20bおよび一般車両3
0aからなる隊列走行している車両群がソフト連結され
ながら走行し、一般車両30aが隊列から離脱する場合
は、先ず隊列からソフト連結を解除し、所望の入・退出
ゲート、例えば第1の交差点18の入・退出ゲート18
bへ入ると、その入・退出ゲート18bに入った一般車
両30aの退出側の踏切遮断機35cまたは35eが開
放される。
【0127】踏切遮断機35cまたは35eの開放のタ
イミングは、一般車両30aが第1の交差点18の入・
退出ゲートへ指しかかった、その瞬間に踏切遮断機35
cまたは35eの開放措置がとられる。
【0128】次に、各一般車両30a〜30dの走行の
仕方について、図1を参照して説明する。
【0129】入口専用一般道路24から進入しようとす
る一般車両30dは、そのまま専用道路11の往路11
aに進入し、専用車両20a〜20cが近づかない限
り、所定のスピードでそのまま走行することができる。
【0130】一般車両30dは、専用道路11の往路1
1aに進入するに際し、上述のように自車両の車両ナン
バー等の固有情報の登録手続きを経ることにより、第1
および第2の交差点18および19,入口専用一般道路
24,第3の一般道路26の各入・退出ゲート18a,
19b,26bおよび入口ゲート24bより進入するこ
とができる。
【0131】前記車両ナンバー登録手続きには、次の2
つの方法がある。
【0132】1つは、車両の購入時、または車両の車検
時に、自動的に車両ナンバー等の車両の固有情報が付与
され、この固有情報をデータベース化した運行中の全車
両を対象に公認のもとで利用するようにする方法であ
る。
【0133】2つ目は、車両所有者または運転者による
事前の申し込みにより、車両ナンバー登録手続きを済ま
せた車両に限定して運用する方法である。
【0134】後者の車両ナンバー登録手続きを取る場合
の方法には、専用道路11の利用予定の段階で事前に車
両ナンバー登録手続きを行なう方法と、専用道路11を
利用する直前になっての車両ナンバー登録手続きを行な
う方法の2つがある。
【0135】この直前になっての車両ナンバー登録手続
きには、更に一般道路21を走行中において、所望の交
差点に到着するまでに行なう方法と、特定の交差点の入
・退出ゲートに入ってから一時停止し、行なう方法があ
る。
【0136】前記運行管理センター22は、運行管理サ
ーバ41に既登録の車両ナンバー等の一般車両の固有情
報が保存しており、例えば一般車両30cの固有情報が
車載サーバ42へ保存されている。
【0137】例えば、第2の交差点19へ進入しようと
する一般車両30bが、この一般車両30bの固有情報
をパケット通信Pする手続きをとる。すると、一般車両
30bの固有情報は、運行管理サーバ41に登録済の車
両の固有情報とが比較照合される。
【0138】比較照合された結果、車両の両固有情報を
比較照合するにあたっては、運行管理センター22は、
運行管理サーバ41に設けられた車両の固有情報比較器
41aにより、両固有情報同士を比較照合する。その結
果、運行管理センター22は、両固有情報が合致すると
判断した場合に、パケット通信ネットワーク23を介し
て、一般車両30bへ進入許可の情報を送信する。
【0139】また、同時に、前記第2の交差点19の入
・退出ゲート19bに設けた車両の固有情報比較照合器
36eへも前記車両ナンバー等の固有情報が送信され
る。
【0140】一般車両30bは、前記入・退出ゲート1
9bで停止してから固有情報比較照合器36a〜36g
固有情報を送信することにより、固有情報比較照合器3
6a〜36gは、両固有情報を比較照合する。
【0141】この結果、前記両固有情報が合致したこと
により、踏切遮断機35a〜35iの何れかが開放さ
れ、一般車両30bは専用道路11へ進入することがで
きる。
【0142】なお、本発明における第2の通信システム
である路車間通信システムは、図3に示されるように、
路線に沿って配置される通信ケーブル44に、専用道路
11を走行する全車両に対して、連続して通信が可能な
ように所定の間隔をおいて設けられる複数個の通信機4
5,45とによる路車間通信システムにより実施され
る。
【0143】一般車両30bが専用道路へ進入するにあ
たって、一般車両30bは、特定の車両の固有情報であ
る車両ナンバーの他にGPS測位位置(現在位置)およ
び行き先情報等の両方の位置情報を運行管理センター2
2へ事前に送信する。
【0144】上記車両の固有情報の送信方法について、
以下に述べる。
【0145】運行管理センター22は、運行管理サーバ
41にて、前記固有情報および位置情報の両情報を計算
処理して、一般車両30bの現在位置を起点として、ど
の一般道路を走行し、どの交差点へ、何時頃に進入する
ことができるかといういくつかのメニュー情報を用意
し、一般車両30bに対し情報提供することができる。
【0146】なお、一般車両30bが上記の現在位置情
報や行先情報を送信しない場合には、専用道路11の現
状の交通情報しか送信されない。
【0147】一般車両30bの車載サーバ42は、GP
S測位システム21から送信されてくる実測位置データ
G(緯度および経度情報)をGPSレシーバ39を有
し、一般車両30bの現在位置の測位がなされる。
【0148】一般車両30bは、現在の位置をバス位置
情報として、一般車両30bに搭載されている通信機4
5を介して運行管理センター22へパケット送信され
る。
【0149】一般車両の固有情報は、バス位置情報の他
に、一般車両30aの実測位置データGや車両ナンバー
等が含まれたものである。
【0150】運行管理センター22は、一般車両30b
