JP2003018900A - モーター制御装置 - Google Patents

モーター制御装置

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JP2003018900A
JP2003018900A JP2001198692A JP2001198692A JP2003018900A JP 2003018900 A JP2003018900 A JP 2003018900A JP 2001198692 A JP2001198692 A JP 2001198692A JP 2001198692 A JP2001198692 A JP 2001198692A JP 2003018900 A JP2003018900 A JP 2003018900A
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harmonic
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Yasuhiko Kitajima
康彦 北島
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基本波電流制御系と高調波電流制御系とを備
えたモーター制御装置において、演算処理量を低減して
マイクロコンピューターの負担を軽減する。 【解決手段】 モーターの回転速度が予め定めたしきい
値以下のときは、デッドタイム補償手段15〜19によ
る補正を行わずに高調波電流制御手段8〜12による制
御を行い、モーターの回転速度がしきい値より高いとき
は、高調波電流制御手段8〜12による制御を行わずに
デッドタイム補償手段15〜19による補正を行う。こ
れにより、従来と同程度の電流歪み低減効果を得なが
ら、マイクロコンピューターの演算処理量を大幅に低減
することができ、高調波電流低減機能を備えていない従
来のモーター制御装置と比較しても、演算処理量の増加
はわずかである。したがって、マイクロコンピューター
の負荷を軽減でき、高い演算処理能力を備えた高価なマ
イクロコンピューターを用いずに、電流歪みを低減する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は交流モーターの制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に3相交流モーターの電流制御回路
では、取り扱いが煩雑な3相交流量を直流量に変換して
制御演算が行われている(例えば、特開平08−331
885号公報参照)。
【0003】図6は、一般に広く用いられている3相交
流モーターの制御装置の構成を示す。この種の制御装置
では、例えばモーターが永久磁石式同期モーターの場
合、磁石による磁束の方向をd軸に設定するとともに、
d軸と直交する方向をq軸に設定し、モーター回転に同
期して回転するdq軸座標系で電流成分を分解する。す
なわち、d軸方向の磁束を発生させるd軸電流と、q軸
方向の磁束を発生させるq軸電流とに分解し、それぞれ
の電流成分について電流制御を行うことによって、定常
状態ではモーターの基本波電流成分が直流量に変換され
て制御され、電流制御偏差が小さくなる。
【0004】一方、交流モーターでは、小型化と高効率
化を図るために、図7に示すような内部埋め込み磁石構
造のローターと、集中巻構造のステーターの採用が増加
している。前者のローターは磁石トルクとリラクタンス
トルクを有効利用できる構造であり、このような構造の
ローターを有するモーターはIPM(Interior Permane
nt-magnet Motor)モーターと呼ばれている。一方、後
者のステーターはコイルエンドの大幅低減が可能な構造
である。上述した構造のローターとステーターを備えた
モーターは集中巻IPMモーターと呼ばれ、小形で高い
効率を実現できるモーターとして注目されている。
【0005】ところで、上述した集中巻IPMモーター
は小形化と高効率化に適したモーターであるが、空間高
調波が大きいという特性を有している。集中巻構造のモ
ーターは1極当たりのスロット数が少ないため、分布巻
構造のモーターに比べて磁束の分布が不均一になり、空
間高調波が大きくなる。
【0006】また、図8に示すようなローターの表面が
磁石で覆われている表面磁石構造のSPM(Surface Pe
rmanent Magnet)モーターに比べ、図7に示す内部埋め
