JP2003030192A - ネットワークを利用した楽器パート別楽譜提供方法 - Google Patents
ネットワークを利用した楽器パート別楽譜提供方法Info
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- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 合奏曲に対する楽譜提供時，すべての楽器に
対する楽譜を一挙に購入しなければならない問題点，及
びネットワークを通じて楽譜ファイルダウンロード方式
として楽譜を提供する場合，発生する不法複製及び配布
の問題点を解決する。 【解決方法】 楽譜を楽器パート別，合奏曲別に分類し
データベースに保存しておいて，ネットワークを通じて
サーバに接続した利用者が所定の合奏曲を選択し所定の
楽器パートを選択し楽譜を選択した場合，一定時間の間
データベースに対する使用を認め，選択した楽譜の閲覧
及び出力ができるようにする楽譜提供方法を提供する。
対する楽譜を一挙に購入しなければならない問題点，及
びネットワークを通じて楽譜ファイルダウンロード方式
として楽譜を提供する場合，発生する不法複製及び配布
の問題点を解決する。 【解決方法】 楽譜を楽器パート別，合奏曲別に分類し
データベースに保存しておいて，ネットワークを通じて
サーバに接続した利用者が所定の合奏曲を選択し所定の
楽器パートを選択し楽譜を選択した場合，一定時間の間
データベースに対する使用を認め，選択した楽譜の閲覧
及び出力ができるようにする楽譜提供方法を提供する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はネットワークを利用
した楽器パート別楽譜提供方法に関するものである。
した楽器パート別楽譜提供方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】通常一つの合奏曲を演奏するためには，
ギター(guitar)，ベース(bass)，ドラム(drum)，キーボ
ード(keyboard)など各パート別楽器及び各楽器別演奏者
が要求される。このような楽器の集合及び楽器演奏者の
集合を便宜上バンド(band)と称する。また，音楽を演奏
するには楽譜が必須的に要求されるが，バンドを構成し
合奏曲を演奏する場合，楽器によって別の楽譜が要求さ
れる。すなわち，合奏曲演奏のためには曲の音階を表す
通常のメロディー楽譜だけではなく，ギターのために
は，ギター用メロディー楽譜及びタブ(tab; tabulature
の略語 )楽譜などのギター用楽譜が必要であり，ベース
はベース用メロディー楽譜とタブ楽譜などのベース用楽
譜が必要で，ドラムはドラム楽譜，キーボードはキーボ
ード楽譜がそれぞれ必要になる。タブ楽譜とは，音標代
わりに数字や文字を用いた楽譜としてギター及びベース
に合せてその演奏技法及び音の表示ができるようにした
楽譜のことをいう。
ギター(guitar)，ベース(bass)，ドラム(drum)，キーボ
ード(keyboard)など各パート別楽器及び各楽器別演奏者
が要求される。このような楽器の集合及び楽器演奏者の
集合を便宜上バンド(band)と称する。また，音楽を演奏
するには楽譜が必須的に要求されるが，バンドを構成し
合奏曲を演奏する場合，楽器によって別の楽譜が要求さ
れる。すなわち，合奏曲演奏のためには曲の音階を表す
通常のメロディー楽譜だけではなく，ギターのために
は，ギター用メロディー楽譜及びタブ(tab; tabulature
の略語 )楽譜などのギター用楽譜が必要であり，ベース
はベース用メロディー楽譜とタブ楽譜などのベース用楽
譜が必要で，ドラムはドラム楽譜，キーボードはキーボ
ード楽譜がそれぞれ必要になる。タブ楽譜とは，音標代
わりに数字や文字を用いた楽譜としてギター及びベース
に合せてその演奏技法及び音の表示ができるようにした
楽譜のことをいう。
【０００３】ところで，従来の合奏曲用楽譜は上記各楽
器のための一巻の本形式として制作されていた。つま
り，ギター用楽譜，ベース用楽譜，ドラム楽譜，キーボ
ード楽譜のすべてを集めて一巻の本形式で制作される。
図１はこのような従来の合奏曲用楽譜の一例を図示す