のバス位置情報等の固有情報を受信することにより、専
用道路11へ進入するにあたって、最適なナビゲーショ
ン情報を一般車両30bへ送信する。
【0151】最適なナビゲーション情報とは、一般車両
30bの現在位置を起点として、どの一般道路から、ど
の交差点に、何時までに到着するといった専用道路交通
情報であって、既存の車載型GPS表示画面へ画面表示
されるものである。
【0152】なお、運行管理センター22には、インタ
ーネット46により配信できるようホームページ(図示
せず)を保有しており、個人が携帯電話やモバイル端末
47,オフィス・家庭48および公共等施設49等のイ
ンターネット接続の可能な居場所から専用道路11にお
ける専用車両20a〜20cや一般車両の走行状況を専
用道路交通情報として、受信することができる。
【0153】次に、複線部および単線部を備えた、車両
の専用道路運行システムの他の実施形態を図4を参照し
て説明する。
【0154】以下、図1の専用道路運行システムの概要
と同一の構成部分については、同一符号を付して説明を
省略する。
【0155】専用道路101の区間Lは、往路101a
および復路101bを形成した複線区間L1と単線道路
101c部分の単線区間L2を有し、この複線区間L1
側に第1の一般道路16が、単線区間L2側に第2の一
般道路17を交差させ道路接続部102aおよび103
aを形成し、この部分に各々が第1の交差点102およ
び第2の交差点103を設けている。
【0156】第1および第2の各交差点102および1
03は、一般道路16および17各々を走行する一般車
両30bおよび30cが出入りできるように道路接続部
102aおよび103aに隣接して入・退出ゲート10
2bおよび103bが設けられている。
【0157】また、乗換ターミナル14の近傍には、入
口専用一般道路24および出口専用一般道路25が、さ
らに乗降ターミナル15側からは、専用道路101に沿
って延出する第3の一般道路26が接続される。
【0158】第2の一般道路17は、例えば2車線から
なり、専用道路101の単線区間L2へ接続されてい
る。
【0159】単線区間L2側には第1のバイパス部10
4が設けられる。また、単線区間L2側の中央部には第
2のバイパス部105a,105bおよび第3のバイパ
ス部106aおよび106bが各々設けられる。
【0160】これらのバイパス部104,105a,1
05b,106a,106bは、特に単線区間L2にお
いて、専用車両20a〜20cや一般車両30a〜30
dのスムーズな走行のため、適当位置への分布密度を考
慮して設けられる。
【0161】以上のように構成された専用道路101
に、専用車両20a〜20cおよび一般車両30a〜3
0dが後述する運行管理のもとで運行される。
【0162】専用道路101の単線区間L2には、乗降
ターミナル15側より2両編成の例えばシャトルバス等
の専用車両20aおよび20bを隊列走行させている。
【0163】この隊列走行の専用車両(後尾車)20b
の後方には、第3の一般道路26から進入した市中バス
等の一般車両30aが専用車両20bに連結して隊列走
行している。
【0164】なお、単線区間L2内においては、一般車
両単独では、専用道路への進入はできないようになって
いる。
【0165】専用車両20a〜20cは、通常、何れか
の専用車両を先頭にした隊列走行により走行する。この
隊列走行は、走行車両の運行効率の向上を考慮した運行
プログラム編成により運行され、走行車両の運行に差し
支えない範囲で、一般車両30a〜30dの進入を許容
している。
【0166】また、複線区間L1内においては、一般車
両30bが単独で走行することができ、後方よりその他
の専用車両(図示せず)が近づかない限り、所定の走行
スピードで走行することができる。
【0167】第1の交差点18には、第1の一般道路1
6を遮るように踏切遮断機35c〜35fが設けられ、
第1の一般道路16の任意の位置を走行する一般車両3
0cの進入許可がでることにより、踏切遮断機35c
(更には35dまたは35eまたは35f)が開放され
るようになっている。
【0168】第2の交差点19には、第2の一般道路1
7を遮るように踏切遮断機35g,35hが設けられ、
第2の一般道路17を走行するデマンドバス等の一般車
両30bへ交差点進入許可が出ることにより、踏切遮断
機35g(更には35h)が開放されるようになってい
る。
【0169】各一般道路から専用道路11へ進入しよう
とする一般車両30a〜30dは、専用道路101に進
入するに際し、上述のように一般車両30a〜30dで
あることことの認証手続きを経ることにより、第1およ
び第2の交差点102および103,専用道路11と入
口専用一般道路24および第3の一般道路26の接続部
に各々道路接続部102a,103a,24aおよび2
6aが設けられ、この道路接続部102a,103a,
24aおよび26aに隣接して設けられる入・退出ゲー
ト102b,103b,24bおよび26bより進入す
ることができる。
【0170】なお、出口専用一般道路25は、往路10
1aから走行車両が退出できる出口専用の道路である。
【0171】次に専用道路101におけるバイパス部お
よび複線区間L1と単線区間L2との接続部における走
行車両の動きについて図1および図5を参照して説明す
る。
【0172】図1における専用車両20a,20bおよ
び一般車両30aの隊列走行による車両群が単線部区間
L2を走行して復路101bへ進入し、デマンドバス等
の一般車両30bが一般道路17より進行して第2の交
差点103の各々に設けられる道路接続部103aに隣