込み磁石構造のIPMモーターでは、ローターの円周に
沿って磁石が埋め込まれている部分と磁石が存在しない
部分とがあるため、磁束の変化が大きく、したがって空
間高調波成分が大きくなる。
【0007】モーターの空間高調波が大きいと、モータ
ーに流れる電流の高調波成分が大きくなり、モーターの
効率改善効果が小さくなったり、トルクリップルが大き
くなる上に、電流の基本波成分に高調波成分が重畳され
ているため、電流のピーク値が大きくなるという問題が
ある。
【0008】このような問題を解決するために、本出願
人は特願2000−356117号において、交流モー
ターに流れる高調波電流を低減するモーター制御装置を
提案している。この装置は、モーター回転速度に同期し
て回転するdq軸座標系においてモーター電流を制御す
る基本波電流制御系と、その整数倍の周波数で回転する
直交座標系においてモーター電流を制御する高調波電流
制御系とを備え、2つの電流制御系の出力に基づいてモ
ーターに印加する電圧指令値を生成するものである。こ
の装置によれば、高調波成分電流を大きく低減すること
ができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した後者
のモーター制御装置では、主に基本波成分電流を制御す
る基本波電流制御系と、主に高調波電流を制御する高調
波電流制御系の2つの電流制御系を備えているため、高
調波電流の制御性能が従来のモーター制御装置に比べて
大きく改善されるが、従来のdq軸の基本波電流制御系
に、新たに高調波電流制御系が加わるため、制御装置の
演算処理量が大きく増大するという問題がある。
【0010】近年、モーター制御装置は、小型化とコス
ト低減の要求に応じて、アナログ方式の電流制御回路か
らマイクロコンピューターによりすべての演算制御を行
うオールデジタル方式の電流制御回路へ移行している。
マイクロコンピューターによるモーターの演算制御にお
いて、大きな負荷となるのは電流制御演算である。電流
制御演算は、モーターの電気的時定数が小さいために短
時間間隔で電流制御ルーチンが実行され、マイクロコン
ピューターにとって大きな負荷となる。上述した基本波
電流制御系と高調波電流制御系とを備えたモーター制御
装置は、まさにマイクロコンピューターの演算負荷を増
大させるものであり、従来のモーター制御装置で用いら
れているマイクロコンピューターよりも高い演算処理能
力を有するマイクロコンピューターを用いる必要があ
り、装置のコストが増大するという問題がある。
【0011】本発明の目的は、基本波電流制御系と高調
波電流制御系とを備えたモーター制御装置において、演
算処理量を低減してマイクロコンピューターの負担を軽
減することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】一実施の形態の構成を示
す図2に対応づけて本発明を説明すると、 (1) 請求項1の発明は、3相交流モーターMの回転
に同期して回転する直交座標系でモーター電流の基本波
成分を制御する基本波電流制御手段1,2,2a,2
b,3,8と、モーター電流の基本波成分の整数倍の周
波数で回転する直交座標系でモーター電流に含まれる高
調波成分を制御する高調波電流制御手段8〜12と、基
本波電流制御手段1,2,2a,2b,3,8の出力と
高調波電流制御手段8〜12の出力とを加算して3相交
流電圧指令値を生成する電圧指令値生成手段3,13,
14と、直流電源電圧を3相交流電圧指令値に応じた3
相交流電圧に変換して3相交流モーターMへ出力する電
力変換手段4と、電力変換手段4のデッドタイムに起因
する出力電圧の歪みを補償するために3相交流電圧指令
値を補正するデッドタイム補償手段15〜19とを備え
たモーター制御装置であって、3相モーターMの回転速
度を検出する速度検出手段PS,5と、3相モーターM
の回転速度が予め定めたしきい値以下のときは、デッド
タイム補償手段15〜19による補正を行わずに高調波
電流制御手段8〜12による制御を行い、3相モーター
Mの回転速度がしきい値より高いときは、高調波電流制
御手段8〜12による制御を行わずにデッドタイム補償
手段15〜19による補正を行う制御選択手段20〜2
2とを備え、これにより上記目的を達成する。 (2) 請求項2のモーター制御装置は、制御選択判定
に用いるしきい値にヒステリシスを設ける。 (3) 請求項3のモーター制御装置は、制御選択手段
20〜22は、制御を切り換えた後にふたたび制御を切