る。図面を参考にすると例えば，第１ギター，第２ギタ
ー，ベース，ドラムが必要な合奏曲の場合，基本メロデ
ィー楽譜(10)だけではなく，第１ギター用楽譜(12)，第
２ギター用楽譜(14)，ベース用楽譜(16)，ドラム楽譜(1
8)など四つの楽器のための各パート用楽譜のすべてが含
まれていた。
器のための一巻の本形式として制作されていた。つま
り，ギター用楽譜，ベース用楽譜，ドラム楽譜，キーボ
ード楽譜のすべてを集めて一巻の本形式で制作される。
図１はこのような従来の合奏曲用楽譜の一例を図示す
る。図面を参考にすると例えば，第１ギター，第２ギタ
ー，ベース，ドラムが必要な合奏曲の場合，基本メロデ
ィー楽譜(10)だけではなく，第１ギター用楽譜(12)，第
２ギター用楽譜(14)，ベース用楽譜(16)，ドラム楽譜(1
8)など四つの楽器のための各パート用楽譜のすべてが含
まれていた。
【０００４】このような形式で制作された楽譜の本は消
費者の必要条件と関係なく出版社の企画に従って制作さ
れるので消費者は自分に不必要な楽譜まで購入する不利
益を甘受しなければならなかった。すなわち，バンドに
おいて一つのパートの楽器を担当する演奏者の場合，自
分の担当するパートの楽譜だけが必要であって今までの
楽譜の本はすべてのパートに対する楽譜を含んでいたの
で，これをパート別に購入することはできなく，すべて
のパートの楽譜が載っている一巻の楽譜の本を購入する
しかなかった。消費者の立場としては不必要な部分をも
含む高値の厚い楽譜の本を購入しなければならないわけ
で，さらに図１に見られるように求めているパートの楽
器の楽譜が他のパートの楽器の楽譜と混在しているの
で，演奏に求められる楽器の楽譜が見づらいほどの混乱
を招く問題があった。また，出版社の立場としても楽譜
の本が高値で厚いことから販売が円滑に行われないとい
う問題点が指摘されてきていた。
費者の必要条件と関係なく出版社の企画に従って制作さ
れるので消費者は自分に不必要な楽譜まで購入する不利
益を甘受しなければならなかった。すなわち，バンドに
おいて一つのパートの楽器を担当する演奏者の場合，自
分の担当するパートの楽譜だけが必要であって今までの
楽譜の本はすべてのパートに対する楽譜を含んでいたの
で，これをパート別に購入することはできなく，すべて
のパートの楽譜が載っている一巻の楽譜の本を購入する
しかなかった。消費者の立場としては不必要な部分をも
含む高値の厚い楽譜の本を購入しなければならないわけ
で，さらに図１に見られるように求めているパートの楽
器の楽譜が他のパートの楽器の楽譜と混在しているの
で，演奏に求められる楽器の楽譜が見づらいほどの混乱
を招く問題があった。また，出版社の立場としても楽譜
の本が高値で厚いことから販売が円滑に行われないとい
う問題点が指摘されてきていた。
【０００５】また，従来のネットワークを利用し楽譜を
提供する方法の場合，楽譜をファイル形態にダウンロー
ドする方式を取ってきた。しかし，このような楽譜ファ
イル・ダウンロード方式に対しては，今の技術力として
はファイルの不法複製の規制が不可能なのが現状であ
り，楽譜ファイルを電子商取引で購入しこれをダウンロ
ードした者が楽譜ファイルを無断複製，配布する恐れが
高いという点が問題点として指摘されてきた。
提供する方法の場合，楽譜をファイル形態にダウンロー
ドする方式を取ってきた。しかし，このような楽譜ファ
イル・ダウンロード方式に対しては，今の技術力として
はファイルの不法複製の規制が不可能なのが現状であ
り，楽譜ファイルを電子商取引で購入しこれをダウンロ
ードした者が楽譜ファイルを無断複製，配布する恐れが
高いという点が問題点として指摘されてきた。
【０００６】
【発明が解決しようとする技術的課題】本発明の目的は
上記説明した従来の問題点を解決するためのものであ
り，消費者の立場を分析し一律的な既存楽譜販売形式か
ら脱皮し消費者の求める楽譜だけがインターネットを通
じて購入できるよう，ネットワークを利用して楽器パー
ト別に楽譜の供給ができるようにする新しい楽譜提供方
法を提供するものである。
上記説明した従来の問題点を解決するためのものであ
り，消費者の立場を分析し一律的な既存楽譜販売形式か
ら脱皮し消費者の求める楽譜だけがインターネットを通
じて購入できるよう，ネットワークを利用して楽器パー