接して設けられる入・退出ゲート103aへ到達したと
する。
【0173】一方、往路101aを通過中の一般車両2
0cが第2の交差点103へ差し掛かったとする。
【0174】この状態が図5に示される。
【0175】すなわち、一般車両30bは、第2の交差
点103の入・退出ゲートから復路22へ入ろうとする
と、この一般車両30bを、前記隊列走行の車両群と同
じ車両群として割付けするかどうか、前記運行管理セン
ター22側で判断し、割付けると判断した場合は、運行
管理センター22よりパケット通信ネットワーク44を
介して一般車両30bに対して、隊列走行の車両群と同
じ車両群として割付けられる。
【0176】一般車両30bは、前記隊列走行の車両群
(専用車両20a,20bおよび一般車両30a)に割
り付けられた結果、一般車両30は、前記隊列走行の車
両群が、この第2の交差点103を通過し、復路101
bへ入ったことを確認してから後尾車30aへソフト連
結するよう進入する。
【0177】前記割付け方法については、前述した図3
における一般車両30bの場合と同様であるので、説明
を省略する。
【0178】なお、往路101aを走行してきた専用車
両20cは、一般車両30bが、前記隊列走行に入る前
に優先走行して第2の交差点103を先に通過し、単線
区間L2へ進入することができる。
【0179】また、専用車両20cは、単線区間L2か
ら前方に対向車(図示せず)が近づいてくる場合には、
例えば、上り(鉄道の駅側)を優先として、この専用車
両20cは、第1のバイパス部104へ移動して、ここ
で一旦待機する。
【0180】そして、前記対向車が通過した後、単線道
路101cへ復帰し、乗降ターミナル15側へ走行す
る。
【0181】ところで、専用車両20cは、専用道路1
01の複線区間L1において、ラッシュアワー時等にお
いて、輸送増加を求められる場合には、連絡路107に
て迂回運行し、乗換ターミナル14と連絡路107間
を、いわゆるピストン輸送ができるようになっている。
【0182】単線区間L2に設けられる第2のバイパス
部105a,105bおよび第3のバイパス部106
a,106bは、単線区間L2における走行車両の密度
が高い場合において、走行車両相互にすれ違い可能なよ
うに、一時退避用として設けられる。
【0183】上記のように、本発明に係る車両の専用道
路運行方法およびシステムによれば、所定の人や物の搬
送能力の求められる地域間をつなぐ複線区間と単線区間
を組み合わせた専用道路において、専用道路のみを走行
する専用車両,一般道路から専用道路へ進入する一般車
両および緊急自動車等の緊急車両のみを対象にする一
方、専用道路には複線区間と単線区間のつなぎ目に設け
た連絡路やバイパス部を適当位置に設けて、限られた車
線を有する専用道路を効率的に運用を図ると同時に、運
行管理センターは、一般道路を走行し、専用道路へ入ろ
うとする一般車両に対しては、専用道路交通情報を任意
に提供し、専用道路に対する一般車両の入・退出を合理
的に実施し得る専用道路運行方法およびシステムであ
る。
【0184】一般車両と運行管理センターとの間の通信
システム,専用道路と一般車両間の路車間通信システム
は、上述した全線複線の実施形態のものと同様であるの
で、説明は省略する。
【0185】なお、上述した実施形態によれば、専用道
路上を走行する専用車両を特に自動運転(無人操縦)で
対応する場合には、走行支援を目的に専用道路上に磁気
ネールを敷設するようにすることもできる。
【0186】また、踏切遮断機や信号系の故障が発生し
た場合を考慮して、専用道路の運行の非常時には、入・
退出ゲートからの一般車両の進入を停止する等非常処置
が取れる予備システムを備えることが望ましい。
【0187】
【発明の効果】本発明に係る車両の専用道路運行方法お
よびシステムは、専用車両を専用道路に運行させるにあ
たって、搬送量の増大化に対応し得るよう効率的な専用
道路な車両の運行方法およびシステムであると共に専用
道路と一般道路との交差点や専用道路へ接続される一般
道路との接続部において、道路接続部を設け、この道路
接続部に隣接した位置には、入・退出ゲートを設けて、
一般道路を走行する一般車両が専用道路へ進入すること
ができるよう、専用道路の運行管理センターにより専用
道路走行車両を管理する車両の専用道路運行方法および
システムであるから、一般道路から進入しようとする一
般車両にも専用道路を開放すると共に専用道路には構造
的な改良を加えて、2地点間の搬送能力を向上しつつ、
混雑の緩和を図り、また、同時に専用道路を利用する一
般車両へは、専用道路の交通情報を任意に提供し得るよ
うにして、一層の利用効率を向上を図り得る車両の専用
道路運行方法およびシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両の専用道路運行システムの概要を
示す図。
【図2】本発明の車両の専用道路運行システムにおける
通信手段の概要を示す図。
【図3】図1におけるA部を拡大して示す図。
【図4】本発明の車両の専用道路運行システムの他の実
施形態の概要を示す図。
【図5】図4におけるB部を拡大して示す図。
【符号の説明】
11,101 専用道路 11a,101a 往路 11b,101b 復路 12 鉄道路線 13 鉄道の駅 14 乗換ターミナル 15 乗降ターミナル 16 第1の一般道路 17 第2の一般道路 18,102 第1の交差点 19,103 第2の交差点 18b,19b,26b,102b,103b 入・退