り換える制御選択判定がなされても、少なくとも所定時
間は現在選択されている制御を継続する。
【0013】上述した課題を解決するための手段の項で
は、説明を分かりやすくするために一実施の形態の図を
用いたが、これにより本発明が一実施の形態に限定され
るものではない。
【0014】
【発明の効果】(1) 請求項1の発明によれば、モー
ターの回転速度が予め定めたしきい値以下のときは、デ
ッドタイム補償手段による補正を行わずに高調波電流制
御手段による制御を行い、モーターの回転速度がしきい
値より高いときは、高調波電流制御手段による制御を行
わずにデッドタイム補償手段による補正を行うようにし
たので、従来と同程度の電流歪み低減効果を得ながら、
マイクロコンピューターの演算処理量を大幅に低減する
ことができ、高調波電流低減機能を備えていない従来の
モーター制御装置と比較しても、演算処理量の増加はわ
ずかである。したがって、マイクロコンピューターの負
荷を軽減でき、高い演算処理能力を備えた高価なマイク
ロコンピューターを用いずに、電流歪みを低減すること
ができる。 (2) 請求項2の発明によれば、制御選択判定に用い
るしきい値にヒステリシスを設けたので、高調波電流制
御とデッドタイム補償制御とが頻繁に切り換わることを
防止でき、制御選択判定しきい値の回転速度近傍で制御
が頻繁に切り換わることによる過渡的な電流歪みの頻繁
な発生を防止できる。 (3) 請求項3の発明によれば、制御を切り換えた後
にふたたび制御を切り換える制御選択判定がなされて
も、少なくとも所定時間は現在選択されている制御を継
続するようにしたので、頻繁に制御の切り換えが行われ
るのを防止でき、制御選択判定しきい値の回転速度近傍
で制御が頻繁に切り換わることによる過渡的な電流歪み
の頻繁な発生を防止できる。
【0015】
【発明の実施の形態】《発明の第1の実施の形態》図1
および図2は第1の実施の形態の構成を示す。この実施
の形態のモーター制御装置は、ベクトル制御により3相
交流モーターを駆動制御するものであって、基本波電流
制御系と高調波電流制御系とを備え、高調波電流を低減
する。
【0016】まず図1において、基本波電流制御系は、
3相交流モーターMに流れる3相交流電流iu、iv、i
wを、モーター回転に同期して回転する直交座標系(以
下、dq軸座標系と云う)のd軸電流成分とq軸電流成
分に変換し、それらのdq軸電流を制御することによっ
てモーターMに流れる3相交流電流iu、iv、iwの主
に基本波成分を制御する回路である。
【0017】これに対し高調波電流制御系は、基本波電
流制御系のみでモーター電流iu、iv、iwを制御した
場合に発生する所定次数の高調波成分の周波数で回転す
る直交座標系(以下、高調波座標系またはdhqh軸座標
系と呼ぶ)、換言すれば、モーター電流iu、iv、iw
の基本波成分の周波数の整数倍の周波数で回転する高調
波座標系において、モーター電流iu、iv、iwに含ま
れる高調波成分を制御する回路である。
【0018】基本波電流制御系は、トルク制御回路1、
基本波電流制御回路(dq軸電流制御回路)2、減算器
2a,2b、dq/3相変換回路3、3相/dq変換回
路8を備えている。この基本波電流制御系の構成は図6
に示す従来のモーター制御装置と同様である。
【0019】トルク制御回路1は、トルク指令値Te
およびモーター回転速度ωeに基づいて、電流指令値テ
ーブルからd軸電流の指令値idとq軸電流の指令値
iqとを演算する。基本波電流制御回路(dq軸電流
制御回路)2は、d軸とq軸の実電流id、iqをそれぞ
れ電流指令値id、iqに一致指させるためのd軸と
q軸の基本波電圧指令値vd1、vq1を演算する。つ
まり、減算器2a、2bによりd軸とq軸の電流指令値
id、iqから実電流id、iqを減算して電流偏差を
求め、基本波電流制御回路2に内蔵される演算増幅器に
より電流偏差を0にするためのd軸とq軸の基本波電圧
指令値vd1、vq1を演算する。
【0020】dq/3相変換回路3は、基本波電流位相
θeに基づいてdq軸の電圧指令値vd、vqを3相
交流電圧指令値vu_nc、vv_nc、vw_ncに変換す
る。加算器15〜17は、3相交流電圧指令値vu_n
c、vv_nc、vw_ncにデッドタイム補償電圧vu_
c、vv_c、vw_cを加算することによって、電力変換装
置4のいわゆるデッドタイムにより生じる電圧歪み分を
補償した電圧指令値vu、vv、vwを演算する。