ト別に楽譜の供給ができるようにする新しい楽譜提供方
法を提供するものである。
【０００７】本発明の他の目的は，ネットワーク上にお
いて無断複製及び配布を防止できる新しい楽譜提供方法
を提供することである。
いて無断複製及び配布を防止できる新しい楽譜提供方法
を提供することである。
【０００８】
【課題を解決するための方法】本発明は上記課題を解決
するための目的で創作されたものであり，楽譜提供ウェ
ブサイトが合奏曲の各楽器別楽譜を合奏曲別に分類しデ
ータベースに保存しておく第１段階，使用者が使用者端
末機を通じて楽譜提供ウェブサイトのサーバに接続する
第２段階，サーバが合奏曲選択ウェブページを提供し使
用者が求める合奏曲を選択する第３段階，使用者が合奏
曲を選択することによりサーバが楽器パート選択ウェブ
ページを提供し使用者が求める楽器を選択する第４段
階，及び使用者が楽器パートを選択することによりサー
バが選択された楽譜をデータベースより使用者に提供す
る第５段階を含むことを特徴とするネットワークを利用
した楽器パート別楽譜提供方法を提供する。
するための目的で創作されたものであり，楽譜提供ウェ
ブサイトが合奏曲の各楽器別楽譜を合奏曲別に分類しデ
ータベースに保存しておく第１段階，使用者が使用者端
末機を通じて楽譜提供ウェブサイトのサーバに接続する
第２段階，サーバが合奏曲選択ウェブページを提供し使
用者が求める合奏曲を選択する第３段階，使用者が合奏
曲を選択することによりサーバが楽器パート選択ウェブ
ページを提供し使用者が求める楽器を選択する第４段
階，及び使用者が楽器パートを選択することによりサー
バが選択された楽譜をデータベースより使用者に提供す
る第５段階を含むことを特徴とするネットワークを利用
した楽器パート別楽譜提供方法を提供する。
【０００９】また，本発明は使用者がネットワークを通
じてサーバに接続し所定の楽譜の提供を要請する段階，
サーバが使用者に所定時間の間データベース使用を許可
する段階，サーバが使用者により上記所定の楽譜の閲覧
及びプリンター出力を要請される段階，サーバが使用者
の閲覧及びプリンター出力要請が上記所定時間以内にな
されたものかどうかを判断する段階，上記所定時間以内
である場合にはサーバがデータベースにより上記所定楽
譜の閲覧及びプリンター出力を許す段階，及び上記所定
時間以降である場合にはサーバが上記所定楽譜の閲覧及
びプリンター出力を許さない段階を含むことを特徴とす
るネットワークを利用した楽譜提供方法を提供する。
じてサーバに接続し所定の楽譜の提供を要請する段階，
サーバが使用者に所定時間の間データベース使用を許可
する段階，サーバが使用者により上記所定の楽譜の閲覧
及びプリンター出力を要請される段階，サーバが使用者
の閲覧及びプリンター出力要請が上記所定時間以内にな
されたものかどうかを判断する段階，上記所定時間以内
である場合にはサーバがデータベースにより上記所定楽
譜の閲覧及びプリンター出力を許す段階，及び上記所定
時間以降である場合にはサーバが上記所定楽譜の閲覧及
びプリンター出力を許さない段階を含むことを特徴とす
るネットワークを利用した楽譜提供方法を提供する。
【００１０】
【発明の実施形態】以下，添付図面を参照しながら本発
明の望ましい実施例を詳細に説明する。
明の望ましい実施例を詳細に説明する。
【００１１】図２は本発明の楽譜提供方法に対する実施
例を表すシステム概略図である。図面を参照すると，イ
ンターネットなどのネットワークを通じて使用者端末機
(20)と楽譜提供ウェブサイトのサーバ(22)が相互つなが
れている。使用者端末機(20)は求めている楽譜を出力す
るためのプリンター(26)を備えていて，ウェブサイトサ
ーバ(22)は求められている楽譜を提供するためのデータ
ベース(24)を具備している。上記使用者端末機(20)はパ
ソコン(Personal Computer)，PDA，携帯電話機を含むこ
とができる。PCの場合， WEB方式でインターネットを通
じてサーバ(22)に接続し，PDAや携帯電話機の場合，WAP
方式でインターネットを通じてサーバ(22)に接続され
る。
例を表すシステム概略図である。図面を参照すると，イ
ンターネットなどのネットワークを通じて使用者端末機