出ゲート 20a〜20c 専用車両 21 GPS測位システム 22 運行管理センター 23 パケット通信ネットワーク 24a,25a,26a 道路接続部 24 入口専用一般道路 24b 入口ゲート 25 出口専用一般道路 25b 出口ゲート 26 第3の一般道路 27,107 連絡路 30a〜30d 一般車両 31a 第1の往路バイパス部 31b 第1の復路バイパス部 32a 第2の往路バイパス部 32b 第2の復路バイパス部 33a 第3の往路バイパス部 33b 第3の復路バイパス部 34a,34b 踏切信号機 35a〜35i 踏切遮断機 36a〜36g 固有情報比較照合器 39 GPSレシーバ 40 モバイル通信機 41 運行管理サーバ 41a 固有情報比較器 42 車載サーバ 43 パケット通信ネットワーク 44 通信ケーブル 45 通信機 46 インターネット 47 モバイル端末 48 オフィス・家庭 49 公共等施設 101c 単線道路 104 第1のバイパス部 105a,105b 第2のバイパス部 106a,106b 第3のバイパス部 P パケット通信 G 実測位置データ L 運行距離 L1 複線区間 L2 単線区間
フロントページの続き (72)発明者 関 義朗 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 (72)発明者 利光 正敏 東京都府中市晴見町2丁目24番地の1 東 芝トランスポートエンジニアリング株式会 社内 Fターム(参考) 5H180 AA01 BB04 BB05 DD02 EE03 EE05 FF05 FF12 FF13 FF14 FF27 JJ11 JJ22 JJ27 5K067 AA21 AA34 BB02 BB21 BB36 DD17 DD20 EE02 EE07 EE12 FF02 JJ56

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の専用道路に複数個の専用車両を運
    行させ、前記専用道路の複数個の専用車両を運行管理セ
    ンターにより管理する車両の専用道路運行方法におい
    て、 一般道路を走行する一般車両が、車両ナンバー等の固有
    情報を前記専用道路の運行管理センターへ送信するステ
    ップと、 前記専用道路の運行管理センターは、前記一般車両の固
    有情報を受信することにより、専用道路と一般道路との
    道路接続部から進入することができるよう進入許可情報
    を前記一般車両へ送信するステップとを具備し、 前記一般車両は、前記進入許可情報を基に、前記専用道
    路へ進入し得ることを特徴とする車両の専用道路運行方
    法。
  2. 【請求項2】 車両の専用道路に複数個の専用車両を運
    行させ、前記専用道路の複数個の専用車両を運行管理セ
    ンターにより管理する車両の専用道路運行方法におい
    て、 前記専用道路には、往路および復路からなる複線区間を
    有し、前記複線区間の途中において、前記往路および復
    路をつなぐ連絡路が設けられ、走行中の前記専用車両
    が、前記連絡路よりUターンし得ることを特徴とする車
    両の専用道路運行方法。
  3. 【請求項3】 車両の専用道路に複数個の専用車両を運
    行させ、前記専用道路の複数個の専用車両を運行管理セ
    ンターにより管理する車両の専用道路運行方法におい
    て、 前記専用道路は、往路および復路からなる複線区間と往
    路および復路を共用する単線区間とを有し、前記複線区
    間と単線区間の接続部において、前記往路および復路を
    つなぐ連絡路が設けられ、走行中の前記専用車両が、前
    記連絡路を介してUターンし得ることを特徴とする車両
    の専用道路運行方法。
  4. 【請求項4】 車両の専用道路に複数個の専用車両を運
    行させ、前記専用道路の複数個の専用車両を運行管理セ
    ンターにより管理する車両の専用道路運行方法におい
    て、 一般道路を走行する一般車両が、車両ナンバー等の固有
    情報を前記専用道路の運行管理センターへ送信するステ
    ップと、 前記専用道路の運行管理センターは、前記一般車両の固
    有情報を受信することにより、前記専用道路へ進入する
    ことができるよう進入許可情報を前記一般車両へ送信す
    るステップと、 前記一般車両は、前記進入許可情報を基に、前記専用道
    路へ進入し得るステップと、 前記専用道路には、走行区間の一部においてバイパス部
    が設けられ、走行中の前記専用車両および一般道路から
    進入してきた前記一般車両が、前記バイパス部に進入し
    得るステップとを具備し、 前記一般車両は、前記専用車両の走行を妨げないよう、
    前記バイパス部へ一時的に退避することを特徴とする車
    両の専用道路運行方法。
  5. 【請求項5】 車両の専用道路に複数個の専用車両を運
    行させ、前記専用道路の複数個の専用車両を運行管理セ
    ンターにより管理する車両の専用道路運行方法におい
    て、 一般道路を走行する一般車両が、車両ナンバー等の固有
    情報を前記専用道路の運行管理センターへ送信するステ
    ップと、 前記専用道路の運行管理センターは、前記一般車両の固
    有情報を受信することにより、進入許可情報を前記一般
    車両へ送信するステップと、 前記専用道路と一般道路が平面交差して形成される交差
    点または前記専用道路の延長方向へ一般道路が接続さ
    れ、この道路接続部を有する場合において、前記一般車
    両が前記道路接続部へ進入するステップと、 前記一般車両は、前記道路接続部へ進入した後、前記進