【0021】dq/3相変換回路18はdq軸基本波電
流指令値id、iqを3相交流電流指令値iu、iv
、iwに変換し、デッドタイム補償量演算回路19
は3相交流電流指令値iu、iv、iwに基づいて
電流の極性を判断し、その極性に応じてデッドタイム補
償電圧vu_c、vv_c、vw_cを演算する。
【0022】電力変換装置(インバーター)4は、IG
BTなどのスイッチング素子により3相交流電圧指令値
vu、vv、vwにしたがってバッテリーなどの直
流電源(不図示)の直流電圧をスイッチングし、3相交
流電圧VU、VV、VWを生成して3相交流モーターMに
印加する。
【0023】エンコーダーPSは、3相交流モーターM
に連結され、モーターMの回転位置θmを検出する。位
相・速度計算回路5は、エンコーダーPSからの回転位
置信号θmに基づいてモーターMの回転速度ωe、磁束の
基本波成分の位相θeおよび磁束の高調波成分の位相θe
hを演算する。
【0024】また、電流センサー6,7は、3相交流モ
ーターMのU相とV相の実電流iu、ivを検出する。3
相/dq変換回路8は、基本波電流位相θeに基づいて
3相交流モーターMの実電流iu、iv、iw(=−iu−
iv)をd軸とq軸の実電流id、iqへ変換する。
【0025】一方、高調波電流制御系は、3相/dq変
換回路8、ハイパス・フィルター9、dq/dhqh変換
回路10、高調波電流制御回路(dhqh軸電流制御回
路)11およびdhqh/dq変換回路12を備えてい
る。ハイパス・フィルター9は、dq軸の実電流id、
iqにフィルター処理を施して高周波成分を抽出する。
dq/dhqh変換回路10は、上述した基本波電流制御
系のみでモーター電流iu、iv、iwを制御した場合に
発生する所定次数の高調波成分の周波数で回転する直交
座標系(高調波座標系)dhqhを有し、dq軸の実電流
id、iqの高調波成分を高調波座標系dhqhの実電流i
dh、iqhに変換する。
【0026】高調波電流制御回路(dhqh軸電流制御回
路)11は、dh軸とqh軸の実電流idh、iqhをそれぞ
れ電流指令値idh、iqhに一致させるためのdh軸
とqh軸の高調波電圧指令値vdh、vqhを演算す
る。ここで、高調波電流指令値idh、iqhはともに
0であり、高調波電流制御部11はモーター電流iu、
iv、iwに含まれる高調波成分の内の上記所定次数の高
調波成分が0となるように高調波電流を制御する。
【0027】dhqh/dq変換回路12は、dh軸とqh
軸の高調波電圧指令値vdh、vqh をd軸とq軸の高
調波電圧指令値vd2、vq2に変換する。加算器1
3,14は、基本波電流制御系で生成された基本波電圧
指令値vd1、vq1と、高調波電流制御系で生成され
た高調波電圧指令値vd2、vq2とを加算し、最終的
なd軸電圧指令値vd(=vd1+vd2)とq軸電
圧指令値vq(=vq1+vq2)を算出する。
【0028】図1に示す第1の実施の形態のモーター制
御装置から、ハイパス・フィルター9、dq/dhqh変
換回路10、高調波電流制御回路11、dhqh/dq変
換回路12および加算器13,14を除くと、図6に示
す従来のモーター制御装置の電流制御系、つまりモータ
ー回転に同期して回転するdq軸座標系でモーター電流
を制御する基本波電流制御系となる。dq軸座標系のみ
の電流制御演算では、モーターの空間高調波に起因する
高調波電流の周波数帯域まで電流指令値に対する実電流
の追従性を確保するのは困難であり、上述したように集
中巻IPMモーターの効率改善効果が小さくなったり、
トルクリップルが大きくなったり、あるいは電流のピー
ク値が大きくなるという問題がある。
【0029】この問題を詳しく説明する。dq軸座標系
はモーターの回転に同期して回転する座標系であるか
ら、dq軸座標系ではモーターの基本波電流は直流量に
なる。一方、高調波電流の角周波数をωehとし、モータ
ーの角速度すなわち基本波電流の角周波数をωeとする
と、dq軸座標系における高調波電流の角周波数ωeh_d
qは(ωeh−ωe)となり、モーター電流の高調波成分は
dq軸座標系でも直流量にならない。そのため、モータ
ーの回転速度が高くなってモーター電流の周波数が高く
なると、モーター電流の基本波成分の追従性は良好であ
るが、高調波成分はモーターの回転速度に応じて周波数
が高くなり、電流指令値に対して実電流が追従できなく
なる。
【0030】そこで、この第1の実施の形態では、図1