(20)と楽譜提供ウェブサイトのサーバ(22)が相互つなが
れている。使用者端末機(20)は求めている楽譜を出力す
るためのプリンター(26)を備えていて，ウェブサイトサ
ーバ(22)は求められている楽譜を提供するためのデータ
ベース(24)を具備している。上記使用者端末機(20)はパ
ソコン(Personal Computer)，PDA，携帯電話機を含むこ
とができる。PCの場合， WEB方式でインターネットを通
じてサーバ(22)に接続し，PDAや携帯電話機の場合，WAP
方式でインターネットを通じてサーバ(22)に接続され
る。
【００１２】このようなシステムを通じて見た本発明
は，使用者端末機(20)が上記方式でサーバ(22)に接続し
求めている曲目を選択し曲目に対する楽譜中求めている
楽器パートに対する楽譜を選択すると，サーバ(22)は，
各曲目に対する楽譜を楽器パート別に前もって保存して
おいたデータベース(24)から要求された楽譜を探して使
用者端末機(20)に提供する各段階に構成される。
は，使用者端末機(20)が上記方式でサーバ(22)に接続し
求めている曲目を選択し曲目に対する楽譜中求めている
楽器パートに対する楽譜を選択すると，サーバ(22)は，
各曲目に対する楽譜を楽器パート別に前もって保存して
おいたデータベース(24)から要求された楽譜を探して使
用者端末機(20)に提供する各段階に構成される。
【００１３】各段階に関しては，本発明の楽譜提供方法
に対する実施例の各段階を表す順序図である図３を参考
にしてより具体的に説明することにする。
に対する実施例の各段階を表す順序図である図３を参考
にしてより具体的に説明することにする。
【００１４】まず，楽譜提供ウェブサイトは合奏曲の各
楽器別楽譜を合奏曲別に分類しデータベース(24)に保存
する(S30 )。各パート別に一つ若しくは二つ以上の楽器
が使用されうる。図４ないし図８はデータベース(24)に
保存される楽器パート別楽譜の一例を図示する図面であ
り，第１ギター，第２ギター，ベース，ドラム，キーボ
ードにより構成されるボン・ジョービ(Bon Jovi)の‘I
t’s My Life’という合奏曲の図面である。図４は，曲
の全体的な流れをリードするリードギターの役割をする
第１ギターのための楽譜の一例として，基本メロディー
楽譜(410) ，第１ギター用メロディー楽譜(412)とタブ
楽譜(414)を含み，図５は曲のリズムを担当するパート
として全体的な曲のリズムを主導し，バッキング(backi
ng) を主導する役割をする第２ギターのための楽譜の一
例として基本メロディー楽譜(420) と第２ギター用メロ
ディー楽譜(422)，タブ楽譜を含み(424)，図６はベース
のための楽譜の一例として基本メロディー楽譜(430)と
ベース用メロディー楽譜(432)，タブ楽譜(434) を含
む。ベースのためのタブ楽譜は普通４弦の楽譜として制
作されていたのだが，最近は５弦，６弦のベースを使用
する曲があり，必要に応じて５弦，６弦に制作する。図
７はドラム用楽譜の一例として基本メロディー楽譜(44
0)とドラム楽譜(442)を含み，図８はキーボード用楽譜
の一例として主にシンセサイザーのために制作されたも
のであり，基本メロディー楽譜(450) と右手パート用楽
譜(452)と左手パート用楽譜(454)を含み，必ずしもシン
セサイザー用として制作されるのではなく時によってピ
アノ楽譜として制作されうる。
楽器別楽譜を合奏曲別に分類しデータベース(24)に保存
する(S30 )。各パート別に一つ若しくは二つ以上の楽器
が使用されうる。図４ないし図８はデータベース(24)に
保存される楽器パート別楽譜の一例を図示する図面であ
り，第１ギター，第２ギター，ベース，ドラム，キーボ
ードにより構成されるボン・ジョービ(Bon Jovi)の‘I
t’s My Life’という合奏曲の図面である。図４は，曲
の全体的な流れをリードするリードギターの役割をする
第１ギターのための楽譜の一例として，基本メロディー
楽譜(410) ，第１ギター用メロディー楽譜(412)とタブ
楽譜(414)を含み，図５は曲のリズムを担当するパート
として全体的な曲のリズムを主導し，バッキング(backi
ng) を主導する役割をする第２ギターのための楽譜の一