    入許可情報を基に、前記道路接続部にて前記進入許可情
    報が得られた一般車両であることが認証されるステップ
    とを具備し、 前記一般車両は、前記道路接続部より前記専用道路へ進
    入し得ることを特徴とする車両の専用道路運行方法。
  6. 【請求項6】 車両の専用道路に複数個の専用車両を運
    行させ、前記専用道路の複数個の専用車両を運行管理セ
    ンターにより管理する車両の専用道路運行方法におい
    て、 一般道路を走行する一般車両が、車両ナンバー等の固有
    情報を前記専用道路の運行管理センターへ送信するステ
    ップと、 前記専用道路の運行管理センターは、前記一般車両の固
    有情報を受信することにより、進入許可情報を前記一般
    車両へ送信するステップと、 前記専用道路と一般道路が平面交差して形成される交差
    点または前記専用道路の延長方向へ一般道路が接続さ
    れ、この道路接続部に入・退出ゲートを有する場合にお
    いて、前記一般車両が前記入・退出ゲートへ進入するス
    テップと、 前記一般車両は、前記入・退出ゲートへ進入した後、前
    記進入許可情報を基に、前記入・退出ゲートにて前記進
    入許可情報が得られた一般車両であることが認証される
    ステップとを具備し、 前記一般車両は、前記入・退出ゲートより前記専用道路
    へ進入し得ることを特徴とする車両の専用道路運行方
    法。
  7. 【請求項7】 車両の専用道路に複数個の専用車両を運
    行させ、前記専用道路の複数個の専用車両を運行管理セ
    ンターにより管理する車両の専用道路運行方法におい
    て、 前記運行管理センターは、一般車両の固有情報を予め登
    録した一般車両情報データベースを構築するステップ
    と、 一般道路を走行する前記一般車両が、前記専用道路へ進
    入するに際して、前記一般車両の固有情報を前記専用道
    路の運行管理センターへ送信するステップと、 前記運行管理センターは、前記一般車両の固有情報と前
    記運行管理センターに構築された一般車両情報データベ
    ースの保存データと比較照合するステップと、 前記運行管理センターは、前記比較照合の結果、合致す
    ると判断した場合に、進入許可情報を前記一般車両へ送
    信するステップと、 前記専用道路と一般道路が平面交差して形成される交差
    点または前記専用道路の延長方向へ前記一般道路が接続
    され、この道路接続部に入・退出ゲートを有する場合に
    おいて、前記一般車両が前記入・退出ゲートへ進入する
    ステップと、 前記一般車両は、前記入・退出ゲートへ進入した後、前
    記進入許可情報を基に、前記入・退出ゲートにて前記進
    入許可情報が得られた一般車両であることが認証される
    ステップとを具備し、 前記一般車両は、前記入・退出ゲートより前記専用道路
    へ進入し得ることを特徴とする車両の専用道路運行方
    法。
  8. 【請求項8】 車両の専用道路に複数個の専用車両を運
    行させ、前記専用道路の複数個の専用車両を運行管理セ
    ンターにより管理する車両の専用道路運行方法におい
    て、 一般道路を走行する一般車両が、前記専用道路を利用す
    るに先だって、前記専用道路の運行管理センターへ車両
    ナンバー等の固有情報を登録するステップと、 前記専用道路の運行管理センターは、前記一般車両の前
    記固有情報を記録した一般車両情報データベースを構築
    するステップと、 前記一般道路を走行する前記一般車両が、前記専用道路
    へ進入するに際して、前記一般車両の固有情報を前記専
    用道路の運行管理センターへ送信するステップと、 前記運行管理センターは、前記一般車両の固有情報と前
    記運行管理センターに構築された一般車両情報データベ
    ースの保存データと比較照合するステップと、 前記運行管理センターは、前記比較照合の結果、合致す
    ると判断した場合に、進入許可情報を前記一般車両へ送
    信するステップと、 前記専用道路と一般道路が平面交差して形成される交差
    点または前記専用道路の延長方向へ前記一般道路が接続
    され、この道路接続部に入・退出ゲートを有する場合に
    おいて、前記一般車両が前記入・退出ゲートへ進入する
    ステップと、 前記一般車両は、前記入・退出ゲートへ進入した後、前
    記進入許可情報を基に、前記入・退出ゲートにて前記進
    入許可情報が得られた一般車両であることが認証される
    ステップとを具備し、 前記一般車両は、前記入・退出ゲートより前記専用道路
    へ進入し得ることを特徴とする車両の専用道路運行方
    法。
  9. 【請求項9】 車両の専用道路に複数個の専用車両を運
    行させ、前記専用道路の複数個の専用車両を運行管理セ
    ンターにより管理する車両の専用道路運行方法におい
    て、 一般道路を走行する一般車両が、車両ナンバー等の固有
    情報および位置測位システムによる現在位置情報を前記
    専用道路の運行管理センターへ送信するステップと、 前記専用道路の運行管理センターは、前記一般車両の固
    有情報および現在位置情報を受信することにより、前記
    一般車両が、前記専用道路の近隣の特定エリア内に存在
    することを確認するステップと、 前記専用道路の運行管理センターは、前記一般車両が、
    前記特定エリア内に存在することを確認した後、前記一