に示す高調波電流制御系8〜12と加算器13,14に
よって、所定次数の高調波成分の電流追従性を改善して
所定次数の高調波電流を低減する。説明を分かりやすく
するために、この第1の実施の形態ではk次高調波成分
を低減するものとする。3相/dq変換回路8から出力
されるd軸とq軸の実電流id、iqは、その基本波成分
は直流量であるが、高調波成分は交流量であるから、ま
ずハイパス・フィルター9により実電流id、iqから高
周波成分のみを抽出する。k次高調波電流の位相をθeh
とし、dq軸電流id、iqに含まれるk次高調波成分
を、dq/dhqh変換回路10により位相θehで回転す
るdhqh軸座標系の実電流idh、iqhに変換すると、こ
れらは直流量になる。したがって、dhqh軸座標系で電
流制御演算を行えば、k次高調波電流の電流指令値idh
、iqh(=0)に対する追従性は大きく改善され
る。その結果、モーター電流iu、iv、iwに含まれる
高調波電流を低減することができる。特に、k次および
その近傍の高調波電流を大幅に低減できる。
【0031】空間高調波成分の大きい集中巻IPMモー
ターを従来のモーター制御装置で駆動した場合の、U相
電流指令値に対するU相電流の波形を図9に示す。ま
た、この第1の実施の形態のモーター制御装置で駆動し
た場合のU相電流指令値に対するU相電流の波形を図1
0に示す。従来のモーター制御装置で駆動した場合は、
図9から明らかなようにモーター電流に大きな高調波成
分が含まれている。これに対しこの第1の実施の形態の
モーター制御装置で駆動した場合は、図10から明らか
なように高調波成分が大きく低減されている。このよう
に、モーター電流に含まれる所定次数を中心とする高調
波成分を低減することができる。
【0032】次に、図2により、高い演算処理能力を備
えた高価なマイクロコンピューターを用いずに電流制御
演算量を低減するために、第1の実施の形態に付加され
る回路について説明する。なお、図2において、図1と
同様な機能を有する制御ブロックに対しては同一の符号
を付して相違点を中心に説明する。
【0033】上述したように、3相交流モーターMに含
まれる高調波成分を低減するために、基本波電流制御系
に高調波電流制御系を加えたことによって、従来の基本
波電流制御系のみを備えたモーター制御装置に比べてマ
イクロコンピューターの演算処理量が大幅に増加した。
この第1の実施の形態では、演算処理量を低減してマイ
クロコンピューターの負荷を軽減し、演算処理時間の短
縮を図るために、DT(Dead Time)補償/高調波制御
選択回路20と入力切換スイッチ21,22を設ける。
【0034】入力切換スイッチ21は、高調波電流制御
系で算出されたdq軸電圧指令値vd2、vq2(dh
qh/dq変換回路12の出力)と”0”とを切り換え
る。入力切換スイッチ22は、デッドタイム補償量演算
回路19で算出されたデッドタイム補償電圧vu_c、vv
_c、vw_cと”0”とを切り換える。これらの入力切換
スイッチ21,22は、DT補償/高調波制御選択回路
20により切り換えられる。
【0035】DT補償/高調波制御選択回路20による
入力切換スイッチ21,22の切換動作について詳しく
説明する。まず、図3を参照してdq/3相変換回路1
8とデッドタイム補償量演算回路19によるデッドタイ
ム補償を説明する。電力変換装置4では、デッドタイム
により電流の極性に応じて図3に示すような方形波状の
電圧歪みが発生する。つまり、電流の極性が正(電力変
換装置4からモーターMに流れる方向)の場合には、負
の電圧歪みが発生して実際の出力電圧は電圧指令値より
低い値になる。逆に、電流極性が負の場合には正の電圧
歪みが発生する。モーター制御系にはこのような方形波
状の外乱が加えられるため、モーター電流が歪むことに
なる。そこで、電流の極性に応じて図3に示すような補
償電圧vu_cを3相交流電圧指令値vu_ncに加算する
ことによって、デッドタイムによる電圧歪みを補償する
ことができる。なお、図3ではU相を例に上げて説明す
るが、V相とW相についてもまったく同様である。
【0036】3相/dq変換回路8、ハイパス・フィル
ター9、dq/dhqh変換回路10、高調波電流制御回
路(dhqh軸電流制御回路)11、dhqh/dq変換回
路12から構成される高調波電流制御系は、空間高調波
による高調波電流の低減効果に加え、デッドタイムによ
る電圧歪みを補償する効果も大きい。モーターの空間高