例として基本メロディー楽譜(420) と第２ギター用メロ
ディー楽譜(422)，タブ楽譜を含み(424)，図６はベース
のための楽譜の一例として基本メロディー楽譜(430)と
ベース用メロディー楽譜(432)，タブ楽譜(434) を含
む。ベースのためのタブ楽譜は普通４弦の楽譜として制
作されていたのだが，最近は５弦，６弦のベースを使用
する曲があり，必要に応じて５弦，６弦に制作する。図
７はドラム用楽譜の一例として基本メロディー楽譜(44
0)とドラム楽譜(442)を含み，図８はキーボード用楽譜
の一例として主にシンセサイザーのために制作されたも
のであり，基本メロディー楽譜(450) と右手パート用楽
譜(452)と左手パート用楽譜(454)を含み，必ずしもシン
セサイザー用として制作されるのではなく時によってピ
アノ楽譜として制作されうる。
【００１５】次に使用者が使用者端末機(20)を通じて楽
譜提供ウェブサイトのサーバ(22)に接続する(S32)。
譜提供ウェブサイトのサーバ(22)に接続する(S32)。
【００１６】その後，サーバ(22)は使用者が求める合奏
曲を選択できるウェブページを提供し，使用者はウェブ
ページ上において合奏曲を選択する(S34)。図９はサー
バ(22) が提供するウェブページの一例を図示する。使
用者は多様な方法で求めている合奏曲を選択することが
できる。図面を参考にすると，第一，合奏曲名記載欄(5
0)に求めている曲名を記載し検査ボタン(52)を押し，合
奏曲をすぐに選択することができる。第二，「全体楽譜
を見る」ボタン(54)を押し，ディスプレーされた楽譜全
体の中で求めている合奏曲を選択することができる。第
三，ウェブページに提供された合奏曲の中で求めている
曲がある場合，「楽譜購入」ボタン(56，56`，56`` )を押
し合奏曲をすぐ選択することができる。第四，人気曲の
中から選択したい場合，「人気曲選択」ボタン(58，58`，
58``) を押し合奏曲を選択できる。この他にも多様な方
法で合奏曲が選択できる。
曲を選択できるウェブページを提供し，使用者はウェブ
ページ上において合奏曲を選択する(S34)。図９はサー
バ(22) が提供するウェブページの一例を図示する。使
用者は多様な方法で求めている合奏曲を選択することが
できる。図面を参考にすると，第一，合奏曲名記載欄(5
0)に求めている曲名を記載し検査ボタン(52)を押し，合
奏曲をすぐに選択することができる。第二，「全体楽譜
を見る」ボタン(54)を押し，ディスプレーされた楽譜全
体の中で求めている合奏曲を選択することができる。第
三，ウェブページに提供された合奏曲の中で求めている
曲がある場合，「楽譜購入」ボタン(56，56`，56`` )を押
し合奏曲をすぐ選択することができる。第四，人気曲の
中から選択したい場合，「人気曲選択」ボタン(58，58`，
58``) を押し合奏曲を選択できる。この他にも多様な方
法で合奏曲が選択できる。
【００１７】次に，使用者が合奏曲を選択することによ
り，サーバ(22)は求められる楽器パートを選択できるウ
ェブページを提供し，使用者はウェブページ上において
求めている楽器を選択する(S36) 。図10は求める楽器の
パート別楽譜を選択できるウェブページの一例を図示し
たもので，使用者が上で説明したボン・ジョービ(BonJov
i)の“It’s My Life”という合奏曲を選択する場合に
提供されるウェブページである。図面を参考にすると，
上記のように第１ギター，第２ギター，ベース，ドラ
ム，キーボードで構成されるこの合奏曲に対して，「各
楽器パート別楽譜選択」ボタン(60，62，64，66，68)を
提供する。使用者はこの中のボタンの一つを押し自分の
求める楽器の楽譜を選択できる。このように各合奏曲が
各楽器パート別に分類されていて，使用者は自分の演奏
する楽器のパートだけを購入できる。
り，サーバ(22)は求められる楽器パートを選択できるウ
ェブページを提供し，使用者はウェブページ上において
求めている楽器を選択する(S36) 。図10は求める楽器の
パート別楽譜を選択できるウェブページの一例を図示し
たもので，使用者が上で説明したボン・ジョービ(BonJov
i)の“It’s My Life”という合奏曲を選択する場合に