    般車両へ前記専用道路への進入許可情報を送信するステ
    ップと、 前記専用道路と一般道路が平面交差して形成される交差
    点または前記専用道路の延長方向へ前記一般道路が接続
    され、この道路接続部に入・退出ゲートを有する場合に
    おいて、前記一般車両が前記入・退出ゲートへ進入する
    ステップと、 前記一般車両は、前記入・退出ゲートへ進入した後、前
    記進入許可情報を基に、前記入・退出ゲートにて前記進
    入許可情報が得られた一般車両であることが認証される
    ステップとを具備し、 前記一般車両は、前記入・退出ゲートより前記専用道路
    へ進入し得ることを特徴とする車両の専用道路運行方
    法。
  10. 【請求項10】 車両の専用道路に複数個の専用車両を
    運行させ、前記専用道路の複数個の専用車両を運行管理
    センターにより管理する車両の専用道路運行方法におい
    て、 一般道路を走行する一般車両が、前記車両ナンバー等の
    固有情報を前記専用道路の運行管理センターへ送信する
    ステップと、 前記運行管理センターは、前記一般車両の固有情報と前
    記運行管理センターに構築された一般車両情報データベ
    ースの保存データと比較照合するステップと、 前記運行管理センターは、前記比較照合の結果、合致す
    ると判断した場合に、進入許可情報を前記一般車両へ送
    信するステップと、 前記専用道路と一般道路が平面交差して形成される交差
    点または前記専用道路の延長方向へ前記一般道路が接続
    され、この道路接続部に入・退出ゲートを有する場合に
    おいて、前記一般車両が前記入・退出ゲートへ進入する
    ステップと、 前記専用道路の運行管理センターは、前記入・退出ゲー
    トにて前記一般車両の固有情報を再確認するステップと
    を具備し、 前記一般車両は、前記専用道路に進入するにあたって、
    前記一般車両であることを再確認し得るようにすること
    を特徴とする車両の専用道路運行方法。
  11. 【請求項11】 車両の専用道路に複数個の専用車両を
    運行させ、前記専用道路の複数個の専用車両を運行管理
    センターにより管理する車両の専用道路運行方法におい
    て、 前記専用道路と一般道路が平面交差して形成される交差
    点または前記専用道路の延長方向へ前記一般道路が接続
    され、この道路接続部に入・退出ゲートを有する場合に
    おいて、前記一般車両が前記入・退出ゲートへ進入する
    ステップと、 前記一般車両が、前記専用道路の任意の前記入・退出ゲ
    ートへ入った際、この入・退出ゲートより前記一般車両
    の固有情報を前記専用道路の運行管理センターへ送信す
    るステップと、 前記専用道路の運行管理センターは、前記一般車両の固
    有情報を受信することにより、この一般車両の登録手続
    きを行なうステップと、 この登録手続き完了のシグナルを前記一般車両へ送信す
    るステップと、 前記一般車両は、前記シグナルを受信することにより、
    前記専用道路の任意の前記入・退出ゲートより進入し得
    るステップとを具備し、 前記専用道路の運行管理センターは、前記一般車両が、
    前記入・退出ゲートに入ってから進入手続きを完了し得
    ることを特徴とする車両の専用道路運行方法。
  12. 【請求項12】 車両の専用道路に複数個の専用車両を
    隊列走行により運行させ、前記専用道路の複数個の専用
    車両を運行管理センターにより管理する車両の専用道路
    運行方法において、 一般道路を走行する前記一般車両が、前記専用道路へ進
    入するに際して、前記一般車両の固有情報を前記専用道
    路の運行管理センターへ送信するステップと、 前記運行管理センターは、前記一般車両の固有情報と前
    記運行管理センターに構築された一般車両情報データベ
    ースの保存データと比較照合するステップと、 前記運行管理センターは、前記比較照合の結果、合致す
    ると判断した場合に、進入許可情報を前記一般車両へ送
    信するステップと、 前記専用道路と前記一般道路が平面交差して形成される
    交差点または前記専用道路の延長方向へ一般道路が接続
    され、この道路接続部に入・退出ゲートを有する場合に
    おいて、前記一般車両が前記入・退出ゲートへ進入する
    ステップと、 前記一般車両は、前記専用道路を隊列走行中の専用車両
    の後尾車に連結するステップとを具備し、前記一般車両
    は、前記専用道路を隊列走行する専用車両と同一の隊列
    により走行し得ることを特徴とする車両の専用道路運行
    方法。
  13. 【請求項13】 車両の専用道路に複数個の専用車両を
    運行させ、前記専用道路の複数個の専用車両を運行管理
    センターにより管理する車両の専用道路運行方法におい
    て、 一般道路を走行する前記一般車両が、前記専用道路へ進
    入するに際して、前記一般車両は、固有情報を前記専用
    道路の運行管理センターへ送信するステップと、 前記運行管理センターは、前記一般車両から通信された
    固有情報を受信することにより、進入許可情報を前記一
    般車両へ送信するステップと、 前記専用道路と一般道路が平面交差して形成される交差
    点または前記専用道路の延長方向へ一般道路が接続され
    る道路接続部を有する場合において、前記一般車両が前
    記道路接続部へ進入するステップと、 前記一般車両が、前記道路接続部へ進入することによ