調波成分も、デッドタイムによる電圧歪みも、モーター
制御装置にとってはどちらも高調波成分を含む外乱であ
る。ちなみに、上述したデッドタイムによる電圧(線
間)歪みの周波数成分は、大きい順に基本波成分、5次
成分、7次成分、・・となっている。これに対しモータ
ーの空間高調波成分も5次成分、7次成分、・・が大き
い。したがって、この高調波電流制御系による制御を行
えば、どちらに起因した高調波電流成分も低減されるこ
とになる。しかし、この高調波電流制御系は、高調波成
分をフィードバックにより制御しているため、モーター
の回転速度が高い運転領域、換言すればモーター電流の
周波数の高い領域では、効果が小さくなってしまう。
【0037】そこで、この第1の実施の形態では、高調
波電流制御とデッドタイム補償制御のうち、モーター回
転速度に基づいて効果が大きい最適な制御を選択するよ
うにした。つまり、モーターの低回転速度領域では、必
要充分な電流歪み低減効果が得られる高調波電流制御を
実行し、デッドタイム補償制御を行わない。一方、高回
転速度領域では、高回転速度領域でも大きな効果が得ら
れるデッドタイム補償制御を行い、高調波電流制御を行
わない。
【0038】DT補償/高調波制御選択回路20は、モ
ーターMの回転速度ωeに応じて高調波電流制御とデッ
ドタイム補償制御のいずれか一方を選択し、選択フラグ
f_contを出力する。モーター回転速度が予め定めたしき
い値以下の低回転速度領域では、高調波電流制御を選択
して制御選択フラグf_cont=1を出力する。この制御選
択フラグf_cont=1にしたがって、入力切換スイッチ2
1は高調波電流制御系の出力(dhqh/dq変換回路1
2の出力)を選択し、入力切換スイッチ22は”0”入
力を選択する。高調波電流制御を選択した場合は、デッ
ドタイム補償制御に関するすべての演算処理は不要であ
るから実行しない。これにより、モーターの低回転速度
領域では、高調波電流制御により電流歪みが充分に低減
される上に、従来は実行していたデッドタイム補償制御
を行わないので、その分だけ演算処理量が低減され、マ
イクロコンピューターの負荷が軽減される。モーターの
低回転速度領域では、空間高調波に対する高調波電流低
減機能を備えていない従来のモーター制御装置と比較し
ても、演算処理量の増加は最少限に抑えられる。
【0039】一方、モーター回転速度が上記しきい値よ
り高い高回転速度領域ではデッドタイム補償制御を選択
し、制御選択フラグf_cont=0を出力する。この制御選
択フラグf_cont=0にしたがって、入力切換スイッチ2
1は”0”入力を選択し、入力切換スイッチ22はデッ
ドタイム補償量演算回路19の出力を選択する。デッド
タイム補償制御を選択した場合は、高調波電流制御に関
するすべての演算処理は不要であるから実行しない。こ
れにより、モーターの高回転速度領域では、デッドタイ
ム補償制御により電流歪みが低減される上に、従来は実
行していた高調波電流制御を行わないので、その分だけ
演算処理量が低減され、マイクロコンピューターの負荷
が軽減される。モーターの高回転速度領域では、空間高
調波に対する高調波電流低減機能を備えていない従来の
モーター制御装置と比較しても、演算処理量の増加はわ
ずかである。
【0040】以上説明したように、モーターの回転速度
が予め定めたしきい値以下のときは、デッドタイム補償
制御を行わずに高調波電流制御を行い、モーターの回転
速度が上記しきい値より高いときは、高調波電流制御を
行わずにデッドタイム補償制御を行うことによって、従
来と同程度の電流歪み低減効果を得ながら、マイクロコ
ンピューターの演算処理量を大幅に低減することがで
き、高調波電流低減機能を備えていない従来のモーター
制御装置と比較しても、演算処理量の増加はわずかであ
る。したがって、マイクロコンピューターの負荷を軽減
でき、高い演算処理能力を備えた高価なマイクロコンピ
ューターを用いずに、電流歪みを低減することができ
る。
【0041】《発明の第2の実施の形態》図4は、図2
に示すDT補償/高調波制御選択回路20の他の構成例
を示す。第1の実施の形態のDT補償/高調波制御選択
回路20は、モーター回転速度ωeを予め定めたしきい
値と比較して高調波電流制御とデッドタイム補償制御と
を切り換える構成としたが、この第2の実施の形態のD
T補償/高調波制御選択回路20Aは、制御選択判定に
用いるモーター回転速度にヒステリシスを設け、制御切
り換え条件の回転速度近傍で制御が頻繁に切り換わるこ