提供されるウェブページである。図面を参考にすると，
上記のように第１ギター，第２ギター，ベース，ドラ
ム，キーボードで構成されるこの合奏曲に対して，「各
楽器パート別楽譜選択」ボタン(60，62，64，66，68)を
提供する。使用者はこの中のボタンの一つを押し自分の
求める楽器の楽譜を選択できる。このように各合奏曲が
各楽器パート別に分類されていて，使用者は自分の演奏
する楽器のパートだけを購入できる。
【００１８】次に，使用者が楽器パートを選択すること
により，サーバ(22)は選択された楽譜をデータベース(2
4)で探し，使用者に提供する(S38)。データベース(24)
は，各楽器に対する楽譜を，例えば図４ないし図８と同
じ方式に分類，保存しているのでこの中から求められて
いる楽譜を使用者に提供する。
により，サーバ(22)は選択された楽譜をデータベース(2
4)で探し，使用者に提供する(S38)。データベース(24)
は，各楽器に対する楽譜を，例えば図４ないし図８と同
じ方式に分類，保存しているのでこの中から求められて
いる楽譜を使用者に提供する。
【００１９】楽譜を提供方法に対しては，本発明は従来
の楽譜ファイルのダウンロード方式を取ることもできる
が，これに加わる本発明は一定時間の間楽譜をウェブ上
で閲覧できる新しい方式を提供する。すなわち，原本デ
ジタル楽譜のデータ所有権を移転するのではなく，一定
時間の間楽譜データベースに対する使用権を移転する方
式で楽譜を提供する。図11及び図12はデータベース使用
権移転方式の楽譜提供方法を図示する概念図及び順序図
である。使用者がネットワークを通じてサーバ(22)に接
続し所定楽譜の提供を要請すると，サーバは使用者に所
定時間の間データベース使用を許可し(S381)，使用者が
選択した楽譜の閲覧及びプリンター出力を要請すると(S
382)，サーバ(22)は使用を許した所定時間以内の接続で
あるかどうかを判断し(S383)，許した所定時間以内の接
続である場合には上記所定楽譜の閲覧及びプリンターの
出力を許諾し(S384)，許した所定の時間以降の接続であ
る場合には楽譜の閲覧及びプリンター出力を許諾しない
(S385)。上記所定時間は，例えばデータベース使用許諾
時点を基準に72時間以内に設定し，使用者のやむを得な
い事情でこの時間以内に閲覧及びプリンター出力ができ
なかった場合には再び２周以内に１回に限って24時間の
再閲覧期間を許す方式で運営されうる。
の楽譜ファイルのダウンロード方式を取ることもできる
が，これに加わる本発明は一定時間の間楽譜をウェブ上
で閲覧できる新しい方式を提供する。すなわち，原本デ
ジタル楽譜のデータ所有権を移転するのではなく，一定
時間の間楽譜データベースに対する使用権を移転する方
式で楽譜を提供する。図11及び図12はデータベース使用
権移転方式の楽譜提供方法を図示する概念図及び順序図
である。使用者がネットワークを通じてサーバ(22)に接
続し所定楽譜の提供を要請すると，サーバは使用者に所
定時間の間データベース使用を許可し(S381)，使用者が
選択した楽譜の閲覧及びプリンター出力を要請すると(S
382)，サーバ(22)は使用を許した所定時間以内の接続で
あるかどうかを判断し(S383)，許した所定時間以内の接
続である場合には上記所定楽譜の閲覧及びプリンターの
出力を許諾し(S384)，許した所定の時間以降の接続であ
る場合には楽譜の閲覧及びプリンター出力を許諾しない
(S385)。上記所定時間は，例えばデータベース使用許諾
時点を基準に72時間以内に設定し，使用者のやむを得な
い事情でこの時間以内に閲覧及びプリンター出力ができ
なかった場合には再び２周以内に１回に限って24時間の
再閲覧期間を許す方式で運営されうる。
【００２０】本発明のデータベース使用権移転方式は上
記の楽器パート別楽譜提供方法に利用されうるだけでは
なく，ネットワークを利用した従来の各種楽譜の提供に
利用することができる。なお，ネットワークを利用して
閲覧及びプリンター出力により電子商取引が可能な小
説，各種様式，新聞，雑誌，情報誌，刊行物など各種情
報資料の提供にも利用できる。
記の楽器パート別楽譜提供方法に利用されうるだけでは
なく，ネットワークを利用した従来の各種楽譜の提供に