    り、前記専用道路を隊列走行中の専用車両の後尾車にソ
    フト連結して隊列走行するステップと、この隊列走行に
    より、前記専用道路の運行管理センターが前記一般車両
    の運行状態の管理を開始するステップと、 前記一般車両が、前記専用道路から一般道路へ退出する
    時に、前記隊列走行を離脱して、前記ソフト連結を遮断
    するステップと、 このソフト連結が遮断されることにより、前記専用道路
    の運行管理センターによる前記一般車両の管理状態を解
    除するステップとを具備し、 前記一般車両は、前記専用道路における前記運行管理セ
    ンターによる管理状態が解除された後、前記一般道路へ
    退出し得ることを特徴とする車両の専用道路運行方法。
  14. 【請求項14】 車両の専用道路に複数個の専用車両を
    運行させ、前記専用道路の複数個の専用車両を運行管理
    センターにより管理する車両の専用道路運行方法におい
    て、 一般道路を走行する一般車両が、車両ナンバー等の固有
    情報を前記専用道路の運行管理センターへ送信するステ
    ップと、 前記専用道路の運行管理センターは、前記一般車両の固
    有情報を受信することにより、前記専用道路と一般道路
    との道路接続部から進入することができるよう進入許可
    情報を前記一般車両へ送信するステップと、 前記一般車両は、前記進入許可情報を基に、前記専用道
    路へ進入し得るステップと、 前記専用道路には、走行区間の一部においてバイパス部
    が設けられ、走行中の前記専用車両および一般道路から
    進入してきた前記一般車両が、前記バイパス部に進入し
    得るステップとを具備し、 前記バイパス部は、前記専用車両または一般車両の運行
    が過密である場合には、前記一般車両が一時的に退避で
    きるようになるステップとを具備し、 前記一般車両の一時的退避は前記運行管理センターによ
    る指令によりなされ、通常走行している専用車両につい
    ては、優先走行し得ることを特徴とする車両の専用道路
    運行方法。
  15. 【請求項15】 車両の専用道路に複数個の専用車両を
    所定の運行ダイヤにより運行させ、前記専用道路の複数
    個の専用車両を運行管理センターにより管理する車両の
    専用道路運行方法において、 一般道路より緊急自動車等の緊急車両が専用道路へ進入
    しようとする場合、この緊急車両の固有情報を前記専用
    道路の運行管理センターへ送信するステップと、 前記専用道路の運行管理センターは、この緊急車両の固
    有情報を受信することにより、前記専用道路の所定の入
    ・退出ゲートにおける進入許可情報を緊急車両へ送信す
    るステップと、 前記緊急車両は、前記進入許可情報を受信して、前記所
    定の入・退出ゲートより進入するステップとを具備し、 前記専用道路の運行管理センターは、前記緊急車両の走
    行を妨げないよう、専用道路を走行する車両の運行ダイ
    ヤを更新し得ることを特徴とする車両の専用道路運行方
    法。
  16. 【請求項16】 前記運行管理センターから、前記一般
    車両に送信される進入許可情報は、前記一般車両が前記
    専用道路へ進入できる進入可能時刻情報を含む情報であ
    ることを特徴とする請求項1,4,5〜10,12,1
    3および15のいずれかに記載の車両の専用道路運行方
    法。
  17. 【請求項17】 車両の専用道路に複数個の専用車両を
    運行させ、前記専用道路の複数個の専用車両を運行管理
    センターにより管理する車両の専用道路運行システムに
    おいて、 前記専用道路と一般道路が平面交差して形成さける交差
    点または前記専用道路の延長方向へ接続される一般道路
    との道路接続部に設けられる入・退出ゲートと、 一般車両に設けられ、車両ナンバー等の固有情報を前記
    専用道路の運行管理センターへ送信する通信手段と、 前記専用道路の運行管理センターに設けられ、前記一般
    車両の固有情報を受信する運行管理サーバと、 前記専用道路の運行管理センターに設けられ、前記一般
    車両が前記専用道路との交差点に設けられる所定の入・
    退出ゲートに進入することにより、進入許可情報を前記
    一般車両へ送信する通信手段とを具備し、 前記一般車両が、前記進入許可情報を基に、前記専用道
    路の所定の入・退出ゲートより進入し得るようにしたこ
    とを特徴とする車両の専用道路運行システム。
  18. 【請求項18】 車両の専用道路に複数個の専用車両を
    運行させ、前記専用道路の複数個の専用車両を運行管理
    センターにより管理する車両の専用道路運行システムに
    おいて、 前記専用道路と一般道路が平面交差して形成さける交差
    点または前記専用道路の延長方向へ接続される一般道路
    との道路接続部に設けられる入・退出ゲートと、 一般車両に設けられ、一般道路を走行中において、自車
    位置情報を取得するGPS測位システムと、 一般車両に設けられ、車両ナンバー等の固有情報を前記
    専用道路の運行管理センターへ送信する通信手段と、 前記専用道路の運行管理センターに設けられ、前記一般
    車両の固有情報を受信する運行管理サーバと、 前記専用道路の運行管理センターに設けられ、前記一般
    車両が前記専用道路との交差点に設けられる所定の入・
    退出ゲートに進入することにより、進入許可情報を前記