とによる過渡的な電流歪みの頻繁な発生を防止する。
【0042】制御選択フラグf_cont=1→0とする回転
速度、つまり高調波電流制御からデッドタイム補償制御
へ切り換える回転速度は、正負それぞれωlhp、ωlhnと
なっている。また、制御選択フラグf_cont=0→1とす
る回転速度、つまりデッドタイム補償制御から高調波電
流制御へ切り換える回転速度は、正負それぞれωhlp、
ωhlnとなっている。それらの回転速度を、ωhlp<ωlh
p、ωlhn<ωhlnの関係となるように設定し、制御切り
換え条件のモーター回転速度にヒステリシスを設けたの
で、高調波電流制御とデッドタイム補償制御とが頻繁に
切り換わることを防止でき、制御選択判定しきい値の回
転速度近傍で制御が頻繁に切り換わることによる過渡的
な電流歪みの頻繁な発生を防止できる。
【0043】《発明の第3の実施の形態》図5は、図2
に示すDT補償/高調波制御選択回路20の他の構成例
を示す。この第3の実施の形態のDT補償/高調波制御
選択回路20Bは、マイクロコンピューターのソフトウ
エア形態により構成される。このDT補償/高調波制御
選択回路20Bでは、モーター回転速度による制御選択
判定条件が満たされても所定時間は現在の制御を継続
し、その後に制御を切り換える。
【0044】DT補償/高調波制御選択回路20Bは、
所定時間ごとに図5に示す制御選択プログラムを実行す
る。ステップ1において、モーターMの回転速度ωeを
取り込み、続くステップ2,6でモーター回転速度ωe
を正負のしきい値ωhpおよびωhnと比較する。モーター
回転速度ωeがωhn未満の場合にはステップ3へ進み、
この回転速度範囲(ωe<ωhn)に入ってからの経過時
間をカウントするタイマーtime1の値が所定時間TIME以
上か否かを確認する。タイマーtime1の値が所定時間TI
ME以上の場合はステップ4へ進み、他の回転速度範囲に
入ってからの経過時間をカウントするタイマーtime2、
time3をクリヤーする。そして、ステップ5で制御選択
フラグf_contに0を設定してデッドタイム補償制御を選
択する。
【0045】また、ステップ3でタイマーtime1が所定
時間TIME未満の場合はステップ13へ進み、タイマーti
me1をカウントアップする。以上の処理により、モータ
ー回転速度ωeがしきい値ωhn未満になってデッドタイ
ム補償制御へ切り換える条件が満たされても、所定時間
TIMEは高調波電流制御を継続し、その後にデッドタイム
補償制御へ切り換える。
【0046】モーター回転速度ωeがしきい値ωhn以上
でしきい値ωhp以下の場合はステップ7へ進み、この回
転速度範囲(ωhn≦ωe≦ωhp)に入ってからの経過時
間をカウントするタイマーtime2の値が所定時間TIME以
上か否かを確認する。タイマーtime2の値が所定時間TI
ME以上の場合はステップ8へ進み、他の回転速度範囲に
入ってからの経過時間をカウントするタイマーtime1、
time3をクリヤーする。そして、ステップ9で制御選択
フラグf_contに1を設定して高調波電流制御を選択す
る。
【0047】また、ステップ7でタイマーtime2が所定
時間TIME未満の場合はステップ14へ進み、タイマーti
me2をカウントアップする。以上の処理により、モータ
ー回転速度ωeがωhn≦ωe≦ωhpの範囲に入って高調波
電流制御へ切り換える条件が満たされても、所定時間TI
MEはデッドタイム補償制御を継続し、その後に高調波電
流制御へ切り換える。
【0048】モーター回転速度ωeがしきい値ωhを超え
る場合はステップ10へ進み、この回転速度範囲(ωe
>ωhp)に入ってからの経過時間をカウントするタイマ
ーtime3の値が所定時間TIME以上か否かを確認する。タ
イマーtime3の値が所定時間TIME以上の場合はステップ
11へ進み、他の回転速度範囲に入ってからの経過時間
をカウントするタイマーtime1、time2をクリヤーす
る。そして、ステップ12で制御選択フラグf_contに0
を設定してデッドタイム補償制御を選択する。
【0049】また、ステップ10でタイマーtime3が所
定時間TIME未満の場合はステップ15へ進み、タイマー
time3をカウントアップする。以上の処理により、モー
ター回転速度ωeがしきい値ωhpを超えてデッドタイム
補償制御へ切り換える条件が満たされても、所定時間TI
MEは高調波電流制御を継続し、その後にデッドタイム補