利用することができる。なお，ネットワークを利用して
閲覧及びプリンター出力により電子商取引が可能な小
説，各種様式，新聞，雑誌，情報誌，刊行物など各種情
報資料の提供にも利用できる。
【００２１】以上正しい実施例を見ながら本発明を説明
したが，これは説明のためのものであってその制限のた
めのものではないことを理解できるだろうと思われる。
また，本発明の思想から外れない限りにおいて本発明が
属する技術分野の当業者による多様な修正と変形が可能
であることが理解できるだろう。
したが，これは説明のためのものであってその制限のた
めのものではないことを理解できるだろうと思われる。
また，本発明の思想から外れない限りにおいて本発明が
属する技術分野の当業者による多様な修正と変形が可能
であることが理解できるだろう。
【００２２】
【発明の効果】このような本発明の構成によると，各合
奏曲の楽譜が各楽器パート別に分類されていることによ
って，使用者たちは自分が演奏する楽器のパートだけを
購入することができるので，使用者が求めている楽譜を
購入するために一巻の楽譜の本を購入しなければならな
かった無駄をなくす効果が期待できる。本発明はまた一
定時間の間の楽譜ファイルに対する閲覧及びプリンター
出力だけを許すデータベース使用権移転方式を採用し，
楽譜ファイルの無断複製，配布の恐れの高い従来のファ
イルダウンロード方式の問題点をも解決する効果が期待
できる。
奏曲の楽譜が各楽器パート別に分類されていることによ
って，使用者たちは自分が演奏する楽器のパートだけを
購入することができるので，使用者が求めている楽譜を
購入するために一巻の楽譜の本を購入しなければならな
かった無駄をなくす効果が期待できる。本発明はまた一
定時間の間の楽譜ファイルに対する閲覧及びプリンター
出力だけを許すデータベース使用権移転方式を採用し，
楽譜ファイルの無断複製，配布の恐れの高い従来のファ
イルダウンロード方式の問題点をも解決する効果が期待
できる。
【図１】従来の合奏曲用楽譜の一例を図示する。
【図２】本発明の楽譜提供方法に対する実施例を現すシ
ステム概略図である。
ステム概略図である。
【図３】本発明の楽譜提供方法に対する実施例の各段階
を現す順序図である。
を現す順序図である。
【図４】データベースに保存される楽器パート別楽譜の
一例を図示する。
一例を図示する。
【図５】データベースに保存される楽器パート別楽譜の
一例を図示する。
一例を図示する。
【図６】データベースに保存される楽器パート別楽譜の
一例を図示する。
一例を図示する。
【図７】データベースに保存される楽器パート別楽譜の
一例を図示する。
一例を図示する。
【図８】データベースに保存される楽器パート別楽譜の
一例を図示する。
一例を図示する。
【図９】合奏曲の選択のためにサーバが提供するウェブ
ページの一例を図示する。
ページの一例を図示する。
【図１０】楽譜を求める楽器のパートを選択できるウェ
ブページの一例を図示する。
ブページの一例を図示する。
【図１１】本発明のデータベース使用権移転方式の楽譜
提供方法を図示する概念図である。
提供方法を図示する概念図である。
【図１２】本発明のデータベース使用権移転方式の楽譜
提供方法を図示する順序図である。
提供方法を図示する順序図である。
20 使用者端末機
22 サーバ
24 データベース
26 プリンター
Claims (3)
- 【請求項１】 楽譜提供ウェブサイトが合奏曲の各楽器
別楽譜を合奏曲別に分類しデータベースに保存しておく
第１段階，使用者が使用者端末機を通じて楽譜提供ウェ
ブサイトのサーバに接続する第２段階，サーバが合奏曲
選択ウェブページを提供する使用者が求める合奏曲を選
択する第３段階，使用者が合奏曲を選択することによっ
て，サーバが楽器パート選択ウェブページを提供し，使
用者が求める楽器を選択する第４段階，及び使用者が楽
器パートを選択することによって，サーバが選択された
楽譜をデータベースにより使用者に提供する第５段階を
含むことを特徴とする，ネットワークを利用した楽器パ
ート別楽譜提供方法。 - 【請求項２】 上記第５段階は，サーバが使用者に所定
時間の間データベース使用を許可する第５−１段階，サ
ーバが使用者により上記選択された楽譜の閲覧及びプリ
ンター出力を要請される第５−２段階，サーバが使用者