    一般車両へ送信する通信手段とを具備し、 前記一般車両が、前記進入許可情報を基に、前記専用道
    路の所定の入・退出ゲートより進入し得るようにしたこ
    とを特徴とする車両の専用道路運行システム。
  19. 【請求項19】 車両の専用道路に複数個の専用車両を
    運行させ、前記専用道路の複数個の専用車両を運行管理
    センターにより管理する車両の専用道路運行システムに
    おいて、 前記専用道路と一般道路が平面交差して形成さける交差
    点または前記専用道路の延長方向へ接続される一般道路
    との道路接続部に設けられる入・退出ゲートと、 一般車両に設けられ、前記入・退出ゲートの何れかから
    進入することができるよう一般車両の固有情報および行
    先情報を前記運行管理センターへ送信する通信手段と、 前記専用道路の運行管理センターに設けられ、前記通信
    手段により前記一般車両の前記固有情報を受信すること
    により、前記運行管理センターから前記一般車両に対し
    て、前記入・退出ゲートから進入許可情報および入・退
    出ゲート情報を前記一般車両へ送信し得るようにしたこ
    とを特徴とする車両の専用道路運行システム。
  20. 【請求項20】 車両の専用道路に複数個の専用車両を
    運行させ、前記専用道路の複数個の専用車両を運行管理
    センターにより管理する車両の専用道路運行システムに
    おいて、 前記専用道路に設けられる、往路および復路を設けた複
    線区間と往路および復路を共用する単線区間と、 前記複線区間に設けられる、前記往路および復路の間を
    迂回する連絡路と、 前記連絡路を跨ぐように前記往路および復路の少なくと
    も一方に設けられるバイパス部とを具備し、 前記専用道路を走行する専用車両が前記連絡路を介して
    Uターンし得ると共に、前記専用車両がUターンする
    間、この専用車両の走行を妨げないよう、他の専用車両
    が前記バイパス部に一時退避し得るようにしたことを特
    徴とする車両の専用道路運行システム。
  21. 【請求項21】 車両の専用道路に複数個の専用車両を
    運行させ、前記専用道路の複数個の専用車両を運行管理
    センターにより管理する車両の専用道路運行システムに
    おいて、 前記専用道路と一般道路が平面交差して形成さける交差
    点または前記専用道路の延長方向へ接続される一般道路
    との道路接続部に設けられる入・退出ゲートと、 前記一般道路を走行する一般車両に設けられ、車両ナン
    バー等の固有情報を前記専用道路の運行管理センターへ
    送信する通信手段と、 前記専用道路の運行管理センターに設けられ、前記一般
    車両の固有情報を受信する運行管理サーバと、 前記専用道路の運行管理センターに設けられ、前記一般
    車両が前記入・退出ゲートに進入することにより、進入
    許可情報を前記一般車両へ送信する通信手段と、 前記専用道路のターミナルは、鉄道の駅等の乗降客の多
    い場所に接続され、乗降客が乗り降りできる乗換えまた
    は乗降ターミナルとを具備し、 前記一般車両が、前記進入許可情報を基に、前記専用道
    路の所定の入・退出ゲートより進入して、前記乗換えま
    たは乗降ターミナルで乗降客を乗降し得るようにしたこ
    とを特徴とする車両の専用道路運行システム。
  22. 【請求項22】 車両の専用道路に複数個の専用車両を
    運行させ、前記専用道路の複数個の専用車両を運行管理
    センターにより管理する車両の専用道路運行システムに
    おいて、 前記専用道路と一般道路が平面交差して形成さける交差
    点または前記専用道路の延長方向へ接続される一般道路
    との道路接続部に設けられる入・退出ゲートと、 一般道路を走行する一般車両に設けられ、車両ナンバー
    等の固有情報を前記専用道路の運行管理センターへ送信
    する通信手段と、 前記専用道路の運行管理センターに設けられ、前記一般
    車両の固有情報を受信する運行管理サーバと、 前記専用道路の運行管理センターに設けられ、前記一般
    車両が前記入・退出ゲートに進入することにより、進入
    許可情報を前記一般車両へ送信する通信手段と、 前記専用道路のターミナルが、鉄道の駅等の乗降客の多
    い場所に接続され、乗降客が乗り降りできる乗換えまた
    は乗降ターミナルと、 この乗換えまたは乗降ターミナルに近接する前記専用道
    路に、前記専用道路へ進入するための入口専用一般道路
    および前記専用道路から退出するための出口専用一般道
    路とを具備し、 前記一般車両が、前記一般道路と前記専用道路相互間の
    出入りを円滑にし得るようにしたことを特徴とする車両
    の専用道路運行システム。
  23. 【請求項23】 前記バイパス部は、専用道路の区間に
    おいて、専用車両または一般車両の運行が過密である場
    合には、分布密度を高くし、走行中の一般車両を一時的
    に退避し得ることを特徴とする請求項4または請求項1
    4記載の車両の専用道路運行システム。
  24. 【請求項24】 前記運行管理センターから、前記一般
    車両に送信される進入許可情報は、前記一般車両が前記
    専用道路へ進入できる進入可能時刻情報を含む情報であ
    ることを特徴とする請求項17〜19,21および22
    のいずれかに記載の車両の専用道路運行システム。
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