償制御へ切り換える。
【0050】この第3の実施の形態によれば、高調波電
流制御またはデッドタイム補償制御が少なくとも所定時
間TIME以上は継続されることになり、頻繁に制御の切り
換えが行われるのを防止でき、制御選択判定しきい値の
回転速度近傍で制御が頻繁に切り換わることによる過渡
的な電流歪みの頻繁な発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態の構成を示す図である。
【図2】 第1の実施の形態の構成を示す図である。
【図3】 電力変換装置のデッドタイムに起因した出力
電圧歪みを説明する図である。
【図4】 第2の実施の形態のDT補償/高調波制御選
択回路の構成を示す図である。
【図5】 第3の実施の形態のDT補償/高調波制御選
択回路の動作を示すフローチャートである。
【図6】 基本波電流制御系のみを備えた従来のモータ
ー制御装置の構成を示す図である。
【図7】 内部埋め込み磁石構造のローターの断面図で
ある。
【図8】 表面磁石構造のローターの断面図である。
【図9】 従来のモーター制御装置による電流制御結果
を示す図である。
【図10】 第1の実施の形態の電流制御結果を示す図
である。
【符号の説明】
1 トルク制御回路 2 基本波電流制御回路 3 dq/3相変換回路 4 電力変換装置 5 位相・速度計算回路 6,7 電流センサー 8 3相/dq変換回路 9 ハイパス・フィルター 10 dq/dhqh変換回路 11 高調波電流制御回路 12 dhqh/dq変換回路 13〜17 加算器 18 dq/3相変換回路 19 デッドタイム補償量演算回路 20,20A DT補償/高調波制御選択回路 21,22 入力切換スイッチ
フロントページの続き Fターム(参考) 5H560 BB04 DA14 DA18 DB14 DC01 DC12 EB01 GG04 JJ02 RR01 RR06 SS06 UA06 XA02 XA04 XA13 XA15 5H576 BB04 CC05 DD02 DD07 EE01 EE02 GG06 HA04 HB01 JJ03 JJ13 KK05 LL14 LL22 MM02 MM15

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】3相交流モーターの回転に同期して回転す
    る直交座標系でモーター電流の基本波成分を制御する基
    本波電流制御手段と、 モーター電流の基本波成分の整数倍の周波数で回転する
    直交座標系でモーター電流に含まれる高調波成分を制御
    する高調波電流制御手段と、 前記基本波電流制御手段の出力と前記高調波電流制御手
    段の出力とを加算して3相交流電圧指令値を生成する電
    圧指令値生成手段と、 直流電源電圧を前記3相交流電圧指令値に応じた3相交
    流電圧に変換して前記3相交流モーターへ出力する電力
    変換手段と、 前記電力変換手段のデッドタイムに起因する出力電圧の
    歪みを補償するために前記3相交流電圧指令値を補正す
    るデッドタイム補償手段とを備えたモーター制御装置で
    あって、 前記3相モーターの回転速度を検出する速度検出手段
    と、 前記3相モーターの回転速度が予め定めたしきい値以下
    のときは、前記デッドタイム補償手段による補正を行わ
    ずに前記高調波電流制御手段による制御を行い、前記3
    相モーターの回転速度が前記しきい値より高いときは、
    前記高調波電流制御手段による制御を行わずに前記デッ
    ドタイム補償手段による補正を行う制御選択手段とを備
    えることを特徴とするモーター制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のモーター制御装置におい
    て、 制御選択判定に用いる前記しきい値にヒステリシスを設
    けることを特徴とするモーター制御装置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載のモーター
    制御装置において、 前記制御選択手段は、制御を切り換えた後にふたたび制
    御を切り換える制御選択判定がなされても、少なくとも
    所定時間は現在選択されている制御を継続することを特
    徴とするモーター制御装置。
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