の閲覧及びプリンター出力要請が上記所定時間以内にな
されたものかどうかを判断する第５−３段階，上記所定
時間以内である場合には，サーバがデータベースにより
上記選択された楽譜の閲覧及びプリンター出力を許可す
る第５−４段階，及び上記所定時間以降である場合に
は，サーバが上記選択された楽譜の閲覧及びプリンター
出力を許さない第５−５段階を含むことを特徴とする，
請求項１に記載のネットワークを利用した楽器パート別
楽譜提供方法。 - 【請求項３】 使用者がネットワークを通じてサーバに
接続し所定の楽譜の提供を要請する段階，サーバが使用
者に所定時間の間データベース使用を許可する段階，サ
ーバが使用者により上記所定楽譜の閲覧及びプリンター
出力を要請される段階，サーバが使用者の閲覧及びプリ
ンター出力要請が上記所定時間以内になされたものかど
うかを判断する段階，上記所定時間以内である場合に
は，サーバがデータベースより上記所定楽譜の閲覧及び
プリンター出力を許可する段階，及び上記所定時間以降
である場合には，サーバがデータベースにより上記所定
楽譜の閲覧及びプリンター出力を許可しない段階を含む
ことを特徴とする，ネットワークを利用した楽譜提供方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001197762A JP2003030192A (ja) | 2001-06-29 | 2001-06-29 | ネットワークを利用した楽器パート別楽譜提供方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001197762A JP2003030192A (ja) | 2001-06-29 | 2001-06-29 | ネットワークを利用した楽器パート別楽譜提供方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003030192A true JP2003030192A (ja) | 2003-01-31 |
Family
ID=19035311
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001197762A Pending JP2003030192A (ja) | 2001-06-29 | 2001-06-29 | ネットワークを利用した楽器パート別楽譜提供方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003030192A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013080205A (ja) * | 2011-09-25 | 2013-05-02 | Yamaha Corp | 電子音響装置連携装置及びプログラム |
| KR101605495B1 (ko) * | 2014-10-02 | 2016-04-01 | 유영재 | 각 악기별 악보가 표시되는 음악 반주 장치 |
-
2001
- 2001-06-29 JP JP2001197762A patent/JP2003030192A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013080205A (ja) * | 2011-09-25 | 2013-05-02 | Yamaha Corp | 電子音響装置連携装置及びプログラム |
| KR101605495B1 (ko) * | 2014-10-02 | 2016-04-01 | 유영재 | 각 악기별 악보가 표시되는 음악 반주 장치 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040525 |
|
| A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20040825 |
|
| A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20040830 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050330 |